第66回『2つの原則』

麻雀にはたとえ時代は変わっても絶対に変わらない2つの原則が存在すると私は思っている。

1つは「麻雀はツイてる者が勝つゲームである」という事。
もう1つは「麻雀は4人でやるゲームである」という事である。

一昔前なら当たり前の話なのだが、最近は「麻雀にツキは存在しない。全ては確率の範囲内である」という発想も出てきているので興味深いのだが、
私はあくまで「ツイてる者の勝ち」だと思っている。

さて、なぜ大多数の方が当たり前じゃないかと思うような事を書いたかというと、実は麻雀で勝つうえでこの2つの原則が非常に大切な事だからである。
「麻雀はツイてる者が勝つゲームである」。戦術的にそんな事言ったら全てが終わってしまうと思ってしまう方もいると思うが、実はここが始まりである。

競技プロの場合は「ツキ」という言葉はあまり使わず、「状態がいい(悪い)」という表現が一般的ではあるのですが、意味は同じであると思ってもらっていい。

まずはその時の自分の状態を知る事が何より大切である。
言い換えれば、もしその日の1回戦目であれば、まず自分がツイてるのかツイてないのか知る事が最初の作業であるという事である。

もしその日の半荘の回数が決まっているのであれば、この作業は当たり前ではあるが手短に済ませることが理想である。
できれば2・3局で済ませたい。

麻雀を打つうえでの理想はツイてる時は攻撃的に、ツイていない時は守備的にである。
では藤崎の状態の判断材料を簡単に紹介したい。

アガれれば状態はまあだいたい悪くはないので、自分のアガリに関しては省略します。

≪相手から先制リーチが入った時点の自分の手牌が、しっかり安全牌が残っている充分形の1シャンテンなら悪くなく、
また雀頭が現物であるなど無理なくまわっていけそうなら更に悪くない≫

≪相手から先制リーチが入った場合で、自分の手牌が是非勝負に行きたいような形の場合(受け入れがかなり広い、打点的にかなり期待できる等)
この場合は自分のツモに注目である≫

状態の良い時は、自分の不要牌はリーチの現物であるケースが多い。
従って、自分のテンパイの前に相手の危険牌を掴むのはあまり良い状態とは言えないのですが、
それでも自分の状態の良し悪しもわからないうちから、1枚も勝負出来ないのはいくら守備型の藤崎とはいえ弱過ぎる。

だから藤崎流は1枚だけ押す。
それでも更にテンパイせず危険牌が飛んでくるようならオリる。

攻撃型の人であればとりあえず、アガるか振るかの決着が着くまで勝負してみるのだろが、守備型なら1枚が精一杯であろう。
「あそこであの1枚さえ押せていれば」なんて経験みなさんもありますよね。
これが1枚だけの理由でもある。もう1枚押せていれば…いやいやキリがない。

元来守備型はビビりなのだから1枚で充分である。

ちなみにアガれる、アガれないは別にしてマックス1枚の勝負でテンパイまで行けるようなら決して悪くない。

≪自分の鳴きによって相手のリーチやツモアガリを誘発するようなら自分の状態は良くない。
それが鳴いた1巡以内であればかなり要注意である≫

だいたいこの3点に注目して自分の状態判別をしている。

ちなみに、3局続けて配牌もツモも全くダメなんてケースはまだ勝負にすら参加していないわけですから、
今日はツイてないと判断するのではなく少し先送りにするようにしています。

さて、今日のツキの状態の確認作業が終わりました。ここから戦術である。
このツキというのが目には見えない細菌のような存在である。
どのくらいの間、自分のところに留まっていてくれるか全くわからないものである。

その日1日続く事もあれば、半荘の東場で終わってしまう事もあるでしょう。
従ってツイてる状態でいかに攻めることが出来るか、ツイていない状態でいかに我慢できるかが全てであると思っている。
勝てば実力、負ければツイていない。

麻雀ではよく聞く言葉なのですが、これではやはり上級者とはまだまだ言い難いでしょう。

自分がツイているという自覚がないのだから、状態の良い時と悪い時の打ち分けが出来ていないという事になる。
我々競技プロの場合は、公式戦では1日の半荘の回数が決まっているため、今日はツイてるから長くやるとか、
今日はツイていないのでもう帰りますというわけにもいかない。当たり前ではあるが…。

従って、リーグ戦などの長丁場の場合はツイている時は大きくプラスして、ツイていない日は小さいマイナスで抑えて、
どっち付かずの場合は、小さくてもプラスで終えることが目標となる。
なので、1日単位で考えると勝てばツキ、負ければツイてない。

トータルで考えれば勝ちは実力、負けても実力という事になるはずである。
まあリーグ戦のような長丁場の勝負は、一般の方にはあまり興味のない話だと思います。

ではタイトル戦などではどうでしょう。
タイトル戦では1日単位で勝てば次に進めるが、負けてしまえばそこで終わりである。

その日ツイていれば勝ち上がるのは誰にでも出来る簡単な作業である。
しかし、ツイていないので小さいマイナスで抑えられればいいやというわけにはいかない。
ツイていなくても、ギリギリの勝ち上がりのボーダーラインを目指さなければならない。

では、このツイてない時にどうやって勝ち上がりを目指すかであるが、藤崎がデビューして間もない今から15年くらい前の話である。
同期の黒木プロや今里プロ、1期後輩の老月プロなど10数人と藤原プロに講師役をお願いして研究会を開いていた事がある。
そこで、状態が悪い時にどうやって打つかというテーマで意見を出しあった事があった。

勿論答えなどないテーマであり、いろいろな意見の中から自分自身面白いと思う意見があれば、
自分で実戦で試してみればいいという程度の意見の交換の場であったのだが、
鳴いて1,000点でもいいから、とりあえずアガリに行くという意見が多かったと記憶している。
そうすることで、少しでも流れが変わるきっかけになるかもしれないという考え方である。

しかし、藤崎の意見はかなり違っていた。
ツキなどいうものが人間の力でそう簡単に持ってこられるとは思えない。
だから、ひたすら我慢してワンチャンスを待つ。

アガリたい1,000点なら、状態が悪い時はアガれない可能性が高い。そんな時に鳴いて手を狭めるのは危険極まりない。
状態が悪いのでどう打っても確率的にはアガれないと思うので、間違ってアガれた時にその一撃だけで2着くらいは狙える打点を狙う。
まあ、私1人の少数意見ではあったが今でもそう思っているし実践している。

状態がよければアガれる回数も多く、手なりでも高い手が出来ることもよくあるので無理に手を高くする打ち方はしない。
しかし、状態が悪い時はアガれても半荘に1回であろう。だからその1回を渾身の一撃にしようとする。「状態が悪い時ほど手は高く」である。
藤崎の実戦から2例ほど挙げておく。どちらもまだ最終戦ではなく中盤戦。

南2局、23,800点持ちのラス目の南家11巡目。

一筒二筒三筒三筒四筒四筒五筒六筒九筒九筒中中中

ドラがなく巡目も早くはなく、待ちも優秀とは言えない。
ピンズを1枚も余さずにテンパイしたので、いかにもピンズの一色手という捨て牌だったがヤミテンなら出アガリの可能性はあった。
しかし、もしヤミで8,000をアガれたとしても、あと2局で30,000点の浮きをキープするのは無理と判断してリーチをかけた。
これをツモって、この1回のアガリのみでこの半荘トップをとった。

今度は、東4局の親番。27,500点持ち3着目9巡目。

一万一万一万五万七万五索六索七索二筒二筒四筒五筒六筒 ツモ六万 ドラ八筒

七筒はドラ表示牌の他に1枚切られていたが、ここは四筒切りリーチといった。
これを最後のツモでツモってこの半荘この1回のアガリで2着。

しかし、この時は最終戦でギリギリ競りまけて勝ち上がる事はできなかった。
どちらの例も、たまたまうまくいっただけの結果ではあるが、状態が悪い時に勝ち上がるための非常手段であり、
この゛たまたま゛がなければ勝負にすらならない状態であった。

藤崎流のちょっと変な定石ではあるが、面白いと思ってくれる方がいれば試してみて下さい。

最後にもう1つの「麻雀は4人でやるゲームである」の方ですが、こちらは至って簡単なことです。
1人よがりが麻雀には細心の注意を払ってほしいということです。

1人よがりの麻雀で他の誰かをツかせてしまった時点で、もはや麻雀とは違うゲームになってしまいます。
特に若い方達の中で、リーチの一発消しだけの目的で鳴きを入れる方を見ますが、この鳴きによって本来あり得ないアガリが発生するケースがあります。
もし一発でツモられてもいいじゃないでしょうか。ツモった人をほめるくらいの心の余裕は欲しいもです。

(文中敬称略)

上級/第66回『2つの原則』

麻雀にはたとえ時代は変わっても絶対に変わらない2つの原則が存在すると私は思っている。
1つは「麻雀はツイてる者が勝つゲームである」という事。
もう1つは「麻雀は4人でやるゲームである」という事である。
一昔前なら当たり前の話なのだが、最近は「麻雀にツキは存在しない。全ては確率の範囲内である」という発想も出てきているので興味深いのだが、
私はあくまで「ツイてる者の勝ち」だと思っている。
さて、なぜ大多数の方が当たり前じゃないかと思うような事を書いたかというと、実は麻雀で勝つうえでこの2つの原則が非常に大切な事だからである。
「麻雀はツイてる者が勝つゲームである」。戦術的にそんな事言ったら全てが終わってしまうと思ってしまう方もいると思うが、実はここが始まりである。
競技プロの場合は「ツキ」という言葉はあまり使わず、「状態がいい(悪い)」という表現が一般的ではあるのですが、意味は同じであると思ってもらっていい。
まずはその時の自分の状態を知る事が何より大切である。
言い換えれば、もしその日の1回戦目であれば、まず自分がツイてるのかツイてないのか知る事が最初の作業であるという事である。
もしその日の半荘の回数が決まっているのであれば、この作業は当たり前ではあるが手短に済ませることが理想である。
できれば2・3局で済ませたい。
麻雀を打つうえでの理想はツイてる時は攻撃的に、ツイていない時は守備的にである。
では藤崎の状態の判断材料を簡単に紹介したい。
アガれれば状態はまあだいたい悪くはないので、自分のアガリに関しては省略します。

≪相手から先制リーチが入った時点の自分の手牌が、しっかり安全牌が残っている充分形の1シャンテンなら悪くなく、
また雀頭が現物であるなど無理なくまわっていけそうなら更に悪くない≫

≪相手から先制リーチが入った場合で、自分の手牌が是非勝負に行きたいような形の場合(受け入れがかなり広い、打点的にかなり期待できる等)
この場合は自分のツモに注目である≫

状態の良い時は、自分の不要牌はリーチの現物であるケースが多い。
従って、自分のテンパイの前に相手の危険牌を掴むのはあまり良い状態とは言えないのですが、
それでも自分の状態の良し悪しもわからないうちから、1枚も勝負出来ないのはいくら守備型の藤崎とはいえ弱過ぎる。
だから藤崎流は1枚だけ押す。
それでも更にテンパイせず危険牌が飛んでくるようならオリる。
攻撃型の人であればとりあえず、アガるか振るかの決着が着くまで勝負してみるのだろが、守備型なら1枚が精一杯であろう。
「あそこであの1枚さえ押せていれば」なんて経験みなさんもありますよね。
これが1枚だけの理由でもある。もう1枚押せていれば…いやいやキリがない。
元来守備型はビビりなのだから1枚で充分である。
ちなみにアガれる、アガれないは別にしてマックス1枚の勝負でテンパイまで行けるようなら決して悪くない。

≪自分の鳴きによって相手のリーチやツモアガリを誘発するようなら自分の状態は良くない。
それが鳴いた1巡以内であればかなり要注意である≫

だいたいこの3点に注目して自分の状態判別をしている。
ちなみに、3局続けて配牌もツモも全くダメなんてケースはまだ勝負にすら参加していないわけですから、
今日はツイてないと判断するのではなく少し先送りにするようにしています。
さて、今日のツキの状態の確認作業が終わりました。ここから戦術である。
このツキというのが目には見えない細菌のような存在である。
どのくらいの間、自分のところに留まっていてくれるか全くわからないものである。
その日1日続く事もあれば、半荘の東場で終わってしまう事もあるでしょう。
従ってツイてる状態でいかに攻めることが出来るか、ツイていない状態でいかに我慢できるかが全てであると思っている。
勝てば実力、負ければツイていない。
麻雀ではよく聞く言葉なのですが、これではやはり上級者とはまだまだ言い難いでしょう。
自分がツイているという自覚がないのだから、状態の良い時と悪い時の打ち分けが出来ていないという事になる。
我々競技プロの場合は、公式戦では1日の半荘の回数が決まっているため、今日はツイてるから長くやるとか、
今日はツイていないのでもう帰りますというわけにもいかない。当たり前ではあるが…。
従って、リーグ戦などの長丁場の場合はツイている時は大きくプラスして、ツイていない日は小さいマイナスで抑えて、
どっち付かずの場合は、小さくてもプラスで終えることが目標となる。
なので、1日単位で考えると勝てばツキ、負ければツイてない。
トータルで考えれば勝ちは実力、負けても実力という事になるはずである。
まあリーグ戦のような長丁場の勝負は、一般の方にはあまり興味のない話だと思います。
ではタイトル戦などではどうでしょう。
タイトル戦では1日単位で勝てば次に進めるが、負けてしまえばそこで終わりである。
その日ツイていれば勝ち上がるのは誰にでも出来る簡単な作業である。
しかし、ツイていないので小さいマイナスで抑えられればいいやというわけにはいかない。
ツイていなくても、ギリギリの勝ち上がりのボーダーラインを目指さなければならない。
では、このツイてない時にどうやって勝ち上がりを目指すかであるが、藤崎がデビューして間もない今から15年くらい前の話である。
同期の黒木プロや今里プロ、1期後輩の老月プロなど10数人と藤原プロに講師役をお願いして研究会を開いていた事がある。
そこで、状態が悪い時にどうやって打つかというテーマで意見を出しあった事があった。
勿論答えなどないテーマであり、いろいろな意見の中から自分自身面白いと思う意見があれば、
自分で実戦で試してみればいいという程度の意見の交換の場であったのだが、
鳴いて1,000点でもいいから、とりあえずアガリに行くという意見が多かったと記憶している。
そうすることで、少しでも流れが変わるきっかけになるかもしれないという考え方である。
しかし、藤崎の意見はかなり違っていた。
ツキなどいうものが人間の力でそう簡単に持ってこられるとは思えない。
だから、ひたすら我慢してワンチャンスを待つ。
アガリたい1,000点なら、状態が悪い時はアガれない可能性が高い。そんな時に鳴いて手を狭めるのは危険極まりない。
状態が悪いのでどう打っても確率的にはアガれないと思うので、間違ってアガれた時にその一撃だけで2着くらいは狙える打点を狙う。
まあ、私1人の少数意見ではあったが今でもそう思っているし実践している。
状態がよければアガれる回数も多く、手なりでも高い手が出来ることもよくあるので無理に手を高くする打ち方はしない。
しかし、状態が悪い時はアガれても半荘に1回であろう。だからその1回を渾身の一撃にしようとする。「状態が悪い時ほど手は高く」である。
藤崎の実戦から2例ほど挙げておく。どちらもまだ最終戦ではなく中盤戦。
南2局、23,800点持ちのラス目の南家11巡目。
一筒二筒三筒三筒四筒四筒五筒六筒九筒九筒中中中
ドラがなく巡目も早くはなく、待ちも優秀とは言えない。
ピンズを1枚も余さずにテンパイしたので、いかにもピンズの一色手という捨て牌だったがヤミテンなら出アガリの可能性はあった。
しかし、もしヤミで8,000をアガれたとしても、あと2局で30,000点の浮きをキープするのは無理と判断してリーチをかけた。
これをツモって、この1回のアガリのみでこの半荘トップをとった。
今度は、東4局の親番。27,500点持ち3着目9巡目。
一万一万一万五万七万五索六索七索二筒二筒四筒五筒六筒 ツモ六万 ドラ八筒
七筒はドラ表示牌の他に1枚切られていたが、ここは四筒切りリーチといった。
これを最後のツモでツモってこの半荘この1回のアガリで2着。
しかし、この時は最終戦でギリギリ競りまけて勝ち上がる事はできなかった。
どちらの例も、たまたまうまくいっただけの結果ではあるが、状態が悪い時に勝ち上がるための非常手段であり、
この゛たまたま゛がなければ勝負にすらならない状態であった。
藤崎流のちょっと変な定石ではあるが、面白いと思ってくれる方がいれば試してみて下さい。
最後にもう1つの「麻雀は4人でやるゲームである」の方ですが、こちらは至って簡単なことです。
1人よがりが麻雀には細心の注意を払ってほしいということです。
1人よがりの麻雀で他の誰かをツかせてしまった時点で、もはや麻雀とは違うゲームになってしまいます。
特に若い方達の中で、リーチの一発消しだけの目的で鳴きを入れる方を見ますが、この鳴きによって本来あり得ないアガリが発生するケースがあります。
もし一発でツモられてもいいじゃないでしょうか。ツモった人をほめるくらいの心の余裕は欲しいもです。
(文中敬称略)

「インターネット麻雀日本選手権2012」ダイジェスト

日本プロ麻雀連盟が主催の「インターネット麻雀日本選手権 2012」が開催されました。
今回参加したのは以下のインターネット麻雀サイト。(50音順)

雀龍門
TAISEN
麻雀4(ハンゲーム)
桃色大戦ぱいろん
ロン2

各サイトの最終予選には以下の日本プロ麻雀連盟のプロが参加。

【参加プロ】

《男性プロ》
灘麻太郎、小島武夫、荒正義、伊藤優孝、森山茂和
前原雄大、瀬戸熊直樹、沢崎誠、板川和俊、藤崎智
望月雅継、山井弘、滝沢和典、ダンプ大橋、佐々木寿人
小田悟志、久保公男、西川淳、吉田直

《女流プロ》
二階堂亜樹、二階堂瑠美、和泉由希子、宮内こずえ
清水香織、蒼井ゆりか、和久津晶、渡辺郁江
魚谷侑未、中川由佳梨、白河雪菜、中山奈々美

多数のインターネット麻雀サイトで行われる予選を勝ち上がったネット雀士たちが、
初年度の運営であるロン2に集結し、上位2名が勝ち上がりとなるトーナメントを繰り返しました。

【大会システム】

1) 各サイトで予選
2) 各サイトで最終予選(プロが各サイトから参加)
3) 本戦(ユーザー16名+プロ16名)
4) ベスト16
5) 準決勝
6) 決勝(7月15日)スタジオよりニコ生で放送

【各参加サイトからの本戦勝ち上がり者】

雀龍門
[ユーザー]むっくら、ファランドール、魁奈、ひろくん、surozya
[プロ]前原雄大、沢崎誠、小島武夫、和泉由希子、ダンプ大橋

TAISEN
[ユーザー]やべ
[プロ]瀬戸熊直樹

麻雀4
[ユーザー]神様で〜す!、いちのせ@、ktoma
[プロ]藤崎智、佐々木寿人、伊藤優孝、二階堂亜樹

桃色対戦ぱいろん
[ユーザー]ハイテイ、Gldemo、黒神茉莉
[プロ]渡辺郁江、中山奈々美、魚谷侑未

ロン2
[ユーザー]hijk712、ノル
[プロ]灘麻太郎、森山茂和、清水香織、宮内こずえ

それでは、今大会の模様を少し紹介していきたいと思います。

/23 本戦1卓
小島武夫プロ、神様で〜すさん(麻雀4より勝ち上がり)、ハイテイさん(桃色大戦ぱいろんより勝ち上がり)、清水香織プロ

column65

麻雀4から勝ち上がり“神様で〜す”さんはこの手牌から打六万を選択しました。
良く見ると、第一打にも五筒が打たれていますが、皆さんなら何を選択しているでしょうか!?

ドラが2枚あるので、手広く構える方も多いかと思いますが、
チャンタ系を意識した大物手狙いの一打は、ちょうど上家に座っている小島武夫プロのようなスタイルを彷彿とさせます。

数巡後、この手牌は高目純チャンのテンパイまで育ちます。

column65

この待ちになれば、第1打の五筒も光りますね。
このとき西家の清水香織プロにもカン五万でイーペーコーのテンパイが入っていましたが、四万を引いて変則3メンチャンに待ち替え、
リーチで追いかけると親番の小島武夫プロも応戦。一発で“神様で〜す”さんが一発で七万を掴んで5.200の放銃となってしまいました。

2戦目は小島武夫プロのこのアガリからスタート。

column65

桃色大戦ぱいろんから勝ち上がりのハイテイさんにはドラの中がアンコの大物手が・・
本戦は2回戦のトータルポイントで上位2名が勝ち上がるというシステムなので、現状プロ2人が優勢。

しかし、その直後“ハイテイ”さんが3,000、6,000をアガリ返します。

三万四万五万五万六万七万一筒一筒五筒六筒七筒八筒九筒 リーチ 一発ツモ七筒 ドラ七万 裏七筒

そして東4局

column65

南家の“ハイテイ”さんは、ここから打白として、一通目の一筒を残しました。
その後ドラの七索を引き、打中
ツモ三筒、打九万
ツモ六筒、打八万
ツモ七索、打一万・・・・

七索七索七索一筒三筒四筒五筒六筒七筒八筒九筒発発 ロン二筒

狙い通り一通を出アガリ。お見事なアガリでした!

同日5/23に開催された本戦トーナメント4卓は、A1リーグで首位を独走中の藤崎智プロ、現女流桜花の魚谷侑未プロ、
雀龍門から勝ち上がりのsurozyaさん、TAISENから勝ち上がりのやべさんという組み合わせ。
公式戦でも好調な2名のプロがアガリ倒して1回戦目をワンツーフィニッシュ。インターネット麻雀でも好調なようです。

column65

2回戦目はsurozyaさん、やべさんのリーチ合戦からスタート。
結果はsurozyaさんからやべさんに5,200の放銃となりました。

東2局、5,200をアガったやべさんの親番で、西家の魚谷プロが仕掛けます。

column65

やべさんはこの手牌から恐る恐る(かどうかは表情も仕草も見えないのでわかりませんが)ドラの八万を打ちだすと魚谷プロは当然ポンしてテンパイを入れます。
一旦ヤミテンに構えたやべさんですが、次のツモ番でリーチをかけると一発ツモ

六万六万三索四索五索五索六索四筒五筒五筒六筒六筒七筒 一発ツモ四索

上位2名勝ち上がりのシステムなので、当面のライバル同士の戦いです。腹を括って勝負すべき場面でしょう。
結果に関係なく、リーチをかけるのは良い判断であったと思います。

この後、藤崎プロとトップラスの形を作ることはできましたが、1回戦の負債は大きく藤崎、魚谷の勝ち上がりとなりました。
藤崎は1着4着、魚谷は2着2着での勝ち上がり。(順位点は1着+15、2着+5、3着▲5、4着▲15)

本戦の全結果は以下の通りとなりました。

05/23(水):本戦トーナメント「1卓」20:00〜 半荘2回戦  小島武夫 vs ハイテイ(ぱいろんユーザー) vs 神様で〜す(麻雀4ユーザー) vs 清水香織
 清水香織、ハイテイ(ぱいろんユーザー)、勝ちあがり

05/23(水):本戦トーナメント「2卓」20:00〜 半荘2回戦  沢崎誠 vs 渡辺郁江 vs いちのせ@(麻雀4ユーザー) vs 瀬戸熊直樹
 いちのせ(麻雀4ユーザー)、瀬戸熊直樹、勝ちあがり

05/23(水):本戦トーナメント「3卓」22:00〜 半荘2回戦  伊藤優孝 vs 中山奈々美 vs 魁奈(雀龍門ユーザー) vs hijk712(ロン2ユーザー)
 中山奈々美、伊藤優孝、勝ちあがり

05/23(水):本戦トーナメント「4卓」22:00〜 半荘2回戦  藤崎智 vs 魚谷侑未 vs surozya(雀龍門ユーザー) vs やべ(TAISENユーザー)
 魚谷侑未、藤崎智、勝ちあがり

05/30(水):本戦トーナメント「5卓」22:00〜 半荘2回戦  前原雄大 vs 久保公男 vs ファランドール(雀龍門ユーザー) vs 宮内こずえ
 宮内こずえ、前原雄大、勝ちあがり

05/30(水):本戦トーナメント「6卓」22:00〜 半荘2回戦  佐々木寿人 vs ダンプ大橋 vs Gldemo(ぱいろんユーザー) vs ノル(ロン2ユーザー)
 ダンプ大橋、佐々木寿人、勝ちあがり

05/30(水):本戦トーナメント「7卓」22:00〜 半荘2回戦  和泉由希子 vs ktoma(麻雀4ユーザー) vs むっくら(雀龍門ユーザー) vs 灘麻太郎
 和泉由希子、灘麻太郎、勝ちあがり

05/30(水):本戦トーナメント「8卓」22:00〜 半荘2回戦  二階堂亜樹 vs 黒神茉莉(ぱいろんユーザー) vs ひろくんさん(雀龍門ユーザー) vs 森山茂和
 森山茂和、二階堂亜樹、勝ちあがり

続いて行われたベスト16ですが、普段から上位2名勝ち上がりの条件戦を打ち慣れている分、プロ勢は優勢なようです。
ベスト16の結果は以下の通り。

06/06(水):ベスト16「A卓」20:00〜 半荘2回戦  清水香織(1卓1位) vs 中山奈々美(3卓1位) vs 藤崎智(4卓2位) vs 二階堂亜樹(8卓2位)
 中山奈々美、清水香織、勝ちあがり!

06/06(水):ベスト16「B卓」22:00〜 半荘2回戦  いちのせ@(麻雀4ユーザー・2卓1位) vs ダンプ大橋(6卓1位) vs 伊藤優孝(3卓2位) vs 灘麻太郎(7卓2位)
 いちのせ@(麻雀4ユーザー)、ダンプ大橋、勝ちあがり!

06/13(水):ベスト16「C卓」22:00〜 半荘2回戦  宮内こずえ(5卓1位) vs 和泉由希子(7卓1位) vs 瀬戸熊直樹(2卓2位) vs 佐々木寿人(6卓2位)
 佐々木寿人、和泉由希子、勝ちあがり!

06/13(水):ベスト16「D卓」22:00〜 半荘2回戦  魚谷侑未(4卓1位) vs 森山茂和(8卓1位) vs ハイテイ(ぱいろんユーザー・1卓2位) vs 前原雄大(5卓2位)
 魚谷侑未、前原雄大、勝ちあがり!

準決勝1卓は佐々木寿人プロ、麻雀4から勝ち上がりの“いちのせ@”さんが決勝進出を決めました。

ご覧になられた方も多いかと思いますが、準決勝2卓はニコニコ動画にて解説付きで中継されました。
1回戦は、1着ダンプ大橋+26,1P、2着前原雄大+11,1P、3着和泉由希子▲4,6P、4着中山奈々美▲32,6Pで終了。
2回戦、東3局1本場

column65

ダンプ大橋プロの親番の手牌です。
七対子の1シャンテンに構えると、西が暗刻になりました。
この場面でダンプ大橋プロの選択は打六万

3回戦のトータルポイントで上位2名が勝ち上がり。
1回戦をトップで終えたダンプ大橋プロは危険を冒してまで、つまりリーチをかけて無防備になることを避けた。
というのが解説の白鳥翔プロの見解でしたが、ダンプ大橋プロの真意はどうだったのでしょうか?
(この頃、ロン2内のチャットルームでは森山茂和プロが「ダンプは固いよ・・」とコメント)

この後巡目が進み、このテンパイが入ります。

八万八万四筒四筒五筒六筒六筒七筒西西西中中 ツモ四筒

ここでダンププロの選択は打五筒のテンパイ取らず。

column65

和泉プロのドラ打ちは手が整っていることを意味します。

その瞬間八万をポンしてスピードを合わせたダンプ大橋はそのまま4,000オールのツモアガリ。

四筒四筒四筒六筒六筒西西西中中 ポン八万八万八万 ツモ六筒

2連勝で決勝の椅子を手にしました。

最終戦は、2連勝のダンプ大橋プロ、連続2着の前原雄大プロが大きくリード。
女流2名が追いかける格好となりました。

東2局2本場

column65

あっさりと親番を流されてしまった中山奈々美プロが、北家でもらったこの手牌。
親番は残すところ1回。上位陣との点差を詰めるためには、ある程度の打点力を必要とする局面です。
さて何を打つべきでしょうか?

中山プロの選択は打一索

不確定な一通を見切って、タンピン形のくっつきテンパイに構えました。
その後ツモ二万でテンパイが入りますが取らずでツモ切り。
ツモ六万でリーチをかけると2,000・4,000のツモアガリ。

column65

人様に見られていると緊張してパニックに陥りやすいと話す本人ですが、この準決勝は良く打てていたのではないかと思います。

結果、前原雄大プロ、ダンプ大橋プロの2名が勝ち上がり。

年07月15日(日)
半荘5回戦ニコニコ生放送にて中継!

佐々木寿人 vs いちのせ@(麻雀4ユーザー) vs 前原雄大 vs ダンプ大橋

激戦の内容はロン2の牌譜ですべてご覧になることができます。
また、ロン2内のプロ雀士ブログでは、参加プロによる自戦記も公開予定ですのでお楽しみに!!

プロ雀士コラム/「インターネット麻雀日本選手権2012」ダイジェスト

日本プロ麻雀連盟が主催の「インターネット麻雀日本選手権 2012」が開催されました。
今回参加したのは以下のインターネット麻雀サイト。(50音順)
雀龍門
TAISEN
麻雀4(ハンゲーム)
桃色大戦ぱいろん
ロン2
各サイトの最終予選には以下の日本プロ麻雀連盟のプロが参加。

【参加プロ】

《男性プロ》
灘麻太郎、小島武夫、荒正義、伊藤優孝、森山茂和
前原雄大、瀬戸熊直樹、沢崎誠、板川和俊、藤崎智
望月雅継、山井弘、滝沢和典、ダンプ大橋、佐々木寿人
小田悟志、久保公男、西川淳、吉田直
《女流プロ》
二階堂亜樹、二階堂瑠美、和泉由希子、宮内こずえ
清水香織、蒼井ゆりか、和久津晶、渡辺郁江
魚谷侑未、中川由佳梨、白河雪菜、中山奈々美

多数のインターネット麻雀サイトで行われる予選を勝ち上がったネット雀士たちが、
初年度の運営であるロン2に集結し、上位2名が勝ち上がりとなるトーナメントを繰り返しました。

【大会システム】

1) 各サイトで予選
2) 各サイトで最終予選(プロが各サイトから参加)
3) 本戦(ユーザー16名+プロ16名)
4) ベスト16
5) 準決勝
6) 決勝(7月15日)スタジオよりニコ生で放送

【各参加サイトからの本戦勝ち上がり者】

雀龍門
[ユーザー]むっくら、ファランドール、魁奈、ひろくん、surozya
[プロ]前原雄大、沢崎誠、小島武夫、和泉由希子、ダンプ大橋
TAISEN
[ユーザー]やべ
[プロ]瀬戸熊直樹
麻雀4
[ユーザー]神様で〜す!、いちのせ@、ktoma
[プロ]藤崎智、佐々木寿人、伊藤優孝、二階堂亜樹
桃色対戦ぱいろん
[ユーザー]ハイテイ、Gldemo、黒神茉莉
[プロ]渡辺郁江、中山奈々美、魚谷侑未
ロン2
[ユーザー]hijk712、ノル
[プロ]灘麻太郎、森山茂和、清水香織、宮内こずえ

それでは、今大会の模様を少し紹介していきたいと思います。

/23 本戦1卓
小島武夫プロ、神様で〜すさん(麻雀4より勝ち上がり)、ハイテイさん(桃色大戦ぱいろんより勝ち上がり)、清水香織プロ

column65
麻雀4から勝ち上がり“神様で〜す”さんはこの手牌から打六万を選択しました。
良く見ると、第一打にも五筒が打たれていますが、皆さんなら何を選択しているでしょうか!?
ドラが2枚あるので、手広く構える方も多いかと思いますが、
チャンタ系を意識した大物手狙いの一打は、ちょうど上家に座っている小島武夫プロのようなスタイルを彷彿とさせます。
数巡後、この手牌は高目純チャンのテンパイまで育ちます。
column65
この待ちになれば、第1打の五筒も光りますね。
このとき西家の清水香織プロにもカン五万でイーペーコーのテンパイが入っていましたが、四万を引いて変則3メンチャンに待ち替え、
リーチで追いかけると親番の小島武夫プロも応戦。一発で“神様で〜す”さんが一発で七万を掴んで5.200の放銃となってしまいました。
2戦目は小島武夫プロのこのアガリからスタート。
column65
桃色大戦ぱいろんから勝ち上がりのハイテイさんにはドラの中がアンコの大物手が・・
本戦は2回戦のトータルポイントで上位2名が勝ち上がるというシステムなので、現状プロ2人が優勢。
しかし、その直後“ハイテイ”さんが3,000、6,000をアガリ返します。
三万四万五万五万六万七万一筒一筒五筒六筒七筒八筒九筒 リーチ 一発ツモ七筒 ドラ七万 裏七筒
そして東4局
column65
南家の“ハイテイ”さんは、ここから打白として、一通目の一筒を残しました。
その後ドラの七索を引き、打中
ツモ三筒、打九万
ツモ六筒、打八万
ツモ七索、打一万・・・・
七索七索七索一筒三筒四筒五筒六筒七筒八筒九筒発発 ロン二筒
狙い通り一通を出アガリ。お見事なアガリでした!
同日5/23に開催された本戦トーナメント4卓は、A1リーグで首位を独走中の藤崎智プロ、現女流桜花の魚谷侑未プロ、
雀龍門から勝ち上がりのsurozyaさん、TAISENから勝ち上がりのやべさんという組み合わせ。
公式戦でも好調な2名のプロがアガリ倒して1回戦目をワンツーフィニッシュ。インターネット麻雀でも好調なようです。
column65
2回戦目はsurozyaさん、やべさんのリーチ合戦からスタート。
結果はsurozyaさんからやべさんに5,200の放銃となりました。
東2局、5,200をアガったやべさんの親番で、西家の魚谷プロが仕掛けます。
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やべさんはこの手牌から恐る恐る(かどうかは表情も仕草も見えないのでわかりませんが)ドラの八万を打ちだすと魚谷プロは当然ポンしてテンパイを入れます。
一旦ヤミテンに構えたやべさんですが、次のツモ番でリーチをかけると一発ツモ
六万六万三索四索五索五索六索四筒五筒五筒六筒六筒七筒 一発ツモ四索

上位2名勝ち上がりのシステムなので、当面のライバル同士の戦いです。腹を括って勝負すべき場面でしょう。
結果に関係なく、リーチをかけるのは良い判断であったと思います。

この後、藤崎プロとトップラスの形を作ることはできましたが、1回戦の負債は大きく藤崎、魚谷の勝ち上がりとなりました。
藤崎は1着4着、魚谷は2着2着での勝ち上がり。(順位点は1着+15、2着+5、3着▲5、4着▲15)
本戦の全結果は以下の通りとなりました。
05/23(水):本戦トーナメント「1卓」20:00〜 半荘2回戦  小島武夫 vs ハイテイ(ぱいろんユーザー) vs 神様で〜す(麻雀4ユーザー) vs 清水香織
 清水香織、ハイテイ(ぱいろんユーザー)、勝ちあがり
05/23(水):本戦トーナメント「2卓」20:00〜 半荘2回戦  沢崎誠 vs 渡辺郁江 vs いちのせ@(麻雀4ユーザー) vs 瀬戸熊直樹
 いちのせ(麻雀4ユーザー)、瀬戸熊直樹、勝ちあがり
05/23(水):本戦トーナメント「3卓」22:00〜 半荘2回戦  伊藤優孝 vs 中山奈々美 vs 魁奈(雀龍門ユーザー) vs hijk712(ロン2ユーザー)
 中山奈々美、伊藤優孝、勝ちあがり
05/23(水):本戦トーナメント「4卓」22:00〜 半荘2回戦  藤崎智 vs 魚谷侑未 vs surozya(雀龍門ユーザー) vs やべ(TAISENユーザー)
 魚谷侑未、藤崎智、勝ちあがり
05/30(水):本戦トーナメント「5卓」22:00〜 半荘2回戦  前原雄大 vs 久保公男 vs ファランドール(雀龍門ユーザー) vs 宮内こずえ
 宮内こずえ、前原雄大、勝ちあがり
05/30(水):本戦トーナメント「6卓」22:00〜 半荘2回戦  佐々木寿人 vs ダンプ大橋 vs Gldemo(ぱいろんユーザー) vs ノル(ロン2ユーザー)
 ダンプ大橋、佐々木寿人、勝ちあがり
05/30(水):本戦トーナメント「7卓」22:00〜 半荘2回戦  和泉由希子 vs ktoma(麻雀4ユーザー) vs むっくら(雀龍門ユーザー) vs 灘麻太郎
 和泉由希子、灘麻太郎、勝ちあがり
05/30(水):本戦トーナメント「8卓」22:00〜 半荘2回戦  二階堂亜樹 vs 黒神茉莉(ぱいろんユーザー) vs ひろくんさん(雀龍門ユーザー) vs 森山茂和
 森山茂和、二階堂亜樹、勝ちあがり
続いて行われたベスト16ですが、普段から上位2名勝ち上がりの条件戦を打ち慣れている分、プロ勢は優勢なようです。
ベスト16の結果は以下の通り。
06/06(水):ベスト16「A卓」20:00〜 半荘2回戦  清水香織(1卓1位) vs 中山奈々美(3卓1位) vs 藤崎智(4卓2位) vs 二階堂亜樹(8卓2位)
 中山奈々美、清水香織、勝ちあがり!
06/06(水):ベスト16「B卓」22:00〜 半荘2回戦  いちのせ@(麻雀4ユーザー・2卓1位) vs ダンプ大橋(6卓1位) vs 伊藤優孝(3卓2位) vs 灘麻太郎(7卓2位)
 いちのせ@(麻雀4ユーザー)、ダンプ大橋、勝ちあがり!
06/13(水):ベスト16「C卓」22:00〜 半荘2回戦  宮内こずえ(5卓1位) vs 和泉由希子(7卓1位) vs 瀬戸熊直樹(2卓2位) vs 佐々木寿人(6卓2位)
 佐々木寿人、和泉由希子、勝ちあがり!
06/13(水):ベスト16「D卓」22:00〜 半荘2回戦  魚谷侑未(4卓1位) vs 森山茂和(8卓1位) vs ハイテイ(ぱいろんユーザー・1卓2位) vs 前原雄大(5卓2位)
 魚谷侑未、前原雄大、勝ちあがり!
準決勝1卓は佐々木寿人プロ、麻雀4から勝ち上がりの“いちのせ@”さんが決勝進出を決めました。
ご覧になられた方も多いかと思いますが、準決勝2卓はニコニコ動画にて解説付きで中継されました。
1回戦は、1着ダンプ大橋+26,1P、2着前原雄大+11,1P、3着和泉由希子▲4,6P、4着中山奈々美▲32,6Pで終了。
2回戦、東3局1本場
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ダンプ大橋プロの親番の手牌です。
七対子の1シャンテンに構えると、西が暗刻になりました。
この場面でダンプ大橋プロの選択は打六万
3回戦のトータルポイントで上位2名が勝ち上がり。
1回戦をトップで終えたダンプ大橋プロは危険を冒してまで、つまりリーチをかけて無防備になることを避けた。
というのが解説の白鳥翔プロの見解でしたが、ダンプ大橋プロの真意はどうだったのでしょうか?
(この頃、ロン2内のチャットルームでは森山茂和プロが「ダンプは固いよ・・」とコメント)
この後巡目が進み、このテンパイが入ります。
八万八万四筒四筒五筒六筒六筒七筒西西西中中 ツモ四筒
ここでダンププロの選択は打五筒のテンパイ取らず。
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和泉プロのドラ打ちは手が整っていることを意味します。
その瞬間八万をポンしてスピードを合わせたダンプ大橋はそのまま4,000オールのツモアガリ。
四筒四筒四筒六筒六筒西西西中中 ポン八万八万八万 ツモ六筒
2連勝で決勝の椅子を手にしました。
最終戦は、2連勝のダンプ大橋プロ、連続2着の前原雄大プロが大きくリード。
女流2名が追いかける格好となりました。
東2局2本場
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あっさりと親番を流されてしまった中山奈々美プロが、北家でもらったこの手牌。
親番は残すところ1回。上位陣との点差を詰めるためには、ある程度の打点力を必要とする局面です。
さて何を打つべきでしょうか?
中山プロの選択は打一索
不確定な一通を見切って、タンピン形のくっつきテンパイに構えました。
その後ツモ二万でテンパイが入りますが取らずでツモ切り。
ツモ六万でリーチをかけると2,000・4,000のツモアガリ。
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人様に見られていると緊張してパニックに陥りやすいと話す本人ですが、この準決勝は良く打てていたのではないかと思います。
結果、前原雄大プロ、ダンプ大橋プロの2名が勝ち上がり。

年07月15日(日)
半荘5回戦ニコニコ生放送にて中継!

佐々木寿人 vs いちのせ@(麻雀4ユーザー) vs 前原雄大 vs ダンプ大橋

激戦の内容はロン2の牌譜ですべてご覧になることができます。
また、ロン2内のプロ雀士ブログでは、参加プロによる自戦記も公開予定ですのでお楽しみに!!

たけしの等々力ベース 麻雀道2!

ビートたけしvsプロ雀士!!
日本プロ麻雀連盟から、「ミスター麻雀」小島武夫、「北海の荒法師」荒正義、「暴君」瀬戸熊直樹、「越後の奇跡」滝沢和典が出演!

番組HPはこちら  番組レポートはこちら
過去の出演 前編 後編

メディア情報/たけしの等々力ベース 麻雀道2!

ビートたけしvsプロ雀士!!
日本プロ麻雀連盟から、「ミスター麻雀」小島武夫、「北海の荒法師」荒正義、「暴君」瀬戸熊直樹、「越後の奇跡」滝沢和典が出演!

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過去の出演 前編 後編

『勝負の真髄』

瀬戸熊直樹は、麻雀に人生を賭けた男です。前に述べた通り、その点ではボクも同じです。
ボクが彼より勝るとすれば年季であり、引出しの数。
それは技であり麻雀の幅と、とらえても結構です。これは多少…自信があります。
しかし、麻雀の勝負はそんなもんでは決まらない。

まず、その日の「運」がある。次が体力、これは大事です。体力の有無はすぐに勝負に直結します。
そして展開があり、流れがある。これは卓につくまで未知数です。また名前と実績が、相手に与える影響も大きい。
麻雀はこれらの総力戦です。勝っているものが勝つのです。

では瀬戸熊と比べてみよう。
その日の運量は、若い分やっぱり向こうが上。
しかし1回戦の流れから、この日の運だけは自分に目があるかもしれません。
ただし、今日勝てても後3日残っているから、不安である。

体力は、圧倒的に瀬戸熊に軍配が上がる。
年は18歳こっちが上だし、体力づくりのジョギング対ウォーキングの運動能力の差を見ても、それは歴然である。
思考能力は体力から生まれるのです。

展開と流れは、引出しの数で変えることができるかもしれない。
しかし、それがうまくいくという保証も自信もなしだ。

名前と実績にしてもそうである。
それはこっちが少し上かもしれぬが、過去と現在の人――という差も考慮しなければならない。
彼は「十段」戦も手中に収め、鳳凰3連覇に挑戦中なのである。

下馬評だって彼の方が上なのだ。ただ下馬評は、ボクの闘志を奮い立たせる原動力にはなります。

(最終日、瀬戸熊と一騎打ちになれば、負けそうだ…)
これが正直な、ボクの気持なのでした。

では、それを避けるためにはどう対応すればいいのか――。
出した結論は、3日目までに大差をつけることでした。
その数字は100ポイントが目安。これで捲られたらしょうがない。

第2戦の東1局は、前回の流れが良いせいかボクに好手が入ります。
高めを引けば跳満で、断然有利です。ところが…見てくださいこの牌譜。

column_hououi_03_04_01

テンパイは遅く場に高いピンズの受けでしたが、1回戦の流れから引ける予感がありました。
が、その4枚目の七筒を右田がツモ。しかも2,600オールで、かなりの打点です。

この時…
(それはボクの七筒だ、ちゃんと名前が書いてあるだろう!)
…と思いました。

麻雀はアガリも放銃も連動します。いや、少なくともボクはそう考える。
しかし、このアガリを見た瞬間、前回の流れは無いものとし、一からのスタートを意識しました。
これがボクの、場合の状況判断です。

東2局はボクの親番ですが、瀬戸熊のアガリで決着。
column_hououi_03_04_02

やっぱり、怪しい雲行きです。ツモって右田が集めた点棒が本命の瀬戸熊に流れる…喜べない話です。
そして次の局は、望月の親の攻めが飛んできます。

column_hououi_03_04_03

この局は成功しませんでしたが、これが望月のパワー麻雀です。
彼のリーチをなめてはいけません。彼はヤミテン満貫でもリーチで跳満を引きに来るケースが多いからです。
この場合は安めではアがれませんからリーチは当然ですが、彼は仮に安めで上がれたとしてもリーチをかけて来る公算が高い。
侮れないタイプとみていいでしょう。
現にA1から降格したのにもかかわらず、1年で復帰を果たしたのは実力の証明といえるでしょう。

瀬戸熊の親番が来ました。
ボクの持ち味は、勝負の感性ですから五感をフル活動します。目、耳、脳、盲牌の感触、予知能力などです。
日常の鍛錬でこの五感を磨くのが、ボクの仕事です。そして同時に、相手の打ち筋や癖も合わせ見る。

この時、瀬戸熊の目に力が入っていました、これが目ヂカラ。打牌のトーンも少し高くなっています。となると、要注意です。
ですから西のポンテンでかわしにかけます。しかし、瀬戸熊からリーチが入る。

column_hououi_03_04_04

流れが悪く、ここでボクはオリに回ります
幸いに親の現物が4枚、オリ切れると思いました。がその後、受けの固い右田から九索が飛び出します。親のリーチに無筋の九索
彼が来ている―。そしてリーチではなく黙テンとなれば、親リーの現物の公算が大です。

column_hououi_03_04_05

このときボクは、今の瞬間しかないと思い八筒に手をかけました。
2人の安全牌の。三索があるのは百も承知です。しかし右田の場合、危険を察したとき突如オリる可能性があります。
となれば瀬戸熊の1人旅、だから今なのです。

column_hououi_03_04_06

2本場で4,500の失点。
ラス目で痛い出費のようですが、そうではありません。
瀬戸熊もリーチ棒を出しているから、結果は3,500です。これで彼の勝負手を蹴れるなら、安い買い物とボクは思います。

右田の開かれた手を見て、ボクが感じたのは…
「その手は、リーチだろう…」でした。

たとえ相手が怖いオヤであろうと出て満貫、引いて跳満を取りに行く戦う姿勢がなければ、「鳳凰」は獲れないとボクは思います。
彼が勝負と出、リーチならボクは。三索を切り勝負は見守っていたでしょう。

ただしヤミテンなら、この八筒打ちは場合の応手です。
マークするということは…相手の思い通りには打たせない、という意味があります。
相手も損害を被るが、その分こちらも血を流し返り血も浴びる。
それが勝負の神髄、だと思います。

column_hououi_03_04_07

結果、第2戦は瀬戸熊との差がさらに開き1万点となりました。
さあ後は、振り返らず前を見て走るだけです。

(文中敬称略・以下次号)

鳳凰の部屋/『勝負の真髄』

瀬戸熊直樹は、麻雀に人生を賭けた男です。前に述べた通り、その点ではボクも同じです。
ボクが彼より勝るとすれば年季であり、引出しの数。
それは技であり麻雀の幅と、とらえても結構です。これは多少…自信があります。
しかし、麻雀の勝負はそんなもんでは決まらない。
まず、その日の「運」がある。次が体力、これは大事です。体力の有無はすぐに勝負に直結します。
そして展開があり、流れがある。これは卓につくまで未知数です。また名前と実績が、相手に与える影響も大きい。
麻雀はこれらの総力戦です。勝っているものが勝つのです。
では瀬戸熊と比べてみよう。
その日の運量は、若い分やっぱり向こうが上。
しかし1回戦の流れから、この日の運だけは自分に目があるかもしれません。
ただし、今日勝てても後3日残っているから、不安である。
体力は、圧倒的に瀬戸熊に軍配が上がる。
年は18歳こっちが上だし、体力づくりのジョギング対ウォーキングの運動能力の差を見ても、それは歴然である。
思考能力は体力から生まれるのです。
展開と流れは、引出しの数で変えることができるかもしれない。
しかし、それがうまくいくという保証も自信もなしだ。
名前と実績にしてもそうである。
それはこっちが少し上かもしれぬが、過去と現在の人――という差も考慮しなければならない。
彼は「十段」戦も手中に収め、鳳凰3連覇に挑戦中なのである。
下馬評だって彼の方が上なのだ。ただ下馬評は、ボクの闘志を奮い立たせる原動力にはなります。
(最終日、瀬戸熊と一騎打ちになれば、負けそうだ…)
これが正直な、ボクの気持なのでした。
では、それを避けるためにはどう対応すればいいのか――。
出した結論は、3日目までに大差をつけることでした。
その数字は100ポイントが目安。これで捲られたらしょうがない。
第2戦の東1局は、前回の流れが良いせいかボクに好手が入ります。
高めを引けば跳満で、断然有利です。ところが…見てくださいこの牌譜。
column_hououi_03_04_01
テンパイは遅く場に高いピンズの受けでしたが、1回戦の流れから引ける予感がありました。
が、その4枚目の七筒を右田がツモ。しかも2,600オールで、かなりの打点です。
この時…
(それはボクの七筒だ、ちゃんと名前が書いてあるだろう!)
…と思いました。
麻雀はアガリも放銃も連動します。いや、少なくともボクはそう考える。
しかし、このアガリを見た瞬間、前回の流れは無いものとし、一からのスタートを意識しました。
これがボクの、場合の状況判断です。
東2局はボクの親番ですが、瀬戸熊のアガリで決着。
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やっぱり、怪しい雲行きです。ツモって右田が集めた点棒が本命の瀬戸熊に流れる…喜べない話です。
そして次の局は、望月の親の攻めが飛んできます。
column_hououi_03_04_03
この局は成功しませんでしたが、これが望月のパワー麻雀です。
彼のリーチをなめてはいけません。彼はヤミテン満貫でもリーチで跳満を引きに来るケースが多いからです。
この場合は安めではアがれませんからリーチは当然ですが、彼は仮に安めで上がれたとしてもリーチをかけて来る公算が高い。
侮れないタイプとみていいでしょう。
現にA1から降格したのにもかかわらず、1年で復帰を果たしたのは実力の証明といえるでしょう。
瀬戸熊の親番が来ました。
ボクの持ち味は、勝負の感性ですから五感をフル活動します。目、耳、脳、盲牌の感触、予知能力などです。
日常の鍛錬でこの五感を磨くのが、ボクの仕事です。そして同時に、相手の打ち筋や癖も合わせ見る。
この時、瀬戸熊の目に力が入っていました、これが目ヂカラ。打牌のトーンも少し高くなっています。となると、要注意です。
ですから西のポンテンでかわしにかけます。しかし、瀬戸熊からリーチが入る。
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流れが悪く、ここでボクはオリに回ります
幸いに親の現物が4枚、オリ切れると思いました。がその後、受けの固い右田から九索が飛び出します。親のリーチに無筋の九索
彼が来ている―。そしてリーチではなく黙テンとなれば、親リーの現物の公算が大です。
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このときボクは、今の瞬間しかないと思い八筒に手をかけました。
2人の安全牌の。三索があるのは百も承知です。しかし右田の場合、危険を察したとき突如オリる可能性があります。
となれば瀬戸熊の1人旅、だから今なのです。
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2本場で4,500の失点。
ラス目で痛い出費のようですが、そうではありません。
瀬戸熊もリーチ棒を出しているから、結果は3,500です。これで彼の勝負手を蹴れるなら、安い買い物とボクは思います。
右田の開かれた手を見て、ボクが感じたのは…
「その手は、リーチだろう…」でした。
たとえ相手が怖いオヤであろうと出て満貫、引いて跳満を取りに行く戦う姿勢がなければ、「鳳凰」は獲れないとボクは思います。
彼が勝負と出、リーチならボクは。三索を切り勝負は見守っていたでしょう。
ただしヤミテンなら、この八筒打ちは場合の応手です。
マークするということは…相手の思い通りには打たせない、という意味があります。
相手も損害を被るが、その分こちらも血を流し返り血も浴びる。
それが勝負の神髄、だと思います。
column_hououi_03_04_07
結果、第2戦は瀬戸熊との差がさらに開き1万点となりました。
さあ後は、振り返らず前を見て走るだけです。
(文中敬称略・以下次号)

第7期 第1節レポート

昨年度まではAとB、2つのリーグだった女流桜花も、第7期となる今年度、ついにCリーグができました。

それに伴い、人数も 62 から 75 に。

人数の増加とともに重みも増したのか、Aリーグが行われる会場が、いつもと違う気がしたのは私だけでしょうか?

Aリーグの誰もが、今年こそはと狙うタイトル。現女流桜花は魚谷侑未。

プロ3年目の、まだあどけなさの残る女の子。

一夜にして女王の栄冠を手にした決勝戦は、ベテラン3人に囲まれながらの堂々とした戦いぶりだったと思います。

それを見た先輩は、追いつき、追い越してゆく姿に嫉妬し、後輩は1つの目標として羨望の目を向け、

そして、「連覇はさせない。次に勝つのは私だ」という想いを強くしたことでしょう。当然、私もその1人です。

私が掲げた当面の目標は、「まずは、プレーオフに残る!」

1節目は、「気負わずにいつもどおり」の予定。

私の対戦相手は、Aリーグで戦いなれた3人の安田 麻里菜 、仲田加南、吾妻さおり。

そして、Bリーグより2位で昇級を果たした、初顔合わせの野村 麻衣子 でした。

今回、大きくプラスしたのはその野村。

リーチや仕掛けで、場面をリードし、フィニッシュは全てツモで決めるスタイル。

あまりにも高い手のツモを繰り返し見せられたことで、私は恐れを感じさせられ、押せる所を押せずに、さらなる加点を許してしまいました。

2、2、3、3と不完全燃焼の不甲斐ない結果は、自分のせい。次回以降はこれを反省しなくてはなりません。

全体に目を向けると、野村、筒井の初昇級組は好発進を決めましたが、第1期女流桜花、Aリーグに返り咲いた優木は苦しいスタートに。

さらには、決勝組の清水、安田も負けた傷がまだ癒えてないのか、同じく苦しいスタートとなりました。

次回以降は、詳しい戦いぶりや、B、Cリーグの模様もレポートお伝えして行こうと思います。

女流プロリーグ(女流桜花) レポート/第7期 第1節レポート

昨年度まではAとB、2つのリーグだった女流桜花も、第7期となる今年度、ついにCリーグができました。
それに伴い、人数も 62 から 75 に。
人数の増加とともに重みも増したのか、Aリーグが行われる会場が、いつもと違う気がしたのは私だけでしょうか?
Aリーグの誰もが、今年こそはと狙うタイトル。現女流桜花は魚谷侑未。
プロ3年目の、まだあどけなさの残る女の子。
一夜にして女王の栄冠を手にした決勝戦は、ベテラン3人に囲まれながらの堂々とした戦いぶりだったと思います。
それを見た先輩は、追いつき、追い越してゆく姿に嫉妬し、後輩は1つの目標として羨望の目を向け、
そして、「連覇はさせない。次に勝つのは私だ」という想いを強くしたことでしょう。当然、私もその1人です。
私が掲げた当面の目標は、「まずは、プレーオフに残る!」
1節目は、「気負わずにいつもどおり」の予定。
私の対戦相手は、Aリーグで戦いなれた3人の安田 麻里菜 、仲田加南、吾妻さおり。
そして、Bリーグより2位で昇級を果たした、初顔合わせの野村 麻衣子 でした。
今回、大きくプラスしたのはその野村。
リーチや仕掛けで、場面をリードし、フィニッシュは全てツモで決めるスタイル。
あまりにも高い手のツモを繰り返し見せられたことで、私は恐れを感じさせられ、押せる所を押せずに、さらなる加点を許してしまいました。
2、2、3、3と不完全燃焼の不甲斐ない結果は、自分のせい。次回以降はこれを反省しなくてはなりません。
全体に目を向けると、野村、筒井の初昇級組は好発進を決めましたが、第1期女流桜花、Aリーグに返り咲いた優木は苦しいスタートに。
さらには、決勝組の清水、安田も負けた傷がまだ癒えてないのか、同じく苦しいスタートとなりました。
次回以降は、詳しい戦いぶりや、B、Cリーグの模様もレポートお伝えして行こうと思います。

第20期 Aリーグ 前期第2節レポート

前期第2節は5月10日に東北本部道場にて行われました。
今期より東京組の泉、渡部君が参戦。流石の強さを見せています。

対抗するは、仙台の皆川、工藤。
デッドヒートの幕は切っておとされました。

それとは反比例して、前々度優勝の佐藤の不振ぶりが目立ちます。
吉田・斎藤と言った被災者組も日頃の疲れからか不調が見られます。

頑張れ東北!!

7月1日には震災復興チャリティー麻雀大会も控えています。
みなさんの今後の頑張りを期待します。   

順位 名前 前期 1 節 前期 2 節 前期 3 節 前期 4 節 前期 5 節 前期 合計
1 渡部 稔 50.9 40.4 91.3
2 泉 亮明 21 36 57
3 皆川 直毅 ▲ 7.3 59.9 52.6
4 工藤 宏紀 47.7 ▲ 4.7 43
5 粕谷 勇吉 66.4 ▲ 24.1 42.3
6 菅原 直哉 54.8 ▲ 15.2 39.6
7 国丸 仁哉 ▲ 11.0 47.1 36.1
8 東 幸一郎 12.8 0.1 12.9
9 雁屋 哲矢 39.2 ▲ 28.6 10.6
10 青木 武 1.6 5.6 7.2
11 藤本 修二 ▲ 43.8 39.5 ▲ 4.3
12 遠藤 昭太 11.1 ▲ 24.4 ▲ 13.3
13 平田 孝章 ▲ 2.9 ▲ 11.6 ▲ 14.5
14 今 貴聡 ▲ 73.9 52.9 ▲ 21.0
15 齋藤 大介 ▲ 21.7 ▲ 19.1 ▲ 40.8
16 大里 奈美 6.1 ▲ 53.2 ▲ 47.1
17 杜 麻沙也 4.9 ▲ 53.2 ▲ 48.3
18 高橋 清隆 ▲ 54.8 0.5 ▲ 54.3
19 吉田 勝弥 ▲ 65.2 ▲ 5.2 ▲ 70.4
20 佐藤 大介 ▲ 41.0 ▲ 42.7 ▲ 83.7

東北プロリーグ レポート/第20期 Aリーグ 前期第2節レポート

前期第2節は5月10日に東北本部道場にて行われました。
今期より東京組の泉、渡部君が参戦。流石の強さを見せています。
対抗するは、仙台の皆川、工藤。
デッドヒートの幕は切っておとされました。
それとは反比例して、前々度優勝の佐藤の不振ぶりが目立ちます。
吉田・斎藤と言った被災者組も日頃の疲れからか不調が見られます。
頑張れ東北!!
7月1日には震災復興チャリティー麻雀大会も控えています。
みなさんの今後の頑張りを期待します。   

順位 名前 前期 1 節 前期 2 節 前期 3 節 前期 4 節 前期 5 節 前期 合計
1 渡部 稔 50.9 40.4 91.3
2 泉 亮明 21 36 57
3 皆川 直毅 ▲ 7.3 59.9 52.6
4 工藤 宏紀 47.7 ▲ 4.7 43
5 粕谷 勇吉 66.4 ▲ 24.1 42.3
6 菅原 直哉 54.8 ▲ 15.2 39.6
7 国丸 仁哉 ▲ 11.0 47.1 36.1
8 東 幸一郎 12.8 0.1 12.9
9 雁屋 哲矢 39.2 ▲ 28.6 10.6
10 青木 武 1.6 5.6 7.2
11 藤本 修二 ▲ 43.8 39.5 ▲ 4.3
12 遠藤 昭太 11.1 ▲ 24.4 ▲ 13.3
13 平田 孝章 ▲ 2.9 ▲ 11.6 ▲ 14.5
14 今 貴聡 ▲ 73.9 52.9 ▲ 21.0
15 齋藤 大介 ▲ 21.7 ▲ 19.1 ▲ 40.8
16 大里 奈美 6.1 ▲ 53.2 ▲ 47.1
17 杜 麻沙也 4.9 ▲ 53.2 ▲ 48.3
18 高橋 清隆 ▲ 54.8 0.5 ▲ 54.3
19 吉田 勝弥 ▲ 65.2 ▲ 5.2 ▲ 70.4
20 佐藤 大介 ▲ 41.0 ▲ 42.7 ▲ 83.7

第83回:中山 奈々美

083

編集部「中山奈々美のプロ雀士インタビューをお願いします。」
紺野「『あいよ』って言いたいところだが、中山って『ななみん』とかって呼ばれているあの娘でしょ?絵的に大丈夫?傍から見たら○○○と○○○○(自主規制)みたいに見えないか。」
編集部「逆に面白いかなと思いまして・・」

そりゃ、見ているほうは面白いだろうよ。だけど、こっちはなあ、若い女の子と2人きりなんて・・

編集部「それじゃ、よろしくお願いしまーす。」
紺野「あ、はい・・」

ま、結局断れないんだけどね・・さて、それにしても困ったぞ。
中山とはまともに話したことは無いし、共通の話題なんて見つからない。
どうやってインタビューを成り立たせようか・・

ま、まずは敵情視察だな・・

とある日、仕事終わりに電車に揺られ、その日中山が出勤している店に向かう。
都心から少し外れた駅でおり、特に場所を確認するわけでもなく、ふらふら。気分は途中下車の旅である。
程なくし、目的の店を発見。ドアを開ける。

中山「いらっしゃいませえぇぇ」

083 083
お仕事中の中山奈々美プロ
083
麻雀格闘倶楽部対局の合間に

と卓に入っていた中山が迎えてくれた。
店の方に事情を話し、写真を数枚。そして、対局。
ここは先輩としての威厳を掛けて負けられないところ。

東1局に満貫で先制したが、中山も徐々に巻き返し、南1局の中山の親。
先制リーチが入る。数巡後、こちらも役無しドラ3のテンパイで追っかけ。しかし・・

中山「ロン。7,700。」
紺野「あ、はい・・」

威厳は吹き飛ばされた・・・

中山が卓を抜けた後、お客さんが次々にやってくる。この店のゴールデンタイムのようだ。

中山「いらっしゃいませえ。あ、○○さんお久しぶりぃ。」
「あー私に会いにきたんでしょぉ」

と来店する1人1人に声をかける。
その間には各卓回って飲み物聞いたり、声かけたりと、よく気が付き、よく動く。
なるほど、人気が出るのも分かる気がする・・

所と日は変わり、インタビュー当日・・

中山「えー、私ちょっと納得できないです。心外です。」

のっけからちょっとお怒りモードの中山。これは「キャラ」について話し始めた時の1コマ。
中山は大抵「ほんわか」とか「天然」とか表現される。
間違っても「いかつい」とかそのもの「こわい」とか表現される誰かさんとは大違いだ。

中山「私、本当はもっとしっかりしてるんです」
紺野「はあ・・血液型何型?」
中山「A型です(きっぱり)」
紺野「じゃあ何型に見えるって言われる?」
中山「うーん、O型・・」
紺野「なんでか分かる?」
中山「時間にルーズだからですか?」
紺野「その通り(児玉清風)まあ、そう見られるのはしょうがないんじゃないの。でもいいキャラだと思うよ」
中山「ホントですか?紺野さんは何型ですか?」

(テーブル上の空いた皿を重ねて片付ける私・・)

紺野「これ見て分からない?」
中山「あ、A型ですか。でも私そういう片付けとかしたことないや・・」
紺野「だからA型に見られないんじゃないの?」
中山「そっかー(笑)」
紺野「(笑)」

傍から見れば漫才のようだ。この会話だけでも周りの見方は間違ってないだろう・・
さて次は中山のルーツを聞いてみる。

紺野「出身は?」
中山「長野県です。内川さん(内川幸太郎)と同じ。」
紺野「おー、なんか聞いたことある気がする。で、大学行くために上京したの?」
中山「そうです」
紺野「ふーん。で、肝心の麻雀との出会いは?」
中山「私、大学で放送部だったんですよ。」
紺野「へー、まさかアナウンサーとか?」
中山「(笑)まあ、そういう練習も多少はしましたけど、裏方とか番組制作とかに興味があって」
紺野「そこからどうして麻雀に?」
中山「部室に行くと麻雀してるんですよ。(笑)そこで覚えて、覚えるとやりたくなるから麻雀荘でバイトしだして、でも、最初のお店では立ち番メインで打てないからお店変えて、と・・色々なお店を経験して今に至るです」
紺野「大分はしょったな(笑)」
中山「はしょりました(笑)」

話はそのアマチュア時代から、プロ受験の話へ・・

紺野「そういえば、アマチュアの時から麻雀雑誌とかで活動していたよね?」
中山「はい。人づてにこういうのあるからと誘われて、やるようになって、それで新聞のお仕事とかもさせていただいて、結構色々していました。」
紺野「それがなぜプロに?」
中山「この世界でやっていくと決めて、どうせやるならプロになったほうがいいかなと。
最初に誘ってくれた人には反対されましたけど、当時、同じような活動をしていた雪菜ちゃん(白河雪菜)がプロ試験受けるっていうから一緒に受けちゃえって(笑)」

紺野「で、ウチを・・」
中山「はい。プロになるなら連盟って決めてましたから(キッパリ)」

最近の話題へ・・

紺野「最近はどう?そういえば、インターネット麻雀日本選手権のベスト8に残ってるんだって?」
中山「あれ、チョー焦ったんですよ。オーラスの条件計算間に合わなくて。
途中までは把握できてたんですけど、南3局の亜樹さん(二階堂亜樹)の6,000オールでわからなくなっちゃって・・」

紺野「で、南4局は染めにいっちゃったの?」
中山「はい・・満貫アガれば大丈夫だろうと思って・・」

この時、実際の順位点込みのポイントは、
中山が+104で1位、以下二階堂(亜樹)+99、清水+94、藤崎▲299となっており、中山はアガればOKであった。(100点が1ポイント)

紺野「まあこれもいい経験じゃないの。こういうのを1回経験すれば、次はちゃんと出来るようにと練習もするでしょ。
それに勝ち残れたってことはもっと胸を張っていいと思うよ 」
中山「はい。ありがとうございます。ベテランの方達よりはネット麻雀世代だと思いますので、優勝目指して頑張ります。」
紺野「リアルの調子はどうなの?」
中山「リーグ戦はイマイチですね・・・女流桜花も・・・でも、今年のプロクイーンは絶対勝ちたいです」
紺野「なんで?」
中山「去年筒井さん(筒井久美子)に負けたんですよ・・でその筒井さんも勝てはしなかったけど、2日目とかすごかったじゃないですか。
そしたら、負けたことがすごく悔しく感じて・・」

紺野「そういう欲は良いことだと思うよ。後は実現する実力と・・
お、そうすると、今年の秋くらいには中山二冠(インターネット麻雀日本選手権、プロクイーン)とお呼びしなければいけませんな・・」
中山「はい。(笑)その時はまたインタビューをよろしくお願いします」
紺野「(笑)了解。期待しないで待ってるよ」
中山「期待くらいしてください(笑)」
紺野「(笑)」

約2時間、終始和やかで笑いが絶えないインタビューであった。
それは中山の人柄がそうさせるのだろうし、それが中山の魅力なのであろう。

083

(このインタビューは2012年6月現在のものです)

プロ雀士インタビュー/第83回:中山 奈々美

083

編集部「中山奈々美のプロ雀士インタビューをお願いします。」
紺野「『あいよ』って言いたいところだが、中山って『ななみん』とかって呼ばれているあの娘でしょ?絵的に大丈夫?傍から見たら○○○と○○○○(自主規制)みたいに見えないか。」
編集部「逆に面白いかなと思いまして・・」
そりゃ、見ているほうは面白いだろうよ。だけど、こっちはなあ、若い女の子と2人きりなんて・・
編集部「それじゃ、よろしくお願いしまーす。」
紺野「あ、はい・・」
ま、結局断れないんだけどね・・さて、それにしても困ったぞ。
中山とはまともに話したことは無いし、共通の話題なんて見つからない。
どうやってインタビューを成り立たせようか・・
ま、まずは敵情視察だな・・

とある日、仕事終わりに電車に揺られ、その日中山が出勤している店に向かう。
都心から少し外れた駅でおり、特に場所を確認するわけでもなく、ふらふら。気分は途中下車の旅である。
程なくし、目的の店を発見。ドアを開ける。

中山「いらっしゃいませえぇぇ」

083 083
お仕事中の中山奈々美プロ
083
麻雀格闘倶楽部対局の合間に

と卓に入っていた中山が迎えてくれた。
店の方に事情を話し、写真を数枚。そして、対局。
ここは先輩としての威厳を掛けて負けられないところ。
東1局に満貫で先制したが、中山も徐々に巻き返し、南1局の中山の親。
先制リーチが入る。数巡後、こちらも役無しドラ3のテンパイで追っかけ。しかし・・
中山「ロン。7,700。」
紺野「あ、はい・・」
威厳は吹き飛ばされた・・・
中山が卓を抜けた後、お客さんが次々にやってくる。この店のゴールデンタイムのようだ。

中山「いらっしゃいませえ。あ、○○さんお久しぶりぃ。」
「あー私に会いにきたんでしょぉ」

と来店する1人1人に声をかける。
その間には各卓回って飲み物聞いたり、声かけたりと、よく気が付き、よく動く。
なるほど、人気が出るのも分かる気がする・・
所と日は変わり、インタビュー当日・・

中山「えー、私ちょっと納得できないです。心外です。」

のっけからちょっとお怒りモードの中山。これは「キャラ」について話し始めた時の1コマ。
中山は大抵「ほんわか」とか「天然」とか表現される。
間違っても「いかつい」とかそのもの「こわい」とか表現される誰かさんとは大違いだ。
中山「私、本当はもっとしっかりしてるんです」
紺野「はあ・・血液型何型?」
中山「A型です(きっぱり)」
紺野「じゃあ何型に見えるって言われる?」
中山「うーん、O型・・」
紺野「なんでか分かる?」
中山「時間にルーズだからですか?」
紺野「その通り(児玉清風)まあ、そう見られるのはしょうがないんじゃないの。でもいいキャラだと思うよ」
中山「ホントですか?紺野さんは何型ですか?」
(テーブル上の空いた皿を重ねて片付ける私・・)
紺野「これ見て分からない?」
中山「あ、A型ですか。でも私そういう片付けとかしたことないや・・」
紺野「だからA型に見られないんじゃないの?」
中山「そっかー(笑)」
紺野「(笑)」
傍から見れば漫才のようだ。この会話だけでも周りの見方は間違ってないだろう・・
さて次は中山のルーツを聞いてみる。
紺野「出身は?」
中山「長野県です。内川さん(内川幸太郎)と同じ。」
紺野「おー、なんか聞いたことある気がする。で、大学行くために上京したの?」
中山「そうです」
紺野「ふーん。で、肝心の麻雀との出会いは?」
中山「私、大学で放送部だったんですよ。」
紺野「へー、まさかアナウンサーとか?」
中山「(笑)まあ、そういう練習も多少はしましたけど、裏方とか番組制作とかに興味があって」
紺野「そこからどうして麻雀に?」
中山「部室に行くと麻雀してるんですよ。(笑)そこで覚えて、覚えるとやりたくなるから麻雀荘でバイトしだして、でも、最初のお店では立ち番メインで打てないからお店変えて、と・・色々なお店を経験して今に至るです」
紺野「大分はしょったな(笑)」
中山「はしょりました(笑)」
話はそのアマチュア時代から、プロ受験の話へ・・
紺野「そういえば、アマチュアの時から麻雀雑誌とかで活動していたよね?」
中山「はい。人づてにこういうのあるからと誘われて、やるようになって、それで新聞のお仕事とかもさせていただいて、結構色々していました。」
紺野「それがなぜプロに?」
中山「この世界でやっていくと決めて、どうせやるならプロになったほうがいいかなと。
最初に誘ってくれた人には反対されましたけど、当時、同じような活動をしていた雪菜ちゃん(白河雪菜)がプロ試験受けるっていうから一緒に受けちゃえって(笑)」

紺野「で、ウチを・・」
中山「はい。プロになるなら連盟って決めてましたから(キッパリ)」
最近の話題へ・・
紺野「最近はどう?そういえば、インターネット麻雀日本選手権のベスト8に残ってるんだって?」
中山「あれ、チョー焦ったんですよ。オーラスの条件計算間に合わなくて。
途中までは把握できてたんですけど、南3局の亜樹さん(二階堂亜樹)の6,000オールでわからなくなっちゃって・・」

紺野「で、南4局は染めにいっちゃったの?」
中山「はい・・満貫アガれば大丈夫だろうと思って・・」
この時、実際の順位点込みのポイントは、
中山が+104で1位、以下二階堂(亜樹)+99、清水+94、藤崎▲299となっており、中山はアガればOKであった。(100点が1ポイント)
紺野「まあこれもいい経験じゃないの。こういうのを1回経験すれば、次はちゃんと出来るようにと練習もするでしょ。
それに勝ち残れたってことはもっと胸を張っていいと思うよ 」
中山「はい。ありがとうございます。ベテランの方達よりはネット麻雀世代だと思いますので、優勝目指して頑張ります。」
紺野「リアルの調子はどうなの?」
中山「リーグ戦はイマイチですね・・・女流桜花も・・・でも、今年のプロクイーンは絶対勝ちたいです」
紺野「なんで?」
中山「去年筒井さん(筒井久美子)に負けたんですよ・・でその筒井さんも勝てはしなかったけど、2日目とかすごかったじゃないですか。
そしたら、負けたことがすごく悔しく感じて・・」

紺野「そういう欲は良いことだと思うよ。後は実現する実力と・・
お、そうすると、今年の秋くらいには中山二冠(インターネット麻雀日本選手権、プロクイーン)とお呼びしなければいけませんな・・」
中山「はい。(笑)その時はまたインタビューをよろしくお願いします」
紺野「(笑)了解。期待しないで待ってるよ」
中山「期待くらいしてください(笑)」
紺野「(笑)」

約2時間、終始和やかで笑いが絶えないインタビューであった。
それは中山の人柄がそうさせるのだろうし、それが中山の魅力なのであろう。

083

(このインタビューは2012年6月現在のものです)

第66回『三人麻雀』

今年度より、日本プロ麻雀連盟公式オンラインサイトロン2で三人麻雀がスタートし、
麻雀トライアスロン雀豪決定戦、麻雀格闘倶楽部のゲーム機などでも日本プロ麻雀連盟の三人麻雀ルールが採用されている。

【ツモアガリは均等払い】

四人麻雀のアガリ点を基本として、親のアガリ点は子のアガリ点の1.5倍。
ツモアガった場合は2者の点数の支払い額が同じで、親は子の倍支払うことがない。

66_01

例えばこのツモアガリは16,000オールとなる。

【マンズの2から8がない】

マンズの2〜8を使用しないことも大きな特徴だ。数牌が減れば手牌構成が読みやすくなり、読む価値が出てくる。
特にホンイツ、チンイツなどの一色系に関しては、一色少ないだけでかなり絞りやすくなる。


66_02

上家の親が二索を打っている。
これが四人麻雀だと、マンズかピンズかは判別できないが、三人麻雀ならピンズのホンイツが本線と考えて良い。
もちろん配牌が整っているだけかもしれないし、他の手役も想定できるが、
視点となっている南家の手牌にこれだけソーズがあふれていると、必然的に他家にはピンズが入っている可能性が高くなる。

答え合わせをしてみると、

66_03

親の手牌はピンズの一色手となっている。
ちょっと極端な例ではあるが、自分の手牌の枚数は他の手牌を推理するときの判断材料の一つとなるのである。

【チーがない】

また、三人麻雀には「チー」がないということも四人麻雀と大きく違う点だ。
特に一色手やトイトイなどに対応する際、下家のチーを警戒する必要がない。
四人麻雀では下家がわかりやすく仕掛けた(または仕掛けを前提とした手を組んでいる)とき、急所となる牌はギリギリまで絞るのがセオリーである。

例えば、このような局面・・・

66_04

親番でドラがトイツになり、攻めるべき手格好になった。
図は四人麻雀のものであるが、三人麻雀には「チー」がない。
西を仕掛けた下家がソーズのホンイツと仮定したとき「チー」される心配がないということは、
下家にテンパイが入っていなければ、現状ソーズは打ち放題ということだ。

しかし、「チー」がなくとも「ポン」はある。
二索八索を比較すると、2枚持っている分二索のほうがポンされる可能性が低いため、両方打ち出すなら二索から。
これは四人麻雀で、下家以外の仕掛けに対応するときと同じ考え方だ。
大雑把に言えば、この局面でソーズの打ち出しを遅らせるのが四人麻雀、先に打ち出しても良いのが三人麻雀、ということになる。

仕掛けが遠いタイプなら、ソーズの打ち出しを早めるのも手段だが、あくまで基本的な話しとして考えていただきたい。

【一、 九、北の性質】

一万九万はホンイツを無視すれば北と同じ性質の牌となっているが(常に北家がいない状態で局が進んでいるため)
稀に役満に関係するときがあるので注意が必要だ。例えばこのようなとき、

66_05

上家が仕掛けた一筒は、下家のリーチが入った後にポンされたもので、その後さらに加カンしている。
ざっと捨て牌を見渡すと、役牌がすべて場面に出ており、チャンタ系かトイトイ系のアガリ役しか見当たらない。
ここで親が掴んだ九万はまだ場に顔を見せておらず、トイトイなら本線中の本線と言えよう。単なるトイトイなら良いが・・・・
この局の結果はこうだ。

66_06

トイトイ系の最大級の手役、清老頭であった。

例として、良く出る役満の確率を挙げるとこのようになっている。

四麻 三麻
国士無双 0.25% 3.02%
四暗刻 0.37% 1.94%
大三元 0.21% 0.85%

※ロン2で約4万半荘の実測値

三人麻雀はスピーディーな展開が多くなると同時に、大物手が頻出する。
他を圧倒する攻撃力も重要であるが、三人麻雀ならではのセオリーを叩き込んでおくことも大切なことであろう。

四人麻雀に比べまだまだ研究の余地がある。
新しい発見を楽しんで自分なりの教科書を作っていただきたい。

中級/第66回『三人麻雀』

今年度より、日本プロ麻雀連盟公式オンラインサイトロン2で三人麻雀がスタートし、
麻雀トライアスロン雀豪決定戦、麻雀格闘倶楽部のゲーム機などでも日本プロ麻雀連盟の三人麻雀ルールが採用されている。

【ツモアガリは均等払い】

四人麻雀のアガリ点を基本として、親のアガリ点は子のアガリ点の1.5倍。
ツモアガった場合は2者の点数の支払い額が同じで、親は子の倍支払うことがない。
66_01
例えばこのツモアガリは16,000オールとなる。

【マンズの2から8がない】

マンズの2〜8を使用しないことも大きな特徴だ。数牌が減れば手牌構成が読みやすくなり、読む価値が出てくる。
特にホンイツ、チンイツなどの一色系に関しては、一色少ないだけでかなり絞りやすくなる。

66_02
上家の親が二索を打っている。
これが四人麻雀だと、マンズかピンズかは判別できないが、三人麻雀ならピンズのホンイツが本線と考えて良い。
もちろん配牌が整っているだけかもしれないし、他の手役も想定できるが、
視点となっている南家の手牌にこれだけソーズがあふれていると、必然的に他家にはピンズが入っている可能性が高くなる。
答え合わせをしてみると、
66_03
親の手牌はピンズの一色手となっている。
ちょっと極端な例ではあるが、自分の手牌の枚数は他の手牌を推理するときの判断材料の一つとなるのである。

【チーがない】

また、三人麻雀には「チー」がないということも四人麻雀と大きく違う点だ。
特に一色手やトイトイなどに対応する際、下家のチーを警戒する必要がない。
四人麻雀では下家がわかりやすく仕掛けた(または仕掛けを前提とした手を組んでいる)とき、急所となる牌はギリギリまで絞るのがセオリーである。
例えば、このような局面・・・
66_04
親番でドラがトイツになり、攻めるべき手格好になった。
図は四人麻雀のものであるが、三人麻雀には「チー」がない。
西を仕掛けた下家がソーズのホンイツと仮定したとき「チー」される心配がないということは、
下家にテンパイが入っていなければ、現状ソーズは打ち放題ということだ。
しかし、「チー」がなくとも「ポン」はある。
二索八索を比較すると、2枚持っている分二索のほうがポンされる可能性が低いため、両方打ち出すなら二索から。
これは四人麻雀で、下家以外の仕掛けに対応するときと同じ考え方だ。
大雑把に言えば、この局面でソーズの打ち出しを遅らせるのが四人麻雀、先に打ち出しても良いのが三人麻雀、ということになる。
仕掛けが遠いタイプなら、ソーズの打ち出しを早めるのも手段だが、あくまで基本的な話しとして考えていただきたい。

【一、 九、北の性質】

一万九万はホンイツを無視すれば北と同じ性質の牌となっているが(常に北家がいない状態で局が進んでいるため)
稀に役満に関係するときがあるので注意が必要だ。例えばこのようなとき、
66_05
上家が仕掛けた一筒は、下家のリーチが入った後にポンされたもので、その後さらに加カンしている。
ざっと捨て牌を見渡すと、役牌がすべて場面に出ており、チャンタ系かトイトイ系のアガリ役しか見当たらない。
ここで親が掴んだ九万はまだ場に顔を見せておらず、トイトイなら本線中の本線と言えよう。単なるトイトイなら良いが・・・・
この局の結果はこうだ。
66_06
トイトイ系の最大級の手役、清老頭であった。
例として、良く出る役満の確率を挙げるとこのようになっている。

四麻 三麻
国士無双 0.25% 3.02%
四暗刻 0.37% 1.94%
大三元 0.21% 0.85%

※ロン2で約4万半荘の実測値
三人麻雀はスピーディーな展開が多くなると同時に、大物手が頻出する。
他を圧倒する攻撃力も重要であるが、三人麻雀ならではのセオリーを叩き込んでおくことも大切なことであろう。
四人麻雀に比べまだまだ研究の余地がある。
新しい発見を楽しんで自分なりの教科書を作っていただきたい。

第65回:高沢 智

みなさんこんにちは。
この度、ジェンプロからバトンを頂いた26期生の高沢智です。
まさか自分にバトンが渡されるとは思ってもいなかったので、渡された時はかなり動揺しました。
自分に文才はありませんが、恥ずかしながらも書かせて頂きますので、どうか皆さん読んでみて下さい。

まずは簡単なプロフィールから。

北関東支部所属 26期生 2段 34才 群馬県桐生市在住
麻雀のスタイルは、面前主体のバランス型。
はっきりいって、未だに誇れるような実績もないのですが、
この間のマスターズ決勝戦や、十段戦、王位戦などの話をさせて頂こうと思います。

十段戦は初段戦からのスタートで、初めの2日間はただがむしゃらに勝ち進むだけでした。
そして月が変わり、五段戦から九段戦Sまでの2日間は、1つ勝ち進むごとにプレシャーが圧し掛かってきました。
ここまで勝ち進んだことで、負けたくないという気持ちがどんどん強くなっていったのを覚えています。

ベスト16で力尽きる事になってしまうのですが、荒正義プロ、前原雄大プロ、望月雅継プロなど、
なかなか打つ機会のないトッププロと打つ事ができたのはいい勉強になったと思います。

その十段戦も終わり、それほど時を空けることなくすぐに王位戦がはじまりました。
王位戦は、十段戦の成績がよかったこともあり、初めてシードを貰いA級本戦からの参戦となりました。
A級本戦を通過し、A級決勝では1位通過するなど出来すぎくらいの状態でした。

準決勝の最後の半荘では、トップを取るか大きな浮きの2着で決勝進出という条件でしたが、我慢が効かず、自分から崩れてしまったのを思い出します。
この時は、十段戦と同じくベスト16で終わったことに情けなさを感じました。

そして年度が変わり、最初のタイトル戦であるマスターズが始まりました。
このマスターズもシードを頂き本戦からの参戦です。
予選はツキもあり、初めての決勝に駒を進める事が出来たのは、少し前に進めた気がしてとても嬉しく思いました。
初の決勝進出に胸が高鳴ります。

決勝の朝、いつものように朝食を食べコーヒーを飲むとなぜか喉の通りが良くない・・
緊張していた訳ではないと思うのですが、どこかいつもと違うと無意識に感じていたのかもしれません。
会場に着くと、普段とちょっと空気が違うなあと思いながら、定刻になりいよいよ対局開始となりました。
この時は、緊張もなく何時も通りに打てていると自分では思っていました。

回戦オーラス、トップ目で迎えた親番で、点数的にもトップは間違いないだろう考えてしまいました。
そこに、自分の中に甘さが出てしまったのだと思います。
いつもだったら仕掛けるところ仕掛けず、その結果、捲くられて2着になってしまいます。

そのあとの対局中に、そのことが微かに頭をよぎります。
対局中の失敗をいつまでも引きずっていても仕方のないことは経験から分かっていたので、
あまり考えないように切り替えて、対局に集中するようにしました。

しかし、2回戦、3回戦と、どうにか2着にはなるものの、どことなくいつもと違う感覚は拭い去れません。
どこかパッとしないのです。

そして4回戦、開局から6,000オールをツモリ、トータルトップ目に立ちます。
次局もツモると6,000オールのテンパイが入ります。
1シャンテンでテンパイになる牌を引いた時には、これで優勝できるのではないかと意識してしまし、
このテンパイをヤミテンに構えてしまいました。これは自分らしくなかったと反省しています。

やはり、初の決勝の舞台ということで、プレッシャーからか微妙に判断がずれてしまったのでしょう。
結果、振り込みとなり、ここで優勝できそうという感覚が、サーッと引いていくのを感じました。

そして、最終半荘のオーラス。
ここで3倍満ツモという条件を満たすテンパイが入り、後は運を天に任せるだけとなりましたが、結果は流局。
3位という結果で終わりました。

決勝が終わった直後はそれほど悔しくはありませんでした。
しかし、家に帰り寝床にもぐり込むと、あの時はこうすれば良かった、ああすれば良かったと考えてしまし、
悔しさや後悔が込み上げてきてなかなか眠れませんでした。

それでも、決勝に応援に来て下さった方の中には、「勉強になった、カッコよかった」などと言ってもらえたことは、
プロになってよかった、がんばってきてよかったと嬉しく思い、救われたように感じました。

初めての決勝は、半荘6回戦の短期決戦でしたが、とてもいい経験が出来たと思います。
麻雀を始めてここまで、自分なりに勉強もしたし努力もしてきたつもりですが、
それ以上に、これまで知り合った方々や、一緒に卓を囲んだ方たちによって今の自分があるといってもいいでしょう。
特に弟の雅とは、子供の頃からずっと一緒に麻雀を学んできました。
子供の頃から切磋琢磨できる相手がいたということが、自分にとって一番ラッキーだったのかもしれません。

そして、これから知り合う人達や、一緒に卓を囲む人達との出会いを大切にし、
これからも自分の麻雀を創っていきたいと思います。

また、この経験を生かし、いつになるか分かりませんが、再び決勝の舞台に上がれるようがんばります。

本当に面白い事書けなくてすいません。
読んで下さった方々どうもありがとうございました。

次回は、最年少Aリーガーとして大活躍中の、白鳥翔プロに渡したいと思います。

リレーエッセィ/第65回:高沢 智

みなさんこんにちは。
この度、ジェンプロからバトンを頂いた26期生の高沢智です。
まさか自分にバトンが渡されるとは思ってもいなかったので、渡された時はかなり動揺しました。
自分に文才はありませんが、恥ずかしながらも書かせて頂きますので、どうか皆さん読んでみて下さい。
まずは簡単なプロフィールから。
北関東支部所属 26期生 2段 34才 群馬県桐生市在住
麻雀のスタイルは、面前主体のバランス型。
はっきりいって、未だに誇れるような実績もないのですが、
この間のマスターズ決勝戦や、十段戦、王位戦などの話をさせて頂こうと思います。

十段戦は初段戦からのスタートで、初めの2日間はただがむしゃらに勝ち進むだけでした。
そして月が変わり、五段戦から九段戦Sまでの2日間は、1つ勝ち進むごとにプレシャーが圧し掛かってきました。
ここまで勝ち進んだことで、負けたくないという気持ちがどんどん強くなっていったのを覚えています。

ベスト16で力尽きる事になってしまうのですが、荒正義プロ、前原雄大プロ、望月雅継プロなど、
なかなか打つ機会のないトッププロと打つ事ができたのはいい勉強になったと思います。
その十段戦も終わり、それほど時を空けることなくすぐに王位戦がはじまりました。
王位戦は、十段戦の成績がよかったこともあり、初めてシードを貰いA級本戦からの参戦となりました。
A級本戦を通過し、A級決勝では1位通過するなど出来すぎくらいの状態でした。
準決勝の最後の半荘では、トップを取るか大きな浮きの2着で決勝進出という条件でしたが、我慢が効かず、自分から崩れてしまったのを思い出します。
この時は、十段戦と同じくベスト16で終わったことに情けなさを感じました。

そして年度が変わり、最初のタイトル戦であるマスターズが始まりました。
このマスターズもシードを頂き本戦からの参戦です。
予選はツキもあり、初めての決勝に駒を進める事が出来たのは、少し前に進めた気がしてとても嬉しく思いました。
初の決勝進出に胸が高鳴ります。

決勝の朝、いつものように朝食を食べコーヒーを飲むとなぜか喉の通りが良くない・・
緊張していた訳ではないと思うのですが、どこかいつもと違うと無意識に感じていたのかもしれません。
会場に着くと、普段とちょっと空気が違うなあと思いながら、定刻になりいよいよ対局開始となりました。
この時は、緊張もなく何時も通りに打てていると自分では思っていました。

回戦オーラス、トップ目で迎えた親番で、点数的にもトップは間違いないだろう考えてしまいました。
そこに、自分の中に甘さが出てしまったのだと思います。
いつもだったら仕掛けるところ仕掛けず、その結果、捲くられて2着になってしまいます。

そのあとの対局中に、そのことが微かに頭をよぎります。
対局中の失敗をいつまでも引きずっていても仕方のないことは経験から分かっていたので、
あまり考えないように切り替えて、対局に集中するようにしました。
しかし、2回戦、3回戦と、どうにか2着にはなるものの、どことなくいつもと違う感覚は拭い去れません。
どこかパッとしないのです。
そして4回戦、開局から6,000オールをツモリ、トータルトップ目に立ちます。
次局もツモると6,000オールのテンパイが入ります。
1シャンテンでテンパイになる牌を引いた時には、これで優勝できるのではないかと意識してしまし、
このテンパイをヤミテンに構えてしまいました。これは自分らしくなかったと反省しています。
やはり、初の決勝の舞台ということで、プレッシャーからか微妙に判断がずれてしまったのでしょう。
結果、振り込みとなり、ここで優勝できそうという感覚が、サーッと引いていくのを感じました。
そして、最終半荘のオーラス。
ここで3倍満ツモという条件を満たすテンパイが入り、後は運を天に任せるだけとなりましたが、結果は流局。
3位という結果で終わりました。

決勝が終わった直後はそれほど悔しくはありませんでした。
しかし、家に帰り寝床にもぐり込むと、あの時はこうすれば良かった、ああすれば良かったと考えてしまし、
悔しさや後悔が込み上げてきてなかなか眠れませんでした。

それでも、決勝に応援に来て下さった方の中には、「勉強になった、カッコよかった」などと言ってもらえたことは、
プロになってよかった、がんばってきてよかったと嬉しく思い、救われたように感じました。

初めての決勝は、半荘6回戦の短期決戦でしたが、とてもいい経験が出来たと思います。
麻雀を始めてここまで、自分なりに勉強もしたし努力もしてきたつもりですが、
それ以上に、これまで知り合った方々や、一緒に卓を囲んだ方たちによって今の自分があるといってもいいでしょう。
特に弟の雅とは、子供の頃からずっと一緒に麻雀を学んできました。
子供の頃から切磋琢磨できる相手がいたということが、自分にとって一番ラッキーだったのかもしれません。

そして、これから知り合う人達や、一緒に卓を囲む人達との出会いを大切にし、
これからも自分の麻雀を創っていきたいと思います。
また、この経験を生かし、いつになるか分かりませんが、再び決勝の舞台に上がれるようがんばります。
本当に面白い事書けなくてすいません。
読んで下さった方々どうもありがとうございました。
次回は、最年少Aリーガーとして大活躍中の、白鳥翔プロに渡したいと思います。

北海道教育リーグ

順位 名前 1 節 2 節 3 節 4 節 5 節 最終節 合計 順位
優勝 坂木 祐介 ▲ 19.8 96.7 ▲ 43.1 27.5 80.1 ▲ 18.3 123.1 優勝
準優勝 加藤 晋平 27.1 ▲ 41.8 46.8 62.5 33.9 118.5 準優勝
3 稲辺 寛勝 ▲ 60.0 3
4 吉木 輝 20.8 ▲ 78.3 ▲ 37.1 ▲ 29.1 5 1.7 ▲ 117.0 4
5 柳田 圭介 ▲ 28.1 23.4 33.4 ▲ 61.9 ▲ 66.3 ▲ 17.3 ▲ 136.8 5

北海道プロリーグ 成績表/北海道教育リーグ

順位 名前 1 節 2 節 3 節 4 節 5 節 最終節 合計 順位
優勝 坂木 祐介 ▲ 19.8 96.7 ▲ 43.1 27.5 80.1 ▲ 18.3 123.1 優勝
準優勝 加藤 晋平 27.1 ▲ 41.8 46.8 62.5 33.9 118.5 準優勝
3 稲辺 寛勝 ▲ 60.0 3
4 吉木 輝 20.8 ▲ 78.3 ▲ 37.1 ▲ 29.1 5 1.7 ▲ 117.0 4
5 柳田 圭介 ▲ 28.1 23.4 33.4 ▲ 61.9 ▲ 66.3 ▲ 17.3 ▲ 136.8 5