第38期鳳凰戦A1リーグ第4節A卓レポート
2021年06月14日
【鳳凰戦A1リーグ第4節A卓 HIRO柴田が快勝】
この日の対局者は
藤崎智
勝又健志
HIRO柴田
古川孝次
1回戦は勝又がありとあらゆる手を尽くして場を支配しトップを取る。
まずはドラポンの形式テンパイを入れる。
古川のサーフィン打法と呼ばれる独特の鳴きを入れると、それに呼応するかのように勝又も鳴きを入れて同テンのドラ単騎テンパイ。
そして南3局にはタンヤオ、ピンフドラドラ3メンチャンをきっちりヤミテンとしてトップ争い中の古川から直撃。
勝又の立ち回りの器用さが際立つ1回戦となった。
2・3回戦で連勝したのはHIRO。
一通ドラ単騎のアガリをきっかけに、トップ目で迎えた南3局の親番で連荘。60,000点の1人浮きで2回戦トップ。
この日苦戦したのは古川。
象徴的なのは3回戦東4局。ピンズのホンイツ同士の仕掛けとなったが、HIROが2枚目が切られたばかりの待ちに受けた所に4枚目を掴まされてしまう。
古川は3回戦オーラスの親番に手変わりを待たない単騎リーチで藤崎から3,900を取るも
1本場にはその藤崎に7,700(+300)を放銃し、連続ラスとなる。
4回戦の東4局に1フーロでの7,700テンパイをした古川は柴田からのを捉えて4回戦トップ。
この日唯一沈みでオーラスを迎えたHIROだが、2,600オールツモで4回戦もプラスの2着に。オールプラスの+74.7Pと会心の内容で対局を終えた。
HIROがトータル2位に浮上。勝又は4位をキープ。
次回A1は
西川淳
HIRO柴田
瀬戸熊直樹
前田直哉
6/16(水)17:00開始予定。
(文:編集部)
カテゴリ:プロリーグ(鳳凰戦)レポート