第26期チャンピオンズリーグ最終節(8月)成績表

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 船木 伸一 4.4 37.3 103.7 28.3 42.7 216.4
2 福島 佑一 24.5 38.5 10.1 75.9 11.7 160.7
3 清原 継光 ▲ 17.9 19.1 97.5 19.0 29.1 146.8
4 小川 拓麻 36.9 32.3 14.8 89.7 ▲ 27.0 146.7
5 山田 浩之 ▲ 15.1 ▲ 16.0 15.2 77.9 78.2 140.2
6 西川 舞 19.0 28.9 18.7 37.6 22.7 126.9
7 末続 ヒロトシ 38.1 54.0 18.1 4.5 ▲ 5.4 109.3
8 松崎 良文 49.1 18.9 ▲ 44.5 45.3 39.4 108.2
9 内川 幸太郎 ▲ 31.1 6.4 87.0 ▲ 2.5 48.4 108.2
10 小川 尚哉 41.9 31.5 0.5 ▲ 10.4 42.1 105.6
11 安村 浩司 22.9 ▲ 2.7 34.5 69.1 ▲ 21.7 102.1
12 紺野 真太郎 1.8 10.4 90.8 14.4 ▲ 18.3 99.1
13 伊賀 則夫 7.6 75.4 20.9 ▲ 18.5 11.6 97.0
14 藤原 隆弘 ▲ 8.0 48.0 1.6 30.6 24.0 96.2
15 真鍋 明広 20.7 73.4 21.5 ▲ 40.2 20.2 95.6
16 福光 聖雄 104.0 ▲ 22.3 ▲ 32.2 ▲ 1.7 42.9 90.7
17 石川 純 12.4 48.1 11.5 ▲ 3.1 19.5 88.4
18 田中 史孝 32.6 26.3 3.0 22.2 ▲ 7.9 76.2
19 杉浦 勘介 13.5 19.4 ▲ 4.1 18.2 23.8 70.8
20 吉田 直 25.9 11.3 17.2 ▲ 72.8 89.0 70.6
21 西田 修 ▲ 55.9 106.2 53.2 ▲ 63.9 29.3 68.9
22 西島 一彦 ▲ 72.6 57.4 37.9 17.8 26.9 67.4
23 柚木 正仁 26.0 10.4 ▲ 20.5 16.7 34.6 67.2
24 五反地 清一郎 14.3 27.6 ▲ 24.9 12.2 27.7 56.9
25 中村 慎吾 11.3 18.9 ▲ 11.3 18.3 12.3 49.5
26 太田 優介 12.1 20.3 4.3 ▲ 29.2 41.9 49.4
27 白鳥 翔 ▲ 14.3 26.8 27.5 ▲ 8.8 14.3 45.5
28 塚越 祐次郎 ▲ 47.1 ▲ 47.8 47.1 6.6 86.5 45.3
29 佐藤 佳彦 28.2 0.6 9.0 11.4 ▲ 5.1 44.1
30 藤本 哲也 85.2 ▲ 26.1 ▲ 10.4 15.9 ▲ 24.4 40.2
31 ケネス・徳田 10.9 15.6 15.3 ▲ 36.3 30.4 35.9
32 吾妻 さおり 5.7 8.1 55.7 ▲ 37.3 3.5 35.7
33 古橋 崇志 24.9 ▲ 43.1 4.1 74.1 ▲ 26.3 33.7
34 須浦 正裕 ▲ 5.6 15.7 24.7 ▲ 20.6 18.9 33.1
35 斉藤 豪 33.6 14.8 ▲ 14.2 1.1 ▲ 3.1 32.2
36 水越 京子 53.2 29.5 36.9 ▲ 27.9 ▲ 66.0 25.7
37 谷岡 育夫 15.1 ▲ 13.0 23.3 ▲ 33.3 32.0 24.1
38 増田 隆一 ▲ 55.1 54.9 7.6 48.7 ▲ 35.8 20.3
39 藤島 健二郎 ▲ 36.9 20.6 9.6 ▲ 14.1 40.0 19.2
40 三田 晋也 16.7 ▲ 8.6 18.6 23.8 ▲ 32.7 17.8
41 金子 正明 ▲ 24.2 0.0 33.7 67.9 ▲ 60.7 16.7
42 末松 隆文 ▲ 23.9 17.5 94.8 ▲ 31.2 ▲ 48.3 8.9
43 山口 大和 16.4 ▲ 44.2 13.5 48.4 ▲ 27.1 7.0
44 時田 拓和 17.8 ▲ 6.0 ▲ 70.1 7.6 55.9 5.2
45 三好 直幸 16.9 ▲ 54.1 18.5 ▲ 40.8 57.5 ▲ 2.0
46 小松 武蔵 ▲ 12.5 4.7 45.6 ▲ 49.5 6.8 ▲ 4.9
47 斉藤 桂史 ▲ 8.3 58.3 ▲ 62.7 1.9 0.7 ▲ 10.1
48 大木 亮典 21.0 ▲ 3.5 ▲ 34.9 33.1 ▲ 28.6 ▲ 12.9
49 東谷 達矢 37.7 ▲ 92.0 ▲ 6.6 9.0 34.4 ▲ 17.5
50 安藤 友一 64.9 14.4 ▲ 24.1 ▲ 92.7 19.6 ▲ 17.9
51 江口 一敏 25.8 8.7 ▲ 43.2 24.3 ▲ 33.7 ▲ 18.1
52 小車 祥 ▲ 4.3 ▲ 25.3 2.8 16.9 ▲ 10.8 ▲ 20.7
53 山田 学武 ▲ 70.9 19.6 ▲ 47.0 39.2 30.6 ▲ 28.5
54 相沢 かおる 35.9 63.1 ▲ 42.4 ▲ 46.2 ▲ 39.4 ▲ 29.0
55 犬見 武史 ▲ 4.3 10.9 ▲ 57.3 34.0 ▲ 12.4 ▲ 29.1
56 桶本 篤史 ▲ 51.9 39.4 46.8 ▲ 38.4 ▲ 25.7 ▲ 29.8
57 新谷 翔平 ▲ 11.7 2.0 11.7 ▲ 26.7 ▲ 7.6 ▲ 32.3
58 仲田 加南 66.4 19.2 10.8 ▲ 88.0 ▲ 43.4 ▲ 35.0
59 斉藤 理絵 ▲ 33.7 58.1 26.7 ▲ 24.1 ▲ 62.7 ▲ 35.7
60 ガース 92.8 ▲ 6.8 ▲ 123.5 ▲ 9.2 10.7 ▲ 36.0
61 吉田 勝弥 22.2 ▲ 45.0 19.5 ▲ 34.7 ▲ 8.3 ▲ 46.3
62 岡田 茂 ▲ 49.8 7.4 21.3 ▲ 3.5 ▲ 26.9 ▲ 51.5
63 中村 毅 35.7 ▲ 22.4 ▲ 10.1 ▲ 53.7 ▲ 7.7 ▲ 58.2
64 冨田 久志 36.0 ▲ 7.0 ▲ 0.7 6.1 ▲ 100.5 ▲ 66.1
65 松岡 昭彦 31.2 10.0 ▲ 42.0 ▲ 31.1 ▲ 34.8 ▲ 66.7
66 西川 淳 7.0 ▲ 8.5 ▲ 10.8 ▲ 28.3 ▲ 28.5 ▲ 69.1
67 阿部 謙一 ▲ 14.8 ▲ 8.1 ▲ 45.2 8.1 ▲ 10.0 ▲ 70.0
68 滝沢 和典 ▲ 19.0 ▲ 23.0 ▲ 1.9 20.7 ▲ 59.4 ▲ 82.6
69 石橋 和也 ▲ 82.6 ▲ 14.4 87.0 ▲ 1.9 ▲ 74.5 ▲ 86.4
70 古谷 知美 29.3 ▲ 64.1 ▲ 32.8 4.3 ▲ 52.9 ▲ 116.2
71 小谷 美和子 9.6 1.4 ▲ 25.4 ▲ 57.5 ▲ 48.7 ▲ 120.6
72 樋口 徹 ▲ 61.0 12.0 ▲ 25.4 ▲ 20.9 ▲ 52.9 ▲ 148.2
73 井出 一寛 ▲ 35.4 ▲ 22.3 14.8 ▲ 51.4 ▲ 66.0 ▲ 160.3
74 内山 えみ 3.9 ▲ 26.6 ▲ 19.6 ▲ 68.6 敗退
75 大和田 篤史 ▲ 57.6 ▲ 14.5 2.9 ▲ 47.2 敗退
76 高橋 信夫 ▲ 60.9 ▲ 39.0 ▲ 13.8 敗退
77 客野 直 ▲ 73.5 ▲ 27.3 敗退
78 高橋 勇 ▲ 46.5 ▲ 54.4 敗退
79 室伏 理麻 ▲ 11.6 ▲ 90.6 敗退
80 古本 和宏 ▲ 47.3 ▲ 102.5 敗退

JPML WRCリーグ 成績表/第26期チャンピオンズリーグ最終節(8月)成績表

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 船木 伸一 4.4 37.3 103.7 28.3 42.7 216.4
2 福島 佑一 24.5 38.5 10.1 75.9 11.7 160.7
3 清原 継光 ▲ 17.9 19.1 97.5 19.0 29.1 146.8
4 小川 拓麻 36.9 32.3 14.8 89.7 ▲ 27.0 146.7
5 山田 浩之 ▲ 15.1 ▲ 16.0 15.2 77.9 78.2 140.2
6 西川 舞 19.0 28.9 18.7 37.6 22.7 126.9
7 末続 ヒロトシ 38.1 54.0 18.1 4.5 ▲ 5.4 109.3
8 松崎 良文 49.1 18.9 ▲ 44.5 45.3 39.4 108.2
9 内川 幸太郎 ▲ 31.1 6.4 87.0 ▲ 2.5 48.4 108.2
10 小川 尚哉 41.9 31.5 0.5 ▲ 10.4 42.1 105.6
11 安村 浩司 22.9 ▲ 2.7 34.5 69.1 ▲ 21.7 102.1
12 紺野 真太郎 1.8 10.4 90.8 14.4 ▲ 18.3 99.1
13 伊賀 則夫 7.6 75.4 20.9 ▲ 18.5 11.6 97.0
14 藤原 隆弘 ▲ 8.0 48.0 1.6 30.6 24.0 96.2
15 真鍋 明広 20.7 73.4 21.5 ▲ 40.2 20.2 95.6
16 福光 聖雄 104.0 ▲ 22.3 ▲ 32.2 ▲ 1.7 42.9 90.7
17 石川 純 12.4 48.1 11.5 ▲ 3.1 19.5 88.4
18 田中 史孝 32.6 26.3 3.0 22.2 ▲ 7.9 76.2
19 杉浦 勘介 13.5 19.4 ▲ 4.1 18.2 23.8 70.8
20 吉田 直 25.9 11.3 17.2 ▲ 72.8 89.0 70.6
21 西田 修 ▲ 55.9 106.2 53.2 ▲ 63.9 29.3 68.9
22 西島 一彦 ▲ 72.6 57.4 37.9 17.8 26.9 67.4
23 柚木 正仁 26.0 10.4 ▲ 20.5 16.7 34.6 67.2
24 五反地 清一郎 14.3 27.6 ▲ 24.9 12.2 27.7 56.9
25 中村 慎吾 11.3 18.9 ▲ 11.3 18.3 12.3 49.5
26 太田 優介 12.1 20.3 4.3 ▲ 29.2 41.9 49.4
27 白鳥 翔 ▲ 14.3 26.8 27.5 ▲ 8.8 14.3 45.5
28 塚越 祐次郎 ▲ 47.1 ▲ 47.8 47.1 6.6 86.5 45.3
29 佐藤 佳彦 28.2 0.6 9.0 11.4 ▲ 5.1 44.1
30 藤本 哲也 85.2 ▲ 26.1 ▲ 10.4 15.9 ▲ 24.4 40.2
31 ケネス・徳田 10.9 15.6 15.3 ▲ 36.3 30.4 35.9
32 吾妻 さおり 5.7 8.1 55.7 ▲ 37.3 3.5 35.7
33 古橋 崇志 24.9 ▲ 43.1 4.1 74.1 ▲ 26.3 33.7
34 須浦 正裕 ▲ 5.6 15.7 24.7 ▲ 20.6 18.9 33.1
35 斉藤 豪 33.6 14.8 ▲ 14.2 1.1 ▲ 3.1 32.2
36 水越 京子 53.2 29.5 36.9 ▲ 27.9 ▲ 66.0 25.7
37 谷岡 育夫 15.1 ▲ 13.0 23.3 ▲ 33.3 32.0 24.1
38 増田 隆一 ▲ 55.1 54.9 7.6 48.7 ▲ 35.8 20.3
39 藤島 健二郎 ▲ 36.9 20.6 9.6 ▲ 14.1 40.0 19.2
40 三田 晋也 16.7 ▲ 8.6 18.6 23.8 ▲ 32.7 17.8
41 金子 正明 ▲ 24.2 0.0 33.7 67.9 ▲ 60.7 16.7
42 末松 隆文 ▲ 23.9 17.5 94.8 ▲ 31.2 ▲ 48.3 8.9
43 山口 大和 16.4 ▲ 44.2 13.5 48.4 ▲ 27.1 7.0
44 時田 拓和 17.8 ▲ 6.0 ▲ 70.1 7.6 55.9 5.2
45 三好 直幸 16.9 ▲ 54.1 18.5 ▲ 40.8 57.5 ▲ 2.0
46 小松 武蔵 ▲ 12.5 4.7 45.6 ▲ 49.5 6.8 ▲ 4.9
47 斉藤 桂史 ▲ 8.3 58.3 ▲ 62.7 1.9 0.7 ▲ 10.1
48 大木 亮典 21.0 ▲ 3.5 ▲ 34.9 33.1 ▲ 28.6 ▲ 12.9
49 東谷 達矢 37.7 ▲ 92.0 ▲ 6.6 9.0 34.4 ▲ 17.5
50 安藤 友一 64.9 14.4 ▲ 24.1 ▲ 92.7 19.6 ▲ 17.9
51 江口 一敏 25.8 8.7 ▲ 43.2 24.3 ▲ 33.7 ▲ 18.1
52 小車 祥 ▲ 4.3 ▲ 25.3 2.8 16.9 ▲ 10.8 ▲ 20.7
53 山田 学武 ▲ 70.9 19.6 ▲ 47.0 39.2 30.6 ▲ 28.5
54 相沢 かおる 35.9 63.1 ▲ 42.4 ▲ 46.2 ▲ 39.4 ▲ 29.0
55 犬見 武史 ▲ 4.3 10.9 ▲ 57.3 34.0 ▲ 12.4 ▲ 29.1
56 桶本 篤史 ▲ 51.9 39.4 46.8 ▲ 38.4 ▲ 25.7 ▲ 29.8
57 新谷 翔平 ▲ 11.7 2.0 11.7 ▲ 26.7 ▲ 7.6 ▲ 32.3
58 仲田 加南 66.4 19.2 10.8 ▲ 88.0 ▲ 43.4 ▲ 35.0
59 斉藤 理絵 ▲ 33.7 58.1 26.7 ▲ 24.1 ▲ 62.7 ▲ 35.7
60 ガース 92.8 ▲ 6.8 ▲ 123.5 ▲ 9.2 10.7 ▲ 36.0
61 吉田 勝弥 22.2 ▲ 45.0 19.5 ▲ 34.7 ▲ 8.3 ▲ 46.3
62 岡田 茂 ▲ 49.8 7.4 21.3 ▲ 3.5 ▲ 26.9 ▲ 51.5
63 中村 毅 35.7 ▲ 22.4 ▲ 10.1 ▲ 53.7 ▲ 7.7 ▲ 58.2
64 冨田 久志 36.0 ▲ 7.0 ▲ 0.7 6.1 ▲ 100.5 ▲ 66.1
65 松岡 昭彦 31.2 10.0 ▲ 42.0 ▲ 31.1 ▲ 34.8 ▲ 66.7
66 西川 淳 7.0 ▲ 8.5 ▲ 10.8 ▲ 28.3 ▲ 28.5 ▲ 69.1
67 阿部 謙一 ▲ 14.8 ▲ 8.1 ▲ 45.2 8.1 ▲ 10.0 ▲ 70.0
68 滝沢 和典 ▲ 19.0 ▲ 23.0 ▲ 1.9 20.7 ▲ 59.4 ▲ 82.6
69 石橋 和也 ▲ 82.6 ▲ 14.4 87.0 ▲ 1.9 ▲ 74.5 ▲ 86.4
70 古谷 知美 29.3 ▲ 64.1 ▲ 32.8 4.3 ▲ 52.9 ▲ 116.2
71 小谷 美和子 9.6 1.4 ▲ 25.4 ▲ 57.5 ▲ 48.7 ▲ 120.6
72 樋口 徹 ▲ 61.0 12.0 ▲ 25.4 ▲ 20.9 ▲ 52.9 ▲ 148.2
73 井出 一寛 ▲ 35.4 ▲ 22.3 14.8 ▲ 51.4 ▲ 66.0 ▲ 160.3
74 内山 えみ 3.9 ▲ 26.6 ▲ 19.6 ▲ 68.6 敗退
75 大和田 篤史 ▲ 57.6 ▲ 14.5 2.9 ▲ 47.2 敗退
76 高橋 信夫 ▲ 60.9 ▲ 39.0 ▲ 13.8 敗退
77 客野 直 ▲ 73.5 ▲ 27.3 敗退
78 高橋 勇 ▲ 46.5 ▲ 54.4 敗退
79 室伏 理麻 ▲ 11.6 ▲ 90.6 敗退
80 古本 和宏 ▲ 47.3 ▲ 102.5 敗退

第31期A1リーグ第4節レポート 近藤 久春

今期自分は、いつもより前に出る麻雀で戦おうと心に決めていた。
しかし、結果を出せず後がない位置にいる為、早くも軌道修正するつもりで挑んだ第4節。

開局早々、荒プロが炸裂する。

東1局 西家 

五万六万七万三索四索五索六索六索六索七索八索南南  リーチ  ツモ南  ドラ南

これを皮切りに、4,000オールを3回に、5,200や3,900と独壇場になり80,000点オーバー。
全く麻雀をさせてもらえない。

仕掛けどころや、押し返したい場面もあったのだが、放銃に回ると前節の二の舞になると思い見送る。
これが更に拍車をかけたのかもしれない

こんな状態のとき、経験則から、荒プロには、絶対に逆らっては駄目だ。
上手くて強い上に流れが来てるのだ。とにかく、傷を浅く終わらせる。
まだ、3回戦残っていると自分に言い聞かせた。

2回戦。

今度は、伊藤プロの連荘が始まる。
また我慢の時間だ。

そして迎えた親番、今日一番の疑問手を打ってしまう。

二万三万四万一索二索三索三索四索五索五索六索白白  ドラ四万

この手を2巡回してリーチ。

即リーチをしなかった理由は、単純にツモる感じがまるでしなっかたからだ。
変化を待とう。(白ポンまで考えていた)

2巡後リーチを発声する自分がいた。
次巡、白をツモり悪い予感が、、、、

私がリーチを打った時、すでに前田プロは七対子のテンパイをしていた。

六万六万九万九万六索六索七索七索七索五筒五筒西西中  

そして

六万六万六万九万九万六索六索七索七索七索西西中  ツモ九万

悪い予感だけは的中した。しかも私のリーチが誘発した可能性が高い四暗刻。
リーチをしなければ七対子をアガっていたのでは?
最悪の結果を生んでしまった。

考えている事と、やっている事がバラバラに。
もう頭の中は真っ白なのだが、プロとしてこれ以上見苦しい麻雀は打てない。
丁寧に冷静に打たなければ、、、、

3、4回戦は、運よく連勝する事が出来、本当に傷を浅くする事が出来た。

前半、消極的過ぎた事と、攻守がうまくかみ合わない麻雀だった。
勝利する為には学ぶべき事が沢山有り、状況により正解だったり不正解だったり、
常に正解を導き出すのは本当に難しい。

その奥の深さが麻雀の魅力なのだろうと思う。

残り6節、勝つことをより意識して頑張りたいと思います。

プロリーグ(鳳凰戦)レポート/第31期A1リーグ第4節レポート 近藤 久春

今期自分は、いつもより前に出る麻雀で戦おうと心に決めていた。
しかし、結果を出せず後がない位置にいる為、早くも軌道修正するつもりで挑んだ第4節。
開局早々、荒プロが炸裂する。
東1局 西家 
五万六万七万三索四索五索六索六索六索七索八索南南  リーチ  ツモ南  ドラ南
これを皮切りに、4,000オールを3回に、5,200や3,900と独壇場になり80,000点オーバー。
全く麻雀をさせてもらえない。
仕掛けどころや、押し返したい場面もあったのだが、放銃に回ると前節の二の舞になると思い見送る。
これが更に拍車をかけたのかもしれない
こんな状態のとき、経験則から、荒プロには、絶対に逆らっては駄目だ。
上手くて強い上に流れが来てるのだ。とにかく、傷を浅く終わらせる。
まだ、3回戦残っていると自分に言い聞かせた。
2回戦。
今度は、伊藤プロの連荘が始まる。
また我慢の時間だ。
そして迎えた親番、今日一番の疑問手を打ってしまう。
二万三万四万一索二索三索三索四索五索五索六索白白  ドラ四万
この手を2巡回してリーチ。
即リーチをしなかった理由は、単純にツモる感じがまるでしなっかたからだ。
変化を待とう。(白ポンまで考えていた)
2巡後リーチを発声する自分がいた。
次巡、白をツモり悪い予感が、、、、
私がリーチを打った時、すでに前田プロは七対子のテンパイをしていた。
六万六万九万九万六索六索七索七索七索五筒五筒西西中  
そして
六万六万六万九万九万六索六索七索七索七索西西中  ツモ九万
悪い予感だけは的中した。しかも私のリーチが誘発した可能性が高い四暗刻。
リーチをしなければ七対子をアガっていたのでは?
最悪の結果を生んでしまった。
考えている事と、やっている事がバラバラに。
もう頭の中は真っ白なのだが、プロとしてこれ以上見苦しい麻雀は打てない。
丁寧に冷静に打たなければ、、、、
3、4回戦は、運よく連勝する事が出来、本当に傷を浅くする事が出来た。
前半、消極的過ぎた事と、攻守がうまくかみ合わない麻雀だった。
勝利する為には学ぶべき事が沢山有り、状況により正解だったり不正解だったり、
常に正解を導き出すのは本当に難しい。
その奥の深さが麻雀の魅力なのだろうと思う。
残り6節、勝つことをより意識して頑張りたいと思います。

第9期女流桜花第4節レポート 武石 絵里

今期から6節+プレーオフとなった女流桜花。
この第4節が終われば、残すは2節8半荘。
いよいよ、上の者は決定戦を、下の者は降級を意識した戦いになってくる。

今期初めてAリーグにあがった私の目標は、プレーオフに残ること。
手牌の価値を考えて、変な弱気を出さないで打とう、と対局に向かったはずなのです、が。
今回もとても課題の残る麻雀を打ってしまった。

1回戦
東1局、親・南里のピンズ染めに、仲田のドラポン、さらにはその仕掛けに対しての内田の東切り。
この日の象徴のように、私以外の全員が戦っている。

南里に12,000放銃となる七筒をとめたのはたまたまで、七筒だから止めたわけではなく、自分の手牌が追い付いていなかったのでオリやすく、放銃回避となった。

オーラス、テンパイだが親仲田の仕掛けに、ドラ白の見えていない状態で発を打ちきれず、南をトイツ落とし。
たまたま発単騎でテンパイ復活し、たまたま発をツモり、たまたま2着で終了。

2回戦
南3局親。南里のリーチを受けて、まわりながら手を進めていき、選択。

五万六万六万八万八万三索四索五索四筒四筒五筒五筒六筒  ツモ三万  ドラ六万

マンズを切りたくないがテンパイしたら勝負しよう、と思っていたところに、また不要なマンズ。
ピンズのターツが払えるので、安全にピンズを落としてしまったが、解説で言ってもらったように、ここは三万を切るところだったと思う。

五万八万は切りづらいけど、三万六万待ちなら三万で打っても安いことが多い。
ピンズを切ってマンズしか受けられなくすると、親番を維持することも難しくなってしまう。
三万を切れていれば、七万をひき中筋になったドラ切りリーチで11,600をアガることが出来ている。
戦わなかった私に、そう何度もラッキーなテンパイが入るはずもなく、テンパイできずに流局。
なんとか原点をキープでき、2着。

3回戦
東2局親。4巡目に発待ちの七対子テンパイ。
リーチと言えず、2,400の出アガリ。
自分が子方で、この放銃をしたらどう感じるだろうか。きっと、「怖くない」。

1本場。4巡目。

七万八万六索六索八索八索二筒四筒東東発発中  ドラ二筒

ここから1枚目の発をポンしたのだが、もう少し我慢しなければ駄目だったように思う。
発をスルーすれば、もしかしたら仲田の東が鳴けていたかもしれない。

南3局、ドラ白
6巡目に南白のシャンポンでテンパイの親に12,000放銃。

1本場。

一索一索二索二索四索五索五索六索八索八索八筒西西  ツモ六索  ドラ八筒

ソーズの一色手をしているところに、南里の親リーチが入り、すぐに八筒をつかんだが、テンパイ。
このテンパイから現物の二索を抜いてオリてしまった。八筒切り、八筒が切れないなら四索切り、この2択しかない。
どうして切れなかったんだろう、本当に今でも後悔している。
結果、どちらを切っていても私のアガリが先にあり、どちらも捕えられなかったから、南里の4,000オールとなった。

解説でも言われたが、麻雀は戦いだ。無傷で勝てるものではない。
実際、1回戦の東1局に12,000放銃し、1人沈みでスタートした仲田が、4回戦の自分の時間帯をしっかりとものにして、終わってみれば1人浮き。
さらにトータルポイントを伸ばす結果となった。

よくなったときに弱気になるのが課題だといわれた。
それだけじゃないけれど、これをなおさないと次もまた戦えない。
自分を客観的にみると、先手が取れたときだけアガリにきて、基本的には原点確保を狙っているようにしか見えない。勝ちたいというよりは、沈みたくない。

次節の対戦相手には、和久津がいる。
和久津に対するイメージは、ほとんどの人が抱いているそれと一緒で、「超攻撃型」。
私には切れない牌を切り飛ばしている姿を、何度も何度も見ている。
そして、それを見た感想もまた、多くのファン同様「かっこいい」。
急に和久津のようには打てないが、少しでもその強さを見習って戦う麻雀を打ちたいと思う。

女流プロリーグ(女流桜花) レポート/第9期女流桜花第4節レポート 武石 絵里

今期から6節+プレーオフとなった女流桜花。
この第4節が終われば、残すは2節8半荘。
いよいよ、上の者は決定戦を、下の者は降級を意識した戦いになってくる。
今期初めてAリーグにあがった私の目標は、プレーオフに残ること。
手牌の価値を考えて、変な弱気を出さないで打とう、と対局に向かったはずなのです、が。
今回もとても課題の残る麻雀を打ってしまった。
1回戦
東1局、親・南里のピンズ染めに、仲田のドラポン、さらにはその仕掛けに対しての内田の東切り。
この日の象徴のように、私以外の全員が戦っている。
南里に12,000放銃となる七筒をとめたのはたまたまで、七筒だから止めたわけではなく、自分の手牌が追い付いていなかったのでオリやすく、放銃回避となった。
オーラス、テンパイだが親仲田の仕掛けに、ドラ白の見えていない状態で発を打ちきれず、南をトイツ落とし。
たまたま発単騎でテンパイ復活し、たまたま発をツモり、たまたま2着で終了。
2回戦
南3局親。南里のリーチを受けて、まわりながら手を進めていき、選択。
五万六万六万八万八万三索四索五索四筒四筒五筒五筒六筒  ツモ三万  ドラ六万
マンズを切りたくないがテンパイしたら勝負しよう、と思っていたところに、また不要なマンズ。
ピンズのターツが払えるので、安全にピンズを落としてしまったが、解説で言ってもらったように、ここは三万を切るところだったと思う。
五万八万は切りづらいけど、三万六万待ちなら三万で打っても安いことが多い。
ピンズを切ってマンズしか受けられなくすると、親番を維持することも難しくなってしまう。
三万を切れていれば、七万をひき中筋になったドラ切りリーチで11,600をアガることが出来ている。
戦わなかった私に、そう何度もラッキーなテンパイが入るはずもなく、テンパイできずに流局。
なんとか原点をキープでき、2着。
3回戦
東2局親。4巡目に発待ちの七対子テンパイ。
リーチと言えず、2,400の出アガリ。
自分が子方で、この放銃をしたらどう感じるだろうか。きっと、「怖くない」。
1本場。4巡目。
七万八万六索六索八索八索二筒四筒東東発発中  ドラ二筒
ここから1枚目の発をポンしたのだが、もう少し我慢しなければ駄目だったように思う。
発をスルーすれば、もしかしたら仲田の東が鳴けていたかもしれない。
南3局、ドラ白
6巡目に南白のシャンポンでテンパイの親に12,000放銃。
1本場。
一索一索二索二索四索五索五索六索八索八索八筒西西  ツモ六索  ドラ八筒
ソーズの一色手をしているところに、南里の親リーチが入り、すぐに八筒をつかんだが、テンパイ。
このテンパイから現物の二索を抜いてオリてしまった。八筒切り、八筒が切れないなら四索切り、この2択しかない。
どうして切れなかったんだろう、本当に今でも後悔している。
結果、どちらを切っていても私のアガリが先にあり、どちらも捕えられなかったから、南里の4,000オールとなった。
解説でも言われたが、麻雀は戦いだ。無傷で勝てるものではない。
実際、1回戦の東1局に12,000放銃し、1人沈みでスタートした仲田が、4回戦の自分の時間帯をしっかりとものにして、終わってみれば1人浮き。
さらにトータルポイントを伸ばす結果となった。
よくなったときに弱気になるのが課題だといわれた。
それだけじゃないけれど、これをなおさないと次もまた戦えない。
自分を客観的にみると、先手が取れたときだけアガリにきて、基本的には原点確保を狙っているようにしか見えない。勝ちたいというよりは、沈みたくない。
次節の対戦相手には、和久津がいる。
和久津に対するイメージは、ほとんどの人が抱いているそれと一緒で、「超攻撃型」。
私には切れない牌を切り飛ばしている姿を、何度も何度も見ている。
そして、それを見た感想もまた、多くのファン同様「かっこいい」。
急に和久津のようには打てないが、少しでもその強さを見習って戦う麻雀を打ちたいと思う。

第92回『勝てるリーチ麻雀講座②~勝てるリーチの戦術~』 魚谷 侑未

第2回目の今日は[勝てるリーチの戦術]をお教えします。

【序章】

さて、今回の講座に入る前に前置きさせて頂きます。
今回の講座から、かなり型にはめて断定的に戦術を述べさせて頂きます。
上級者の中には「それじゃ強くなれない」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、こちらは中級者からのステップアップを題材としています。
つまりは、「麻雀で勝てない人が勝ちに近付くための過程に必要な事」を書いて行きます。
この講座で学んだ事をいつまでも実践して欲しいということではありません。
これを実践していく内に自分で学び、考えて成長して行って欲しいのです。
なので、上級者の方からしたらつまらなく感じる講座かもしれません。
それでも宜しければ最後までお付き合い下さい。

【一章~リーチについて~】

皆さんはどんな判断基準でリーチをかけていますか?
あまり基準を作らずにあやふやにしてしまってないですか?

リーチを制する者は麻雀を制する。

こんな言葉を知っていますか?
え?知らないですか?
はい、私が作りました。
でも、そう言っても過言ではないくらい一般的な一発裏ありルールにおいて、リーチという役は大切なものになっていると思います。

では、リーチ判断の話に入る前に、リーチのメリットとデメリットについておさらいしましょう。

⚫︎メリット⚫︎

1.打点上昇。
一番分かりやすく、リーチの核になるメリットがこれだと思います。
一発裏ありルールではピンフのみのリーチが満貫になってしまうことなんて日常茶飯事です。

2.相手に真っ直ぐ打たせない。
これもかなり大きなメリットだと思っています。
リーチを受けたら自分の手の事だけを考えて真っ直ぐ打つ事って出来ませんよね?
その事により、相手のアガるチャンスを潰す事が出来るのです。

⚫︎デメリット⚫︎

1.手牌を入れ替えられない。
リーチをした後はアガリ牌以外はツモ切りする事しか出来ません。
つまり、相手に攻め返されてもオリるという選択肢がとれません。
更に、手替わり出来る高くなる牌や待ちが良くなる牌と入れ替える事も出来ません。

2.当たり牌を打たれにくくなる。
ヤミテンなら場に打たれるはずの牌が打たれなくなります。

メリットとデメリットをいくつか挙げましたが、結論を言えばメリットの方がデメリットよりかなり強いと思います。
なぜなら、最初に述べた「打点上昇」というメリットがあまりにも強いからです。

リーチをたくさん打つことで放銃が増えたように見えますが、どうか放銃を恐れないで下さい。
放銃する機会が増えた以上に、アガリの打点は上昇しています。
そして、相手のアガリがあったはずの局を潰している事もあります。
これは自分の目から見たら気付きにくいんですけどね。

今日の講座では「たくさんリーチを打つ」という事を学んで行きましょう。
「あ、このケースはリーチだったのにリーチし忘れて一発でツモっちゃった」
なんていうことは絶対にないようにして下さいね。
この一章ではリーチのメリット・デメリットについてお話させて頂きました。
それでは、リーチマスターを目指して一緒に頑張りましょう!

【二章~リーチ判断~】

CASE.1
両面待ちテンパイ

【先手の両面待ちテンパイは8割リーチしましょう。】

ピンフのみの1,000点や、タンヤオのみの1,300点でヤミテンにしていませんか?
はい!その概念を捨てて全部リーチしてみましょう。
両面待ちなら待ちの良し悪しもさほど関係ありません。
ただし、「先手である」ということが重要です。
ちなみに後手を踏んだ時はヤミテンにする場合もあります。

→残り2割のリーチしなくていいケース。

○ヤミテン満貫以上ある場合。
これは待ちの良し悪しや、局面に応じて判断しましょう。
もちろん全部リーチしてもいいです。
判断がつきにくい場合はリーチで良いと思います。

◯3段目に入った場合。
例え、他家がリーチや仕掛けを入れてなくてもテンパイしている可能性も高いです。
つまり見えていないだけで、すでに後手を踏んでる可能性があるのです。

◯その局にアガる事でトップになるorトップに限りなく近くなる場合。
はい、トップが取れる場合はリーチの必要はないですね。
でも、役がない時は当然リーチを打ちましょう。

CASE.2
カンチャン待ちテンパイ

カンチャン待ちはアガれない…なんて悪い印象を抱いていませんか?
いーえ。そんな事はありません。
待ちは両面待ちの半分になりますが、アガリ率は両面待ちの半分にはなるわけではありません。
カンチャン待ちでも、迷わずに両面待ちと同じような感覚でリーチをかけていけるようになりましょう。

[この中で3つ満たしたら無条件でリーチを打ちましょう。]

1.手替わり枚数がアガリ枚数の2倍以下の時。
2.リーチをかけて2,600点以上の打点であること。
3.出アガリ、もしくはツモアガリが凄く期待出来る待ちの時
4.先手であること
5.親であること

しかし1がものすごーーく重要になります。1の比率はこの中でも高めにして下さいね。

それ以下の場合は、状況と合わせて判断して欲しいです。

1のケースを紹介します。

ニニ13456(234678) ドラ5

これは極端に手替わりや打点上昇の多いケースになります。
アガリ牌が現状は2の1種4牌であるのに対して嬉しい手替わりわりが
→二、345678

7種22牌もあります。
ということで、手替わり枚数が7倍近くになるので、この手はヤミテンが正解ということになります。
上記の3つの条件を満たしたらリーチと言いましたが、ヤミテンにするメリットが大きくある場合は自己判断でヤミテンにして下さい。
リーチを打たない事によってアガリ牌の2を打たれ、他家にアガリ切られたとしても後悔しなくて大丈夫。
リーチを打つべき手牌ではないので仕方ありません。
今までリーチをかけてきた人は、このように考えてきちんと気持ちを切り替えましょう。

逆に、赤が絡むこんなカンチャン待ちは即リーチと行きましょう。

三赤五七八九11234(234)  北家  ドラ北

赤五七11789(123)南南南   北家  ドラ北

上は三色の手替わりが、下はチャンタの手替わりがあります。
しかし、基本はどちらも即リーチと思って下さい。
上の手牌は例え二を引き入れたとしても三色は確定しません。現状より打点が下がるケースも多い上に、手替わりが嬉しいのは二と六だけです。

下の手牌は八九引きでチャンタ、四引きで良形への手替わりがあります。
しかし、チャンタになる場合の八引きではチャンタが確定せず、九引きはカンチャン待ちになります。
そして、赤は使えない牌となりますから、結局1ハンしかアップしません。
四引きは確かに嬉しいですが、その牌だけを待つのは非効率的です。

つまりは、赤絡みのカンチャンの場合、ものすごーーーく有効な手替わりがたくさんあるケース以外は即リーチを打ちましょう。ということです。

CASE.3
シャンポン待ちテンパイ

シャンポン待ち、好きですか?
私は結構好きです。
でも、昔はどうしようもないくらい愛してるってくらいに好きだったので、大きく好きのレベルは落ちました。

シャンポン待ちを愛しすぎてる人は、愛情は少しだけ抑えましょう。
それは何故か?

牌効率を考えて手牌を進めた時に、シャンポン待ちにはなりにくいということです。
なので、よくシャンポン待ちになる!という人はまずは自分の手牌進行の仕方を見直してみましょう。
(この理由については次回の牌効率の章で詳しく説明しますね)

麻雀は出アガリを狙う局面も多くあります。
もちろん、出アガリを狙う事も時には大切です。
しかし、麻雀の基本は「ツモ」であるのでツモアガリを目指す手作り、打ち方をして欲しいのです。
そうする事によって、自然と最終形がシャンポン待ちになることが減って行くと思います。

と、前置きが長くなりましたが、シャンポン待ちを作るなということではありません。
手順でシャンポン待ちになるケースも多々あります。

ということで、シャンポン待ちのリーチについて考察していきます。

○出アガリし易い待ちの場合は、打点に関係なくリーチで良し。
字牌が絡むケース、19牌が絡むケース。
ギリギリ28が絡むケースでしょうか。
ヤミテンでも役がある場合は、28の絡むケースから手牌と相談してください。
逆に、安手の3~7の待ちになる場合は、平場ならヤミテンをお勧めします。
出アガリし易い待ちの場合は、相手に押し返されたとしても戦えるケースもありますが、3~7待ちの場合は押し返された場合に、他家からのオリ打ちなどを狙えることも少ないので、圧倒的に弱くなってしまいます。

○出アガリしにくい待ちの場合は、打点と手替わり次第。
3~7待ちは基本的に出アガリがしにくく、山にあるかどうかも読みづらい事が多いと思います。
山にあると確信がある場合は、カンチャンのケースと同じように考えて下さい。
手替わり枚数はどれだけあるか。打点がどの程度あるか。先手であるか、後手であるか。
色んなケースがありますので、自分の中で基準をある程度設けてみてくださいね。

安い!待ちが悪い!後手!
これを避けてリーチを打って行きましょう。

CASE.4
単騎待ちテンパイ

はい、最後のケースになります。単騎待ちテンパイ。
ここでは七対子の単騎待ちの話は除外させて頂きます。

メンツ手での単騎待ちのリーチって難しいですよね。
打ちづらいなーと思う人もたくさん居ると思います。
しかし、ガンガン打って行きましょう。

ドラクエの作戦で言うなら、
両面待ち→ガンガン行こうぜ
カンチャン待ち→みんながんばれ
シャンポン待ち→みんながんばれ
単騎待ち→ガンガン行こうぜ
くらいの気持ちで戦いましょう。(気付いたら全部攻撃系の作戦だったよ…)
つまり、リーチは偉いって事ですね。

単騎待ちでリーチを打つというのは、もちろん優秀な単騎待ちに限られます。
単騎待ちで何でもリーチは絶対ダメです。
優秀な単騎というのは、オタ風牌→役牌→他家から見て当たらなそうに見える牌です。

最後に注意点です。
それは、どんな手でも単騎待ちリーチを打っていいわけではありません。
流石にこれでリーチを打ったら勿体無いなーと思う場合は、ヤミテンにしましょう。
例としては、単騎以外がタンピン系の手牌などですね。

強い単騎待ちというのは、他家からの出アガリを期待出来るのももちろんですが、使いにくい牌で場に打たれていない牌だと山に生きている可能性も高くツモアガリも期待出来ます。
自分で待ちを選択が出来るというメリットもありますから、単騎待ちって敬遠されがちですが是非試してみてください。

【三章~先手と後手~】

[先手と後手について]
さて、今回の講座では耳が痛くなるくらい[先手・後手]という単語が出て来たと思います。
何故先手であることが重要であるか。
それは、一章で説明したメリット・デメリットが関連して来ます。

[後手で攻撃した場合]
◯相手に真っ直ぐ打たれてしまう。
もう他家が先制でリーチを打っていたり、仕掛けたりしている場合、真っ直ぐ打つしかない事が多くあります。
つまり真っ直ぐ打たせないというメリットが減ってしまいますね。

◯当たり牌を更に打たれにくくなる。
こちらはリーチのデメリットですが、2軒から攻撃されたら他家は更に当たり牌をうちにくくなりますね。

と、後手を踏む事でメリットが減りデメリットが増える、つまりリーチのリスクが少し増えます。
しかし、その後手でのリーチのリスクを考慮した上でもリーチを打った方が得な場面も多々あります。
これについては事例が多過ぎてこちらの講座で書くことは出来ません。
だから、後手でもたくさんリーチを打ってみてください。
リーチを打つことにより、どの局面のリーチ判断が正しくて、どの局面でのリーチ判断が間違ってるかが見えてくると思います。
それは、リーチを普段打たない人には知り得ない感覚です。
最初から正解を導き出せる人はいません。
常に正解を導き出せるようになるには、多くの鍛錬と長い時間が必要なのです。
少しずつ、強者になるべく歩んで行きましょう!

【終章】

はい、第2回の勝てるリーチ麻雀講座はこれで終わりになります。
分かりづらい講座だったらごめんなさい。
要約すると【たくさんリーチを打ちましょう】って事なんですね。
ただ、リーチを打たない方が得な場面もちょこちょこ出てきます。
そのケースが分かりにくいなーと思う方は、そのケースを肌で感じるためにもやっぱりたくさんリーチを打って下さい。
きっと、「このリーチはやり過ぎた」と思えるケースと遭遇出来るはずです。
そんなケースと遭遇出来るということは、1つ成長したということだと思います。

それでは、第3回【勝てる牌効率講座】でお会いしましょう!

中級/第92回『勝てるリーチ麻雀講座②~勝てるリーチの戦術~』 魚谷 侑未

第2回目の今日は[勝てるリーチの戦術]をお教えします。
【序章】
さて、今回の講座に入る前に前置きさせて頂きます。
今回の講座から、かなり型にはめて断定的に戦術を述べさせて頂きます。
上級者の中には「それじゃ強くなれない」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、こちらは中級者からのステップアップを題材としています。
つまりは、「麻雀で勝てない人が勝ちに近付くための過程に必要な事」を書いて行きます。
この講座で学んだ事をいつまでも実践して欲しいということではありません。
これを実践していく内に自分で学び、考えて成長して行って欲しいのです。
なので、上級者の方からしたらつまらなく感じる講座かもしれません。
それでも宜しければ最後までお付き合い下さい。
【一章~リーチについて~】
皆さんはどんな判断基準でリーチをかけていますか?
あまり基準を作らずにあやふやにしてしまってないですか?
リーチを制する者は麻雀を制する。
こんな言葉を知っていますか?
え?知らないですか?
はい、私が作りました。
でも、そう言っても過言ではないくらい一般的な一発裏ありルールにおいて、リーチという役は大切なものになっていると思います。
では、リーチ判断の話に入る前に、リーチのメリットとデメリットについておさらいしましょう。
⚫︎メリット⚫︎
1.打点上昇。
一番分かりやすく、リーチの核になるメリットがこれだと思います。
一発裏ありルールではピンフのみのリーチが満貫になってしまうことなんて日常茶飯事です。
2.相手に真っ直ぐ打たせない。
これもかなり大きなメリットだと思っています。
リーチを受けたら自分の手の事だけを考えて真っ直ぐ打つ事って出来ませんよね?
その事により、相手のアガるチャンスを潰す事が出来るのです。
⚫︎デメリット⚫︎
1.手牌を入れ替えられない。
リーチをした後はアガリ牌以外はツモ切りする事しか出来ません。
つまり、相手に攻め返されてもオリるという選択肢がとれません。
更に、手替わり出来る高くなる牌や待ちが良くなる牌と入れ替える事も出来ません。
2.当たり牌を打たれにくくなる。
ヤミテンなら場に打たれるはずの牌が打たれなくなります。
メリットとデメリットをいくつか挙げましたが、結論を言えばメリットの方がデメリットよりかなり強いと思います。
なぜなら、最初に述べた「打点上昇」というメリットがあまりにも強いからです。
リーチをたくさん打つことで放銃が増えたように見えますが、どうか放銃を恐れないで下さい。
放銃する機会が増えた以上に、アガリの打点は上昇しています。
そして、相手のアガリがあったはずの局を潰している事もあります。
これは自分の目から見たら気付きにくいんですけどね。
今日の講座では「たくさんリーチを打つ」という事を学んで行きましょう。
「あ、このケースはリーチだったのにリーチし忘れて一発でツモっちゃった」
なんていうことは絶対にないようにして下さいね。
この一章ではリーチのメリット・デメリットについてお話させて頂きました。
それでは、リーチマスターを目指して一緒に頑張りましょう!
【二章~リーチ判断~】
CASE.1
両面待ちテンパイ
【先手の両面待ちテンパイは8割リーチしましょう。】
ピンフのみの1,000点や、タンヤオのみの1,300点でヤミテンにしていませんか?
はい!その概念を捨てて全部リーチしてみましょう。
両面待ちなら待ちの良し悪しもさほど関係ありません。
ただし、「先手である」ということが重要です。
ちなみに後手を踏んだ時はヤミテンにする場合もあります。
→残り2割のリーチしなくていいケース。
○ヤミテン満貫以上ある場合。
これは待ちの良し悪しや、局面に応じて判断しましょう。
もちろん全部リーチしてもいいです。
判断がつきにくい場合はリーチで良いと思います。
◯3段目に入った場合。
例え、他家がリーチや仕掛けを入れてなくてもテンパイしている可能性も高いです。
つまり見えていないだけで、すでに後手を踏んでる可能性があるのです。
◯その局にアガる事でトップになるorトップに限りなく近くなる場合。
はい、トップが取れる場合はリーチの必要はないですね。
でも、役がない時は当然リーチを打ちましょう。
CASE.2
カンチャン待ちテンパイ
カンチャン待ちはアガれない…なんて悪い印象を抱いていませんか?
いーえ。そんな事はありません。
待ちは両面待ちの半分になりますが、アガリ率は両面待ちの半分にはなるわけではありません。
カンチャン待ちでも、迷わずに両面待ちと同じような感覚でリーチをかけていけるようになりましょう。
[この中で3つ満たしたら無条件でリーチを打ちましょう。]
1.手替わり枚数がアガリ枚数の2倍以下の時。
2.リーチをかけて2,600点以上の打点であること。
3.出アガリ、もしくはツモアガリが凄く期待出来る待ちの時
4.先手であること
5.親であること
しかし1がものすごーーく重要になります。1の比率はこの中でも高めにして下さいね。
それ以下の場合は、状況と合わせて判断して欲しいです。
1のケースを紹介します。
ニニ13456(234678) ドラ5
これは極端に手替わりや打点上昇の多いケースになります。
アガリ牌が現状は2の1種4牌であるのに対して嬉しい手替わりわりが
→二、345678
7種22牌もあります。
ということで、手替わり枚数が7倍近くになるので、この手はヤミテンが正解ということになります。
上記の3つの条件を満たしたらリーチと言いましたが、ヤミテンにするメリットが大きくある場合は自己判断でヤミテンにして下さい。
リーチを打たない事によってアガリ牌の2を打たれ、他家にアガリ切られたとしても後悔しなくて大丈夫。
リーチを打つべき手牌ではないので仕方ありません。
今までリーチをかけてきた人は、このように考えてきちんと気持ちを切り替えましょう。
逆に、赤が絡むこんなカンチャン待ちは即リーチと行きましょう。
三赤五七八九11234(234)  北家  ドラ北
赤五七11789(123)南南南   北家  ドラ北
上は三色の手替わりが、下はチャンタの手替わりがあります。
しかし、基本はどちらも即リーチと思って下さい。
上の手牌は例え二を引き入れたとしても三色は確定しません。現状より打点が下がるケースも多い上に、手替わりが嬉しいのは二と六だけです。
下の手牌は八九引きでチャンタ、四引きで良形への手替わりがあります。
しかし、チャンタになる場合の八引きではチャンタが確定せず、九引きはカンチャン待ちになります。
そして、赤は使えない牌となりますから、結局1ハンしかアップしません。
四引きは確かに嬉しいですが、その牌だけを待つのは非効率的です。
つまりは、赤絡みのカンチャンの場合、ものすごーーーく有効な手替わりがたくさんあるケース以外は即リーチを打ちましょう。ということです。
CASE.3
シャンポン待ちテンパイ
シャンポン待ち、好きですか?
私は結構好きです。
でも、昔はどうしようもないくらい愛してるってくらいに好きだったので、大きく好きのレベルは落ちました。
シャンポン待ちを愛しすぎてる人は、愛情は少しだけ抑えましょう。
それは何故か?
牌効率を考えて手牌を進めた時に、シャンポン待ちにはなりにくいということです。
なので、よくシャンポン待ちになる!という人はまずは自分の手牌進行の仕方を見直してみましょう。
(この理由については次回の牌効率の章で詳しく説明しますね)
麻雀は出アガリを狙う局面も多くあります。
もちろん、出アガリを狙う事も時には大切です。
しかし、麻雀の基本は「ツモ」であるのでツモアガリを目指す手作り、打ち方をして欲しいのです。
そうする事によって、自然と最終形がシャンポン待ちになることが減って行くと思います。
と、前置きが長くなりましたが、シャンポン待ちを作るなということではありません。
手順でシャンポン待ちになるケースも多々あります。
ということで、シャンポン待ちのリーチについて考察していきます。
○出アガリし易い待ちの場合は、打点に関係なくリーチで良し。
字牌が絡むケース、19牌が絡むケース。
ギリギリ28が絡むケースでしょうか。
ヤミテンでも役がある場合は、28の絡むケースから手牌と相談してください。
逆に、安手の3~7の待ちになる場合は、平場ならヤミテンをお勧めします。
出アガリし易い待ちの場合は、相手に押し返されたとしても戦えるケースもありますが、3~7待ちの場合は押し返された場合に、他家からのオリ打ちなどを狙えることも少ないので、圧倒的に弱くなってしまいます。
○出アガリしにくい待ちの場合は、打点と手替わり次第。
3~7待ちは基本的に出アガリがしにくく、山にあるかどうかも読みづらい事が多いと思います。
山にあると確信がある場合は、カンチャンのケースと同じように考えて下さい。
手替わり枚数はどれだけあるか。打点がどの程度あるか。先手であるか、後手であるか。
色んなケースがありますので、自分の中で基準をある程度設けてみてくださいね。
安い!待ちが悪い!後手!
これを避けてリーチを打って行きましょう。
CASE.4
単騎待ちテンパイ
はい、最後のケースになります。単騎待ちテンパイ。
ここでは七対子の単騎待ちの話は除外させて頂きます。
メンツ手での単騎待ちのリーチって難しいですよね。
打ちづらいなーと思う人もたくさん居ると思います。
しかし、ガンガン打って行きましょう。
ドラクエの作戦で言うなら、
両面待ち→ガンガン行こうぜ
カンチャン待ち→みんながんばれ
シャンポン待ち→みんながんばれ
単騎待ち→ガンガン行こうぜ
くらいの気持ちで戦いましょう。(気付いたら全部攻撃系の作戦だったよ…)
つまり、リーチは偉いって事ですね。
単騎待ちでリーチを打つというのは、もちろん優秀な単騎待ちに限られます。
単騎待ちで何でもリーチは絶対ダメです。
優秀な単騎というのは、オタ風牌→役牌→他家から見て当たらなそうに見える牌です。
最後に注意点です。
それは、どんな手でも単騎待ちリーチを打っていいわけではありません。
流石にこれでリーチを打ったら勿体無いなーと思う場合は、ヤミテンにしましょう。
例としては、単騎以外がタンピン系の手牌などですね。
強い単騎待ちというのは、他家からの出アガリを期待出来るのももちろんですが、使いにくい牌で場に打たれていない牌だと山に生きている可能性も高くツモアガリも期待出来ます。
自分で待ちを選択が出来るというメリットもありますから、単騎待ちって敬遠されがちですが是非試してみてください。
【三章~先手と後手~】
[先手と後手について]
さて、今回の講座では耳が痛くなるくらい[先手・後手]という単語が出て来たと思います。
何故先手であることが重要であるか。
それは、一章で説明したメリット・デメリットが関連して来ます。
[後手で攻撃した場合]
◯相手に真っ直ぐ打たれてしまう。
もう他家が先制でリーチを打っていたり、仕掛けたりしている場合、真っ直ぐ打つしかない事が多くあります。
つまり真っ直ぐ打たせないというメリットが減ってしまいますね。
◯当たり牌を更に打たれにくくなる。
こちらはリーチのデメリットですが、2軒から攻撃されたら他家は更に当たり牌をうちにくくなりますね。
と、後手を踏む事でメリットが減りデメリットが増える、つまりリーチのリスクが少し増えます。
しかし、その後手でのリーチのリスクを考慮した上でもリーチを打った方が得な場面も多々あります。
これについては事例が多過ぎてこちらの講座で書くことは出来ません。
だから、後手でもたくさんリーチを打ってみてください。
リーチを打つことにより、どの局面のリーチ判断が正しくて、どの局面でのリーチ判断が間違ってるかが見えてくると思います。
それは、リーチを普段打たない人には知り得ない感覚です。
最初から正解を導き出せる人はいません。
常に正解を導き出せるようになるには、多くの鍛錬と長い時間が必要なのです。
少しずつ、強者になるべく歩んで行きましょう!
【終章】
はい、第2回の勝てるリーチ麻雀講座はこれで終わりになります。
分かりづらい講座だったらごめんなさい。
要約すると【たくさんリーチを打ちましょう】って事なんですね。
ただ、リーチを打たない方が得な場面もちょこちょこ出てきます。
そのケースが分かりにくいなーと思う方は、そのケースを肌で感じるためにもやっぱりたくさんリーチを打って下さい。
きっと、「このリーチはやり過ぎた」と思えるケースと遭遇出来るはずです。
そんなケースと遭遇出来るということは、1つ成長したということだと思います。
それでは、第3回【勝てる牌効率講座】でお会いしましょう!

第16期特別昇級リーグ 決勝成績表

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 合計
1 土井 悟 ▲ 11.5 38.6 26.5 63.3 3.4 ▲ 1.1 33.3 18.7 171.2
2 本田 朋広 17.7 10.6 54.0 8.6 ▲ 6.7 ▲ 27.4 48.5 51.9 157.2
3 福光 聖雄 105.4 ▲ 32.3 ▲ 1.3 4.3 38.4 6.9 5.9 ▲ 35.5 91.8
4 高宮 まり ▲ 50.8 52.3 41.0 1.7 38.0 ▲ 14.3 46.1 ▲ 35.1 78.9
5 大和田 篤史 ▲ 38.7 41.9 13.6 39.6 ▲ 14.8 ▲ 8.6 18.5 敗退
6 ケネス・徳田 ▲ 16.7 ▲ 12.1 ▲ 48.3 33.0 12.5 28.5 ▲ 15.5 敗退
7 井出 康平 58.4 1.5 ▲ 25.8 ▲ 21.6 3.6 14.4 ▲ 66.3 敗退
8 北野 由実 29.3 ▲ 5.1 ▲ 46.5 49.5 ▲ 7.8 9.3 ▲ 70.5 敗退
9 高沢 智 10.8 ▲ 13.8 23.1 ▲ 78.9 23.2 21.4 敗退
10 江口 一敏 4.6 33.5 10.0 ▲ 41.0 ▲ 54.5 ▲ 30.6 敗退
11 小車 祥 13.0 ▲ 37.9 ▲ 32.1 17.6 ▲ 37.1 ▲ 13.1 敗退
12 冨田 久志 ▲ 24.1 ▲ 49.8 ▲ 13.9 ▲ 9.6 敗退
13 中土 恵介 ▲ 47.3 8.3 ▲ 2.3 ▲ 68.5 敗退
14 手塚 紗掬 ▲ 74.5 ▲ 52.0 敗退
15 小川 拓麻 11.9 51.3 失格
16 谷口 裕介 ▲ 2.5 41.3 失格
17 吉井 健人 40.0 ▲ 76.3 失格
18 福島 祐一 ▲ 25.0 失格

特別昇級リーグ 成績表/第16期特別昇級リーグ 決勝成績表

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 合計
1 土井 悟 ▲ 11.5 38.6 26.5 63.3 3.4 ▲ 1.1 33.3 18.7 171.2
2 本田 朋広 17.7 10.6 54.0 8.6 ▲ 6.7 ▲ 27.4 48.5 51.9 157.2
3 福光 聖雄 105.4 ▲ 32.3 ▲ 1.3 4.3 38.4 6.9 5.9 ▲ 35.5 91.8
4 高宮 まり ▲ 50.8 52.3 41.0 1.7 38.0 ▲ 14.3 46.1 ▲ 35.1 78.9
5 大和田 篤史 ▲ 38.7 41.9 13.6 39.6 ▲ 14.8 ▲ 8.6 18.5 敗退
6 ケネス・徳田 ▲ 16.7 ▲ 12.1 ▲ 48.3 33.0 12.5 28.5 ▲ 15.5 敗退
7 井出 康平 58.4 1.5 ▲ 25.8 ▲ 21.6 3.6 14.4 ▲ 66.3 敗退
8 北野 由実 29.3 ▲ 5.1 ▲ 46.5 49.5 ▲ 7.8 9.3 ▲ 70.5 敗退
9 高沢 智 10.8 ▲ 13.8 23.1 ▲ 78.9 23.2 21.4 敗退
10 江口 一敏 4.6 33.5 10.0 ▲ 41.0 ▲ 54.5 ▲ 30.6 敗退
11 小車 祥 13.0 ▲ 37.9 ▲ 32.1 17.6 ▲ 37.1 ▲ 13.1 敗退
12 冨田 久志 ▲ 24.1 ▲ 49.8 ▲ 13.9 ▲ 9.6 敗退
13 中土 恵介 ▲ 47.3 8.3 ▲ 2.3 ▲ 68.5 敗退
14 手塚 紗掬 ▲ 74.5 ▲ 52.0 敗退
15 小川 拓麻 11.9 51.3 失格
16 谷口 裕介 ▲ 2.5 41.3 失格
17 吉井 健人 40.0 ▲ 76.3 失格
18 福島 祐一 ▲ 25.0 失格

夏目坂スタジオご紹介

あなたの対局をDVDに残してみませんか!?

対局は麻雀撮影専用スタジオで行われます。

gpmax2012

 

日本プロ麻雀連盟のお好きなプロと対局可能です。

gpmax2012

 

麻雀番組と同じようにプロの実況・解説を入れられます。

gpmax2012

 

対局はDVDにしてお渡しします。

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お問い合わせはこちらまで!

夏目坂スタジオ
03-6302-1607(受付時間 平日13:00~19:00)
support@archive2020.ma-jan.or.jp

特集企画/夏目坂スタジオご紹介

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何を切る?fromロン2 2014年08月

このコーナーでは、オンライン麻雀「ロン2」の協力のもと、プロ雀士とロン2ユーザーの解答をグラフを使って比較していきたいと思います。
多くのプロより、丁寧な解説をいただきましたので、みなさんの雀力アップの参考にしていただければと思います。

問題提供:「ロン2」  作成:杉浦勘介

ロン2道場ルール (一発、裏ドラ、カンドラあり、赤なし)
東1局南家 (色の濃くなっている牌はツモ切りです)

 

プロ

二万切り・・・18人
三索切り・・・16人
二筒切り・・・9人
一索切り・・・8人
五索切り・・・5人
三筒切り・・・4人

 

 

ロン2ユーザー

一索切り・・・34.2%
三索切り・・・29.9%
三筒切り・・・12.8%
二筒切り・・・10.4%
二万切り・・・7%
五索切り・・・5.7%

 

 

プロ解答(50音順)

二万切り

吾妻さおり
一索を切るとタンヤオに向かえるが、中ポンの下家にドラを切るほどの良形ではないので、カン三万を外します。」

井出一寛
「下家にドラがらみの牌をおろせないため、ソーズに手をかけずメンゼンで手を進める。タンピンの最終形で打一索、ドラを使い切って打三索でのテンパイは取る。」

内川幸太郎
「ドラは切れないし、雀頭は固定したくないし、567の種は残したいので、二万をツモ切りします。」

岡本和也
「起家の手出し東切りから、東家がある程度手格好が整っている可能性があり、下家の仕掛けが捌き手か染め手かわからない場況でまだ3シャンテン。456、567の三色を見ながら、受け気味に手を進めたい。」

勝又健志
中ポンがなければドラ切りだが、この手牌ではまだ攻め切れないので二万切り。好形に伸びればドラ勝負といきたい。」

黒沢咲
一索がドラということもあり、ソーズもピンズも手を付けにくいので、うれしくないツモの二万はツモ切る。」

白鳥翔
「マンズの伸びは殺さず、タンピン三色やドラの重なりを見る。下家の仕掛けがなければドラでも打一索としたいところだが、対応しつつ攻め返していきたい。」

瀬戸熊直樹
「456を狙いつつ、ドラ雀頭やドラメンツを使ったピンフやリャンメンテンパイでも良しとする。下家の動向も視野に入れたい。」

滝沢和典
中を仕掛けた西家のタイプや仕掛けた巡目によって大きく違います。」

二階堂亜樹
「何を切っても手がせばまる形。将来的にソーズの下を切らなさそうなので、消去法です。下の三色よりは456、567になれば。」

二階堂瑠美
「567の三色にしたいです。でもピンズもドラも切りたくないので、様子をうかがいながら、マンズがリャンメン以上になれば五索を切るかも。下家の動向次第で。」

仁平宣明
「手格好が不十分なので、この後のツモを見る。ツモが伸びて三色などが見えるようになったら、少し前に出る。いずれにしても下家がピンズなので、ピンズは引っ張る。」

藤原隆弘
「東1局で子方、ツキの状態もわからない。下家は中を1鳴きだからドラドラかもしれないが、下家の現物の五索切りでは自分の手が死ぬ!裏目が多すぎてどこも切れないから、今通った二万をツモ切り!三万を引いてきたら、フリテンでも三面形が残るからリカバリーが利きます。その後は状況によって押し引きを決める。」

前原雄大
「何を切ってもツモに踊らされそうな局面が予想される。二万をツモらなかったことにしてツモ切るのも一手。567の三色などに幅広く構え、保留の一打とする。」

宮内こずえ
「456と567の三色を見て。」

森下剛任
「西家の仕掛けに対してどうするか?いったん様子見で手広く構え、六索引きでやる気を出す。」

安田麻里菜
「三色かピンフにしたいので。」

山田浩之
「形だけを見れば一索を切っていきたいが、ドラで下家が仕掛けているのでまだ早いかと。」

 

 

三索切り

蒼井ゆりか
「タンヤオに向かいたいところですが、仕掛けも入っていてまだこの形ではドラを打ち出したくないので、手を広く構えます。」

荒正義
「ドラそばの悪形は残さない。打三索の後、ツモ四索ならドラであっても一索切り。」

石渡正志
「色々な可能性を残しつつだと、雀頭候補を決めるタイミングとしては早すぎると思う。打三索として、今後のツモによってまとめてみたい。」

大庭三四郎
「ドラをギリギリまで放さないように打つ。四索を引いてもドラはテンパイまで取っておく。」

紺野真太郎
「ピンフ手主体に平たく受ける。理想形は567だが、あくまでうまくいった場合。ピンフドラ1orメンタンピンで十分。」

猿川真寿
「ターツをどこに決めるか、まだわからないので。ソーズは1メンツか1雀頭にしたい。」

童瞳
「瞬間ロスが少ない打三索。ドラ使い切りのピンフを目指し、少し234の三色も視野へ入れる。」

中村毅
「横に広く受けて、できれば567の三色を狙いたい。」

羽山真生
「タンヤオに決めてドラを打つ局面でもないため、受け入れの広い打三索と構える。まだ方向性は決めず、ツモに任せる。」

福光聖雄
「ソーズは1メンツと見て、リャンカン形に構える。四索が入ればドラを切る方針。」

松崎良文
「ソーズ2メンツは苦しいと見て、形をほぐす。三筒切りもあるが、一応下家をケア。」

望月雅継
二索が入ったらメンピンドラ1、一索が重なったらメンピンドラドラ、五索が上に伸びたら567の三色へと、この後のツモ次第。全てのツモに対応できる準備をしたい。」

安村浩司
「西家が明らかに早く、間に合う気がしない。ドラドラの場合だけ高いので、ドラが重なるか、西家からドラが切られた場合のみ押し返す。」

山口大和
「次のツモ次第だが手広く構える。ドラを活かしたい。」

和久津晶
中1鳴きなので、ドラトイツの可能性あり。三索をチーしてくれると安心してターツを払えるので。雀頭はどこでも作れそう。」

王政芳
二索引きでドラを使える形で、四索引きでタンヤオになる、また七索引きで567の三色も見えるから。」

 

 

二筒切り

井出康平
三万が埋まればドラ勝負のタンヤオ移行で。本線は567。」

加藤博己
「ソーズの下はまだ情報がないので手をかけない。下家にピンズが高いが、東1局なので自分の手牌の都合で打二筒とする。567の三色が見えた時点で、ソーズを払うかピンズの下を払うかの選択を残す。」

近藤久春
「456、567の三色を見つつも、下家をケアし、ソーズを丁寧に。」

奈良圭純
「ドラを切る手牌ではないので、絞りつつ手なりで。」

藤崎智
「とりあえずという感じで打二筒。まだドラやドラそばを鳴かせて良い形とは思えない。タンピン三色もあるので、五索はもう少し引っ張っておきたい。」

古川孝次
二筒を切って様子を見る。下家が仕掛けていてドラも切れない状況で、あまり前に出ていく気がしない。」

前田直哉
「下家をケアしつつ、とりあえず二筒を切って様子見。」

三戸亮祐
「567の三色を見つつも、ドラを使い切れる形を残す。」

山井弘
「どこも切りづらい手牌。456の三色は落としたくないので、それが崩れるような牌には手をかけず、タンヤオが崩れる一筒の受けは拒否する。ドラは使い切れない場合は切るつもりで。」

 

 

一索切り

鮎川卓
「ドラの1翻はタンヤオで補えるので。」

魚谷侑未
「東1局で下家の仕掛けもまだ正体不明なので。タンヤオや456、567の三色に向かって真っ直ぐ。一索をポンされた場合、受け手組みにします。」

小車祥
「そこまでドラにこだわる必要はないし、一索三索三索五索というソーズの4枚残しが気にいらない。1メンツしかもとめない部分は3枚のブロックにして、雀頭候補を2つ残す打一索としたい。」

刀川昌浩
「タンピン系を本線に、234、567の三色狙い。」

立花つくし
「ドラではあるが、三万四筒などが入ったときにどうせ切るので。456や567の形も残すための一索切り。」

ともたけ雅晴
「東1局なのでメンゼンでいきたいが、最悪ポンチーのできるタンヤオに向かう。」

浜上文吾
「567の三色狙い。ドラよりタンヤオ志向。メンゼンで手を進めます。」

森山茂和
「下家はドラドラかもしれないが、何を切ってもロスがある形なら、思い切って勝負したい。567のメンタンピン三色狙い。」

 

 

五索切り

沢崎誠
「下家の動きがあります。456、567の三色は捨てて、ドラを切らない対応の麻雀を打つと思います。」

柴田弘幸
「手牌にまだ不安感があるので、下家に対して様子見の打五索とする。」

ダンプ大橋
「ドラを切りたい形ではあるが、仕掛けた下家にここから鳴かせるのはバカらしい。そこまで魅力ある手牌でもないので、とりあえず現物を。」

仲田加南
「あまりアガれそうなイメージがないので、下家をケアします。ドラを使い切れれば前に出るかもしれませんが、受け気味に・・・。」

日吉辰哉
「東1局は攻めたいが、西家の中の1鳴きを評価し、受け気味に。二索を引いた時は三索を切るが、三索のチーであればドラ1枚だと思われるので、そこからは攻め返すことも考える。」

 

 

三筒切り

木戸僚之
「全体的にピンズは高いが、他に手をかけられるものもないので打三筒とします。ソーズが伸びたら456、567の三色狙いで。」

佐々木寿人
「手広いピンフ系に構える。」

西川淳
一索が完全にネック、下家に切りづらい。打三筒で様子を見るが、これも鳴かれるようなら退く予定。ただ、東1局なので、タンピン三色テンパイなどになるならドラ切りも辞さず。」

藤島健二郎
「この後、ドラ切りからの567本線も、ピンフは確保したい。」

何を切る?/何を切る?fromロン2 2014年08月

このコーナーでは、オンライン麻雀「ロン2」の協力のもと、プロ雀士とロン2ユーザーの解答をグラフを使って比較していきたいと思います。
多くのプロより、丁寧な解説をいただきましたので、みなさんの雀力アップの参考にしていただければと思います。
問題提供:「ロン2」  作成:杉浦勘介

ロン2道場ルール (一発、裏ドラ、カンドラあり、赤なし)
東1局南家 (色の濃くなっている牌はツモ切りです)

 
プロ

二万切り・・・18人
三索切り・・・16人
二筒切り・・・9人
一索切り・・・8人
五索切り・・・5人
三筒切り・・・4人
 
 
ロン2ユーザー

一索切り・・・34.2%
三索切り・・・29.9%
三筒切り・・・12.8%
二筒切り・・・10.4%
二万切り・・・7%
五索切り・・・5.7%
 
 
プロ解答(50音順)
二万切り
吾妻さおり
一索を切るとタンヤオに向かえるが、中ポンの下家にドラを切るほどの良形ではないので、カン三万を外します。」
井出一寛
「下家にドラがらみの牌をおろせないため、ソーズに手をかけずメンゼンで手を進める。タンピンの最終形で打一索、ドラを使い切って打三索でのテンパイは取る。」
内川幸太郎
「ドラは切れないし、雀頭は固定したくないし、567の種は残したいので、二万をツモ切りします。」
岡本和也
「起家の手出し東切りから、東家がある程度手格好が整っている可能性があり、下家の仕掛けが捌き手か染め手かわからない場況でまだ3シャンテン。456、567の三色を見ながら、受け気味に手を進めたい。」
勝又健志
中ポンがなければドラ切りだが、この手牌ではまだ攻め切れないので二万切り。好形に伸びればドラ勝負といきたい。」
黒沢咲
一索がドラということもあり、ソーズもピンズも手を付けにくいので、うれしくないツモの二万はツモ切る。」
白鳥翔
「マンズの伸びは殺さず、タンピン三色やドラの重なりを見る。下家の仕掛けがなければドラでも打一索としたいところだが、対応しつつ攻め返していきたい。」
瀬戸熊直樹
「456を狙いつつ、ドラ雀頭やドラメンツを使ったピンフやリャンメンテンパイでも良しとする。下家の動向も視野に入れたい。」
滝沢和典
中を仕掛けた西家のタイプや仕掛けた巡目によって大きく違います。」
二階堂亜樹
「何を切っても手がせばまる形。将来的にソーズの下を切らなさそうなので、消去法です。下の三色よりは456、567になれば。」
二階堂瑠美
「567の三色にしたいです。でもピンズもドラも切りたくないので、様子をうかがいながら、マンズがリャンメン以上になれば五索を切るかも。下家の動向次第で。」
仁平宣明
「手格好が不十分なので、この後のツモを見る。ツモが伸びて三色などが見えるようになったら、少し前に出る。いずれにしても下家がピンズなので、ピンズは引っ張る。」
藤原隆弘
「東1局で子方、ツキの状態もわからない。下家は中を1鳴きだからドラドラかもしれないが、下家の現物の五索切りでは自分の手が死ぬ!裏目が多すぎてどこも切れないから、今通った二万をツモ切り!三万を引いてきたら、フリテンでも三面形が残るからリカバリーが利きます。その後は状況によって押し引きを決める。」
前原雄大
「何を切ってもツモに踊らされそうな局面が予想される。二万をツモらなかったことにしてツモ切るのも一手。567の三色などに幅広く構え、保留の一打とする。」
宮内こずえ
「456と567の三色を見て。」
森下剛任
「西家の仕掛けに対してどうするか?いったん様子見で手広く構え、六索引きでやる気を出す。」
安田麻里菜
「三色かピンフにしたいので。」
山田浩之
「形だけを見れば一索を切っていきたいが、ドラで下家が仕掛けているのでまだ早いかと。」
 
 
三索切り
蒼井ゆりか
「タンヤオに向かいたいところですが、仕掛けも入っていてまだこの形ではドラを打ち出したくないので、手を広く構えます。」
荒正義
「ドラそばの悪形は残さない。打三索の後、ツモ四索ならドラであっても一索切り。」
石渡正志
「色々な可能性を残しつつだと、雀頭候補を決めるタイミングとしては早すぎると思う。打三索として、今後のツモによってまとめてみたい。」
大庭三四郎
「ドラをギリギリまで放さないように打つ。四索を引いてもドラはテンパイまで取っておく。」
紺野真太郎
「ピンフ手主体に平たく受ける。理想形は567だが、あくまでうまくいった場合。ピンフドラ1orメンタンピンで十分。」
猿川真寿
「ターツをどこに決めるか、まだわからないので。ソーズは1メンツか1雀頭にしたい。」
童瞳
「瞬間ロスが少ない打三索。ドラ使い切りのピンフを目指し、少し234の三色も視野へ入れる。」
中村毅
「横に広く受けて、できれば567の三色を狙いたい。」
羽山真生
「タンヤオに決めてドラを打つ局面でもないため、受け入れの広い打三索と構える。まだ方向性は決めず、ツモに任せる。」
福光聖雄
「ソーズは1メンツと見て、リャンカン形に構える。四索が入ればドラを切る方針。」
松崎良文
「ソーズ2メンツは苦しいと見て、形をほぐす。三筒切りもあるが、一応下家をケア。」
望月雅継
二索が入ったらメンピンドラ1、一索が重なったらメンピンドラドラ、五索が上に伸びたら567の三色へと、この後のツモ次第。全てのツモに対応できる準備をしたい。」
安村浩司
「西家が明らかに早く、間に合う気がしない。ドラドラの場合だけ高いので、ドラが重なるか、西家からドラが切られた場合のみ押し返す。」
山口大和
「次のツモ次第だが手広く構える。ドラを活かしたい。」
和久津晶
中1鳴きなので、ドラトイツの可能性あり。三索をチーしてくれると安心してターツを払えるので。雀頭はどこでも作れそう。」
王政芳
二索引きでドラを使える形で、四索引きでタンヤオになる、また七索引きで567の三色も見えるから。」
 
 
二筒切り
井出康平
三万が埋まればドラ勝負のタンヤオ移行で。本線は567。」
加藤博己
「ソーズの下はまだ情報がないので手をかけない。下家にピンズが高いが、東1局なので自分の手牌の都合で打二筒とする。567の三色が見えた時点で、ソーズを払うかピンズの下を払うかの選択を残す。」
近藤久春
「456、567の三色を見つつも、下家をケアし、ソーズを丁寧に。」
奈良圭純
「ドラを切る手牌ではないので、絞りつつ手なりで。」
藤崎智
「とりあえずという感じで打二筒。まだドラやドラそばを鳴かせて良い形とは思えない。タンピン三色もあるので、五索はもう少し引っ張っておきたい。」
古川孝次
二筒を切って様子を見る。下家が仕掛けていてドラも切れない状況で、あまり前に出ていく気がしない。」
前田直哉
「下家をケアしつつ、とりあえず二筒を切って様子見。」
三戸亮祐
「567の三色を見つつも、ドラを使い切れる形を残す。」
山井弘
「どこも切りづらい手牌。456の三色は落としたくないので、それが崩れるような牌には手をかけず、タンヤオが崩れる一筒の受けは拒否する。ドラは使い切れない場合は切るつもりで。」
 
 
一索切り
鮎川卓
「ドラの1翻はタンヤオで補えるので。」
魚谷侑未
「東1局で下家の仕掛けもまだ正体不明なので。タンヤオや456、567の三色に向かって真っ直ぐ。一索をポンされた場合、受け手組みにします。」
小車祥
「そこまでドラにこだわる必要はないし、一索三索三索五索というソーズの4枚残しが気にいらない。1メンツしかもとめない部分は3枚のブロックにして、雀頭候補を2つ残す打一索としたい。」
刀川昌浩
「タンピン系を本線に、234、567の三色狙い。」
立花つくし
「ドラではあるが、三万四筒などが入ったときにどうせ切るので。456や567の形も残すための一索切り。」
ともたけ雅晴
「東1局なのでメンゼンでいきたいが、最悪ポンチーのできるタンヤオに向かう。」
浜上文吾
「567の三色狙い。ドラよりタンヤオ志向。メンゼンで手を進めます。」
森山茂和
「下家はドラドラかもしれないが、何を切ってもロスがある形なら、思い切って勝負したい。567のメンタンピン三色狙い。」
 
 
五索切り
沢崎誠
「下家の動きがあります。456、567の三色は捨てて、ドラを切らない対応の麻雀を打つと思います。」
柴田弘幸
「手牌にまだ不安感があるので、下家に対して様子見の打五索とする。」
ダンプ大橋
「ドラを切りたい形ではあるが、仕掛けた下家にここから鳴かせるのはバカらしい。そこまで魅力ある手牌でもないので、とりあえず現物を。」
仲田加南
「あまりアガれそうなイメージがないので、下家をケアします。ドラを使い切れれば前に出るかもしれませんが、受け気味に・・・。」
日吉辰哉
「東1局は攻めたいが、西家の中の1鳴きを評価し、受け気味に。二索を引いた時は三索を切るが、三索のチーであればドラ1枚だと思われるので、そこからは攻め返すことも考える。」
 
 
三筒切り
木戸僚之
「全体的にピンズは高いが、他に手をかけられるものもないので打三筒とします。ソーズが伸びたら456、567の三色狙いで。」
佐々木寿人
「手広いピンフ系に構える。」
西川淳
一索が完全にネック、下家に切りづらい。打三筒で様子を見るが、これも鳴かれるようなら退く予定。ただ、東1局なので、タンピン三色テンパイなどになるならドラ切りも辞さず。」
藤島健二郎
「この後、ドラ切りからの567本線も、ピンフは確保したい。」

第9期女流桜花第4節レポート 朝霧 千裕

女流桜花第9期。
女流桜花のタイトルができてから9年目ということだ。
そして、第3期の時にAリーグに昇級して以来、1年産休でお休みしたので私にとっては今年で5回目のAリーグである。

産休を明けてから女流リーグのみ出場していくことを決断すると共に、Aリーグを降級したら引退を考えるということを自分の中でのけじめとした。もちろん現在もその気持ちは変わらない。しかし、3節終了した時点でのトータル▲79.4Pと厳しい位置にいるにも関わらず、今節でも自分の未熟さ上に▲33.8Pと沈んでしまい、ますます降級の可能性を大きくしてしまった。

対戦相手は、黒沢咲プロ、古谷知美プロ、中山千鶴プロ。
私は決してついているとは言えなかったが、自分のミスでのマイナスを重ねてしまい反省するところはたくさんあるのですが、私の敗因を綴っても面白くもないので少し客観的に見ることにします。

1回戦 東4局  

七万八万九万三索四索五索六索七索八索九索九索七筒八筒  ドラ二筒

親番中7巡目に九索を引いてのテンパイ。三色を期待していた1シャンテンだったがつもったのはあまりうれしくない九索。親で一番乗りのテンパイだとは思ったが、ピンフのみで手替わりもあるのでヤミテンにうける。
巡目が進むもそんなに悪くないと思っていた六筒九筒が一向にアガれない。
そうこうするうちに11巡目。
本日、3回のリーチを空振っていた黒沢にこのテンパイ。

二万三万四万四万五万六万二索三索四索二筒二筒五筒六筒

ノータイムでヤミテンにうける。ヤミテンでも7.700点の十分なテンパイである。
15巡目に私が四筒をつかみ、嫌な感じがして一瞬打つかどうか迷ったが放銃。
正直、この時点でドラの二筒が2枚見えていたこともあり、ここまで高いと思わなかった。
そして、同時に今日は厳しい戦いになるだろうと感じた。

次局、古谷と黒沢に手が入る。
南1局 

二万二万四索五索三筒三筒三筒七筒七筒七筒  チー四筒 左向き五筒 上向き六筒 上向き  ドラ三筒

古谷が9巡目に六筒をチーしてドラ3のテンパイを入れるも、黒沢が13巡目に南をポンしホンイツチャンタのテンパイを入れる。

一万二万三万七万八万九万西西中中  ポン南南南

中山から西を打ち取り、この半荘を黒沢がトップで終える。

3回戦 東4局 
今まで手は入っていたものの、あと一歩アガリに結びついていなかった親の古谷が、ドラをつもり6,000オールと一人飛び抜けた。

三万四万四万五万五万六万七万七万八万九万西西西  ツモ四万  ドラ四万

しかし、南2局 

四万五万六万二索三索四索四索六索八索八索四筒五筒六筒  ドラ五万

親の黒沢がヤミテンで古谷から5をロン。12,000点。 
1回戦、2回戦とトップで流れをつかんだ黒沢が3回戦もトップで独走する。

4回戦 東1局 

七万六索六索七索七索九索九索三筒三筒六筒六筒八筒八筒  ドラ七万

これまで不調が続いていた中山が終盤にドラの七万をつもり、6,000オールを制した。
その後も、中山にホンイツの手が入り、私が切り順のミスから8,000点を放銃。
南1局1本場 

一索二索三索六索六索七索八索九索西西発発発  ドラ三万

4回戦は中山の1人浮きとなり、3回戦までのマイナスを取り戻した。

今回は自分のミスでのマイナスとなり、とても反省の多い結果で目標の残留もかなり厳しいものとなってしまった。
残り2節。なんとか残留したい。そして、来期またこのAリーグで戦いたい。
最後まで絶対にあきらめずにがんばります!

女流プロリーグ(女流桜花) レポート/第9期女流桜花第4節レポート 朝霧 千裕

女流桜花第9期。
女流桜花のタイトルができてから9年目ということだ。
そして、第3期の時にAリーグに昇級して以来、1年産休でお休みしたので私にとっては今年で5回目のAリーグである。
産休を明けてから女流リーグのみ出場していくことを決断すると共に、Aリーグを降級したら引退を考えるということを自分の中でのけじめとした。もちろん現在もその気持ちは変わらない。しかし、3節終了した時点でのトータル▲79.4Pと厳しい位置にいるにも関わらず、今節でも自分の未熟さ上に▲33.8Pと沈んでしまい、ますます降級の可能性を大きくしてしまった。
対戦相手は、黒沢咲プロ、古谷知美プロ、中山千鶴プロ。
私は決してついているとは言えなかったが、自分のミスでのマイナスを重ねてしまい反省するところはたくさんあるのですが、私の敗因を綴っても面白くもないので少し客観的に見ることにします。
1回戦 東4局  
七万八万九万三索四索五索六索七索八索九索九索七筒八筒  ドラ二筒
親番中7巡目に九索を引いてのテンパイ。三色を期待していた1シャンテンだったがつもったのはあまりうれしくない九索。親で一番乗りのテンパイだとは思ったが、ピンフのみで手替わりもあるのでヤミテンにうける。
巡目が進むもそんなに悪くないと思っていた六筒九筒が一向にアガれない。
そうこうするうちに11巡目。
本日、3回のリーチを空振っていた黒沢にこのテンパイ。
二万三万四万四万五万六万二索三索四索二筒二筒五筒六筒
ノータイムでヤミテンにうける。ヤミテンでも7.700点の十分なテンパイである。
15巡目に私が四筒をつかみ、嫌な感じがして一瞬打つかどうか迷ったが放銃。
正直、この時点でドラの二筒が2枚見えていたこともあり、ここまで高いと思わなかった。
そして、同時に今日は厳しい戦いになるだろうと感じた。
次局、古谷と黒沢に手が入る。
南1局 
二万二万四索五索三筒三筒三筒七筒七筒七筒  チー四筒 左向き五筒 上向き六筒 上向き  ドラ三筒
古谷が9巡目に六筒をチーしてドラ3のテンパイを入れるも、黒沢が13巡目に南をポンしホンイツチャンタのテンパイを入れる。
一万二万三万七万八万九万西西中中  ポン南南南
中山から西を打ち取り、この半荘を黒沢がトップで終える。
3回戦 東4局 
今まで手は入っていたものの、あと一歩アガリに結びついていなかった親の古谷が、ドラをつもり6,000オールと一人飛び抜けた。
三万四万四万五万五万六万七万七万八万九万西西西  ツモ四万  ドラ四万
しかし、南2局 
四万五万六万二索三索四索四索六索八索八索四筒五筒六筒  ドラ五万
親の黒沢がヤミテンで古谷から5をロン。12,000点。 
1回戦、2回戦とトップで流れをつかんだ黒沢が3回戦もトップで独走する。
4回戦 東1局 
七万六索六索七索七索九索九索三筒三筒六筒六筒八筒八筒  ドラ七万
これまで不調が続いていた中山が終盤にドラの七万をつもり、6,000オールを制した。
その後も、中山にホンイツの手が入り、私が切り順のミスから8,000点を放銃。
南1局1本場 
一索二索三索六索六索七索八索九索西西発発発  ドラ三万
4回戦は中山の1人浮きとなり、3回戦までのマイナスを取り戻した。
今回は自分のミスでのマイナスとなり、とても反省の多い結果で目標の残留もかなり厳しいものとなってしまった。
残り2節。なんとか残留したい。そして、来期またこのAリーグで戦いたい。
最後まで絶対にあきらめずにがんばります!

第17期九州リーグ(プロアマ混合) 第3節成績表

順位 名前 プロ/一般 1節 2節 3節 4節 合計
1 中島 行泰 一般 122.3 5.8 28.3   156.4
2 西原 亨 プロ 55.0 33.2 65.3   153.5
3 河本 健司 一般 69.2 15.3 43.6   128.1
4 水町 慎一 プロ 90.7 ▲ 20.7 85.1 ▲ 46.6 108.5
5 倉迫 将吾 一般 63.8 39.5 4.0   107.3
6 吉田 彩乃 プロ 16.5 38.7 19.2   74.4
7 松岡 克輝 一般 ▲ 8.1 ▲ 9.3 68.2   50.8
8 宮崎 皓之介 プロ 36.4 ▲ 82.6 58.3   12.1
9 安東 裕允 プロ ▲ 19.3 ▲ 6.8 36.4   10.3
10 阿部 紀彦 一般 ▲ 24.7 ▲ 4.6 38.3   9.0
11 浜上 文吾 プロ 67.4 ▲ 24.8 ▲ 36.5   6.1
12 矢野 拓郎 プロ 49.7 ▲ 73.4 20.2   ▲ 3.5
13 服部 学 プロ 65.4 20.8 ▲ 119.5 29.1 ▲ 4.2
14 高村 翔 プロ ▲ 3.6 1.0 ▲ 4.6   ▲ 7.2
15 鶴 浩昭 プロ ▲ 10.3 ▲ 5.5     ▲ 15.8
16 氏家 義成 一般 ▲ 20.1 7.7 ▲ 13.9   ▲ 26.3
17 濱田 貴幸 一般 10.9 32.1 ▲ 80.1   ▲ 37.1
18 弘中 栄司 プロ 58.8 ▲ 100.0     ▲ 41.2
19 河野 みのり プロ ▲ 15.4 ▲ 27.9     ▲ 43.3
20 石原 忠道 一般 ▲ 52.9 37.8 ▲ 33.8   ▲ 48.9
21 木村 栄希 一般 ▲ 8.3 ▲ 58.7 9.6   ▲ 57.4
22 根木 智子 一般 ▲ 81.0 14.1 1.8   ▲ 65.1
23 和田 久 一般 ▲ 20.5 ▲ 46.1     ▲ 66.6
24 柴田 祐一朗 プロ ▲ 1.2 ▲ 21.1 ▲ 74.3   ▲ 96.6
25 金子 繁昌 一般 ▲ 59.4 ▲ 39.3 32.5 ▲ 36.8 ▲ 103.0
26 安永 敏郎 一般 ▲ 37.8 ▲ 20.9 ▲ 16.4 ▲ 33.3 ▲ 108.4
27 山本 光男 プロ ▲ 121.3 0.3     ▲ 121.0
28 榎田 賢二郎 プロ ▲ 40.1 ▲ 100.0     ▲ 140.1
29 田原 ひとみ 一般 ▲ 111.8 ▲ 100.0     ▲ 211.8

九州プロリーグ 成績表/第17期九州リーグ(プロアマ混合) 第3節成績表

順位 名前 プロ/一般 1節 2節 3節 4節 合計
1 中島 行泰 一般 122.3 5.8 28.3   156.4
2 西原 亨 プロ 55.0 33.2 65.3   153.5
3 河本 健司 一般 69.2 15.3 43.6   128.1
4 水町 慎一 プロ 90.7 ▲ 20.7 85.1 ▲ 46.6 108.5
5 倉迫 将吾 一般 63.8 39.5 4.0   107.3
6 吉田 彩乃 プロ 16.5 38.7 19.2   74.4
7 松岡 克輝 一般 ▲ 8.1 ▲ 9.3 68.2   50.8
8 宮崎 皓之介 プロ 36.4 ▲ 82.6 58.3   12.1
9 安東 裕允 プロ ▲ 19.3 ▲ 6.8 36.4   10.3
10 阿部 紀彦 一般 ▲ 24.7 ▲ 4.6 38.3   9.0
11 浜上 文吾 プロ 67.4 ▲ 24.8 ▲ 36.5   6.1
12 矢野 拓郎 プロ 49.7 ▲ 73.4 20.2   ▲ 3.5
13 服部 学 プロ 65.4 20.8 ▲ 119.5 29.1 ▲ 4.2
14 高村 翔 プロ ▲ 3.6 1.0 ▲ 4.6   ▲ 7.2
15 鶴 浩昭 プロ ▲ 10.3 ▲ 5.5     ▲ 15.8
16 氏家 義成 一般 ▲ 20.1 7.7 ▲ 13.9   ▲ 26.3
17 濱田 貴幸 一般 10.9 32.1 ▲ 80.1   ▲ 37.1
18 弘中 栄司 プロ 58.8 ▲ 100.0     ▲ 41.2
19 河野 みのり プロ ▲ 15.4 ▲ 27.9     ▲ 43.3
20 石原 忠道 一般 ▲ 52.9 37.8 ▲ 33.8   ▲ 48.9
21 木村 栄希 一般 ▲ 8.3 ▲ 58.7 9.6   ▲ 57.4
22 根木 智子 一般 ▲ 81.0 14.1 1.8   ▲ 65.1
23 和田 久 一般 ▲ 20.5 ▲ 46.1     ▲ 66.6
24 柴田 祐一朗 プロ ▲ 1.2 ▲ 21.1 ▲ 74.3   ▲ 96.6
25 金子 繁昌 一般 ▲ 59.4 ▲ 39.3 32.5 ▲ 36.8 ▲ 103.0
26 安永 敏郎 一般 ▲ 37.8 ▲ 20.9 ▲ 16.4 ▲ 33.3 ▲ 108.4
27 山本 光男 プロ ▲ 121.3 0.3     ▲ 121.0
28 榎田 賢二郎 プロ ▲ 40.1 ▲ 100.0     ▲ 140.1
29 田原 ひとみ 一般 ▲ 111.8 ▲ 100.0     ▲ 211.8

「プロテスト」 紺野 真太郎

今年の夏も暑い。普通の人がどれくらい暑いのかはわからないが、毎日4、5枚のタオルを持ち歩き使い切る私にとっては辛い季節である。

 

そんな中でも時間は待ってくれない。次回プロテストの準備をしなければならない。

ここ何年かのプロテスト準備を担当させてもらっているが、今回の準備に軽いトラブルが起きた。

前回まで使用させて頂いていた、筆記、面接会場が、ビル自体の閉鎖の為、使用出来なくなってしまったのだ。

 

一昔前ならば、分厚い電話帳を片手に片っ端から電話をし、条件等を聞き、検討しなければならなかったのであろうが、今はスマートフォン1台で候補地はすぐ見つかる。ただ、ネット上の情報を鵜呑みにし、決める訳にはいかない。現場に下見に行き、会場側と打ち合わせをし、決定する。そんなこんなの繰り返しの中、3軒目でやっと決まった。

 

筆記問題の作成も同時に行う。問題作成者に発注をし、上がってきたものをレイアウトしてもらい、実際にテストを自分が受けてるつもりで解いてみる。使える問題、そうでない問題を分け、別の問題に差し替え、答えに間違いがないかをチェックし、最後に藤原隆弘にもチェックをお願いし、問題がなければ完成となる。

 

このような準備をしている期間も、前回の三次テストが並行して行われている。

3年前からプロテストは年2回制となり、繰り返し1年を通して関わっている。

そうすると本当に1年が経つのが本当に早く感じる。

 

プロテスト受験生を迎えるこちら側からすれば、このくらいの手間はどうってことは無い。

合否の結果はともかく、受験して頂いた全員に感謝をしているからだ。

 

 

自分が受験したのは15年前。当時から考えたら様々なことが変わった。

変わったというより、進化したと言うほうが合っているかもしれない。

 

10周年を迎えたロン2、麻雀格闘倶楽部、天空麻雀などのCSの番組、勉強会、ニコ生による対局の配信、スタジオの創設、日本プロ麻雀連盟チャンネル設立、そして世界選手権。

 

15年前は麻雀が強ければなんとかなると思っていた。だから、ただ麻雀を打つだけだった。麻雀店の従業員をし、来る日も来る日もひたすら麻雀を打った。その時の打ち込みがあったから今でもなんとか選手としてやれているのだと思う。

 

だが今は、麻雀を打ち、強いということはプロとしての最低条件でしかない。しかもその方向性はどちらかと言えば、アスリート的となってきている。更に、社会人としての常識、プロとしての個性、情報発信、ファンへの対応、映像を通しての見せ方や解説等の話し方など、求められるハードルが業界の進化に応じて、上がってきている。

 

今回プロテストの受験資格に年齢制限(40歳未満)が設けられたのも、そういった事情が考慮されているからである。

 

私も40歳を超え感じていることだが、自分ではまだまだ若いつもりでいても、世間から見れば立派な中年であり、20代、30代とは違う衰えを感じずにはいられない。それでも私には経験があるが、競技者として、40代のスタートでは厳しいと言わざるを得ない。

 

40代で今回の受験を考えておられた方もいらっしゃるかも知れませんが、事情をご理解の上、ご容赦願いたい。

 

 

さて、ここまで読んで、プロテスト受験に興味を持って頂いた方もいるかも知れない。

そこで、受験の流れと、注意点などを挙げていきたい。

 

■応募

応募期間は8月1日から8月31日必着。このコラムが掲載されるころにはもう募集は始っています。

締め切りは8月31日。必着なので、余裕をもって8月25日くらいまでには送って頂ければと思います。

 

■必要書類等

「履歴書」 

履歴はなるべく詳しく、読みやすい字で。

写真の貼り忘れが毎回目立つが、封筒に入れる前にもう一度チェックを。

 

「住民票」 

これも時々忘れる方がいるので、忘れずに。これも余裕を持って用意しておきたい。

 

「写真」 

25mm×30mmのものを2枚。受験票に使用しますので、最近のものを。履歴書と同じもので構いません。

 

「プロ試験申込書」 

ホームページよりダウンロードして必要事項を書き込みます。

 

「受験料」 

15000円。これらをまとめて送りますので、必ず、現金書留で。

時々、普通郵便で送られる方がいらっしゃりますが、お間違いのないようお願いします。

 

 

プロテスト1日目(9月13日)筆記、面接

よくある質問で、「服装は?」という問い合わせがありますが、男性はスーツ、女性は派手でないものとお答えしています。

 

場所、時間 応募された方には日時、会場、スケジュール等が送られますので、それで確認してください。

受験日1週間前までに送られて来ない場合は、郵便事故も考えられますので、四ツ谷道場まで問い合わせてみてください。

 

筆記 過去問題を参照していただければ、出題傾向は掴めると思います。

難しい問題ではないと思いますが、時間制限がありますので、本番で焦らないよう対策しておくのが良いでしょう。

 

面接 男女別で行われます。男性は4、5人で一組の集団形式で行います。

試験官と実際に話す機会なので、アピールしたいこと、質問したいことなどは事前にまとめておくと良いでしょう。

 

1日目合否発表 筆記、面接に合格されますと、2日目の実技審査に進みます。

時間、会場等は合格の方にお知らせします。ここまでで1日目が終了です。

 

 

プロテスト2日目(9月14日)実技試験

服装は前日と同じ感じで大丈夫ですが、麻雀の実戦となりますので袖などが邪魔にならないよう、上着を脱ぐなりの準備をして臨んでください。

 

実技試験 半荘4回程度の実戦です。使用されるルールは日本プロ麻雀連盟Aルールです。

ホームページなどでルールを確認し、時間的に余裕があれば、四ツ谷道場でAルールを体験しておくのも対策の1つになるでしょう。日本プロ麻雀連盟チャンネルなどで対局を見ておくのも良いでしょう。

 

合否判定 2日目まで全て終了しますと合否判定となります。こちらは全て郵送にて結果が送られます。

ここでの判定基準は2日間の総合評価となります。合格しますと三次試験に進むこととなります。

 

 

三次試験(全5回、10月~2月)

筆記、面接、実技の二次試験に合格しますと、三次試験に進みます。

この三次試験では、毎回文章を書く宿題が出され、講師が指導しながら麻雀を打ったり、自分のフォームを撮影し客観的に見てみたり、タイトル戦で使用しているPCでの採譜システムで実際に採譜をし、自分の牌譜を検証したりなど、プロとしてのスタートラインに立つ為のプログラムを行います。

勘違いしていただきたくないのは、この段階では研修ではなく、試験であるということで、最後まで気を抜いて欲しくはありません。

 

 

最終合否判定

約半年に渡るプロテストもようやく終了となります。ここで最終合否判定となります。

人数や割合で合格者が決まるのではなく、あくまで個人の実力での判定となります。

判定する側からすれば、一番頭を悩まし、つらい判定です。この判定結果も郵送されます。

 

 

合格

合格通知が送られてきましたら、晴れて、日本プロ麻雀連盟の一員となります。

ここまで長い道のりでしたが、ここからが本当のスタートです。

 

 

プロテストってどんなだろうという疑問を持たれている方もいらっしゃると思い、なるべく詳しく一連の流れを書いてみたが、文字を追っていても長いテストだなと思う。毎回一次、二次試験を合格しても、三次試験を完走出来ずにリタイヤされる方も何名かいる。それだけ長く、厳しい三次試験だが、それだけ内容の濃いものだと考えて頂きたい。なぜ、そんなにハードルを上げるのかと問われれば、レベルの高い次世代のプレーヤーの出現を待っているからである。

 

「新陳代謝の無い業界は滅びる」現プロテスト実行委員会委員長である前原雄大がよく口にする言葉だが、若く優秀なプレーヤーの出現を我々は待っているし、土台作りのフォローもする。プロテストとはそんな場面であるべきだと考える。

 

逸材よ来たれ。

 

プロ雀士コラム/「プロテスト」 紺野 真太郎

今年の夏も暑い。普通の人がどれくらい暑いのかはわからないが、毎日4、5枚のタオルを持ち歩き使い切る私にとっては辛い季節である。
 
そんな中でも時間は待ってくれない。次回プロテストの準備をしなければならない。
ここ何年かのプロテスト準備を担当させてもらっているが、今回の準備に軽いトラブルが起きた。
前回まで使用させて頂いていた、筆記、面接会場が、ビル自体の閉鎖の為、使用出来なくなってしまったのだ。
 
一昔前ならば、分厚い電話帳を片手に片っ端から電話をし、条件等を聞き、検討しなければならなかったのであろうが、今はスマートフォン1台で候補地はすぐ見つかる。ただ、ネット上の情報を鵜呑みにし、決める訳にはいかない。現場に下見に行き、会場側と打ち合わせをし、決定する。そんなこんなの繰り返しの中、3軒目でやっと決まった。
 
筆記問題の作成も同時に行う。問題作成者に発注をし、上がってきたものをレイアウトしてもらい、実際にテストを自分が受けてるつもりで解いてみる。使える問題、そうでない問題を分け、別の問題に差し替え、答えに間違いがないかをチェックし、最後に藤原隆弘にもチェックをお願いし、問題がなければ完成となる。
 
このような準備をしている期間も、前回の三次テストが並行して行われている。
3年前からプロテストは年2回制となり、繰り返し1年を通して関わっている。
そうすると本当に1年が経つのが本当に早く感じる。
 
プロテスト受験生を迎えるこちら側からすれば、このくらいの手間はどうってことは無い。
合否の結果はともかく、受験して頂いた全員に感謝をしているからだ。
 
 
自分が受験したのは15年前。当時から考えたら様々なことが変わった。
変わったというより、進化したと言うほうが合っているかもしれない。
 
10周年を迎えたロン2、麻雀格闘倶楽部、天空麻雀などのCSの番組、勉強会、ニコ生による対局の配信、スタジオの創設、日本プロ麻雀連盟チャンネル設立、そして世界選手権。
 
15年前は麻雀が強ければなんとかなると思っていた。だから、ただ麻雀を打つだけだった。麻雀店の従業員をし、来る日も来る日もひたすら麻雀を打った。その時の打ち込みがあったから今でもなんとか選手としてやれているのだと思う。
 
だが今は、麻雀を打ち、強いということはプロとしての最低条件でしかない。しかもその方向性はどちらかと言えば、アスリート的となってきている。更に、社会人としての常識、プロとしての個性、情報発信、ファンへの対応、映像を通しての見せ方や解説等の話し方など、求められるハードルが業界の進化に応じて、上がってきている。
 
今回プロテストの受験資格に年齢制限(40歳未満)が設けられたのも、そういった事情が考慮されているからである。
 
私も40歳を超え感じていることだが、自分ではまだまだ若いつもりでいても、世間から見れば立派な中年であり、20代、30代とは違う衰えを感じずにはいられない。それでも私には経験があるが、競技者として、40代のスタートでは厳しいと言わざるを得ない。
 
40代で今回の受験を考えておられた方もいらっしゃるかも知れませんが、事情をご理解の上、ご容赦願いたい。
 
 
さて、ここまで読んで、プロテスト受験に興味を持って頂いた方もいるかも知れない。
そこで、受験の流れと、注意点などを挙げていきたい。
 
■応募
応募期間は8月1日から8月31日必着。このコラムが掲載されるころにはもう募集は始っています。
締め切りは8月31日。必着なので、余裕をもって8月25日くらいまでには送って頂ければと思います。
 
■必要書類等
「履歴書」 
履歴はなるべく詳しく、読みやすい字で。
写真の貼り忘れが毎回目立つが、封筒に入れる前にもう一度チェックを。
 
「住民票」 
これも時々忘れる方がいるので、忘れずに。これも余裕を持って用意しておきたい。
 
「写真」 
25mm×30mmのものを2枚。受験票に使用しますので、最近のものを。履歴書と同じもので構いません。
 
「プロ試験申込書」 
ホームページよりダウンロードして必要事項を書き込みます。
 
「受験料」 
15000円。これらをまとめて送りますので、必ず、現金書留で。
時々、普通郵便で送られる方がいらっしゃりますが、お間違いのないようお願いします。
 
 
プロテスト1日目(9月13日)筆記、面接
よくある質問で、「服装は?」という問い合わせがありますが、男性はスーツ、女性は派手でないものとお答えしています。
 
場所、時間 応募された方には日時、会場、スケジュール等が送られますので、それで確認してください。
受験日1週間前までに送られて来ない場合は、郵便事故も考えられますので、四ツ谷道場まで問い合わせてみてください。
 
筆記 過去問題を参照していただければ、出題傾向は掴めると思います。
難しい問題ではないと思いますが、時間制限がありますので、本番で焦らないよう対策しておくのが良いでしょう。
 
面接 男女別で行われます。男性は4、5人で一組の集団形式で行います。
試験官と実際に話す機会なので、アピールしたいこと、質問したいことなどは事前にまとめておくと良いでしょう。
 
1日目合否発表 筆記、面接に合格されますと、2日目の実技審査に進みます。
時間、会場等は合格の方にお知らせします。ここまでで1日目が終了です。
 
 
プロテスト2日目(9月14日)実技試験
服装は前日と同じ感じで大丈夫ですが、麻雀の実戦となりますので袖などが邪魔にならないよう、上着を脱ぐなりの準備をして臨んでください。
 
実技試験 半荘4回程度の実戦です。使用されるルールは日本プロ麻雀連盟Aルールです。
ホームページなどでルールを確認し、時間的に余裕があれば、四ツ谷道場でAルールを体験しておくのも対策の1つになるでしょう。日本プロ麻雀連盟チャンネルなどで対局を見ておくのも良いでしょう。
 
合否判定 2日目まで全て終了しますと合否判定となります。こちらは全て郵送にて結果が送られます。
ここでの判定基準は2日間の総合評価となります。合格しますと三次試験に進むこととなります。
 
 
三次試験(全5回、10月~2月)
筆記、面接、実技の二次試験に合格しますと、三次試験に進みます。
この三次試験では、毎回文章を書く宿題が出され、講師が指導しながら麻雀を打ったり、自分のフォームを撮影し客観的に見てみたり、タイトル戦で使用しているPCでの採譜システムで実際に採譜をし、自分の牌譜を検証したりなど、プロとしてのスタートラインに立つ為のプログラムを行います。
勘違いしていただきたくないのは、この段階では研修ではなく、試験であるということで、最後まで気を抜いて欲しくはありません。
 
 
最終合否判定
約半年に渡るプロテストもようやく終了となります。ここで最終合否判定となります。
人数や割合で合格者が決まるのではなく、あくまで個人の実力での判定となります。
判定する側からすれば、一番頭を悩まし、つらい判定です。この判定結果も郵送されます。
 
 
合格
合格通知が送られてきましたら、晴れて、日本プロ麻雀連盟の一員となります。
ここまで長い道のりでしたが、ここからが本当のスタートです。
 
 
プロテストってどんなだろうという疑問を持たれている方もいらっしゃると思い、なるべく詳しく一連の流れを書いてみたが、文字を追っていても長いテストだなと思う。毎回一次、二次試験を合格しても、三次試験を完走出来ずにリタイヤされる方も何名かいる。それだけ長く、厳しい三次試験だが、それだけ内容の濃いものだと考えて頂きたい。なぜ、そんなにハードルを上げるのかと問われれば、レベルの高い次世代のプレーヤーの出現を待っているからである。
 
「新陳代謝の無い業界は滅びる」現プロテスト実行委員会委員長である前原雄大がよく口にする言葉だが、若く優秀なプレーヤーの出現を我々は待っているし、土台作りのフォローもする。プロテストとはそんな場面であるべきだと考える。
 
逸材よ来たれ。