第3期桜蕾戦ベスト16D卓レポート
2022年04月08日
【第3期桜蕾戦 ベスト16D卓 花宮海咲・関口智恵が勝ち上がり】
第3期桜蕾戦ベスト16最後の1戦。D卓の出場選手はこちらの4名。
一発裏ドラありのWRCルールで4回戦を行い、上位2名がベスト8進出。
1回戦東1局1本場。親番花宮がリーチ。
ソウズのホンイツテンパイの松田から一発でが出て裏ドラも乗り、花宮12,300のアガリ。
1回戦は花宮トップ、香野が浮きの2着で終了。
2回戦東2局。松田が客風のポンから。遠い仕掛けではあったがピンズに寄せて花宮から7,700の直撃に成功。
その花宮が親番でのシャンポンリーチ。打点は申し分ないが、待ちはかなり苦しい形。
ここに関口が待ちで追いつく。三色変化、ドラ引きでのスライド、先制リーチにが現物とヤミテンにしそうな局面。しかし関口は1回戦ラススタート、さらに一発裏ドラがあるWRCルールなのも後押しとなったか、追っかけリーチを選択。結果は関口にとって最悪で、ドラのを掴んで12,300(+1,000)の放銃となってしまう。
トップ目に立った花宮は東4局3本場にリーチツモドラ裏3の跳満ツモで60,000点オーバー。
花宮が独走態勢に入り、2回戦半ばにして残り1枠のムードが漂う。南2局、親番松田がツモリ三暗刻のリーチ。
同巡香野が七対子テンパイ。は現物だが、強気の選択で切り追っかけリーチに踏み切り、一発で9,600放銃。
松田有利な点棒で2回戦オーラスを迎えるが、親番香野が強烈な反撃に出る。ドラの単騎リーチを打つと、一発ツモ裏2で8,100オール。香野が1回のアガリで浮き2着まで回復し、1回戦と同じ着順で2回戦が終了。
3回戦は関口の逆襲開始。南1局の親番でリーチ。香野から一発で出て裏1。12,000をアガると、南2局には2,000・4,000のツモアガリ。
トータル2番手まで約20ポイント差まで詰め寄る。
しかし3回戦の主役も花宮。オーラスにリーチタンヤオピンフツモイーペーコードラドラ、6,000オールのツモアガリで3連勝を決めた。
花宮は当確。松田と香野は0.3ポイント差なので着順勝負。関口は40ポイント弱の差なので十分圏内だが、松田と香野の両方を交わさなくてはいけない条件付き。
東3局。香野の先制リーチを受けながらも親番松田がドラのポンで追いつき、花宮から12,000のアガリ。このリードを保ったままオーラスへ。
オーラス親番は関口。
香野の条件は跳満ツモ、松田から満貫、花宮と関口からは倍満。
親番の関口
0本場 松田から2,000
1本場 4,100オール
2本場 4,200オール
と3連続アガリでトータル2番手に。
3本場。ノーテンOKまで点差を広げた関口が、花宮に1,000は1,900の放銃で2番手をキープ。以上で全対局が終了。
第3期桜蕾戦ベスト16D卓からは
花宮海咲
関口智恵
の2名が勝ち上がりとなった。
ベスト8A卓は2022/3/28(月)16:00
ベスト8B卓は2022/3/29(火)16:00
(文・吾妻さおり)
カテゴリ:桜蕾戦 レポート