第17期女流桜花Aリーグ第2節A卓レポート
2022年05月09日
第2節A卓に出場した選手は
仲田加南・伊達朱里紗・桜川姫子・菅原千瑛の4名。
開局から6,400をアガった菅原は
次局12,000と立て続けにチャンス手をものにし、出だし良く1回戦トップを取ると
2回戦では追いかける立場になったオーラス、ホンイツの仕掛けを入れ
跳満だとどこから出てもトップになることもあり、2枚切れの単騎を選択。
この選択が伊達の読みを狂わせ、菅原は第1節に続き、2節連続で小三元をアガって2回戦もトップを奪います。
3回戦は、前節終わった後のインタビューで3倍返しを予告していた仲田が
菅原からリーチ・七対子・ドラ2を出アガると
返す刀でリーチ・ドラ2の7,700。
さらに流局テンパイを挟んで2,000オールと、今まで貯めていた鬱憤を一気に晴らすアガリを決め、2連勝していた菅原を東2局の段階で抜き去りました。
序盤のプラスを全て吐き出す寸前まできた菅原は、4回戦のオーラス親番。
伊達のリーチにを押してカン待ちの軽めの黒魔術を発動。
最初は菅原を警戒していた桜川でしたが
ラス目の親ならノーテンで押すこともあるかなと、魔が差したかのようにに手がかかってしまい
菅原は失いかけたプラスを回復することに成功。
仲田は3倍返しには届きませんでしたが、卓内トップでトータルプラスに。
展開が向かないなりに粘っていた伊達は、最後桜川のリーチに飛び込み1人沈みのラスを引き、順位を4位から9位に落として第2節を終えました。
<第2節A卓最終結果>
仲田+27.9P 菅原+24.7P 桜川▲26.1P 伊達▲26.5P
(文:越野智紀)
カテゴリ:女流プロリーグ(女流桜花) レポート