プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第38期鳳凰戦A2リーグ第10節C卓レポート

第10節C卓に出場した選手は、一井+284.5P(1位)和久津+17.8P(6位)客野+5.5P(8位)山田▲77.8P(11位)の4名。

 

 

最終第11節は第10節までの順位で卓組が決まるシステムで

1月5日A卓→10・12・14・16位
1月6日B卓→は9・11・13・15位
1月7日C卓→5・6・7・8位
1月11日D卓→1・2・3・4位

という4つの卓に組み分けされ行われます。

昇級を狙うには4位以内に入って最終節を迎えることが重要で、中位にいる和久津・客野はここから100ポイント近くのプラスが必要な、4位以内を目指すか現状のポイントを維持して、8位以内で最終節を迎え残留を確実なものにするかの分かれ道にいました。

1回戦目を3着4着で終えた和久津と客野。
2人とも残留狙いへと意識が傾いていくかと思われましたが、和久津の性格はそれを許しません。

 

 

2回戦南場の親番で高目三色をツモアガリ4,000オールでトップを取ると

 

 

3回戦も勝負手で積極的にリーチを打ち続けて連勝。

 

 

4回戦でもリーチツモタンヤオドラ3で6,000オールをアガって目標クリアが遠くに見えてきましたが、4位には手が届かず終局しました。

首位スタートの一井は大きなミスがありながらも凌ぎ切り、最終節を昇級争いに巻き込まれない高さで臨めそうです。

 

 

<第10節C卓最終結果>
和久津+56.0P 一井▲4.2P 山田▲35.0P 客野▲36.8P

(文:越野智紀)