JPML WRCリーグ レポート

第9期 JPML WRCベスト16C・D卓レポート

【第9期JPML WRCリーグ ベスト16 C・D卓レポート】

7/1(木)連盟スタジオにて第9期JPML WRCリーグベスト16、C・D卓のトーナメントが行われた。

C卓(放送卓)の対局者

須浦正裕
柴田吉和
藤本修二
辻本一樹

 

D卓の対局者

小林正和
宮澤太佑
中寿文
上田稜

 

解説 勝又健志
実況 優月みか

 

一発裏ドラ有りのWRCルール(順位点5-15)で
4回戦を行い、各卓上位2名がベスト8に進出。
A・B卓はすでに終了しており、この日はC・D卓同時開催。

 

 

 

1回戦。柴田トップ目、藤本2着目で迎えたオーラス。藤本が白トイツ落としをして、メンピンドラの先制リーチ。3,900ならどこから出てもトップだ。

 

 

しかしこれに勝負を挑むのは親番辻本。同巡追っかけリーチとし、一発で四索を捉えて12,000。そのまま3本場まで積んだ辻本が1回戦トップ。2着に柴田。

2回戦南2局。須浦が二万五万八万三万六万九万の6メンチャンでリーチ。

 

 

これを高めの九万ロンで決めて、2回戦は須浦がトップ。2着に藤本。

3回戦東1局流局間際。柴田はドラの一索がポン出来た事により生牌の白を切り出すと

 

 

藤本のヤミテン、役牌ホンイツトイトイ三暗刻の16,000放銃となってしまう。柴田の状況はかなり厳しくなった。

その後、須浦と辻本もアガリ、3人はわずか2.2ポイント差となる。

 

 

この接戦から最初に抜け出したのは須浦。

 

 

南3局の親番でリーチ七対子裏2の12,000を辻本からロン。
オーラスにはリーチツモ裏3を決めて3回戦もトップ。

最終4回戦、一番の焦点は辻本と藤本の2位争い。藤本は1着順+6,000点差を辻本とつければ勝ち上がり。

東4局2本場。親番て7,700をアガってトップ目の辻本が決めに行く。ドラドラのテンパイで藤本のホンイツ色の六万を勝負するが、藤本からロンの声。

 

 

8,600(+1,000)の直撃で瞬間トップ3着の2着順差が付き、藤本がトータル2位になる。
しかし全員原点付近。着順は簡単に入れ替わるため、まだ辻本有利。解説勝又も「実質1,500差」と言うほどの僅差。
実際、辻本は南3局の親番で700オール、1人テンパイでトップ目に返り咲く。

南4局、藤本の条件は満貫ツモ。
辻本から5,200。
須浦から8,000。
柴田から12,000。
しかし藤本のアガリはなく、最後は全員ノーテンで終了。
C卓からは須浦、辻本の2名がベスト8進出。

 

 

同時開催のD卓の3回戦終了時の成績はこちら。
最終4回戦のトップと2着がほぼ勝ち上がりの大接戦。
小林は3着で残れるパターンが存在し、中は2着だと相手の着順によっては5,000点弱の条件が必要。

4回戦南3局まで誰が勝ち上がりか全くわからない点差。
小林 32,300
中 30,100
上田 27,100(親)
宮澤 30,500

南3局に中が5,200を上田から。
南4局に小林が1,300を宮澤からアガって対局が終了。
D卓からは小林、中の2名がベスト8進出。

 

 

この結果により、第9期JPML WRCリーグベスト8進出者と組み合わせが以下の通り確定した。

 

 

(文:編集部)