KONAMI Arcade Championship 2013レポート

2013年12月22日、六本木ミッドタウンホールにて、
『KONAMI Arcade Championship 2013』 が開催されました!

今回のレポートは、立花つくしが勤めさせていただきます♪

KONAMI Arcade Championship 2013とは、
全国のアミューズメント施設で一斉に開催されるコナミさんの公式の大会です!

会場はとても広々としていて、色々な部門のゲームで大会が行われています!
3回目の開催ということで、来場者もとても多く、大きなスクリーンで大盛り上がり♪
私も会場内に入った途端、あまりの凄さにテンションあがっちゃいました!笑
麻雀格闘倶楽部のコーナーも、ゲーム機が並べてあったりで迫力満点!

今回、新規参戦プロ雀士として、私の他にも、手塚紗掬プロ 鈴木彩夏プロ 井出康平プロ 東城りおプロ、
月江いくこプロ、井上絵美子プロといったメンバーが“じゃんけんイベント”に参加しました(*´ω`*)

mas22

このイベントは、プロ雀士とじゃんけんして勝った方が、プロと東風戦形式で対戦できるというイベントです♪新規参戦プロと早くも打てるということで、ユーザーさんは大喜びしてくれました。

対戦の合間には、写真撮影やトークイベントで、ユーザーさんと交流を深めることができました♪
普段、ゲームの中でしかお会いすることができない、全国のユーザーさんとお話ができて、
とても心に残る思い出ができました!

お会いしたことはなかったけど、「ファンでした!」といわれ、
すごく嬉しくて、軽く泣きそうになりました(>_<)

mas22

「eAMUSEMENTパスにサインしてください!」と言っていただいて、本当にありがとうございました!
やっぱり、応援してくれる方がいると思うと、嬉しくなっちゃいますね。

前日にも麻雀格闘倶楽部をプレイしていたのですが、やっぱり凄く嬉しくて感動しました。
プロになる前からやっていた麻雀格闘倶楽部に、プロとして出演できたことが本当に嬉しいです。

でも、本当はすっごく恥ずかしかったです!笑自分の声で、“ポン”とか“ロン”とか・・
嬉しいのですが、慣れるまで恥ずかしすぎて悶えます!
満貫以上のロンで、自分の“にゃんにゃん”ポーズの写真がでたときは、
思わず「ひゃああああ!」って言っちゃいました・・

そして私の対局の番・・東初で勢いよく「リーチ!!」というまではよかったのですが・・
親から追っかけリーチ、私の牌に一発で雷ドーン!「ロン!24,000!」 
東1局でおわっちゃいました・・( ノω-、)
でも皆さんが、いい思い出になりました!と笑ってくれてよかったです!

今回KACには、優木美智プロ、蒼井ゆりかプロ、白河雪菜プロ、童瞳プロ、高宮まりプロが参加していました♪皆さんのチャイナ姿がかわいすぎるーーー!
とても美しかったですVV

そして男性プロは、森山茂和会長、ともたけ雅晴プロ、藤原隆弘プロ、山井弘プロ、猿川真寿プロ、山田浩之プロ、ダンプ大橋プロが参加していました!

mas22

豪華すぎる・・・!
こんなに大勢のプロと会えるのは貴重な体験ですね(*´I`*)

そして、決勝ラウンドは全国から選出された16名の強者の中から優勝者が決まります。
予選と準決勝は、東風戦1回で上位2名が勝ち上がる形式でした。
私も会場内で観戦させていただきました!

解説は、森山会長と白河プロ、高宮プロの3名でした。

oui38_a_03 oui38_a_03

解説がとてもうまく、1つ1つの打牌や状況をわかりやすく説明してくれるので、楽しんで観戦できました!
大スクリーンで決勝を観戦できるので臨場感たっぷりでした。

決勝では、鳴いてなければ四暗刻アガってた!という場面など手に汗握る熱い展開が多かったですね。
オーラスはとても僅差で、会場内にも緊張が伝わってきました。

決勝進出者のお子さんが「パパ!がんばってー!」と、
言っているのがほほえましく可愛くていやされました(*´I`*

そして優勝者がきまり、会場内は拍手喝采でとてもいい対局でした。

oui38_a_03
決勝メンバーのみなさん
oui38_a_03
決勝戦の様子

優勝者は「GUCHI」さんでした!本当におめでとうございます!

優勝者には「KONAMI Arcade Championship 2013」トロフィー
記念品 優勝メダル&オリジナルプレートが送られました。

oui38_a_03 oui38_a_08 oui38_a_03

こうして観戦していると、麻雀熱が出てきて私も打ちたいー!ってなっちゃいますね。
ということで、私もガンガン麻雀格闘倶楽部に参戦していくのでよろしくお願いしますっ♪

この決勝ラウンドは後日youtubeで配信されるそうなので、ぜひ皆さんご覧ください!

来年は、ぜひ皆さんもKONAMI Arcade Championship に参加しにきてください♪
人生できっと忘れられない思い出になること間違いなしです!
でわでわ、立花つくしでした♪

特集企画/KONAMI Arcade Championship 2013レポート

2013年12月22日、六本木ミッドタウンホールにて、
『KONAMI Arcade Championship 2013』 が開催されました!
今回のレポートは、立花つくしが勤めさせていただきます♪
KONAMI Arcade Championship 2013とは、
全国のアミューズメント施設で一斉に開催されるコナミさんの公式の大会です!
会場はとても広々としていて、色々な部門のゲームで大会が行われています!
3回目の開催ということで、来場者もとても多く、大きなスクリーンで大盛り上がり♪
私も会場内に入った途端、あまりの凄さにテンションあがっちゃいました!笑
麻雀格闘倶楽部のコーナーも、ゲーム機が並べてあったりで迫力満点!
今回、新規参戦プロ雀士として、私の他にも、手塚紗掬プロ 鈴木彩夏プロ 井出康平プロ 東城りおプロ、
月江いくこプロ、井上絵美子プロといったメンバーが“じゃんけんイベント”に参加しました(*´ω`*)
mas22
このイベントは、プロ雀士とじゃんけんして勝った方が、プロと東風戦形式で対戦できるというイベントです♪新規参戦プロと早くも打てるということで、ユーザーさんは大喜びしてくれました。
対戦の合間には、写真撮影やトークイベントで、ユーザーさんと交流を深めることができました♪
普段、ゲームの中でしかお会いすることができない、全国のユーザーさんとお話ができて、
とても心に残る思い出ができました!
お会いしたことはなかったけど、「ファンでした!」といわれ、
すごく嬉しくて、軽く泣きそうになりました(>_<)
mas22
「eAMUSEMENTパスにサインしてください!」と言っていただいて、本当にありがとうございました!
やっぱり、応援してくれる方がいると思うと、嬉しくなっちゃいますね。
前日にも麻雀格闘倶楽部をプレイしていたのですが、やっぱり凄く嬉しくて感動しました。
プロになる前からやっていた麻雀格闘倶楽部に、プロとして出演できたことが本当に嬉しいです。
でも、本当はすっごく恥ずかしかったです!笑自分の声で、“ポン”とか“ロン”とか・・
嬉しいのですが、慣れるまで恥ずかしすぎて悶えます!
満貫以上のロンで、自分の“にゃんにゃん”ポーズの写真がでたときは、
思わず「ひゃああああ!」って言っちゃいました・・
そして私の対局の番・・東初で勢いよく「リーチ!!」というまではよかったのですが・・
親から追っかけリーチ、私の牌に一発で雷ドーン!「ロン!24,000!」 
東1局でおわっちゃいました・・( ノω-、)
でも皆さんが、いい思い出になりました!と笑ってくれてよかったです!
今回KACには、優木美智プロ、蒼井ゆりかプロ、白河雪菜プロ、童瞳プロ、高宮まりプロが参加していました♪皆さんのチャイナ姿がかわいすぎるーーー!
とても美しかったですVV
そして男性プロは、森山茂和会長、ともたけ雅晴プロ、藤原隆弘プロ、山井弘プロ、猿川真寿プロ、山田浩之プロ、ダンプ大橋プロが参加していました!
mas22
豪華すぎる・・・!
こんなに大勢のプロと会えるのは貴重な体験ですね(*´I`*)
そして、決勝ラウンドは全国から選出された16名の強者の中から優勝者が決まります。
予選と準決勝は、東風戦1回で上位2名が勝ち上がる形式でした。
私も会場内で観戦させていただきました!
解説は、森山会長と白河プロ、高宮プロの3名でした。

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解説がとてもうまく、1つ1つの打牌や状況をわかりやすく説明してくれるので、楽しんで観戦できました!
大スクリーンで決勝を観戦できるので臨場感たっぷりでした。
決勝では、鳴いてなければ四暗刻アガってた!という場面など手に汗握る熱い展開が多かったですね。
オーラスはとても僅差で、会場内にも緊張が伝わってきました。
決勝進出者のお子さんが「パパ!がんばってー!」と、
言っているのがほほえましく可愛くていやされました(*´I`*
そして優勝者がきまり、会場内は拍手喝采でとてもいい対局でした。

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決勝メンバーのみなさん
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決勝戦の様子

優勝者は「GUCHI」さんでした!本当におめでとうございます!
優勝者には「KONAMI Arcade Championship 2013」トロフィー
記念品 優勝メダル&オリジナルプレートが送られました。

oui38_a_03 oui38_a_08 oui38_a_03

こうして観戦していると、麻雀熱が出てきて私も打ちたいー!ってなっちゃいますね。
ということで、私もガンガン麻雀格闘倶楽部に参戦していくのでよろしくお願いしますっ♪
この決勝ラウンドは後日youtubeで配信されるそうなので、ぜひ皆さんご覧ください!
来年は、ぜひ皆さんもKONAMI Arcade Championship に参加しにきてください♪
人生できっと忘れられない思い出になること間違いなしです!
でわでわ、立花つくしでした♪

第10期北関東リーグ(プロアマ混合) 第4節成績表

順位 名前 プロ/一般 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 齋藤 豪 プロ ▲ 14.5 21.1 65.8 55.4 127.8
2 元木 伸明 プロ 13.3 ▲ 8.1 8.5 96.4 110.1
3 福田 栄司 一般 70.7 ▲ 7.0 70.9 ▲ 32.1 102.5
4 大川 哲哉 プロ 11.3 ▲ 9.1 56.8 59.0
5 早川 翔生 一般 14.2 53.1 26.7 ▲ 55.2 38.8
6 後藤 隆 プロ 5.6 39.8 ▲ 7.1 38.3
7 須長正和 プロ 30.7 31.7 ▲ 8.6 ▲ 20.6 33.2
8 高田 麻衣子 プロ 34.8 ▲ 44.0 23.8 14.6
9 小川 尚哉 プロ 33.1 ▲ 0.1 ▲ 23.6 9.4
10 渡部 正 一般 39.4 ▲ 44.3 50.3 ▲ 44.2 1.2
11 浜 正彦 一般 44.7 ▲ 34.4 15.8 ▲ 31.1 ▲ 5.0
12 村山 真知 プロ ▲ 31.4 18.2 7.0 ▲ 6.2
13 弓削 雅人 プロ ▲ 16.1 65.9 ▲ 75.4 ▲ 25.6
14 村田 昌代 一般 ▲ 52.0 13.1 ▲ 17.2 ▲ 56.1
15 塚越祐次郎 プロ ▲ 62.8 ▲ 62.8
16 佐々木 諒輔 プロ ▲ 53.7 ▲ 17.1 ▲ 48.2 ▲ 119.0
17 岡部 光輝 プロ ▲ 74.4 ▲ 12.3 ▲ 65.0 19.9 ▲ 131.8
18 河井 保国 プロ ▲ 59.2 ▲ 19.6 ▲ 57.8 ▲ 136.6

北関東プロリーグ 成績表/第10期北関東リーグ(プロアマ混合) 第4節成績表

順位 名前 プロ/一般 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 齋藤 豪 プロ ▲ 14.5 21.1 65.8 55.4 127.8
2 元木 伸明 プロ 13.3 ▲ 8.1 8.5 96.4 110.1
3 福田 栄司 一般 70.7 ▲ 7.0 70.9 ▲ 32.1 102.5
4 大川 哲哉 プロ 11.3 ▲ 9.1 56.8 59.0
5 早川 翔生 一般 14.2 53.1 26.7 ▲ 55.2 38.8
6 後藤 隆 プロ 5.6 39.8 ▲ 7.1 38.3
7 須長正和 プロ 30.7 31.7 ▲ 8.6 ▲ 20.6 33.2
8 高田 麻衣子 プロ 34.8 ▲ 44.0 23.8 14.6
9 小川 尚哉 プロ 33.1 ▲ 0.1 ▲ 23.6 9.4
10 渡部 正 一般 39.4 ▲ 44.3 50.3 ▲ 44.2 1.2
11 浜 正彦 一般 44.7 ▲ 34.4 15.8 ▲ 31.1 ▲ 5.0
12 村山 真知 プロ ▲ 31.4 18.2 7.0 ▲ 6.2
13 弓削 雅人 プロ ▲ 16.1 65.9 ▲ 75.4 ▲ 25.6
14 村田 昌代 一般 ▲ 52.0 13.1 ▲ 17.2 ▲ 56.1
15 塚越祐次郎 プロ ▲ 62.8 ▲ 62.8
16 佐々木 諒輔 プロ ▲ 53.7 ▲ 17.1 ▲ 48.2 ▲ 119.0
17 岡部 光輝 プロ ▲ 74.4 ▲ 12.3 ▲ 65.0 19.9 ▲ 131.8
18 河井 保国 プロ ▲ 59.2 ▲ 19.6 ▲ 57.8 ▲ 136.6

第85回『中盤の組み立て方』

明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。

と、お決まりな文句から入りましたけども、皆様、昨年はどういった1年を過ごされましたでしょうか。
素晴らしい1年を過ごせた方、あまり良い1年を過ごせなかった方、色々いらっしゃるとは思いますが、
今年1年が素晴らしい1年となるようお祈りさせていただきます。

さてさて、前回から引き続き、今回は中盤について書かせていただきたいと思います。
と、その前に前回から続いている内容ですが、あくまで私ダンプ大橋がこんな事を考えながら打っているというだけであって、これを真似すれば必ず麻雀が強くなるわけではありません。
むしろ弱くなる可能性だってあります。

そもそも、この中級講座の正しい利用法としては、ただ、書かれている事を真似するのではなく、こういう考え方をした相手がいるという事を認識していただき、ご自分の麻雀の引き出しを増やしていただく事だと思っています。

過去にこの中級を書かれた面々を見ると、佐々木寿人プロ、白鳥翔プロ、滝沢和典プロなど、
自分とは明らかに違ったタイプの方が揃っております。

理想は、書かれている事全ての良いところだけ吸収する事なんでしょうが、それは中々難しい。
誰でも簡単にそんな事ができれば、世は天才に溢れ返る世界となってしまいます。

それならば、自分の理想や似ているプロの書いた講座の内容を主軸に置き、それ以外のプロについては、あくまで参考程度に留めておけば、今の自分がブレる事なく、レベルアップがはかれるのではないでしょうか。

ただ、いつだって必要な事は自分で考える事です。
書かせていただいている講座ですが、決してゲームの攻略本と同じではないのです。

さて、前置きはこの辺で、中盤についての考察を行わせていただきましょう。

序盤を経て、捨て牌が2段目に差し掛かる頃には、自分を含めた4名の手牌の進み具合がおぼろげながら見えてくるかと思います。
基本麻雀は、河と手牌だけを照らし合わせる状態よりも、他家との距離を計る時間の方が多いゲームです。
自分と相手の距離が近ければ近いほどぶつかり合い、遠ければ遠い程、一方がオリにまわるでしょう。

例えば、自分の手牌がタンピン三色ドラ1の1シャンテンだったとします。
どこかの受けが極端に薄いというわけでもありません。
漠然とした質問になりますが、この時、相手がかけてきたリーチにオリますか?
さらに、自分の手牌が役無し愚形の2シャンテンで、同じように相手がかけてきたリーチにオリますか?

前者はオリず、後者はオリると答える方がマジョリティを占めるかと思います。
結局はこういう事で、中盤は相手との距離が非常に重要になってきます。

逆に、距離が上手く掴めていないと、こちらの愚形で安い先制リーチに、相手の本手リーチが追いかけてきて、あえなく放銃となってしまうかもしれません。もちろん、愚形の先制リーチが勝つことも、1回1回の勝負に限ってはあるでしょうが、長い目で見れば、やはり本手が勝つのが道理。
追いかけられて放銃が目立つ方は、この辺りの見直しが必要かもしれませんね。

それじゃあ、どうやって相手との距離を計ればいいのか。
非常に難しい問題です。

ネット麻雀は、相手のデータを比較的容易に見る事ができます。
例えば、麻雀格闘倶楽部ならフーロやヤミテンのグラフ、アガリ翻数の傾向も見る事ができるので、テンパイ気配が出ていても、ヤミ率が極端に低いプレイヤーなら、まだテンパっていないと推測する事ができるでしょう。

さらに、手出しツモ切りを見ていれば、容易とはいかないまでも、相手の実際のシャンテン数と自分が予想するシャンテン数が大きくズレる事は少ないと思います。とはいっても、確実にこの人は○シャンテンだ!と予想するのではなく、○~○シャンテンぐらいかなと予想する事がコツです。

麻雀みたいに、自分から見えない情報が多いゲームでは、ある程度の範囲を予想しておいて、その範囲内において対応をする方が良いと思います。もちろん状況によってはですけど。

極端な例ですが、ある人が1シャンテンだったとします。

六万七万三索三索四索八索八索

こんな形の1シャンテンだとして、五万八万二索五索のどれが入っても三索を切ってリーチするわけですから、待ちが五万八万になるか二索五索になるかはわからないですよね。

いわゆるリアルの麻雀であった場合、リーチ後の相手の態度や仕草によっては、待ちはマンズかも?ソーズかも?といった予想が出来ることもあるでしょうが、ネット麻雀においては、画面のモニターに移る範囲内でしか情報がない事と、何よりリアルに比べ、試行回数を重ねられるので、1戦1戦に全ての力を注ぐというよりも、ある程度の対戦数を重ねた結果、平均してこのぐらいの成績に落ち着けばいいやという考え方が主流に見えます。

その結果、最近デジタルが流行っているってのもまぁ納得です。

さて、話を戻して現在捨て牌2段目。
愚形、低打点のテンパイは、周りとの距離を考えてリーチを打つか選択をしようという事になりました。
それじゃ今度は、好形、高打点のテンパイはどうするか。リーチかヤミかの判断についてです。

まずは、自分の待ちを確認してみましょう。待ちは良い待ちですか?
この場合、良い待ちというのは、出アガリができそうな待ちかという事にします。
そもそも高打点という設定なので、リーチの有無よりも、アガれるか、アガれないかの判断が大事だと思います。

待ちが良いなら、ヤミで確実に加点する方が多いです。あくまで自分の場合ですが。
ヤミなら誰しも切る様な牌を、リーチしてわざわざ自分のテンパイを教える必要はないと考えます。
逆に、リーチをかける時ですが、ヤミにするメリット以上の何かがあった場合でしょうか。

例えば、ツモって全員の点数を減らす事に自分のプラスがある場合。
※競技的な意味合いが強いですねこれは。
対戦者に絶対オリ無い状況の人がいて、凄い調子も悪く、なんでも切ってくれそうな場合。
あと、先に仕掛けを入れているなど、先手を取られている場合。

こういった時は、リーチをかけることに意味があると思います。

リーチは1翻増えたり、裏ドラを見る事ができるので、打点が上がるといった意味合いが強いですが、本質は、自分がアガる為に必要か否かであると考えています。もちろん、点数的事情によって、リーチを打つというのも立派な理由ではあるんですけどね。

リーチの精度が高いプレイヤーは、この辺りの考え方がしっかりしているんだと思います。

自分は残念ながら、形でリーチを打ってしまう事も多々あるので、掘り下げて説明するのが難しいのですが、
この辺の考え方に強そうなプロが、今後講座を担当した時は質問してみてはいかがでしょうか。

愚形の高打点も、基本的な考え方は同じですよね。
ただ、相手との距離によっては、早々にリーチを打って周りを降ろしにいかないと、不利な場面もあれば、逆に、ギリギリまで引きつけて、当たり牌が打たれるのを待つ場面もあります。
また、余程の不利を感じた場合は、オリを選択する事もあるかもしれません。
好形であれば考える必要のない事も、形が悪ければ意識をしなくてはいけません。

特に形が悪いのであれば、単純に他家とのぶつかり合いが発生した場合は、良くて五分、相手が好形であれば自分に不利な状態で戦わなくてはいけません。それを見越して、周りを降ろす為にリーチを打つのも1つの正解だし、相手が余らしそうな牌であるのならば、ヤミにするのも正解。
こういった選択で正解を出すためにも、相手との距離が重要になってくるわけです。

どんな手牌にも言えることですが、アガる事ができなければ絵に書いた餅です。
自分がテンパイしているからという理由だけで、あからさまな危険牌を打つのは正解とは言えません。

さて、最後は既に受けを意識している手牌の場合です。

まずは自分の手牌を見てみましょう。
例えば、カンチャン、ペンチャン、リャンメンが残っているピンフの形。

一万二万七万八万三索四索五索七索九索一筒一筒二筒四筒  ドラ五万

こんな手牌は非常に危険です。真っ直ぐいった所で不利は必死。
安全牌を抱えつつ、常にオリを意識していいと思います。
まだ、2翻役が見える手牌(一通とか三色)なら、粘る価値はあるかもしれません。

逆に、こんな手牌の場合はどうするべきか。

一万二万七万八万三索四索六索八索西西西北北  ドラ五万  東場の南家

上と同じく、手役も見えないので同様に思えますが、注目すべきは字牌。
西や北がトイツ、暗刻となっています。これは打点が安くても攻めやすい形です。
理由は簡単。いざオリる時に、字牌の暗刻を落とせばいいからです。

こういう様に、メンツ構成に安全牌となりうる牌が組み込まれている場合は、手牌の構成に必要の無い安全牌を抱え込む必要がない為、最初の形みたいに手牌を狭めず安全牌を持つ事ができるので、ギリギリまで攻めたとしても、いざオリる時に困ることはありません。

打点がないから、形が悪いから安易にベタオリをするのではなく、手牌がオリ易い形だからギリギリまで攻めるといった様に、場面場面で自分の手牌と相談しながら押し引きを考える事も非常に大切です。

また、全く手がまとまらず、早々にベタオリを始めたとしても、相手から簡単に『ああ、こいつオリてるな』って思われる様なオリでは、他家を楽にさせてしまうだけしょう。

一概にオリといっても、単純に安全牌を切り続けるベタオリもあれば、ギリギリまで他家にオリを悟らせない様にオリる方法もあります。これも使い分けが非常に大切で、ベタオリをした方が自分に利するケースもあれば、オリを悟らせない様な切り方をした方が利するケースもあります。

例として、トップ目がリーチをしている状態で、自分もオリていない様に見せる打牌をすれば、他のプレイヤーはリーチ者と前に出ている(様に見える)自分の2名に気を使わないといけません。
その結果、2人に安全そうな牌がリーチ者に放銃。トップ目はさらに大きなトップ目になりました。

この時、自分が2着を狙っているのならば、リーチ者以外の2名にプレッシャーを与えて、できれば放銃してもらう様、自分もオリていない様に捨て牌を見せる事に意味があります。

しかし、自分がトップを狙っているのに、こういった打牌をした結果、他家がトップ目に放銃してしまったらどうでしょう。自分もベタオリしていれば、放銃はしていなかったかもしれません。

自分にとって何が利となるのかは、その場その場で変わってきます。
その利が何かを常に理解しながら、局面に合った打牌を心がける事が大事だと思います。

それでは次回は、終盤の組み立て方についてお話します。

中級/第85回『中盤の組み立て方』

明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。
と、お決まりな文句から入りましたけども、皆様、昨年はどういった1年を過ごされましたでしょうか。
素晴らしい1年を過ごせた方、あまり良い1年を過ごせなかった方、色々いらっしゃるとは思いますが、
今年1年が素晴らしい1年となるようお祈りさせていただきます。
さてさて、前回から引き続き、今回は中盤について書かせていただきたいと思います。
と、その前に前回から続いている内容ですが、あくまで私ダンプ大橋がこんな事を考えながら打っているというだけであって、これを真似すれば必ず麻雀が強くなるわけではありません。
むしろ弱くなる可能性だってあります。
そもそも、この中級講座の正しい利用法としては、ただ、書かれている事を真似するのではなく、こういう考え方をした相手がいるという事を認識していただき、ご自分の麻雀の引き出しを増やしていただく事だと思っています。
過去にこの中級を書かれた面々を見ると、佐々木寿人プロ、白鳥翔プロ、滝沢和典プロなど、
自分とは明らかに違ったタイプの方が揃っております。
理想は、書かれている事全ての良いところだけ吸収する事なんでしょうが、それは中々難しい。
誰でも簡単にそんな事ができれば、世は天才に溢れ返る世界となってしまいます。
それならば、自分の理想や似ているプロの書いた講座の内容を主軸に置き、それ以外のプロについては、あくまで参考程度に留めておけば、今の自分がブレる事なく、レベルアップがはかれるのではないでしょうか。
ただ、いつだって必要な事は自分で考える事です。
書かせていただいている講座ですが、決してゲームの攻略本と同じではないのです。
さて、前置きはこの辺で、中盤についての考察を行わせていただきましょう。
序盤を経て、捨て牌が2段目に差し掛かる頃には、自分を含めた4名の手牌の進み具合がおぼろげながら見えてくるかと思います。
基本麻雀は、河と手牌だけを照らし合わせる状態よりも、他家との距離を計る時間の方が多いゲームです。
自分と相手の距離が近ければ近いほどぶつかり合い、遠ければ遠い程、一方がオリにまわるでしょう。
例えば、自分の手牌がタンピン三色ドラ1の1シャンテンだったとします。
どこかの受けが極端に薄いというわけでもありません。
漠然とした質問になりますが、この時、相手がかけてきたリーチにオリますか?
さらに、自分の手牌が役無し愚形の2シャンテンで、同じように相手がかけてきたリーチにオリますか?
前者はオリず、後者はオリると答える方がマジョリティを占めるかと思います。
結局はこういう事で、中盤は相手との距離が非常に重要になってきます。
逆に、距離が上手く掴めていないと、こちらの愚形で安い先制リーチに、相手の本手リーチが追いかけてきて、あえなく放銃となってしまうかもしれません。もちろん、愚形の先制リーチが勝つことも、1回1回の勝負に限ってはあるでしょうが、長い目で見れば、やはり本手が勝つのが道理。
追いかけられて放銃が目立つ方は、この辺りの見直しが必要かもしれませんね。
それじゃあ、どうやって相手との距離を計ればいいのか。
非常に難しい問題です。
ネット麻雀は、相手のデータを比較的容易に見る事ができます。
例えば、麻雀格闘倶楽部ならフーロやヤミテンのグラフ、アガリ翻数の傾向も見る事ができるので、テンパイ気配が出ていても、ヤミ率が極端に低いプレイヤーなら、まだテンパっていないと推測する事ができるでしょう。
さらに、手出しツモ切りを見ていれば、容易とはいかないまでも、相手の実際のシャンテン数と自分が予想するシャンテン数が大きくズレる事は少ないと思います。とはいっても、確実にこの人は○シャンテンだ!と予想するのではなく、○~○シャンテンぐらいかなと予想する事がコツです。
麻雀みたいに、自分から見えない情報が多いゲームでは、ある程度の範囲を予想しておいて、その範囲内において対応をする方が良いと思います。もちろん状況によってはですけど。
極端な例ですが、ある人が1シャンテンだったとします。
六万七万三索三索四索八索八索
こんな形の1シャンテンだとして、五万八万二索五索のどれが入っても三索を切ってリーチするわけですから、待ちが五万八万になるか二索五索になるかはわからないですよね。
いわゆるリアルの麻雀であった場合、リーチ後の相手の態度や仕草によっては、待ちはマンズかも?ソーズかも?といった予想が出来ることもあるでしょうが、ネット麻雀においては、画面のモニターに移る範囲内でしか情報がない事と、何よりリアルに比べ、試行回数を重ねられるので、1戦1戦に全ての力を注ぐというよりも、ある程度の対戦数を重ねた結果、平均してこのぐらいの成績に落ち着けばいいやという考え方が主流に見えます。
その結果、最近デジタルが流行っているってのもまぁ納得です。
さて、話を戻して現在捨て牌2段目。
愚形、低打点のテンパイは、周りとの距離を考えてリーチを打つか選択をしようという事になりました。
それじゃ今度は、好形、高打点のテンパイはどうするか。リーチかヤミかの判断についてです。
まずは、自分の待ちを確認してみましょう。待ちは良い待ちですか?
この場合、良い待ちというのは、出アガリができそうな待ちかという事にします。
そもそも高打点という設定なので、リーチの有無よりも、アガれるか、アガれないかの判断が大事だと思います。
待ちが良いなら、ヤミで確実に加点する方が多いです。あくまで自分の場合ですが。
ヤミなら誰しも切る様な牌を、リーチしてわざわざ自分のテンパイを教える必要はないと考えます。
逆に、リーチをかける時ですが、ヤミにするメリット以上の何かがあった場合でしょうか。
例えば、ツモって全員の点数を減らす事に自分のプラスがある場合。
※競技的な意味合いが強いですねこれは。
対戦者に絶対オリ無い状況の人がいて、凄い調子も悪く、なんでも切ってくれそうな場合。
あと、先に仕掛けを入れているなど、先手を取られている場合。
こういった時は、リーチをかけることに意味があると思います。
リーチは1翻増えたり、裏ドラを見る事ができるので、打点が上がるといった意味合いが強いですが、本質は、自分がアガる為に必要か否かであると考えています。もちろん、点数的事情によって、リーチを打つというのも立派な理由ではあるんですけどね。
リーチの精度が高いプレイヤーは、この辺りの考え方がしっかりしているんだと思います。
自分は残念ながら、形でリーチを打ってしまう事も多々あるので、掘り下げて説明するのが難しいのですが、
この辺の考え方に強そうなプロが、今後講座を担当した時は質問してみてはいかがでしょうか。
愚形の高打点も、基本的な考え方は同じですよね。
ただ、相手との距離によっては、早々にリーチを打って周りを降ろしにいかないと、不利な場面もあれば、逆に、ギリギリまで引きつけて、当たり牌が打たれるのを待つ場面もあります。
また、余程の不利を感じた場合は、オリを選択する事もあるかもしれません。
好形であれば考える必要のない事も、形が悪ければ意識をしなくてはいけません。
特に形が悪いのであれば、単純に他家とのぶつかり合いが発生した場合は、良くて五分、相手が好形であれば自分に不利な状態で戦わなくてはいけません。それを見越して、周りを降ろす為にリーチを打つのも1つの正解だし、相手が余らしそうな牌であるのならば、ヤミにするのも正解。
こういった選択で正解を出すためにも、相手との距離が重要になってくるわけです。
どんな手牌にも言えることですが、アガる事ができなければ絵に書いた餅です。
自分がテンパイしているからという理由だけで、あからさまな危険牌を打つのは正解とは言えません。
さて、最後は既に受けを意識している手牌の場合です。
まずは自分の手牌を見てみましょう。
例えば、カンチャン、ペンチャン、リャンメンが残っているピンフの形。
一万二万七万八万三索四索五索七索九索一筒一筒二筒四筒  ドラ五万
こんな手牌は非常に危険です。真っ直ぐいった所で不利は必死。
安全牌を抱えつつ、常にオリを意識していいと思います。
まだ、2翻役が見える手牌(一通とか三色)なら、粘る価値はあるかもしれません。
逆に、こんな手牌の場合はどうするべきか。
一万二万七万八万三索四索六索八索西西西北北  ドラ五万  東場の南家
上と同じく、手役も見えないので同様に思えますが、注目すべきは字牌。
西や北がトイツ、暗刻となっています。これは打点が安くても攻めやすい形です。
理由は簡単。いざオリる時に、字牌の暗刻を落とせばいいからです。
こういう様に、メンツ構成に安全牌となりうる牌が組み込まれている場合は、手牌の構成に必要の無い安全牌を抱え込む必要がない為、最初の形みたいに手牌を狭めず安全牌を持つ事ができるので、ギリギリまで攻めたとしても、いざオリる時に困ることはありません。
打点がないから、形が悪いから安易にベタオリをするのではなく、手牌がオリ易い形だからギリギリまで攻めるといった様に、場面場面で自分の手牌と相談しながら押し引きを考える事も非常に大切です。
また、全く手がまとまらず、早々にベタオリを始めたとしても、相手から簡単に『ああ、こいつオリてるな』って思われる様なオリでは、他家を楽にさせてしまうだけしょう。
一概にオリといっても、単純に安全牌を切り続けるベタオリもあれば、ギリギリまで他家にオリを悟らせない様にオリる方法もあります。これも使い分けが非常に大切で、ベタオリをした方が自分に利するケースもあれば、オリを悟らせない様な切り方をした方が利するケースもあります。
例として、トップ目がリーチをしている状態で、自分もオリていない様に見せる打牌をすれば、他のプレイヤーはリーチ者と前に出ている(様に見える)自分の2名に気を使わないといけません。
その結果、2人に安全そうな牌がリーチ者に放銃。トップ目はさらに大きなトップ目になりました。
この時、自分が2着を狙っているのならば、リーチ者以外の2名にプレッシャーを与えて、できれば放銃してもらう様、自分もオリていない様に捨て牌を見せる事に意味があります。
しかし、自分がトップを狙っているのに、こういった打牌をした結果、他家がトップ目に放銃してしまったらどうでしょう。自分もベタオリしていれば、放銃はしていなかったかもしれません。
自分にとって何が利となるのかは、その場その場で変わってきます。
その利が何かを常に理解しながら、局面に合った打牌を心がける事が大事だと思います。
それでは次回は、終盤の組み立て方についてお話します。

プロリーグ(鳳凰戦)成績表/第30期 A1リーグ 最終節成績表

A1 A2 B1・B2 C1・C2・C3 D1・D2・D3 E

第30期鳳凰位決定戦進出者決定!!
1月26日(日)鳳凰位決定戦 初日配信予定
2月1日(土)鳳凰位決定戦 二日目配信予定
2月8日(土)鳳凰位決定戦 三日目配信予定


第29期鳳凰位
瀬戸熊 直樹
出身地(東京)

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 対局消化数 合計
1 沢崎 誠(群馬) 59.4 17.1 ▲ 15.4 43.6 ▲ 13.4 30.6 4.6 62.8 42.7

36/36

232.0
2 伊藤 優孝(秋田) ▲ 30.3 79.3 ▲ 42.6 8.6 ▲ 2.7 57.3 39.6 59.9 ▲ 25.8

36/36

143.3
3 藤崎 智(秋田) 18.7 ▲ 56.7 10.8 ▲ 59.5 0.8 ▲ 40.1 33.8 79.4 56.0

36/36

43.2
4 柴田 弘幸(神奈川) 46.8 ▲ 37.3 19.8 40.5 ▲ 7.4 26.1 ▲ 8.7 ▲ 45.4 1.5

36/36

35.9
5 朝武 雅晴(千葉) 2.8 11.0 70.7 27.2 ▲ 24.5 ▲ 34.1 ▲ 56.1 24.8 ▲ 18.4

36/36

3.4
6 望月 雅継(静岡) ▲ 25.3 6.1 ▲ 30.9 1.5 ▲ 0.4 44.1 55.7 ▲ 82.9 1.7

36/36

▲ 30.4
7 猿川 真寿(静岡) 39.8 27.3 ▲ 5.2 ▲ 31.0 20.0 ▲ 63.3 12.2 ▲ 19.2 ▲ 30.1

36/36

▲ 49.5
8 古川 孝次(愛知) ▲ 47.8 ▲ 48.1 16.9 14.5 17.7 0.5 5.8 ▲ 37.8 27.1

36/36

▲ 51.2
9 荒 正義(北海道) ▲ 10.5 53.7 ▲ 12.7 30.8 ▲ 42.1 ▲ 3.5 ▲ 10.3 ▲ 44.6 ▲ 27.6

36/36

▲ 66.8
10 近藤 久春(秋田) 24.2 ▲ 74.3 16.3 ▲ 9.8 ▲ 34.1 ▲ 27.6 ▲ 18.3 10.6 33.5

36/36

▲ 79.5
11 前原 雄大(東京) ▲ 38.7 3.5 ▲ 7.3 ▲ 64.6 61.3 ▲ 3.8 ▲ 52.2 32.2 ▲ 10.4

36/36

▲ 80.0
12 ダンプ大橋(神奈川) ▲ 40.1 18.4 ▲ 21.4 ▲ 2.8 24.8 10.8 ▲ 8.1 ▲ 39.8 ▲ 50.2

36/36

▲ 108.4

鳳凰位決定戦進出者 3名   降級者 2名
決定戦進出&降級ライン:順位枠内に表示

プロリーグ(鳳凰戦)成績表/第30期 A2リーグ 最終節成績表

A1 A2 B1・B2 C1・C2・C3 D1・D2・D3 E

位順 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 対局消化数 合計
1 勝又 健志(東京) 10.1 10.6 35.9 35.2 57.9 77.0 15.0 ▲ 2.4 2.5

36/36

241.8
2 前田 直哉(静岡) 4.9 49.1 20.6 24.9 ▲ 14.4 ▲ 10.7 ▲ 13.3 76.0 ▲ 4.0

36/36

133.1
3 石渡 正志(神奈川) ▲ 15.4 17.3 47.7 10.5 41.8 ▲ 29.5 20.8 7.2 27.4

36/36

127.8
4 四柳 弘樹(富山) 78.3 ▲ 20.0 11.9 38.2 ▲ 49.9 23.9 18.3 ▲ 20.0 21.6

36/36

102.3
5 白鳥 翔(東京) ▲ 24.9 47.9 ▲ 29.1 65.3 4.1 ▲ 23.2 71.0 13.4 ▲ 27.9

36/36

96.6
6 佐々木 寿人(宮城) 4.7 22.7 11.7 ▲ 27.7 ▲ 23.9 28.1 ▲ 19.2 ▲ 13.8 32.6

36/36

15.2
7 黒沢 咲 (東京) ▲ 36.3 6.1 45.8 ▲ 36.1 ▲ 66.9 1.7 43.0 2.4 4.0

36/36

▲ 36.3
8 刀川 昌浩(東京) ▲ 12.3 ▲ 8.6 ▲ 8.9 ▲ 1.6 ▲ 44.9 ▲ 25.3 80.9 ▲ 13.2 ▲ 7.0

36/36

▲ 40.9
9 山井 弘(富山) 62.8 36.1 ▲ 24.9 9.4 ▲ 27.5 ▲ 72.4 7.2 1.7 ▲ 47.2

36/36

▲ 54.8
10 仁平 宣明(福岡) ▲ 2.6 ▲ 14.0 ▲ 21.7 6.5 42.8 6.2 ▲ 93.5 ▲ 6.6 10.6

36/36

▲ 72.3
11 滝沢 和典(新潟) ▲ 6.3 ▲ 14.1 ▲ 22.2 ▲ 5.0 30.5 ▲ 62.4 ▲ 21.8 20.1 ▲ 25.7

36/36

▲ 106.9
12 金子 貴行(神奈川) ▲ 75.0 ▲ 40.5 ▲ 34.3 ▲ 1.0 ▲ 37.1 49.5 ▲ 81.5 25.0 29.0

36/36

▲ 165.9
13 山田 浩之(兵庫) 9.7 ▲ 69.1 3.8 ▲ 113.8 31.1 ▲ 5.0 ▲ 25.5 ▲ 91.8 ▲ 18.9

36/36

▲ 279.5

昇級者 2名   降級者 4名     ※今期のプロリーグは2名退会者がでたため、降級者は2名となっております。
昇降級ライン:順位枠内に表示

プロリーグ(鳳凰戦)成績表/第30期 B1・B2リーグ 後期最終節成績表

A1 A2 B1・B2 C1・C2・C3 D1・D2・D3 E

B1

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 紺野 真太郎 21.2 6.5 63.5 27.8 101.1 220.1
2 河井 保国 15.3 21.7 36.3 3.3 61.0 137.6
3 西川 淳 28.6 17.2 78.0 18.4 ▲ 22.8 119.4
4 中村 毅 10.8 18.4 ▲ 15.3 21.5 36.9 72.3
5 藤島 健二郎 ▲ 9.3 33.2 ▲ 25.0 26.0 29.5 54.4
6 安 秉参 10.9 15.9 96.5 ▲ 36.4 ▲ 55.2 31.7
7 上村 慎太郎 18.7 ▲ 30.1 ▲ 12.8 25.9 23.4 25.1
8 三浦 大輔 21.1 ▲ 5.2 36.6 ▲ 72.2 11.2 ▲ 8.5
9 岩井 健太 ▲ 17.8 ▲ 27.9 ▲ 35.5 32.4 36.7 ▲ 12.1
10 藤原 隆弘 5.5 ▲ 12.2 ▲ 1.8 20.3 ▲ 27.3 ▲ 15.5
11 吉田 直 ▲ 9.2 7.9 ▲ 27.2 ▲ 24.4 10.6 ▲ 42.3
12 藤本 哲也 13.2 ▲ 26.1 ▲ 41.6 2.7 ▲ 7.0 ▲ 58.8
13 明石 定家 ▲ 64.7 0.9 ▲ 29.9 68.6 ▲ 58.7 ▲ 83.8
14 老月 貴紀 30.6 ▲ 31.7 ▲ 22.2 ▲ 12.9 ▲ 53.1 ▲ 89.3
15 麓 征生 ▲ 55.5 ▲ 9.4 ▲ 49.9 ▲ 33.7 21.4 ▲ 127.1
16 吉沢 康次 ▲ 40.4 19.9 ▲ 50.7 ▲ 68.3 ▲ 107.8 ▲ 247.3

昇級者 2名 (青字で表示)     降級者 4名 (赤字で表示)
※降級者は都合により残留となる場合があります
昇降級ライン:順位枠内に表示
前期昇級者:内川幸太郎 櫻井秀樹
前期成績はこちら

B2

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 杉浦 勘介 66.9 ▲ 5.4 56.7 12.8 33.8 164.8
2 須浦 正裕 22.0 35.0 ▲ 7.0 68.7 ▲ 8.7 110.0
3 西岡 慎泰 34.6 15.4 ▲ 0.7 2.0 44.6 95.9
4 和久津 晶 ▲ 22.4 64.0 7.9 ▲ 10.2 44.8 84.1
5 和泉 由希子 15.6 42.0 ▲ 11.6 9.6 12.3 67.9
6 安村 浩司 5.9 30.2 6.1 107.0 ▲ 82.0 67.2
7 浜上 文吾 ▲ 79.2 ▲ 25.7 5.0 126.2 34.6 60.9
8 鈴木 基芳 36.8 28.7 15.9 ▲ 31.9 10.6 60.1
9 吉田 幸雄 ▲ 12.7 ▲ 14.9 ▲ 3.6 18.2 ▲ 3.1 ▲ 16.1
10 黒木 真生 25.2 2.8 ▲ 4.5 ▲ 80.5 ▲ 7.9 ▲ 64.9
11 相沢 かおる ▲ 30.0 0.3 11.3 ▲ 77.1 24.5 ▲ 71.0
12 太田 昌樹 ▲ 10.8 ▲ 12.7 ▲ 14.1 ▲ 36.2 ▲ 10.8 ▲ 84.6
13 木戸 僚之 ▲ 31.8 ▲ 32.9 ▲ 9.3 ▲ 60.5 31.5 ▲ 103.0
14 斉藤 等 ▲ 29.9 ▲ 23.6 ▲ 9.5 ▲ 51.6 ▲ 47.2 ▲ 161.8
15 奈良 圭純 ▲ 26.7 ▲ 80.3 ▲ 45.5 3.5 ▲ 79.0 ▲ 228.0

昇級者 4名 (青字で表示)     降級者 4名 (赤字で表示)    ※降級者は都合により残留となる場合があります
昇降級ライン:順位枠内に表示
前期成績はこちら

A1 A2 B1・B2 C1・C2・C3 D1・D2・D3 E

プロリーグ(鳳凰戦)成績表/第30期 C1・C2・C3リーグ 後期最終節成績表

A1 A2 B1・B2 C1・C2・C3 D1・D2・D3 E

C1

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 羽山 真生 43.1 84.4 ▲ 6.9 59.6 ▲ 13.3 166.9
2 客野 直 ▲ 10.3 41.6 81.0 ▲ 12.1 27.0 127.2
3 寺尾 威一郎 ▲ 31.7 41.9 28.4 8.1 74.4 121.1
4 小川 尚哉 56.4 ▲ 4.4 19.0 ▲ 25.9 74.7 119.8
5 西島 一彦 ▲ 37.0 32.7 4.0 61.1 34.4 95.2
6 佐山 竜介 ▲ 3.7 74.0 47.2 ▲ 7.8 ▲ 22.1 87.6
7 宮内 こずえ 80.6 1.1 ▲ 74.0 8.6 70.6 86.9
8 渡辺 勇人 55.3 58.9 ▲ 29.4 26.5 ▲ 24.4 86.9
9 王 政芳 ▲ 0.4 34.2 79.0 ▲ 17.3 ▲ 16.5 79.0
10 鮎川 卓 5.9 18.4 45.6 20.7 ▲ 27.1 63.5
11 平尾 昌邦 57.5 32.1 ▲ 29.3 ▲ 10.4 0.4 50.3
12 水澤 明彦 3.5 ▲ 19.0 50.3 40.1 ▲ 32.4 42.5
13 日吉 辰哉 1.6 32.6 ▲ 57.3 22.6 37.4 36.9
14 柚木 正仁 16.9 23.6 18.8 ▲ 53.9 22.0 27.4
15 小松 武蔵 ▲ 42.0 ▲ 10.6 40.3 ▲ 2.1 40.5 26.1
16 戸井田 清光 ▲ 73.0 38.8 41.9 ▲ 10.2 10.5 8.0
17 齋藤 桂史 6.8 ▲ 25.5 24.7 3.7 ▲ 17.6 ▲ 7.9
18 加藤 博己 24.3 ▲ 50.6 0.8 14.2 0.8 ▲ 10.5
19 井出 一寛 ▲ 4.3 ▲ 28.4 18.9 22.5 ▲ 21.5 ▲ 12.8
20 松崎 良文 ▲ 34.9 19.5 7.5 20.6 ▲ 25.5 ▲ 12.8
21 内田 美乃里 60.7 ▲ 27.9 ▲ 66.6 41.6 ▲ 32.5 ▲ 24.7
22 鈴木 雄介 26.2 ▲ 2.5 ▲ 12.5 ▲ 12.3 ▲ 26.9 ▲ 28.0
23 樋口 新 ▲ 33.7 ▲ 37.3 14.1 14.8 4.6 ▲ 37.5
24 三戸 亮祐 ▲ 75.8 ▲ 10.7 44.5 ▲ 1.0 ▲ 5.5 ▲ 48.5
25 小車 祥 ▲ 20.2 45.2 14.0 ▲ 65.6 ▲ 25.0 ▲ 51.6
26 村中 崇 ▲ 4.9 29.8 ▲ 76.3 ▲ 14.0 6.1 ▲ 59.3
27 鈴木 秀幸 7.9 ▲ 64.1 2.3 74.9 ▲ 81.1 ▲ 60.1
28 福山 満幸 7.7 21.4 ▲ 7.9 ▲ 33.4 ▲ 52.3 ▲ 64.5
29 森脇 翼 30.7 ▲ 40.2 ▲ 19.3 ▲ 46.8 3.7 ▲ 71.9
30 岡田 茂 ▲ 30.2 ▲ 49.8 ▲ 47.3 9.9 45.4 ▲ 72.0
31 一井 慎也 ▲ 47.3 ▲ 15.3 ▲ 36.1 ▲ 5.6 1.7 ▲ 102.6
32 仲田 加南 21.8 ▲ 22.1 ▲ 41.8 ▲ 25.8 ▲ 46.1 ▲ 114.0
33 江森 豊 ▲ 2.1 ▲ 78.4 3.7 ▲ 61.0 16.4 ▲ 121.4
34 須長 正和 ▲ 3.2 ▲ 89.0 ▲ 48.6 ▲ 57.1 54.2 ▲ 143.7
35 赤司 美奈子 ▲ 35.6 ▲ 41.6 ▲ 50.3 ▲ 9.2 ▲ 55.0 ▲ 191.7

昇級者 4名 (青字で表示)    降級者 7名 (赤字で表示)
※降級者は都合により残留となる場合があります
昇降級ライン:順位枠内に表示
前期成績はこちら

C2

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 牧野 和弘 82.6 56.8 11.6 ▲ 19.0 57.2 189.2
2 末続 ヒロトシ 30.6 36.0 34.1 52.7 ▲ 19.1 134.3
3 伊賀 則夫 ▲ 25.6 63.0 ▲ 4.2 35.9 58.3 127.4
4 谷口 祐介 4.5 64.4 52.3 ▲ 23.2 28.8 126.8
5 武田 裕希 6.4 55.0 ▲ 3.6 24.8 18.5 101.1
6 室伏 理麻 116.5 75.1 ▲ 83.0 ▲ 18.5 ▲ 11.6 78.5
7 魚谷 侑未 78.6 ▲ 33.0 ▲ 8.2 16.9 18.0 72.3
8 田中 史孝 16.4 5.6 ▲ 14.8 58.1 5.9 71.2
9 三田 不二夫 22.3 12.0 21.7 ▲ 8.5 21.7 69.2
10 古橋 崇志 73.4 ▲ 4.2 ▲ 24.0 ▲ 8.6 29.9 66.5
11 石川 正明 53.2 3.5 ▲ 38.1 ▲ 8.4 41.3 51.5
12 大川 哲哉 ▲ 20.0 ▲ 65.9 71.5 15.3 34.5 35.4
13 角屋 保人 ▲ 1.7 ▲ 34.3 65.5 ▲ 33.2 32.5 28.8
14 北條 恵美 37.8 5.9 3.1 53.2 ▲ 81.5 18.5
15 桜井 紘己 ▲ 32.2 8.8 ▲ 31.2 22.1 34.4 1.9
16 岡田 直之 ▲ 29.5 ▲ 51.8 35.8 52.0 ▲ 4.8 1.7
17 福島 祐治 0.2 19.7 20.5 1.4 ▲ 47.1 ▲ 5.3
18 高沢 智 35.4 ▲ 74.8 28.9 14.7 ▲ 10.8 ▲ 6.6
19 濱平 光朗 ▲ 50.0 23.0 35.1 ▲ 5.7 ▲ 12.5 ▲ 10.1
20 蒼井 ゆりか ▲ 25.5 23.9 17.6 34.7 ▲ 61.5 ▲ 10.8
21 石橋 薫 ▲ 6.7 0.5 1.5 ▲ 5.8 ▲ 10.6 ▲ 21.1
22 石原 将樹 ▲ 36.4 ▲ 17.6 ▲ 15.2 33.7 11.8 ▲ 23.7
23 所 克典 ▲ 66.4 58.1 ▲ 13.6 10.6 ▲ 16.7 ▲ 28.0
24 高橋 良介 ▲ 66.3 ▲ 62.3 31.0 53.6 15.5 ▲ 28.5
25 菅野 直 30.5 13.6 ▲ 31.6 ▲ 39.3 ▲ 11.1 ▲ 37.9
26 神林 剛 ▲ 31.6 ▲ 3.5 0.1 ▲ 29.5 22.6 ▲ 41.9
27 増田 隆一 53.5 5.2 ▲ 12.7 ▲ 37.5 ▲ 54.0 ▲ 45.5
28 太田 優介 13.2 ▲ 18.0 14.8 ▲ 40.0 ▲ 20.0 ▲ 50.0
29 伊藤 大輔 29.2 ▲ 22.5 ▲ 12.9 ▲ 17.6 ▲ 26.3 ▲ 50.1
30 小田 悟志 ▲ 102.8 18.6 28.2 ▲ 11.9 15.8 ▲ 52.1
31 永井 卓也  ▲ 31.9 ▲ 54.3 ▲ 33.7 41.5 26.3 ▲ 52.1
32 安藤 友一 ▲ 50.3 112.0 ▲ 50.0 ▲ 45.4 ▲ 34.7 ▲ 68.4
33 安田 麻里菜 10.0 ▲ 74.4 ▲ 58.0 ▲ 36.3 88.7 ▲ 70.0
34 横井 玲巳 ▲ 36.2 ▲ 63.1 ▲ 14.9 25.1 ▲ 18.4 ▲ 107.5
35 林 俊宏 ▲ 95.1 24.2 ▲ 16.1 ▲ 38.1 12.3 ▲ 112.8
36 木村 幸一郎 10.2 ▲ 100.0 ▲ 17.0 10.0 ▲ 39.5 ▲ 136.3
37 鈴木 郁孝 ▲ 54.6 ▲ 38.6 ▲ 29.8 ▲ 44.1 15.0 ▲ 152.1
38 樋口 洋輔 ▲ 31.5 ▲ 7.7 ▲ 27.2 ▲ 65.3 ▲ 30.7 ▲ 162.4
39 荒牧 冬樹 ▲ 2.2 ▲ 60.9 11.5 ▲ 25.4 ▲ 99.1 ▲ 176.1

昇級者 5名 (青字で表示)    降級者 8名 (赤字で表示)
※降級者は都合により残留となる場合があります
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前期成績はこちら

C3

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 高宮 まり ▲ 10.5 74.1 85.9 ▲ 3.2 4.3 150.6
2 武石 絵里 29.8 20.1 38.7 5.5 44.4 138.5
3 土井 悟 96.1 71.7 0.4 29.8 ▲ 68.7 129.3
4 福光 聖雄 17.0 58.8 47.3 ▲ 27.9 8.0 103.2
5 藤岡 良一 25.4 ▲ 59.7 19.6 20.7 90.1 96.1
6 北野 由実 ▲ 6.9 ▲ 21.7 13.5 47.9 39.1 71.9
7 伊藤 鉄也 66.1 9.9 ▲ 31.8 ▲ 28.0 51.4 67.6
8 稲葉 翔大 42.8 47.4 ▲ 43.5 25.0 ▲ 14.3 57.4
9 藤井 すみれ 9.0 7.4 ▲ 14.4 31.8 23.0 56.8
10 井出 康平 ▲ 8.2 29.7 29.4 ▲ 24.1 7.0 33.8
11 高橋 信夫 58.5 ▲ 50.6 32.1 ▲ 47.2 34.9 27.7
12 吉田 求 48.2 ▲ 26.1 ▲ 13.8 62.6 ▲ 44.5 26.4
13 長内 真実 ▲ 57.5 23.3 21.0 23.7 11.0 21.5
14 高柳 節子 8.7 ▲ 16.2 27.9 14.3 ▲ 26.9 7.8
15 寺戸 孝志 ▲ 29.9 ▲ 10.2 ▲ 12.8 43.5 15.6 6.2
16 山口 大和 ▲ 12.6 ▲ 52.9 ▲ 12.8 38.2 40.2 0.1
17 泉 亮多 4.7 ▲ 56.4 53.1 ▲ 13.9 5.6 ▲ 6.9
18 関島 義基 ▲ 70.1 49.4 31.4 25.7 ▲ 46.7 ▲ 10.3
19 ジャガー真鍋 ▲ 9.6 ▲ 23.3 ▲ 24.7 0.6 39.9 ▲ 17.1
20 石田 純平 ▲ 19.5 ▲ 50.0 ▲ 9.5 44.6 13.6 ▲ 20.8
21 森下 剛任 41.2 ▲ 38.6 ▲ 3.2 ▲ 6.7 ▲ 13.7 ▲ 21.0
22 岡本 真一 36.7 21.7 ▲ 51.4 ▲ 1.9 ▲ 31.3 ▲ 26.2
23 白河 雪菜 ▲ 24.2 ▲ 15.0 8.8 ▲ 14.3 16.9 ▲ 27.8
24 こご まさとし ▲ 32.4 31.5 ▲ 29.0 ▲ 6.8 ▲ 4.1 ▲ 40.8
25 本間 道成 ▲ 32.7 ▲ 7.1 ▲ 15.6 13.9 ▲ 0.8 ▲ 42.3
26 大木 亮典 ▲ 24.5 20.8 ▲ 15.2 ▲ 26.8 ▲ 1.7 ▲ 47.4
27 尾形 和彦 ▲ 34.7 44.3 37.8 ▲ 5.8 ▲ 90.3 ▲ 48.7
28 山下 忍 35.9 8.3 ▲ 32.6 ▲ 65.8 ▲ 11.6 ▲ 65.8
29 元木 伸明 28.6 ▲ 36.5 ▲ 24.3 3.1 ▲ 52.7 ▲ 81.8
30 松下 佳正 ▲ 38.5 ▲ 58.5 32.5 ▲ 52.7 18.6 ▲ 98.6
31 江隈 亨 ▲ 17.5 ▲ 28.0 ▲ 44.0 ▲ 30.2 ▲ 12.5 ▲ 132.2
32 石原 康申 ▲ 73.9 23.1 3.7 ▲ 47.5 ▲ 45.5 ▲ 140.1
33 斉藤 智子 ▲ 55.9 ▲ 50.7 ▲ 19.2 ▲ 27.0 11.7 ▲ 141.1
34 楠木 一朗 ▲ 105.0 ▲ 46.1 ▲ 3.8 12.6 ▲ 17.0 ▲ 159.3

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A1 A2 B1・B2 C1・C2・C3 D1・D2・D3 E

プロリーグ(鳳凰戦)成績表/第30期 D1・D2・D3リーグ 後期最終節成績表

A1 A2 B1・B2 C1・C2・C3 D1・D2・D3 E

D1

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 松本 遊助 ▲ 21.3 9.8 38.9 60.5 86.9 174.8
2 三浦 智博 59.1 ▲ 67.8 44.3 95.7 12.1 143.4
3 川口 亮雅 74.8 8.7 19.0 6.8 28.8 138.1
4 長山 雅幸 47.0 ▲ 14.5 ▲ 2.0 58.2 45.2 133.9
5 中土 恵介 ▲ 32.9 26.4 50.7 26.6 54.2 125.0
6 西田 修 10.4 40.7 46.3 36.7 ▲ 10.7 123.4
7 大和田 篤史 2.9 ▲ 13.2 83.6 14.9 26.1 114.3
8 谷岡 育夫 64.3 ▲ 14.8 2.1 51.3 ▲ 3.2 99.7
9 大竹 昌之 19.9 31.2 32.9 ▲ 2.1 3.5 85.4
10 蛯原 朗 100.7 ▲ 17.8 34.9 ▲ 14.1 ▲ 19.3 84.4
11 村上 拓也 44.4 2.1 18.7 0.8 17.4 83.4
12 山岸 成安 ▲ 45.5 107.6 4.5 ▲ 11.3 12.4 67.7
13 ジェン 26.7 18.2 ▲ 18.3 28.7 ▲ 21.0 34.3
14 西山 あみ 61.6 ▲ 20.5 ▲ 2.9 35.6 ▲ 53.0 20.8
15 久保 公男 9.7 ▲ 24.1 2.7 ▲ 42.8 68.6 14.1
16 磯部 信吾 28.3 ▲ 11.4 2.7 37.8 ▲ 45.8 11.6
17 桶本 篤史 1.1 4.6 27.6 ▲ 5.4 ▲ 21.0 6.9
18 柴田 吉和 ▲ 20.6 48.9 ▲ 60.4 19.9 13.1 0.9
19 越野 智紀 ▲ 62.3 ▲ 33.8 33.9 52.7 9.5 0.0
20 塚越 祐次郎 ▲ 48.5 ▲ 24.9 9.3 77.2 ▲ 20.2 ▲ 7.1
21 會津 卓哉 ▲ 25.9 33.3 10.6 ▲ 28.3 ▲ 2.6 ▲ 12.9
22 小川 淳 29.4 13.5 ▲ 95.3 ▲ 15.3 53.6 ▲ 14.1
23 天音 まこと 11.4 ▲ 57.2 2.0 ▲ 12.6 40.7 ▲ 15.7
24 東 幸一郎 ▲ 47.2 23.2 ▲ 61.6 75.7 ▲ 17.5 ▲ 27.4
25 後藤 隆 37.0 0.6 ▲ 37.3 ▲ 86.0 56.1 ▲ 29.6
26 石井 良樹 ▲ 34.1 ▲ 7.0 ▲ 10.9 35.9 ▲ 17.3 ▲ 33.4
27 美波 智子 ▲ 20.5 48.7 9.7 ▲ 39.8 ▲ 33.0 ▲ 34.9
28 手塚 紗掬 ▲ 14.3 ▲ 63.0 ▲ 24.1 74.3 ▲ 19.9 ▲ 47.0
29 童瞳 32.6 54.5 ▲ 45.3 ▲ 39.6 ▲ 70.9 ▲ 68.7
30 井田 憲孝 1.3 ▲ 17.0 6.6 ▲ 50.0 ▲ 13.4 ▲ 72.5
31 中岫 宏文 ▲ 43.1 ▲ 1.2 34.0 ▲ 37.0 ▲ 35.9 ▲ 83.2
32 平岡 理恵 ▲ 0.6 23.0 ▲ 13.8 ▲ 94.9 ▲ 3.1 ▲ 89.4
33 岩楯 健寛 ▲ 57.9 ▲ 54.5 ▲ 12.2 3.5 31.1 ▲ 90.0
34 鷲見 隼人 ▲ 66.6 72.4 ▲ 67.7 ▲ 54.5 24.7 ▲ 91.7
35 前田 洋佑 ▲ 22.5 ▲ 15.8 38.5 ▲ 55.3 ▲ 41.8 ▲ 96.9
36 犬見 武史 ▲ 0.8 8.6 ▲ 45.6 ▲ 43.2 ▲ 16.5 ▲ 97.5
37 久山 浩司 ▲ 3.1 ▲ 11.3 ▲ 48.2 ▲ 60.1 ▲ 48.2 ▲ 170.9
38 ガース ▲ 35.3 ▲ 18.2 11.8 ▲ 150.0 ▲ 27.4 ▲ 219.1
39 中山 奈々美 ▲ 122.4 15.9 ▲ 2.0 ▲ 105.8 ▲ 23.7 ▲ 238.0
40 斉藤 理絵 ▲ 51.2 ▲ 106.9 ▲ 19.7 ▲ 47.7 ▲ 23.7 ▲ 249.2

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D2

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 吉井 健人 27.4 84.1 58.4 3.6 87.5 261.0
2 本田 朋広 58.5 63.1 ▲ 11.8 69.4 43.0 222.2
3 福島 佑一 116.4 ▲ 26.0 79.8 3.9 0.8 174.9
4 小川 拓麻 3.1 72.4 2.1 46.6 37.9 162.1
5 冨田 久志 20.1 76.9 ▲ 47.7 99.2 ▲ 0.3 148.2
6 小町 拓也 ▲ 19.9 60.7 10.4 53.9 32.1 137.2
7 東谷 達矢 144.0 ▲ 66.5 ▲ 13.2 109.0 ▲ 59.4 113.9
8 小島 広宣 34.6 49.4 50.5 ▲ 33.8 5.7 106.4
9 居藤 洸 ▲ 9.1 96.3 ▲ 11.5 13.3 16.8 105.8
10 齋藤 豪 ▲ 9.0 ▲ 28.1 18.3 44.1 53.4 78.7
11 飯島 翔 ▲ 13.2 64.2 24.0 ▲ 37.4 16.0 53.6
12 坂本 考司 38.7 ▲ 65.4 27.7 ▲ 3.2 36.6 34.4
13 坪井 哲也 54.2 14.8 12.1 ▲ 31.4 ▲ 16.4 33.3
14 安達 紘文 12.2 8.4 44.3 9.6 ▲ 48.6 25.9
15 古本 和宏 32.8 85.7 ▲ 10.7 ▲ 36.0 ▲ 47.7 24.1
16 加藤 誠 25.3 8.8 36.9 ▲ 71.5 22.6 22.1
17 吉野 敦志 ▲ 54.2 ▲ 49.0 52.2 64.2 6.0 19.2
18 蒼山 秀佑 ▲ 34.1 ▲ 50.8 75.5 6.1 12.3 9.0
19 山本 一基 ▲ 17.3 ▲ 8.0 41.6 ▲ 35.5 20.7 1.5
20 富村 つぐみ ▲ 41.8 0.4 32.2 3.5 ▲ 6.5 ▲ 12.2
21 森岡 貞臣 27.1 14.3 23.0 ▲ 51.6 ▲ 28.0 ▲ 15.2
22 山田 学武 3.5 ▲ 43.8 38.1 ▲ 18.6 0.2 ▲ 20.6
23 内山 えみ ▲ 65.2 ▲ 4.0 38.3 31.6 ▲ 25.7 ▲ 25.0
24 梶谷 誠次 ▲ 50.3 29.1 ▲ 23.7 2.5 12.9 ▲ 29.5
25 重原 聡 38.9 ▲ 35.6 ▲ 8.5 25.9 ▲ 52.2 ▲ 31.5
26 水谷 健志 ▲ 33.9 36.7 ▲ 50.5 ▲ 33.7 44.3 ▲ 37.1
27 中村 慎吾 ▲ 7.0 7.6 ▲ 2.6 3.4 ▲ 44.3 ▲ 42.9
28 伊井 功雅 13.9 27.7 ▲ 52.8 ▲ 67.1 22.7 ▲ 55.6
29 内山 歩 ▲ 66.6 74.9 ▲ 65.0 39.5 ▲ 42.6 ▲ 59.8
30 戸嶋 祥太 ▲ 65.1 7.3 ▲ 61.7 ▲ 35.6 90.9 ▲ 64.2
31 白銀 紗希 ▲ 12.0 ▲ 38.1 ▲ 32.1 34.5 ▲ 34.8 ▲ 82.5
32 藤原 正允 ▲ 12.3 ▲ 59.9 ▲ 71.5 45.0 11.4 ▲ 87.3
33 五反地 清一郎 ▲ 60.6 ▲ 29.2 0.4 ▲ 2.4 3.3 ▲ 88.5
34 小林 康平 ▲ 19.0 3.7 0.3 ▲ 61.3 ▲ 18.6 ▲ 94.9
35 徳永 翔 ▲ 33.2 17.6 ▲ 107.4 ▲ 11.9 30.8 ▲ 104.1
36 高木 翔太 23.1 ▲ 78.7 ▲ 32.6 ▲ 7.3 ▲ 10.4 ▲ 105.9
37 清原 継光 ▲ 0.4 ▲ 105.3 ▲ 22.0 20.8 ▲ 11.0 ▲ 117.9
38 松岡 昭彦 1.8 ▲ 56.1 ▲ 38.2 12.7 ▲ 48.4 ▲ 128.2
39 京平 遥 ▲ 1.0 ▲ 29.8 ▲ 4.6 ▲ 78.2 ▲ 17.7 ▲ 131.3
40 小笠原 奈央 ▲ 7.6 ▲ 101.5 1.8 ▲ 37.5 1.0 ▲ 143.8
41 齋藤 麻衣子 ▲ 33.1 ▲ 75.1 ▲ 32.4 ▲ 19.3 ▲ 32.8 ▲ 192.7
42 村本 和穂 ▲ 32.7 ▲ 3.2 ▲ 42.4 ▲ 71.0 ▲ 65.5 ▲ 214.8

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D3

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 江口 一敏 36.3 25.0 42.3 62.7 52.1 218.4
2 ケネス 徳田 43.5 51.0 ▲ 28.0 7.1 85.3 158.9
3 戸田 誠輝 20.9 77.5 46.6 5.1 ▲ 4.0 146.1
4 立花 つくし 84.3 38.7 31.4 ▲ 21.2 1.6 134.8
5 伊藤 賛太 101.0 26.8 ▲ 3.1 ▲ 16.4 22.4 130.7
6 上野 友裕 14.4 ▲ 43.8 40.6 65.6 47.0 123.8
7 西川 舞 28.8 23.5 22.4 76.0 ▲ 27.0 123.7
8 石川 詩万 ▲ 39.2 8.9 38.8 11.0 101.3 120.8
9 月江 いくこ ▲ 11.2 6.4 29.6 64.8 15.0 104.6
10 今泉 誠一 21.3 31.3 ▲ 26.0 49.7 20.3 96.6
11 杉浦 幸 24.9 ▲ 30.1 ▲ 12.0 65.6 46.5 94.9
12 高田 麻衣子 19.4 24.0 11.2 10.7 0.5 65.8
13 菅原 千瑛 12.2 35.9 ▲ 22.7 ▲ 33.7 73.5 65.2
14 清水 哲也 ▲ 111.7 69.3 27.3 ▲ 15.6 93.4 62.7
15 大庭 三四郎 13.2 12.1 ▲ 22.9 65.8 ▲ 16.1 52.1
16 澤村 明日華 1.9 19.0 25.7 64.6 ▲ 60.4 50.8
17 山脇 千文美 ▲ 8.1 87.2 22.7 ▲ 52.3 ▲ 4.4 45.1
18 小島 優 ▲ 56.4 17.2 24.1 22.1 35.7 42.7
19 松尾 純 27.9 ▲ 4.3 2.9 ▲ 37.6 49.3 38.2
20 渡辺 洋巳 43.7 ▲ 63.7 ▲ 3.4 26.6 34.5 37.7
21 東城  りお 40.9 ▲ 31.2 15.7 ▲ 3.2 4.4 26.6
22 嶋村 泰之 8.7 ▲ 0.1 15.6 29.1 ▲ 29.2 24.1
23 西嶋 ゆかり ▲ 11.2 17.3 ▲ 27.3 36.8 5.8 21.4
24 窪田 瑞樹 17.8 ▲ 21.3 17.5 15.2 ▲ 14.4 14.8
25 佐々木 諒輔 15.8 ▲ 26.6 32.4 2.0 ▲ 9.6 14.0
26 船木 伸一 ▲ 17.5 56.6 5.3 ▲ 24.9 ▲ 19.7 ▲ 0.2
27 佐藤 健一 12.7 57.4 ▲ 1.9 ▲ 71.5 ▲ 1.7 ▲ 5.0
28 吉原 佳祐 ▲ 33.3 56.9 28.5 ▲ 65.8 ▲ 1.0 ▲ 14.7
29 横田 崇 4.0 ▲ 1.9 13.7 ▲ 17.2 ▲ 19.5 ▲ 20.9
30 石川 純 43.8 ▲ 41.2 10.4 ▲ 13.5 ▲ 21.0 ▲ 21.5
31 山本 美文 ▲ 23.6 ▲ 13.9 ▲ 53.5 2.1 60.9 ▲ 28.0
32 齋藤 健人 17.2 ▲ 13.2 42.6 36.7 ▲ 122.1 ▲ 38.8
33 野村 麻衣子 5.1 ▲ 25.9 ▲ 32.7 41.0 ▲ 27.1 ▲ 39.6
34 阿部 謙一 69.6 ▲ 9.9 ▲ 58.2 ▲ 11.7 ▲ 29.6 ▲ 39.8
35 髙橋 勇 37.9 26.6 ▲ 66.4 10.8 ▲ 49.7 ▲ 40.8
36 松尾 樹宏 90.8 6.5 ▲ 26.4 ▲ 62.8 ▲ 50.0 ▲ 41.9
37 小針 貴司 ▲ 21.0 4.9 ▲ 39.6 45.9 ▲ 42.2 ▲ 52.0
38 林 幸成 13.1 ▲ 36.5 56.9 ▲ 46.9 ▲ 41.2 ▲ 54.6
39 時田 拓和 ▲ 82.4 34.0 ▲ 43.5 32.1 5.0 ▲ 54.8
40 鳥越 真仁 ▲ 11.6 ▲ 4.7 ▲ 2.5 ▲ 40.3 ▲ 1.8 ▲ 60.9
41 今岡 英忠 ▲ 38.7 ▲ 11.3 ▲ 20.0 36.1 ▲ 28.8 ▲ 62.7
42 佐藤 佳彦 ▲ 8.4 ▲ 75.1 ▲ 42.0 15.6 40.6 ▲ 69.3
43 松岡 千晶 ▲ 65.9 ▲ 14.6 91.0 ▲ 3.9 ▲ 77.3 ▲ 70.7
44 向井 譲 0.2 ▲ 69.5 20.1 ▲ 25.6 3.2 ▲ 71.6
45 鈴木 彩夏 7.2 ▲ 7.2 0.0 ▲ 54.8 ▲ 18.4 ▲ 73.2
46 吉水 公紀 ▲ 77.2 ▲ 25.5 59.0 11.2 ▲ 47.2 ▲ 79.7
47 加賀美 幸孝 ▲ 7.4 ▲ 20.4 ▲ 23.2 ▲ 27.6 ▲ 6.4 ▲ 85.0
48 高橋 侑希 ▲ 68.0 ▲ 50.3 1.8 23.3 ▲ 2.8 ▲ 96.0
49 高沢 雅 ▲ 25.7 ▲ 58.0 ▲ 49.1 12.1 7.2 ▲ 113.5
50 下田 孔明 7.7 ▲ 20.2 ▲ 83.5 ▲ 15.2 ▲ 3.4 ▲ 114.6
51 金子 正明 ▲ 22.8 ▲ 8.9 ▲ 56.2 ▲ 84.1 53.0 ▲ 119.0
52 三田 晋也 ▲ 15.7 ▲ 84.9 ▲ 1.5 ▲ 40.2 ▲ 45.0 ▲ 187.3
53 髙田 幸助 ▲ 35.5 12.9 ▲ 20.8 ▲ 74.7 ▲ 70.0 ▲ 188.1
54 哀河 斗南 ▲ 54.9 ▲ 100.0 ▲ 25.9 23.9 ▲ 40.5 ▲ 197.4
55 鈴木 良尚 ▲ 21.2 ▲ 11.1 45.6 ▲ 63.0 ▲ 150.0 ▲ 199.7
56 弓削 雅人 ▲ 84.6 ▲ 7.6 ▲ 33.4 ▲ 51.6 ▲ 100.0 ▲ 277.2

昇級者 10名 (青字で表示)    降級者 7名 (赤字で表示)
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A1 A2 B1・B2 C1・C2・C3 D1・D2・D3 E

プロリーグ(鳳凰戦)成績表/第30期 Eリーグ 後期最終節成績表

A1 A2 B1・B2 C1・C2・C3 D1・D2・D3 E

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 古谷 知美 15.0 14.0 30.5 40.3 42.3 142.1
2 青山 めぐみ 40.2 53.1 12.8 ▲ 22.7 23.7 107.1
3 朝比奈 諒 12.4 ▲ 17.3 33.3 24.8 46.3 99.5
4 大野 彩乃 ▲ 12.9 ▲ 10.5 21.3 41.8 1.2 40.9
5 服部 学 ▲ 5.5 49.1 ▲ 1.4 26.4 ▲ 41.9 26.7
6 井上 絵美子 18.7 21.9 ▲ 15.1 ▲ 32.2 21.9 15.2
7 大木 一慶 ▲ 12.5 1.9 ▲ 14.0 ▲ 10.2 36.4 1.6
8 井上 真実 0.0 7.2 18.7 ▲ 39.0 11.8 ▲ 1.3
9 原 佑典 12.1 ▲ 40.4 ▲ 28.7 16.3 32.0 ▲ 8.7
10 小谷 美和子 ▲ 12.6 ▲ 29.4 11.4 11.9 5.1 ▲ 13.6
11 渋谷 菜瑠美 ▲ 37.6 ▲ 34.8 ▲ 17.0 32.2 20.5 ▲ 36.7
12 大房 和明 ▲ 11.3 ▲ 24.7 14.4 ▲ 19.1 2.7 ▲ 38.0
13 竹ノ内 寛紀 36.7 17.8 ▲ 7.7 ▲ 15.4 ▲ 69.5 ▲ 38.1
14 黒澤 麻利恵 ▲ 37.8 43.4 ▲ 28.4 18.6 ▲ 44.0 ▲ 48.2
15 石田 亜沙己 42.4 ▲ 17.3 ▲ 32.9 ▲ 7.4 ▲ 35.9 ▲ 51.1
16 川原 舞子 ▲ 14.4 ▲ 33.7 14.8 ▲ 62.1 39.5 ▲ 55.9
17 長谷川 智永 ▲ 22.4 ▲ 11.1 ▲ 13.0 ▲ 28.0 ▲ 18.6 ▲ 93.1
18 明里 あゆみ 30.5 10.8 ▲ 100.0 3.8 ▲ 74.5 ▲ 129.4

昇降級:未定
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A1卓 横山×貫上×中川×米川
A2卓 佐々木×藤川×玉木×仁科
A3卓 勝間×上村×中田×辻本

東京では王位戦が戦われている頃、関西ではプロリーグが行われていた。
1年間のリーグ戦も残すところ後2節、今回は珍しく上位3名がそれぞれ別卓になった為、
決定戦を狙う者にとってはターゲットを絞り易くなっている。

A1卓
横山を包囲したい貫上、米川と降級争いを逃れたい中川が絶妙に噛み合わない。
1回戦目、横山は開局こそ放銃でスタートしたものの、東2局3人テンパイ、東3局5,200出アガリでトップ目に立つと、オーラスには33,300点持ちの1人浮きの状態になる。
最後も流局時、逡巡の末手牌を伏せてトップを守り切る。

2回戦目は貫上が奮起して1人浮きのトップを取るも、3回戦目はオーラスに横山にトップをさらわれる。
最終戦はオーラスに貫上が起死回生の跳ね満を作るも、決着は横山中川のダブロンの末、横山の頭ハネに軍配があがった。
トータル的にも上と下の差が一層開き、追う立場にとっては苦い結果になってしまった。

A2卓
前節、調子の良かった佐々木、仁科がどれだけ藤川を苦しめるか注目の卓。
最初の半荘は開局から快調にアガリを重ねた仁科がトップ。
佐々木もしぶとく浮きの2着とし、まずまずの出だし。

2回戦目も藤川をラスにする事に成功し、3回戦終了する頃には仁科がオールプラス、
藤川は、オールマイナスでこの時点で110ポイント以上、上下する事になった。
4回戦目は、南場の親番で藤川が粘りを見せるも、佐々木、仁科も浮きに回り、混戦に拍車がかかった。

A3卓
勝間、上村の争いにどれだけ巻き込まれずに辻本がポイントを加えるかが見所となりました。
初戦、中田が50,000点越えのトップを取ると、それに焦ったのか次の半荘は辻本がラスを引く。
3回戦終了した時には中田、上村のポイントはほぼフラットになったものの、最終戦の親番でアガリを重ねた中田がトップを取り、決定戦の枠をぐっと引き寄せた。
泣いても笑っても残り1節。今回と似た組み合わせが多くなるが、最後にドラマチックな展開を起こせる様な対戦になりそうか。

Aリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 合計
1 中田 一幸 7.8 41.4 24.0 ▲ 58.6 49.1 ▲ 33.2 116.2 10.8 27.4  

184.9
2 横山  毅 34.0 2.8 ▲ 33.7 46.2 26.3 136.9 ▲ 39.0 ▲ 57.6 9.4  

125.3
3 仁科健一郎 ▲ 25.2 ▲ 20.2 51.0 26.3 15.9 ▲ 10.9 7.6 22.3 58.4  

125.2
4 貫上 洋志 19.7 27.1 ▲ 18.3 ▲ 35.7 39.4 ▲ 4.5 58.3 ▲ 7.7 8.3  

86.6
5 藤川 議次 7.1 51.9 19.0 55.3 ▲ 20.6 ▲ 36.2 22.1 6.1 ▲ 44.8  

59.9
6 米川 基紀 ▲ 8.6 20.9 ▲ 26.7 ▲ 17.0 ▲ 4.8 7.8 45.2 7.0 0.9  

24.7
7 佐々木 亮 ▲ 5.8 ▲ 7.6 ▲ 5.0 ▲ 6.0 ▲ 23.7 22.4 ▲ 22.9 24.5 21.9  

▲ 2.2
8 辻本 翔哉 ▲ 7.2 ▲ 16.1 10.6 34.6 ▲ 51.8 93.7 ▲ 41.4 ▲ 47.4 ▲ 37.6  

▲ 62.6
9 勝間 伸生 26.7 ▲ 48.3 4.6 1.7 ▲ 23.3 ▲ 15.0 ▲ 88.9 15.1 29.1  

▲ 98.3
10 玉木 章司 51.3 ▲ 53.2 ▲ 18.1 ▲ 32.3 ▲ 42.1 10.7 ▲ 15.2 25.3 ▲ 35.5  

▲ 109.1
11 上村 宜久 ▲ 93.1 0.8 34.1 20.0 ▲ 3.5 ▲ 89.8 ▲ 7.1 ▲ 34.6 ▲ 18.9  

▲ 192.1
12 中川  保 ▲ 26.7 0.5 ▲ 46.5 ▲ 55.5 39.1 ▲ 82.9 ▲ 34.9 35.2 ▲ 38.6  

▲ 210.3

Bリーグレポート:栗津裕貴

Bリーグは昇格枠が2名である。
現在トップと2位の堀、中川は200Pを超えるプラスを持っており、それを追う180P宮田と120Pの稲森、
それに続く粟津、近野。残り2節でどれだけ追いつき追い抜くことができるか。
爆発力の問われる終盤戦が開始しました。

B1-1卓
(稲森、原田、坂本、掛樋)
1卓では1回戦、稲森がトップを取り順調かと思われたが、2回戦、3回戦と掛樋が30Pを超えるトップを2回連続で取り、2回とも稲森がラスを引かされる苦しい展開となりました。
4回戦では、原田が51.3Pの大トップと大爆発。今節通してポイントの移動がとても激しい麻雀となりましたが、その中に巻き込まれず堅実に坂本が安定のプラスを残しました。

B1-2卓
(富田、中野、堀、近野、中川)

2卓では、トータル上位の堀、中川が同卓となりました。
今節、未だマイナスを引いていない中川は、1回戦、2回戦とトップスタートで今節も大きなプラスを収め、今季トータルでの首位となりました。一方堀は、4回戦までですべてマイナスを引かされており、少しポイントを戻すと思いきや、最終5回戦で1人浮きのトップを取りプラスへ転向し、まったく隙の見せない展開となりました。

B1-3卓
(筒井、延原、宮田、西原、粟津)

3卓では、出だし宮田が満貫の出アガリスタートで幸先よいと思われたが、その後手が伸びず3着。
オーラス、100点差で競っていたトップ粟津と2着延原は、2人ともテンパイを入れるが、延原がツモリ四暗刻の形の三暗刻トイトイドラ3の12,000でトップとなりました。

2回戦は、筒井が親番で3,900オールから始まり連荘を繰り返し、他家の追随を許すことなくトップ。
3回戦4回戦粟津が爆発し、手役やドラの絡んだ大きな手を連発、今節最大の+76.9Pを叩き出しました。
5回戦は延原が制し、3卓では今節トータルプラスが2名だけという非常に荒れた結果となりました。

今節で順位が入れ替わり、中川+250.7P、堀241.5P、粟津+117.6P、宮田+99.1P、稲森+88.8Pという並びになりました。次回最終節、中川、堀の両名が昇格の座を守りきるのか、もう一波乱起きるのか注目です。

Bリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 合計
1 中川 由佳梨 33.8 18.2 2.0 31.9 53.9 11.2 11.3 55.3 33.1  

250.7
2 堀  昭義 68.9 93.9 49.8 ▲ 11.1 3.9 ▲ 12.7 34.5 14.0 0.3  

241.5
3 粟津 裕貴 ▲ 2.2 ▲ 40.0 57.2 ▲ 26.5 74.1 13.0 ▲ 28.8 ▲ 6.1 76.9  

117.6
4 宮田 豊夢 44.0 19.5 13.9 ▲ 3.7 ▲ 25.8 51.9 60.6 16.4 ▲ 77.7  

99.1
5 稲森 英子 1.0 ▲ 3.5 5.4 52.4 ▲ 86.8 64.2 45.4 40.5 ▲ 29.8  

88.8
6 近野理智男 5.8 ▲ 12.4 ▲ 40.4 65.4 ▲ 24.3 14.2 ▲ 10.7 30.6 4.9  

33.1
7 坂本 誠裕 ▲ 0.5 46.7 ▲ 45.8 ▲ 59.7 24.7 89.7 ▲ 47.8 ▲ 12.8 10.4  

4.9
8 原田 保正 ▲ 21.3 124.1 2.9 ▲ 29.7 ▲ 56.7 22.2 ▲ 31.0 ▲ 54.1 42.2  

▲ 1.4
9 筒井 宏晶 18.0 ▲ 20.8 17.8 ▲ 22.7 52.9 ▲ 38.8 ▲ 20.1 ▲ 49.5 ▲ 5.2  

▲ 68.4
10 延原 明美 ▲ 67.2 ▲ 17.2 10.8 ▲ 71.3 36.0 ▲ 53.5 ▲ 20.5 18.2 61.0  

▲ 103.7
11 西原 佳隆 17.0 ▲ 2.3 ▲ 29.9 58.7 65.4 ▲ 88.2 ▲ 22.1 ▲ 58.4 ▲ 55.0  

▲ 114.8
12 掛樋 忠雄 ▲ 40.8 13.0 ▲ 32.7 ▲ 27.0 ▲ 16.4 ▲ 19.8 ▲ 3.9 22.8 ▲ 23.8  

▲ 128.6
13 中野 孝治 ▲ 26.8 ▲ 45.0 ▲ 53.2 44.0 ▲ 13.6 ▲ 57.5 19.7 ▲ 4.4 4.3  

▲ 132.5
14 富田 淳一 20.2 ▲ 50.0 39.5 ▲ 18.5 ▲ 77.6 4.1 ▲ 6.6 ▲ 34.5 ▲ 42.6  

▲ 166.0

C1リーグレポート:川崎諒介

C1リーグは凄い展開になりました。
前節までトップを走る森下が、今節も難なく52.7P伸ばして167.1Pと他を突き放すかと思われた。
その頃、2卓では凄いことになっていました。
中山が4連勝して、一気に121.9P上げて、逃げる森下に急接近する
160.2Pで、足元を揺るがす2位につけました。
そのあおりを受けたのは谷上と小西。
出足好調だった木下は、何とか辛くも踏ん張り、わずかなマイナス12.5Pで耐えた。
まだまだ行けそうな5位で、次にかける。
中安は冷静に20P上げて3位をキープ、次節につなぐ。
優勝は森下、山中のほぼ一騎打ちとなり次節に持ち越された形となったようだが、
また、波乱が起こる要素は十分ありそう。

C1リーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 森下 恭好 ▲ 31.1 80.1 65.4 52.7  

167.1
2 山中  翼 15.2 35.7 ▲ 12.6 121.9  

160.2
3 中安 武尊 45.8 ▲ 9.6 18.3 20.8  

75.3
4 川崎 諒介 35.8 9.7 17.5 1.5  

64.5
5 木下 恭子 25.1 33.2 ▲ 10.8 ▲ 12.5  

35.0
6 山室 太二 6.3 51.9 ▲ 42.6 19.2  

34.8
7 秋山 淑子 ▲ 24.5 24.2 43.2 ▲ 16.1  

26.8
8 谷上 脩平 30.6 ▲ 15.3 43.4 ▲ 83.0  

▲ 24.3
9 赤木 由実 ▲ 45.6 56.9 ▲ 59.6 22.6  

▲ 25.7
10 三好 直幸 4.3 6.0 ▲ 22.4 ▲ 25.4  

▲ 37.5
11 上村 政雄 ▲ 27.1 ▲ 51.3 ▲ 55.5 63.7  

▲ 70.2
12 伊原 達也 27.9 ▲ 61.1 17.6 ▲ 78.9  

▲ 94.5
13 吉本 卓矢 41.6 ▲ 69.7 ▲ 34.9 ▲ 32.7  

▲ 95.7
14 田村  豊 ▲ 59.2 ▲ 61.4 ▲ 24.7 ▲ 4.8  

▲ 150.1
15 小西 輝彦 ▲ 79.5 ▲ 69.3 ▲ 2.3 ▲ 69.0  

▲ 220.1

前期成績はこちら

C2リーグレポート: 稲岡ミカ

第3節を終え断トツの西村を除き、昇級枠をかけての熾烈な戦いが、第4節繰り広げられました。
1卓
(稲岡、大久保、森元、川上)

4位につけている森元は、1回戦の開局から大物手をツモアガリ。

一万一万一万二万三万四万五万六万七万七万七万八万八万  ツモ四万

それからも勢いが止まることなく東場の親番で4巡目リーチ。

二索三索四索五索六索七索八索九索六筒七筒八筒西西

川上からすぐに一索が放たれて出アガリの11,600。
その後も、終始安定感のある打ちまわしをした森元は、終わってみれば53,300点のトップで1回戦を終えました。
3節まで+9.2Pで9位の川上は、1回戦で手痛い1人沈みの▲40.7Pスタート。
この時点で腹をくくって打っていたと言っていたので、思い切りのいい麻雀を打っていたように思いました。
1回戦は大きな放銃が何度か目立ったが、本人は納得の放銃だったようで2回戦以降の戦いに繋がり2、3、4回戦すべてトップを取った川上。
終わってみれば、+31.8Pで、総合+41.0Pの4位につけたようです。

1回戦好調だった森元は、終わってみれば+6.0Pとあまり伸ばすことができなかったが、総合では3位。
森元と川上の最終節の昇級枠をかけた戦いが注目です。

3節終了時、2着につけていた丸山も、4節は苦しい場面も耐えて▲2.2Pに抑え総合2位。
最終節、丸山のC1復帰をかけた戦いにも注目したいです。

西村に、対局後、話を聞いたのですが、ここまで差を広げた場面での戦い方は、フラットな場面に比べ打ち慣れていなく、逆に色々考えさせられると言っていました。
4節も普段ならリーチの場面でも、もちろんヤミテンを選択することがほとんどで、抑えた麻雀を終始心がけていたようです。

最終節も無理なく対局に参加し、大怪我しないことが課題となる西村。
最終節、西村と対局するメンバーも特殊な条件、状況な為、対策、戦略などが楽しみです。

最後に、リーグ戦の最初に稲森本部長が挨拶された一言が印象的だったのですが、
麻雀には勝つ人がいて、負ける人がいる。リーグ戦においては、最終節に近づくにつれて、昇級枠には関連しない選手が出てくることも必然である。
だが、プロとしてどのように一戦、一戦取り組むかということが大切だということをおっしゃっていました。

プロとして、どうあるべきかを常に真剣に考え、最後までリーグ戦を成し遂げることが大切だと思います。
各選手がそれぞれに自分のテーマや、目標を明確に設定して最終節に望んでもらいたいと思います。

C2リーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 西村 友和 41.3 120.1 48.1 8.4  

217.9
2 丸山  直 ▲ 8.7 29.1 48.6 ▲ 2.2  

66.8
3 森元 直哉 ▲ 3.9 25.7 36.8 6.0  

64.6
4 川上 直也 ▲ 38.0 14.1 33.1 31.8  

41.0
5 赤木 里恵 16.0 4.4 16.3 4.2  

40.9
6 山神 清 27.0 4.8 33.4 ▲ 25.5  

39.7
7 木下 誠二郎 1.3 25.3 17.3 ▲ 13.5  

30.4
8 中山 千鶴 40.1 ▲ 67.9 29.7 20.6  

22.5
9 長野 恵美 39.8 11.7 ▲ 37.3 0.3  

14.5
10 永田 知也 ▲ 13.6 40.6 ▲ 30.3 15.1  

11.8
11 東 範泰 ▲ 6.8  

▲ 6.8
12 土田 小緒里 22.4 ▲ 23.2 25.7 ▲ 32.2  

▲ 7.3
13 下村 学 17.5 ▲ 11.2 ▲ 3.8 ▲ 10.0  

▲ 7.5
14 後藤 俊孝 32.5 ▲ 41.0 ▲ 32.6 ▲ 1.5  

▲ 42.6
15 高瀬 真濃 ▲ 20.3 ▲ 63.9 9.7 9.6  

▲ 64.9
16 疋田 豪 ▲ 55.7

▲ 41.4

▲ 33.0 20.1  

▲ 110.0
17 稲岡 ミカ ▲ 42.9 ▲ 25.1 ▲ 19.8 ▲ 26.7  

▲ 114.5
18 鎌田 周平 ▲ 24.6 ▲ 100.0  

▲ 124.6
19 藤原 仙三 ▲ 29.6 20.5 ▲ 78.0 ▲ 45.4  

▲ 132.5
20 大久保 朋美 4.2 ▲ 23.6 ▲ 103.9 ▲ 11.1  

▲ 134.4

前期成績はこちら

関西プロリーグ レポート/第12期関西プロリーグ A・B・Cリーグ 第9節レポート

関西リーグ第9節レポート
Aリーグレポート : 米川基紀
A1卓 横山×貫上×中川×米川
A2卓 佐々木×藤川×玉木×仁科
A3卓 勝間×上村×中田×辻本
東京では王位戦が戦われている頃、関西ではプロリーグが行われていた。
1年間のリーグ戦も残すところ後2節、今回は珍しく上位3名がそれぞれ別卓になった為、
決定戦を狙う者にとってはターゲットを絞り易くなっている。
A1卓
横山を包囲したい貫上、米川と降級争いを逃れたい中川が絶妙に噛み合わない。
1回戦目、横山は開局こそ放銃でスタートしたものの、東2局3人テンパイ、東3局5,200出アガリでトップ目に立つと、オーラスには33,300点持ちの1人浮きの状態になる。
最後も流局時、逡巡の末手牌を伏せてトップを守り切る。
2回戦目は貫上が奮起して1人浮きのトップを取るも、3回戦目はオーラスに横山にトップをさらわれる。
最終戦はオーラスに貫上が起死回生の跳ね満を作るも、決着は横山中川のダブロンの末、横山の頭ハネに軍配があがった。
トータル的にも上と下の差が一層開き、追う立場にとっては苦い結果になってしまった。
A2卓
前節、調子の良かった佐々木、仁科がどれだけ藤川を苦しめるか注目の卓。
最初の半荘は開局から快調にアガリを重ねた仁科がトップ。
佐々木もしぶとく浮きの2着とし、まずまずの出だし。
2回戦目も藤川をラスにする事に成功し、3回戦終了する頃には仁科がオールプラス、
藤川は、オールマイナスでこの時点で110ポイント以上、上下する事になった。
4回戦目は、南場の親番で藤川が粘りを見せるも、佐々木、仁科も浮きに回り、混戦に拍車がかかった。
A3卓
勝間、上村の争いにどれだけ巻き込まれずに辻本がポイントを加えるかが見所となりました。
初戦、中田が50,000点越えのトップを取ると、それに焦ったのか次の半荘は辻本がラスを引く。
3回戦終了した時には中田、上村のポイントはほぼフラットになったものの、最終戦の親番でアガリを重ねた中田がトップを取り、決定戦の枠をぐっと引き寄せた。
泣いても笑っても残り1節。今回と似た組み合わせが多くなるが、最後にドラマチックな展開を起こせる様な対戦になりそうか。
Aリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 合計
1 中田 一幸 7.8 41.4 24.0 ▲ 58.6 49.1 ▲ 33.2 116.2 10.8 27.4   184.9
2 横山  毅 34.0 2.8 ▲ 33.7 46.2 26.3 136.9 ▲ 39.0 ▲ 57.6 9.4   125.3
3 仁科健一郎 ▲ 25.2 ▲ 20.2 51.0 26.3 15.9 ▲ 10.9 7.6 22.3 58.4   125.2
4 貫上 洋志 19.7 27.1 ▲ 18.3 ▲ 35.7 39.4 ▲ 4.5 58.3 ▲ 7.7 8.3   86.6
5 藤川 議次 7.1 51.9 19.0 55.3 ▲ 20.6 ▲ 36.2 22.1 6.1 ▲ 44.8   59.9
6 米川 基紀 ▲ 8.6 20.9 ▲ 26.7 ▲ 17.0 ▲ 4.8 7.8 45.2 7.0 0.9   24.7
7 佐々木 亮 ▲ 5.8 ▲ 7.6 ▲ 5.0 ▲ 6.0 ▲ 23.7 22.4 ▲ 22.9 24.5 21.9   ▲ 2.2
8 辻本 翔哉 ▲ 7.2 ▲ 16.1 10.6 34.6 ▲ 51.8 93.7 ▲ 41.4 ▲ 47.4 ▲ 37.6   ▲ 62.6
9 勝間 伸生 26.7 ▲ 48.3 4.6 1.7 ▲ 23.3 ▲ 15.0 ▲ 88.9 15.1 29.1   ▲ 98.3
10 玉木 章司 51.3 ▲ 53.2 ▲ 18.1 ▲ 32.3 ▲ 42.1 10.7 ▲ 15.2 25.3 ▲ 35.5   ▲ 109.1
11 上村 宜久 ▲ 93.1 0.8 34.1 20.0 ▲ 3.5 ▲ 89.8 ▲ 7.1 ▲ 34.6 ▲ 18.9   ▲ 192.1
12 中川  保 ▲ 26.7 0.5 ▲ 46.5 ▲ 55.5 39.1 ▲ 82.9 ▲ 34.9 35.2 ▲ 38.6   ▲ 210.3

Bリーグレポート:栗津裕貴
Bリーグは昇格枠が2名である。
現在トップと2位の堀、中川は200Pを超えるプラスを持っており、それを追う180P宮田と120Pの稲森、
それに続く粟津、近野。残り2節でどれだけ追いつき追い抜くことができるか。
爆発力の問われる終盤戦が開始しました。
B1-1卓
(稲森、原田、坂本、掛樋)
1卓では1回戦、稲森がトップを取り順調かと思われたが、2回戦、3回戦と掛樋が30Pを超えるトップを2回連続で取り、2回とも稲森がラスを引かされる苦しい展開となりました。
4回戦では、原田が51.3Pの大トップと大爆発。今節通してポイントの移動がとても激しい麻雀となりましたが、その中に巻き込まれず堅実に坂本が安定のプラスを残しました。
B1-2卓
(富田、中野、堀、近野、中川)
2卓では、トータル上位の堀、中川が同卓となりました。
今節、未だマイナスを引いていない中川は、1回戦、2回戦とトップスタートで今節も大きなプラスを収め、今季トータルでの首位となりました。一方堀は、4回戦までですべてマイナスを引かされており、少しポイントを戻すと思いきや、最終5回戦で1人浮きのトップを取りプラスへ転向し、まったく隙の見せない展開となりました。
B1-3卓
(筒井、延原、宮田、西原、粟津)
3卓では、出だし宮田が満貫の出アガリスタートで幸先よいと思われたが、その後手が伸びず3着。
オーラス、100点差で競っていたトップ粟津と2着延原は、2人ともテンパイを入れるが、延原がツモリ四暗刻の形の三暗刻トイトイドラ3の12,000でトップとなりました。
2回戦は、筒井が親番で3,900オールから始まり連荘を繰り返し、他家の追随を許すことなくトップ。
3回戦4回戦粟津が爆発し、手役やドラの絡んだ大きな手を連発、今節最大の+76.9Pを叩き出しました。
5回戦は延原が制し、3卓では今節トータルプラスが2名だけという非常に荒れた結果となりました。
今節で順位が入れ替わり、中川+250.7P、堀241.5P、粟津+117.6P、宮田+99.1P、稲森+88.8Pという並びになりました。次回最終節、中川、堀の両名が昇格の座を守りきるのか、もう一波乱起きるのか注目です。
Bリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 合計
1 中川 由佳梨 33.8 18.2 2.0 31.9 53.9 11.2 11.3 55.3 33.1   250.7
2 堀  昭義 68.9 93.9 49.8 ▲ 11.1 3.9 ▲ 12.7 34.5 14.0 0.3   241.5
3 粟津 裕貴 ▲ 2.2 ▲ 40.0 57.2 ▲ 26.5 74.1 13.0 ▲ 28.8 ▲ 6.1 76.9   117.6
4 宮田 豊夢 44.0 19.5 13.9 ▲ 3.7 ▲ 25.8 51.9 60.6 16.4 ▲ 77.7   99.1
5 稲森 英子 1.0 ▲ 3.5 5.4 52.4 ▲ 86.8 64.2 45.4 40.5 ▲ 29.8   88.8
6 近野理智男 5.8 ▲ 12.4 ▲ 40.4 65.4 ▲ 24.3 14.2 ▲ 10.7 30.6 4.9   33.1
7 坂本 誠裕 ▲ 0.5 46.7 ▲ 45.8 ▲ 59.7 24.7 89.7 ▲ 47.8 ▲ 12.8 10.4   4.9
8 原田 保正 ▲ 21.3 124.1 2.9 ▲ 29.7 ▲ 56.7 22.2 ▲ 31.0 ▲ 54.1 42.2   ▲ 1.4
9 筒井 宏晶 18.0 ▲ 20.8 17.8 ▲ 22.7 52.9 ▲ 38.8 ▲ 20.1 ▲ 49.5 ▲ 5.2   ▲ 68.4
10 延原 明美 ▲ 67.2 ▲ 17.2 10.8 ▲ 71.3 36.0 ▲ 53.5 ▲ 20.5 18.2 61.0   ▲ 103.7
11 西原 佳隆 17.0 ▲ 2.3 ▲ 29.9 58.7 65.4 ▲ 88.2 ▲ 22.1 ▲ 58.4 ▲ 55.0   ▲ 114.8
12 掛樋 忠雄 ▲ 40.8 13.0 ▲ 32.7 ▲ 27.0 ▲ 16.4 ▲ 19.8 ▲ 3.9 22.8 ▲ 23.8   ▲ 128.6
13 中野 孝治 ▲ 26.8 ▲ 45.0 ▲ 53.2 44.0 ▲ 13.6 ▲ 57.5 19.7 ▲ 4.4 4.3   ▲ 132.5
14 富田 淳一 20.2 ▲ 50.0 39.5 ▲ 18.5 ▲ 77.6 4.1 ▲ 6.6 ▲ 34.5 ▲ 42.6   ▲ 166.0

C1リーグレポート:川崎諒介
C1リーグは凄い展開になりました。
前節までトップを走る森下が、今節も難なく52.7P伸ばして167.1Pと他を突き放すかと思われた。
その頃、2卓では凄いことになっていました。
中山が4連勝して、一気に121.9P上げて、逃げる森下に急接近する
160.2Pで、足元を揺るがす2位につけました。
そのあおりを受けたのは谷上と小西。
出足好調だった木下は、何とか辛くも踏ん張り、わずかなマイナス12.5Pで耐えた。
まだまだ行けそうな5位で、次にかける。
中安は冷静に20P上げて3位をキープ、次節につなぐ。
優勝は森下、山中のほぼ一騎打ちとなり次節に持ち越された形となったようだが、
また、波乱が起こる要素は十分ありそう。
C1リーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 森下 恭好 ▲ 31.1 80.1 65.4 52.7   167.1
2 山中  翼 15.2 35.7 ▲ 12.6 121.9   160.2
3 中安 武尊 45.8 ▲ 9.6 18.3 20.8   75.3
4 川崎 諒介 35.8 9.7 17.5 1.5   64.5
5 木下 恭子 25.1 33.2 ▲ 10.8 ▲ 12.5   35.0
6 山室 太二 6.3 51.9 ▲ 42.6 19.2   34.8
7 秋山 淑子 ▲ 24.5 24.2 43.2 ▲ 16.1   26.8
8 谷上 脩平 30.6 ▲ 15.3 43.4 ▲ 83.0   ▲ 24.3
9 赤木 由実 ▲ 45.6 56.9 ▲ 59.6 22.6   ▲ 25.7
10 三好 直幸 4.3 6.0 ▲ 22.4 ▲ 25.4   ▲ 37.5
11 上村 政雄 ▲ 27.1 ▲ 51.3 ▲ 55.5 63.7   ▲ 70.2
12 伊原 達也 27.9 ▲ 61.1 17.6 ▲ 78.9   ▲ 94.5
13 吉本 卓矢 41.6 ▲ 69.7 ▲ 34.9 ▲ 32.7   ▲ 95.7
14 田村  豊 ▲ 59.2 ▲ 61.4 ▲ 24.7 ▲ 4.8   ▲ 150.1
15 小西 輝彦 ▲ 79.5 ▲ 69.3 ▲ 2.3 ▲ 69.0   ▲ 220.1

前期成績はこちら
C2リーグレポート: 稲岡ミカ
第3節を終え断トツの西村を除き、昇級枠をかけての熾烈な戦いが、第4節繰り広げられました。
1卓
(稲岡、大久保、森元、川上)
4位につけている森元は、1回戦の開局から大物手をツモアガリ。
一万一万一万二万三万四万五万六万七万七万七万八万八万  ツモ四万
それからも勢いが止まることなく東場の親番で4巡目リーチ。
二索三索四索五索六索七索八索九索六筒七筒八筒西西
川上からすぐに一索が放たれて出アガリの11,600。
その後も、終始安定感のある打ちまわしをした森元は、終わってみれば53,300点のトップで1回戦を終えました。
3節まで+9.2Pで9位の川上は、1回戦で手痛い1人沈みの▲40.7Pスタート。
この時点で腹をくくって打っていたと言っていたので、思い切りのいい麻雀を打っていたように思いました。
1回戦は大きな放銃が何度か目立ったが、本人は納得の放銃だったようで2回戦以降の戦いに繋がり2、3、4回戦すべてトップを取った川上。
終わってみれば、+31.8Pで、総合+41.0Pの4位につけたようです。
1回戦好調だった森元は、終わってみれば+6.0Pとあまり伸ばすことができなかったが、総合では3位。
森元と川上の最終節の昇級枠をかけた戦いが注目です。
3節終了時、2着につけていた丸山も、4節は苦しい場面も耐えて▲2.2Pに抑え総合2位。
最終節、丸山のC1復帰をかけた戦いにも注目したいです。
西村に、対局後、話を聞いたのですが、ここまで差を広げた場面での戦い方は、フラットな場面に比べ打ち慣れていなく、逆に色々考えさせられると言っていました。
4節も普段ならリーチの場面でも、もちろんヤミテンを選択することがほとんどで、抑えた麻雀を終始心がけていたようです。
最終節も無理なく対局に参加し、大怪我しないことが課題となる西村。
最終節、西村と対局するメンバーも特殊な条件、状況な為、対策、戦略などが楽しみです。
最後に、リーグ戦の最初に稲森本部長が挨拶された一言が印象的だったのですが、
麻雀には勝つ人がいて、負ける人がいる。リーグ戦においては、最終節に近づくにつれて、昇級枠には関連しない選手が出てくることも必然である。
だが、プロとしてどのように一戦、一戦取り組むかということが大切だということをおっしゃっていました。
プロとして、どうあるべきかを常に真剣に考え、最後までリーグ戦を成し遂げることが大切だと思います。
各選手がそれぞれに自分のテーマや、目標を明確に設定して最終節に望んでもらいたいと思います。
C2リーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 西村 友和 41.3 120.1 48.1 8.4   217.9
2 丸山  直 ▲ 8.7 29.1 48.6 ▲ 2.2   66.8
3 森元 直哉 ▲ 3.9 25.7 36.8 6.0   64.6
4 川上 直也 ▲ 38.0 14.1 33.1 31.8   41.0
5 赤木 里恵 16.0 4.4 16.3 4.2   40.9
6 山神 清 27.0 4.8 33.4 ▲ 25.5   39.7
7 木下 誠二郎 1.3 25.3 17.3 ▲ 13.5   30.4
8 中山 千鶴 40.1 ▲ 67.9 29.7 20.6   22.5
9 長野 恵美 39.8 11.7 ▲ 37.3 0.3   14.5
10 永田 知也 ▲ 13.6 40.6 ▲ 30.3 15.1   11.8
11 東 範泰 ▲ 6.8   ▲ 6.8
12 土田 小緒里 22.4 ▲ 23.2 25.7 ▲ 32.2   ▲ 7.3
13 下村 学 17.5 ▲ 11.2 ▲ 3.8 ▲ 10.0   ▲ 7.5
14 後藤 俊孝 32.5 ▲ 41.0 ▲ 32.6 ▲ 1.5   ▲ 42.6
15 高瀬 真濃 ▲ 20.3 ▲ 63.9 9.7 9.6   ▲ 64.9
16 疋田 豪 ▲ 55.7 ▲ 41.4 ▲ 33.0 20.1   ▲ 110.0
17 稲岡 ミカ ▲ 42.9 ▲ 25.1 ▲ 19.8 ▲ 26.7   ▲ 114.5
18 鎌田 周平 ▲ 24.6 ▲ 100.0   ▲ 124.6
19 藤原 仙三 ▲ 29.6 20.5 ▲ 78.0 ▲ 45.4   ▲ 132.5
20 大久保 朋美 4.2 ▲ 23.6 ▲ 103.9 ▲ 11.1   ▲ 134.4

前期成績はこちら

第11期プロクイーン決定戦 初日観戦記

2013年12月21日、日本プロ麻雀連盟の「夏目坂スタジオ」にて、
第11期プロクイーン決定戦の初日が行われた。

システムを簡単に説明すると、5人で各自1回ずつ抜け番があり5回戦を行う。
その後、トータル得点上位者から再度抜け番を何回戦目にするか決め、更に5回戦を行う。
ここまでの全10回戦で、トータル最下位の者が脱落。
残った4名でポイント持越しのまま2回戦を行い、トータルがトップの者が優勝となる。

ルールは一発・裏ドラあり。
オカはないが、順位点がトップから、+15,000点、+5,000点、▲5,000点、▲15,000点となっている。

今年のプロクイーンは去年までと違い、ニコニコ動画で生放送されることとなった。
それに伴い、例年は初日に5回戦、2日目に7回戦を行っていたのだが、今年は初日に6回戦、2日目に6回戦を行う、というシステムになった。

一見、そこまで変わらない様に見えるが、このシステムにより初日に抜け番が2回、最終日にあたる2日目に抜け番がない、という選手が出てくるということである。
更に、ニコニコ動画での生放送。今までとは比べ物にならない人数に自身の麻雀を見られる訳だ。
その辺りが選手達にどう作用するのか。そこが見物でもある。

さて、決定戦に残った選手だが、
安田麻里菜(現プロクイーン)、二階堂瑠美、豊後葵、和久津晶、手塚紗掬、この5名。
それぞれに勝ちたい理由、勝たなければならない理由があるような気がした。
いい勝負ができればいい、とかではなくて、とにかく勝ちたい、プロクイーンを獲りたいという思いをどこからか感じた。

安田は2連覇を。
二階堂は自身初のプロ連盟のタイトルを。
豊後は、昨年の決定戦で途中敗退となった悔しさを胸に。
和久津は、昨年怒涛の追い上げを見せながらも、一歩届かなかった悔しさを。
手塚は先日行われた王位戦決勝での途中敗退の悔しさを。

本当に勝手な想像でしかないのだが。

1回戦目の開始時に、実況の魚谷侑未と解説の藤崎智が話していたのだが、印象としては豊後、和久津、手塚、この3名が攻撃型。
安田が守備型、二階堂は攻撃型にも守備型にも映る様だ。

ただ麻雀プロは常に進化の途中。
決勝という普段と違う場ということもあり、それぞれがいつもと違う戦術できてもおかしくはない。

開始前までに印象的だったのは手塚。普段からよく喋るタイプではないと思うのだが、他の選手が和やかな雰囲気でリラックスしていこうというのに対し、手塚は静かに集中力を高めているといった感じ。
だがなんとなく、決勝独特の雰囲気に飲まれているといった印象は受けなかった。

一体誰が勝つのだろう。長い闘いが始まった。

 

1回戦
(起家から、和久津、手塚、豊後、安田)抜け番:二階堂
mas22

東1局、和久津が配牌で既に三メンツが完成している。しかも発が暗刻。

四万七万八万九万二索二筒三筒四筒九筒南白発発発  ドラ中

初戦の開局、しかも親でこの配牌を貰った和久津は、内心ニヤリとしていたに違いない。
アガったのは和久津だった。

七万八万九万一筒二筒二筒三筒四筒五筒五筒発発発  ロン三筒

好形になればすぐにでもリーチに行くつもりだっただろうが、現実は、豊後から2,000点。
点数は増えたが嬉しくはないだろう。

1本場は、豊後、安田に早くもそれぞれの「らしさ」を見ることができた。
豊後、第一ツモをツモって

二万七万八万九万一索二索八索九索三筒七筒南南西  ツモ九万  ドラ発

ここから打一索。これは少し緊張していたのか、手順ミスと言わざるを得ないと思うが、3巡目がこの形。

二万七万八万九万九万八索九索三筒七筒南南西発  ツモ六索

ここで打九索。789の三色もここで見切る。
不確定な手役よりも、内に寄せていき好形でリーチを打っていくスタイルの様だ。

安田は5巡目

一万二万三万三万四万五万六万六万二索三索二筒六筒九筒  ツモ五筒

既にターツは足りているが、123の三色に自然に移行することができる為、二筒を残し打九筒とする打ち手もいるだろうが安田は打二筒
これは、親である和久津と手塚の河に既に九筒が置いてあり、現物を残してのもの。この様な打牌からも安田の守備に対する意識を感じることができた。
しかし、ここも安いながらも500は600オールを和久津がアガリ、連荘。

迎えた2本場、和久津の配牌がまたしても良く、今度こそ本手が決まるかと思われたが、安田が仕掛けて応戦。
巡目は進み、手塚の手も進んでいく。そして迎えたのが下の局面。

no1_l

安田がマンズの染め手であることはかなり濃厚なこの局面だが、手塚は前巡に打三索として、受け入れを一番広い形にした。そして、3枚目の九万のチーテンをスルーしての4枚目のツモ九万
仕掛けに注目が集まっているこの局面、ヤミテンにすれば他家からの出アガリも期待できそうだ。

しかし、手塚の選択はノータイムでのリーチ。ヤミテンの満貫ではなく跳満を引きにいった力強いリーチ。
この決勝という舞台で、この一連の選択は素晴らしいと思った。早くマンズを処理したい、とか1度アガって落ち着きたい、とかそういった焦りが微塵も感じられない。
やはり手塚は雰囲気に飲まれてなどいなかった。
mas22

しかし結果は、終盤1シャンテンとなった豊後が、手塚の現物を切ると安田がポンしてテンパイを入れる。
すると、手塚の下家の豊後に喰い下がった牌はなんと五筒
最終ツモで和久津もラス牌の八筒を引き入れてテンパイを入れ、3人テンパイで流局。
アガリこそ出なかったものの、とても見応えのある1局だった。

3本場は、仕掛けている豊後が安田のリーチに最後まで押し切り、1,000・2,000は1,300・2,300のアガリ。

一万二万三万四万四筒五筒六筒六筒七筒八筒  ポン中中中  ツモ五万  ドラ一万

残りツモ3回で、五万はリーチの安田には通っておらず、四万は現物。
しかし豊後は、ここから打五とし、すぐにドラをツモアガった。
こういう所が豊後の強さでもあるし、観戦している人が応援したくなる理由なんだなとも思う。
mas22
このアガリで親が落ちた和久津であったが、ここからなんと2局連続のリーチ一発ツモ。
2連続で満貫をツモアガリ抜け出す。

すると今度は、手塚が東4局でリーチ一発ツモで、こちらも満貫のツモアガリ。
点棒が飛び交う派手な展開。このまま和久津トップ、手塚2着の並びで終わるかと思われたが、豊後の大物手が炸裂する。

南3局の親番で

二索三索四索八索八索八索九索九索二筒三筒五筒五筒五筒  リーチ  ドラ一筒

このリーチを高目の一筒でツモると、裏ドラ表示牌には七索が。
この親の跳満で豊後がトップ目に立ち、トップで1回戦が終了した。

1回戦成績
豊後+32.6P  和久津+10.1P  手塚▲11.3P  安田▲31.4P

 

2回戦
(起家から、和久津、豊後、二階堂、安田)抜け番:手塚

ここから二階堂の登場である。どんな麻雀を打ってくるのだろう。
東1局、1回戦4着だった安田が自然な手順でリーチ。

三万四万五万六万七万三索三索六索七索八索四筒五筒六筒  ドラ北

中盤のこのリーチも、3者にガッチリと受けられ流局。
1回戦目も、相手のツモによってどんどん点棒が削られていく展開であり、このリーチも不発。
安田自身、嫌な感じはしているだろう。

東2局1本場、豊後の

二索三索四索四索五索九索九索九索東東  ポン南南南

このテンパイに対し、手役派の二階堂らしい華麗な手順でこのリーチ。

三万四万一索二索三索四索五索六索七索八索九索八筒八筒  リーチ

これに豊後が一発で掴まり、二階堂が8,000は8,300のアガリ。
初戦抜け番だった二階堂。体が温まっているか少し心配だったが、やはりこの人には関係なかったか。
しかし、本当に楽しそうに麻雀を打つなぁと見ていていつも思う。

東3局は、安田がタンヤオドラ1の両面リーチを打つが、先にこっそりとテンパイを入れていた、親の二階堂に9,600を放銃。安田は本当に調子が悪そうだ。

南1局、更に加点して迎えた二階堂。

no1_l

前巡に打八索としているが、二階堂ならここで打八筒とするのかな、と思った。
そしてここから打った和久津の一索をポン。打西
遊びが無い、隙のない一打。MONDOなどで見ている二階堂とは少し違った印象を受けた。
ここはピンフに手が変わった和久津に放銃となってしまう。

更に南1局3本場。

no1_l

この形から和久津が打った1枚目の白をポン。打発
二階堂にしては不安定な仕掛けに映る。・・・が、その前に挙げた局もそうなのだが、和久津の親番を相当意識しているのでは、と思った。
mas22

戦前のインタビューでも、和久津の攻撃力に気をつけると語っていた二階堂。
牌譜だけを見ていても、二階堂の「好きにやらせねーぞ!」と、声が聞こえる気がする。
それと同時に、このタイトルにかける意気込みも伝わってくる。

しかし、この局も和久津はしぶとくテンパイで流局となる。

4本場の和久津のリーチを豊後が捌いて、和久津の親番がやっと終わる。
昨年のプロクイーンでは、ほぼ絶望的な位置から118,300点のトップを取って戦線に復帰した和久津。
二階堂が警戒するのも頷ける。

結局、この半荘は和久津がトップで終了となる。

2回戦成績
和久津+29.5P  二階堂+16.9P  安田▲15.5P  豊後▲30.9P

2回戦終了時
和久津+39.6P  二階堂+16.9P  豊後+1.7P  手塚▲11.3P  安田▲46.9P

 

3回戦
(起家から、豊後、二階堂、手塚、安田)抜け番:和久津

東1局、安田の手牌。ファーストテンパイは8巡目。

五万六万七万一索一索五索六索八索九索七筒七筒八筒九筒  ツモ四索  ドラ八筒

ここまでの2回戦、4着、3着と不調の安田。
七索が良くは見えないが、ドラが1枚ある為即リーチをしても不思議ではないと思う。
が、安田は打九索のテンパイ外し。焦りは感じられず、自分のフォームを保っているといった印象を受けた。
その後、ツモ六万でこの形の1シャンテンに。

五万六万六万七万一索一索四索五索六索七筒七筒八筒九筒

その直後、二階堂、手塚から同巡にリーチが入る。

二階堂
四万五万二索三索四索七索八索九索六筒七筒八筒北北

手塚
四万五万六万五索六索七索五筒五筒六筒六筒七筒北北

安田、浮き牌の六万七筒共に当たり牌で、万事休す。
安田ツモ八筒で、打六リーチと宣言するも、二階堂に8,000の放銃となってしまう。

安田にとっては本当にキツい展開だが、東2局には先制でヤミテンをいれていると、豊後、二階堂からリーチが入った直後にツモアガって1,000・2,000。ここから安田の巻き返しなるか。

その後、豊後が2,000・4,000、二階堂が1,000・2,000とアガるも、安田も負けじと豊後から8,000をアガリ返す。

そしてオーラス。
豊後28,000
二階堂38,000
手塚24,000
安田29,000

各自の持ち点はこの様になっていて、1本場で供託は1,000点。
手塚4巡目にして、七対子ドラ2のテンパイが入る。

三万三万五万五万八万八万九万九万一索一索二索発発  ドラ発

ヤミテンの場合、どこから出ても2着に浮上、二階堂からはトップになる。ツモだと2着浮上。
アガリさえすれば2着順アップが約束されているので、例えば僕が打っていれば、どこまでいってもヤミテンにしそうだったが、手塚は10巡目に三万を引くと空切りリーチ。すぐに二索をツモアガって3,000・6,000!
ラスから一気にトップまでいってしまった。
この親カブリで安田は4着に。安田に早くも黄信号が点滅し始めた。

3回戦成績
手塚+22.3P  二階堂+9.9P  豊後▲10.1P  安田▲22.1P

3回戦終了時
和久津+39.6P  二階堂+26.8P  手塚+11.0P  豊後▲8.4P  安田▲69.0P

 

4回戦
(起家から、安田、和久津、手塚、二階堂)抜け番:豊後

4回戦は点棒が行き交う激しい展開だったが、東2局、やっと本手が入った安田が、和久津から12,000のアガリ。更に、南1局の親番では、二階堂との2人リーチになるも、二階堂から3,900のアガリ。

続く1本場も、2巡目リーチからの4,000は4,100オールと、今までの鬱憤を晴らすかの様にアガリ続ける。
南2局は、手塚が満貫ツモと安田に詰め寄るが、その後はリーチ負けを含む3局連続の放銃と、安田の完勝に近い形でこの半荘は終わった。
mas22

4回戦成績
安田+43.1P  手塚+2.6P  二階堂▲16.2P  和久津▲29.5P

4回戦終了時
手塚+13.6P  二階堂+10.6P  和久津+10.1P  豊後▲8.4P  安田▲25.9P

 

5回戦
(起家から、和久津、二階堂、手塚、豊後)抜け番:安田

この5回戦までで、各自抜け番を1回ずつやったことになる。
6回戦から10回戦の抜け番は、それまでの得点上位の者から選択できるシステムになっている為、ここまでの順位も少なからず重要である。

例えば、途中敗退が決まる10回戦目の抜け番になってしまうと、それまでのトータルポイントが他の者に合わされやすくなってしまうので、それまであまりポイントを持っていなかった場合、途中敗退になってしまいやすいというデメリットがある。その為、こういったシステムの決勝戦では途中敗退が決まる回、つまり今回の決定戦で言えば、10回戦目の抜け番にはなりたくない、というのが大半の選手の心理なのだ。

東1局、親の和久津が、メンツ手と七対子を天秤にかけつつの、絶妙な手牌進行でドラ単騎のリーチを放つ。

一万一万一索六索六索七索七索八索八索一筒一筒五筒五筒  リーチ  ドラ一索

しかし、リーチ後すぐにテンパイを入れていた二階堂に5,200の放銃。
東2局は、手塚の本手のリーチをかわし、和久津が400・700でアガるも、この半荘はかわし手ばかりが入る展開に。それに比べ手塚は南1局に、

六万七万八万四索四索五筒五筒五筒六筒六筒  暗カン牌の背発発牌の背  ツモ四索  リーチ  ドラ八索南  裏四筒白

この2,000・4,000を。
東場は我慢を重ねていた豊後が、南場で連続してアガリ、南3局に渾身の満貫ツモ。

五索六索二筒二筒三筒四筒五筒七筒八筒九筒発発発  ツモ七索  リーチ  ドラ五索  裏八索

このアガリでトップ目に立った。
入り目は序盤にスルーした発で、我慢しつつこういう手をきっちりと決めてくる所にも豊後の強さがある。

オーラスを迎え、各自の持ち点は
和久津20,500
二階堂33,300
手塚 30,600
豊後 35,600

二階堂、手塚、豊後としてはできればトップが欲しいところだ。
順位点が5,000点ー15,000点の為、1着順につき10,000点離れる計算になる。
ここでの注目は手塚の手牌。

no1_l

現在3着目の手塚。1,000・2,000でトップ。500・1,000は3着のまま。
2,600の出アガリは二階堂、豊後からなら2着に浮上。5,200の出アガリはトップ。
配牌からチャンタ含みで手を進めてきた手塚。ここでの打牌は打一筒

ここで打一筒としてしまうと、確かにテンパイチャンスは広がる。
だがリーチのみになる可能性も高く、着順アップを狙うなら裏ドラや一発に頼らざるを得なくなってしまう。

例えばここで、トップになるアガリを決めることができれば、順位点だけで20,000点も得することになる。これは大きい。とすると、ここでの打牌は打二筒とするのが良かったように思う。
ツモ三筒でジュンチャンの1シャンテンへの変化や、ツモ一筒ではジュンチャン三色の1シャンテンになり、この場合はチーテンを取ってもトップの可能性がでてくる。ツモ七筒八索ときた場合はもちろん三色でリーチだ。

結果は、この後ツモ三筒ときて、その後ツモ九索
手塚はこの手牌で即リーチといきツモアガるが、

一万二万三万七万八万九万九索九索二筒二筒二筒八筒九筒  リーチ  ツモ七筒  ドラ西  裏六筒

二筒としていた場合は、

一万二万三万七万八万九万九索九索一筒二筒三筒八筒九筒  ツモ七筒

この形で自然に満貫をツモアガっていただろう。
裏ドラは乗らず3着でこの回を終えた手塚。このアガリ形があったことは、本人も瞬時に把握していただろう。少し悔やまれる結果となってしまったか。

5回戦成績
豊後+19.6P  二階堂+7.8P  手塚▲2.4P  和久津▲25.0P

5回戦終了時
二階堂+18.4P  豊後+11.2P  手塚+11.2P  和久津▲14.9P  安田▲25.9P

さて、ここで先程説明した様に、トータルポイントが上の者から6~10回戦までのどこを抜け番にするか決めていく。その模様はニコニコ動画でご覧になった方もいるかと思う。

最初に二階堂が指定したのは7回戦。つまり、2日目の初戦に抜けることを選んだ。
二階堂としては、当然途中敗退など考えておらず、8回戦から連戦することを自ら選んだ。
連戦は疲れるから間に休みたい、と考える選手もいれば、集中して一気に試合に臨もうとする選手もいて、各々の選択は非常に興味深いと、この様なタイトル戦の時はいつも思う。

豊後と手塚はポイントが同じだったが、規定によりトップの回数が多い豊後から選択の権利があった。
豊後が選んだのは、6回戦。これには正直驚いた。個人的には10回戦の次に選ばれづらいのがこの6回戦だと思っていたからだ。7~12回戦までの6戦連続は体力、集中力をかなり要する。

抜け番選択の後、「今日はもう疲れたので帰りマース!!」と元気に言った豊後。
彼女にはそんな心配は無用なのかもしれない。
その後、手塚は8回戦抜け番を、和久津は9回戦、残る安田は10回戦抜け番となり、初日の最終戦が始まった。

 

6回戦
(起家から、安田、二階堂、手塚、和久津)

東1局から微妙な手順のアヤを見る。
西家の手塚、6巡目に以下の手牌。

二万二万七万八万五索六索二筒三筒七筒八筒九筒東白  ツモ五索  ドラ白

ここで東が場に2枚切れながら打五索
ドラが白ということもあり、ここで打東と現状の受け入れの広い形に構えなかった。
そうすると、2巡後に再度五索をツモりツモ切り。
東としていれば、ここでソーズで一メンツが出来1シャンテンに。この後ツモ一筒

二万二万七万八万五索六索一筒二筒三筒七筒八筒九筒白

打ち手によっては、ここでドラ切りリーチの六万九万待ちとなっていてもおかしくない場面だ。
この巡目に親の安田、

六万六万六万七万七万九万七索八索九索二筒三筒五筒六筒  ツモ七万

ここから打九万とし、打ち手によってはこの九万を捕えている可能性がある。
更に手塚、次のツモは六万。安田が九万を打たなかったとしても一発でツモっていたか。
ここでドラの白切りのヤミテンとするが、鳴かれないのを確認して次巡、空切りリーチ。

二万二万六万七万八万五索六索一筒二筒三筒七筒八筒九筒  リーチ

しかし同巡、安田の追いかけリーチ。これに手塚が一発で掴まった。

六万六万六万七万七万七万六索七索八索二筒二筒五筒六筒  ロン四筒  ドラ白  裏七索

大きな12,000のアガリである。
手塚の6巡目の打五索は弱気と言われれば弱気だし、丁寧だと言われれば丁寧に映る。
これが手塚の本来のフォームならば良いと思うが、結果はひとまず置いておいて揺れないことが大事だ。

二階堂の1,300は1,600で親が流れた安田、東2局にも終盤にテンパイが入る。

三万四万五万六万七万八万二索三索四索四索五索六索東  ドラ九万

この役無しテンパイ。下家の親の二階堂がホンイツ模様で仕掛けているので、生牌の東は切りづらい。
ここにツモ三索で、二階堂の河にはソーズが一索しか切れていない為、テンパイを外すのが安田のフォームかと思われたが、ここは打三索でテンパイキープとした。

直後、二階堂が手出しでドラの九万。これは安田には通っていなく、打三索としてきた安田にぶつけてきている為、ほぼテンパイとみて間違いない。
しかし安田、次に持ってきた八索も河に捨て、二階堂に5,800の放銃。安田にどこかブレの様なものを感じた。
mas22

更に安田、東3局には中盤

一万一万五万六万七万八万一索二索三索六索七索五筒六筒  ツモ一万  ドラ三索

この形から一万をツモ切って、和久津のヤミテン8,000に放銃。和久津の捨て牌から、将来的に一万が危険になることを読んだのかもしれないが、五索が3枚切れで三色になりづらい、縦重なりでドラ1の両面リーチが打てることなどを考慮すると、ここはやはり八万を切って欲しかった。

まあ、安田はそんなこと百も承知だとは思うが、これが決勝という舞台でのプレッシャー、疲労というものなのだろうか。

その後、派出なアガリが出ないまま局は進み、和久津がオーラス、微差のトップ目から親リーチを打つ。
ここからアマゾネスラッシュが始まるかと思われたが、ここで待ったをかけたのは安田。

一万二万三万五万五万五万六万八万東東東発発  ロン七万  ドラ五万

意地の跳満をアガリ、トップを奪取。和久津は3着まで落ちて6回戦が終了した。

6回戦成績
安田+29.5P  二階堂+11.6P  和久津▲11.2P  手塚▲29.9P

6回戦終了時
二階堂+30.0P  豊後+11.2P  安田+3.6P  手塚▲18.7P  和久津▲26.1P

こうして第11期プロクイーン決定戦、初日が終了した。

トップを走る二階堂。安定感が他の選手と比べて抜けていたように思う。
気づけば点棒を持っているといった感じだ。
二階堂らしい派手なアガリの連発は無いものの、やはり総合的な雀力の高さを感じることができた。

豊後は極力前に出ようとする意志が随所で感じ取れ、それが初日を終えトータル2着目という結果に繋がっていると思う。

安田は3回戦までの不調からは考えられないプラスポイントでの折り返し。
最終半荘はややバランスが崩れているかとも思ったが、2日目に期待したいところだ。

そして手塚と和久津。2人の雀力から考えても、このまま終わるとは到底思えない。
2人とも攻撃のタイプは違えど、それぞれの強さを持っている。

次回は、最終日の模様を伝えていきたいと思います。

プロクイーン決定戦 決勝観戦記/第11期プロクイーン決定戦 初日観戦記

2013年12月21日、日本プロ麻雀連盟の「夏目坂スタジオ」にて、
第11期プロクイーン決定戦の初日が行われた。
システムを簡単に説明すると、5人で各自1回ずつ抜け番があり5回戦を行う。
その後、トータル得点上位者から再度抜け番を何回戦目にするか決め、更に5回戦を行う。
ここまでの全10回戦で、トータル最下位の者が脱落。
残った4名でポイント持越しのまま2回戦を行い、トータルがトップの者が優勝となる。
ルールは一発・裏ドラあり。
オカはないが、順位点がトップから、+15,000点、+5,000点、▲5,000点、▲15,000点となっている。
今年のプロクイーンは去年までと違い、ニコニコ動画で生放送されることとなった。
それに伴い、例年は初日に5回戦、2日目に7回戦を行っていたのだが、今年は初日に6回戦、2日目に6回戦を行う、というシステムになった。
一見、そこまで変わらない様に見えるが、このシステムにより初日に抜け番が2回、最終日にあたる2日目に抜け番がない、という選手が出てくるということである。
更に、ニコニコ動画での生放送。今までとは比べ物にならない人数に自身の麻雀を見られる訳だ。
その辺りが選手達にどう作用するのか。そこが見物でもある。
さて、決定戦に残った選手だが、
安田麻里菜(現プロクイーン)、二階堂瑠美、豊後葵、和久津晶、手塚紗掬、この5名。
それぞれに勝ちたい理由、勝たなければならない理由があるような気がした。
いい勝負ができればいい、とかではなくて、とにかく勝ちたい、プロクイーンを獲りたいという思いをどこからか感じた。
安田は2連覇を。
二階堂は自身初のプロ連盟のタイトルを。
豊後は、昨年の決定戦で途中敗退となった悔しさを胸に。
和久津は、昨年怒涛の追い上げを見せながらも、一歩届かなかった悔しさを。
手塚は先日行われた王位戦決勝での途中敗退の悔しさを。
本当に勝手な想像でしかないのだが。
1回戦目の開始時に、実況の魚谷侑未と解説の藤崎智が話していたのだが、印象としては豊後、和久津、手塚、この3名が攻撃型。
安田が守備型、二階堂は攻撃型にも守備型にも映る様だ。
ただ麻雀プロは常に進化の途中。
決勝という普段と違う場ということもあり、それぞれがいつもと違う戦術できてもおかしくはない。
開始前までに印象的だったのは手塚。普段からよく喋るタイプではないと思うのだが、他の選手が和やかな雰囲気でリラックスしていこうというのに対し、手塚は静かに集中力を高めているといった感じ。
だがなんとなく、決勝独特の雰囲気に飲まれているといった印象は受けなかった。
一体誰が勝つのだろう。長い闘いが始まった。
 
1回戦
(起家から、和久津、手塚、豊後、安田)抜け番:二階堂
mas22
東1局、和久津が配牌で既に三メンツが完成している。しかも発が暗刻。
四万七万八万九万二索二筒三筒四筒九筒南白発発発  ドラ中
初戦の開局、しかも親でこの配牌を貰った和久津は、内心ニヤリとしていたに違いない。
アガったのは和久津だった。
七万八万九万一筒二筒二筒三筒四筒五筒五筒発発発  ロン三筒
好形になればすぐにでもリーチに行くつもりだっただろうが、現実は、豊後から2,000点。
点数は増えたが嬉しくはないだろう。
1本場は、豊後、安田に早くもそれぞれの「らしさ」を見ることができた。
豊後、第一ツモをツモって
二万七万八万九万一索二索八索九索三筒七筒南南西  ツモ九万  ドラ発
ここから打一索。これは少し緊張していたのか、手順ミスと言わざるを得ないと思うが、3巡目がこの形。
二万七万八万九万九万八索九索三筒七筒南南西発  ツモ六索
ここで打九索。789の三色もここで見切る。
不確定な手役よりも、内に寄せていき好形でリーチを打っていくスタイルの様だ。
安田は5巡目
一万二万三万三万四万五万六万六万二索三索二筒六筒九筒  ツモ五筒
既にターツは足りているが、123の三色に自然に移行することができる為、二筒を残し打九筒とする打ち手もいるだろうが安田は打二筒
これは、親である和久津と手塚の河に既に九筒が置いてあり、現物を残してのもの。この様な打牌からも安田の守備に対する意識を感じることができた。
しかし、ここも安いながらも500は600オールを和久津がアガリ、連荘。
迎えた2本場、和久津の配牌がまたしても良く、今度こそ本手が決まるかと思われたが、安田が仕掛けて応戦。
巡目は進み、手塚の手も進んでいく。そして迎えたのが下の局面。
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安田がマンズの染め手であることはかなり濃厚なこの局面だが、手塚は前巡に打三索として、受け入れを一番広い形にした。そして、3枚目の九万のチーテンをスルーしての4枚目のツモ九万
仕掛けに注目が集まっているこの局面、ヤミテンにすれば他家からの出アガリも期待できそうだ。
しかし、手塚の選択はノータイムでのリーチ。ヤミテンの満貫ではなく跳満を引きにいった力強いリーチ。
この決勝という舞台で、この一連の選択は素晴らしいと思った。早くマンズを処理したい、とか1度アガって落ち着きたい、とかそういった焦りが微塵も感じられない。
やはり手塚は雰囲気に飲まれてなどいなかった。
mas22
しかし結果は、終盤1シャンテンとなった豊後が、手塚の現物を切ると安田がポンしてテンパイを入れる。
すると、手塚の下家の豊後に喰い下がった牌はなんと五筒
最終ツモで和久津もラス牌の八筒を引き入れてテンパイを入れ、3人テンパイで流局。
アガリこそ出なかったものの、とても見応えのある1局だった。
3本場は、仕掛けている豊後が安田のリーチに最後まで押し切り、1,000・2,000は1,300・2,300のアガリ。
一万二万三万四万四筒五筒六筒六筒七筒八筒  ポン中中中  ツモ五万  ドラ一万
残りツモ3回で、五万はリーチの安田には通っておらず、四万は現物。
しかし豊後は、ここから打五とし、すぐにドラをツモアガった。
こういう所が豊後の強さでもあるし、観戦している人が応援したくなる理由なんだなとも思う。
mas22
このアガリで親が落ちた和久津であったが、ここからなんと2局連続のリーチ一発ツモ。
2連続で満貫をツモアガリ抜け出す。
すると今度は、手塚が東4局でリーチ一発ツモで、こちらも満貫のツモアガリ。
点棒が飛び交う派手な展開。このまま和久津トップ、手塚2着の並びで終わるかと思われたが、豊後の大物手が炸裂する。
南3局の親番で
二索三索四索八索八索八索九索九索二筒三筒五筒五筒五筒  リーチ  ドラ一筒
このリーチを高目の一筒でツモると、裏ドラ表示牌には七索が。
この親の跳満で豊後がトップ目に立ち、トップで1回戦が終了した。
1回戦成績
豊後+32.6P  和久津+10.1P  手塚▲11.3P  安田▲31.4P
 
2回戦
(起家から、和久津、豊後、二階堂、安田)抜け番:手塚
ここから二階堂の登場である。どんな麻雀を打ってくるのだろう。
東1局、1回戦4着だった安田が自然な手順でリーチ。
三万四万五万六万七万三索三索六索七索八索四筒五筒六筒  ドラ北
中盤のこのリーチも、3者にガッチリと受けられ流局。
1回戦目も、相手のツモによってどんどん点棒が削られていく展開であり、このリーチも不発。
安田自身、嫌な感じはしているだろう。
東2局1本場、豊後の
二索三索四索四索五索九索九索九索東東  ポン南南南
このテンパイに対し、手役派の二階堂らしい華麗な手順でこのリーチ。
三万四万一索二索三索四索五索六索七索八索九索八筒八筒  リーチ
これに豊後が一発で掴まり、二階堂が8,000は8,300のアガリ。
初戦抜け番だった二階堂。体が温まっているか少し心配だったが、やはりこの人には関係なかったか。
しかし、本当に楽しそうに麻雀を打つなぁと見ていていつも思う。
東3局は、安田がタンヤオドラ1の両面リーチを打つが、先にこっそりとテンパイを入れていた、親の二階堂に9,600を放銃。安田は本当に調子が悪そうだ。
南1局、更に加点して迎えた二階堂。
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前巡に打八索としているが、二階堂ならここで打八筒とするのかな、と思った。
そしてここから打った和久津の一索をポン。打西
遊びが無い、隙のない一打。MONDOなどで見ている二階堂とは少し違った印象を受けた。
ここはピンフに手が変わった和久津に放銃となってしまう。
更に南1局3本場。
no1_l
この形から和久津が打った1枚目の白をポン。打発
二階堂にしては不安定な仕掛けに映る。・・・が、その前に挙げた局もそうなのだが、和久津の親番を相当意識しているのでは、と思った。
mas22
戦前のインタビューでも、和久津の攻撃力に気をつけると語っていた二階堂。
牌譜だけを見ていても、二階堂の「好きにやらせねーぞ!」と、声が聞こえる気がする。
それと同時に、このタイトルにかける意気込みも伝わってくる。
しかし、この局も和久津はしぶとくテンパイで流局となる。
4本場の和久津のリーチを豊後が捌いて、和久津の親番がやっと終わる。
昨年のプロクイーンでは、ほぼ絶望的な位置から118,300点のトップを取って戦線に復帰した和久津。
二階堂が警戒するのも頷ける。
結局、この半荘は和久津がトップで終了となる。
2回戦成績
和久津+29.5P  二階堂+16.9P  安田▲15.5P  豊後▲30.9P
2回戦終了時
和久津+39.6P  二階堂+16.9P  豊後+1.7P  手塚▲11.3P  安田▲46.9P
 
3回戦
(起家から、豊後、二階堂、手塚、安田)抜け番:和久津
東1局、安田の手牌。ファーストテンパイは8巡目。
五万六万七万一索一索五索六索八索九索七筒七筒八筒九筒  ツモ四索  ドラ八筒
ここまでの2回戦、4着、3着と不調の安田。
七索が良くは見えないが、ドラが1枚ある為即リーチをしても不思議ではないと思う。
が、安田は打九索のテンパイ外し。焦りは感じられず、自分のフォームを保っているといった印象を受けた。
その後、ツモ六万でこの形の1シャンテンに。
五万六万六万七万一索一索四索五索六索七筒七筒八筒九筒
その直後、二階堂、手塚から同巡にリーチが入る。
二階堂
四万五万二索三索四索七索八索九索六筒七筒八筒北北
手塚
四万五万六万五索六索七索五筒五筒六筒六筒七筒北北
安田、浮き牌の六万七筒共に当たり牌で、万事休す。
安田ツモ八筒で、打六リーチと宣言するも、二階堂に8,000の放銃となってしまう。
安田にとっては本当にキツい展開だが、東2局には先制でヤミテンをいれていると、豊後、二階堂からリーチが入った直後にツモアガって1,000・2,000。ここから安田の巻き返しなるか。
その後、豊後が2,000・4,000、二階堂が1,000・2,000とアガるも、安田も負けじと豊後から8,000をアガリ返す。
そしてオーラス。
豊後28,000
二階堂38,000
手塚24,000
安田29,000
各自の持ち点はこの様になっていて、1本場で供託は1,000点。
手塚4巡目にして、七対子ドラ2のテンパイが入る。
三万三万五万五万八万八万九万九万一索一索二索発発  ドラ発
ヤミテンの場合、どこから出ても2着に浮上、二階堂からはトップになる。ツモだと2着浮上。
アガリさえすれば2着順アップが約束されているので、例えば僕が打っていれば、どこまでいってもヤミテンにしそうだったが、手塚は10巡目に三万を引くと空切りリーチ。すぐに二索をツモアガって3,000・6,000!
ラスから一気にトップまでいってしまった。
この親カブリで安田は4着に。安田に早くも黄信号が点滅し始めた。
3回戦成績
手塚+22.3P  二階堂+9.9P  豊後▲10.1P  安田▲22.1P
3回戦終了時
和久津+39.6P  二階堂+26.8P  手塚+11.0P  豊後▲8.4P  安田▲69.0P
 
4回戦
(起家から、安田、和久津、手塚、二階堂)抜け番:豊後
4回戦は点棒が行き交う激しい展開だったが、東2局、やっと本手が入った安田が、和久津から12,000のアガリ。更に、南1局の親番では、二階堂との2人リーチになるも、二階堂から3,900のアガリ。
続く1本場も、2巡目リーチからの4,000は4,100オールと、今までの鬱憤を晴らすかの様にアガリ続ける。
南2局は、手塚が満貫ツモと安田に詰め寄るが、その後はリーチ負けを含む3局連続の放銃と、安田の完勝に近い形でこの半荘は終わった。
mas22
4回戦成績
安田+43.1P  手塚+2.6P  二階堂▲16.2P  和久津▲29.5P
4回戦終了時
手塚+13.6P  二階堂+10.6P  和久津+10.1P  豊後▲8.4P  安田▲25.9P
 
5回戦
(起家から、和久津、二階堂、手塚、豊後)抜け番:安田
この5回戦までで、各自抜け番を1回ずつやったことになる。
6回戦から10回戦の抜け番は、それまでの得点上位の者から選択できるシステムになっている為、ここまでの順位も少なからず重要である。
例えば、途中敗退が決まる10回戦目の抜け番になってしまうと、それまでのトータルポイントが他の者に合わされやすくなってしまうので、それまであまりポイントを持っていなかった場合、途中敗退になってしまいやすいというデメリットがある。その為、こういったシステムの決勝戦では途中敗退が決まる回、つまり今回の決定戦で言えば、10回戦目の抜け番にはなりたくない、というのが大半の選手の心理なのだ。
東1局、親の和久津が、メンツ手と七対子を天秤にかけつつの、絶妙な手牌進行でドラ単騎のリーチを放つ。
一万一万一索六索六索七索七索八索八索一筒一筒五筒五筒  リーチ  ドラ一索
しかし、リーチ後すぐにテンパイを入れていた二階堂に5,200の放銃。
東2局は、手塚の本手のリーチをかわし、和久津が400・700でアガるも、この半荘はかわし手ばかりが入る展開に。それに比べ手塚は南1局に、
六万七万八万四索四索五筒五筒五筒六筒六筒  暗カン牌の背発発牌の背  ツモ四索  リーチ  ドラ八索南  裏四筒白
この2,000・4,000を。
東場は我慢を重ねていた豊後が、南場で連続してアガリ、南3局に渾身の満貫ツモ。
五索六索二筒二筒三筒四筒五筒七筒八筒九筒発発発  ツモ七索  リーチ  ドラ五索  裏八索
このアガリでトップ目に立った。
入り目は序盤にスルーした発で、我慢しつつこういう手をきっちりと決めてくる所にも豊後の強さがある。
オーラスを迎え、各自の持ち点は
和久津20,500
二階堂33,300
手塚 30,600
豊後 35,600
二階堂、手塚、豊後としてはできればトップが欲しいところだ。
順位点が5,000点ー15,000点の為、1着順につき10,000点離れる計算になる。
ここでの注目は手塚の手牌。
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現在3着目の手塚。1,000・2,000でトップ。500・1,000は3着のまま。
2,600の出アガリは二階堂、豊後からなら2着に浮上。5,200の出アガリはトップ。
配牌からチャンタ含みで手を進めてきた手塚。ここでの打牌は打一筒
ここで打一筒としてしまうと、確かにテンパイチャンスは広がる。
だがリーチのみになる可能性も高く、着順アップを狙うなら裏ドラや一発に頼らざるを得なくなってしまう。
例えばここで、トップになるアガリを決めることができれば、順位点だけで20,000点も得することになる。これは大きい。とすると、ここでの打牌は打二筒とするのが良かったように思う。
ツモ三筒でジュンチャンの1シャンテンへの変化や、ツモ一筒ではジュンチャン三色の1シャンテンになり、この場合はチーテンを取ってもトップの可能性がでてくる。ツモ七筒八索ときた場合はもちろん三色でリーチだ。
結果は、この後ツモ三筒ときて、その後ツモ九索
手塚はこの手牌で即リーチといきツモアガるが、
一万二万三万七万八万九万九索九索二筒二筒二筒八筒九筒  リーチ  ツモ七筒  ドラ西  裏六筒
二筒としていた場合は、
一万二万三万七万八万九万九索九索一筒二筒三筒八筒九筒  ツモ七筒
この形で自然に満貫をツモアガっていただろう。
裏ドラは乗らず3着でこの回を終えた手塚。このアガリ形があったことは、本人も瞬時に把握していただろう。少し悔やまれる結果となってしまったか。
5回戦成績
豊後+19.6P  二階堂+7.8P  手塚▲2.4P  和久津▲25.0P
5回戦終了時
二階堂+18.4P  豊後+11.2P  手塚+11.2P  和久津▲14.9P  安田▲25.9P
さて、ここで先程説明した様に、トータルポイントが上の者から6~10回戦までのどこを抜け番にするか決めていく。その模様はニコニコ動画でご覧になった方もいるかと思う。
最初に二階堂が指定したのは7回戦。つまり、2日目の初戦に抜けることを選んだ。
二階堂としては、当然途中敗退など考えておらず、8回戦から連戦することを自ら選んだ。
連戦は疲れるから間に休みたい、と考える選手もいれば、集中して一気に試合に臨もうとする選手もいて、各々の選択は非常に興味深いと、この様なタイトル戦の時はいつも思う。
豊後と手塚はポイントが同じだったが、規定によりトップの回数が多い豊後から選択の権利があった。
豊後が選んだのは、6回戦。これには正直驚いた。個人的には10回戦の次に選ばれづらいのがこの6回戦だと思っていたからだ。7~12回戦までの6戦連続は体力、集中力をかなり要する。
抜け番選択の後、「今日はもう疲れたので帰りマース!!」と元気に言った豊後。
彼女にはそんな心配は無用なのかもしれない。
その後、手塚は8回戦抜け番を、和久津は9回戦、残る安田は10回戦抜け番となり、初日の最終戦が始まった。
 
6回戦
(起家から、安田、二階堂、手塚、和久津)
東1局から微妙な手順のアヤを見る。
西家の手塚、6巡目に以下の手牌。
二万二万七万八万五索六索二筒三筒七筒八筒九筒東白  ツモ五索  ドラ白
ここで東が場に2枚切れながら打五索
ドラが白ということもあり、ここで打東と現状の受け入れの広い形に構えなかった。
そうすると、2巡後に再度五索をツモりツモ切り。
東としていれば、ここでソーズで一メンツが出来1シャンテンに。この後ツモ一筒
二万二万七万八万五索六索一筒二筒三筒七筒八筒九筒白
打ち手によっては、ここでドラ切りリーチの六万九万待ちとなっていてもおかしくない場面だ。
この巡目に親の安田、
六万六万六万七万七万九万七索八索九索二筒三筒五筒六筒  ツモ七万
ここから打九万とし、打ち手によってはこの九万を捕えている可能性がある。
更に手塚、次のツモは六万。安田が九万を打たなかったとしても一発でツモっていたか。
ここでドラの白切りのヤミテンとするが、鳴かれないのを確認して次巡、空切りリーチ。
二万二万六万七万八万五索六索一筒二筒三筒七筒八筒九筒  リーチ
しかし同巡、安田の追いかけリーチ。これに手塚が一発で掴まった。
六万六万六万七万七万七万六索七索八索二筒二筒五筒六筒  ロン四筒  ドラ白  裏七索
大きな12,000のアガリである。
手塚の6巡目の打五索は弱気と言われれば弱気だし、丁寧だと言われれば丁寧に映る。
これが手塚の本来のフォームならば良いと思うが、結果はひとまず置いておいて揺れないことが大事だ。
二階堂の1,300は1,600で親が流れた安田、東2局にも終盤にテンパイが入る。
三万四万五万六万七万八万二索三索四索四索五索六索東  ドラ九万
この役無しテンパイ。下家の親の二階堂がホンイツ模様で仕掛けているので、生牌の東は切りづらい。
ここにツモ三索で、二階堂の河にはソーズが一索しか切れていない為、テンパイを外すのが安田のフォームかと思われたが、ここは打三索でテンパイキープとした。
直後、二階堂が手出しでドラの九万。これは安田には通っていなく、打三索としてきた安田にぶつけてきている為、ほぼテンパイとみて間違いない。
しかし安田、次に持ってきた八索も河に捨て、二階堂に5,800の放銃。安田にどこかブレの様なものを感じた。
mas22
更に安田、東3局には中盤
一万一万五万六万七万八万一索二索三索六索七索五筒六筒  ツモ一万  ドラ三索
この形から一万をツモ切って、和久津のヤミテン8,000に放銃。和久津の捨て牌から、将来的に一万が危険になることを読んだのかもしれないが、五索が3枚切れで三色になりづらい、縦重なりでドラ1の両面リーチが打てることなどを考慮すると、ここはやはり八万を切って欲しかった。
まあ、安田はそんなこと百も承知だとは思うが、これが決勝という舞台でのプレッシャー、疲労というものなのだろうか。
その後、派出なアガリが出ないまま局は進み、和久津がオーラス、微差のトップ目から親リーチを打つ。
ここからアマゾネスラッシュが始まるかと思われたが、ここで待ったをかけたのは安田。
一万二万三万五万五万五万六万八万東東東発発  ロン七万  ドラ五万
意地の跳満をアガリ、トップを奪取。和久津は3着まで落ちて6回戦が終了した。
6回戦成績
安田+29.5P  二階堂+11.6P  和久津▲11.2P  手塚▲29.9P
6回戦終了時
二階堂+30.0P  豊後+11.2P  安田+3.6P  手塚▲18.7P  和久津▲26.1P
こうして第11期プロクイーン決定戦、初日が終了した。
トップを走る二階堂。安定感が他の選手と比べて抜けていたように思う。
気づけば点棒を持っているといった感じだ。
二階堂らしい派手なアガリの連発は無いものの、やはり総合的な雀力の高さを感じることができた。
豊後は極力前に出ようとする意志が随所で感じ取れ、それが初日を終えトータル2着目という結果に繋がっていると思う。
安田は3回戦までの不調からは考えられないプラスポイントでの折り返し。
最終半荘はややバランスが崩れているかとも思ったが、2日目に期待したいところだ。
そして手塚と和久津。2人の雀力から考えても、このまま終わるとは到底思えない。
2人とも攻撃のタイプは違えど、それぞれの強さを持っている。
次回は、最終日の模様を伝えていきたいと思います。

写真集『国士無双』発売記念イベントレポート

日本プロ麻雀連盟の女流プロ13人による写真集『国士無双』(竹書房刊)が12月に発売。
そして、その記念イベントとして「麻雀大会&サイン会」が12月21日(土)に開催されました。

定員を大幅に上回る応募により、当初予定していた会場を変更。
新橋「白鷺」「ニュー新橋クラブ」の2会場で開催し、計81人の参加者が集まりました。

そして、写真集に出演した13人全員の女流プロが…
なんとサンタコスチュームをまとってのお出迎えです。

oui38_a_03
和泉由希子
oui38_a_03
宮内こずえ
oui38_a_03
蒼井ゆりか
oui38_a_03
ジェン
oui38_a_03
高宮まり
oui38_a_03
中山奈々美
oui38_a_03
東城りお
oui38_a_03
小笠原奈央
oui38_a_03
井上絵美子
oui38_a_03
石田亜沙巳
oui38_a_03
立花つくし
oui38_a_03
菅原千瑛

イベントは、麻雀大会・サイン&撮影会の2部構成で行われました。
まず参加者は、受付で2枚のチケットを渡されます。
このチケット1枚で、女流プロ1人とサイン、もしくは一緒に記念撮影のどちらかを行うことができます。
サイン、写真の両方が欲しい場合は2枚必要になります。
そうなると2枚のチケットでは少なすぎるでしょう。

そこで、麻雀大会の成績に応じてチケットが配られるのです。
優勝は…なんと13枚! 入賞は10位まで、
その他、切り番賞や「13」位なんかも対象の順位になっていました。

また、満貫以上をアガると、その場でチケットが1枚以上(ハネ満2枚、倍満3枚、三倍満5枚、役満10枚)もらうこともできます。そうなると、みんな目の色を変えて高い手に持って行きます。その結果、通常の大会ではありえないくらい満貫が発生しました。ふだん鳴いて2,000点にする手も、満貫を目指してリーチ…というケースが多かったみたいです。

大会中もチケットの使用はOK。
同卓した女流プロと一緒に撮影するケースが多く見かけました。

oui38_a_03 oui38_a_03

表彰式も終わりチケットも配布、すると、本格的な撮影会が始まります。
81人もの参加者が押し寄せて…と思いきや、参加者の皆さんマナー良くきちんと順番を譲り合い、
円滑に撮影会が進みます。

お目当ての女流プロとの記念撮影も無事終えた参加者たちに、なんと女流プロからのクリスマスプレゼント。それは、女流プロ13人のサインが入った『国士無双』です。もちろんこのイベント参加者のみの限定品! 
他では手に入りません。

mas22

以上、大盛況のイベントでした。
ですがイベントに抽選漏れした方が多数続出したため、急遽、第2回大会を開催することが決定! 
女流プロと一緒に麻雀を打って、写真集にサインをしてもらって一緒に写真を撮って…

こんなチャンスまたとない! 
今すぐメールで申し込もう!!

開催日:2014年3月9日12時開始予定
会場:都内雀荘(23区内を予定)
参加費:10,000円
●東風6回戦の後、サイン&2ショット写真撮影会を行います。
●参加者には、写真集一冊とチケット2枚を差し上げます。チケット1枚につき、好きなプロ1名と2人で写真を撮ることができます。また、写真集には全員のサインを入れてもらうことができます。
●麻雀の成績に応じてチケットを獲得することができます。
●応募者多数の場合は抽選となります。当選者にのみ(1月下旬に)メールにてお知らせします。
●参加希望の方は、住所、氏名、年齢、携帯電話番号を明記の上、下記までメールにてお申し込みください。尚、メールにて返信いたしますので、携帯からお申し込みの方はPCからのメールを受信できる設定にしておいてください。
●締切は1月15日(必着)です。
応募先:saikyousen2013@gmail.com
(応募先からのメールを受信できる設定にしておいてください)

その他イベント/写真集『国士無双』発売記念イベントレポート

日本プロ麻雀連盟の女流プロ13人による写真集『国士無双』(竹書房刊)が12月に発売。
そして、その記念イベントとして「麻雀大会&サイン会」が12月21日(土)に開催されました。
定員を大幅に上回る応募により、当初予定していた会場を変更。
新橋「白鷺」「ニュー新橋クラブ」の2会場で開催し、計81人の参加者が集まりました。
そして、写真集に出演した13人全員の女流プロが…
なんとサンタコスチュームをまとってのお出迎えです。

oui38_a_03
和泉由希子
oui38_a_03
宮内こずえ
oui38_a_03
蒼井ゆりか
oui38_a_03
ジェン
oui38_a_03
高宮まり
oui38_a_03
中山奈々美
oui38_a_03
東城りお
oui38_a_03
小笠原奈央
oui38_a_03
井上絵美子
oui38_a_03
石田亜沙巳
oui38_a_03
立花つくし
oui38_a_03
菅原千瑛

イベントは、麻雀大会・サイン&撮影会の2部構成で行われました。
まず参加者は、受付で2枚のチケットを渡されます。
このチケット1枚で、女流プロ1人とサイン、もしくは一緒に記念撮影のどちらかを行うことができます。
サイン、写真の両方が欲しい場合は2枚必要になります。
そうなると2枚のチケットでは少なすぎるでしょう。
そこで、麻雀大会の成績に応じてチケットが配られるのです。
優勝は…なんと13枚! 入賞は10位まで、
その他、切り番賞や「13」位なんかも対象の順位になっていました。
また、満貫以上をアガると、その場でチケットが1枚以上(ハネ満2枚、倍満3枚、三倍満5枚、役満10枚)もらうこともできます。そうなると、みんな目の色を変えて高い手に持って行きます。その結果、通常の大会ではありえないくらい満貫が発生しました。ふだん鳴いて2,000点にする手も、満貫を目指してリーチ…というケースが多かったみたいです。
大会中もチケットの使用はOK。
同卓した女流プロと一緒に撮影するケースが多く見かけました。

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表彰式も終わりチケットも配布、すると、本格的な撮影会が始まります。
81人もの参加者が押し寄せて…と思いきや、参加者の皆さんマナー良くきちんと順番を譲り合い、
円滑に撮影会が進みます。
お目当ての女流プロとの記念撮影も無事終えた参加者たちに、なんと女流プロからのクリスマスプレゼント。それは、女流プロ13人のサインが入った『国士無双』です。もちろんこのイベント参加者のみの限定品! 
他では手に入りません。
mas22
以上、大盛況のイベントでした。
ですがイベントに抽選漏れした方が多数続出したため、急遽、第2回大会を開催することが決定! 
女流プロと一緒に麻雀を打って、写真集にサインをしてもらって一緒に写真を撮って…
こんなチャンスまたとない! 
今すぐメールで申し込もう!!
開催日:2014年3月9日12時開始予定
会場:都内雀荘(23区内を予定)
参加費:10,000円
●東風6回戦の後、サイン&2ショット写真撮影会を行います。
●参加者には、写真集一冊とチケット2枚を差し上げます。チケット1枚につき、好きなプロ1名と2人で写真を撮ることができます。また、写真集には全員のサインを入れてもらうことができます。
●麻雀の成績に応じてチケットを獲得することができます。
●応募者多数の場合は抽選となります。当選者にのみ(1月下旬に)メールにてお知らせします。
●参加希望の方は、住所、氏名、年齢、携帯電話番号を明記の上、下記までメールにてお申し込みください。尚、メールにて返信いたしますので、携帯からお申し込みの方はPCからのメールを受信できる設定にしておいてください。
●締切は1月15日(必着)です。
応募先:saikyousen2013@gmail.com
(応募先からのメールを受信できる設定にしておいてください)

何を切る?fromロン2 2014年01月

このコーナーでは、オンライン麻雀「ロン2」の協力のもと、プロ雀士とロン2ユーザーの解答をグラフを使って比較していきたいと思います。
多くのプロより、丁寧な解説をいただきましたので、みなさんの雀力アップの参考にしていただければと思います。

問題提供:「ロン2」  作成:杉浦勘介

ロン2道場ルール (一発、裏ドラ、カンドラあり、赤なし)
南1局2本場東家 (色の濃くなっている牌はツモ切りです)

nanikirugraph

プロ
nanikirugraph

ロン2ユーザー
nanikirugraph

プロ
六索切り・・・24人  二筒切り・・・17人  五筒切り・・・14人  二万切り・・・ 5人  五索切り・・・ 1人  六筒切り・・・1人

 

ロン2ユーザー
六索切り・・・29.7%  二筒切り・・・19.8%  五索切り・・・15%  五筒切り・・・14.1%  二万切り・・・10.2%  七筒切り・・・5.4%

四万切り・・・ 2.7%  六筒切り・・・ 1.8%  五万切り・・・1.2%

 

プロ解答(50音順)

六索切り

蒼井ゆりか
「親番で連荘もして、オリる選択は無いと思います。ツモがタテにきているので、七対子の1シャンテンに構えます。」

大川哲哉
「得点状況から、どんな選択をしてもアガれるとみる。ピンズの重なりからそのままアガリとなるイメージ。」

太田昌樹
「七対子の1シャンテンにします。上家のピンズ、下家のマンズをケアしつつ、ドラ引きにも対応できる形にしたい。点数状況が良いので、アガリに向かいます。」

太田優介
「受けを考える点数状況ではないが、一応発引きを考えて打六索。ピンズテンパイが強そうなので、五筒六筒七筒は待ち候補で残す。」

岡田茂
「この持ち点なので、真っ直ぐ手を進める。基本的にメンツ手は見ずに七対子。」

小車祥
「上家の仕掛けに対してドラの発でだけは放銃したくないので、ドラが使える七対子にします。圧倒的な点差があるとはいえ、まだ南1局なのでスキを作りたくない。」

ガース
「七対子が好きです。なぜなら四暗刻になりやすい。しかもこんな点数ということはもう役満アガってる!?残りの南場は余裕を持とう!」

金子貴行
「ピンズは上家を警戒してテンパイまでは切らない。横に伸びた場合はソーズを切っていく。」

紺野真太郎
「七対子の1シャンテンに取る。点数状況的に他家は無視して我が道を行くのみ!全てのテンパイで即リーチ。」

沢崎誠
「下家がマンズもしくは国士のような捨て牌なので、七対子を見る!」

滝沢和典
「七対子の1シャンテンに構え、後はツモに任せる。」

刀川昌浩
「トイツ場を想定して七対子を狙う。ピンズが安いことを考えて六索切り。」

中村毅
「点棒を持っているので無理はしない。七対子の1シャンテンには取るが、危険牌を持ってきたら通っている牌から落としていく。」

仁平宣明
「これだけダントツなので、周りの手は全く気にせず、自分の一番都合の良い牌を切る。先に三万六万を引いたら、二筒のトイツ落とし。」

浜上文吾
「七対子狙い。ダントツなので、仕掛けは考えずにじっくりとツモを見て打点を作って、さらに加点したいですね。」

藤島健二郎
「七対子の1シャンテンとする。何かが暗刻になった場合にメンツ手へと再考できるよう、ピンズのメンツは温存。」

藤原隆弘
「これだけダントツに仕上がっている状態なので、何でもアガれそう!上家はホンイツではなくトイトイ系、下家はマンズか変則手と見て、とりあえず七対子の1シャンテンに取る。すんなり七対子のテンパイが入れば、タンヤオ七対子でもドラの発タンキでもリーチでOK。メンツ手への変化としては、二万三万四万五万六万五索引きの二筒切りと二筒引きの二万切りを考えておく。いずれにしても連荘はできるでしょう!」

宮内こずえ
「上家の仕掛けはホンイツよりも役牌を持っていそうですが、念のためピンズには手をかけずに七対子の1シャンテンをキープして六索切りです。」

和久津晶
「七対子の1シャンテンに受ける。発をツモ切るのはイヤなのでテンパイしてもリーチはかけない。終盤にピンズが切りやすそう。」

王政芳
「七対子の1シャンテンに構えつつ、三万六万を引いたら二筒のトイツ落としを考えます。」

 

 

二筒切り

荒正義
「七対子は見切る。タンピンイーペーコー狙いで。発は要注意。」

安秉参
「メンツ手でアガリに向かう。理想はタンピンイーペーコーなので、マンズは切らない。」

石渡正志
「七対子は見ずにタンピン狙い。上家は発を暗刻で持っているケースもあるが、とりあえずはトイトイをケアして打二筒としたい。」

井出康平
「点数的にオリる気はなし。場に切れている二筒を切って全てに対応すべし。」

勝又健志
「手なりでリーチにいく局面だと思う。ここまでメンツ手の進行をした以上、七対子は見ずに目一杯に構える。」

佐々木寿人
「この点棒の勢いに乗って、タンピンイーペーコー狙い。七対子にはしない。」

猿川真寿
「下家がマンズ模様だが、マンズの方が変化が多いのでピンズを外す。上家は一筒ポンからの三筒切りなので、放銃にならなければ今が切り時だと思う。」

瀬戸熊直樹
「完全に自由に打つ。絶対に他者の仕掛けには屈しない。」

朝武雅晴
「下家はマンズの一色、上家はトイトイか役牌がらみと見る。点数的には怖いものはないが、ドラの所在もはっきりしていないので、後のことも考えて受けながら進める。」

中山奈々美
「自分の都合で打つ。タンピンの方が好きなので、七対子の1シャンテンには受けない。」

羽山真生
「これだけの点棒を持っているので素直に打ちます。上家のトイトイ風の仕掛けも無視。下家がマンズか国士だとしたら、字牌が持ち持ちになっていることもありそう。」

前原雄大
「持ち点から見てどう打ってもミスにはならないと思う。ならば打二筒として七対子を見切り、深く広く受けたいところではある。」

望月雅継
「七対子の1シャンテンだが、これだけの手材料と点数を持っているだけに、懐を広く手牌をMAXにしたい。」

森山茂和
「マンズはロン牌になる可能性が高く、三万六万も狙いやすい。下家はマンズ狙いと見てマンズは切りたくない。七対子狙いはミスにつながりやすいので。」

山井弘
「これだけ点数があれば怖いものなし。自分が理想とする最終形を目指して手を進めるのみです。タンピン三色イーペーコーのような形を想定します。」

山田浩之
「好調なので、七対子は見ずメンツ手で。」

四柳弘樹
「七対子よりはメンツ手と考えて打二筒とする。五筒六筒七筒の重なりがあればそこでまた七対子の1シャンテンにも取れるので。」

 

 

五筒切り

鮎川卓
「マンズで2メンツ作るより七対子の方が早いと思います。」

岩井健太
「アガリに向かうわけではないが、とりあえず1シャンテンに受ける。五筒は通りそうなので。」

老月貴紀
「下家にマンズが打ちづらいので、七対子で様子を見ながら進める。」

黒沢咲
「ドラ引きにも備えて七対子に決め打つ。」

近藤久春
「ドラが見えていないので、ドラ引きに対応できるよう七対子狙いとする。」

柴田弘幸
「上家は一色手ではないと読み、重なりそうな牌と受けを意識しつつ手を進める。」

白鳥翔
「メンツ手は見ず、七対子狙いで。マンズは下家が固めている可能性があるので、マンズのダブルメンツ受けは弱く感じる。」

福光聖雄
「メンツ手にした場合は、2メンツが必要になるマンズが場に高くアガリづらいと考える。七対子の方がアガリやすそう。」

藤崎智
「ドラが発一筒ポンからの仕掛けが入っているので怖い牌が多すぎる。ピンズのホンイツとドラ暗刻の可能性の両方をケアすると打てる牌がないので、字牌などを掴んでも回りやすい七対子に決めます。」

麓征生
「字牌を持ってきた時にも対応できるように、七対子にする。」

古川孝次
一筒をポンしている上家は発暗刻の可能性があり、六索外しの手もあるが、万が一三索六索待ちに刺さるのもイヤ。五筒を切って七対子。」

増田隆一
「タンヤオ七対子を目指す。上家のドラ暗刻の可能性を考えるのと、タンピンよりもタンヤオ七対子のほうが打点が高いという点から、2シャンテンに戻さずにシンプルに打つ。」

三戸亮祐
「ドラを引いてきた時に対応できるように、七対子に決め打ちます。」

 

 

二万切り

魚谷侑未
「上家の仕掛けが何かは断言できませんが、一筒ポンから入っていてピンズのホンイツだとしたらテンパイでしょう。ピンズで放銃になると高いので、使い切ることを考えると七対子は望ましくありません。タンピン系のメンツ手を本線に手組みし直します。ドラ暗刻に放銃するのは仕方なしとあきらめます。」

仲田可南
「点棒があるので、七対子は狙わずにタンピンイーペーコーの最高形を目指したい。ここでは安全度の高い二筒ではなく二万を落とす。」

樋口新
「点棒に余裕があるので大きく狙う。タンピンイーペーコーまで見たい。」

平岡理恵
「ドラの発の所在はどこか、下家はマンズなのか国士なのか・・・。いろいろと考えるべきことはあるが、点棒を持っているので放銃は恐れず自分の手を進めていきたい。七万切りとしている前巡は五索を一枚外して567の三色も見たかった。」

三浦大輔
「トイツ手は見ない。下家はマンズの一色手かもしれないが、ケアしない。」

 

 

五索切り

大庭三四郎
「七対子の1シャンテンに取らず、メンツ手に構えます。中張牌がたくさんあるので、メンツ手の方がアガリやすいと思います。」

 

 

六筒切り

井出一寛
「下家のケアとドラの受け入れを考え、ダントツなので無理はしない。上家は一筒ポンから、ドラ暗刻もしくは役牌がらみの仕掛けと考える。」

何を切る?/何を切る?fromロン2 2014年01月

このコーナーでは、オンライン麻雀「ロン2」の協力のもと、プロ雀士とロン2ユーザーの解答をグラフを使って比較していきたいと思います。
多くのプロより、丁寧な解説をいただきましたので、みなさんの雀力アップの参考にしていただければと思います。
問題提供:「ロン2」  作成:杉浦勘介
ロン2道場ルール (一発、裏ドラ、カンドラあり、赤なし)
南1局2本場東家 (色の濃くなっている牌はツモ切りです)
nanikirugraph
プロ
nanikirugraph
ロン2ユーザー
nanikirugraph
プロ
六索切り・・・24人  二筒切り・・・17人  五筒切り・・・14人  二万切り・・・ 5人  五索切り・・・ 1人  六筒切り・・・1人
 
ロン2ユーザー
六索切り・・・29.7%  二筒切り・・・19.8%  五索切り・・・15%  五筒切り・・・14.1%  二万切り・・・10.2%  七筒切り・・・5.4%
四万切り・・・ 2.7%  六筒切り・・・ 1.8%  五万切り・・・1.2%
 
プロ解答(50音順)
六索切り
蒼井ゆりか
「親番で連荘もして、オリる選択は無いと思います。ツモがタテにきているので、七対子の1シャンテンに構えます。」
大川哲哉
「得点状況から、どんな選択をしてもアガれるとみる。ピンズの重なりからそのままアガリとなるイメージ。」
太田昌樹
「七対子の1シャンテンにします。上家のピンズ、下家のマンズをケアしつつ、ドラ引きにも対応できる形にしたい。点数状況が良いので、アガリに向かいます。」
太田優介
「受けを考える点数状況ではないが、一応発引きを考えて打六索。ピンズテンパイが強そうなので、五筒六筒七筒は待ち候補で残す。」
岡田茂
「この持ち点なので、真っ直ぐ手を進める。基本的にメンツ手は見ずに七対子。」
小車祥
「上家の仕掛けに対してドラの発でだけは放銃したくないので、ドラが使える七対子にします。圧倒的な点差があるとはいえ、まだ南1局なのでスキを作りたくない。」
ガース
「七対子が好きです。なぜなら四暗刻になりやすい。しかもこんな点数ということはもう役満アガってる!?残りの南場は余裕を持とう!」
金子貴行
「ピンズは上家を警戒してテンパイまでは切らない。横に伸びた場合はソーズを切っていく。」
紺野真太郎
「七対子の1シャンテンに取る。点数状況的に他家は無視して我が道を行くのみ!全てのテンパイで即リーチ。」
沢崎誠
「下家がマンズもしくは国士のような捨て牌なので、七対子を見る!」
滝沢和典
「七対子の1シャンテンに構え、後はツモに任せる。」
刀川昌浩
「トイツ場を想定して七対子を狙う。ピンズが安いことを考えて六索切り。」
中村毅
「点棒を持っているので無理はしない。七対子の1シャンテンには取るが、危険牌を持ってきたら通っている牌から落としていく。」
仁平宣明
「これだけダントツなので、周りの手は全く気にせず、自分の一番都合の良い牌を切る。先に三万六万を引いたら、二筒のトイツ落とし。」
浜上文吾
「七対子狙い。ダントツなので、仕掛けは考えずにじっくりとツモを見て打点を作って、さらに加点したいですね。」
藤島健二郎
「七対子の1シャンテンとする。何かが暗刻になった場合にメンツ手へと再考できるよう、ピンズのメンツは温存。」
藤原隆弘
「これだけダントツに仕上がっている状態なので、何でもアガれそう!上家はホンイツではなくトイトイ系、下家はマンズか変則手と見て、とりあえず七対子の1シャンテンに取る。すんなり七対子のテンパイが入れば、タンヤオ七対子でもドラの発タンキでもリーチでOK。メンツ手への変化としては、二万三万四万五万六万五索引きの二筒切りと二筒引きの二万切りを考えておく。いずれにしても連荘はできるでしょう!」
宮内こずえ
「上家の仕掛けはホンイツよりも役牌を持っていそうですが、念のためピンズには手をかけずに七対子の1シャンテンをキープして六索切りです。」
和久津晶
「七対子の1シャンテンに受ける。発をツモ切るのはイヤなのでテンパイしてもリーチはかけない。終盤にピンズが切りやすそう。」
王政芳
「七対子の1シャンテンに構えつつ、三万六万を引いたら二筒のトイツ落としを考えます。」
 
 
二筒切り
荒正義
「七対子は見切る。タンピンイーペーコー狙いで。発は要注意。」
安秉参
「メンツ手でアガリに向かう。理想はタンピンイーペーコーなので、マンズは切らない。」
石渡正志
「七対子は見ずにタンピン狙い。上家は発を暗刻で持っているケースもあるが、とりあえずはトイトイをケアして打二筒としたい。」
井出康平
「点数的にオリる気はなし。場に切れている二筒を切って全てに対応すべし。」
勝又健志
「手なりでリーチにいく局面だと思う。ここまでメンツ手の進行をした以上、七対子は見ずに目一杯に構える。」
佐々木寿人
「この点棒の勢いに乗って、タンピンイーペーコー狙い。七対子にはしない。」
猿川真寿
「下家がマンズ模様だが、マンズの方が変化が多いのでピンズを外す。上家は一筒ポンからの三筒切りなので、放銃にならなければ今が切り時だと思う。」
瀬戸熊直樹
「完全に自由に打つ。絶対に他者の仕掛けには屈しない。」
朝武雅晴
「下家はマンズの一色、上家はトイトイか役牌がらみと見る。点数的には怖いものはないが、ドラの所在もはっきりしていないので、後のことも考えて受けながら進める。」
中山奈々美
「自分の都合で打つ。タンピンの方が好きなので、七対子の1シャンテンには受けない。」
羽山真生
「これだけの点棒を持っているので素直に打ちます。上家のトイトイ風の仕掛けも無視。下家がマンズか国士だとしたら、字牌が持ち持ちになっていることもありそう。」
前原雄大
「持ち点から見てどう打ってもミスにはならないと思う。ならば打二筒として七対子を見切り、深く広く受けたいところではある。」
望月雅継
「七対子の1シャンテンだが、これだけの手材料と点数を持っているだけに、懐を広く手牌をMAXにしたい。」
森山茂和
「マンズはロン牌になる可能性が高く、三万六万も狙いやすい。下家はマンズ狙いと見てマンズは切りたくない。七対子狙いはミスにつながりやすいので。」
山井弘
「これだけ点数があれば怖いものなし。自分が理想とする最終形を目指して手を進めるのみです。タンピン三色イーペーコーのような形を想定します。」
山田浩之
「好調なので、七対子は見ずメンツ手で。」
四柳弘樹
「七対子よりはメンツ手と考えて打二筒とする。五筒六筒七筒の重なりがあればそこでまた七対子の1シャンテンにも取れるので。」
 
 
五筒切り
鮎川卓
「マンズで2メンツ作るより七対子の方が早いと思います。」
岩井健太
「アガリに向かうわけではないが、とりあえず1シャンテンに受ける。五筒は通りそうなので。」
老月貴紀
「下家にマンズが打ちづらいので、七対子で様子を見ながら進める。」
黒沢咲
「ドラ引きにも備えて七対子に決め打つ。」
近藤久春
「ドラが見えていないので、ドラ引きに対応できるよう七対子狙いとする。」
柴田弘幸
「上家は一色手ではないと読み、重なりそうな牌と受けを意識しつつ手を進める。」
白鳥翔
「メンツ手は見ず、七対子狙いで。マンズは下家が固めている可能性があるので、マンズのダブルメンツ受けは弱く感じる。」
福光聖雄
「メンツ手にした場合は、2メンツが必要になるマンズが場に高くアガリづらいと考える。七対子の方がアガリやすそう。」
藤崎智
「ドラが発一筒ポンからの仕掛けが入っているので怖い牌が多すぎる。ピンズのホンイツとドラ暗刻の可能性の両方をケアすると打てる牌がないので、字牌などを掴んでも回りやすい七対子に決めます。」
麓征生
「字牌を持ってきた時にも対応できるように、七対子にする。」
古川孝次
一筒をポンしている上家は発暗刻の可能性があり、六索外しの手もあるが、万が一三索六索待ちに刺さるのもイヤ。五筒を切って七対子。」
増田隆一
「タンヤオ七対子を目指す。上家のドラ暗刻の可能性を考えるのと、タンピンよりもタンヤオ七対子のほうが打点が高いという点から、2シャンテンに戻さずにシンプルに打つ。」
三戸亮祐
「ドラを引いてきた時に対応できるように、七対子に決め打ちます。」
 
 
二万切り
魚谷侑未
「上家の仕掛けが何かは断言できませんが、一筒ポンから入っていてピンズのホンイツだとしたらテンパイでしょう。ピンズで放銃になると高いので、使い切ることを考えると七対子は望ましくありません。タンピン系のメンツ手を本線に手組みし直します。ドラ暗刻に放銃するのは仕方なしとあきらめます。」
仲田可南
「点棒があるので、七対子は狙わずにタンピンイーペーコーの最高形を目指したい。ここでは安全度の高い二筒ではなく二万を落とす。」
樋口新
「点棒に余裕があるので大きく狙う。タンピンイーペーコーまで見たい。」
平岡理恵
「ドラの発の所在はどこか、下家はマンズなのか国士なのか・・・。いろいろと考えるべきことはあるが、点棒を持っているので放銃は恐れず自分の手を進めていきたい。七万切りとしている前巡は五索を一枚外して567の三色も見たかった。」
三浦大輔
「トイツ手は見ない。下家はマンズの一色手かもしれないが、ケアしない。」
 
 
五索切り
大庭三四郎
「七対子の1シャンテンに取らず、メンツ手に構えます。中張牌がたくさんあるので、メンツ手の方がアガリやすいと思います。」
 
 
六筒切り
井出一寛
「下家のケアとドラの受け入れを考え、ダントツなので無理はしない。上家は一筒ポンから、ドラ暗刻もしくは役牌がらみの仕掛けと考える。」