プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第39期 A2リーグ 第2節A卓レポート

瀬戸熊・内川が大きくプラス!第39期鳳凰戦A2リーグ第2節A卓レポート

5月3日(火)、第39期鳳凰戦A2リーグ第2節A卓が放送された。対局者は瀬戸熊直樹、紺野真太郎、内川幸太郎、井出康平。

 

 

1回戦は瀬戸熊が東1局、九筒暗カンのカン八索リーチをツモアガリ2,000・4,000で先制。

 

 

続いて東4局に親番を迎え、ドラドラのテンパイ。

 

 

マンズが連続形だけに、多メンチャンへの変化を狙ってヤミテンにする選手も多い手牌だ。しかしここは真っ直ぐな手組みが特徴の瀬戸熊らしく、即リーチの選択。

 

 

3,900オールのアガリを決め、初戦トップ。

この日瀬戸熊と共に好調を感じさせたのは内川。
2回戦東3局、ピンフドラ高目イーペーコーのテンパイ。打点的にはリーチも有力だが、ヤミテンであれば高目の七索を拾える可能性が高いと見てヤミテンの選択。狙い通り、既に七索を打っている瀬戸熊からリーチがかかり、紺野から5,800のアガリ。

 

 

内川はこの後もアガリを重ね2回戦トップ。続く3回戦も2軒リーチに仕掛けで対抗し、役役ドラ3の8,000。

 

 

連続のトップに。
最終半荘はここまでの展開そのままに瀬戸熊・内川が局面をリード。
東1局瀬戸熊が内川から役ドラ3の7,700をアガると…

 

 

内川もリーチピンフツモドラドラ、役役ドラドラと連続の満貫ツモで何事もなかったかのようにトップ目に。

 

 

 

しかし南2局に瀬戸熊のダメ押しのアガリが炸裂。

 

 

役トイトイ三暗刻の4,000オール。瀬戸熊の勝負所でのアガリの際にだけ見られる通称「トルネードツモ」が巻き起こるアガリとなった。
このアガリで最終戦トップは瀬戸熊。

1日を通してのトータルポイントは画像の通り。

 

 

 

瀬戸熊が2節連続の卓内トップで暫定首位に立つ結果となった。
次回A2リーグ第2節B卓の放送は5/10(火)。
対局者は明石定家、古橋崇志、柴田吉和、三浦智博。

ご視聴はこちらから!

次回も是非お楽しみに!

(文:浜野太陽)