第38期鳳凰戦A1リーグ第10節A卓レポート
2021年09月26日
【第38期鳳凰戦A1リーグ第10節A卓 藤崎が大きなプラス 黒沢は首位キープ】
本日の対局者は
黒沢咲
前田直哉
藤崎智
吉田直
開始前の成績表はこちら
1回戦は黒沢が4局連続でテンパイでの37,500点持ちでピンフドラドラのヤミテン。5,800は7,000(+4,000)で大きくリード。
黒沢に5,800放銃した藤崎がラス目のままオーラスとなるが、親番で2,600オールを2回決めて、一気にトップ目に。
オーラス4本場は前田が自風のドラをポンして
待ち。
藤崎もカン待ちで追いつくが、吉田から
が出て前田のアガリ優先。
1回戦はトップに藤崎、浮きの2着に黒沢、前田、吉田の並びで終了。
2回戦は黒沢が3局連続放銃となってしまい苦しい半荘に。
まずは南1局。前田がリーチ。高めので7,700。
南1局1本場は藤崎がのリーチ。高めの
で7,700は8,000。
南2局は前田がマンズのメンホン。が出て8,000。
2回戦はトップに藤崎、2連勝。浮きの2着に前田。吉田、黒沢の並びで終了。
3回戦の勝負局は東4局。前田が自風のをポンしてホンイツ
単騎。
親番吉田がタンヤオピンフドラドラのツモ切りリーチ。
七対子ドラドラ単騎の藤崎もツモ切りリーチに出るが、ハイテイで
を掴んでしまい、前田7,700(+2,000)のアガリ。
3回戦はトップに前田。浮きの2着に藤崎。浮きの3着に黒沢。吉田の並びで終了。
4回戦はポン、
ポンの黒沢。2,000・4,000ツモアガリを決めてそのままトップ。
浮きの2着に藤崎。前田、吉田の並びで終了。
藤崎が第9節に続くオールプラスで卓内トップ。「まだ万全ではないですが、2節連続ツイていましたね。次節以降も一生懸命打つだけです。」
前田は初戦こそ押され気味に見えたが、2回戦以降は持ち味を存分に発揮してプラス。「今日も苦しいのかなと思ってたけど、プラスになれて良かったです。」
黒沢も4回戦のトップでプラスに転じて首位キープとなった。「休憩時間は毎回食べました。2回戦の後は多めに食べました。」とお茶目な一面も見せつつ、「首位は嬉しいですが、そこは忘れて頑張ります。」
吉田は1回戦オーラスの放銃を反省。「打つなら降級した方がいい」と自身を戒めつつも「応援してくれる方々もいるので頑張ります」とコメントした。
次回A1第10戦B卓は
2021/9/29(水) 17:00
西川淳
杉浦勘介
紺野真太郎
古川孝次
解説はHIRO柴田を予定。
(文:編集部)
カテゴリ:プロリーグ(鳳凰戦)レポート