何を切る?fromロン2 2015年12月
2015年12月02日
このコーナーでは、オンライン麻雀「ロン2」の協力のもと、プロ雀士とロン2ユーザーの解答をグラフを使って比較していきたいと思います。
多くのプロより、丁寧な解説をいただきましたので、みなさんの雀力アップの参考にしていただければと思います。
問題提供:「ロン2」 作成:杉浦勘介
ロン2道場ルール (一発、裏ドラ、カンドラあり、赤なし)
東2局西家 (色の濃くなっている牌はツモ切りです)
プロ
切り・・・14人
切り・・・13人
切り・・・11人
切り・・・11人
ロン2ユーザー
切り・・・27.3%
切り・・・26.4%
切り・・・24.7%
切り・・・20.8%
切り・・・0.9%
プロ解答(50音順)
★切り
蒼山秀佑
「打点を追うなら、手広くならだが、自分の捨て牌にソーズが切られてなく、後のリーチを考えた時に、とを強くしたいので、先にを切っておく。」
伊藤優孝
「タンピン三色とイーペーコーで良し。」
内田美乃里
「タンピン三色を見て。」
清原継光
「が2枚切れなので、目一杯に受ける価値が低く、タンピン三色の余剰牌のを先に打ちます。は親の現物なので残します。もも(現状)必ず通る牌だけど、勇気を出して踏み込みます。」
ケネス徳田
「の3メンチャンがそこまで良いとは思えないので、456の三色本線で。」
天音まこと
「最終受けがか高目三色になったらリーチにいきたい。よりの方が強く見えるため。ドラのない手なのだから、なるべく高く持っていきます。」
二階堂瑠美
「三色同順にしたいです。456!」
西岡慎泰
「狙うはタンピン三色のみ。他家に動きがない状況でを引っ張ると、が読まれやすくなってしまうため。」
平岡理恵
「ピンズはやを捨てているのでこのままの形にしておき、456の三色が狙える形になったのでを入れ替えたいが、ソーズが高い捨て牌になっているのに、を捨てた後にが手出しで出てくるとマンズ待ちが目立ってしまうので、のターツ落としをわざと見せておき、次巡を切る。」
藤原隆弘
「アガることを優先するなら、切りが最も広くメンタンピンやイーペーコーも狙えるが、ここは跳満の可能性を求めて切りとし、456三色を狙う!と並べた河はの出アガリも期待!」
古橋崇志
「456の三色とタンピンイーペーコーを見て。が2枚切れなのでではなくから切り、ピンズが雀頭になればメンタンピンで妥協する。」
望月雅継
「ソウズが一見すると良く見え、を切るなら今しかないが、この手をもらったらMAXに仕上げたい。目立ってしまうが、と並べたい。タンピンイーペーコーは保険程度に。」
山田浩之
「タンピン三色狙い。待ちは薄そうなので、リーチはしない。」
吉田直
「456の三色を見て切り。」
★切り
石渡正志
「自分の捨て牌の打より、の二門は固定しなくてはいけないと思う。よって456三色狙い!」
客野直
「456の三色を見つつ、状況によってはポンテンも取る。」
紺野真太郎
「456の三色狙いでかだが、前巡の切りから並べるよりは少しでもニオイを消すためにの切り時を考える。」
猿川真寿
「ソーズは場に安く一番強い受けだが、他の色も特別悪くないので三色は残す。」
嶋村泰之
「受けと受けの枚数に大差がないため、打点重視で打。」
ともたけ雅晴
「456の三色とリャンペーコーを見ながら、ドラを持ってきたら七対子も視野に入れる。」
浜上文吾
「どの選択をしても裏目があるので、最高打点の456三色狙いで打。鳴かずにメンゼンで手を進めます。」
羽山真生
「最終形がならが良さそうに見えるが、の待ちも同様に悪くない上に打点もあるので、打とします。」
福島清子
「真っ直ぐ456の三色へ向かいたいです。」
古本和宏
「東場なので手役を追いたい。456三色を目指して。」
松岡千晶
「456の三色!一番手順的に速い。」
安村浩司
「456の三色を残す。が2枚切れなので、次巡安全牌を持ってきた場合を先打ちする。」
四柳弘樹
「456の三色が残っていて受け入れもリャンメン2つなので、少しせまくなるくらいは打点でカバーできるから。」
★切り
魚谷侑未
「巡目も巡目なので素直に。456の三色はありますが、場面的によりが強そうなので。」
石原将樹
「が通っているのと、マンズ、ピンズ、ソーズのどれも山に残っているのが大きな理由です。ドラは見えていませんが、点数もないわけではないので。」
和泉由希子
「3メンチャン・・・好きだし。」
勝又健志
「のターツを振り替えるのが厳しいので、シンプルにアガリに向かう。」
近藤久春
「を切りたいが、確実に通る切りでタンピンイーペーコー狙い。」
佐々木寿人
「手役派としては三色も狙いたいところだが、まずは受けの広さとメンタンピンを重視する。」
沢崎誠
「上家、下家にはは切りやすく、456の三色を見ての切りは魅力がある。しかし、対面の切りに対しては、前巡にを通しているので、は安全牌であり、も現在安全牌だが、の先切りが良いと思う。」
手塚紗掬
「ソーズの待ちが良さそうだから。リーチをかけてツモりにいきたいです。」
中村慎吾
「一発、裏ドラ有りなので、456の三色は見切り、受け入れ枚数重視で打。」
東谷達矢
「対面の3枚目の手出しや上家のオイツ落としを見ると、どちらかにドラ暗刻のテンパイが入っていてもおかしくない。前巡通したを切り、その後の方針(リーチ、鳴いての捌き、オリ)は引いてきた牌や他家の動向次第とする。」
一井慎也
「三色は見切りメンタンピンで良しとするが、引きで打のリャンペーコー形、引きで七対子形を残すためには合わせません。」
★切り
鮎川卓
「巡目も深いので456の三色は見切り、強い受けであるを確定させます。」
荒正義
「周りはドラのでもたついているように見える。テンパイで切り。」
井出一寛
「確定しない三色より3メンチャン。ドラのが出ていないことから、手放しでリーチはない。下家がを持っていそうだが、暗刻も考慮して軽い打牌はしない。」
井出康平
「3メンチャンを固定して、マンズが先に埋まったらピンズで再び雀頭を探す。もしくは以外はヤミテンの予定。」
内川幸太郎
「ソーズの場況が良いので2枚切れのを払う。マンズがメンツになってピンズ雀頭も可。」
櫻井秀樹
「ソーズが場に安いので、不確定三色よりソーズの3メンチャンを優先する。ツモでも再度雀頭を作り直せる。」
白鳥翔
「が良いと思える理由がないので、それよりは良く見える受けを固定する。ツモ打などでマンズかピンズのターツ選択をできるようにしておきタンピンを目指す。不確定な三色は見ない。」
ダンプ大橋
「何を切っても裏目があるなら、一番広そうな3メンチャンを固定で。」
戸田誠輝
「マンズがあまり良く見えないので、三色よりタンピンイーペーコーを見ます。との選択は、もしが引けた時に打とするのと、が2枚切れているので。」
藤崎智
「確定しない三色より広く受けるが、引きで打とできるようにもしておきたい。」
藤島健二郎
「三色よりも場況重視。4枚目のを合わせておく。」
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