プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第39期 A1リーグ 第6節C卓レポート

【第39期鳳凰戦A1リーグ第6節C卓 藤島が2節連続卓内トップ 西川・古川も浮き】

本日の対局者は
藤島健二郎
西川淳
古川孝次
藤崎智

 

1回戦東4局。21,400点のラス目で親番を迎えた藤島は、細かいアガリとテンパイで親番を繋ぎ

 

 

7本場で三色確定のペン三万で12,000は14,100(+1,000)のアガリで1回戦は大トップ。2・3回戦をプラスの3着で凌ぐと

 

 

4回戦オーラスは浮きの2着に回るアガリを決めて+37.8。
2節連続で卓内トップとなり、A1リーグでの手応えも感じていることだろう。

 

 

1回戦東3局。西川は高め三色の五万ツモで4,000オール(+1,000)。

 

 

しかし西川本人が反省点に挙げたのが東4局5本場。藤崎は五筒八筒のヤミテン。
西川は三筒六筒待ち、最初の直感はヤミテンでドラを引いた時の待ちかえも考慮していたのに、ツモ切りリーチに出てしまう。

 

 

結果掴んだ五筒はダブロン牌だが藤島のアガリ優先で2,900は4,400(+1,000)。
振り込みよりもリーチ判断を悔やんだ西川は気合を入れ直し、+22.3Pとポイントを伸ばした。

 

 

古川は1回戦ラス、2回戦もラス目で迎えた南1局の親番を繋ぐと

 

 

2本場ではタンヤオピンフ高め三色のヤミテンを入れ、藤島のテンパイ打牌八万で11,600は12,200のアガリで2回戦トップ。

 

 

4回戦ではホンイツの満貫を決めて2度目のトップ。序盤の厳しい展開を跳ね除けてプラスした。

 

 

本日1人沈みとなってしまったのは藤崎。
インタビューで「あの局しっかり絞ったら古川さんと半分ずつの負けだったかも知れない。」と振り返った2回戦南1局。
不調気味の古川と、好調な藤島が仕掛けている場面だ。
藤崎は終局まで2人に絞り切る事も可能だったが、藤島の独壇場を打開するために、敢えて八万を合わせ打ちして古川に鳴かせた。

 

 

結果はカン八万を鳴けた古川が500オールのアガリ。そして繋いだ親番で古川はトップまで昇りつめた。
狙い通り藤島の1人舞台ではなくなったものの、古川は復活し、藤島と西川も不調にはならず。マイナスを1人で被る結果となってしまった。

 

 

 

次回A1リーグ第7節A卓は
2022/7/27(水) 16:00

西川淳
藤島健二郎
一井慎也
黒沢咲

解説 森山茂和
実況 古橋崇志

※7/28(木)は別日対局の第4節A卓

藤島健二郎
HIRO柴田
一井慎也
杉浦勘介

解説:白鳥翔
実況:古橋崇志

(文・吾妻さおり)