第2期桜蕾戦ベスト8A卓レポート
2021年11月03日
一瀬・藤田が決勝進出!第2期桜蕾戦ベスト8A卓
28日(木)、第2期桜蕾戦ベスト8A卓が放送された。対局者は安藤りな、藤田愛、岡田紗佳、一瀬由梨。
最初に抜け出したのは一瀬。ダブ東・ドラ共にトイツの配牌を仕上げ11,600のアガリ。
このリードを活かし、嬉しい初戦トップを飾った。2番手には、オーラスに勝負手のめくり合いを制した安藤。
2軒リーチを受けながら6,400のアガリを決め、浮きへ回ることに成功。
1回戦で▲28.7Pの4着となった藤田は苦しい立場となったが、2回戦南3局には新人らしからぬプレーを見せる。
自身の親が流れた4着目で、3巡目に七対子のみのテンパイ。ツモって6,400の加点を目指し、待ちごろの単騎でリーチという手もあるが…
藤田の選択はトイツのを切ってのテンパイ外し!
を仕掛け、役役ホンイツトイトイ三暗刻で4,000・8,000のアガリに。
トイツ手・コーツ手は1回テンパイを外してしまうと復活が難しく、実戦での成功体験が無いとなかなか踏み出せない。それでもこの舞台でこの選択ができたのは、日頃の稽古量を感じさせるものがあった。起死回生のアガリを果たした藤田はこの回トップをもぎ取り、続く3回戦も接戦を制し連勝。
最終戦は一瀬が安泰なポジション、藤田と安藤の争いになるかと思われた。
しかし東4局、ここまで存在感を発揮できなかった岡田が初めて大物手を成就。
リーチ・七対子・ハイテイ・ドラドラの12,000を安藤から直撃!さらに続く親番では、局を進めようと仕掛ける藤田から5,800、2,900と連続で直撃に成功。
さまざまな舞台での経験値を見せつけ逆転を果たすも、2本場は藤田がリーチピンフドラの3,900で再逆転。
オーラスは一瀬がアガリ、藤田と共に勝ち上がりを決めた。
「第2期桜蕾は私が貰うという意気込みで頑張りますので応援よろしくお願いします。」
「ここにいること自体が奇跡なんですけど、今日の反省を活かして決勝を勝ちたいと思います。」
次回、第2期桜蕾戦ベスト8B卓の放送は11月18日(木)17時~。
解説は藤崎智。
次回も是非お楽しみに!