プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第39期 A2リーグ 第1節C卓レポート

柴田吉和、A2リーグデビュー戦で卓内トップ!A2リーグ第1節C卓レポート

4月19日、第39期鳳凰戦A2リーグ第1節C卓が放送された。対局者は和久津晶、内川幸太郎、柴田吉和、石渡正志。

 

 

仕掛けを多用するメンバーが揃い、対局は4半荘終了時点で4時間少々と放送卓としてはかなりスピーディな展開となった。

A2リーグ初挑戦の柴田は、2回戦まで大きな点棒移動はないものの、仕掛けを多用するスタイルで原点付近を維持。
1回戦東4局では、この形から3枚目の一万をチーの選択。

 

 

Aリーグでは仕掛ける選手が少なそうな手であるが、ここは積極的に発進していく。

 

 

マンズが伸びればホンイツに移行したいところであったが、6巡目に八万をチー。ホンイツは見切ってテンパイを取り、石渡から高目の南で3,900のアガリ。

 

 

柔軟な手作りと状況判断を見せた。

さらに3回戦南3局。柴田が九万ポン、カン七万チー。そしてリャンシャンテンで七万をツモ切り。

 

 

比較的安全な字牌を切りながらドラの白単騎に持ち込もうという構想だ。
そしてこの後引いたのは望外のドラ。さらにそのドラが石渡から放たれポン。
一手遅れの形とはなったがすぐに三万を重ね、石渡から12,000のアガリに。

 

 

あえて牌効率通りに進行しないことで守備力を保ちつつ、手の進行をミスリードさせるという狙いが活きた局となった。柴田はこのアガリにより3回戦トップ。
4回戦も中打点のアガリを活かして浮きをキープし、+27.5Pの卓内トップとなった。

節終了時点のトータルポイントは画像の通り。

 

 

 

次回A2リーグの放送は4/26(火)16時〜。
対局者は客野直、三浦智博、瀬戸熊直樹、猿川真寿。
解説は井出康平が務めます。次回も是非お楽しみに。

ご視聴はこちらから!

(文・浜野太陽)