プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第38期鳳凰戦A2リーグ第9節B卓レポート

11月30日、第38期鳳凰戦A2リーグ第9節B卓が放送された。
対局者は藤島健二郎、白鳥翔、魚谷侑未、客野直。

 

 

昇級を争う藤島・白鳥、降級を避けたい魚谷に注目の集まる対局。

1回戦は、藤島の親リーチにツモ切り追いかけリーチで勝負をかけた客野が8,000のアガリでトップに。

 

 

一方藤島はこの放銃が響き4着。ただ暫定ライバルの白鳥も3着と差は離さなかったが、大きな動きがあったのが2回戦東1局。

 

 

なんと親の白鳥から、3巡目に高目18,000の強烈すぎるリーチ!藤島から安目で11,600のアガリに。
白鳥はさらに3回戦でリーチツモドラドラの2,000・3,900。

 

 

リーチツモドラの2,000オールをアガリ、1人浮きのトップに。

 

 

3回を終えて藤島と70P程の差をつけることに成功した。しかしこの日「かわし手を一切封印してチャンスを窺っていた」と語る藤島が、4回戦でついに爆発。

 

 

先程のお返しとばかりに白鳥からヤミテンの18,000を直撃!(チャンタ三色ドラドラ)
このアガリを皮切りに藤島が猛追。
東2局親番でピンフドラドラのリーチ!

 

 

これは流局も、次局4,800を魚谷からアガると、なんとトータルポイントで白鳥を逆転。
この後も手を緩めず、東3・4局には高打点のリーチ。

 

 

 

なんといずれも一発ツモ!一発の役は無いが圧倒的な勢いを感じさせ、Twitter速報に対しては「やばい、カッコ良い」「すごい(すごい)」などコメントが寄せられた。

4回戦を終えての成績は画像の通り。

 

 

 

あわや戦線離脱というとかろから、藤島が昇級ポジションを奪い返す結果に。

 

魚谷「10節が正念場かなと思いますので、そちらに向けて自分の麻雀を磨き上げて、一番いい麻雀を打とうと思いますので応援よろしくお願いします」

 

客野「まだちょっと降級の心配をしてるので、今くらいのポイントでまとめられたらなと思います」

 

白鳥「次回同卓の明石さん、仁平さんの狙いを見極めてポイントを積み重ねて、最終節しっかり勝負できるようにしたいと思います」

 

藤島「まだ最終節勝負な部分が強いので、まだあまり意識せずやれることをやっていこうというのは変わらないですね。引き続き応援よろしくお願いします。ありがとうございました」

 

次回A2リーグの放送は12/6(月)17時〜。
対局者は明石定家、山田浩之、内川幸太郎、麓征生。解説は吉田直が務めます。

次回も是非お楽しみに!

(担当:浜野太陽)