第四回震災復興麻雀大会レポート 大会実行委員長 吉田 勝弥

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日本プロ麻雀連盟東北本部の吉田勝弥です。
6月7日(日)に行われた第四回震災復興麻雀大会の結果を報告いたします。

今回で4回目となる震災復興麻雀大会は、今年も登米市の健康麻雀エンジェル・コートで開催することになりました。

日本プロ麻雀連盟の協力で、東京本部からは藤崎智プロ八段、二階堂亜樹プロ六段、二階堂瑠美プロ四段と豪華な超一流プロを招いての大会となりました。
東北本部からも本部長平田孝章プロ六段はじめ、美人女流プロ、現天翔位など実力プロも参戦して、今年こそはプロが優勝する意気込みで勝負に挑みました。

一般参加も前回優勝者、現東北最強位、健康麻雀優勝者などプロに負けずとメンバーが揃いました。
プロ9名、一般31名、計40名のプロアマ混合戦です。

今回は4回戦で、上位4名を決めて、決勝戦を行うシステムになりました。
1回戦では、初出場の山口さんが+48.7Pと続いて今大会スポンサーの小野さんが+42.9P、プロでは現天翔位、粕谷勇吉プロ+36.8Pと好調なスタートを切った。
中盤戦になると、小野さん、斉藤さん、富山さん、粕谷プロが連続トップで勢いが止まらない展開です。

2014最強戦全日本女流プロ代表、井上美里プロも2回戦目に+60.6Pの高打点で+48.4Pと追い上げてきました。
3回戦目に二階堂亜樹プロがトップを取り井上プロと並んできた。

一般では小野さん、斉藤さんが3連勝、山口さん、富山さんの4名がダントツの展開になった。
それを追うのが+40P以上の菊田さん、佐々木(源)さん、小野寺(豊)さんが最終戦に賭ける。

藤崎智プロ、二階堂瑠美プロは苦戦、粕谷プロも3回戦で▲33.7Pの+28.8Pで厳しい展開になってしまった。

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最終戦は4連勝で斉藤さんが+117.7Pの1位通過、小野さんが+112.2Pの2位通過、富山さんが+100.2Pの3位通過、そして見事にトップを取って二階堂亜樹プロが+75.2で4位通過に滑り込めた。
そして上位4名による決勝戦、今回、この大会で連盟チャンネルの特集放映する為に古橋崇志プロにお願いして、大会模様や決勝戦の対局をカメラで撮る企画をしました。
カメラが回りながらの決勝戦、緊張の戦いが始まりました。

東1局、2局は予選から連続トップで飛ばしている斉藤さんが1,300点、7,700点とアガリ好調なスタートを切ったが、親番で小野さんのリーチに8,000点を振りこんでしまい原点に戻ってしまう。
東4局、二階堂プロの親番で2,600オール、2,000オールの反撃が始まり、トップの小野さんをかわす展開で東場が終了した。

南場に入り我慢していた富山さんに流れが向いてきた、小野さんから3,900点をアガリ二階堂プロに近づいていく、南3局、富山さんの最後の親番、必死で仕掛けてきた所に負けずと斉藤さんからリーチ、それに続いて二階堂プロも追いかけリーチ、二階堂プロが8,000点ツモって点差を離した。

そして最終局を向かえ、南4局、親番二階堂プロのリードで、小野さんと富山さんは跳満ツモ条件になる、小野さんの勝負手のリーチが入った、自力でツモ!だが裏ドラがのらず残念ながら8,000点まで。
二階堂亜樹プロが見事にプロの意地で逃げ切り勝ちました。

裏ドラがのれば小野さんの逆転優勝でしたが、二階堂プロの気合いと裏ドラがのるなという強い思いが叶った優勝でした。

プロの勝負に観戦者を盛り上げていただきました。本当に皆様お疲れ様でした。
二階堂亜樹プロ優勝おめでとうございます。

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今回初めてプロが優勝して、被災地に勇気と希望がもらえました。ありがとうございました。とても素晴らしい大会になりました。
これを機会にまだまだ麻雀ファンが増えると思います。そして震災復興もまだまだこれからです、皆様のご支援を宜しくお願いします。

また今大会に参加していただきました、東京本部、東北本部のプロ、地元の参加者皆様の温かいご支援ありがとうございました。

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大会成績上位10名
優勝:二階堂亜樹プロ六段
準優勝:小野正孝様 三段免状
3位:富山三博様 二段免状
4位:斉藤慶治様 初段免状
5位:佐々木源一郎様+71.8P
6位:山口悟様+61.8P
7位:小野寺豊様+55.8P
7位:井上美里プロ二段+55.8P
9位:菊田一志様+50.0P
10位:田村茂利様+43.5P

平成27年6月8日 南三陸町へ支援金贈与

日本プロ麻雀連盟 代表 藤崎 智
日本プロ麻雀連盟 代表 二階堂 亜樹
日本プロ麻雀連盟 代表 二階堂 瑠美
日本プロ麻雀連盟 代表 古橋 崇志
大会実行委員会 委員長 吉田 勝弥  計5名

南三陸町被災地を訪問して、南三陸町役場でチャリティ金寄贈式
南三陸町長 佐藤 仁 支援金 10万円贈与

今大会の参加費と参加プロのゲスト料の一部を支援金として贈与できました。
ご協力ありがとうございました。

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プロ雀士コラム/第四回震災復興麻雀大会レポート 大会実行委員長 吉田 勝弥

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日本プロ麻雀連盟東北本部の吉田勝弥です。
6月7日(日)に行われた第四回震災復興麻雀大会の結果を報告いたします。
今回で4回目となる震災復興麻雀大会は、今年も登米市の健康麻雀エンジェル・コートで開催することになりました。
日本プロ麻雀連盟の協力で、東京本部からは藤崎智プロ八段、二階堂亜樹プロ六段、二階堂瑠美プロ四段と豪華な超一流プロを招いての大会となりました。
東北本部からも本部長平田孝章プロ六段はじめ、美人女流プロ、現天翔位など実力プロも参戦して、今年こそはプロが優勝する意気込みで勝負に挑みました。
一般参加も前回優勝者、現東北最強位、健康麻雀優勝者などプロに負けずとメンバーが揃いました。
プロ9名、一般31名、計40名のプロアマ混合戦です。
今回は4回戦で、上位4名を決めて、決勝戦を行うシステムになりました。
1回戦では、初出場の山口さんが+48.7Pと続いて今大会スポンサーの小野さんが+42.9P、プロでは現天翔位、粕谷勇吉プロ+36.8Pと好調なスタートを切った。
中盤戦になると、小野さん、斉藤さん、富山さん、粕谷プロが連続トップで勢いが止まらない展開です。
2014最強戦全日本女流プロ代表、井上美里プロも2回戦目に+60.6Pの高打点で+48.4Pと追い上げてきました。
3回戦目に二階堂亜樹プロがトップを取り井上プロと並んできた。
一般では小野さん、斉藤さんが3連勝、山口さん、富山さんの4名がダントツの展開になった。
それを追うのが+40P以上の菊田さん、佐々木(源)さん、小野寺(豊)さんが最終戦に賭ける。
藤崎智プロ、二階堂瑠美プロは苦戦、粕谷プロも3回戦で▲33.7Pの+28.8Pで厳しい展開になってしまった。

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最終戦は4連勝で斉藤さんが+117.7Pの1位通過、小野さんが+112.2Pの2位通過、富山さんが+100.2Pの3位通過、そして見事にトップを取って二階堂亜樹プロが+75.2で4位通過に滑り込めた。
そして上位4名による決勝戦、今回、この大会で連盟チャンネルの特集放映する為に古橋崇志プロにお願いして、大会模様や決勝戦の対局をカメラで撮る企画をしました。
カメラが回りながらの決勝戦、緊張の戦いが始まりました。
東1局、2局は予選から連続トップで飛ばしている斉藤さんが1,300点、7,700点とアガリ好調なスタートを切ったが、親番で小野さんのリーチに8,000点を振りこんでしまい原点に戻ってしまう。
東4局、二階堂プロの親番で2,600オール、2,000オールの反撃が始まり、トップの小野さんをかわす展開で東場が終了した。
南場に入り我慢していた富山さんに流れが向いてきた、小野さんから3,900点をアガリ二階堂プロに近づいていく、南3局、富山さんの最後の親番、必死で仕掛けてきた所に負けずと斉藤さんからリーチ、それに続いて二階堂プロも追いかけリーチ、二階堂プロが8,000点ツモって点差を離した。
そして最終局を向かえ、南4局、親番二階堂プロのリードで、小野さんと富山さんは跳満ツモ条件になる、小野さんの勝負手のリーチが入った、自力でツモ!だが裏ドラがのらず残念ながら8,000点まで。
二階堂亜樹プロが見事にプロの意地で逃げ切り勝ちました。
裏ドラがのれば小野さんの逆転優勝でしたが、二階堂プロの気合いと裏ドラがのるなという強い思いが叶った優勝でした。
プロの勝負に観戦者を盛り上げていただきました。本当に皆様お疲れ様でした。
二階堂亜樹プロ優勝おめでとうございます。

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今回初めてプロが優勝して、被災地に勇気と希望がもらえました。ありがとうございました。とても素晴らしい大会になりました。
これを機会にまだまだ麻雀ファンが増えると思います。そして震災復興もまだまだこれからです、皆様のご支援を宜しくお願いします。
また今大会に参加していただきました、東京本部、東北本部のプロ、地元の参加者皆様の温かいご支援ありがとうございました。

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大会成績上位10名
優勝:二階堂亜樹プロ六段
準優勝:小野正孝様 三段免状
3位:富山三博様 二段免状
4位:斉藤慶治様 初段免状
5位:佐々木源一郎様+71.8P
6位:山口悟様+61.8P
7位:小野寺豊様+55.8P
7位:井上美里プロ二段+55.8P
9位:菊田一志様+50.0P
10位:田村茂利様+43.5P
平成27年6月8日 南三陸町へ支援金贈与
日本プロ麻雀連盟 代表 藤崎 智
日本プロ麻雀連盟 代表 二階堂 亜樹
日本プロ麻雀連盟 代表 二階堂 瑠美
日本プロ麻雀連盟 代表 古橋 崇志
大会実行委員会 委員長 吉田 勝弥  計5名
南三陸町被災地を訪問して、南三陸町役場でチャリティ金寄贈式
南三陸町長 佐藤 仁 支援金 10万円贈与
今大会の参加費と参加プロのゲスト料の一部を支援金として贈与できました。
ご協力ありがとうございました。

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第6回麻雀トライアスロン雀豪決定戦  ゲスト雀豪準決勝卓レポート ケネス徳田

各界の著名人雀豪を一堂に集めた『麻雀トライアスロン雀豪決定戦』。ゲスト雀豪予選A~D卓の勝者が集う準決勝が、7月12日に行われました。

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まず予選A卓を勝ち上がったのはお笑いコンビ、トータルテンボスの大村朋宏さん。
自宅に専用の麻雀ルームがあるほど大の麻雀好き。最近では様々な麻雀番組にも出演し、結果も残しています。新たな勲章を加えることができるでしょうか?

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新たな勲章といえば、現最強位でサイバーエージェント社長の藤田晋さん。
もちろん最強位に続くトライアスロン優勝を切実に願っている1人です。予選B卓では将棋棋士・広瀬章人さんとデットヒートを繰り広げての勝ち上がです。

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こちらは圧倒的強さで予選C卓を勝ち上がった、TVプロデューサー・中村喜伸さん。国士無双2回、しかも両方3人麻雀ではなく4人打ちでという前人未到の勝ち方でした。

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そして予選D卓を勝ち上がったのが囲碁棋士・水間俊文さん。囲碁棋士らしい堅い守備と、一撃必殺のアガリを武器にD卓を制しました。

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予選は1人勝ち上がりでしたが、この準決勝は上位2人が決勝に進出します。2位まででもOKということで、多少予選とは勝手が違うかもしれません。
各界の著名人同士での対決が見られるのはこの麻雀トライアスロンだけ。さて一体どんな麻雀になるのでしょうか?

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★東風戦(順位点5-15)

東1局10巡目、北家・藤田さんが

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カン二万待ちのテンパイですが、ここから打三万でテンパイ取らず。次巡ツモ五筒でリーチ。

五万六万七万九万九万五索六索七索三筒四筒五筒五筒六筒  リーチ  ドラ九筒

そして自ら七筒をツモって2,000・4,000。幸先のよいスタートを切ります。

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続く東2局も藤田さんが

七万七万九万九万九万一索二索三索五筒六筒西西西  ロン七筒  ドラ九万

中村さんからヤミテンで満貫をアガリます。この2連続満貫で藤田さんが東風戦を制します。
一方熾烈な2着争いは、オーラスに水間さんが先制リーチを。

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そして同巡、中村さんが追いつきます

三万四万五万四索五索六索七索一筒一筒七筒八筒南南  ツモ一筒  ドラ四索

が、ドラが*4である以上リーチならば*7切り。これが水間さんに当たりになってしまいました。

東風戦成績
藤田+29.7P 水間+9.7P 大村▲7.3P 中村▲32.1P

 

★半荘戦(順位点10-30)

100

東風戦では残念ながら見せ場のなかった大村さん。東2局にチャンス手が入ります。

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ヤミテンでピンフドラ3のテンパイ。チンイツにならなくてもこの一万四万待ちなら充分妥協です。
が、ここは同巡に中村さんが300・500。

二索二索四索五索六索四筒五筒  ポン四万 上向き四万 上向き四万 左向き  ポン七索 上向き七索 左向き七索 上向き  ツモ六筒  ドラ八筒

大村さんのチャンス手は実りませんでした。さらに次局東3局に藤田さんの先制リーチを受けて

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純チャン三色とドラのくっつきの1シャンテンを維持。つまり*六をツモ切りましたが…これが一発で藤田さんに放銃となってしまいました。

四万四万四万五万五万六万七万七万二索三索四索七筒七筒  リーチ  ロン六万  ドラ六筒  裏八索

それでも大村さん、流局テンパイを入れつつ南1局の親番で26,500まで回復させます。そして同2本場、12巡目に先制リーチ。

六万七万八万三索四索五索五索五索一筒二筒三筒五筒六筒  リーチ  ドラ一筒

ですが、ここも一発もツモらせてもらえず。同巡に水間さんが七対子のツモアガリ。

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このアガリで水間さんが34,600のトップ目に。そしてなんと、この34,600を最後まで守り切ってのトップとなったのです

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半荘戦成績
水間+34.6P 藤田+13.7P 中村▲9.4P 大村▲38.9P

半荘戦終了時
水間+44.3P 藤田+43.4P 中村▲41.5P 大村▲46.2P

 

★三麻戦(50000点持ち、順位点10-20)

東2局1本場、東家・中村さんが親満ツモ(6,000オール)をアガリます。

100

ここまで大物手がでなかった中村さんにとってこれは嬉しいアガリです

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同2本場は中村さんの1人ノーテンで流局、親が流れて東3局3本場になります。
この三人麻雀は、親番が落ちると次の局は抜け番になります。その中村さんが抜け番の時に、藤田さんが水間さんから満貫のアガリ。

一索一索一索二索三索六索六索七索七索八索三筒四筒五筒  リーチ  ロン五索  ドラ南五筒  裏三索七筒

これで三人麻雀のトップ争いは藤田さんと中村さんがリードします。一方水間さんは
3万点台まで後退。こうなってしまうと、中村さんがもう1つ大きいアガリをするとトータルで水間さんをかわしてしまいます。
トップラスで4万点、素点で45,000点近く離せばいいだけですから。
だけどそれは中村さんだけではありません。

100

大村さんにとっても同じことです。この跳満ツモ(6,000オール)。そして水間さんから7,700の直撃!

100

この2連続アガリで水間さんを完全にラスに封じ込め、そしてトップ目にも立った大村さん。これであと素点で数千点、かつトップを守り切れば決勝進出です。
ところが同1本場で中村さんが水間さんから6.400の直撃。

一万一万八索八索四筒四筒赤五筒五筒七筒七筒北発発  リーチ  ロン北  ドラ南  裏西

この瞬間、トータルポイントは大村さんが水間さんをかわした格好になります。
しかし次局も中村さんが水間さんの先行リーチをかわします。

100

点数こそ2,600ですが、リーチ棒を含め3,600。そして何より水間さんのリーチを潰したのが大きいです。
こうなると藤田さんはほぼ決勝進出確定。実質中村さんと大村さんのトップ争いということになります。
お互い一進一退、そして運命のオーラス。

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現状1,700点差で中村さんが上。大村さんはその1,700点差を逆転できるアガリをすれば決勝進出となります。
その大村さんが6巡目にテンパイ即リーチ。

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カン三索待ち。ソーズが安い場であるとみての即リーチです。もちろん自分の*6も切っているため、早い巡目ならば三索が出てもおかしくはありません。
このリーチの一発目の中村さん

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九筒を掴んで打一索。これだと*3がすぐにでてもおかしくありません。しかも中村さんは、ノーテン罰符で逆転されてしまうため、テンパイを取らないといけません。
ですが、ここで簡単に三索を切る人だとこの舞台まで残ってはいません。しっかりと通る牌だけ切って、ギリギリまで粘って最終的に

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二筒でテンパイ、そして2巡目後に東をツモって自ら終止符を打ったのです。

半荘戦終了時
水間+44.3P 藤田+43.4P 中村▲41.5P 大村▲46.2P

三麻戦成績
中村+46.2P 大村+24.7P 藤田+1.5P 水間▲72.4P

最終成績
藤田+44.9P 中村+4.7P 大村▲21.5P 水間▲28.1P
ゲスト雀豪準決勝勝ち上がり 藤田晋 中村喜伸

プロ雀士コラム/第6回麻雀トライアスロン雀豪決定戦  ゲスト雀豪準決勝卓レポート ケネス徳田

各界の著名人雀豪を一堂に集めた『麻雀トライアスロン雀豪決定戦』。ゲスト雀豪予選A~D卓の勝者が集う準決勝が、7月12日に行われました。

100

まず予選A卓を勝ち上がったのはお笑いコンビ、トータルテンボスの大村朋宏さん。
自宅に専用の麻雀ルームがあるほど大の麻雀好き。最近では様々な麻雀番組にも出演し、結果も残しています。新たな勲章を加えることができるでしょうか?

100

新たな勲章といえば、現最強位でサイバーエージェント社長の藤田晋さん。
もちろん最強位に続くトライアスロン優勝を切実に願っている1人です。予選B卓では将棋棋士・広瀬章人さんとデットヒートを繰り広げての勝ち上がです。

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こちらは圧倒的強さで予選C卓を勝ち上がった、TVプロデューサー・中村喜伸さん。国士無双2回、しかも両方3人麻雀ではなく4人打ちでという前人未到の勝ち方でした。

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そして予選D卓を勝ち上がったのが囲碁棋士・水間俊文さん。囲碁棋士らしい堅い守備と、一撃必殺のアガリを武器にD卓を制しました。

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予選は1人勝ち上がりでしたが、この準決勝は上位2人が決勝に進出します。2位まででもOKということで、多少予選とは勝手が違うかもしれません。
各界の著名人同士での対決が見られるのはこの麻雀トライアスロンだけ。さて一体どんな麻雀になるのでしょうか?

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★東風戦(順位点5-15)
東1局10巡目、北家・藤田さんが

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カン二万待ちのテンパイですが、ここから打三万でテンパイ取らず。次巡ツモ五筒でリーチ。
五万六万七万九万九万五索六索七索三筒四筒五筒五筒六筒  リーチ  ドラ九筒
そして自ら七筒をツモって2,000・4,000。幸先のよいスタートを切ります。

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続く東2局も藤田さんが
七万七万九万九万九万一索二索三索五筒六筒西西西  ロン七筒  ドラ九万
中村さんからヤミテンで満貫をアガリます。この2連続満貫で藤田さんが東風戦を制します。
一方熾烈な2着争いは、オーラスに水間さんが先制リーチを。

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そして同巡、中村さんが追いつきます
三万四万五万四索五索六索七索一筒一筒七筒八筒南南  ツモ一筒  ドラ四索
が、ドラが*4である以上リーチならば*7切り。これが水間さんに当たりになってしまいました。
東風戦成績
藤田+29.7P 水間+9.7P 大村▲7.3P 中村▲32.1P
 
★半荘戦(順位点10-30)

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東風戦では残念ながら見せ場のなかった大村さん。東2局にチャンス手が入ります。

100

ヤミテンでピンフドラ3のテンパイ。チンイツにならなくてもこの一万四万待ちなら充分妥協です。
が、ここは同巡に中村さんが300・500。
二索二索四索五索六索四筒五筒  ポン四万 上向き四万 上向き四万 左向き  ポン七索 上向き七索 左向き七索 上向き  ツモ六筒  ドラ八筒
大村さんのチャンス手は実りませんでした。さらに次局東3局に藤田さんの先制リーチを受けて

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純チャン三色とドラのくっつきの1シャンテンを維持。つまり*六をツモ切りましたが…これが一発で藤田さんに放銃となってしまいました。
四万四万四万五万五万六万七万七万二索三索四索七筒七筒  リーチ  ロン六万  ドラ六筒  裏八索
それでも大村さん、流局テンパイを入れつつ南1局の親番で26,500まで回復させます。そして同2本場、12巡目に先制リーチ。
六万七万八万三索四索五索五索五索一筒二筒三筒五筒六筒  リーチ  ドラ一筒
ですが、ここも一発もツモらせてもらえず。同巡に水間さんが七対子のツモアガリ。

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このアガリで水間さんが34,600のトップ目に。そしてなんと、この34,600を最後まで守り切ってのトップとなったのです

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半荘戦成績
水間+34.6P 藤田+13.7P 中村▲9.4P 大村▲38.9P
半荘戦終了時
水間+44.3P 藤田+43.4P 中村▲41.5P 大村▲46.2P
 
★三麻戦(50000点持ち、順位点10-20)
東2局1本場、東家・中村さんが親満ツモ(6,000オール)をアガリます。

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ここまで大物手がでなかった中村さんにとってこれは嬉しいアガリです

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同2本場は中村さんの1人ノーテンで流局、親が流れて東3局3本場になります。
この三人麻雀は、親番が落ちると次の局は抜け番になります。その中村さんが抜け番の時に、藤田さんが水間さんから満貫のアガリ。
一索一索一索二索三索六索六索七索七索八索三筒四筒五筒  リーチ  ロン五索  ドラ南五筒  裏三索七筒
これで三人麻雀のトップ争いは藤田さんと中村さんがリードします。一方水間さんは
3万点台まで後退。こうなってしまうと、中村さんがもう1つ大きいアガリをするとトータルで水間さんをかわしてしまいます。
トップラスで4万点、素点で45,000点近く離せばいいだけですから。
だけどそれは中村さんだけではありません。

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大村さんにとっても同じことです。この跳満ツモ(6,000オール)。そして水間さんから7,700の直撃!

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この2連続アガリで水間さんを完全にラスに封じ込め、そしてトップ目にも立った大村さん。これであと素点で数千点、かつトップを守り切れば決勝進出です。
ところが同1本場で中村さんが水間さんから6.400の直撃。
一万一万八索八索四筒四筒赤五筒五筒七筒七筒北発発  リーチ  ロン北  ドラ南  裏西
この瞬間、トータルポイントは大村さんが水間さんをかわした格好になります。
しかし次局も中村さんが水間さんの先行リーチをかわします。

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点数こそ2,600ですが、リーチ棒を含め3,600。そして何より水間さんのリーチを潰したのが大きいです。
こうなると藤田さんはほぼ決勝進出確定。実質中村さんと大村さんのトップ争いということになります。
お互い一進一退、そして運命のオーラス。

100

現状1,700点差で中村さんが上。大村さんはその1,700点差を逆転できるアガリをすれば決勝進出となります。
その大村さんが6巡目にテンパイ即リーチ。

100

カン三索待ち。ソーズが安い場であるとみての即リーチです。もちろん自分の*6も切っているため、早い巡目ならば三索が出てもおかしくはありません。
このリーチの一発目の中村さん

100

九筒を掴んで打一索。これだと*3がすぐにでてもおかしくありません。しかも中村さんは、ノーテン罰符で逆転されてしまうため、テンパイを取らないといけません。
ですが、ここで簡単に三索を切る人だとこの舞台まで残ってはいません。しっかりと通る牌だけ切って、ギリギリまで粘って最終的に

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二筒でテンパイ、そして2巡目後に東をツモって自ら終止符を打ったのです。
半荘戦終了時
水間+44.3P 藤田+43.4P 中村▲41.5P 大村▲46.2P
三麻戦成績
中村+46.2P 大村+24.7P 藤田+1.5P 水間▲72.4P
最終成績
藤田+44.9P 中村+4.7P 大村▲21.5P 水間▲28.1P
ゲスト雀豪準決勝勝ち上がり 藤田晋 中村喜伸

第四期さかえ杯 第3回女流プロチャレンジマッチ 11/14(土)15:00~

日本プロ麻雀連盟からは、
二階堂亜樹二階堂瑠美高宮まり黒沢咲斎藤麻衣子
東城りお優月みか古川彩乃菅原千瑛中野妙子友保美香里
の11名が参加!

解説:前原雄大、佐々木寿人、山井弘

番組視聴ページはこちら

メディア情報/第四期さかえ杯 第3回女流プロチャレンジマッチ 11/14(土)15:00~

日本プロ麻雀連盟からは、
二階堂亜樹二階堂瑠美高宮まり黒沢咲斎藤麻衣子
東城りお優月みか古川彩乃菅原千瑛中野妙子友保美香里
の11名が参加!
解説:前原雄大、佐々木寿人、山井弘
番組視聴ページはこちら

第18期特別昇級リーグ 決勝レポート 清原継光

梅雨も明け、灼熱の炎天下が続いた中での一日。
四谷の連盟道場の一室、冷房の効いた部屋で涼をとる麻雀プロたちがいた。
彼らは、この日までに特別昇級リーグを戦い、その最後の試合を残すだけであった。
1位と2位の差は約30ポイント差、3位との差は約60ポイント差、直接対決なら十分に逆転可能な数字だ。
対局前、これからはじまる熱い戦いに備えるかのように、個々人はそれぞれに静かに集中を高めている。
開始時間の5分前に東谷プロが入室、主役の4人が揃った。

決勝を戦うのは以下の4名(最終節開始時スコア)

ケネス 徳田 (+171.0P)  D1リーグ所属
東谷 達矢  (+138.3P)  C3リーグ所属
中村 慎吾  (+109.3P)  C3リーグ所属
藤井 すみれ (+5.8P)   C2リーグ所属

決勝戦は一発裏ドラなしの連盟Aルールによって行われる全4回戦の半荘勝負。
ポイント持ち越しのトータルスコアで勝敗が決する。

「今日は道場は貸切りだから」という藤原道場長の言葉が響き、卓の周りに4者が集まる。
張り詰めたような静かな空気の中、決勝戦は開始された。

——–1回戦 (起家から、中村・ケネス・東谷・藤井)——–

東1局、まずは東家,中村が主導権をとりにいく。
9巡目に以下の形で先制リーチ。

六万六万七万八万九万四索五索六索一筒三筒三筒四筒五筒  ドラ一筒

これを受けて西家,東谷はすでにこの形

二万三万一索二索二索六索七索八索一筒二筒三筒発発  ドラ一筒

10巡目に無筋のドラ一筒をツモ切りし、卓内に緊張が走る。
次巡、東谷がひいたのは四万一索を切ってのヤミテンを選択。中村の捨て牌にある発でのアガリに期待する。
12巡目に無筋の七万をツモ切るも、14巡目に三万をひいて撤退の発落とし。
結果は中村の1人テンパイとなったが、開局から、ギリギリまで踏み込んでアガリをものにする東谷らしい打ち筋を見せてくれる。

続く1本場は、ケネスが七対子で1,600は1,900を東谷からアガリ、その後も、小場ながら、東場で全員にアガリが出るところとなった。

南1局1本場、中村が積んだ親番で、11巡目に南家、ケネスが力強くツモる。

二万三万四万三索四索六索六索三筒四筒四筒五筒五筒六筒  ツモ五索  ドラ中

700・1,300は800・1,400。
道中、中村、東谷に大きく叩かせないことを意識して打っていたケネスの門前ツモアガリ。
出来の良い中村に一時並びかけることとなった。しかし、この半荘を制したのは中村。

南4局

六万七万五索五索六索六索七索七索一筒二筒三筒五筒五筒  ロン五万  ドラ南

6巡目で、すでにテンパイを入れていた東谷より五万を打ち取り、最大打点が2,600点の超小場を制する。
東谷はラスになり、優勝への道が少し遠ざかる結果となった。

1回戦成績
中村+16.9P ケネス+9.2P 藤井▲8.9P 東谷▲17.2P

1回戦終了時
ケネス+180.2P 中村+126.2P 東谷+121.1P 藤井▲3.1P

 

——–2回戦(起家から、東谷・藤井・ケネス・中村)——–

2回戦は1回戦とはうって変わり、超打撃戦となった。

東1局、まずは東家,東谷が6巡目に以下の形

三万四万四万一筒一筒一筒二筒二筒二筒五筒六筒六筒七筒八筒  ドラ四筒

ここから三万を切ってのヤミテンを選択。

この三万に西家、ケネスが反応する。

二万三万三万五万六万七万三索四索七索八索八索四筒四筒  ドラ四筒

ここから三万をポンして打二万
ドラが固まっていることを感じさせる仕掛けだ。

東谷、この仕掛けで七筒をツモる。
ツモアガリの牌であり、ケネスにドラの四筒が固まった良形が予想されるが、東谷は勝負に出る選択、四万切りと出た。
この選択が吉と出て、次巡に五筒を持ってくる。
8巡目でこのテンパイ

一筒一筒一筒二筒二筒二筒五筒五筒六筒六筒七筒七筒八筒  ドラ四筒

同巡にケネスが八筒をツモ切る。ロンという声と共に開けられた手を見てケネスの表情がこわばる。
1回戦をうまく立ち回ってきたケネスにとっては、とても痛い18,000の放銃となった。

これを機に、同卓の3人がケネスに襲いかかる。

東1局1本場、まずは藤井。5巡目に

三万三万四万三索四索六索七索八索二筒三筒四筒中中中  ドラ二万

ここからテンパイとらずの三万打ち。かわし手ではなくあくまで本手でぶつけるつもりだ。
すぐに三索を引いて、四索切りの6巡目リーチ。
全員がオリる中、11巡目に中を暗カン、12巡目に五万をツモって、2,000・3,900は2,100・4,000のツモアガリ。
道中に二索五索はひいておらず、唯一のアガリ形であり、かつ、打点も十分。
トータル点差こそ離れているものの、あくまでも上を狙う藤井の強い意志が感じられるアガリであった。

東2局も東家、藤井は攻める。
苦しい配牌を育てて10巡目にドラドラの手から仕掛ける。

五万六万七万八万八万五索六索三筒五筒五筒八筒九筒九筒  ドラ八万

七索をチーして打八筒

この時、すでに南家、ケネスは

二筒三筒四筒七筒七筒八筒八筒九筒九筒白白中中

テンパイ。この仕掛けで一筒をツモって、ケネス小考、そして一筒のツモ切り。ツモ倍満の手を壊してあくまでも藤井への受けに徹する。
藤井の手の中にカン四筒の受け入れは残っている・・・。
そして、13巡目にケネスがツモってきた牌は四筒。すでに自分で四筒を1枚切っているため、自身から見て3枚目の四筒。小考後、・・二筒切り。

三筒四筒四筒七筒七筒八筒八筒九筒九筒白白中中

三筒単騎待ちのホンイツ七対子テンパイへと変化させる。
次巡に五筒を暗刻にした藤井から三筒が放たれる。ケネス、藤井より8,000点の出アガリ。
とても素晴らしいアガリでケネスが一矢報いる。

東3局は中村。8巡目にリーチ、11巡目にツモ。

四万五万六万一索二索四索五索六索四筒五筒六筒白白  ツモ三索  ドラ二筒

場況からも山に残っていそうに見えるソウズの下を読み通りにツモる。2,000・3,900のツモアガリ。
中村は山読みの精度がとても高く、ツモアガリの多い打ち手だなと度々感じさせられた。
会心のアガリの後に親かぶりをするケネスはあいかわらず苦しそうである。

東4局は藤井が8巡目

五万六万八万三索三索四索五索六索一筒二筒三筒白白白  ドラ八万

ここから五万切りのリーチを敢行。
見事、七万をツモり、2,000・4,000のツモアガリ。

南1局、
6巡目に西家、ケネスが白を仕掛け、7巡目にテンパイ

七万八万一索一索一索六筒六筒七筒八筒九筒  ポン白白白  ドラ八索

ケネスのテンパイ打牌の八索を北家、中村がポンして立ち向かう。
10巡目に東谷から二索をポンして以下のテンパイ。

六万六万一筒一筒一筒中中  ポン二索 上向き二索 上向き二索 上向き  ポン八索 上向き八索 上向き八索 上向き  ドラ八索

親の東谷も11巡目にリーチ。

五万六万五索六索七索二筒三筒四筒九筒九筒発発発  リーチ

3人のツモる動作に力が入る・・・。

ケネスが四万をつかみ、長考後、一索を切って撤退。
中村と東谷の一騎打ちは、14巡目に中村が六万をツモって2,000・4,000のツモアガリ。
いつも冷静な中村にしては珍しく力強い動作であった。

南2局
前局に勝負を制した中村が8巡目に以下の牌姿。

七万七万八万二索二索四索四索二筒二筒四筒四筒五筒八筒八筒  ドラ七万

タンヤオ七対子ドラドラのテンパイ、中村は五筒単騎のヤミテンを選択。
親の藤井のソウズ染め、南家、ケネスのマンズ染めを読んだ上での選択だと後に中村は語ったが・・・。
同巡、東家、藤井

八万九万一索二索四索四索五索五索六索七索七索白白  ドラ七万

ここから白をポンして打八万、その後三索をチーして打九万、その九万を南家、ケネスがポン。
すぐに中村が六索をつかみ、藤井に5,800の放銃となった。

藤井
四索四索五索五索六索七索七索  チー三索 左向き一索 上向き二索 上向き  ポン白白白  ロン六索  ドラ七万

南2局1本場
4巡目に北家、東谷が、以下の形から親の藤井の中をポン、打四万

四万一筒一筒六筒八筒九筒九筒西西北発中中  ドラ南

すぐにドラの南をひいてくるが、東谷はここで打六筒
あえて役牌を場に打ち出さないことで主導権をとりにいく。
その後、西も仕掛けることができた東谷に逆らう者はいないように見えたが、12巡目に藤井が南切りリーチ。

二万三万四万五万六万七万二索三索四索六索六索二筒三筒  リーチ

四筒をツモれば6,000オールの本手である。
しかし、同巡に東谷も藤井のあたり牌の一筒を引きいれる

一筒一筒一筒七筒八筒九筒南  ポン西西西  ポン中中中  ドラ南

このヤマ越しのテンパイ。
お互いに12,000点の本手同士、東谷も一歩も退かない。
結果はこの半荘初の流局となった。

南2局2本場
7巡目に南家、ケネスがリーチ。

一索二索三索九索一筒二筒三筒四筒五筒六筒七筒八筒九筒  ドラ八筒  リーチ

西家、中村も

二万三万二索三索四索二筒三筒四筒五筒六筒七筒八筒九筒  ドラ八筒

この勝負手1シャンテンでぶつける気満点も、すでにテンパイを入れていた北家、東谷が藤井から七万をアガる。

東谷
五万六万七万七万北北北  チー七筒 左向き八筒 上向き九筒 上向き  加カン発発発発  ロン七万  ドラ八筒

6,400は7,000点のアガリ。

南3局、ケネスの親は700・1,300であっさり流れる。

南4局3本場
中村が本場を積んだところで、西家、藤井がリーチ。

二万三万四万二索三索四索五索五索七索九索二筒三筒四筒  ドラ東

これに安牌に窮した東谷が飛び込み、2回戦はケネスの1人沈みの結果となった。

道中、トップ走者のケネスを苦しませることに終始した3人。
半荘終了後、ケネスが「長かった」と息を吐くようにつぶやいた。

2回戦成績
中村+21.8P 東谷+12.1P 藤井+5.5P ケネス▲39.4P

2回戦終了時
中村+148.0P ケネス+140.8P 東谷+133.2P 藤井+2.4P

2半荘連続1着の中村がついにケネスの尻尾をつかみ首位に躍り出る。ケネスは貯金を吐き出し追いかける立場となった。

 

——–3回戦(起家から東谷・中村・ケネス・藤井)———

東1局
東家、東谷が6巡目に以下の牌姿

一万一万三万四索五索六索七索二筒三筒四筒六筒七筒七筒八筒  ドラ一筒

ここから一万のトイツ落としをして本手に向かう。
11巡目に

四索五索六索七索七索二筒二筒三筒三筒四筒六筒七筒八筒  ドラ一筒

このテンパイを果たしリーチ。

同巡、南家,中村に以下のテンパイ。

一万二万三万六万七万一索一索六索六索六索五筒六筒七筒  ドラ一筒

打点こそ1,300であるが、河の情報からは待ちの五万八万はとても優秀に見える。
中村は追いかけリーチの判断に出た。が、中村の次のツモは四筒
東谷に11,600の放銃、結果は中村にとって最悪のものとなった。

一転、追いかける立場になった中村は攻めに転じる。

東1局1本場、9巡目に南家、中村

二万二万二万一索二索三索五索五索五索六索七索二筒三筒  リーチ  ドラ二筒

しかし、リーチに対応した北家、藤井が素早く仕掛け

三万三万三万四万北北北  ポン南南南  ポン八万 上向き八万 上向き八万 上向き  ツモ五万  ドラ二筒

1,300・2,600は1,400・2,700のアガリ。中村はまともにツモる機会すら与えてもらえない。

東2局、14巡目に南家、ケネス

三万四万四万五万五万五万六万七万九万九万三索四索五索  ロン三万  ドラ五索

見事な手牌変化のヤミテンで注文通り中村から3,900をアガる。

東4局、西家、中村がリーチ。

四万五万六万五索六索二筒二筒二筒東東白白白  リーチ  ドラ五索

しかし、すぐに中村の現物でテンパイを入れた親の藤井が東谷から5,800をアガる。

三万四万七万八万九万四索五索五索六索六索七索五筒五筒  ロン二万

中村は苦しい状況が続く。

この後、3,900は4,500、1,300と2局連続でアガった中村、なんとか立て直そうと、この半荘、5本目のリーチ棒を出す。
南2局、東家、中村6巡目リーチ。

二万二万二万七万八万三索四索五索一筒二筒三筒八筒八筒  リーチ  ドラ七索

しかし、同巡に北家、東谷

四万五万六万六万八万二索三索四索六索七索四筒五筒五筒  ドラ七索

ここから七万を引きいれ、中村の入り目筋の四筒を切ってリーチ。
そして中村が次につかんだ牌は無情にも八索。東谷に7,700の放銃となった。

南3局、中村が意地を見せる。

二索三索三索四索四索五索五索六索七索四筒五筒中中  リーチ  ロン三筒  ドラ中

すでに七対子のテンパイを果たしていた東家,ケネスから5,200のアガリをもぎとる。
ケネスはテンパイからのワンチャンスを追っての放銃。
この放銃で原点を割る26,700点となる。失った点棒以上に痛い放銃である。

南4局、今度はケネスが意地を見せる。12巡目。

一万一万五索五索五索七筒八筒九筒東東中中中  ドラ五索

ドラ暗刻、ツモれば3,000・6,000のテンパイを入れる。
しかし、中村の仕掛けでテンパイを入れた東谷が14巡目にケネスから七索を打ち取り2,000点のアガリ。

三万四万五万七万八万九万五索六索四筒四筒五筒六筒七筒  ロン七索

ケネスにとっては2回戦に引き続き、沈みの手痛い3回戦となった。

3回戦成績
東谷+20.9P 藤井+12.6P ケネス▲9.3P 中村▲24.2P

3回戦終了時
東谷+154.1P ケネス+131.5P 中村+123.8P 藤井+15.0P

トップだった中村が沈み、最終半荘を残して東谷が逆転トップに立った。
しかし、2着との差は22.6P、3着との差は30.3P。
トップラスで16Pの差がつくことを考えれば、まったく気が抜けない点差である。

 

——–4回戦(起家からケネス・中村・藤井・東谷)——–

この半荘が最終半荘である。最終半荘はそれまでのトータルポイントで席順が決まる。
ケネス、中村はできるだけ早めに東谷をつかまえておきたいところだろうか。

東1局、最終戦の緊張の中、7巡目に北家、東谷。

五万五万七万三筒五筒五筒六筒六筒東東南西北  ドラ一筒

ここから五万をポンして打七万
東谷のこの仕掛けが全員のツモをチグハグにする。
ケネスの手はまったく伸びず、七対子ドラドラ1シャンテンの中村も必死に戦うが牌が重ならない。
東谷の手も伸びなかったが、

八万九万四筒五筒五筒六筒六筒七筒東東  ポン五万 上向き五万 上向き五万 上向き  ドラ一筒

このテンパイを終盤に入れ、大きい1人テンパイを得る。

次局も全員ノーテンの流局、その後1,600は2,200を中村がアガって迎えた東4局。
西家,中村にダブルリーチが入る。

六万六万七万二筒二筒四筒四筒六筒六筒七筒七筒発発  リーチ  ドラ八筒

親は東谷、ツモっても出アガリでも、中村にとっては優勝へ大きく近づくアガリになる。
しかし、丁寧に丁寧に打ちまわしたケネスが10巡目に中村から1,300のアガリ。

二万三万四万四万五万六万七万七万五索七索三筒四筒五筒  ロン六索

南1局
まずは6巡目に親のケネスがテンパイし、ヤミテンに構える。

六万七万八万一索一索二索三索三索四索五索一筒二筒三筒  ドラ九万

10巡目に中村が仕掛けてすぐにテンパイ。

三万三万五万六万七万八索八索二筒三筒四筒  ポン七筒 上向き七筒 上向き七筒 上向き

この仕掛けで藤井に手が入る。
11巡目

一万二万三万九万九万二索三索六索七索八索四筒五筒六筒  リーチ

同巡、ケネスも二索をひきこみ奇しくも同じ待ちでリーチ。

六万七万八万一索一索二索二索三索三索四索一筒二筒三筒  リーチ

勝負所、ケネスの牌を切る動作も自然と力が入る。
しかし、オリる東谷の手の中に一索四索は吸収されていく。東谷の手の内に4枚、ケネスの手の内に3枚、あと1枚。
そして、ツモと発声したのは中村。ハイテイまぎわ、ヤマにいる八索を見事にツモりあげ300・500のツモアガリ。

南2局
親の中村がチャンタ三色を狙い一打逆転を狙うもツモが伸びない。
終盤にケネスのキー牌となる南をつかみ、オリを選択。残り2局に賭けることになった。
残り2局、点数はケネス29,800点、中村32,0000点、東谷32,700点。

南3局
局を進めたい南家、東谷が積極的に役牌を仕掛ける。
この仕掛けで西家、ケネスが13巡目にテンパイ

三万五万五万六万七万八万八万五索六索七索二筒三筒四筒七筒  ドラ南

一瞬七筒に手をかけるが、小考後三万を切り出す。狙いはタンピン三色、優勝しか見ていない。
この三万を北家、中村がチー。

二万二万四万二索三索四索二筒三筒四筒六筒七筒八筒南  ドラ南

二万を切り出し、直前に東谷が切った南単騎で3.900のアガリをとりにいく。
しかし、この二万が東家、藤井のメンホン12,000への放銃となった。

一万三万三万四万五万九万九万西西西中中中  ロン二万  ドラ南

中村にとって優勝が厳しくなった瞬間であった。

南3局1本場
西家、ケネスに大きい手が入る。ケネスが2巡目に以下のテンパイ

四万四万五索五索九索九索一筒西西白白中中  ドラ四万

七対子ドラドラ6,400の一筒単騎テンパイ、これを東谷からアガるかツモれば優勝が現実的に見えてくる。
東谷も黙っていない。6巡目、ケネスがツモ切った発を仕掛けて打六索

一万二万二万三索四索一筒二筒三筒五筒五筒  ポン発発発

そして、8巡目にドラ表示牌の三万をひきいれ二索五索待ちテンパイ。
10巡目、ケネスが五索をつかむ。ケネスの手が止まる。・・大長考。

東谷のテンパイ気配を感じているのだろうか。
しかし、七対子ならば五索はツモ切らねばならない。五索を使い切るならばトイトイへの変化を考えているのか・・・。

時計の針の音が聞こえるかのような空白の時間が経過した後、ケネスは五索をツモ切った。
東谷が手牌を倒す。瞬間、ケネスは天を仰いだ。

南4局
ケネスの条件は跳満ツモで優勝、中村の条件は跳満ツモで2着である。

中村の配牌
三万四万五万四索五索一筒二筒三筒七筒八筒西発発  ドラ発

いきなりの好配牌、しかし、跳満ツモ条件では発を暗刻にする必要がある。
だが、この手がまったく動きもしない。最後までテンパイせず。

一方、ケネスは苦しい配牌をノーミスで10巡目に七対子のテンパイ。

二万二万一筒一筒四筒四筒五筒五筒九筒九筒四索九索九索

こちらも跳満ツモ条件のためドラを2回ひく必要がある。
それにしてもケネスは七対子が上手だ。

13巡目にケネスが二万をツモってくる、四索を切ってテンパイを壊すケネス。
15巡目のケネスのツモは待望の九筒、四暗刻の1シャンテンとなった。
河から情報を得ようとするも難しい。ケネスの選択は一筒切り。
17巡目、・・・有効牌をひかなかったケネスは静かに手を壊した。
・・・熱い戦いは幕を閉じた。

4回戦成績
藤井+15.8P 東谷+8.3P ケネス▲5.8P 中村▲18.3P

最終成績
東谷+162.4P ケネス+125.7P 中村+105.5P 藤井+30.8P

——-表彰式——–

特別昇級リーグは東谷達矢の優勝で幕を閉じた。
表彰式、喜びの東谷とは対照的な2人がいた。
後悔、反省、悔恨。雑多な感情の混ざった空気をまとった中にも、雪辱を期す決意のまなざしをもって東谷を祝福するケネス、中村の姿があった。
優勝した東谷はもちろん、肉薄したケネスと中村、最後まで貪欲に上を目指した藤井も含め、今後の活躍を予感させるには十分であった。

最後に、決勝を戦った4名からコメントをいただいた。

東谷「決勝が始まる前から紆余曲折ある4半荘になると思っていたけれど、実際にとても大変な4半荘になりました。優勝できたのはもちろん嬉しいですが、内容の濃い対局となり本当に良かったです。今後も精進し、また決勝の舞台に立てるようがんばります!!!」

ケネス「1回デカラスでも、まだ並び次第・・・と悠然に構えたことが敗因でした。決勝だけにもう少し危機感持てればよかったかも・・・。」

中村「2回戦終了時点で、一度トータル首位に立ったのですが、3回戦の東1局に東谷さんに打った11,600が痛かったです。勝負に行ったので後悔はしてないですが、その後、終始苦しい展開になってしまいました。来期も特昇権利を得ることができたので、今回の敗戦を糧にして頑張りたいと思います。」

藤井「3人に失礼のないように一生懸命に打とうと思って決勝に来ました。(もちろんひそかにキセキを願っておりました・・・)。次回はもっと優勝争いに参加できるようにがんばります!全員、本当に強かったです。」

最後に、この度、観戦記者として、特別昇級リーグ決勝戦に立ち会うこととなったが、記者の責務は決勝の熱い戦いを読者に届けることと考え、異例の長さの観戦記となったこと、主観的な解釈を多々加えたことを謝罪したい。
決勝を観戦し、強い意志をもって麻雀を打つ4者から麻雀の魅力を再確認させられることとなった。
決勝で素晴らしい闘牌を演出してくれた4名のプロ、このような機会を与えてくださった編集部、そして、愚筆につきあっていただいた読者に感謝の意を表して、締めくくらせていただく。

特別昇級リーグ 決勝観戦記/第18期特別昇級リーグ 決勝レポート 清原継光

梅雨も明け、灼熱の炎天下が続いた中での一日。
四谷の連盟道場の一室、冷房の効いた部屋で涼をとる麻雀プロたちがいた。
彼らは、この日までに特別昇級リーグを戦い、その最後の試合を残すだけであった。
1位と2位の差は約30ポイント差、3位との差は約60ポイント差、直接対決なら十分に逆転可能な数字だ。
対局前、これからはじまる熱い戦いに備えるかのように、個々人はそれぞれに静かに集中を高めている。
開始時間の5分前に東谷プロが入室、主役の4人が揃った。
決勝を戦うのは以下の4名(最終節開始時スコア)
ケネス 徳田 (+171.0P)  D1リーグ所属
東谷 達矢  (+138.3P)  C3リーグ所属
中村 慎吾  (+109.3P)  C3リーグ所属
藤井 すみれ (+5.8P)   C2リーグ所属
決勝戦は一発裏ドラなしの連盟Aルールによって行われる全4回戦の半荘勝負。
ポイント持ち越しのトータルスコアで勝敗が決する。
「今日は道場は貸切りだから」という藤原道場長の言葉が響き、卓の周りに4者が集まる。
張り詰めたような静かな空気の中、決勝戦は開始された。
——–1回戦 (起家から、中村・ケネス・東谷・藤井)——–
東1局、まずは東家,中村が主導権をとりにいく。
9巡目に以下の形で先制リーチ。
六万六万七万八万九万四索五索六索一筒三筒三筒四筒五筒  ドラ一筒
これを受けて西家,東谷はすでにこの形
二万三万一索二索二索六索七索八索一筒二筒三筒発発  ドラ一筒
10巡目に無筋のドラ一筒をツモ切りし、卓内に緊張が走る。
次巡、東谷がひいたのは四万一索を切ってのヤミテンを選択。中村の捨て牌にある発でのアガリに期待する。
12巡目に無筋の七万をツモ切るも、14巡目に三万をひいて撤退の発落とし。
結果は中村の1人テンパイとなったが、開局から、ギリギリまで踏み込んでアガリをものにする東谷らしい打ち筋を見せてくれる。
続く1本場は、ケネスが七対子で1,600は1,900を東谷からアガリ、その後も、小場ながら、東場で全員にアガリが出るところとなった。
南1局1本場、中村が積んだ親番で、11巡目に南家、ケネスが力強くツモる。
二万三万四万三索四索六索六索三筒四筒四筒五筒五筒六筒  ツモ五索  ドラ中
700・1,300は800・1,400。
道中、中村、東谷に大きく叩かせないことを意識して打っていたケネスの門前ツモアガリ。
出来の良い中村に一時並びかけることとなった。しかし、この半荘を制したのは中村。
南4局
六万七万五索五索六索六索七索七索一筒二筒三筒五筒五筒  ロン五万  ドラ南
6巡目で、すでにテンパイを入れていた東谷より五万を打ち取り、最大打点が2,600点の超小場を制する。
東谷はラスになり、優勝への道が少し遠ざかる結果となった。
1回戦成績
中村+16.9P ケネス+9.2P 藤井▲8.9P 東谷▲17.2P
1回戦終了時
ケネス+180.2P 中村+126.2P 東谷+121.1P 藤井▲3.1P
 
——–2回戦(起家から、東谷・藤井・ケネス・中村)——–
2回戦は1回戦とはうって変わり、超打撃戦となった。
東1局、まずは東家,東谷が6巡目に以下の形
三万四万四万一筒一筒一筒二筒二筒二筒五筒六筒六筒七筒八筒  ドラ四筒
ここから三万を切ってのヤミテンを選択。
この三万に西家、ケネスが反応する。
二万三万三万五万六万七万三索四索七索八索八索四筒四筒  ドラ四筒
ここから三万をポンして打二万
ドラが固まっていることを感じさせる仕掛けだ。
東谷、この仕掛けで七筒をツモる。
ツモアガリの牌であり、ケネスにドラの四筒が固まった良形が予想されるが、東谷は勝負に出る選択、四万切りと出た。
この選択が吉と出て、次巡に五筒を持ってくる。
8巡目でこのテンパイ
一筒一筒一筒二筒二筒二筒五筒五筒六筒六筒七筒七筒八筒  ドラ四筒
同巡にケネスが八筒をツモ切る。ロンという声と共に開けられた手を見てケネスの表情がこわばる。
1回戦をうまく立ち回ってきたケネスにとっては、とても痛い18,000の放銃となった。
これを機に、同卓の3人がケネスに襲いかかる。
東1局1本場、まずは藤井。5巡目に
三万三万四万三索四索六索七索八索二筒三筒四筒中中中  ドラ二万
ここからテンパイとらずの三万打ち。かわし手ではなくあくまで本手でぶつけるつもりだ。
すぐに三索を引いて、四索切りの6巡目リーチ。
全員がオリる中、11巡目に中を暗カン、12巡目に五万をツモって、2,000・3,900は2,100・4,000のツモアガリ。
道中に二索五索はひいておらず、唯一のアガリ形であり、かつ、打点も十分。
トータル点差こそ離れているものの、あくまでも上を狙う藤井の強い意志が感じられるアガリであった。
東2局も東家、藤井は攻める。
苦しい配牌を育てて10巡目にドラドラの手から仕掛ける。
五万六万七万八万八万五索六索三筒五筒五筒八筒九筒九筒  ドラ八万
七索をチーして打八筒
この時、すでに南家、ケネスは
二筒三筒四筒七筒七筒八筒八筒九筒九筒白白中中
テンパイ。この仕掛けで一筒をツモって、ケネス小考、そして一筒のツモ切り。ツモ倍満の手を壊してあくまでも藤井への受けに徹する。
藤井の手の中にカン四筒の受け入れは残っている・・・。
そして、13巡目にケネスがツモってきた牌は四筒。すでに自分で四筒を1枚切っているため、自身から見て3枚目の四筒。小考後、・・二筒切り。
三筒四筒四筒七筒七筒八筒八筒九筒九筒白白中中
三筒単騎待ちのホンイツ七対子テンパイへと変化させる。
次巡に五筒を暗刻にした藤井から三筒が放たれる。ケネス、藤井より8,000点の出アガリ。
とても素晴らしいアガリでケネスが一矢報いる。
東3局は中村。8巡目にリーチ、11巡目にツモ。
四万五万六万一索二索四索五索六索四筒五筒六筒白白  ツモ三索  ドラ二筒
場況からも山に残っていそうに見えるソウズの下を読み通りにツモる。2,000・3,900のツモアガリ。
中村は山読みの精度がとても高く、ツモアガリの多い打ち手だなと度々感じさせられた。
会心のアガリの後に親かぶりをするケネスはあいかわらず苦しそうである。
東4局は藤井が8巡目
五万六万八万三索三索四索五索六索一筒二筒三筒白白白  ドラ八万
ここから五万切りのリーチを敢行。
見事、七万をツモり、2,000・4,000のツモアガリ。
南1局、
6巡目に西家、ケネスが白を仕掛け、7巡目にテンパイ
七万八万一索一索一索六筒六筒七筒八筒九筒  ポン白白白  ドラ八索
ケネスのテンパイ打牌の八索を北家、中村がポンして立ち向かう。
10巡目に東谷から二索をポンして以下のテンパイ。
六万六万一筒一筒一筒中中  ポン二索 上向き二索 上向き二索 上向き  ポン八索 上向き八索 上向き八索 上向き  ドラ八索
親の東谷も11巡目にリーチ。
五万六万五索六索七索二筒三筒四筒九筒九筒発発発  リーチ
3人のツモる動作に力が入る・・・。
ケネスが四万をつかみ、長考後、一索を切って撤退。
中村と東谷の一騎打ちは、14巡目に中村が六万をツモって2,000・4,000のツモアガリ。
いつも冷静な中村にしては珍しく力強い動作であった。
南2局
前局に勝負を制した中村が8巡目に以下の牌姿。
七万七万八万二索二索四索四索二筒二筒四筒四筒五筒八筒八筒  ドラ七万
タンヤオ七対子ドラドラのテンパイ、中村は五筒単騎のヤミテンを選択。
親の藤井のソウズ染め、南家、ケネスのマンズ染めを読んだ上での選択だと後に中村は語ったが・・・。
同巡、東家、藤井
八万九万一索二索四索四索五索五索六索七索七索白白  ドラ七万
ここから白をポンして打八万、その後三索をチーして打九万、その九万を南家、ケネスがポン。
すぐに中村が六索をつかみ、藤井に5,800の放銃となった。
藤井
四索四索五索五索六索七索七索  チー三索 左向き一索 上向き二索 上向き  ポン白白白  ロン六索  ドラ七万
南2局1本場
4巡目に北家、東谷が、以下の形から親の藤井の中をポン、打四万
四万一筒一筒六筒八筒九筒九筒西西北発中中  ドラ南
すぐにドラの南をひいてくるが、東谷はここで打六筒
あえて役牌を場に打ち出さないことで主導権をとりにいく。
その後、西も仕掛けることができた東谷に逆らう者はいないように見えたが、12巡目に藤井が南切りリーチ。
二万三万四万五万六万七万二索三索四索六索六索二筒三筒  リーチ
四筒をツモれば6,000オールの本手である。
しかし、同巡に東谷も藤井のあたり牌の一筒を引きいれる
一筒一筒一筒七筒八筒九筒南  ポン西西西  ポン中中中  ドラ南
このヤマ越しのテンパイ。
お互いに12,000点の本手同士、東谷も一歩も退かない。
結果はこの半荘初の流局となった。
南2局2本場
7巡目に南家、ケネスがリーチ。
一索二索三索九索一筒二筒三筒四筒五筒六筒七筒八筒九筒  ドラ八筒  リーチ
西家、中村も
二万三万二索三索四索二筒三筒四筒五筒六筒七筒八筒九筒  ドラ八筒
この勝負手1シャンテンでぶつける気満点も、すでにテンパイを入れていた北家、東谷が藤井から七万をアガる。
東谷
五万六万七万七万北北北  チー七筒 左向き八筒 上向き九筒 上向き  加カン発発発発  ロン七万  ドラ八筒
6,400は7,000点のアガリ。
南3局、ケネスの親は700・1,300であっさり流れる。
南4局3本場
中村が本場を積んだところで、西家、藤井がリーチ。
二万三万四万二索三索四索五索五索七索九索二筒三筒四筒  ドラ東
これに安牌に窮した東谷が飛び込み、2回戦はケネスの1人沈みの結果となった。
道中、トップ走者のケネスを苦しませることに終始した3人。
半荘終了後、ケネスが「長かった」と息を吐くようにつぶやいた。
2回戦成績
中村+21.8P 東谷+12.1P 藤井+5.5P ケネス▲39.4P
2回戦終了時
中村+148.0P ケネス+140.8P 東谷+133.2P 藤井+2.4P
2半荘連続1着の中村がついにケネスの尻尾をつかみ首位に躍り出る。ケネスは貯金を吐き出し追いかける立場となった。
 
——–3回戦(起家から東谷・中村・ケネス・藤井)———
東1局
東家、東谷が6巡目に以下の牌姿
一万一万三万四索五索六索七索二筒三筒四筒六筒七筒七筒八筒  ドラ一筒
ここから一万のトイツ落としをして本手に向かう。
11巡目に
四索五索六索七索七索二筒二筒三筒三筒四筒六筒七筒八筒  ドラ一筒
このテンパイを果たしリーチ。
同巡、南家,中村に以下のテンパイ。
一万二万三万六万七万一索一索六索六索六索五筒六筒七筒  ドラ一筒
打点こそ1,300であるが、河の情報からは待ちの五万八万はとても優秀に見える。
中村は追いかけリーチの判断に出た。が、中村の次のツモは四筒
東谷に11,600の放銃、結果は中村にとって最悪のものとなった。
一転、追いかける立場になった中村は攻めに転じる。
東1局1本場、9巡目に南家、中村
二万二万二万一索二索三索五索五索五索六索七索二筒三筒  リーチ  ドラ二筒
しかし、リーチに対応した北家、藤井が素早く仕掛け
三万三万三万四万北北北  ポン南南南  ポン八万 上向き八万 上向き八万 上向き  ツモ五万  ドラ二筒
1,300・2,600は1,400・2,700のアガリ。中村はまともにツモる機会すら与えてもらえない。
東2局、14巡目に南家、ケネス
三万四万四万五万五万五万六万七万九万九万三索四索五索  ロン三万  ドラ五索
見事な手牌変化のヤミテンで注文通り中村から3,900をアガる。
東4局、西家、中村がリーチ。
四万五万六万五索六索二筒二筒二筒東東白白白  リーチ  ドラ五索
しかし、すぐに中村の現物でテンパイを入れた親の藤井が東谷から5,800をアガる。
三万四万七万八万九万四索五索五索六索六索七索五筒五筒  ロン二万
中村は苦しい状況が続く。
この後、3,900は4,500、1,300と2局連続でアガった中村、なんとか立て直そうと、この半荘、5本目のリーチ棒を出す。
南2局、東家、中村6巡目リーチ。
二万二万二万七万八万三索四索五索一筒二筒三筒八筒八筒  リーチ  ドラ七索
しかし、同巡に北家、東谷
四万五万六万六万八万二索三索四索六索七索四筒五筒五筒  ドラ七索
ここから七万を引きいれ、中村の入り目筋の四筒を切ってリーチ。
そして中村が次につかんだ牌は無情にも八索。東谷に7,700の放銃となった。
南3局、中村が意地を見せる。
二索三索三索四索四索五索五索六索七索四筒五筒中中  リーチ  ロン三筒  ドラ中
すでに七対子のテンパイを果たしていた東家,ケネスから5,200のアガリをもぎとる。
ケネスはテンパイからのワンチャンスを追っての放銃。
この放銃で原点を割る26,700点となる。失った点棒以上に痛い放銃である。
南4局、今度はケネスが意地を見せる。12巡目。
一万一万五索五索五索七筒八筒九筒東東中中中  ドラ五索
ドラ暗刻、ツモれば3,000・6,000のテンパイを入れる。
しかし、中村の仕掛けでテンパイを入れた東谷が14巡目にケネスから七索を打ち取り2,000点のアガリ。
三万四万五万七万八万九万五索六索四筒四筒五筒六筒七筒  ロン七索
ケネスにとっては2回戦に引き続き、沈みの手痛い3回戦となった。
3回戦成績
東谷+20.9P 藤井+12.6P ケネス▲9.3P 中村▲24.2P
3回戦終了時
東谷+154.1P ケネス+131.5P 中村+123.8P 藤井+15.0P
トップだった中村が沈み、最終半荘を残して東谷が逆転トップに立った。
しかし、2着との差は22.6P、3着との差は30.3P。
トップラスで16Pの差がつくことを考えれば、まったく気が抜けない点差である。
 
——–4回戦(起家からケネス・中村・藤井・東谷)——–
この半荘が最終半荘である。最終半荘はそれまでのトータルポイントで席順が決まる。
ケネス、中村はできるだけ早めに東谷をつかまえておきたいところだろうか。
東1局、最終戦の緊張の中、7巡目に北家、東谷。
五万五万七万三筒五筒五筒六筒六筒東東南西北  ドラ一筒
ここから五万をポンして打七万
東谷のこの仕掛けが全員のツモをチグハグにする。
ケネスの手はまったく伸びず、七対子ドラドラ1シャンテンの中村も必死に戦うが牌が重ならない。
東谷の手も伸びなかったが、
八万九万四筒五筒五筒六筒六筒七筒東東  ポン五万 上向き五万 上向き五万 上向き  ドラ一筒
このテンパイを終盤に入れ、大きい1人テンパイを得る。
次局も全員ノーテンの流局、その後1,600は2,200を中村がアガって迎えた東4局。
西家,中村にダブルリーチが入る。
六万六万七万二筒二筒四筒四筒六筒六筒七筒七筒発発  リーチ  ドラ八筒
親は東谷、ツモっても出アガリでも、中村にとっては優勝へ大きく近づくアガリになる。
しかし、丁寧に丁寧に打ちまわしたケネスが10巡目に中村から1,300のアガリ。
二万三万四万四万五万六万七万七万五索七索三筒四筒五筒  ロン六索
南1局
まずは6巡目に親のケネスがテンパイし、ヤミテンに構える。
六万七万八万一索一索二索三索三索四索五索一筒二筒三筒  ドラ九万
10巡目に中村が仕掛けてすぐにテンパイ。
三万三万五万六万七万八索八索二筒三筒四筒  ポン七筒 上向き七筒 上向き七筒 上向き
この仕掛けで藤井に手が入る。
11巡目
一万二万三万九万九万二索三索六索七索八索四筒五筒六筒  リーチ
同巡、ケネスも二索をひきこみ奇しくも同じ待ちでリーチ。
六万七万八万一索一索二索二索三索三索四索一筒二筒三筒  リーチ
勝負所、ケネスの牌を切る動作も自然と力が入る。
しかし、オリる東谷の手の中に一索四索は吸収されていく。東谷の手の内に4枚、ケネスの手の内に3枚、あと1枚。
そして、ツモと発声したのは中村。ハイテイまぎわ、ヤマにいる八索を見事にツモりあげ300・500のツモアガリ。
南2局
親の中村がチャンタ三色を狙い一打逆転を狙うもツモが伸びない。
終盤にケネスのキー牌となる南をつかみ、オリを選択。残り2局に賭けることになった。
残り2局、点数はケネス29,800点、中村32,0000点、東谷32,700点。
南3局
局を進めたい南家、東谷が積極的に役牌を仕掛ける。
この仕掛けで西家、ケネスが13巡目にテンパイ
三万五万五万六万七万八万八万五索六索七索二筒三筒四筒七筒  ドラ南
一瞬七筒に手をかけるが、小考後三万を切り出す。狙いはタンピン三色、優勝しか見ていない。
この三万を北家、中村がチー。
二万二万四万二索三索四索二筒三筒四筒六筒七筒八筒南  ドラ南
二万を切り出し、直前に東谷が切った南単騎で3.900のアガリをとりにいく。
しかし、この二万が東家、藤井のメンホン12,000への放銃となった。
一万三万三万四万五万九万九万西西西中中中  ロン二万  ドラ南
中村にとって優勝が厳しくなった瞬間であった。
南3局1本場
西家、ケネスに大きい手が入る。ケネスが2巡目に以下のテンパイ
四万四万五索五索九索九索一筒西西白白中中  ドラ四万
七対子ドラドラ6,400の一筒単騎テンパイ、これを東谷からアガるかツモれば優勝が現実的に見えてくる。
東谷も黙っていない。6巡目、ケネスがツモ切った発を仕掛けて打六索
一万二万二万三索四索一筒二筒三筒五筒五筒  ポン発発発
そして、8巡目にドラ表示牌の三万をひきいれ二索五索待ちテンパイ。
10巡目、ケネスが五索をつかむ。ケネスの手が止まる。・・大長考。
東谷のテンパイ気配を感じているのだろうか。
しかし、七対子ならば五索はツモ切らねばならない。五索を使い切るならばトイトイへの変化を考えているのか・・・。
時計の針の音が聞こえるかのような空白の時間が経過した後、ケネスは五索をツモ切った。
東谷が手牌を倒す。瞬間、ケネスは天を仰いだ。
南4局
ケネスの条件は跳満ツモで優勝、中村の条件は跳満ツモで2着である。
中村の配牌
三万四万五万四索五索一筒二筒三筒七筒八筒西発発  ドラ発
いきなりの好配牌、しかし、跳満ツモ条件では発を暗刻にする必要がある。
だが、この手がまったく動きもしない。最後までテンパイせず。
一方、ケネスは苦しい配牌をノーミスで10巡目に七対子のテンパイ。
二万二万一筒一筒四筒四筒五筒五筒九筒九筒四索九索九索
こちらも跳満ツモ条件のためドラを2回ひく必要がある。
それにしてもケネスは七対子が上手だ。
13巡目にケネスが二万をツモってくる、四索を切ってテンパイを壊すケネス。
15巡目のケネスのツモは待望の九筒、四暗刻の1シャンテンとなった。
河から情報を得ようとするも難しい。ケネスの選択は一筒切り。
17巡目、・・・有効牌をひかなかったケネスは静かに手を壊した。
・・・熱い戦いは幕を閉じた。
4回戦成績
藤井+15.8P 東谷+8.3P ケネス▲5.8P 中村▲18.3P
最終成績
東谷+162.4P ケネス+125.7P 中村+105.5P 藤井+30.8P

——-表彰式——–
特別昇級リーグは東谷達矢の優勝で幕を閉じた。
表彰式、喜びの東谷とは対照的な2人がいた。
後悔、反省、悔恨。雑多な感情の混ざった空気をまとった中にも、雪辱を期す決意のまなざしをもって東谷を祝福するケネス、中村の姿があった。
優勝した東谷はもちろん、肉薄したケネスと中村、最後まで貪欲に上を目指した藤井も含め、今後の活躍を予感させるには十分であった。
最後に、決勝を戦った4名からコメントをいただいた。
東谷「決勝が始まる前から紆余曲折ある4半荘になると思っていたけれど、実際にとても大変な4半荘になりました。優勝できたのはもちろん嬉しいですが、内容の濃い対局となり本当に良かったです。今後も精進し、また決勝の舞台に立てるようがんばります!!!」
ケネス「1回デカラスでも、まだ並び次第・・・と悠然に構えたことが敗因でした。決勝だけにもう少し危機感持てればよかったかも・・・。」
中村「2回戦終了時点で、一度トータル首位に立ったのですが、3回戦の東1局に東谷さんに打った11,600が痛かったです。勝負に行ったので後悔はしてないですが、その後、終始苦しい展開になってしまいました。来期も特昇権利を得ることができたので、今回の敗戦を糧にして頑張りたいと思います。」
藤井「3人に失礼のないように一生懸命に打とうと思って決勝に来ました。(もちろんひそかにキセキを願っておりました・・・)。次回はもっと優勝争いに参加できるようにがんばります!全員、本当に強かったです。」
最後に、この度、観戦記者として、特別昇級リーグ決勝戦に立ち会うこととなったが、記者の責務は決勝の熱い戦いを読者に届けることと考え、異例の長さの観戦記となったこと、主観的な解釈を多々加えたことを謝罪したい。
決勝を観戦し、強い意志をもって麻雀を打つ4者から麻雀の魅力を再確認させられることとなった。
決勝で素晴らしい闘牌を演出してくれた4名のプロ、このような機会を与えてくださった編集部、そして、愚筆につきあっていただいた読者に感謝の意を表して、締めくくらせていただく。

第28期チャンピオンズリーグ最終節(8月)成績表

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 山田 浩之 122.1 ▲ 5.0 32.2 71.9 6.1 227.3
2 東谷 達矢 67.0 30.9 27.4 20.5 41.1 186.9
3 石橋 和也 61.1 ▲ 18.6 63.2 108.3 ▲ 27.8 186.2
4 小川 尚哉 6.5 31.9 ▲ 18.8 14.7 129.8 164.1
5 野方 祐介 54.5 56.1 ▲ 17.4 43.4 22.9 159.5
6 安田 麻里菜 73.8 32.1 25.4 ▲ 43.8 58.7 146.2
7 平野 良栄 26.8 38.2 ▲ 6.8 33.0 54.1 145.3
8 吉野 敦志 106.6 25.0 31.5 ▲ 66.7 42.5 138.9
9 土井 悟 95.2 ▲ 7.0 27.5 ▲ 25.1 36.5 127.1
10 吉田 直 63.6 ▲ 27.8 31.7 40.1 5.5 113.1
11 塚越 祐次郎 ▲ 6.3 51.2 ▲ 4.9 81.8 ▲ 15.1 106.7
12 冨田 久志 7.2 ▲ 36.2 70.9 27.7 24.3 93.9
13 柴田 弘幸 12.1 49.7 ▲ 31.5 10.7 46.1 87.1
14 西島 一彦 12.5 5.7 ▲ 4.5 4.2 66.9 84.8
15 山口 大和 38.4 ▲ 21.3 98.8 0.9 ▲ 32.3 84.5
16 紺野 真太郎 ▲ 36.9 61.9 65.7 0.2 ▲ 9.4 81.5
17 藤原 隆弘 ▲ 9.2 53.8 ▲ 14.4 29.9 15.9 76.0
18 刀川 昌浩 57.7 ▲ 20.4 13.3 39.1 ▲ 17.5 72.2
19 ガース 18.9 9.8 ▲ 28.1 58.4 6.7 65.7
20 山脇 千文美 ▲ 19.2 5.1 ▲ 35.9 32.6 82.6 65.2
21 蒼山 秀佑 ▲ 12.0 29.2 1.0 5.1 25.1 48.4
22 柚木 正仁 54.8 17.7 ▲ 45.1 ▲ 52.4 64.3 39.3
23 松崎 良文 ▲ 20.2 ▲ 13.2 23.2 43.8 5.6 39.2
24 石立 岳大 24.1 42.7 17.0 ▲ 27.3 ▲ 20.5 36.0
25 林 潤一郎 ▲ 64.0 72.2 8.4 2.7 15.8 35.1
26 斉藤 桂史 79.9 ▲ 21.7 ▲ 51.5 25.5 ▲ 2.5 29.7
27 古橋 崇志 23.6 80.0 ▲ 0.1 ▲ 18.9 ▲ 55.7 28.9
28 吾妻 さおり 9.5 ▲ 38.2 29.4 69.5 ▲ 45.3 24.9
29 小車 祥 ▲ 35.3 31.7 ▲ 4.2 24.2 6.2 22.6
30 小笠原 奈央 ▲ 26.9 ▲ 24.2 1.1 9.1 62.5 21.6
31 山嵜 竜丸 8.3 ▲ 21.6 ▲ 4.6 15.8 18.9 16.8
32 森岡 貞臣 10.1 21.7 15.0 ▲ 32.4 1.8 16.2
33 金丸 卓矢 0.9 ▲ 16.3 87.7 ▲ 78.9 20.0 13.4
34 斉藤 豪 ▲ 35.5 21.5 ▲ 19.9 80.9 ▲ 33.9 13.1
35 手塚 紗掬 3.1 8.1 39.5 ▲ 19.1 ▲ 26.6 5.0
36 室伏 理麻 35.4 ▲ 48.7 29.3 9.9 ▲ 21.2 4.7
37 福山 満幸 ▲ 1.5 11.6 45.3 ▲ 42.1 ▲ 9.9 3.4
38 ケネス・徳田 2.8 29.0 ▲ 19.5 ▲ 3.7 ▲ 6.2 2.4
39 伊賀 則夫 16.9 ▲ 31.5 ▲ 2.8 56.1 ▲ 37.6 1.1
40 清原 継光 0.4 14.9 37.1 ▲ 70.8 19.1 0.7
41 小松 武蔵 ▲ 67.4 23.9 12.8 15.9 6.5 ▲ 8.3
42 田代 航太郎 44.0 ▲ 20.4 35.5 ▲ 43.2 ▲ 25.6 ▲ 9.7
43 末続 ヒロトシ 52.4 ▲ 33.0 ▲ 54.0 5.8 18.2 ▲ 10.6
44 奈良 圭純 16.4 ▲ 50.4 20.0 15.9 ▲ 14.1 ▲ 12.2
45 中村 毅 80.6 12.7 46.9 ▲ 70.2 ▲ 82.3 ▲ 12.3
46 福島 佑一 ▲ 12.6 6.6 ▲ 35.6 6.3 15.1 ▲ 20.2
47 船木 伸一 ▲ 60.6 40.1 ▲ 54.5 13.4 38.4 ▲ 23.2
48 古本 和宏 ▲ 10.0 ▲ 12.7 ▲ 4.9 17.4 ▲ 13.7 ▲ 23.9
49 安村 浩司 ▲ 67.2 42.9 ▲ 41.0 ▲ 29.0 69.5 ▲ 24.8
50 戸部 弘次 ▲ 54.3 68.6 ▲ 15.5 ▲ 49.4 23.1 ▲ 27.5
51 西田 修 ▲ 8.6 ▲ 17.0 31.5 ▲ 46.4 12.4 ▲ 28.1
52 犬見 武史 3.6 ▲ 39.5 ▲ 16.1 ▲ 6.1 24.8 ▲ 33.3
53 永井 勝晴 ▲ 9.9 ▲ 3.6 ▲ 32.5 ▲ 37.7 49.9 ▲ 33.8
54 須浦 正裕 29.7 21.3 ▲ 42.4 ▲ 30.2 ▲ 14.5 ▲ 36.1
55 宮内 崇成 ▲ 32.1 3.6 3.6 ▲ 16.6 4.9 ▲ 36.6
56 久保 公男 ▲ 34.9 35.0 45.4 ▲ 59.3 ▲ 32.0 ▲ 45.8
57 井出 一寛 ▲ 61.5 66.0 33.0 ▲ 29.0 ▲ 55.1 ▲ 46.6
58 福光 聖雄 ▲ 12.1 ▲ 76.0 45.1 3.1 ▲ 11.2 ▲ 51.1
59 黒木 真生 ▲ 64.8 ▲ 1.0 1.6 ▲ 11.9 21.0 ▲ 55.1
60 西川 淳 ▲ 23.7 ▲ 25.0 ▲ 29.5 23.6 ▲ 9.5 ▲ 64.1
61 山田 学武 ▲ 4.0 24.7 ▲ 21.3 ▲ 77.5 0.0 ▲ 78.1
62 岡田 茂 ▲ 14.2 1.3 ▲ 65.3 12.3 ▲ 14.1 ▲ 80.0
63 中 寿文 ▲ 52.5 ▲ 16.8 12.4 32.9 ▲ 67.9 ▲ 91.9
64 安藤 友一 ▲ 13.4 ▲ 7.4 ▲ 28.3 ▲ 4.5 ▲ 44.8 ▲ 98.4
65 藤本 哲也 ▲ 10.1 ▲ 38.3 20.7 ▲ 40.8 ▲ 48.0 ▲ 116.5
66 新井 駿一 43.2 ▲ 4.6 ▲ 26.2 ▲ 36.6 ▲ 106.4 ▲ 130.6
67 新谷 翔平 52.2 ▲ 61.3 ▲ 50.6 ▲ 41.6  

敗退
68 三田 晋也 ▲ 31.4 ▲ 19.3 ▲ 37.7 ▲ 17.9  

敗退
69 中野 妙子 ▲ 76.7 17.9 ▲ 7.3 ▲ 65.6  

敗退
70 阿部 謙一 ▲ 24.5 ▲ 74.1 14.3 ▲ 81.2  

敗退
71 藤島 健二郎 ▲ 69.1 ▲ 3.7 ▲ 50.4  

 

敗退
72 西川 舞 ▲ 74.3 ▲ 23.4 ▲ 36.2  

 

敗退
73 田中 史孝 ▲ 75.0 ▲ 59.2  

 

 

敗退

JPML WRCリーグ 成績表/第28期チャンピオンズリーグ最終節(8月)成績表

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 山田 浩之 122.1 ▲ 5.0 32.2 71.9 6.1 227.3
2 東谷 達矢 67.0 30.9 27.4 20.5 41.1 186.9
3 石橋 和也 61.1 ▲ 18.6 63.2 108.3 ▲ 27.8 186.2
4 小川 尚哉 6.5 31.9 ▲ 18.8 14.7 129.8 164.1
5 野方 祐介 54.5 56.1 ▲ 17.4 43.4 22.9 159.5
6 安田 麻里菜 73.8 32.1 25.4 ▲ 43.8 58.7 146.2
7 平野 良栄 26.8 38.2 ▲ 6.8 33.0 54.1 145.3
8 吉野 敦志 106.6 25.0 31.5 ▲ 66.7 42.5 138.9
9 土井 悟 95.2 ▲ 7.0 27.5 ▲ 25.1 36.5 127.1
10 吉田 直 63.6 ▲ 27.8 31.7 40.1 5.5 113.1
11 塚越 祐次郎 ▲ 6.3 51.2 ▲ 4.9 81.8 ▲ 15.1 106.7
12 冨田 久志 7.2 ▲ 36.2 70.9 27.7 24.3 93.9
13 柴田 弘幸 12.1 49.7 ▲ 31.5 10.7 46.1 87.1
14 西島 一彦 12.5 5.7 ▲ 4.5 4.2 66.9 84.8
15 山口 大和 38.4 ▲ 21.3 98.8 0.9 ▲ 32.3 84.5
16 紺野 真太郎 ▲ 36.9 61.9 65.7 0.2 ▲ 9.4 81.5
17 藤原 隆弘 ▲ 9.2 53.8 ▲ 14.4 29.9 15.9 76.0
18 刀川 昌浩 57.7 ▲ 20.4 13.3 39.1 ▲ 17.5 72.2
19 ガース 18.9 9.8 ▲ 28.1 58.4 6.7 65.7
20 山脇 千文美 ▲ 19.2 5.1 ▲ 35.9 32.6 82.6 65.2
21 蒼山 秀佑 ▲ 12.0 29.2 1.0 5.1 25.1 48.4
22 柚木 正仁 54.8 17.7 ▲ 45.1 ▲ 52.4 64.3 39.3
23 松崎 良文 ▲ 20.2 ▲ 13.2 23.2 43.8 5.6 39.2
24 石立 岳大 24.1 42.7 17.0 ▲ 27.3 ▲ 20.5 36.0
25 林 潤一郎 ▲ 64.0 72.2 8.4 2.7 15.8 35.1
26 斉藤 桂史 79.9 ▲ 21.7 ▲ 51.5 25.5 ▲ 2.5 29.7
27 古橋 崇志 23.6 80.0 ▲ 0.1 ▲ 18.9 ▲ 55.7 28.9
28 吾妻 さおり 9.5 ▲ 38.2 29.4 69.5 ▲ 45.3 24.9
29 小車 祥 ▲ 35.3 31.7 ▲ 4.2 24.2 6.2 22.6
30 小笠原 奈央 ▲ 26.9 ▲ 24.2 1.1 9.1 62.5 21.6
31 山嵜 竜丸 8.3 ▲ 21.6 ▲ 4.6 15.8 18.9 16.8
32 森岡 貞臣 10.1 21.7 15.0 ▲ 32.4 1.8 16.2
33 金丸 卓矢 0.9 ▲ 16.3 87.7 ▲ 78.9 20.0 13.4
34 斉藤 豪 ▲ 35.5 21.5 ▲ 19.9 80.9 ▲ 33.9 13.1
35 手塚 紗掬 3.1 8.1 39.5 ▲ 19.1 ▲ 26.6 5.0
36 室伏 理麻 35.4 ▲ 48.7 29.3 9.9 ▲ 21.2 4.7
37 福山 満幸 ▲ 1.5 11.6 45.3 ▲ 42.1 ▲ 9.9 3.4
38 ケネス・徳田 2.8 29.0 ▲ 19.5 ▲ 3.7 ▲ 6.2 2.4
39 伊賀 則夫 16.9 ▲ 31.5 ▲ 2.8 56.1 ▲ 37.6 1.1
40 清原 継光 0.4 14.9 37.1 ▲ 70.8 19.1 0.7
41 小松 武蔵 ▲ 67.4 23.9 12.8 15.9 6.5 ▲ 8.3
42 田代 航太郎 44.0 ▲ 20.4 35.5 ▲ 43.2 ▲ 25.6 ▲ 9.7
43 末続 ヒロトシ 52.4 ▲ 33.0 ▲ 54.0 5.8 18.2 ▲ 10.6
44 奈良 圭純 16.4 ▲ 50.4 20.0 15.9 ▲ 14.1 ▲ 12.2
45 中村 毅 80.6 12.7 46.9 ▲ 70.2 ▲ 82.3 ▲ 12.3
46 福島 佑一 ▲ 12.6 6.6 ▲ 35.6 6.3 15.1 ▲ 20.2
47 船木 伸一 ▲ 60.6 40.1 ▲ 54.5 13.4 38.4 ▲ 23.2
48 古本 和宏 ▲ 10.0 ▲ 12.7 ▲ 4.9 17.4 ▲ 13.7 ▲ 23.9
49 安村 浩司 ▲ 67.2 42.9 ▲ 41.0 ▲ 29.0 69.5 ▲ 24.8
50 戸部 弘次 ▲ 54.3 68.6 ▲ 15.5 ▲ 49.4 23.1 ▲ 27.5
51 西田 修 ▲ 8.6 ▲ 17.0 31.5 ▲ 46.4 12.4 ▲ 28.1
52 犬見 武史 3.6 ▲ 39.5 ▲ 16.1 ▲ 6.1 24.8 ▲ 33.3
53 永井 勝晴 ▲ 9.9 ▲ 3.6 ▲ 32.5 ▲ 37.7 49.9 ▲ 33.8
54 須浦 正裕 29.7 21.3 ▲ 42.4 ▲ 30.2 ▲ 14.5 ▲ 36.1
55 宮内 崇成 ▲ 32.1 3.6 3.6 ▲ 16.6 4.9 ▲ 36.6
56 久保 公男 ▲ 34.9 35.0 45.4 ▲ 59.3 ▲ 32.0 ▲ 45.8
57 井出 一寛 ▲ 61.5 66.0 33.0 ▲ 29.0 ▲ 55.1 ▲ 46.6
58 福光 聖雄 ▲ 12.1 ▲ 76.0 45.1 3.1 ▲ 11.2 ▲ 51.1
59 黒木 真生 ▲ 64.8 ▲ 1.0 1.6 ▲ 11.9 21.0 ▲ 55.1
60 西川 淳 ▲ 23.7 ▲ 25.0 ▲ 29.5 23.6 ▲ 9.5 ▲ 64.1
61 山田 学武 ▲ 4.0 24.7 ▲ 21.3 ▲ 77.5 0.0 ▲ 78.1
62 岡田 茂 ▲ 14.2 1.3 ▲ 65.3 12.3 ▲ 14.1 ▲ 80.0
63 中 寿文 ▲ 52.5 ▲ 16.8 12.4 32.9 ▲ 67.9 ▲ 91.9
64 安藤 友一 ▲ 13.4 ▲ 7.4 ▲ 28.3 ▲ 4.5 ▲ 44.8 ▲ 98.4
65 藤本 哲也 ▲ 10.1 ▲ 38.3 20.7 ▲ 40.8 ▲ 48.0 ▲ 116.5
66 新井 駿一 43.2 ▲ 4.6 ▲ 26.2 ▲ 36.6 ▲ 106.4 ▲ 130.6
67 新谷 翔平 52.2 ▲ 61.3 ▲ 50.6 ▲ 41.6   敗退
68 三田 晋也 ▲ 31.4 ▲ 19.3 ▲ 37.7 ▲ 17.9   敗退
69 中野 妙子 ▲ 76.7 17.9 ▲ 7.3 ▲ 65.6   敗退
70 阿部 謙一 ▲ 24.5 ▲ 74.1 14.3 ▲ 81.2   敗退
71 藤島 健二郎 ▲ 69.1 ▲ 3.7 ▲ 50.4     敗退
72 西川 舞 ▲ 74.3 ▲ 23.4 ▲ 36.2     敗退
73 田中 史孝 ▲ 75.0 ▲ 59.2       敗退

第10期女流桜花第4節レポート 魚谷 侑未

人生の中で、自分の一番輝ける場所を見つけられた。
私は幸せ者だ。

「麻雀」という、かけがえのない存在と出会えたから。

以前、フィギュアスケートの選手の浅田真央さんがインタビューでこう言っていた。

「私はスケートしかして来なかったけど、私の輝ける場所で頑張っていきたい」

凄く、胸に響いた。
自分は浅田真央さんほど、たくさんの人に見てもらえる立場ではないけど、それでも私の対局を見て応援してくれる人がたくさんいる。
私が嬉し涙を流す時、一緒に泣いてくれる人がいる。

私は私の輝ける舞台で精一杯戦おう。
そして、自分が輝く事で誰かの心に何かを伝えられたらいいな、と思う。
そんな理想の麻雀プロになれるように、まだ先は長いけど一歩ずつ歩んで行きたい。

女流桜花、第4節。

降級枠から10数ポイント上で迎えた4節目。
ここでマイナスをすると、ポイント的にも精神的にも辛くなってくる。

今年で、プロ7年目。
まだ私はリーグ戦で降級した事がない。
もちろん今期も降級するつもりはないし、むしろまだ決定戦まで夢見ている。

1回戦に、ただ両面だからという、しょーもない理由でリーチを打ち7,700放銃。
Aルールでのノミ手での両面リーチは精度を高めて打とうといつも考えているのに、「何となく」で打ってしまったリーチ。

ヤミテンにしていても止められた牌ではなかったが、何か結果は変わっていたかもしれない。
私は、このリーチを悔やんでいた。

しかし、その後すぐにチャンス手に恵まれる。

5巡目、北家

一索二索三索六索六索七索七索五筒六筒発発中中  ドラ六索

発が打ち出され「ポン」と声が出る。しかしそこで、止まってしまった。
手なりで打つなら当然のピンズ両面ターツ落とし。というか、それが普通。マジョリティー。
失敗してもきっと誰も私を咎めないし、当然の一打。

でも、上家の南里プロが明らかなソーズのホンイツに向かっていた。
四筒七筒も場に放っている。
四筒七筒の1枚くらいなら鳴かせてくれるかもしれない。

ここで、両面ターツ落としを見たら、キー牌の五索八索は鳴かせてくれない可能性が高いのももちろんだが、それ以前に私の欲しい牌は全て南里プロの手の内にしまい込まれそうだ。

「失敗したら私を笑うがいいさ。それでも自分を信じて打つって決めてるんでしょう?」

少考の間に、そんな風に自分の中の自分を説得する。打七索とした。
2,000点でアガリたくはないので、次巡も打七索
すぐに中が暗刻になり、出アガリ8,000点。

この日、一番お気に入りのアガリ。
上手くいかなかったら、バッシングされ兼ねない一打。
でも、自分を信じて打てた。

ちなみに、ピンズの両面ターツを払ってると六索七索待ちテンパイ。
しかし、テンパイした時には既に純カラ。
結果論ではあるけど、正解を選べた事が嬉しかった。

道中、展開苦しいなぁ。でも要所要所はツイテるなぁ。と、自分を客観的に見ていた。
4回戦を戦い、何とか+14.7Pのプラスで第4節を終えた。

第1節に作った大きな借金はなかなか返済出来ない。それでも焦らず、自分を信じて一歩一歩進むしかない。

女流桜花は、私が初めて戦ったタイトル戦の決勝戦。
そして、初めて手にしたタイトル。当時の私が一番欲しかったタイトルだ。

4年連続、女流桜花の決勝戦に残っているが、ここ2年は不甲斐ない成績しか残せていない。
また、あの場所で、輝きたい。全てを尽くして戦い、喜びの涙を流したい。

私は、こんな所で降級するわけにはいかないのだ。

女流プロリーグ(女流桜花) レポート/第10期女流桜花第4節レポート 魚谷 侑未

人生の中で、自分の一番輝ける場所を見つけられた。
私は幸せ者だ。
「麻雀」という、かけがえのない存在と出会えたから。
以前、フィギュアスケートの選手の浅田真央さんがインタビューでこう言っていた。
「私はスケートしかして来なかったけど、私の輝ける場所で頑張っていきたい」
凄く、胸に響いた。
自分は浅田真央さんほど、たくさんの人に見てもらえる立場ではないけど、それでも私の対局を見て応援してくれる人がたくさんいる。
私が嬉し涙を流す時、一緒に泣いてくれる人がいる。
私は私の輝ける舞台で精一杯戦おう。
そして、自分が輝く事で誰かの心に何かを伝えられたらいいな、と思う。
そんな理想の麻雀プロになれるように、まだ先は長いけど一歩ずつ歩んで行きたい。
女流桜花、第4節。
降級枠から10数ポイント上で迎えた4節目。
ここでマイナスをすると、ポイント的にも精神的にも辛くなってくる。
今年で、プロ7年目。
まだ私はリーグ戦で降級した事がない。
もちろん今期も降級するつもりはないし、むしろまだ決定戦まで夢見ている。
1回戦に、ただ両面だからという、しょーもない理由でリーチを打ち7,700放銃。
Aルールでのノミ手での両面リーチは精度を高めて打とうといつも考えているのに、「何となく」で打ってしまったリーチ。
ヤミテンにしていても止められた牌ではなかったが、何か結果は変わっていたかもしれない。
私は、このリーチを悔やんでいた。
しかし、その後すぐにチャンス手に恵まれる。
5巡目、北家
一索二索三索六索六索七索七索五筒六筒発発中中  ドラ六索
発が打ち出され「ポン」と声が出る。しかしそこで、止まってしまった。
手なりで打つなら当然のピンズ両面ターツ落とし。というか、それが普通。マジョリティー。
失敗してもきっと誰も私を咎めないし、当然の一打。
でも、上家の南里プロが明らかなソーズのホンイツに向かっていた。
四筒七筒も場に放っている。
四筒七筒の1枚くらいなら鳴かせてくれるかもしれない。
ここで、両面ターツ落としを見たら、キー牌の五索八索は鳴かせてくれない可能性が高いのももちろんだが、それ以前に私の欲しい牌は全て南里プロの手の内にしまい込まれそうだ。
「失敗したら私を笑うがいいさ。それでも自分を信じて打つって決めてるんでしょう?」
少考の間に、そんな風に自分の中の自分を説得する。打七索とした。
2,000点でアガリたくはないので、次巡も打七索
すぐに中が暗刻になり、出アガリ8,000点。
この日、一番お気に入りのアガリ。
上手くいかなかったら、バッシングされ兼ねない一打。
でも、自分を信じて打てた。
ちなみに、ピンズの両面ターツを払ってると六索七索待ちテンパイ。
しかし、テンパイした時には既に純カラ。
結果論ではあるけど、正解を選べた事が嬉しかった。
道中、展開苦しいなぁ。でも要所要所はツイテるなぁ。と、自分を客観的に見ていた。
4回戦を戦い、何とか+14.7Pのプラスで第4節を終えた。
第1節に作った大きな借金はなかなか返済出来ない。それでも焦らず、自分を信じて一歩一歩進むしかない。
女流桜花は、私が初めて戦ったタイトル戦の決勝戦。
そして、初めて手にしたタイトル。当時の私が一番欲しかったタイトルだ。
4年連続、女流桜花の決勝戦に残っているが、ここ2年は不甲斐ない成績しか残せていない。
また、あの場所で、輝きたい。全てを尽くして戦い、喜びの涙を流したい。
私は、こんな所で降級するわけにはいかないのだ。

第104回『勢は弩(ど)を張るが如く、節は機を発するが如し』 櫻井 秀樹

みなさんこんにちは。
毎日毎日猛暑が続いておりますが、体調など崩していらっしゃらないでしょうか?
体調不良の時は麻雀打つのは控えましょう!
楽しいはずの麻雀を辛い思いして打つ事は無いですし、体力が落ちると集中力も落ち、凡ミスも多くなってしまうのです。

そういう時は身体を休め、連盟ホームページの麻雀講座でも読み返してみましょう!
きっと今の自分に合ったテーマが見つかると思います。
時には弓を張るが如く、自力を蓄え、いざ実践の時に引き出せるような準備も必要なのです。

という事で今回は麻雀の上達方法について書かせて下さい。

よく、「どうすれば麻雀強くなりますか?」
という質問に、昔は「打荘数(ダチャンスウ)を重ねなさい」と言われる事が多かったような気がします。
若しくは、「上手い人の後ろで観て技を盗め」、とかですかね。

今でも実践による経験は重要です。もちろん上手い人の後ろ見も。
ただ、近年上記の上達法が時間短縮の部分で劇的に変化したのです。

それが、①ネット麻雀と ②映像対局です。

麻雀に限らず、人間が上達するには
試行(プレイ)→見直し→考察→試行 の繰り返しが不可欠なのですが、麻雀においては、見直し、考察の部分が不完全になってしまいがちです。

普通の人は連続5半荘打ったとしても、帰って考察できるほど印象に残る局は、せいぜい3、4局でしょう。
しかも、わかるのは自分の手牌と4者の捨て牌のみ。
それも歴が浅ければ浅い程、記憶できる量は少ないでしょう。

ですので、ほとんどのプレイヤーはゲーム中に少し振り返り、ちょっとずつ経験則としてインプットしていくしかないのです。
結果、上級者といわれるようになるまでに何千半荘とかかってしまうのです。

ところが、ネット麻雀であればこの時間を大幅に短縮できます。
そもそものプレイ時間が短縮できる事に加え、気になる局は対局後に4人全員の手牌、捨て牌を全て見ながら確認できます。

・あそこでこの牌を切ったが、やはりこっちを切った方がよかったなあ。
・あの時、あの牌がヤマにあると思っていたが、実際は全然だったなあ。
・下家の手牌をこう推理していたが、実際はこうだったなあ。
・こういう捨て牌の時はこういうマチになるのか・・・

などなど、どんどん自分の読みや手順に修正をかける事が出来るのです。

とあるベテランプロとこの話をしたときは、
「我々が10年かけて身に付けた技術が、2、3年で身につけられるのでちょっと寂しい」
と仰られてたのがすごく印象的でした。

これからドンドン若くて強い選手が出てくるんでしょうね。
逆に、遅くに麻雀を覚えた方、もしくはこれから本格的に勉強したい方も、是非この方法(プレイ→見直し→考察)を実践してみてください!
すぐに技術が身に着くとおもいます。

次に上手い人の麻雀を見るにはどうすればよいでしょうか?
以前はその人が麻雀するのについていって見せてもらうしかないのですが、なかなかハードルは高そうですね。。。
プロの対局やタイトル戦の決勝を観に行く、という手もありますが、これも時間と体力がかかります。
そしてこちらも同様に1人の手牌と、捨て牌しか見れませんね。

映像対局が爆発的に増えたのはここ1、2年ですが、これが本当に素晴らしい事です。
家でくつろぎながら、好きな時間にプロの対局を観る事ができる。
例えば連盟チャンネルでも、プロの対局がほぼ毎日、しかもプロの解説付きで観られるのですから、本当に勉強になります。

私も学生時代にモンド杯(第1回とか2回の頃)をビデオに録画し、何十回と繰り返し見てました。
自分とどう違うのか?何が見えているのか?
当時こんな配信があれば相当強くなっていたに違いありません!!

是非、「なぜ、このプロはこの牌を切ったんだろう?」
   「自分だったらこうしていたなあ。」
などなど、気になる部分は何度も見返して応えを探してみましょう。

いつのまにか、あなたの実力も画面でみているプロ達に近づいているかもしれませんね?

と、いったように現代での麻雀のスキルアップはパソコンの前で大きく時間短縮ができる事を説明させて頂きました。
ただ、それはあくまで平面上の(机上の)理論の強さだけです。

私の講座では、あくまで対人戦略をテーマにしております。

相手の目線、動作、雰囲気などなど、実際に相手を目の前にして打たなければ分からない事も多くあります。
こちらは、上記よりも時間がかかってしまいますが、中級者から上級者へステップアップするためには欠かせない経験だと思っています。

日々のトレーニング、強者の研究はあくまで本番への準備。

弓を十分引き絞ったら、自信を持って放ちましょう!
きっと、今まで勝てなかった相手にも勝てるようになっているはずです。

中級/第104回『勢は弩(ど)を張るが如く、節は機を発するが如し』 櫻井 秀樹

みなさんこんにちは。
毎日毎日猛暑が続いておりますが、体調など崩していらっしゃらないでしょうか?
体調不良の時は麻雀打つのは控えましょう!
楽しいはずの麻雀を辛い思いして打つ事は無いですし、体力が落ちると集中力も落ち、凡ミスも多くなってしまうのです。
そういう時は身体を休め、連盟ホームページの麻雀講座でも読み返してみましょう!
きっと今の自分に合ったテーマが見つかると思います。
時には弓を張るが如く、自力を蓄え、いざ実践の時に引き出せるような準備も必要なのです。
という事で今回は麻雀の上達方法について書かせて下さい。
よく、「どうすれば麻雀強くなりますか?」
という質問に、昔は「打荘数(ダチャンスウ)を重ねなさい」と言われる事が多かったような気がします。
若しくは、「上手い人の後ろで観て技を盗め」、とかですかね。
今でも実践による経験は重要です。もちろん上手い人の後ろ見も。
ただ、近年上記の上達法が時間短縮の部分で劇的に変化したのです。
それが、①ネット麻雀と ②映像対局です。
麻雀に限らず、人間が上達するには
試行(プレイ)→見直し→考察→試行 の繰り返しが不可欠なのですが、麻雀においては、見直し、考察の部分が不完全になってしまいがちです。
普通の人は連続5半荘打ったとしても、帰って考察できるほど印象に残る局は、せいぜい3、4局でしょう。
しかも、わかるのは自分の手牌と4者の捨て牌のみ。
それも歴が浅ければ浅い程、記憶できる量は少ないでしょう。
ですので、ほとんどのプレイヤーはゲーム中に少し振り返り、ちょっとずつ経験則としてインプットしていくしかないのです。
結果、上級者といわれるようになるまでに何千半荘とかかってしまうのです。
ところが、ネット麻雀であればこの時間を大幅に短縮できます。
そもそものプレイ時間が短縮できる事に加え、気になる局は対局後に4人全員の手牌、捨て牌を全て見ながら確認できます。
・あそこでこの牌を切ったが、やはりこっちを切った方がよかったなあ。
・あの時、あの牌がヤマにあると思っていたが、実際は全然だったなあ。
・下家の手牌をこう推理していたが、実際はこうだったなあ。
・こういう捨て牌の時はこういうマチになるのか・・・
などなど、どんどん自分の読みや手順に修正をかける事が出来るのです。
とあるベテランプロとこの話をしたときは、
「我々が10年かけて身に付けた技術が、2、3年で身につけられるのでちょっと寂しい」
と仰られてたのがすごく印象的でした。
これからドンドン若くて強い選手が出てくるんでしょうね。
逆に、遅くに麻雀を覚えた方、もしくはこれから本格的に勉強したい方も、是非この方法(プレイ→見直し→考察)を実践してみてください!
すぐに技術が身に着くとおもいます。
次に上手い人の麻雀を見るにはどうすればよいでしょうか?
以前はその人が麻雀するのについていって見せてもらうしかないのですが、なかなかハードルは高そうですね。。。
プロの対局やタイトル戦の決勝を観に行く、という手もありますが、これも時間と体力がかかります。
そしてこちらも同様に1人の手牌と、捨て牌しか見れませんね。
映像対局が爆発的に増えたのはここ1、2年ですが、これが本当に素晴らしい事です。
家でくつろぎながら、好きな時間にプロの対局を観る事ができる。
例えば連盟チャンネルでも、プロの対局がほぼ毎日、しかもプロの解説付きで観られるのですから、本当に勉強になります。
私も学生時代にモンド杯(第1回とか2回の頃)をビデオに録画し、何十回と繰り返し見てました。
自分とどう違うのか?何が見えているのか?
当時こんな配信があれば相当強くなっていたに違いありません!!
是非、「なぜ、このプロはこの牌を切ったんだろう?」
   「自分だったらこうしていたなあ。」
などなど、気になる部分は何度も見返して応えを探してみましょう。
いつのまにか、あなたの実力も画面でみているプロ達に近づいているかもしれませんね?
と、いったように現代での麻雀のスキルアップはパソコンの前で大きく時間短縮ができる事を説明させて頂きました。
ただ、それはあくまで平面上の(机上の)理論の強さだけです。
私の講座では、あくまで対人戦略をテーマにしております。
相手の目線、動作、雰囲気などなど、実際に相手を目の前にして打たなければ分からない事も多くあります。
こちらは、上記よりも時間がかかってしまいますが、中級者から上級者へステップアップするためには欠かせない経験だと思っています。
日々のトレーニング、強者の研究はあくまで本番への準備。
弓を十分引き絞ったら、自信を持って放ちましょう!
きっと、今まで勝てなかった相手にも勝てるようになっているはずです。

第32期A2リーグ第4節レポート ダンプ 大橋

久しぶりに登場の、歩く降級ボーダーことダンプ大橋でございます。

今期は心機一転と髪の毛の色を変えた結果、久しぶりのトータルプラス状態で4節目を迎える事ができました。めでたい。

今回のお相手は石渡、猿川、佐々木の3名。
1回戦は、軽いタンヤオイーペーコーをリーチでツモり、トップを取り好調さを感じていたのですが、2回戦に大事件。

東1局で500オールをツモり蓮荘に成功した1本場、猿川にこんな配牌が。

四索六索七索八索九索五筒南南白発発中中  ドラ西

2巡目に発を仕掛けるとツモってきたのは白。その白を仕掛けて7巡目に大三元テンパイ。

六索七索八索南南中中  ポン白白白  ポン発発発

あっさりと3巡後に中をツモり、8,000・16,000。

嗚呼、今年もいつものポジションに落ちるのかと頭をよぎるも、
次局に

六万六万七万七万三索三索二筒二筒三筒四筒四筒六筒六筒  ツモ三筒

この1,600・3,200を皮切りに、

一万一万二万二万二万四万五万六万九筒九筒中中中  ツモ一万  ドラ中

四万四万四筒四筒四筒七筒八筒九筒東東  ポン一索 上向き一索 上向き一索 上向き  ツモ東  ドラ一索

こうアガリ倒し、気が付けば大三元の親被りも返済し、トップこそ猿川にオーラスで捲られますが大きい2着で終了。

3回戦こそラスを引くも、4回戦は5万点を超えるトップで本日44.2Pのプラスで終了。
トータル首位の石渡を沈め、上位争いは混戦の模様を呈してきました。

実際のところはもっとポイントを叩く場所があっただけに、反省点も多い対局ではありましたが、結果には概ね満足。
今期こそは、最後の最後まで昇級に絡める位置で戦っていきたいものですね。

人の心配をするほどの余裕はありませんが、佐々木の不調っぷりも気になるところです。
前期では最終節まで昇級を争った反動か、ミスをしているわけでもなく、淡々とマイナスを重ね続ける印象です。

とはいっても、攻撃力はA2の中でもピカ1ですし、ワンチャンを拾えばあっという間にマイナスを返済してくるでしょうから、その時は同卓していない事を願うばかりでございます。

プロリーグ(鳳凰戦)レポート/第32期A2リーグ第4節レポート ダンプ 大橋

久しぶりに登場の、歩く降級ボーダーことダンプ大橋でございます。
今期は心機一転と髪の毛の色を変えた結果、久しぶりのトータルプラス状態で4節目を迎える事ができました。めでたい。
今回のお相手は石渡、猿川、佐々木の3名。
1回戦は、軽いタンヤオイーペーコーをリーチでツモり、トップを取り好調さを感じていたのですが、2回戦に大事件。
東1局で500オールをツモり蓮荘に成功した1本場、猿川にこんな配牌が。
四索六索七索八索九索五筒南南白発発中中  ドラ西
2巡目に発を仕掛けるとツモってきたのは白。その白を仕掛けて7巡目に大三元テンパイ。
六索七索八索南南中中  ポン白白白  ポン発発発
あっさりと3巡後に中をツモり、8,000・16,000。
嗚呼、今年もいつものポジションに落ちるのかと頭をよぎるも、
次局に
六万六万七万七万三索三索二筒二筒三筒四筒四筒六筒六筒  ツモ三筒
この1,600・3,200を皮切りに、
一万一万二万二万二万四万五万六万九筒九筒中中中  ツモ一万  ドラ中
四万四万四筒四筒四筒七筒八筒九筒東東  ポン一索 上向き一索 上向き一索 上向き  ツモ東  ドラ一索
こうアガリ倒し、気が付けば大三元の親被りも返済し、トップこそ猿川にオーラスで捲られますが大きい2着で終了。
3回戦こそラスを引くも、4回戦は5万点を超えるトップで本日44.2Pのプラスで終了。
トータル首位の石渡を沈め、上位争いは混戦の模様を呈してきました。
実際のところはもっとポイントを叩く場所があっただけに、反省点も多い対局ではありましたが、結果には概ね満足。
今期こそは、最後の最後まで昇級に絡める位置で戦っていきたいものですね。
人の心配をするほどの余裕はありませんが、佐々木の不調っぷりも気になるところです。
前期では最終節まで昇級を争った反動か、ミスをしているわけでもなく、淡々とマイナスを重ね続ける印象です。
とはいっても、攻撃力はA2の中でもピカ1ですし、ワンチャンを拾えばあっという間にマイナスを返済してくるでしょうから、その時は同卓していない事を願うばかりでございます。

インターネット麻雀日本選手権2015

インターネット麻雀 日本選手権2015のご案内

今年は日本プロ麻雀協会から、
鈴木 たろうプロ、豊後 葵プロ

最高位戦日本プロ麻雀協会から
水巻 渉プロ、村上 淳プロ

RMUから
多井 隆晴プロ

天鳳位
ASAPINさんが参戦決定!

 

日本プロ麻雀連盟からは以下25名が参戦!

100

森山 茂和プロ

100

荒 正義プロ

100

前原 雄大プロ

100

沢崎 誠プロ

100

藤崎 智プロ

100

瀬戸熊 直樹プロ

100

ともたけ 雅晴プロ

100

山井 弘プロ

100

滝沢 和典プロ

100

佐々木 寿人プロ

100

前田 直哉プロ

100

勝又 健志プロ

100

櫻井 秀樹プロ

100

清原 継光プロ

100

内川 幸太郎プロ

100

白鳥 翔プロ

100

吉田 直プロ

100

冨田 久志プロ

100

ダンプ 大橋プロ

100

二階堂 瑠美プロ

100

宮内 こずえプロ

100

高宮 まりプロ

100

吾妻 さおりプロ

100

魚谷 侑未プロ

100

和久津 晶プロ

100

安田 麻里菜プロ

 

日本プロ麻雀協会

100

鈴木 たろうプロ

100

豊後 葵プロ

 

最高位戦日本プロ麻雀協会

100

水巻 渉プロ

100

村上 淳プロ

 

RMU

100

多井 隆晴プロ

 

天鳳位

100

ASAPINさん

 

● タイトル戦概要 ●

日本プロ麻雀連盟が主催する “インターネット麻雀の日本一” を決めるタイトル戦!
『 インターネット麻雀 日本選手権2015 』

インターネット麻雀の強者が一堂に集結!
日本プロ麻雀連盟のプロも参戦し、日本一の称号をかけた闘いが今、始まります!
多数のインターネット麻雀サイトで行われる予選を勝ちあがった雀士がトーナメントで闘います。

大会の模様は、以下の媒体に掲載を予定しております。
日本プロ麻雀連盟ホームページ
・YouTube JPMLandRON2チャンネル
その他、TV(MONDO TV)、雑誌等での告知、掲載も交渉中です。

● 特典 ●

優勝者には以下の特典!

・日本プロ麻雀連盟認定 インターネット麻雀日本選手権優勝 トロフィー贈呈
・日本プロ麻雀連盟認定 五段免状贈呈
・JTB旅行券30万円分
・次期麻雀マスターズ本戦シード権、次期王位戦A級本戦シード権を贈呈
インターネット麻雀とリアル麻雀の二階級制覇を目指せっ!!

2位には以下の特典
・日本プロ麻雀連盟認定 三段免状贈呈
・JTB旅行券5万円分
・次期王位戦A級本戦シード権を贈呈
インターネット麻雀の実力をリアル麻雀で発揮っ!!

3位、4位には以下の特典
・日本プロ麻雀連盟認定 二段免状贈呈
・JTB旅行券5万円分

● 参加サイト ●

ハンゲーム 麻雀4
ロン2

● 予選スケジュール ●

ロン2での選出戦トーナメント(プロ8名+ユーザー8名)

日程:4月9日と4月16日の2日間で行う。

ロン2ユーザー選出
ロン2リーグGOLDクラス2月度1位

東風の2月月間ランキング道場1位

東南の2月月間ランキングリーチバトル1位

三麻の2月月間ランキング1位

ウィークリー大会3月9日~15日の週の1位

2月末日でレーティング1位

3月7日(土)三人麻雀の大会1名

3月8日(日)四人麻雀の大会1名

合計8名を選出。

4月9日と4月16日に行われる選出戦トーナメントへ進みます。

プロ予選
2月末日でレーティング1位、2位のプロ2名

吉田 直プロ、客野 直プロに決定

3月7日(土)三人麻雀の大会の上位2名

3月8日(日)四人麻雀の大会の上位2名

ウィークリー大会3月16日~22日の週の上位2名

ここまで合計8名

その他、A1、A2、女流Aの他、チャンピオンや新人王など8名をシードし、
合計16名でトーナメントを行う。

「日程」

3月23日(月)ベスト16トーナメントA卓B卓 各卓上位2名がベスト8へ

3月25日(水)ベスト16トーナメントC卓D卓 各卓上位2名がベスト8へ

3月26日(木)ベスト8A卓とB卓、各卓上位2名が、4月9日と4月16日に行われる選出戦トーナメントへ進みます。

 

《ロン2》
4月9日(木)

A卓:二階堂 瑠美プロ vs 村上 淳プロ vs 司馬先生さん vs Arrowさん

ベスト32勝ち上がり:司馬先生さん、 村上淳プロ

B卓:荒 正義プロ vs 清原 継光プロ vs 無鉄砲さん vs 塩サバさん

ベスト32勝ち上がり:無鉄砲さん、荒正義プロ

C卓:沢崎 誠プロ vs 冨田 久志プロ vs あちゃんさん vs 陽音さん

ベスト32勝ち上がり:あちゃんさん、沢崎誠プロ

D卓:和久津 晶プロvs 水巻 渉プロ vs 恋泥棒さん vs 孔明さん

ベスト32勝ち上がり:孔明さん、 水巻渉プロ

 

4月16日(木)

E卓:森山 茂和プロ vs 多井 隆晴プロ vs おさるきんぐさん vs oga-papa2さん

ベスト32勝ち上がり:多井 隆晴プロ、 森山 茂和プロ

F卓:前原 雄大プロ vs ASAPINさん vs 麻雀犬ホエホエさん vs 平家の落武者さん

ベスト32勝ち上がり:前原 雄大プロ、 ASAPINさん

G卓:吾妻 さおりプロ vs 鈴木 たろうプロ vs divinng27さん vs 不死身の公文さん

ベスト32勝ち上がり:divinng27さん、 吾妻 さおりプロ

H卓:前田 直哉プロ vs 豊後 葵プロ vs 一撃帝王さん vs YCTさん

ベスト32勝ち上がり:豊後 葵プロ、 YCTさん

 

《ハンゲーム》
4月14日(火)
A卓:瀬戸熊 直樹プロ vs 高宮 まりプロ vs unjouninさん vs ktomaさん

ベスト32勝ち上がり:unjouninさん、ktomaさん

B卓:ともたけ 雅晴プロ vs 佐々木 寿人プロ vs 麻雀職人黒沢さん vs tamesikyaraさん

ベスト32勝ち上がり:ともたけ 雅晴プロ、麻雀職人黒沢さん

C卓:宮内 こずえプロ vs ダンプ 大橋プロ vs 。яuι。さん vs めるくん。さん

ベスト32勝ち上がり:ダンプ 大橋プロ、めるくん。さん

D卓:魚谷 侑未プロ vs 吉田 直プロ vs トシ蔵7さん vs medeaceplaceさん

ベスト32勝ち上がり:魚谷 侑未プロ、吉田 直プロ

4月15日(水)
E卓:藤崎 智プロ vs 内川 幸太郎プロ vs z512007さん vs orinzouさん

ベスト32勝ち上がり:z512007さん、orinzouさん

F卓:山井 弘プロ vs 白鳥 翔プロ vs ◆さとう■さん vs firetimesさん

ベスト32勝ち上がり:◆さとう■さん、firetimesさん

G卓:勝又 健志プロ vs 安田 麻里菜プロ vs 三度笠ポンタさん vs 夜間配送さん

ベスト32勝ち上がり:勝又 健志プロ、安田 麻里菜プロ

H卓:滝沢 和典プロ vs 櫻井 秀樹プロ vs 巧ちっち☆さん vs harusanririさん

ベスト32勝ち上がり:櫻井 秀樹プロ、harusanririさん

決勝戦までの流れ

ベスト32A卓:5月 7日(木)20:00~3回戦

ともたけ雅晴プロ vs 村上淳プロ vs めるくん。さん vs 無鉄砲さん

ベスト16進出:ともたけ雅晴プロ  無鉄砲さん

ベスト32B卓:5月 7日(木)20:00~3回戦

前原雄大プロ vs 吉田直プロ vs YCTさん vs 麻雀職人黒沢さん

ベスト16進出:前原雄大プロ  YCTさん

ベスト32C卓:5月14日(木)20:00~3回戦

沢崎誠プロ vs 豊後葵プロ vs ◆さとう■さん vs ktomaさん

ベスト16進出:沢崎誠プロ  ◆さとう■さん

ベスト32D卓:5月14日(木)20:00~3回戦

森山茂和プロ vs ASAPINさん vs z512007さん vs あちゃんさん

ベスト16進出:ASAPINさん  森山茂和プロ

ベスト32E卓:5月21日(木)20:00~3回戦

荒正義プロ vs 多井隆晴プロ vs orinzouさん vs divinng27さん

ベスト16進出:divinng27さん  orinzouさん

ベスト32F卓:5月21日(木)20:00~3回戦

勝又健志プロ vs 吾妻さおりプロ vs 安田麻里菜プロ vs 孔明さん

ベスト16進出:勝又健志プロ  孔明さん

ベスト32G卓:5月28日(木)20:00~3回戦

魚谷侑未プロ vs ダンプ大橋プロ vs firetimesさん vs harusanririさん

ベスト16進出:ダンプ大橋プロ  魚谷侑未プロ

ベスト32H卓:5月28日(木)20:00~3回戦

櫻井秀樹プロ vs 水巻渉プロ vs unjouninさん vs 司馬先生さん

ベスト16進出:櫻井秀樹プロ  水巻渉プロ

 

ベスト16A卓:6月 4日(木)20:00~3回戦

A卓:森山茂和プロ vs 水巻渉プロ vs 無鉄砲さん vs 孔明さん

ベスト8進出:水巻渉プロ  孔明さん

ベスト16B卓:6月11日(木)20:00~3回戦

B卓:ともたけ雅晴プロ vs 櫻井秀樹プロ vs YCTさん vs ◆さとう■さん

ベスト8進出:◆さとう■さん  YCTさん

ベスト16C卓:6月18日(木)20:00~3回戦

C卓:前原雄大プロ vs 勝又健志プロ vs ダンプ大橋プロ vs orinzouさん

ベスト8進出:前原雄大プロ  orinzouさん

ベスト16D卓:6月25日(木)20:00~3回戦

D卓:沢崎誠プロ vs 魚谷侑未プロ vs ASAPINさん vs divinng27さん

ベスト8進出:ASAPINさん  沢崎誠プロ

 

準決勝A卓:7月2日(木)20:00~3回戦

A卓:沢崎誠プロ vs 水巻渉プロ vs YCTさん vs orinzouさん

決勝進出:水巻渉プロ  orinzouさん

準決勝B卓:7月9日(木)20:00~3回戦

B卓:前原雄大プロ vs ASAPINさん vs 孔明さん vs ◆さとう■さん

決勝進出:ASAPINさん  孔明さん

 

決勝:8月8日(土)

優勝:水巻 渉プロ(最高位戦日本プロ麻雀協会)

準優勝:ASAPINさん

第3位:孔明さん

第4位:orinzouさん

※スケジュール、特典は都合により変更となる場合があります。

なお、当連盟では今回のインターネット麻雀日本選手権に関わらず、 オンライン麻雀サイト様のオンラインイベント、オフラインイベントへのゲストプロの派遣も賜っております。
ご興味がございましたら、support@archive2020.ma-jan.or.jpまで、お問い合わせくださいますよう、お願い致します。

歴代優勝者

年度 優勝者 2位 3位 4位
第4回 2015 水巻 渉プロ ASAPINさん 孔明さん orinzouさん
第3回 2014 瀬戸熊 直樹 ともたけ 雅晴 佐々木 寿人 徳川 龍之介さん
第2回 2013 クラピカさん 安田 麻里菜 二階堂 亜樹 前原 雄大
第1回 2012 前原 雄大 いちのせ@さん 佐々木 寿人 ダンプ 大橋

特集企画/インターネット麻雀日本選手権2015

インターネット麻雀 日本選手権2015のご案内

今年は日本プロ麻雀協会から、
鈴木 たろうプロ、豊後 葵プロ
最高位戦日本プロ麻雀協会から
水巻 渉プロ、村上 淳プロ
RMUから
多井 隆晴プロ
天鳳位
ASAPINさんが参戦決定!
 
日本プロ麻雀連盟からは以下25名が参戦!

100

森山 茂和プロ

100

荒 正義プロ

100

前原 雄大プロ

100

沢崎 誠プロ

100

藤崎 智プロ

100

瀬戸熊 直樹プロ

100

ともたけ 雅晴プロ

100

山井 弘プロ

100

滝沢 和典プロ

100

佐々木 寿人プロ

100

前田 直哉プロ

100

勝又 健志プロ

100

櫻井 秀樹プロ

100

清原 継光プロ

100

内川 幸太郎プロ

100

白鳥 翔プロ

100

吉田 直プロ

100

冨田 久志プロ

100

ダンプ 大橋プロ

100

二階堂 瑠美プロ

100

宮内 こずえプロ

100

高宮 まりプロ

100

吾妻 さおりプロ

100

魚谷 侑未プロ

100

和久津 晶プロ

100

安田 麻里菜プロ

 
日本プロ麻雀協会

100

鈴木 たろうプロ

100

豊後 葵プロ

 
最高位戦日本プロ麻雀協会

100

水巻 渉プロ

100

村上 淳プロ

 
RMU

100

多井 隆晴プロ

 
天鳳位

100

ASAPINさん

 
● タイトル戦概要 ●
日本プロ麻雀連盟が主催する “インターネット麻雀の日本一” を決めるタイトル戦!
『 インターネット麻雀 日本選手権2015 』
インターネット麻雀の強者が一堂に集結!
日本プロ麻雀連盟のプロも参戦し、日本一の称号をかけた闘いが今、始まります!
多数のインターネット麻雀サイトで行われる予選を勝ちあがった雀士がトーナメントで闘います。
大会の模様は、以下の媒体に掲載を予定しております。
日本プロ麻雀連盟ホームページ
・YouTube JPMLandRON2チャンネル
その他、TV(MONDO TV)、雑誌等での告知、掲載も交渉中です。

● 特典 ●

優勝者には以下の特典!

・日本プロ麻雀連盟認定 インターネット麻雀日本選手権優勝 トロフィー贈呈
・日本プロ麻雀連盟認定 五段免状贈呈
・JTB旅行券30万円分
・次期麻雀マスターズ本戦シード権、次期王位戦A級本戦シード権を贈呈
インターネット麻雀とリアル麻雀の二階級制覇を目指せっ!!
2位には以下の特典
・日本プロ麻雀連盟認定 三段免状贈呈
・JTB旅行券5万円分
・次期王位戦A級本戦シード権を贈呈
インターネット麻雀の実力をリアル麻雀で発揮っ!!
3位、4位には以下の特典
・日本プロ麻雀連盟認定 二段免状贈呈
・JTB旅行券5万円分

● 参加サイト ●

ハンゲーム 麻雀4
ロン2

● 予選スケジュール ●

ロン2での選出戦トーナメント(プロ8名+ユーザー8名)

日程:4月9日と4月16日の2日間で行う。
ロン2ユーザー選出
ロン2リーグGOLDクラス2月度1位
東風の2月月間ランキング道場1位
東南の2月月間ランキングリーチバトル1位
三麻の2月月間ランキング1位
ウィークリー大会3月9日~15日の週の1位
2月末日でレーティング1位
3月7日(土)三人麻雀の大会1名
3月8日(日)四人麻雀の大会1名
合計8名を選出。
4月9日と4月16日に行われる選出戦トーナメントへ進みます。
プロ予選
2月末日でレーティング1位、2位のプロ2名
吉田 直プロ、客野 直プロに決定
3月7日(土)三人麻雀の大会の上位2名
3月8日(日)四人麻雀の大会の上位2名
ウィークリー大会3月16日~22日の週の上位2名
ここまで合計8名
その他、A1、A2、女流Aの他、チャンピオンや新人王など8名をシードし、
合計16名でトーナメントを行う。
「日程」
3月23日(月)ベスト16トーナメントA卓B卓 各卓上位2名がベスト8へ
3月25日(水)ベスト16トーナメントC卓D卓 各卓上位2名がベスト8へ
3月26日(木)ベスト8A卓とB卓、各卓上位2名が、4月9日と4月16日に行われる選出戦トーナメントへ進みます。
 
《ロン2》
4月9日(木)
A卓:二階堂 瑠美プロ vs 村上 淳プロ vs 司馬先生さん vs Arrowさん
ベスト32勝ち上がり:司馬先生さん、 村上淳プロ
B卓:荒 正義プロ vs 清原 継光プロ vs 無鉄砲さん vs 塩サバさん
ベスト32勝ち上がり:無鉄砲さん、荒正義プロ
C卓:沢崎 誠プロ vs 冨田 久志プロ vs あちゃんさん vs 陽音さん
ベスト32勝ち上がり:あちゃんさん、沢崎誠プロ
D卓:和久津 晶プロvs 水巻 渉プロ vs 恋泥棒さん vs 孔明さん
ベスト32勝ち上がり:孔明さん、 水巻渉プロ
 
4月16日(木)
E卓:森山 茂和プロ vs 多井 隆晴プロ vs おさるきんぐさん vs oga-papa2さん
ベスト32勝ち上がり:多井 隆晴プロ、 森山 茂和プロ
F卓:前原 雄大プロ vs ASAPINさん vs 麻雀犬ホエホエさん vs 平家の落武者さん
ベスト32勝ち上がり:前原 雄大プロ、 ASAPINさん
G卓:吾妻 さおりプロ vs 鈴木 たろうプロ vs divinng27さん vs 不死身の公文さん
ベスト32勝ち上がり:divinng27さん、 吾妻 さおりプロ
H卓:前田 直哉プロ vs 豊後 葵プロ vs 一撃帝王さん vs YCTさん
ベスト32勝ち上がり:豊後 葵プロ、 YCTさん
 
《ハンゲーム》
4月14日(火)
A卓:瀬戸熊 直樹プロ vs 高宮 まりプロ vs unjouninさん vs ktomaさん
ベスト32勝ち上がり:unjouninさん、ktomaさん
B卓:ともたけ 雅晴プロ vs 佐々木 寿人プロ vs 麻雀職人黒沢さん vs tamesikyaraさん
ベスト32勝ち上がり:ともたけ 雅晴プロ、麻雀職人黒沢さん
C卓:宮内 こずえプロ vs ダンプ 大橋プロ vs 。яuι。さん vs めるくん。さん
ベスト32勝ち上がり:ダンプ 大橋プロ、めるくん。さん
D卓:魚谷 侑未プロ vs 吉田 直プロ vs トシ蔵7さん vs medeaceplaceさん
ベスト32勝ち上がり:魚谷 侑未プロ、吉田 直プロ
4月15日(水)
E卓:藤崎 智プロ vs 内川 幸太郎プロ vs z512007さん vs orinzouさん
ベスト32勝ち上がり:z512007さん、orinzouさん
F卓:山井 弘プロ vs 白鳥 翔プロ vs ◆さとう■さん vs firetimesさん
ベスト32勝ち上がり:◆さとう■さん、firetimesさん
G卓:勝又 健志プロ vs 安田 麻里菜プロ vs 三度笠ポンタさん vs 夜間配送さん
ベスト32勝ち上がり:勝又 健志プロ、安田 麻里菜プロ
H卓:滝沢 和典プロ vs 櫻井 秀樹プロ vs 巧ちっち☆さん vs harusanririさん
ベスト32勝ち上がり:櫻井 秀樹プロ、harusanririさん

決勝戦までの流れ

ベスト32A卓:5月 7日(木)20:00~3回戦
ともたけ雅晴プロ vs 村上淳プロ vs めるくん。さん vs 無鉄砲さん
ベスト16進出:ともたけ雅晴プロ  無鉄砲さん
ベスト32B卓:5月 7日(木)20:00~3回戦
前原雄大プロ vs 吉田直プロ vs YCTさん vs 麻雀職人黒沢さん
ベスト16進出:前原雄大プロ  YCTさん
ベスト32C卓:5月14日(木)20:00~3回戦
沢崎誠プロ vs 豊後葵プロ vs ◆さとう■さん vs ktomaさん
ベスト16進出:沢崎誠プロ  ◆さとう■さん
ベスト32D卓:5月14日(木)20:00~3回戦
森山茂和プロ vs ASAPINさん vs z512007さん vs あちゃんさん
ベスト16進出:ASAPINさん  森山茂和プロ
ベスト32E卓:5月21日(木)20:00~3回戦
荒正義プロ vs 多井隆晴プロ vs orinzouさん vs divinng27さん
ベスト16進出:divinng27さん  orinzouさん
ベスト32F卓:5月21日(木)20:00~3回戦
勝又健志プロ vs 吾妻さおりプロ vs 安田麻里菜プロ vs 孔明さん
ベスト16進出:勝又健志プロ  孔明さん
ベスト32G卓:5月28日(木)20:00~3回戦
魚谷侑未プロ vs ダンプ大橋プロ vs firetimesさん vs harusanririさん
ベスト16進出:ダンプ大橋プロ  魚谷侑未プロ
ベスト32H卓:5月28日(木)20:00~3回戦
櫻井秀樹プロ vs 水巻渉プロ vs unjouninさん vs 司馬先生さん
ベスト16進出:櫻井秀樹プロ  水巻渉プロ
 
ベスト16A卓:6月 4日(木)20:00~3回戦
A卓:森山茂和プロ vs 水巻渉プロ vs 無鉄砲さん vs 孔明さん
ベスト8進出:水巻渉プロ  孔明さん
ベスト16B卓:6月11日(木)20:00~3回戦
B卓:ともたけ雅晴プロ vs 櫻井秀樹プロ vs YCTさん vs ◆さとう■さん
ベスト8進出:◆さとう■さん  YCTさん
ベスト16C卓:6月18日(木)20:00~3回戦
C卓:前原雄大プロ vs 勝又健志プロ vs ダンプ大橋プロ vs orinzouさん
ベスト8進出:前原雄大プロ  orinzouさん
ベスト16D卓:6月25日(木)20:00~3回戦
D卓:沢崎誠プロ vs 魚谷侑未プロ vs ASAPINさん vs divinng27さん
ベスト8進出:ASAPINさん  沢崎誠プロ
 
準決勝A卓:7月2日(木)20:00~3回戦
A卓:沢崎誠プロ vs 水巻渉プロ vs YCTさん vs orinzouさん
決勝進出:水巻渉プロ  orinzouさん
準決勝B卓:7月9日(木)20:00~3回戦
B卓:前原雄大プロ vs ASAPINさん vs 孔明さん vs ◆さとう■さん
決勝進出:ASAPINさん  孔明さん
 
決勝:8月8日(土)
優勝:水巻 渉プロ(最高位戦日本プロ麻雀協会)
準優勝:ASAPINさん
第3位:孔明さん
第4位:orinzouさん

※スケジュール、特典は都合により変更となる場合があります。
なお、当連盟では今回のインターネット麻雀日本選手権に関わらず、 オンライン麻雀サイト様のオンラインイベント、オフラインイベントへのゲストプロの派遣も賜っております。
ご興味がございましたら、support@ma-jan.or.jpまで、お問い合わせくださいますよう、お願い致します。

歴代優勝者

年度 優勝者 2位 3位 4位
第4回 2015 水巻 渉プロ ASAPINさん 孔明さん orinzouさん
第3回 2014 瀬戸熊 直樹 ともたけ 雅晴 佐々木 寿人 徳川 龍之介さん
第2回 2013 クラピカさん 安田 麻里菜 二階堂 亜樹 前原 雄大
第1回 2012 前原 雄大 いちのせ@さん 佐々木 寿人 ダンプ 大橋

第32期十段戦 ベスト16C卓レポート ともたけ 雅晴

台風の通過で心配された天気も朝には雨も上がり、これから行われる十段戦ベスト16の熱戦を予言するような、夏の暑い日射しが戻ってきた。

決勝の舞台まで残る関門は2つ。
最初の関門に挑戦するのは、1回戦の起家から、柴田、古川、灘、勝又の4人。

100

東1局
10巡目に親の柴田が六万をチーして局面が動く。
すると13巡目に西家の勝又が、

七万八万九万三索三索六索七索八索六筒六筒七筒九筒東  ドラ六索

ここから八筒をツモってテンパイ。
ピンフや三色の変化もあるのでヤミテンに構え、打牌した東を北家の灘がポンして

三万四万三索四索五索六索七索八索八筒八筒  ポン東東東

こちらもテンパイ。
次巡、勝又は二索をツモって三索を切ればピンフのテンパイに変化できるが、一索四索が6枚見えてることもあり、そのままツモ切りでリーチ。
同巡灘は、ドラの六索をツモって、ストレートにアガリ向かって三索で放銃。
2,600と点数的には助かったが、灘にしてみれば自分の手が高くなって「しめしめ」と思っていた矢先の放銃で、開けられた形を見てグラッときたのでは…

この放銃が祟ったかどうかはわからないが、この後も灘は
東3局 西家柴田

四万五万六万四索五索四筒五筒六筒七筒八筒九筒白白  ドラ白

これでリーチ。
南家・灘

六万七万八万三索四索五索一筒二筒三筒五筒五筒白白

追いかけリーチをうつも六索で8,000の放銃。

南3局 西家・柴田

四万五万六万四索五索六索二筒三筒四筒五筒六筒北北  ドラ九筒

このリーチ。

南家・灘

一万一万九万九万七筒八筒八筒九筒九筒東東発発

このテンパイをしているところに一筒をツモり、マチを変えるとフリテンになるので、そのままツモ切り7,700の放銃。
柴田に456の三色というストレートパンチを2回浴びた灘は、1回戦とはいえ痛い1人沈みの大きなラスで終わる。

1回戦結果
勝又+20.5P 柴田+13.0P 古川+3.4P 灘▲36.9P

2回戦は東1局に灘が勝又から開局の「倍返し」となる5,200をアガってスタートし、そのリードを保ったままオーラスも勝又のリーチを交わして1,300・2,600+1,000(リーチ棒)をアガリトップ。
1回戦の負債を半分以下にした。

2回戦結果
灘+24.4P 柴田+9.0P 勝又▲12.9P 古川▲20.5P

2回戦終了時
柴田+22.0P 勝又+7.6P 灘▲12.5P 古川▲17.1P

3回戦は古川から12,000をアガった勝又がリードのままオーラスを迎え各自の持ち点は

勝又39,100
灘30,200
柴田29,000
古川21,700

という状況で、北家・柴田が序盤に自風の北をポンして動く。
何点でもアガれば原点復帰するので、当然といえば当然なのかもしれないが、ちょっと遠いところからなので微妙な感じがしていると、ここまであまり目立たなかった古川の手牌が水を得た魚のようにどんどんと育ち10巡目

四万四万六万七万八万六索七索五筒六筒六筒七筒七筒八筒  リーチ

この高目三色、ツモればトップとなるリーチをかける。
13巡目にきっちり八索をツモって3,000・6,000でトップ。

3回戦結果
古川+11.7P 勝又+7.1P 灘▲6.8P 柴田▲12.0P

3回戦終了時
勝又+14.7P 柴田+10.0P 古川▲5.4P 灘▲19.3P

4回戦も3回戦のオーラスに気持ち良いアガリを決めた古川が
東1局

三万三万五万六万西西西  チー七万 左向き八万 上向き九万 上向き  ポン発発発  ドラ九筒

このホンイツをテンパイ。
13巡目に発を加カンするとリンシャンから四万をツモって2,000・4,000。

そのリードを保って逃げ切り2連勝。

4回戦結果
古川+19.9P 柴田+11.7P 灘▲11.3P 勝又▲20.3P

4回戦終了時
柴田+21.7P 古川+14.5P 勝又▲5.6P 灘▲30.6P

いよいよ最終5回戦、起家スタートの柴田が2,000(勝又から)をアガって迎えた1本場で妙手を見せる。

東1局1本場
北家・勝又14巡目

四万四万五万五万六万七万四索五索六索四筒六筒六筒六筒  ドラ八索

ここから五筒をツモって七万切りでヤミテン。

東家・柴田16巡目

二万三万三万三万四万五万七万八万九万三索三索六索八索

ここに七索をツモってテンパイだが打牌は…
三万を切ってピンフのテンパイに取ると勝又に7,700+300(1本場)の振り込みになるのだが、勝又の最終手出しが七万ということもあってか二万を切ってリーチとする。
同巡、勝又が三索をツモ切り放銃(3,900+1本場300)。

順位点を考えず素点だけでみても、上下24,400の差。
振り込んだ勝又にしてみれば「まだ始まったばかり、チャンスは必ずくる」という気持ちだろうが、「やられた」という思いも残ったのでは…
局は勝又1人沈みのまま進み、オーラスを迎えた時点での各自の持ち点は

東家勝又17,700
南家柴田31,200
西家古川35,200
北家 灘35,900

アガれば良い柴田、古川、大物手を決めなければいけない灘、安全圏まで連チャンするしかない勝又が小刻みに増やして迎えた
南4局4本場
南家・柴田7巡目

六万七万八万一筒一筒一筒三筒三筒五筒六筒七筒七筒八筒  リーチ  ドラ五万

ここでリーチ。対する親の勝又は

五万六万四索五索六索二筒二筒三筒南南  ポン東東東

この1シャンテン。
柴田のツモに力が入るがツモれず、12巡目に南をポンして勝又が追い付き一騎打ちの戦いに。
白熱の戦いも15巡目、後のない勝又が六筒を掴んで決着。

5回戦結果
古川+14.7P 灘+8.4P 柴田▲7.1P 勝又▲16.0P

最終成績
古川+29.2P 柴田+14.6P 勝又▲21.6P 灘▲22.2P

勝ち上がった古川、柴田には最終関門でも「自分の麻雀」を貫いての健闘を祈りたい。
以上、ベスト16C卓のレポートでした。

十段戦 レポート/第32期十段戦 ベスト16C卓レポート ともたけ 雅晴

台風の通過で心配された天気も朝には雨も上がり、これから行われる十段戦ベスト16の熱戦を予言するような、夏の暑い日射しが戻ってきた。
決勝の舞台まで残る関門は2つ。
最初の関門に挑戦するのは、1回戦の起家から、柴田、古川、灘、勝又の4人。

100

東1局
10巡目に親の柴田が六万をチーして局面が動く。
すると13巡目に西家の勝又が、
七万八万九万三索三索六索七索八索六筒六筒七筒九筒東  ドラ六索
ここから八筒をツモってテンパイ。
ピンフや三色の変化もあるのでヤミテンに構え、打牌した東を北家の灘がポンして
三万四万三索四索五索六索七索八索八筒八筒  ポン東東東
こちらもテンパイ。
次巡、勝又は二索をツモって三索を切ればピンフのテンパイに変化できるが、一索四索が6枚見えてることもあり、そのままツモ切りでリーチ。
同巡灘は、ドラの六索をツモって、ストレートにアガリ向かって三索で放銃。
2,600と点数的には助かったが、灘にしてみれば自分の手が高くなって「しめしめ」と思っていた矢先の放銃で、開けられた形を見てグラッときたのでは…
この放銃が祟ったかどうかはわからないが、この後も灘は
東3局 西家柴田
四万五万六万四索五索四筒五筒六筒七筒八筒九筒白白  ドラ白
これでリーチ。
南家・灘
六万七万八万三索四索五索一筒二筒三筒五筒五筒白白
追いかけリーチをうつも六索で8,000の放銃。
南3局 西家・柴田
四万五万六万四索五索六索二筒三筒四筒五筒六筒北北  ドラ九筒
このリーチ。
南家・灘
一万一万九万九万七筒八筒八筒九筒九筒東東発発
このテンパイをしているところに一筒をツモり、マチを変えるとフリテンになるので、そのままツモ切り7,700の放銃。
柴田に456の三色というストレートパンチを2回浴びた灘は、1回戦とはいえ痛い1人沈みの大きなラスで終わる。
1回戦結果
勝又+20.5P 柴田+13.0P 古川+3.4P 灘▲36.9P
2回戦は東1局に灘が勝又から開局の「倍返し」となる5,200をアガってスタートし、そのリードを保ったままオーラスも勝又のリーチを交わして1,300・2,600+1,000(リーチ棒)をアガリトップ。
1回戦の負債を半分以下にした。
2回戦結果
灘+24.4P 柴田+9.0P 勝又▲12.9P 古川▲20.5P
2回戦終了時
柴田+22.0P 勝又+7.6P 灘▲12.5P 古川▲17.1P
3回戦は古川から12,000をアガった勝又がリードのままオーラスを迎え各自の持ち点は
勝又39,100
灘30,200
柴田29,000
古川21,700
という状況で、北家・柴田が序盤に自風の北をポンして動く。
何点でもアガれば原点復帰するので、当然といえば当然なのかもしれないが、ちょっと遠いところからなので微妙な感じがしていると、ここまであまり目立たなかった古川の手牌が水を得た魚のようにどんどんと育ち10巡目
四万四万六万七万八万六索七索五筒六筒六筒七筒七筒八筒  リーチ
この高目三色、ツモればトップとなるリーチをかける。
13巡目にきっちり八索をツモって3,000・6,000でトップ。
3回戦結果
古川+11.7P 勝又+7.1P 灘▲6.8P 柴田▲12.0P
3回戦終了時
勝又+14.7P 柴田+10.0P 古川▲5.4P 灘▲19.3P
4回戦も3回戦のオーラスに気持ち良いアガリを決めた古川が
東1局
三万三万五万六万西西西  チー七万 左向き八万 上向き九万 上向き  ポン発発発  ドラ九筒
このホンイツをテンパイ。
13巡目に発を加カンするとリンシャンから四万をツモって2,000・4,000。
そのリードを保って逃げ切り2連勝。
4回戦結果
古川+19.9P 柴田+11.7P 灘▲11.3P 勝又▲20.3P
4回戦終了時
柴田+21.7P 古川+14.5P 勝又▲5.6P 灘▲30.6P
いよいよ最終5回戦、起家スタートの柴田が2,000(勝又から)をアガって迎えた1本場で妙手を見せる。
東1局1本場
北家・勝又14巡目
四万四万五万五万六万七万四索五索六索四筒六筒六筒六筒  ドラ八索
ここから五筒をツモって七万切りでヤミテン。
東家・柴田16巡目
二万三万三万三万四万五万七万八万九万三索三索六索八索
ここに七索をツモってテンパイだが打牌は…
三万を切ってピンフのテンパイに取ると勝又に7,700+300(1本場)の振り込みになるのだが、勝又の最終手出しが七万ということもあってか二万を切ってリーチとする。
同巡、勝又が三索をツモ切り放銃(3,900+1本場300)。
順位点を考えず素点だけでみても、上下24,400の差。
振り込んだ勝又にしてみれば「まだ始まったばかり、チャンスは必ずくる」という気持ちだろうが、「やられた」という思いも残ったのでは…
局は勝又1人沈みのまま進み、オーラスを迎えた時点での各自の持ち点は
東家勝又17,700
南家柴田31,200
西家古川35,200
北家 灘35,900
アガれば良い柴田、古川、大物手を決めなければいけない灘、安全圏まで連チャンするしかない勝又が小刻みに増やして迎えた
南4局4本場
南家・柴田7巡目
六万七万八万一筒一筒一筒三筒三筒五筒六筒七筒七筒八筒  リーチ  ドラ五万
ここでリーチ。対する親の勝又は
五万六万四索五索六索二筒二筒三筒南南  ポン東東東
この1シャンテン。
柴田のツモに力が入るがツモれず、12巡目に南をポンして勝又が追い付き一騎打ちの戦いに。
白熱の戦いも15巡目、後のない勝又が六筒を掴んで決着。
5回戦結果
古川+14.7P 灘+8.4P 柴田▲7.1P 勝又▲16.0P
最終成績
古川+29.2P 柴田+14.6P 勝又▲21.6P 灘▲22.2P
勝ち上がった古川、柴田には最終関門でも「自分の麻雀」を貫いての健闘を祈りたい。
以上、ベスト16C卓のレポートでした。