第38期鳳凰戦A1リーグ第4節B卓レポート
2021年06月23日
【鳳凰戦A1リーグ第4節B卓 HIRO柴田が2節連続快勝でトータル首位に】
この日の対局者は
前田直哉
HIRO柴田
瀬戸熊直樹
西川淳
前田は3節目。
他3名は4節目となる。
1回戦のトップはH柴田。
東3局 2,000・3,900ツモ
ドラのタンヤオドラ3。
東4局 2,000・4,000ツモ。
ホンイツドラ。
南1局 2,000・4,000ツモ。
ツモ七対子ドラドラ。
3度のツモアガリで独走トップ。1回戦2着は2,600は2,700オール(+1,000)と5,800は6,400をアガった前田。
2回戦は一転して小場と流局が多い展開に。トップは東3局2本場供託3,000の局面で一通ドラのペンをアガった前田。
3回戦も南2局の親番H柴田は縦系を強く意識させる配牌。2巡目の暗刻で七対子は見切ってを暗カンすると、リンシャンから引き。ツモり四暗刻の1シャンテンとなる。
同局、6巡目に七対子1シャンテンとなったのは西川。
3種の浮き牌は奇しくも全て柴田のポン材だ。
この時点で圧倒的にH柴田が有利なのはトイトイと七対子の役の性質の差だ。
H柴田は全てトイツなのでそのまま手を進めればいいが、西川は毎巡選択がある。H柴田は鳴けるが西川は鳴けない。
しかしこの法則には例外がある。H柴田が浮き牌のを重ねたのだ。
柴田はトイツ落としを選び、その1巡の隙間を掻い潜った西川が2枚目のロン。3,200を打ち取る。
3回戦は西川が接戦を制してトップ。今期試練続きの西川にとって大きな意味を持つトップだ。
4回戦は荒れた。
まずは東1局親番の瀬戸熊が連荘から始まる。
H柴田のリーチを受け、ヤミテンできっちり押し切って1,300オール(+1,000)ツモ。
テンパイ連荘を挟んで2本場では2,600は2,800オール。
4本場ではダブ東暗刻でまたもチャンスだったが、ここは西川が2フーロしてかわし切る。
次は前田。ピンフ系の手牌での部分を雀頭にタンヤオ切り替え。残り枚数の少ないをチーして瀬戸熊のリーチをかわす。
2本場では2,600は2,800オールをツモって原点復帰。
3本場でもリーチで連荘を狙うが。
ここは仕掛けたH柴田がカンで5,200は6,100を決める。
迎えた東4局親番ではリーチツモダブドラの4,000オール(+1,000)。
4本場ではをポンしてホンイツ2,600は3,000オール(+1,000)。
東3局には14,600点だったH柴田は、6本場まで積み41,600点もの加点に成功。
オーラスの親番でもダメ押しの3,900は4,200オールを決めたH柴田が4回戦大トップ。
H柴田と前田、上位2名がプラスを上乗せする結果となった。
次回A1リーグ対局者は
沢崎誠
前田直哉
杉浦勘介
紺野真太郎
6/23(水)17:00開始予定。
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