王位戦 レポート

第46期王位戦A級決勝レポート

【王位戦準決勝進出者16名が決定!】

去る11月21日、第46期王位戦A級決勝が行われた。
前日の本選を勝ち上がった58名とここから登場のシード選手14名。計72名が、現王位・森下剛任の待つベスト16への椅子を争い戦った。

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当日の対局場は感染症防止のため、巣鴨・連盟本部道場と有楽町・錦江荘の2か所。

 

 

ルールは日本プロ麻雀連盟公式ルール

システムは各会場36名の参加で全6回戦の15名勝ち上がり。

1-4回戦後、各会場36名から下位16名カット。
5回戦後、20名から下位4名カット。
そして最終で6回戦後、16名から7名もしくは8名勝ち上がりで計15名が準決勝進出となる。

過酷な1日になることは間違いないが、ここで勝てば放送対局。所属団体・プロアマの垣根を越えての熱戦の1日となった。

 

【1~4回戦】

まずはここからのシード選手を紹介していこう。

 

 

 

前回ファイナリスト、歴代王位、現鳳凰位や現十段位をはじめとしたタイトルホルダー他、強力なメンバーが勝ち上がり者を待ち受ける。

各会場、毎半荘メンツ入れ替えで4回戦を行い、36→20名。
現女流桜花の川原舞子・A1リーガーで鸞和戦決勝進出・紺野真太郎、前女流桜花・古谷知美らがここで敗退。

 

 

【5回戦】
残った20名から下位4名カット。
ここでは現十段位荒正義、現将王・木村和幸、МリーグKADOKAWAサクラナイツ所属内川幸太郎らが敗退。

 

 

【最終戦】
各会場16名から7名ないし8名がベスト16へ勝ち上がり。

[巣鴨本部道場]

 

 

巣鴨会場では上位陣が危なげないゲーム回しで早々に勝負を決める展開が続いた。
現女流雀王・佐月や、Мリーグ渋谷ABEMAS所属・松本ら日本プロ麻雀協会の選手の活躍も目立った。

勝ち上がり
刀川昌浩(連盟)
三ヶ島幸助(協会)
須賀智博(連盟)
佐月麻理子(協会)
東城りお(連盟)
井出一寛(連盟)
松本吉弘(協会)

 

[錦江荘会場]

 

 

道中四暗刻をアガった静岡支部所属の渡辺史哉が早々に大きな貯金を作る一方、ポイントが近い選手の競り合いもあった。両会場の8位でポイントの多寡を競う注目のワイルドカード争いは巣鴨道場・樋口と錦江荘・藤井の夫婦対決となったが、ここは藤井が7.7ポイント差で最後の切符を手にする結果となった。

勝ち上がり
渡辺史哉(連盟)
蒼山秀佑(連盟)
二階堂亜樹(連盟)
佐々木寿人(連盟)
天津みろう(協会)
二階堂瑠美(連盟)
伊藤俊介(連盟)
藤井すみれ(連盟)

ベスト16の模様は日本プロ麻雀連盟チャンネルにて生放送予定!
「第46期王位戦~準決勝~」
11月27日(土)12時~

OPENREC

ニコ生

(文:編集部)