第38期鳳凰戦B1Select後期第3節レポート
2021年11月13日
【石立が+93.0Pでトータル首位に】
後期B1リーグ3節目は、前原雄大が緊急入院した為、5人打ち3卓となった。
対局者は開始前にトータルポイント上位から抜け番抽選を行い、以下の通りに決定。
【抜け番順】
1回戦 猿川真寿
2回戦 ケネス徳田
3回戦 石立岳大
4回戦 増田隆一
5回戦 中村慎吾
【1回戦 石立、中村、増田、ケネス】
東3局。親番ケネスがダブポンテン。次巡ドラのが暗刻に。電光石火の12,000を決める。
しかし南2局に石立がリーチ三色、カン待ちの5,200は5,800をアガってケネスをかわすと
オーラスも石立がロンの1,300で1回戦トップを取る。
【2回戦 増田、石立、中村、猿川】
東3局2本場。石立が三色確定のペンをヤミテンでツモって2,200・4,100(+1,000)。
オーラスは中村がリーチ。
だとツモでも浮かないが、ロン。中村にとっては嬉しい浮き2着となった。
【3回戦 増田、ケネス、猿川、中村】
3回戦は大荒れとなった。まずは猿川がホンイツの8,000のアガリ。
さらに東4局、猿川がタンヤオ三色確定のカンでリーチ。
これに勝負を挑むのは増田。暗カンのの追っかけリーチに出る。
この2軒リーチに挟まれたケネス。暗カン、は2人に通っている。
カンチャンか単騎にしか当たらないを選び、猿川に8,000の放銃となってしまう。
オーラス。アガればトップの増田がリーチ。
親番中村が追っかけリーチ。安めロンなら2,900、高めツモなら跳満の手。
結果はリーチピンフツモ三色ドラの6,000オール(+1,000)。1人沈みをひっくり返す一撃で1人浮きとなる。
続くオーラス1本場。
猿川待ち
中村待ち
増田待ち
※画像は0本場となっているが南4局1本場
アガったのは増田。タンヤオツモ七対子ドラドラ。3,100・6,100で逆転トップを取った。
【4回戦 猿川、ケネス、石立、中村】
4回戦は中村のツモアガリからスタート。純チャン三色ドラで3,000・6,000。
東3局。石立がダブホンイツドラドラで6,000オールを決めると
そこから怒涛のアガリで66,700点の大トップを取る。これで石立は本日3連勝。
【5回戦 増田、猿川、石立、ケネス】
最終戦は東1局にリーチツモドラの2,000オールをツモった増田がリードを守り切ってトップ。本日2勝目を挙げた。
中村「安易な考えでポンしてしまった局があったので、反省して見直したい。」「配牌が良かったのもあり、今日+30Pで来たので、帰って見直して次に繋がる麻雀を打ちたいです。」
ケネス「この席で増田さん2ラス僕が2ラス。最終戦はそこに石立さんが座ったのでラスかなと思ったんですけど、僕がラスでしたね、はい。」「この後の対局もビッグウェーブだけは逃さないように打ちたいです。」
増田「ケネスさんに12,000打ったのは良くなくて、自分でやってしまったので受け入れようと思った。」「3回戦は歯を食いしばって押したらで跳満ツモれました。」「今期は残留の戦いですが、頑張ります。」
猿川「3回戦(自身の2回戦)で満貫2回ツモって沈みなのは辛かったですね。」「今日粘れたと言えるかは微妙ですが、この後は大負けしないように気をつけながら上を狙って行きたいと思います。」
石立「今日の結果は非常に嬉しいです。」「(首位に立った事が)信じられないです。」「放送対局でいいメンバーと打てて、結果も最高だったので、もう言う事はないです。」
次回B1リーグSelect第4節は
2021/12/4(土)
対局者は確定次第、番組概要欄に掲載されますので発表をお待ちください。
(文:編集部)
カテゴリ:プロリーグ(鳳凰戦)レポート