何を切る? 2021年5月
2021年05月14日
第1期桜蕾戦 3回戦 東1局1本場 北家 伊達朱里紗プロ
■Twitterで実施したアンケートの結果
■プロ解答
★切り
■実況・解説陣
藤崎「危ない!危ないなぁこれ・・・打つか打つかですよね。」
大和「どうしましょう?は早川のアタリ牌。」
滝沢「ピンズは打てないですからね。でもか・・・。ピンズ重なりも嫌という意味ではになるかも?」
藤崎「難しい選択の中、正解を選びましたね!俺切りそうだもんなぁ・・・。」
■プロの視点
伊達朱里紗プロ
「決勝3回戦(全4回戦)の東1局1本場。
早川プロとは現時点でのトータルで並び優勝争い、なんとしてもこの半荘でリードをものにしたいところです。
親番の内田プロがピンズホンイツ風の仕掛け、ダブのポンまで入っています。
さらに早川プロがをリャンメンチー。
切り出しからホンイツまであっておかしくありませんが、確信はありませんでした。
チーして切りの分、やはりタンヤオよりはホンイツか役牌っぽいです。
ただ自身ものトイツ落としで、タンピンドラ2の1シャンテン。
ツモれば跳満、倍満まである勝負手に育ちました。
私の選択は打。
決勝戦は優勝にしか意味がないので、リスクは考えず、好形高打点の手になる選択をしました。
最悪ピンズの重なりで雀頭が出来ても、内田プロにかを勝負する覚悟がありました。
(ドラの切りは不満ですが、それでもメンタンピンドラ1からの勝負手です)
次巡を持ってきてテンパイ。
待ちリーチをツモアガリ、そのまま大きなトップで3回戦を締めくくり、優勝へ繋げることができました。
本当に結果論ではありますが、もしを切っていると早川プロにホンイツの5,200放銃となっていました。
切りも選択肢にありましたが、紙一重の選択が明暗を分け、大きな1局になりました。」
■終局図
日本プロ麻雀連盟チャンネルはこちらから
・OPENREC 日本プロ麻雀連盟チャンネル
・ニコニコ生放送<PC版>
カテゴリ:何を切る?