何を切る?fromロン2 2015年12月

このコーナーでは、オンライン麻雀「ロン2」の協力のもと、プロ雀士とロン2ユーザーの解答をグラフを使って比較していきたいと思います。
多くのプロより、丁寧な解説をいただきましたので、みなさんの雀力アップの参考にしていただければと思います。

問題提供:「ロン2」  作成:杉浦勘介

ロン2道場ルール (一発、裏ドラ、カンドラあり、赤なし)
東2局西家 (色の濃くなっている牌はツモ切りです)

プロ

五万切り・・・14人
三索切り・・・13人
四万切り・・・11人
七索切り・・・11人

 

ロン2ユーザー

七索切り・・・27.3%
五万切り・・・26.4%
三索切り・・・24.7%
四万切り・・・20.8%
六索切り・・・0.9%

 

プロ解答(50音順)

五万切り

蒼山秀佑
「打点を追うなら三索、手広くなら四万だが、自分の捨て牌にソーズが切られてなく、後のリーチを考えた時に、三万六万四筒七筒を強くしたいので、先に五万を切っておく。」

伊藤優孝
「タンピン三色とイーペーコーで良し。」

内田美乃里
「タンピン三色を見て。」

清原継光
七索が2枚切れなので、目一杯に受ける価値が低く、タンピン三色の余剰牌の五万を先に打ちます。三索は親の現物なので残します。四万七索も(現状)必ず通る牌だけど、勇気を出して踏み込みます。」

ケネス徳田
二索五索八索の3メンチャンがそこまで良いとは思えないので、456の三色本線で。」

天音まこと
「最終受けが三万六万か高目三色になったらリーチにいきたい。二索五索八索より三万六万の方が強く見えるため。ドラのない手なのだから、なるべく高く持っていきます。」

二階堂瑠美
「三色同順にしたいです。456!」

西岡慎泰
「狙うはタンピン三色のみ。他家に動きがない状況で五万を引っ張ると、三万六万が読まれやすくなってしまうため。」

平岡理恵
「ピンズは六筒八筒を捨てているのでこのままの形にしておき、456の三色が狙える形になったので三索を入れ替えたいが、ソーズが高い捨て牌になっているのに、三索を捨てた後に五万が手出しで出てくるとマンズ待ちが目立ってしまうので、四万五万のターツ落としをわざと見せておき、次巡三索を切る。」

藤原隆弘
「アガることを優先するなら、四万切りが最も広くメンタンピンやイーペーコーも狙えるが、ここは跳満の可能性を求めて五万切りとし、456三色を狙う!九万八万四万五万と並べた河は六万の出アガリも期待!」

古橋崇志
「456の三色とタンピンイーペーコーを見て。七索が2枚切れなので三索ではなく五万から切り、ピンズが雀頭になればメンタンピンで妥協する。」

望月雅継
「ソウズが一見すると良く見え、七索を切るなら今しかないが、この手をもらったらMAXに仕上げたい。目立ってしまうが、四万五万と並べたい。タンピンイーペーコーは保険程度に。」

山田浩之
「タンピン三色狙い。待ちは薄そうなので、リーチはしない。」

吉田直
「456の三色を見て五万切り。」

 

三索切り

石渡正志
「自分の捨て牌の打六筒八筒より、四筒七筒の二門は固定しなくてはいけないと思う。よって456三色狙い!」

客野直
「456の三色を見つつ、状況によってはポンテンも取る。」

紺野真太郎
「456の三色狙いで三索五万だが、前巡の四万切りから並べるよりは少しでもニオイを消すために五万の切り時を考える。」

猿川真寿
「ソーズは場に安く一番強い受けだが、他の色も特別悪くないので三色は残す。」

嶋村泰之
三万六万受けと二索五索八索受けの枚数に大差がないため、打点重視で打三索。」

ともたけ雅晴
「456の三色とリャンペーコーを見ながら、ドラを持ってきたら七対子も視野に入れる。」

浜上文吾
「どの選択をしても裏目があるので、最高打点の456三色狙いで打三索。鳴かずにメンゼンで手を進めます。」

羽山真生
「最終形が二索五索八索なら八索が良さそうに見えるが、三万六万の待ちも同様に悪くない上に打点もあるので、打三索とします。」

福島清子
「真っ直ぐ456の三色へ向かいたいです。」

古本和宏
「東場なので手役を追いたい。456三色を目指して。」

松岡千晶
「456の三色!一番手順的に速い。」

安村浩司
「456の三色を残す。七索が2枚切れなので、次巡安全牌を持ってきた場合五万を先打ちする。」

四柳弘樹
「456の三色が残っていて受け入れもリャンメン2つなので、少しせまくなるくらいは打点でカバーできるから。」

 

四万切り

魚谷侑未
「巡目も巡目なので素直に。456の三色はありますが、場面的に三万六万より二索五索八索が強そうなので。」

石原将樹
四万が通っているのと、マンズ、ピンズ、ソーズのどれも山に残っているのが大きな理由です。ドラは見えていませんが、点数もないわけではないので。」

和泉由希子
「3メンチャン・・・好きだし。」

勝又健志
四筒七筒のターツを振り替えるのが厳しいので、シンプルにアガリに向かう。」

近藤久春
五万を切りたいが、確実に通る四万切りでタンピンイーペーコー狙い。」

佐々木寿人
「手役派としては三色も狙いたいところだが、まずは受けの広さとメンタンピンを重視する。」

沢崎誠
「上家、下家には五万は切りやすく、456の三色を見ての五万切りは魅力がある。しかし、対面の三万切りに対しては、前巡に四万を通しているので、四万は安全牌であり、七索も現在安全牌だが、四万の先切りが良いと思う。」

手塚紗掬
「ソーズの待ちが良さそうだから。リーチをかけてツモりにいきたいです。」

中村慎吾
「一発、裏ドラ有りなので、456の三色は見切り、受け入れ枚数重視で打四万。」

東谷達矢
「対面の3枚目の南手出しや上家の一索オイツ落としを見ると、どちらかにドラ暗刻のテンパイが入っていてもおかしくない。前巡通した四万を切り、その後の方針(リーチ、鳴いての捌き、オリ)は引いてきた牌や他家の動向次第とする。」

一井慎也
「三色は見切りメンタンピンで良しとするが、六索引きで打三索のリャンペーコー形、発引きで七対子形を残すために七索は合わせません。」

 

七索切り

鮎川卓
「巡目も深いので456の三色は見切り、強い受けである二索五索八索を確定させます。」

荒正義
「周りはドラの発でもたついているように見える。テンパイで四万切り。」

井出一寛
「確定しない三色より3メンチャン。ドラの発が出ていないことから、手放しでリーチはない。下家が発を持っていそうだが、暗刻も考慮して軽い打牌はしない。」

井出康平
「3メンチャンを固定して、マンズが先に埋まったらピンズで再び雀頭を探す。二索五索八索もしくは三万六万以外はヤミテンの予定。」

内川幸太郎
「ソーズの場況が良いので2枚切れの七索を払う。マンズがメンツになってピンズ雀頭も可。」

櫻井秀樹
「ソーズが場に安いので、不確定三色よりソーズの3メンチャンを優先する。ツモ三万六万でも再度雀頭を作り直せる。」

白鳥翔
三万六万が良いと思える理由がないので、それよりは良く見える二索五索八索受けを固定する。ツモ八筒六筒などでマンズかピンズのターツ選択をできるようにしておきタンピンを目指す。不確定な三色は見ない。」

ダンプ大橋
「何を切っても裏目があるなら、一番広そうな3メンチャンを固定で。」

戸田誠輝
「マンズがあまり良く見えないので、三色よりタンピンイーペーコーを見ます。四万七索の選択は、もし六万が引けた時に打五万とするのと、七索が2枚切れているので。」

藤崎智
「確定しない三色より広く受けるが、三万六万引きで打五万とできるようにもしておきたい。」

藤島健二郎
「三色よりも場況重視。4枚目の七索を合わせておく。」

何を切る?/何を切る?fromロン2 2015年12月

このコーナーでは、オンライン麻雀「ロン2」の協力のもと、プロ雀士とロン2ユーザーの解答をグラフを使って比較していきたいと思います。
多くのプロより、丁寧な解説をいただきましたので、みなさんの雀力アップの参考にしていただければと思います。
問題提供:「ロン2」  作成:杉浦勘介
ロン2道場ルール (一発、裏ドラ、カンドラあり、赤なし)
東2局西家 (色の濃くなっている牌はツモ切りです)

プロ

五万切り・・・14人
三索切り・・・13人
四万切り・・・11人
七索切り・・・11人
 
ロン2ユーザー

七索切り・・・27.3%
五万切り・・・26.4%
三索切り・・・24.7%
四万切り・・・20.8%
六索切り・・・0.9%
 
プロ解答(50音順)
五万切り
蒼山秀佑
「打点を追うなら三索、手広くなら四万だが、自分の捨て牌にソーズが切られてなく、後のリーチを考えた時に、三万六万四筒七筒を強くしたいので、先に五万を切っておく。」
伊藤優孝
「タンピン三色とイーペーコーで良し。」
内田美乃里
「タンピン三色を見て。」
清原継光
七索が2枚切れなので、目一杯に受ける価値が低く、タンピン三色の余剰牌の五万を先に打ちます。三索は親の現物なので残します。四万七索も(現状)必ず通る牌だけど、勇気を出して踏み込みます。」
ケネス徳田
二索五索八索の3メンチャンがそこまで良いとは思えないので、456の三色本線で。」
天音まこと
「最終受けが三万六万か高目三色になったらリーチにいきたい。二索五索八索より三万六万の方が強く見えるため。ドラのない手なのだから、なるべく高く持っていきます。」
二階堂瑠美
「三色同順にしたいです。456!」
西岡慎泰
「狙うはタンピン三色のみ。他家に動きがない状況で五万を引っ張ると、三万六万が読まれやすくなってしまうため。」
平岡理恵
「ピンズは六筒八筒を捨てているのでこのままの形にしておき、456の三色が狙える形になったので三索を入れ替えたいが、ソーズが高い捨て牌になっているのに、三索を捨てた後に五万が手出しで出てくるとマンズ待ちが目立ってしまうので、四万五万のターツ落としをわざと見せておき、次巡三索を切る。」
藤原隆弘
「アガることを優先するなら、四万切りが最も広くメンタンピンやイーペーコーも狙えるが、ここは跳満の可能性を求めて五万切りとし、456三色を狙う!九万八万四万五万と並べた河は六万の出アガリも期待!」
古橋崇志
「456の三色とタンピンイーペーコーを見て。七索が2枚切れなので三索ではなく五万から切り、ピンズが雀頭になればメンタンピンで妥協する。」
望月雅継
「ソウズが一見すると良く見え、七索を切るなら今しかないが、この手をもらったらMAXに仕上げたい。目立ってしまうが、四万五万と並べたい。タンピンイーペーコーは保険程度に。」
山田浩之
「タンピン三色狙い。待ちは薄そうなので、リーチはしない。」
吉田直
「456の三色を見て五万切り。」
 
三索切り
石渡正志
「自分の捨て牌の打六筒八筒より、四筒七筒の二門は固定しなくてはいけないと思う。よって456三色狙い!」
客野直
「456の三色を見つつ、状況によってはポンテンも取る。」
紺野真太郎
「456の三色狙いで三索五万だが、前巡の四万切りから並べるよりは少しでもニオイを消すために五万の切り時を考える。」
猿川真寿
「ソーズは場に安く一番強い受けだが、他の色も特別悪くないので三色は残す。」
嶋村泰之
三万六万受けと二索五索八索受けの枚数に大差がないため、打点重視で打三索。」
ともたけ雅晴
「456の三色とリャンペーコーを見ながら、ドラを持ってきたら七対子も視野に入れる。」
浜上文吾
「どの選択をしても裏目があるので、最高打点の456三色狙いで打三索。鳴かずにメンゼンで手を進めます。」
羽山真生
「最終形が二索五索八索なら八索が良さそうに見えるが、三万六万の待ちも同様に悪くない上に打点もあるので、打三索とします。」
福島清子
「真っ直ぐ456の三色へ向かいたいです。」
古本和宏
「東場なので手役を追いたい。456三色を目指して。」
松岡千晶
「456の三色!一番手順的に速い。」
安村浩司
「456の三色を残す。七索が2枚切れなので、次巡安全牌を持ってきた場合五万を先打ちする。」
四柳弘樹
「456の三色が残っていて受け入れもリャンメン2つなので、少しせまくなるくらいは打点でカバーできるから。」
 
四万切り
魚谷侑未
「巡目も巡目なので素直に。456の三色はありますが、場面的に三万六万より二索五索八索が強そうなので。」
石原将樹
四万が通っているのと、マンズ、ピンズ、ソーズのどれも山に残っているのが大きな理由です。ドラは見えていませんが、点数もないわけではないので。」
和泉由希子
「3メンチャン・・・好きだし。」
勝又健志
四筒七筒のターツを振り替えるのが厳しいので、シンプルにアガリに向かう。」
近藤久春
五万を切りたいが、確実に通る四万切りでタンピンイーペーコー狙い。」
佐々木寿人
「手役派としては三色も狙いたいところだが、まずは受けの広さとメンタンピンを重視する。」
沢崎誠
「上家、下家には五万は切りやすく、456の三色を見ての五万切りは魅力がある。しかし、対面の三万切りに対しては、前巡に四万を通しているので、四万は安全牌であり、七索も現在安全牌だが、四万の先切りが良いと思う。」
手塚紗掬
「ソーズの待ちが良さそうだから。リーチをかけてツモりにいきたいです。」
中村慎吾
「一発、裏ドラ有りなので、456の三色は見切り、受け入れ枚数重視で打四万。」
東谷達矢
「対面の3枚目の南手出しや上家の一索オイツ落としを見ると、どちらかにドラ暗刻のテンパイが入っていてもおかしくない。前巡通した四万を切り、その後の方針(リーチ、鳴いての捌き、オリ)は引いてきた牌や他家の動向次第とする。」
一井慎也
「三色は見切りメンタンピンで良しとするが、六索引きで打三索のリャンペーコー形、発引きで七対子形を残すために七索は合わせません。」
 
七索切り
鮎川卓
「巡目も深いので456の三色は見切り、強い受けである二索五索八索を確定させます。」
荒正義
「周りはドラの発でもたついているように見える。テンパイで四万切り。」
井出一寛
「確定しない三色より3メンチャン。ドラの発が出ていないことから、手放しでリーチはない。下家が発を持っていそうだが、暗刻も考慮して軽い打牌はしない。」
井出康平
「3メンチャンを固定して、マンズが先に埋まったらピンズで再び雀頭を探す。二索五索八索もしくは三万六万以外はヤミテンの予定。」
内川幸太郎
「ソーズの場況が良いので2枚切れの七索を払う。マンズがメンツになってピンズ雀頭も可。」
櫻井秀樹
「ソーズが場に安いので、不確定三色よりソーズの3メンチャンを優先する。ツモ三万六万でも再度雀頭を作り直せる。」
白鳥翔
三万六万が良いと思える理由がないので、それよりは良く見える二索五索八索受けを固定する。ツモ八筒六筒などでマンズかピンズのターツ選択をできるようにしておきタンピンを目指す。不確定な三色は見ない。」
ダンプ大橋
「何を切っても裏目があるなら、一番広そうな3メンチャンを固定で。」
戸田誠輝
「マンズがあまり良く見えないので、三色よりタンピンイーペーコーを見ます。四万七索の選択は、もし六万が引けた時に打五万とするのと、七索が2枚切れているので。」
藤崎智
「確定しない三色より広く受けるが、三万六万引きで打五万とできるようにもしておきたい。」
藤島健二郎
「三色よりも場況重視。4枚目の七索を合わせておく。」

第13期北陸リーグ 第3節レポート

第3節組み合わせ (敬称略)

1卓安城プロ×小泉×西田×土田
2卓栗野×山川×久保×久々湊
3卓後藤プロ×押川×志多木×大門
4卓本田プロ×平澤×木下××中野
5卓木戸プロ×北川×高出×宮内
6卓濱平プロ×森田×窪田×吉田

1卓では、小泉さんが4連勝で+79.1Pとし、前節からの負債を取り戻した。
24名の中で、誰かが70P程のポイントをプラスにする事が多く、上位陣も安心出来ない戦いで、残り2節ではあるが、誰が決勝の上位4名に入るかまだまだわからない戦いになりそうだと感じた。

2卓では、3回戦までは、ポイントはほとんど動いていなかったのだが、4回戦でのポイントがそのまま今節の結果になった。
上位を走る栗野さん、久保さんも今節は現状維持といったところで、次節の戦い方に注目したい。

3卓では、押川さんが+73.5Pとして24名中唯一の100ポイントオーバーで1位に順位を上げる。
参加者の中では、打点を意識した手作りをしながら、相手が来たときは無理に行かない守備系の打ち手の印象である。
ポイントを持たれると崩すのが難しい1人であり、次節の結果次第では、決勝の椅子が1つ決まってしまうかもしれない。
志多木さんもその中で、+35Pとし次節の戦いに繋げた。
この卓では高打点系の4名が揃った為、ポイントの動きが多いと予想していたのだが、後藤プロ、大門さんにとっては痛い1節となった。

4卓では、平澤さん、中野さんがポイントを伸ばし上位10名に入る。
平澤さんは1回戦大きいマイナスだったのだが、その後全連帯で+40.4Pとポイントを伸ばした。
中野さんも初出場とは思えないほどAルールに対応して、ポイントを伸ばした。

6卓でも、窪田さんが2回戦から3連勝して+60.1Pとして6位となる。
窪田さんは北陸リーグ決勝の常連の1人であり、自分のペースで対局が進んでいると見ると、攻めが鋭いので乗せると怖い打ち手である。

私は5卓での対局となりました。

1回戦から勝負手の仕掛け、ヤミテンがことごとく空振り、南4局に満貫を親かぶりしラススタート。

続く2回戦も7,700テンパイから、親の宮内さんにメンタンピンドラ1の11,600を放銃し、そこから受け気味に打つも、怒涛の連荘を喰らい大きな失点をしてしまう。
アガリも1回戦からほとんどなく進む。

そして南4局、北家13,300点持ち6巡目にて仕掛け下記の形。

二索三索北発発中中  チー五索 左向き六索 上向き七索 上向き  ポン白白白  ドラ七万

12,000点で沈みの3着になれる状況。
序盤からターツが足りていたので、ソーズの上も払いできる限り相手には敗戦処理の仕掛けをしている風に見えれば・・・・と思うが中を鳴けたのがもう終盤。
小三元ホンイツの一索四索待ちからツモ二索で残りツモ1回で大三元テンパイ。

正直一索四索待ちの時よりまったく期待していなかったのだが、ハイテイで発をツモることができた。

二索二索発発  ポン中中中  チー五索 左向き六索 上向き七索 上向き  ポン白白白  ハイテイツモ発

この役満を機に、3回戦・4回戦で手も軽くなり、僅かながらではあるがポイントを浮くことが出来た。
だが、Aルールにおいて親番での戦いが最重要にも関わらず、前節・今節と親番でのアガリが全くない。
自身の親での連荘が上手く出来ず親かぶりで失点し、他家の親でどうしても高打点を狙い連荘を許したり、スピードを意識しすぎて仕掛けを多用してしまう。
Aルールの経験不足からか、自身の麻雀スタイルを見失うような局もあり反省する1日でもあった。
次節からはできる限り修正できるよう集中して、上位陣を苦しめるような戦い方が出来ればと思う。

全体的に見ると、ポイント・順位共に大きく動いたのではないかと思う。
決勝の4名に残るには、ボーダーは100程だと予想されるが、それを参考にして残り2節各自どう戦うか楽しみである。

順位 名前 プロ/一般 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 押川 憲一 一般 9.0 31.3 73.5     113.8
2 栗野 健翔 一般 57.1 38.5 2.7     98.3
3 宮内 俊貴 一般 69.6 ▲ 8.0 27.7     89.3
4 高出 智宏 一般 65.2 ▲ 8.3 17.0     73.9
5 久保 智央 一般 73.0 ▲ 23.2 13.3     63.1
6 窪田 一彦 一般 0.7 ▲ 0.2 60.1     60.6
7 中野 空青 一般 52.4 ▲ 33.2 28.3     47.5
8 木戸 僚之 プロ 75.7 ▲ 56.3 6.2     25.6
9 平澤 憲一 一般 ▲ 6.4 ▲ 8.5 40.4     25.5
10 濱平 光朗 プロ 37.3 ▲ 18.7 3.7     22.3
11 小泉 陽平 一般 ▲ 26.1 ▲ 38.0 79.1     15.0
12 久々湊 康雄 一般 ▲ 10.5 66.5 ▲ 45.7     10.3
13 木下 玄基 一般 ▲ 4.4 29.4 ▲ 15.6     9.4
14 志多木 健 一般 ▲ 53.4 26.8 35.0     8.4
15 山川 眞一郎 一般 ▲ 19.0 16.7 9.7     7.4
16 北川 光 一般 ▲ 14.5 69.4 ▲ 50.9     4.0
17 西田 有佑 一般 ▲ 23.6 ▲ 27.8 10.5     ▲ 40.9
18 本田 朋広 プロ 4.0 ▲ 5.8 ▲ 53.1     ▲ 54.9
19 吉田 健彦 一般 ▲ 69.7 18.5 ▲ 24.1     ▲ 75.3
20 森田 有一 一般 ▲ 33.3 ▲ 11.9 ▲ 39.7     ▲ 84.9
21 土田 江一郎 一般 ▲ 1.4 ▲ 20.8 ▲ 66.9     ▲ 89.1
22 後藤 正博 プロ ▲ 57.6 ▲ 8.4 ▲ 34.2     ▲ 100.2
23 大門 久輝 一般 ▲ 46.4 12.5 ▲ 74.3     ▲ 108.2
24 安城 るい プロ ▲ 78.7 ▲ 61.5 ▲ 32.7     ▲ 172.9

北陸リーグ レポート/第13期北陸リーグ 第3節レポート

第3節組み合わせ (敬称略)
1卓安城プロ×小泉×西田×土田
2卓栗野×山川×久保×久々湊
3卓後藤プロ×押川×志多木×大門
4卓本田プロ×平澤×木下××中野
5卓木戸プロ×北川×高出×宮内
6卓濱平プロ×森田×窪田×吉田
1卓では、小泉さんが4連勝で+79.1Pとし、前節からの負債を取り戻した。
24名の中で、誰かが70P程のポイントをプラスにする事が多く、上位陣も安心出来ない戦いで、残り2節ではあるが、誰が決勝の上位4名に入るかまだまだわからない戦いになりそうだと感じた。
2卓では、3回戦までは、ポイントはほとんど動いていなかったのだが、4回戦でのポイントがそのまま今節の結果になった。
上位を走る栗野さん、久保さんも今節は現状維持といったところで、次節の戦い方に注目したい。
3卓では、押川さんが+73.5Pとして24名中唯一の100ポイントオーバーで1位に順位を上げる。
参加者の中では、打点を意識した手作りをしながら、相手が来たときは無理に行かない守備系の打ち手の印象である。
ポイントを持たれると崩すのが難しい1人であり、次節の結果次第では、決勝の椅子が1つ決まってしまうかもしれない。
志多木さんもその中で、+35Pとし次節の戦いに繋げた。
この卓では高打点系の4名が揃った為、ポイントの動きが多いと予想していたのだが、後藤プロ、大門さんにとっては痛い1節となった。
4卓では、平澤さん、中野さんがポイントを伸ばし上位10名に入る。
平澤さんは1回戦大きいマイナスだったのだが、その後全連帯で+40.4Pとポイントを伸ばした。
中野さんも初出場とは思えないほどAルールに対応して、ポイントを伸ばした。
6卓でも、窪田さんが2回戦から3連勝して+60.1Pとして6位となる。
窪田さんは北陸リーグ決勝の常連の1人であり、自分のペースで対局が進んでいると見ると、攻めが鋭いので乗せると怖い打ち手である。
私は5卓での対局となりました。
1回戦から勝負手の仕掛け、ヤミテンがことごとく空振り、南4局に満貫を親かぶりしラススタート。
続く2回戦も7,700テンパイから、親の宮内さんにメンタンピンドラ1の11,600を放銃し、そこから受け気味に打つも、怒涛の連荘を喰らい大きな失点をしてしまう。
アガリも1回戦からほとんどなく進む。
そして南4局、北家13,300点持ち6巡目にて仕掛け下記の形。
二索三索北発発中中  チー五索 左向き六索 上向き七索 上向き  ポン白白白  ドラ七万
12,000点で沈みの3着になれる状況。
序盤からターツが足りていたので、ソーズの上も払いできる限り相手には敗戦処理の仕掛けをしている風に見えれば・・・・と思うが中を鳴けたのがもう終盤。
小三元ホンイツの一索四索待ちからツモ二索で残りツモ1回で大三元テンパイ。
正直一索四索待ちの時よりまったく期待していなかったのだが、ハイテイで発をツモることができた。
二索二索発発  ポン中中中  チー五索 左向き六索 上向き七索 上向き  ポン白白白  ハイテイツモ発
この役満を機に、3回戦・4回戦で手も軽くなり、僅かながらではあるがポイントを浮くことが出来た。
だが、Aルールにおいて親番での戦いが最重要にも関わらず、前節・今節と親番でのアガリが全くない。
自身の親での連荘が上手く出来ず親かぶりで失点し、他家の親でどうしても高打点を狙い連荘を許したり、スピードを意識しすぎて仕掛けを多用してしまう。
Aルールの経験不足からか、自身の麻雀スタイルを見失うような局もあり反省する1日でもあった。
次節からはできる限り修正できるよう集中して、上位陣を苦しめるような戦い方が出来ればと思う。
全体的に見ると、ポイント・順位共に大きく動いたのではないかと思う。
決勝の4名に残るには、ボーダーは100程だと予想されるが、それを参考にして残り2節各自どう戦うか楽しみである。

順位 名前 プロ/一般 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 押川 憲一 一般 9.0 31.3 73.5     113.8
2 栗野 健翔 一般 57.1 38.5 2.7     98.3
3 宮内 俊貴 一般 69.6 ▲ 8.0 27.7     89.3
4 高出 智宏 一般 65.2 ▲ 8.3 17.0     73.9
5 久保 智央 一般 73.0 ▲ 23.2 13.3     63.1
6 窪田 一彦 一般 0.7 ▲ 0.2 60.1     60.6
7 中野 空青 一般 52.4 ▲ 33.2 28.3     47.5
8 木戸 僚之 プロ 75.7 ▲ 56.3 6.2     25.6
9 平澤 憲一 一般 ▲ 6.4 ▲ 8.5 40.4     25.5
10 濱平 光朗 プロ 37.3 ▲ 18.7 3.7     22.3
11 小泉 陽平 一般 ▲ 26.1 ▲ 38.0 79.1     15.0
12 久々湊 康雄 一般 ▲ 10.5 66.5 ▲ 45.7     10.3
13 木下 玄基 一般 ▲ 4.4 29.4 ▲ 15.6     9.4
14 志多木 健 一般 ▲ 53.4 26.8 35.0     8.4
15 山川 眞一郎 一般 ▲ 19.0 16.7 9.7     7.4
16 北川 光 一般 ▲ 14.5 69.4 ▲ 50.9     4.0
17 西田 有佑 一般 ▲ 23.6 ▲ 27.8 10.5     ▲ 40.9
18 本田 朋広 プロ 4.0 ▲ 5.8 ▲ 53.1     ▲ 54.9
19 吉田 健彦 一般 ▲ 69.7 18.5 ▲ 24.1     ▲ 75.3
20 森田 有一 一般 ▲ 33.3 ▲ 11.9 ▲ 39.7     ▲ 84.9
21 土田 江一郎 一般 ▲ 1.4 ▲ 20.8 ▲ 66.9     ▲ 89.1
22 後藤 正博 プロ ▲ 57.6 ▲ 8.4 ▲ 34.2     ▲ 100.2
23 大門 久輝 一般 ▲ 46.4 12.5 ▲ 74.3     ▲ 108.2
24 安城 るい プロ ▲ 78.7 ▲ 61.5 ▲ 32.7     ▲ 172.9

第32期A2リーグ第8節レポート 石渡 正志

本題に入る前に… 王位戦会場にて、『おはようございます!!』の声、私にではないだろう!?と思っていたら、どうやら私に!?である。
すかさず『お、おはようございます!!』と返す。そして、対局後には、『放送見てます』とか『リーグ戦頑張って下さい!!』等励ましのお言葉を頂いた。
こんなやり取りが何回もあった。

連盟がニコ生で対局をやり始めた効果であるが、初めてお会いする方々との挨拶や交流、実に嬉しいもの。
改めて日本プロ麻雀連盟に感謝である。

さて、本題。面子は、内川、ダンプ、西岡各プロ。今あるリードを更に拡げたいが… 

1回戦 東1局
親の9巡目、西岡にいきなりの大三元がはいる。

三筒三筒五筒五筒五筒発発発中中  ポン白白白  ドラ二万

私は、と言えば

二万二万五万五万六万六万七万五索五索七索七索四筒四筒

これでテンパイだか、一打目に中を捨てていた。
ツモっていたらフリコミだったが、七万でロンアガリ。
こんな調子だから南場でも満貫をアガれ、+23.8Pのトップになる。

2回戦目は、東1局16巡目に

一万一万一万四万五万六筒六筒七筒七筒八筒九筒発発  ツモ五万

内川がタンヤオ捌きにも関わらず、打九筒とせずにツモ切り… 

東4局は、

五索七索九筒九筒東東東  ポン白白白  チー三万 左向き四万 上向き五万 上向き

ここからの受けをせずに東暗カン、内川はドラ七筒を暗刻の三索六索待ちで、結局私が三索を掴みオリ… 
まだまだ続く、南4局南家で、北家の内川が

三万四万五万七万七万三索四索五索五索六索六索七索七索  ドラ七筒

このテンパイで、打七筒としたところソーズの待ち受け濃厚なのにも関わらず、私は

五索四筒五筒八筒八筒八筒南南  ポン八万 上向き八万 上向き八万 上向き  ポン七筒 上向き七筒 上向き七筒 上向き

ここで我慢仕切れずに打五索とか、同じ半荘で3回もやらかしたら勝てるわけが無い。
今日一は、3回戦目の東3局、親でこれもまた内川のリーチに

三万四万五万六万七万八万二索三索四索六索七索五筒五筒  ドラ六万

ここになんと

三万四万六万七万七万四索五索五索六索六筒七筒八筒東東

ここからの打五索で7,700のフリコミ… 
こんな無様な戦いをしているから、4回戦目はおつり無く1人沈みのラスで終わる。
当然と言えば当然だが、帰宅してから観たタイムシフト最後のインタビューの時に、私の応援します!!とコメントを下さった方々や、王位戦の時に応援してます!からと挨拶を下さった方達、元々応援して下さっている方達の事を想ったら、年甲斐もなく涙が流れてきた… 

私に足らないモノまだまだ色々あるが、この夜にまた一つ大切なモノを頂いた!!
必ずこの借りは対局にてお返しするとここに誓います。

これからも負けられない対局が続きますが私らしく粘り強く戦いたい。

プロリーグ(鳳凰戦)レポート/第32期A2リーグ第8節レポート 石渡 正志

本題に入る前に… 王位戦会場にて、『おはようございます!!』の声、私にではないだろう!?と思っていたら、どうやら私に!?である。
すかさず『お、おはようございます!!』と返す。そして、対局後には、『放送見てます』とか『リーグ戦頑張って下さい!!』等励ましのお言葉を頂いた。
こんなやり取りが何回もあった。
連盟がニコ生で対局をやり始めた効果であるが、初めてお会いする方々との挨拶や交流、実に嬉しいもの。
改めて日本プロ麻雀連盟に感謝である。
さて、本題。面子は、内川、ダンプ、西岡各プロ。今あるリードを更に拡げたいが… 
1回戦 東1局
親の9巡目、西岡にいきなりの大三元がはいる。
三筒三筒五筒五筒五筒発発発中中  ポン白白白  ドラ二万
私は、と言えば
二万二万五万五万六万六万七万五索五索七索七索四筒四筒
これでテンパイだか、一打目に中を捨てていた。
ツモっていたらフリコミだったが、七万でロンアガリ。
こんな調子だから南場でも満貫をアガれ、+23.8Pのトップになる。
2回戦目は、東1局16巡目に
一万一万一万四万五万六筒六筒七筒七筒八筒九筒発発  ツモ五万
内川がタンヤオ捌きにも関わらず、打九筒とせずにツモ切り… 
東4局は、
五索七索九筒九筒東東東  ポン白白白  チー三万 左向き四万 上向き五万 上向き
ここからの受けをせずに東暗カン、内川はドラ七筒を暗刻の三索六索待ちで、結局私が三索を掴みオリ… 
まだまだ続く、南4局南家で、北家の内川が
三万四万五万七万七万三索四索五索五索六索六索七索七索  ドラ七筒
このテンパイで、打七筒としたところソーズの待ち受け濃厚なのにも関わらず、私は
五索四筒五筒八筒八筒八筒南南  ポン八万 上向き八万 上向き八万 上向き  ポン七筒 上向き七筒 上向き七筒 上向き
ここで我慢仕切れずに打五索とか、同じ半荘で3回もやらかしたら勝てるわけが無い。
今日一は、3回戦目の東3局、親でこれもまた内川のリーチに
三万四万五万六万七万八万二索三索四索六索七索五筒五筒  ドラ六万
ここになんと
三万四万六万七万七万四索五索五索六索六筒七筒八筒東東
ここからの打五索で7,700のフリコミ… 
こんな無様な戦いをしているから、4回戦目はおつり無く1人沈みのラスで終わる。
当然と言えば当然だが、帰宅してから観たタイムシフト最後のインタビューの時に、私の応援します!!とコメントを下さった方々や、王位戦の時に応援してます!からと挨拶を下さった方達、元々応援して下さっている方達の事を想ったら、年甲斐もなく涙が流れてきた… 
私に足らないモノまだまだ色々あるが、この夜にまた一つ大切なモノを頂いた!!
必ずこの借りは対局にてお返しするとここに誓います。
これからも負けられない対局が続きますが私らしく粘り強く戦いたい。