グランプリ レポート

第12期グランプリMAX二次予選C卓レポート

【二次予選C卓 黒沢咲・前田直哉がベスト16進出】

2022/2/23(水) 16:00から行われたグランプリMAX二次予選C卓。対局者は

前田直哉
藤崎智
黒沢咲
石川遼

 

 

実況 中野妙子
解説 佐々木寿人

 

 

公式ルールで半荘5回戦を行い、上位2名がベスト8進出となる

1回戦オーラス。親番の前田が四筒六筒のシャンポン待ち。打点はあるが形が悪いのでヤミテンで変化を待っていたが、そのままツモって3,900オールは4,000オール。

 

 

しかし、1本場では黒沢がドラ雀頭の五索八索リーチ。2,000・3,900は2,200・4,100(+1,000)のツモアガリ。前田の親被りと藤崎が直前に出したリーチ棒の合わせ技で、黒沢がきっちり逆転トップ。

 

 

2回戦もオーラスにトイトイ三暗刻ドラ3をツモって逆転し、黒沢が2連勝。

 

 

現状2番手の前田、3回戦東1局に5巡目テンパイは七対子のドラ西単騎のヤミテン。
同局石川にノミ手が入るが、ドラは切らずにテンパイ外し。前田も欲しい西を重ねてのリーチ。

 

 

石川がカン五万をツモって2,000・3,900のアガリを決めた。
この局が明暗を分け、3回戦は石川が大きなトップ。前田はラスを引かされた。

4回戦東4局1本場。親番黒沢から早いリーチが入るが、ドラトイツの前田が一索暗カン、カン六筒待ち追っかけリーチで満貫ツモを決めると

 

 

オーラスには七対子二筒単騎をさらりとツモ。4回戦は前田が1人浮きトップを取った。

 

 

最終戦。石川は35.7P、藤崎は47.1P、前田との差がある。前田を沈めるのは2人の共通認識。
となると前田は30,000点付近をキープする事。黒沢は前田より上を保っていればターゲットにならない。

東2局。石川はペン七万で500・1,000をツモったが、追う側の藤崎の親番を蹴って局を進めるのはむしろ前田に好都合。二万五万のフリテンリーチに出る。

 

 

この局は藤崎が追っかけリーチを打ち2,600オールは2,700オール(+2,000)のツモアガリ。その後も細心の注意を払い、何とか前田ラスの図式は作っていたが

 

 

前田がリーチツモドラドラでラス抜けに成功。

 

 

南3局3本場。前田1,000は1,900(+4,000)のアガリで石川の親番を蹴り、供託も回収。オーラスは全員ノーテンで流局。

 

 

 

 

この結果により、ベスト16進出者が決定。黒沢はD卓、前田はC卓となった。

二次予選D卓は
2022/2/24(木)16:00から行われました。
ご視聴はこちらから

小林正和
藤原隆弘
吉田直
里木祐介

実況 大和
解説 齋藤豪

 

 

(文:編集部)