女流プロリーグ(女流桜花) レポート

第17期女流桜花Aリーグ第2節A卓レポート

第2節A卓に出場した選手は

 

 

仲田加南・伊達朱里紗・桜川姫子・菅原千瑛の4名。

 

 

開局から6,400をアガった菅原は

 

 

次局12,000と立て続けにチャンス手をものにし、出だし良く1回戦トップを取ると

 

 

2回戦では追いかける立場になったオーラス、ホンイツの仕掛けを入れ

 

 

跳満だとどこから出てもトップになることもあり、2枚切れの中単騎を選択。

 

 

この選択が伊達の読みを狂わせ、菅原は第1節に続き、2節連続で小三元をアガって2回戦もトップを奪います。

3回戦は、前節終わった後のインタビューで3倍返しを予告していた仲田が

 

 

菅原からリーチ・七対子・ドラ2を出アガると

 

 

返す刀でリーチ・ドラ2の7,700。
さらに流局テンパイを挟んで2,000オールと、今まで貯めていた鬱憤を一気に晴らすアガリを決め、2連勝していた菅原を東2局の段階で抜き去りました。

序盤のプラスを全て吐き出す寸前まできた菅原は、4回戦のオーラス親番。

 

 

伊達のリーチに四索を押してカン七索待ちの軽めの黒魔術を発動。

 

 

最初は菅原を警戒していた桜川でしたが

 

 

ラス目の親ならノーテンで押すこともあるかなと、魔が差したかのように七索に手がかかってしまい

 

 

菅原は失いかけたプラスを回復することに成功。

 

 

仲田は3倍返しには届きませんでしたが、卓内トップでトータルプラスに。
展開が向かないなりに粘っていた伊達は、最後桜川のリーチに飛び込み1人沈みのラスを引き、順位を4位から9位に落として第2節を終えました。

<第2節A卓最終結果>
仲田+27.9P 菅原+24.7P 桜川▲26.1P 伊達▲26.5P

(文:越野智紀)