第38期鳳凰戦A2リーグ第4節B卓レポート
2021年07月10日
一井慎也、国士無双炸裂で一躍昇級圏へ!A2リーグ第4節B卓レポート
7月6日(火)、A2リーグ第4節B卓が行われた。
対局者は古橋崇志、一井慎也、山田浩之、高橋良介。
この日最も得点を伸ばしたのは、自身を「モブキャラ」(脇役)と称する一井。しかしこの日ばかりは完全に主役の一日となった。
1回戦ツモ・三暗刻の1,300・2,600でリードすると、南3局には3メンチャンのメンホンテンパイ。
手だけを見ると切りの一手だが、とをポンしている高橋、親リーチを入れている古橋がいる。ドラ側で非常に怖いところではあるが、一井は逡巡の末を勝負!古橋へ7,700放銃とはなったが、次局ホンイツトイトイの直撃で点棒をそっくり取り戻し、トップを獲得。
続いて2回戦を2着でプラス。3回戦では他3者のツモアガリで点棒を削られ、南2局には15,400点の4着目に。この局高橋の先制リーチを受けるも、次巡国士無双をテンパイ!間も無く3枚切れのを見事ツモアガリ、8,000・16,000でごぼう抜きのトップに!
4回戦も調子そのままに高打点を連発し、4戦中3回のトップで+88.0Pの大勝を収め「11節終わった時点で同じ位置にいられるように、自分らしく戦って行こうと思います」と話した。
1日のトータルポイントは以下画像の通り。
高橋はいつも通りの積極的なリーチ判断で2戦目トップも、1・4回戦の1人沈みが響き▲22.4P。
古橋は開始前▲26.5Pから今回さらに▲24.6Pで合計▲51.1P。「上を見ての戦いはまだ難しいので、まずは節単位のプラスを目指して地道にやっていきたいと思います。」とコメント。
山田は1・2回戦を浮きの3着でプラスするも、3回戦に一井の国士無双で大きな4着に。親番では高目8,000オールのリーチを放つ場面もあったが不発に終わり、▲41.0Pとなった。
A2リーグ次回の放送は7/13(火)。
対局者はダンプ大橋、和久津晶、内川幸太郎、石渡正志。
解説は魚谷侑未が務めます。
次回も是非ご視聴ください!
(文・浜野太陽)
カテゴリ:プロリーグ(鳳凰戦)レポート