第16期女流桜花入れ替え戦1st stageレポート
2021年11月08日
女流桜花入れ替え戦とは?
1st stageの勝者1名と2nd stageで待つ3名とで4回戦を行い、そこを制した1名が来期の女流桜花Aリーグの最後の1枠に入ることになります。
1st stageの出場選手は
黒沢咲(Bリーグ5位)・西城凛((Bリーグ6位)・天音まこと(C1リーグ2位)・岡田紗佳(C2リーグ1位)の4名。
女流桜花Aリーグ経験者で鳳凰戦A1リーグの本命黒沢が序盤から安定した進行で、3回戦を終えた段階で1人浮きの状態で最終戦に突入。
黒沢がそのまま楽々逃げ切る展開になるかと思いきや、いきなり西城・岡田に連続でツモり四暗刻のテンパイ。
これはどちらも実らずでしたが1位以外は意味が無い試合の怖さが顔を見せ始め、何やら黒沢に暗雲が立ち込めてきました。
徐々に持ち点を削られていった黒沢は、西城に8,000を放銃すると
さらに西城は安めを見逃して高め三色のツモで跳満をアガリ、黒沢1人沈みの形を作ることに成功。
黒沢は天音を下回り2番手まで後退します。
オーラスに跳満条件をクリアした岡田のリーチが入るも、
追い込まれた黒沢に4,000オールが出て再逆転。
1本場も親満をテンパイしていた黒沢でしたが、この手はアガれず流局。
天音・西城の2人テンパイだと黒沢1人沈みのラスとなり再び捲られるポイント状況でしたが、西城のノーテンを読み切って黒沢はノーテン。宣言します。
結果は天音の1人テンパイで、黒沢は辛くも逃げ切り勝ち。
入れ替え戦2nd stage出場者は
古谷知美(Aリーグ13位)
高宮まり(Bリーグ4位)
楠原遊(C1リーグ1位)
黒沢咲(1st stage勝ち上がり)
以上の4名に決まりました。
<1st stage最終結果>
黒沢+12.5P 天音+10.3P 岡田▲14.4P 西城▲28.5P
(文:越野智紀)
カテゴリ:女流プロリーグ(女流桜花) レポート