こんにちは。山脇千文美です。
本日は、天空麻雀22男性大会で見事優勝した、白鳥翔プロにインタビューをしてきたので、その様子をお届けしたいと思います。
白鳥さんは、皆様ご存じの通り超超超売れっ子なので、なかなかスケジュールが合わなかったのですが、なんとか女流日本シリーズの試合終わりに解説の白鳥さんを待ち伏せして、夏目坂スタジオにてインタビューを行ってきました!
山脇「天空麻雀22優勝おめでとうございます!」
白鳥「ありがとうございます。」
山脇「待っている間少しだけ決勝の様子を映像で見返していたのですが・・・」
白鳥「なんか俺イケてない?」
山脇「ん?」
白鳥「いや、なんか映り良いわ。」
山脇「たしかにイケてますな。この時痩せてます?」
白鳥「いや、今の方が絶対痩せてる。(笑)痩せたと思わない???」
山脇「うーん。確かに?やっぱりそう言う・・・見た目みたいなものは常に意識しているんですか?髪型とか服装とか。聞くまでも無い気もしますが・・・(笑)」
白鳥「うん、見られる仕事だからね。(きっぱり)外歩く時とかも、めちゃくちゃ意識してるよ。実際結構声かけられるもん!」
白鳥さんにとっては、見た目に気を使うことは、人に見られる仕事である以上、当たり前のこと。
いつ声をかけられても良いように、いつ写真を撮られても良いように、常に気を遣っているそうです。
白鳥「うわ、手つきキモ!!」
山脇「え、まるで気になりませんよ(笑)」
ここまで白鳥さん、麻雀の内容には一切触れてこず、自分の顔や手つきのことばかりを気にしているようです。
白鳥「昔の映像とか見ると、もう少しナチュラルだったはずなんだよねぇ・・・」
山脇「ほう。」
白鳥「でも指が細くて白くて手自体が綺麗だから、まあ綺麗に見えると言えば見えるよね。」
山脇「めっちゃ自己分析しますね(笑)」
そして、手の構造の話や、ツモり方の無駄な動きの話などを一通り終え・・・
白鳥「ん-、まあ普通なのかなあ?」
山脇「え?まだ手つきの話です?」
白鳥「え、うん。(笑)」
山脇「うーん。まあ、なんだろう。優しそうですかね?」
白鳥「セクシーな感じはある?」
山脇「いや、その問いかけに何て返すのが正解なのか分かりません(笑)」
何だかセクハラ親父のような発言だが、白鳥さんの中性的な見た目と、あまりにも純粋な瞳がセクハラとは思わせない。
これは・・・キャラ得なのかなぁ?ズルいよなぁ。(笑)
白鳥さんと言えば、よくTwitterでエゴサーチしているイメージもある。
自分が人の目にどう映っているのかを、とても気にする方なのだろう。
山脇「撮影は半年以上前になりますが、印象に残っている局とかありますか?」
白鳥「を一発でツモった局は覚えてる。メンタン一発ツモ、だったかな?」
山脇「この局ですね。」
白鳥「前局に筋でカン放銃しちゃうんだけど、弱気にならずぶくぶくに構えて、アガれたんだよね。」
山脇「ツモじゃなくて、ツモでしたね。」
白鳥「全然覚えてないじゃん(笑)」
お茶目で可愛らしい所も、白鳥さんの魅力です。
山脇「決勝メンバーは、森山プロ、藤崎プロ、沢崎プロでしたが、マークしていた選手とかはいますか?」
白鳥「マークとかではないんだけど、沢崎さんの上手さが逆に自分に良い展開を生んだかなあ、って今考えてみたら思うかも。ほら、例えばこの七対子とか、確か沢崎さんアガるんだよ。無筋ぱーんて押してさ。こっちとしては、森山さんの親が落ちてくれて、助かったー、みたいな感じだよね。」
この時、東場の親で60,000点オーバーと、南入してからもかなりのアドバンテージがあった白鳥プロ。
確かにこのような場合は他家のアガリで他の親が落ちることは、嬉しい場合が多い。
白鳥「予選もトップで通過できたんだけど、そのオーラスも展開が向いてくれて、ちょっと自分的にはバタバタしちゃったんだけど決勝に行けたんだよね。でも、逆にそのことがあったから、決勝は落ち着いて臨めたかな。」
山脇「なんか決勝の表情良いですもんね。」
白鳥「勝ちそう?(笑)」
山脇「はい(笑)」
白鳥「緊張感もあるよね。なんか、身に付いてきたんだな、って少しだけ思ったんだよね。勝ち方、と言うか。勝つ時の良いイメージ、と言うか。」
解説でも色々な番組で活躍中の白鳥さん。
もはや麻雀番組を見ていれば2回に1回くらいは解説で登場する勢いである。
勝者のツモ、勝者の押し。幾度となく見てきたその『勝ち』のエクスタシーを、この時確かに感じていたらしい。
山脇「白鳥さんは天空麻雀には二度目の出場でしたが、何か思うことなどありましたか?」
白鳥「天空麻雀って、男性も女性も、ずっと出場し続けている固定メンバーがいて、あとは若手のプロだったりその直近に活躍したプロが代わる代わる出場させてもらえる、って感じで対局者が選ばれていると思うんだけど。なかなかその1回のチャンスをものに出来る新規のプロがいなくて。だから次回も呼ばれるために、絶対に優勝したかった。もちろん、良い内容でね。」
山脇「分かります。(深い頷き)」
私も天空麻雀20に出場させて頂いたことがあるが、呆気なく予選敗退。
それ以降はそれまでも携わっていた採譜チームとして現場に赴いている。
白鳥さんは、裏方である採譜チームの皆にも、空き時間に声をかけに来て下さった。
おそらく何も意識していないと思うのだが、白鳥さんのような大スターが採譜チームの部屋に気軽に来てくれることは、採譜チームの若手プロたちにとってはとても嬉しいことだったと思う。
白鳥「番組があって、それに出させて貰っている以上、それは自分だけのものではないから、負けるとしても、負け方も大事だと思うんだよね。リーグ戦とかはある程度自分だけの試合だから、少しくらい好き勝手しても良いとは思うんだけど。」
山脇「番組全体のことも、考えてるんですね。」
山脇「ルーティンとかはあるんでしたっけ?」
白鳥「あんまりないけど、よく寝るようにしてるかな。前は、大事な対局の前日は休み取るようにしてたよ。最近は休みに出来ないことも多いし、色んな対局に出させてもらってるから、朝早かったり逆に夕方開始だったりとかで始まる時間がバラバラで、めちゃくちゃ睡眠の調整してる。」
山脇「そう言えば少し前にスランプ?みたいなものがあって、悩んでた時がありましたよね。点滴してる画像がグループラインで送られてきて、びっくりした記憶が。(笑)」
白鳥「あったねー。(笑)点滴したのにラスだったし。(笑)」
山脇「具合悪かったわけではないんですよね?」
白鳥「そうなんだよね。麻雀の調子がどうしても良くなくて、最初は試合前に栄養ドリンクを飲んだりすることから始めたんだけど、負けたら次はもっと良い栄養ドリンク飲むようにしていって。そしたら効き目とか値段がMAXのやつまで到達して。(笑)それで行き着いた先が、点滴!!!」
山脇「そしてそれでもラス(笑)」
白鳥「結局軽くお酒飲んで普通に寝て、何もせずに行った時にトップとれたよ。(笑)」
山脇「この話何回聞いても本当面白いなあ・・・」
実は、白鳥さんとはプライべートでも仲良くして頂いています。と、言ってもそんなに頻繁に会えるわけでもないのですが。
後輩の私にも包み隠さず色んな話をしてくれて、先輩なのに友達のように接してくれるので、私に限らず、とても慕われているのです。
誰に対しても裏表のないその性格と、イジっても笑って返してくれる明るさで、白鳥さんの周りには、いつも人が集まります。
山脇「今まであんまり聞かれてなさそうなことも聞いてきて下さいって言われてるんですけど・・・何かあります?(ざっくり)」
白鳥「俺さ、男女問わず、綺麗な人が好きなんだよね。」
山脇「お、おう。(笑)私も好きです。一応詳しくお願いします。」
白鳥「麻雀界って綺麗な人多くない?滝沢さんも綺麗だし、まあひさちゃんも綺麗だと思うねえ。あ、人としてね?」
山脇「そうですね、イケメン代表のお二人ですよね。」
山脇(この人は何を言い出すんだろう・・・?人として綺麗・・・?)
白鳥「綺麗な男性とは、一緒に住みたいとも思う。」
山脇(何でさっきから対象が男性なんだろう・・・?)
好きな顔みたいなのはあまり無く、とにかく幅広く綺麗な人が好きなようだ。
自由に喋ってもらえばもらうほど、白鳥ワールド全開となる。(笑)
山脇「連盟の20代のスターを発掘する若獅子戦、桜蕾戦も始まりましたね。ポスト白鳥翔を探せ!とも言われるこのタイトル戦、若者たちに何か伝えたいことはありますか??」
白鳥「優勝しても、そこからまた一押し、何か欲しいところだよね。見た目服装とかは勿論だけど、インパクトがあると良いと思う。それが違う方向に行くのも良くないから難しいんだけどね。良い意味で目立っていかないといけないから、正しい自己プロデュースに努めてほしい。」
山脇「若獅子に、脅かされそうですか・・・?」
白鳥「本当に、若手の人たちに頑張って欲しいって言う気持ちは強いんだよね。今回のチャンスを活かして欲しいと思うし。でも今のところは、正直言って、若手の子に麻雀も人気も追い抜かれる気がしない!(笑)危機感があんまりないんだよね。自分より上のプロを追いかけてるだけで、後ろから誰かに抜かれるって感じがしない。だから、早く白鳥翔の存在を脅かすような若手の存在が欲しいなって思う。俺・・・34歳だよ?(笑)」
確かに麻雀番組で頻繁に目にする20代の男性プロは、全く居ないわけでは勿論無いが、なかなか居ない。
今後、白鳥さんを唸らせる若獅子が連盟から現れることに、期待したいところである。(私も20代ではないですが、頑張ります^^)
でも、白鳥さんのキャラなら、そんな若手の子たちにも、いつもと変わらない自然体で、そして友達のような対等な目線で、手つきのセクシー話や、綺麗な男性の話、点滴の話を、するんだろうなぁ。