「~我が麻雀人生、最高の日~」 佐々木 寿人

15回戦を終え、トータルポイントは以下のようになっていた。

佐々木+68.3P 藤崎▲3.7P 沢崎▲13.2P 勝又▲52.4P

残すはあと1ゲーム。

現状、トータル2位の藤崎さんとの差ですら72P付けていて、しかも3者は皆マイナスポイントである。
これは私にとって理想の運びであり、余程のことがない限りは、逆転されることもないぐらいのポイント差と言っても過言ではない。

だからと言って気を抜くのはまだ早い。
最終ゲームの私のテーマは、とにかく丁寧に3者の親を落とすこと。
そして南4局を迎えた時に、3者に逆転条件を残さないことの2点に尽きた。
 
東場は拍子抜けするくらいあっさりと流れた。
自身で開局から、700・1,300、6,400、1,300と3連続でアガって持ち点も40,000点を超えた。
最初の親番も無傷で落ち、いよいよゴールも見えてきた感がある。

南1局こそ沢崎さんに1,000点の放銃とはなったが、通行料としては決して高くない。
残す仕事は、南2局の沢崎さんの親番と、南3局の勝又さんの親番をしっかり落とすことのみとなった。
 
もう波乱はないと心のどこかで思っていた。
焦ることさえなければこのまま無事に終わるのだと。
それは祈りにも近いものだった。

私は目の前の沢崎さんの親を落とすことに全神経を集中させた。
だがそれは、あまりに高い壁となって私の前に立ちはだかった。
 
2巡目、私の手牌はこうなった。

六万七万九万九万四索四索五索六索九筒九筒南中中  ツモ南  ドラ二筒

既に最後の親が落ち、厳しい条件となった藤崎さんはいるものの、沢崎さんだってこの親は落とせない。
アガリに向かうためには、字牌も切り飛ばしてくる。発西という切り出しが何よりそれを物語っていた。

3巡目、沢崎さんの切った九筒をポンして1シャンテン。

六万七万九万四索五索六索南南中中  ポン九筒 上向き九筒 上向き九筒 上向き

藤崎さん、勝又さんに抑えられるのは仕方ない。
ただ、沢崎さんか私のツモ筋に南中がいればいい。
まだ1シャンテンとは言え、これで全面勝負の構えだ。

5巡目、五万をチーしてテンパイ。
捌き手のセオリーならここだけは鳴かないところだが、先に述べた通り状況が状況である。
私に迷いはなかった。

11巡目、沢崎さんからリーチ。どんな中身だってあるリーチだ。
当然こちらに退く手はない。勝負を長引かせる要因の多くは、子方の撤退によるものだからである。
 
このような特殊な条件戦では、戦える時に徹底して戦うことがとにかく重要であると私は考える。
決着は沢崎さんの最終手番だった。

一万二万六万六万六万一索二索三索七索八索九索二筒二筒  リーチ  ハイテイツモ三万  ドラ二筒
 
待ちは場に3枚切れの三万
そう、どんなに苦しい状況だって沢崎さんはこの親に拘り続けるしかない。
それがわかっているからこそ私もぶつけにいくのである。

南2局1本場、14巡目にテンパイ。

四万五万六万六万七万八万八万八万四索五索八索八索八索  ドラ二万

だがここも沢崎さんにアガリ切られる。

二万三万四万六万六万三索四索五索四筒五筒  チー六筒 左向き五筒 上向き七筒 上向き  ツモ六筒

南2局2本場は、沢崎さんの1人テンパイで流局。
じりじりとした展開が続く。

そして南2局3本場、恐れていた時がとうとうやってきた。
沢崎さんのリーチは6巡目で、捨て牌は以下。

一索 上向き発中八索 上向き七万 上向き六万 左向き

それを受けての私の手牌はこうだ。

二万三万四万七万九万五索六索六索七索一筒一筒七筒九筒  ツモ三筒  ドラ五索

一旦現物の七万を切るが、これが高いリーチであることは誰が見たってわかりそうなものだ。
ほぼ撤退の一打である。

迎えた10巡目、「ツモ」と言われて開かれた手牌は、私の想像を遥かに超えたものだった。

四万四万五万五万五万八万八万九索九索九索六筒六筒六筒  リーチ  ツモ八万 

その瞬間、私の体から血の気がさーっと引いていったのを覚えている。
それは間違いなく競技人生初の経験だったし、言葉で表現するのが難しいほどの感情にも陥っていた。

実際、現実に戻るまで数巡は要したと思う。
ただ最後は、この想いだけが心に留まった。

「このまま負けていいのか。いいわきゃねぇだろ!」

前にも書いた通り、これが最後のチャンスかもしれないのだ。
そう簡単に諦められるはずなどないのである。

しかしながら、沢崎さんの親はなかなか落とせなかった。
南2局6本場が私の1人テンパイで流局となる頃には、そのポイント差も26Pにまで広がっていた。

ちなみに南2局を迎えた時点での私のリードは93Pであるから、この一親で実に119Pをひっくり返された計算になる。
麻雀とはつくづく恐ろしいというより、沢崎さんの親番はそれほど厄介であるということを再認識させられた最終戦だった。

南4局9本場、今決定戦最後のアガリは私のもとに訪れた。

一索二索二索二索三索三索四索五索六索七索八索二筒三筒  リーチ  ツモ一筒  ドラ三索

これまで映像で、何度見返したかわからない1局である。
引きアガった瞬間、沢崎さんを再逆転したことも当然わかっている。
ただその時の精神状態としては、不思議と燃え上がるようなものはなかった。
ここまで築いたリードを1回の親番で捲られてしまった悔恨の念と、まだ終わりではないという思いが混在して浮かび上がってくるような、とにかく複雑な気持ちだった。

ここからは、勝負事において最も重要な詰めの作業が待っている。
私と沢崎さんとの差はわずか5.6P。

同点のケースは、リーグ戦通過順位が上位である沢崎さんに軍配が上がる。
10本場であることを踏まえた上での沢崎さんの逆転条件は、300・500ツモアガリか、私からの1.000の直撃、および藤崎さん、勝又さんからの2,600以上の出アガリとなっていた。

私はノーテンで伏せられる状況とは言え、テンからオリに向かうほど気持ちに余裕はなかった。
人生を変えるほどの1局だ。サイコロボタンを押す手には、自然と力が入っていた。

九万三索五索六索八索二筒三筒五筒五筒六筒七筒八筒西西  ドラ二万

配牌は軽かったが、問題は私の手牌よりも沢崎さんの速度感だった。
3巡目までの捨て牌が、九索九筒九筒と全て手出し。万が一にも放銃できない私の警戒心も当然上がっていく。
4巡目、ツモ南ときたところで西のトイツに手を掛ける。

三万六万五索六索二筒三筒五筒五筒六筒七筒八筒西西  ツモ南

西は沢崎さんの風牌であるが、1翻でも欲しい時に九筒のトイツ落としなら、役牌を抱えている可能性は低い。
ただ念には念を入れて南より2枚持ちの方から切ったのは、自身もまだアガリを見据えていたからである。

5巡目、藤崎さんの切った五筒を沢崎さんがカンチャンでチー。
くどいようだが、私は1,000点ですら打つことができない。
ここからは沢崎さんの捨て牌に合わせた打牌選択を余儀なくされる。

それでも9巡目には1シャンテン。

六万七万五索六索一筒二筒三筒五筒五筒六筒七筒八筒南

南は既に沢崎さんの現物となっているし、五筒を仕掛けた沢崎さんも、その後に中東と手出ししていることから、決して楽な手格好ではなかったことが想定できた。
しかし、11巡目にドラの二万、続く12巡目に八筒の手出しとくれば、いよいよ私にも撤退の選択肢が出てくる。

13巡目、ツモ六万ときたところで私はその結末を天に委ね、八筒を抜いた。
後は沢崎さんがツモアガるか、流局まで持ち込めるかの2つに1つだ。

ここからは本当に長かった。
沢崎さんにツモられたなら、沢崎さんが上だったと素直に認めればいいとは思っていても、やはり勝ちたいという気持ちを抑えることはできなかった。

我が麻雀人生において、これほどまでに流局を願った1局はない。

全てが終わり携帯電話に目をやると、優勝を祝うたくさんのメッセージが入っていた。
その中に着信が1つ。前原雄大さんだった。かけ直すと、前原さんは泣いていた。

「本当におめでとう…よかった…いや、本当によかった…それだけ。じゃあね」

そう言って電話は切れた。
ただただ有難かった。

思い返せば2人でタイトル戦もよく戦ったな(私はセコンドという立場だったが)などと感傷に浸りながら、私は家路についた。その喜びを嚙み締めるかのように、ゆっくりと。
夜風は頬に刺さるほど冷たかったが、それすらも心地よく感じられるほど最高の気分だった。

プロ入りから15年。追いかけ続けた夢は、今ここに叶ったのである。

あれから早や10ヶ月。
年始には現鳳凰位として初の決定戦を迎えることになる。
だからといって、驕りも気負いもない。
ただひたすらにてっぺんを目指して打つのみである。
 
 
 

 

第38期鳳凰位決定戦 優勝者予想

正解者の中から抽選で1名の方に、第38期鳳凰位獲得後の直筆サインをプレゼント致します。
また、応募された方の中から抽選で2名の方に、鳳凰位決定戦進出プロ寄せ書きサインをプレゼント致します。

応募方法:優勝すると思われるプロを記載し、こちら からご応募ください。

※1メールアドレスに対し、1応募とさせて頂きます。
※1メールアドレスより複数の応募があった場合、最後に応募されたもののみ受け付けられます。

なお当選者の発表は賞品の発送を以って代えさせて頂きます。

締め切り:2022年1月7日(金)

番号 名前 プロフィール HIRO 勝又 沢崎 藤崎 杉浦 近藤 吉田 西川 編集部
1

佐々木寿人

22期生

第37期 鳳凰位
第第7期 麻雀グランプリMAX 優勝
2018・20  麻雀日本シリーズ優勝
第10期 チャンピオンズリーグ 優勝
他多数

ロン2プロフィール

2

黒沢咲

21期生

第6、7期プロクイーン 優勝

ロン2プロフィール

2

古川孝次

1期生

第16、17、18期 鳳凰位

ロン2プロフィール

4

前田直哉

17期生

第31期 鳳凰位
第4期麻雀グランプリMAX 優勝

ロン2プロフィール

 

進出者
現鳳凰位:佐々木寿人
1位通過:古川孝次
2位通過:黒沢咲
3位通過:前田直哉

 

予想者コメント

HIRO柴田

近年の充実ぶりから佐々木を本命としました。決勝メンバーを見るからに荒れ模様になる展開になりそうですが、佐々木の攻撃力があればそこは望むところでしょう。
対抗は前田とします。その柔軟な麻雀と打点力で最後までチャンスがあると思います。

◎ 佐々木寿人
○ 前田直哉

 

勝又健志

前田さんはリーグ戦で対戦していて、持ち前の守備力が落ちることなく、攻撃力がアップしていると感じました。打点の攻めに加え速度感のある攻めが増え、かなり手牌が読みにくかったです。
寿人さんは日本シリーズでの大トップが記憶に新しいですが、やはり1半荘で試合を決めてしまう力があるので対抗にさせていただきます。
ただ、黒沢さんも古川さんも1年を通して着実にポイントをプラスしてきていますし、激戦になること必至の鳳凰位決定戦ですね!

◎ 前田直哉
○ 佐々木寿人

 

沢崎誠

面白い面子構成になりました。
自由自在な古川さん。安全第一ながら重いパンチが飛んでくる前田さん。
強いのは当然ながら守りの感覚を取り入れて発展途上の佐々木さん。女流として初の鳳凰戦決勝進出の黒沢さん。
現鳳凰位*歴代鳳凰位相手に、得意の強力ツモのゲームで3人相手に無視して優勝する姿を観たい気持ちがあります。

◎ 黒沢咲
○ 佐々木寿人

 

藤崎智

毎回の事ではあるが、決定戦まで勝ち上がってきている時点で全員に均等に勝つチャンスがあると思っている。
今回は、最近勝ちまくりで負けを想像しづらい寿人と、黄金世代代表の前田が人気になりそうだが、昨今のコロナの影響で暗いニュースが多い中、せめて麻雀界くらいは明るくいきたいという理由で、女流初と最年長の記録がかかる2人に期待したい。

◎ 黒沢咲
○ 古川孝次

 

杉浦勘介

本命は佐々木寿人。
オッズの概念が無いぶん、このコーナーの執筆依頼は気楽に受けることができます^^
そういう意味では、誰が挑戦者であれ、この人に重い印を打たないわけにはいきません。
荒プロのインタビュー記事に、インタビュアーのケネス徳田が書いていた、“一流の系譜”を繋いでいくのは間違いなくこの人でしょう。
この決定戦を観て勉強している若い世代からいずれ出てくる勇者に倒されるその時まで、魔王が王座に君臨し続けるかも・・・?

対抗に前田直哉。
陽気で面白いおじさんが、控室から対局場に入り卓に着くと、顔面蒼白の鬼に変貌します。
今期を振り返ってみると、対古川を得手としているのかなという場面が幾度かありました。
それに加えて、優勝経験や数々の大舞台での経験値を考えれば正に“鬼に金棒”でしょう。

◎ 佐々木寿人
〇 前田直哉

 

近藤久春

今期戦った体感で本命は古川。仕掛けを多用する麻雀で、攻守のバランスが抜群なので付け入る隙が無い。
他3名も爆発力があるので対抗は難しいが、最終節まで気が抜けない麻雀で最後の椅子を勝ち取った、前田の運気が上昇しているとみて対抗は前田とする。

◎ 古川孝次
○ 前田直哉

 

吉田直

正直皆んな強いですし展開も読みづらい。だから期待を込めて黒沢さんに本命をつけました。
初めてのA1でしっかりと自分の持ち味を出して、常に上位で戦っていた姿がカッコ良かったし、初の女流鳳凰位を見たいです。
対抗は現鳳凰位の佐々木寿人。自分の中ではルール関係なく現役最強だと思っているので。

◎ 黒沢咲
○ 佐々木寿人

 

西川淳

毎年回答が困難な「優勝者予想」。だって誰が勝っても不思議無く、どんな展開も予想可能。
そしてどなたにも勝ってほしい。共に戦った偽らざる実感です。

第9節A卓2回戦南4局1本場

五万五万一索二索二索三索三索五索六索六索七索三筒四筒  ツモ四筒  ドラ一索

11巡目打六索

五万五万一索二索二索三索三索五索六索七索三筒四筒四筒  ツモ四索

15巡目打四筒でリーチ敢行の黒沢プロ。
同卓して脳震盪レベルの衝撃を受けました。

上を見続けるその清さと強さに敬意を表し1票投じます!
前人未踏はいつでも胸が躍ります。
素晴らしい決定戦になることを確信しています。

◎ 黒沢咲
○ 佐々木寿人

 

編集部

個性的な打ち手が揃った今回の決定戦。
攻撃型である佐々木寿人に対するは守備型の前田直哉。
メンゼン型の黒沢咲に対するは、鳴きを多用するサーフィン打法の古川孝次。
どちらかが潰し合う展開と見るが、古川が卓上の主導権を握るのは間違いない。
そこに攻め込む佐々木、守る前田、そしてメンゼン高打点の黒沢が終盤押し返す展開が予想される。
守備型の前田と鳴きの古川の相性よしとみる。

◎ 前田直哉
○ 古川孝次

第16期女流桜花決定戦~最終日~レポート

【第16期女流桜花決定戦最終日

 

 

ルール:日本プロ麻雀連盟公式ルール
システム:半荘4回戦を3日間、計12回戦行い優勝者を決める

女流桜花に関してはこちら↓

女流プロリーグ(女流桜花)

 

 

 

【9回戦】

最終日、最初の山場は9回戦東4局。川原が六万九万リーチ。

 

 

これに追いついたのは仲田。発をポンして白九万のシャンポンは跳満の勝負手だ。

 

 

ここで魚谷に選択。

 

 

川原から九筒をポンすれば

一筒五筒六筒八筒八筒八筒九筒  ポン九筒 左向き九筒 上向き九筒 上向き  チー五筒 左向き六筒 上向き七筒 上向き  ドラ九万

となるが魚谷は鳴かず。もしポンしていたら

 

 

この白で仲田が跳満ツモの未来があった。
実際の結果は、魚谷が六万を勝負し、川原1,600のアガリ。

 

 

川原はオーラスにカン四索の1,300・2,600は1,400・2,700をツモって9回戦1人浮きトップ。残り3戦での逆転が十分可能な位置につけた。

 

 

 

 

仲田から先制リーチを受けた川原は、シャンポンテンパイからドラの二筒を引いての追っかけリーチ。手順は完璧であったが

 

 

宣言牌の三筒で仲田のアガリ。リーチタンヤオ三色8,000は8,300。

南2局。親番の内田が2,000オールは2,100オール(+1,000)をツモって浮きに回ると

 

 

オーラスは二索五索リーチ。3,900は4,800(+1,000)をアガった内田が3着からトップになって10回戦が終了。

 

 

 

11回戦東2局。魚谷がドラの中を暗カン。

 

 

1シャンテンで打九万となるが

 

 

親番仲田が白ホンイツで7,700のアガリ。トータル2位の魚谷からの直撃で優勝を磐石にするトップラスの並びを作る。

しかし、ここからの魚谷が強かった。リーチタンヤオピンフのリーチ5,800は7,000(+1,000)で連荘すると

 

 

6本場では仲田のピンズ2フーロの局面で七筒を引くが、魚谷はすでに六筒七筒八筒九筒と切っている。345三色狙いでピンズの上は早々に嫌ったのが裏目となってしまった形だ。

 

 

八索のトイツ落としで半ば受けに回るも、八筒六筒と引き戻してテンパイ。

 

 

2,600オールは3,200オール。これは観ていて痺れた。真っ直ぐ要らないものを切るでもなく、受けてオリるだけでもない。力強いアガリだった。

南2局。親番仲田が南をポンして四万七万テンパイを入れるが

 

 

魚谷が五索八索リーチを打ち、ドラ暗刻で8,000を直撃。1人浮きトップを決めて最終戦となった。

 

 

トータル2位で最終戦を迎えた仲田、魚谷との差は40.5ポイント。
東1局の親番でドラ暗刻のリーチ、4,000オール(+1,000)。最終手番での嬉しいツモアガリ。

 

 

東1局1本場は魚谷が仲田から5,200は5,500の直撃で浮きに回る。

 

 

魚谷にとって最大の山場となる南1局の仲田の親番。
1,000オールツモ
2,600オールは2,700オール
リーチを打ち1人テンパイ
と繋いで再逆転を目指すが

 

 

4本場、仲田はカン八万をチーして白発待ち。役役チャンタドラで12,000のテンパイ。

 

 

魚谷が七索をポンして五万ツモ。300・500は700・900(+2,000)で最大の山場をクリア。

仲田は残り最短で3局で19.1P差を捲らなければならないが、魚谷が1,000直撃、次局500・1,000ツモで局を回してオーラスへ。

 

 

仲田の条件は跳満ツモ、魚谷から7,700、川原と内田からは三倍満となったが、条件を満たすテンパイは組めず。
第16期女流桜花は魚谷侑未に決定した。

 

 

 

内田「完敗です。応援してくださった皆様、ありがとうございました。来年、気持ちを新たに頑張って行きたいと思います。ありがとうございました。」

 

川原「手は入っていたのですが、3人が強くて必ず誰かに攻め返された。この一年沢山の方の応援に支えられてここまで頑張れました。また挑戦出来る様に頑張ります」

 

仲田「自力じゃない勝負を得意として来たけど、覚悟が足りなかった。もっと自分の力を付けようと思いました。応援は支えになっています。ちょっと鍛えればまた勝てると思います。」

 

魚谷「9年間長かったなと思います。久しぶりに桜花のトロフィーを持てて嬉しいです。勝負局を見極めて安手でも押すことと、仲田さんを勢いに乗らせない打ち方をする事の2点を3日間通して意識していました。ファンの皆さんに良い報告を出来た事を嬉しく思います。これからも応援よろしくお願いします。」

 

魚谷は6期・7期に連覇して以来、3度目の女流桜花戴冠となった。2日後には第1期鸞和戦の決勝も控えており、魚谷の挑戦は休む間もなく続いている。

 

 

(文:編集部)

戦術の系譜25 三浦 智博

みなさんこんにちは。
この度「戦術の系譜」を担当させて頂くことになりました三浦智博です。
プロとして未熟なところもありますが、少しの間お付き合いいただけるとうれしいです。

今回書かせていただく内容なんですが、日本プロ麻雀連盟のリーグ戦で採用されている「連盟公式ルール」と、おそらく皆さんが一番使われているルールに近い「Ⅿリーグルール」この2つのルールによる選択をテーマに書いていきたいと思います。

まず単純にルールの違いを考えてみましょう。
・一発裏ドラカンドラ
・赤牌
・順位点
大きな違いはこの3つでしょうか。ではこの中で一番影響が大きいものはなんでしょう?
私の答えは「順位点」です。実際に見てみましょう

 

100

 

連盟公式ルールは浮き沈みにもよりますが、一番多い2人浮きの場合、2着からトップになると4,000点得するのに対して、Ⅿリーグルールはなんと10倍の40,000点も得します。
もはや別のゲームにしか思えませんね。この差は半荘が終盤に近いほど影響が大きくなります。

例えば連盟公式ルールで

 

100

 

六万を押して放銃した場合、3人浮きの3着落ちで15ポイント(素点の8,000点+順位点の7,000点)失うことになりますが、5,200点までならトップのままで、さらに自分はドラドラを使った12,000点テンパイです。これはかなり押し有利になると思いますので六万を勝負したいところです。

では同じ状況でМリーグルールはどうでしょう

 

100

 

スタートの持ち点が違うので全員5,000点減らしてありますが点差は一緒です。

当然、連盟公式ルールと同じで満貫放銃すると3着に落ちるわけですが、失うポイントが全然違います。
順位点が大きいのでなんと68ポイント(素点の8,000点+順位点の60,000点)も失うことになります。
さらに赤が3枚入っているためリーチの平均打点も高くなるので、ここは一旦現物の七万を切って次の無筋でオリるのが無難です。

このように、連盟公式ルールはある程度自分の手牌で押し引きを決められるのに対して、Ⅿリーグルールは持ち点によって打牌が左右されます。

もう1つ例題を出します、今度はⅯリーグルールから

 

100

 

親リーチの宣言牌八筒を南家がチーして四筒を切ったところです。
さて自分はアガれそうに無いですが、幸いにも安全牌は十分あるので当然ベタオリ、、、というのは順位点の大事さを理解していません。
理想は南家のアガリですが、親に4,000オール以上をつもられるとトップを捲られてしまいます。ここで大事なのは自分がトップで終わるための条件確認です。
南家か西家になら12,000点放銃してもトップのままだということ、これは大事な情報なので配牌を見る前に確認しておきましょう!

ということで、ここでは東家と南家の両者に安全な牌よりも、南家のアガリで半荘を終わらせることができるよう、あえて危険な二筒三筒などを切って行くことをおすすめします。
※半荘をトップで終わらせるため、放銃を狙う優位性はアガリやめの有無にも左右されます、有りの場合はかなり有利になります。

同じ状況で連盟公式ルールはどうでしょう

 

100

 

今回もトップを守るために二筒三筒を切るのがいいのでしょうか?簡単に計算してみましょう。
南家に振り込んだ場合、おそらくダブ南ホンイツの7,700点で素点が約8ポイント順位点は変わりません、
ベタオリして親が4,000オールをつもった場合、素点が4ポイント順位点で4ポイント合わせて8ポイント、親が連荘なので再逆転の可能性があります。
2つのパターンにはあまり差がないので、ここは振り込みに行かずとも南家がアガることを祈ってベタオリするのが正解です。

どうでしょう、ほとんど同じ状況だったにも関わらず、2つのルールでこれだけ選択に違いが出ます。
簡単にまとめると、Ⅿリーグルールでは相手との点差を常に意識することが、そして連盟公式ルールでは点差に惑わされず、正確に押し引きできることが上達に繋がります!

次回は2つのルールの仕掛けについて書いていこうと思います。
それではさようなら!

麻雀日本シリーズ2021 プレーオフ成績表

【システム】

■16人で一次予選全24回戦(各自6回戦)を行い下位4名が敗退

■12人でポイントを持ち越しプレーオフ1回戦~プレーオフ6回戦(各自2回戦)を行い下位4名が敗退

■8人でポイントを持ち越しプレーオフ7回戦~プレーオフ10回戦(各自2回戦)を行い上位4名が決勝進出

■ポイントをリセットし決勝4回戦

【ルール】
30,000点持ち30,000点返し
順位点5,000-15,000
一発・裏ドラあり
その他WRCルールに準ずる

プレーオフ7回戦~10回戦

順位 名前(敬称略) プレ①合計 1回戦 2回戦 合計
1 白鳥翔 161.4 34.3 ▲ 4.9 190.8
2 矢島亨 139.4 ▲ 26.6 15.2 128.0
3 木村和幸 130.5 ▲ 11.4 ▲ 12.4 106.7
4 多井隆晴 48.5 25.4 7.8 81.7
5 佐々木寿人 15.4 22.4 34.8 72.6
6 沢崎誠 65.3 6.3 ▲ 22.0 49.6
7 近藤誠一 49.1 ▲ 63.0 19.1 5.2
8 河野高志 19.5 12.6 ▲ 37.6 ▲ 5.5

 

プレーオフ1回戦~6回戦

順位 名前(敬称略) 1次合計 1回戦 2回戦 合計
1 白鳥翔 160.6 ▲ 11.9 12.7 161.4
2 矢島亨 104.4 10.8 24.2 139.4
3 木村和幸 54.2 42.8 33.5 130.5
4 沢崎誠 32.5 ▲ 0.6 33.4 65.3
5 近藤誠一 28.0 24.9 ▲ 3.8 49.1
6 多井隆晴 32.3 31.8 ▲ 15.6 48.5
7 河野高志 30.1 ▲ 27.9 17.3 19.5
8 佐々木寿人 61.7 ▲ 13.0 ▲ 33.3 15.4
9 柴田吉和 5.4 3.4 ▲ 31.5 ▲ 22.7
10 山田浩之 ▲ 4.1 ▲ 35.1 11.1 ▲ 28.1
11 醍醐大 ▲ 52.1 8.0 ▲ 12.8 ▲ 56.9
12 勝又健志 6.9 ▲ 33.2 ▲ 35.2 ▲ 61.5

 

一次予選

順位 名前(敬称略) 1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 5回戦 6回戦 合計
1 白鳥翔 55.4 12.9 37.1 26.7 ▲ 9.2 37.7 160.6
2 矢島亨 54.1 26.1 ▲ 28.3 42.2 18.9 ▲ 8.6 104.4
3 佐々木寿人 ▲ 24.2 ▲ 6.4 26.7 ▲ 20.0 ▲ 33.6 119.2 61.7
4 木村和幸 ▲ 16.1 ▲ 8.9 5.2 4.7 35.5 33.8 54.2
5 沢崎誠 13.1 ▲ 14.9 2.9 34.0 28.2 ▲ 30.8 32.5
6 多井隆晴 31.1 35.1 ▲ 30.8 ▲ 11.1 ▲ 5.8 13.8 32.3
7 河野高志 ▲ 6.0 18.2 ▲ 12.6 33.7 14.6 ▲ 17.8 30.1
8 近藤誠一 15.0 ▲ 11.9 ▲ 35.2 25.6 22.2 12.3 28.0
9 勝又健志 ▲ 45.9 30.1 52.0 16.1 ▲ 44.1 ▲ 1.3 6.9
10 柴田吉和 16.0 29.2 ▲ 37.9 2.9 36.8 ▲ 41.6 5.4
11 山田浩之 20.0 ▲ 11.4 ▲ 7.7 2.5 ▲ 16.2 8.7 ▲ 4.1
12

醍醐大 ▲ 22.7 32.9 ▲ 31.3 15.5 ▲ 3.3 ▲ 43.2 ▲ 52.1
13 瀬戸熊直樹 ▲ 32.5 ▲ 62.2 ▲ 39.0 ▲ 6.9 19.5 38.0 ▲ 83.1
14 藤崎智 ▲ 13.5 ▲ 0.6 28.9 ▲ 55.1 14.4 ▲ 59.8 ▲ 85.7
15 本田朋広 8.5 ▲ 27.5 ▲ 0.4 ▲ 34.6 ▲ 25.8 ▲ 11.7 ▲ 91.5
16 内川幸太郎 ▲ 40.1 ▲ 36.2 5.0 ▲ 39.5 ▲ 40.1 ▲ 48.7 ▲ 199.6

第31期特別昇級リーグ 最終節成績表

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 合計
1 須浦正裕 11.1 ▲ 3.3 24.0 154.0 15.0 ▲ 43.7 76.4 ▲ 25.6 207.9
2 宮澤太佑 93.7 ▲ 65.0 60.8 ▲ 3.7 17.1 72.4 21.8 0.3 197.4
3 桜井紘己 ▲ 71.8 ▲ 14.3 45.4 81.0 53.9 11.7 4.0 73.5 183.4
4 原田潤次 56.6 ▲ 7.3 ▲ 41.3 44.3 ▲ 5.1 85.7 ▲ 6.4 ▲ 49.2 77.3
5 石森隆雄 ▲ 10.9 ▲ 6.2 ▲ 17.6 104.0 72.5 ▲ 7.5 ▲ 27.3 敗退
6 井上絵美子 ▲ 9.8 63.6 ▲ 34.0 ▲ 5.5 66.0 19.7 3.9 敗退
7 佐藤孝行 18.1 14.9 ▲ 2.7 69.6 ▲ 28.2 ▲ 6.2 ▲ 19.4 敗退
8 菊原真人 19.5 13.2 40.2 31.9 ▲ 4.5 ▲ 16.5 ▲ 53.0 敗退
9 髙田翔 ▲ 6.6 42.7 48.6 ▲ 37.1 ▲ 6.2 1.5 敗退
10 時田拓和 47.9 ▲ 21.3 52.3 28.7 ▲ 39.1 ▲ 37.2 敗退
11 中寿文 ▲ 5.8 ▲ 42.5 103.4 26.3 ▲ 48.4 ▲ 79.9 敗退
12 浦野修平 ▲ 13.6 89.4 ▲ 59.3 13.5 ▲ 5.1 敗退
13 木原翼 19.6 27.0 ▲ 2.5 3.7 ▲ 27.1 敗退
14 辻本一樹 0.4 ▲ 8.3 37.1 ▲ 5.2 ▲ 26.8 敗退
15 波奈美里 76.6 ▲ 18.0 ▲ 17.6 ▲ 16.8 ▲ 34.0 敗退
16 笠井裕野 14.6 ▲ 9.0 ▲ 9.0 30.1 敗退
17 本田朋広 57.3 22.6 ▲ 21.2 ▲ 46.5 敗退
18 川田浩平 ▲ 12.0 ▲ 15.2 ▲ 33.0 64.7 敗退
19 早川健太 31.9 41.2 ▲ 17.0 ▲ 57.9 敗退
20 原佑典 ▲ 5.3 41.1 ▲ 66.8 24.5 敗退
21 石川遼 ▲ 66.3 ▲ 23.9 48.0 35.2 敗退
22 林潤一郎 40.6 9.1 0.8 ▲ 60.7 敗退
23 手塚紗掬 5.7 ▲ 5.1 19.1 ▲ 43.2 敗退
24 柴田航平 ▲ 31.5 18.4 ▲ 5.3 ▲ 6.9 敗退
25 川村直寛 ▲ 3.8 39.8 ▲ 6.2 ▲ 61.2 敗退
26 ダニエルモレノ 4.5 ▲ 49.7 8.7 0.0 敗退
27 高瀬翔 ▲ 19.2 12.8 ▲ 26.4 ▲ 4.5 敗退
28 小高佑貴 16.0 ▲ 77.8 ▲ 16.0 33.4 敗退
29 中田花奈 0.3 58.3 ▲ 19.4 ▲ 86.0 敗退
30 津村憲一 ▲ 26.4 ▲ 18.0 ▲ 15.6 0.0 敗退
31 皆川侑亮 20.0 22.0 5.1 ▲ 107.7 敗退
32 小原航太 20.7 ▲ 84.6 3.8 ▲ 1.8 敗退
33 咲良美緒 ▲ 19.4 ▲ 61.8 ▲ 12.1 31.1 敗退
34 上村慎太郎 37.5 ▲ 49.1 ▲ 2.6 ▲ 54.2 敗退
35 清原継光 ▲ 96.8 15.0 5.2 ▲ 1.7 敗退
36 川原舞子 ▲ 30.7 29.0 ▲ 1.1 ▲ 88.2 敗退
37 澤谷諒 ▲ 67.1 50.1 ▲ 37.1 ▲ 89.2 敗退
38 森脇翼 ▲ 67.0 ▲ 12.4 ▲ 42.7 敗退
39 荒井伶太 ▲ 68.7 ▲ 43.4 敗退

第38期鳳凰戦A2リーグ第10節B卓レポート

【~残留争いの行方は…】

12/14、本日の対局者は石渡正志(3位)、魚谷侑未(12位)、麓征生(13位)、古橋崇志(15位)の4選手。
大事じゃない節はないのだが、特に今日は残留争いの3者にとっては天王山。
魚谷、麓は、勝つことに越したことはないが、自分が負ける、または、相手に大きく勝たれるのは避けたいというスコアだろう。
古橋は、もう尻に火がついていて、最低でも30ポイントは勝ちたい――いや、願望という甘い表現ではない――勝たなきゃ降級、という必須条件だ。

 

 

1回戦、魚谷、麓のこのめくり合いがあったものの、比較的静かな半荘だった。

 

 

(麓は四万をポンして、この五万を暗カン)

 

 

トップは古橋、このダブ南・トイトイをアガった魚谷が2着。
逆に麓はラススタート。

2回戦、解説の勝又が「こんなに出ることあります?」というほど、高打点の応酬。
無理して打点を狙っていたわけではなく、巡り合わせではあったものの、取りこぼさず決めてくるのは流石Aリーガーである。
一気に紹介しよう。

東1局、親古橋(魚谷から)11,600。

五万 上向き五万 上向き六万 上向き六万 上向き七万 上向き三筒 上向き四筒 上向き五筒 上向き五筒 上向き六筒 上向き七筒 上向き四索 上向き四索 上向き ロン四万 上向き ドラ六万 上向き

東1局1本場、麓(石渡から)7,700+300。

二万 上向き三万 上向き一筒 上向き二筒 上向き三筒 上向き四筒 上向き四筒 上向き一索 上向き二索 上向き三索 上向き五索 上向き六索 上向き七索 上向き リーチ ロン一万 上向き ドラ北

東2局、親魚谷(石渡から)12,000。

五万 上向き五万 上向き五筒 上向き五筒 上向き八筒 上向き八筒 上向き九筒 上向き九筒 上向き二索 上向き二索 上向き三索 上向き東東 リーチ ロン三索 上向き ドラ五筒 上向き

東2局1本場、石渡(古橋から)6,400+300。

四万 上向き四万 上向き三筒 上向き三筒 上向き四筒 上向き四筒 上向き八筒 上向き八筒 上向き三索 上向き三索 上向き七索 上向き中中 ロン七索 上向き ドラ中

東4局、親石渡(麓から)11,600。

六万 上向き六万 上向き七筒 上向き七筒 上向き八筒 上向き八筒 上向き九筒 上向き九筒 上向き五索 上向き六索 上向き六索 上向き七索 上向き八索 上向き ロン七索 上向き ドラ六万 上向き

南1局、親古橋 2,600オール。

四万 上向き五万 上向き六万 上向き九万 上向き九万 上向き五筒 上向き六筒 上向き一索 上向き二索 上向き三索 上向き五索 上向き六索 上向き七索 上向き リーチ ツモ四筒 上向き ドラ四筒 上向き

南2局2本場、石渡 2,000・3,900+1,600。

六万 上向き七万 上向き八万 上向き六筒 上向き六筒 上向き二索 上向き三索 上向き四索 上向き五索 上向き六索 上向き七索 上向き七索 上向き七索 上向き リーチ ツモ六筒 上向き ドラ二索 上向き

 

点数移動が目まぐるしい2回戦だったが、結果は古橋がトップ、麓が1人沈みのラス。
この時点でのトータルスコアは以下となった。

麓のスコア、これが今日の開始時点であればまだ開き直って臨めるが、ここ2戦で減らして迎えた本日の3回戦、どういうプランにするかも難しいし、平常心で臨めるかも僕は怪しい。

 

 

そして迎えた3回戦、開始早々に石渡の一撃。
ドラが2枚で6,000オールだ。

 

 

グラッとはきていたと思うが、それでも麓は打点を狙いすぎることもなく、いつも通り最善を尽くしていたと思う。
南3局、持ち点は3万点ちょうど。
この半荘は石渡がダントツのため、是が非でも浮きの2着で終えたいところ。

 

 

 

 

9,600は9,900――
親古橋の七対子、ドラ2。
目の前が真っ暗になる一撃だった。

本日の結果はこちら。
3トップと大勝した古橋が魚谷を逆転し、残留ボーダーに。
麓は15位に大幅に後退してしまった。

 

 

対局後の各選手のコメントを掲載する。

 

石渡「(2回戦の7,700、12,000の放銃)あれで火がついたって感じですね。今日はトータルで藤島君を抜きたかったのですが、プラスで終えられてよかったです。」

 

麓「参りましたね。今日はテンパイまではいくのですが、アガリが遠かったです。
(最終節に向けて一言)70以上浮かなきゃいけないのですが、悔いのないように全力でやりますので、応援お願いします。」

 

魚谷「うーん、そうですねぇ。まあ、及第点は及第点かなぁというところです。最終節勝負とは思っていたので、最終節にかけて頑張りたいと思います。」

 

古橋「あれだけついてれば、これくらい勝たないと…もっと勝たなきゃいけなかったと思うので…でも、大きく勝てたことはとても嬉しいです。」

触れずに終えるという荒業(?)もあるのですが、これを載せないわけにはいきませんね。

 

 

 

勝又「4回戦目、四暗刻ツモアガった後、残留を決めきるくらい攻めたかったけど、魚谷さんを浮かせてしまったのは、最終節に課題を残したようになりましたね。」

最終節は年明けすぐ、お楽しみに!
1/5(水)10位、12位、14位、16位
1/6(木)9位、11位、13位、15位
1/7(金)5位、6位、7位、8位
1/11(火)1位、2位、3位、4位
(文:福光聖雄)

第38期 A1リーグ 最終節成績表

A2 B1・B2 C1・C2・C3 D1・D2・D3 E1 E2

第37期鳳凰位
佐々木 寿人

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 11節 12節 13節 合計
1 古川 孝次 16.6 16.5 ▲ 39.0 10.6 ▲ 9.0 40.8 34.1 40.7 39.6 50.0 23.5 ▲ 47.7 18.9 195.6
2 黒沢 咲 10.2 ▲ 20.8 ▲ 1.3 29.8 29.3 ▲ 1.4 75.1 65.5 0.9 ▲ 3.7 ▲ 1.1 24.1 ▲ 20.6 186.0
3 前田 直哉 56.7 69.4 5.7 ▲ 8.3 ▲ 7.9 ▲ 24.0 ▲ 52.0 16.5 90.7 ▲ 15.9 ▲ 57.2 48.3 27.9 149.9
4 HIRO柴田 3.4 16.5 74.7 66.0 ▲ 15.2 ▲ 16.3 ▲ 2.6 ▲ 3.0 13.8 ▲ 30.2 ▲ 7.0 ▲ 24.7 18.2 93.6
5 勝又 健志 64.2 18.3 ▲ 33.0 ▲ 3.6 ▲ 1.9 90.4 16.7 ▲ 83.0 ▲ 11.2 8.2 ▲ 9.7 13.5 ▲ 44.4 24.5
6 沢崎 誠 ▲ 61.3 46.4 4.5 ▲ 3.1 55.8 ▲ 65.3 ▲ 28.9 ▲ 29.0 47.0 ▲ 22.9 42.8 32.9 2.7 21.6
7 藤崎 智 9.5 ▲ 42.1 44.4 ▲ 32.1 ▲ 10.7 ▲ 18.6 ▲ 52.6 57.5 59.5 ▲ 41.3 111.1 ▲ 59.7 ▲ 6.3 18.6
8 杉浦 勘介 ▲ 8.2 9.0 ▲ 40.5 ▲ 6.8 3.0 ▲ 52.5 ▲ 11.9 ▲ 10.4 34.7 25.7 45.6 ▲ 2.6 4.7 ▲ 10.2
9 近藤 久春 43.8 ▲ 28.7 47.0 36.4 14.7 ▲ 71.3 33.3 ▲ 5.4 ▲ 42.3 ▲ 2.2 ▲ 59.5 ▲ 40.2 ▲ 1.1 ▲ 75.5
10 吉田 直 10.9 ▲ 43.8 ▲ 41.3 ▲ 55.5 ▲ 40.7 50.1 26.4 5.5 ▲ 76.9 ▲ 31.9 ▲ 46.2 13.7 119.5 ▲ 110.2
11 西川 淳 ▲ 47.7 ▲ 51.6 ▲ 7.2 ▲ 42.9 ▲ 29.9 ▲ 37.9 7.1 50.1 4.0 ▲ 4.5 36.2 32.5 ▲ 47.3 ▲ 139.1
12 紺野 真太郎 ▲ 36.3 ▲ 87.0 28.1 18.2 ▲ 5.1 ▲ 19.3 ▲ 1.8 49.5 10.7 ▲ 44.7 ▲ 6.7 1.0 ▲ 71.3 ▲ 164.7
13 瀬戸熊 直樹 ▲ 51.9 75.6 6.7 ▲ 28.8 35.0 ▲ 25.6 ▲ 57.6 ▲ 46.5 ▲ 84.1 ▲ 28.1 ▲ 44.9 31.0 ▲ 0.9 ▲ 220.1

第10期JPML WRCリーグ最終節成績表

1位通過→ベスト16
2位~11位→二次トーナメント
12位~29位→一次トーナメント
30位~33位+地方代表戦通過者4名→予備予選

試合開始時間に遅れた場合は失格となります。

・予備予選(巣鴨本部道場)


8名→4名

・一次トーナメント(巣鴨本部道場)


予備予選通過者4名に12位~29位の18名
さらに、女流桜花、プロクイーンのシード選手を加えて計24名各半荘3回戦
各卓上位2名が二次トーナメント進出

・二次トーナメント(巣鴨本部道場)


一次トーナメント通過者12名に2位~11位の10名
さらにグランプリMAX、王位のシード選手を加えて計24名で各半荘3回戦
各卓上位2名が勝ち上がり


・ベスト16(夏目坂スタジオ)

二次トーナメント通過者12名に鳳凰位、十段位、前回優勝者、予選1位通過者の4名を加えて各半荘4回戦
各卓上位2名が勝ち上がり

・ベスト8(夏目坂スタジオ)

半荘4回戦を行い各卓上位2名が決勝進出

・決勝(夏目坂スタジオ)

半荘4回戦

※変更ありました  更新日時:12/23
100
(繰り上がり1名)

 

100
1名辞退(繰り上がり1名)

 

100

 

100

 

100

 

100

 

順位 名前 第1節 第2節 第3節 第4節 第5節 合計
1 原佑典 ▲ 35.4 ▲ 2.5 50.1 166.9 70.8 249.9
2 中川基輝 ▲ 14.8 46.7 67.8 54.6 61.7 216.0
3 渡辺英梧 5.3 40.8 52.7 13.2 102.8 214.8
4 ダニエルモレノ 111.0 117.2 47.9 ▲ 23.8 ▲ 47.9 204.4
5 辻本一樹 65.4 ▲ 1.4 ▲ 1.2 100.7 25.0 188.5
6 黒木真生 72.8 56.8 95.8 ▲ 17.4 ▲ 34.8 173.2
7 蒼山秀佑 6.2 117.0 28.7 9.4 10.3 171.6
8 清水智之 56.9 70.1 47.2 24.5 ▲ 50.9 147.8
9 藤本修二 ▲ 19.6 54.1 41.3 17.1 54.4 147.3
10 宮崎皓之介 ▲ 26.5 56.6 ▲ 43.7 97.7 50.5 134.6
11 松岡昭彦 27.8 ▲ 21.6 ▲ 5.6 88.2 43.7 132.5
12 大和 13.1 9.6 78.1 53.7 ▲ 26.6 127.9
13 武田裕希 92.8 45.3 5.9 ▲ 57.5 40.1 126.6
14 浜野太陽 19.4 25.2 ▲ 40.2 38.6 83.4 126.4
15 藤本哲也 ▲ 34.6 71.7 22.1 71.5 ▲ 6.3 124.4
16 大月れみ 71.5 46.5 ▲ 44.3 66.9 ▲ 17.4 123.2
17 中野妙子 ▲ 0.6 95.8 ▲ 17.3 1.0 39.1 118.0
18 中村毅 70.1 ▲ 2.9 ▲ 27.4 26.8 50.7 117.3
19 美晤 29.1 38.4 ▲ 50.1 61.6 38.0 117.0
20 野村駿 ▲ 48.1 83.2 20.0 36.9 24.0 116.0
21 太田優介 22.0 ▲ 29.0 64.3 ▲ 2.6 61.1 115.8
22 伊達朱里紗 78.3 6.9 ▲ 33.1 24.8 36.9 113.8
23 永井勝晴 41.3 37.3 ▲ 6.3 ▲ 2.7 41.2 110.8
24 末続ヒロトシ ▲ 51.1 ▲ 37.6 76.3 65.0 51.4 104.0
25 鈴木宏明 14.1 30.2 ▲ 2.6 15.4 46.8 103.9
26 瀧澤光太郎 ▲ 43.7 37.3 ▲ 1.7 6.8 97.2 95.9
27 佐藤伶太 ▲ 7.7 70.1 ▲ 3.3 73.3 ▲ 38.0 94.4
28 町田志織 88.5 27.8 ▲ 89.8 51.9 12.9 91.3
29 古橋崇志 ▲ 40.6 10.9 83.8 32.5 1.6 88.2
30 桜川姫子 88.1 ▲ 9.1 ▲ 8.0 ▲ 3.9 20.3 87.4
31 新谷翔平 97.2 33.2 ▲ 38.6 ▲ 47.3 39.4 83.9
32 森下剛任 46.5 31.5 ▲ 29.0 9.8 14.9 73.7
33 井上絵美子 36.5 ▲ 28.1 26.7 52.3 ▲ 16.8 70.6
34 小高佑貴 2.0 31.4 48.6 ▲ 11.6 ▲ 3.8 66.6
35 角谷陽介 ▲ 67.4 28.4 28.2 22.6 51.9 63.7
36 伊東宏倫 18.5 ▲ 3.5 42.0 ▲ 24.5 30.5 63.0
37 塚田悠介 60.5 52.0 ▲ 84.0 ▲ 20.7 53.4 61.2
38 泉裕斗 49.0 30.6 37.6 ▲ 60.2 ▲ 5.9 51.1
39 藤島健二郎 21.4 ▲ 38.5 25.2 ▲ 24.3 67.0 50.8
40 柴田航平 15.7 ▲ 27.2 ▲ 19.8 53.4 24.8 46.9
41 鈴木誠 69.6 10.9 ▲ 5.2 11.3 ▲ 40.1 46.5
42 仲田浩二 ▲ 22.2 ▲ 43.7 0.5 37.9 70.7 43.2
43 田中祐 ▲ 1.0 139.7 ▲ 35.2 ▲ 85.0 22.9 41.4
44 渡邉浩史郎 20.3 28.0 38.1 ▲ 48.0 2.5 40.9
45 小車祥 ▲ 0.9 27.5 55.6 ▲ 3.7 ▲ 38.6 39.9
46 中島寿太郎 9.5 29.9 53.3 50.1 ▲ 104.5 38.3
47 木原翼 3.9 67.1 ▲ 60.7 16.1 11.0 37.4
48 児玉佳宏 ▲ 48.1 ▲ 8.9 27.2 43.2 19.6 33.0
49 冨田久志 ▲ 11.6 2.2 ▲ 3.0 10.8 31.0 29.4
50 瀬下勝也 ▲ 1.0 22.4 ▲ 89.1 24.3 69.5 26.1
51 皆川侑亮 ▲ 27.2 ▲ 1.2 ▲ 102.9 108.7 48.6 26.0
52 岡崎涼太 89.6 56.9 ▲ 29.0 ▲ 96.3 3.9 25.1
53 立田祥平 ▲ 42.5 103.4 56.2 11.2 ▲ 104.0 24.3
54 中平優佑 ▲ 30.9 ▲ 47.1 ▲ 34.5 43.4 92.4 23.3
55 林潤一郎 ▲ 40.9 50.6 ▲ 12.6 19.4 4.7 21.2
56 鳥越真仁 ▲ 68.0 ▲ 51.7 61.0 13.6 65.5 20.4
57 石立岳大 68.9 ▲ 35.6 ▲ 58.6 10.5 29.8 15.0
58 咲良美緒 ▲ 9.8 13.1 51.1 41.1 ▲ 83.5 12.0
59 笠原拓樹 33.3 21.9 ▲ 35.6 ▲ 11.3 ▲ 1.3 7.0
60 日高志穂 ▲ 20.8 120.4 47.7 ▲ 96.2 ▲ 49.8 1.3
61 上田稜 41.5 ▲ 51.6 ▲ 57.0 53.9 13.4 0.2
62 手塚紗掬 18.9 47.1 14.4 ▲ 14.7 ▲ 69.8 ▲ 4.1
63 浦野修平 ▲ 42.7 9.8 19.3 ▲ 18.3 22.9 ▲ 9.0
64 島崎涼 77.5 4.4 4.7 ▲ 49.6 ▲ 47.0 ▲ 10.0
65 吉成敏 24.0 38.1 ▲ 53.8 10.8 ▲ 29.1 ▲ 10.0
66 齋藤豪 79.9 ▲ 26.3 ▲ 20.6 ▲ 38.7 ▲ 9.4 ▲ 15.1
67 藤井崇勝 64.2 ▲ 40.2 ▲ 11.5 10.8 ▲ 46.1 ▲ 22.8
68 渡邉準也 4.3 0.1 ▲ 65.8 27.0 1.9 ▲ 32.5
69 三ツ谷繭 ▲ 23.1 ▲ 16.6 41.9 20.5 ▲ 56.5 ▲ 33.8
70 三田晋也 ▲ 16.7 20.0 ▲ 30.3 46.2 ▲ 53.5 ▲ 34.3
71 髙木翔平 0.7 ▲ 30.0 ▲ 91.4 70.6 13.0 ▲ 37.1
72 山本祐輔 ▲ 45.4 37.5 28.8 ▲ 43.3 ▲ 15.9 ▲ 38.3
73 石橋和也 ▲ 70.6 12.1 60.7 ▲ 41.3 ▲ 12.0 ▲ 51.1
74 山脇千文美 22.0 21.4 ▲ 0.2 ▲ 30.3 ▲ 70.8 ▲ 57.9
75 宮内こずえ 75.2 ▲ 38.9 ▲ 21.8 ▲ 53.8 ▲ 19.7 ▲ 59.0
76 木本大介 ▲ 9.2 9.6 ▲ 80.4 ▲ 14.9 23.4 ▲ 71.5
77 梅中悠介 ▲ 35.0 ▲ 23.2 51.3 ▲ 18.6 ▲ 48.0 ▲ 73.5
78 澤谷諒 47.8 ▲ 69.3 15.9 ▲ 13.0 ▲ 56.1 ▲ 74.7
79 早川健太 ▲ 13.8 50.2 ▲ 41.8 ▲ 29.4 ▲ 40.1 ▲ 74.9
80 福島佑一 ▲ 2.8 ▲ 25.5 ▲ 15.4 ▲ 24.8 ▲ 6.9 ▲ 75.4
81 金杉空 ▲ 4.0 ▲ 67.3 8.4 ▲ 53.7 36.0 ▲ 80.6
82 伊藤俊介 ▲ 73.6 86.5 ▲ 27.1 ▲ 47.5 ▲ 19.0 ▲ 80.7
83 石森隆雄 50.7 ▲ 34.8 80.7 ▲ 67.1 ▲ 110.2 ▲ 80.7
84 古本和宏 64.6 ▲ 55.6 ▲ 31.9 ▲ 63.4 0.5 ▲ 85.8
85 須浦正裕 ▲ 14.1 ▲ 20.6 34.9 ▲ 62.3 ▲ 24.9 ▲ 87.0
86 栗島有紀 7.2 ▲ 30.2 2.8 23.0 ▲ 90.3 ▲ 87.5
87 小笠原奈央 ▲ 11.5 ▲ 17.1 14.9 ▲ 31.5 ▲ 42.4 ▲ 87.6
88 藤本鉄也 ▲ 50.8 ▲ 11.1 ▲ 46.3 3.4 9.0 ▲ 95.8
89 高橋大輔 5.1 ▲ 23.8 ▲ 40.9 16.6 ▲ 52.9 ▲ 95.9
90 山田学武 ▲ 86.6 ▲ 8.5 ▲ 36.4 24.8 10.5 ▲ 96.2
91 吉川裕太 33.4 ▲ 9.9 ▲ 91.6 ▲ 42.9 13.5 ▲ 97.5
92 宮澤太佑 30.7 ▲ 55.8 ▲ 12.2 ▲ 16.0 ▲ 49.8 ▲ 103.1
93 伊賀則夫 15.9 30.9 ▲ 114.8 9.3 ▲ 47.3 ▲ 106.0
94 川原舞子 34.8 ▲ 31.8 ▲ 61.3 ▲ 15.3 ▲ 37.6 ▲ 111.2
95 福光聖雄 54.3 ▲ 35.0 ▲ 49.6 ▲ 60.0 ▲ 29.2 ▲ 119.5
96 天音まこと ▲ 81.2 37.6 34.5 ▲ 77.5 ▲ 52.5 ▲ 139.1
97 阿久津翔太 ▲ 32.2 2.3 13.1 ▲ 22.0 ▲ 103.4 ▲ 142.2
98 黒田良 ▲ 65.2 17.7 ▲ 43.1 ▲ 35.1 ▲ 18.5 ▲ 144.2
99 後藤咲 18.2 27.6 ▲ 84.2 ▲ 42.1 ▲ 66.9 ▲ 147.4
100 青嶋宏樹 79.5 22.4 ▲ 83.9 ▲ 83.7 ▲ 94.2 ▲ 159.9
101 菊地美羽 ▲ 91.7 ▲ 10.1 0.3 ▲ 79.0 敗退
102 船木伸一 ▲ 63.5 ▲ 1.1 12.8 ▲ 132.6 敗退
103 優月みか ▲ 1.8 ▲ 49.5 ▲ 104.4 敗退
104 大鹿糠文也 ▲ 79.2 4.5 ▲ 92.0 敗退
105 蒼木翔子 ▲ 32.0 ▲ 56.4 ▲ 89.0 敗退
106 長井梨世 ▲ 56.6 ▲ 113.2 敗退
107 吉高正悟 ▲ 114.0 ▲ 69.7 敗退
108 宮田雅也 ▲ 119.4 ▲ 68.3 敗退
109 宮川富太郎 ▲ 123.4 ▲ 66.9 敗退

何を切る? 2021年12月

第46期王位戦 4回戦 東2局 東家 渡辺史哉プロ

 

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■Twitterで実施したアンケートの結果

 

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■OPENRECで実施したアンケートの結果

 

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■ニコニコ生放送で実施したアンケートの結果

 

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■プロ解答

 

五万切りヤミテン

 

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一索切りヤミテン

 

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五万切りリーチ

 

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■実況・解説陣 (アンケート時)

 

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古橋「場を見るとマンズがかなり安い状況になっているのですが、瀬戸熊プロどうでしょうか?」
瀬戸熊「僕は五万切りヤミテン。」
古橋「四索はどうするんですか?」
瀬戸熊「四索は見逃します。ツモったらアガります。」
古橋「ツモったらアガると…なるほど、瀬戸熊プロらしい解答ですね!」

■プロの視点
渡辺史哉プロ
「事前段階からマンズが良いと判断し、アガリやすさを重視して、マンズが伸びる可能性を残していました。
二索を引いてテンパイしたので、三色を確定させつつ、場に放たれにくいドラそばの一索四索待ちではなく、佐々木プロ・蒼山プロからツモ切られそうな五万単騎に受けました。
四万六万を引いてリャンメンに変化したら、中切りヤミテン続行で7,700を拾いにいこうと考えていました。リーチをかけてアガリ率を下げる選択は、この手ではもったいないと考えていたためです。
チャンタに振り替わる字牌などを引いた場合は、18,000への打点上昇を重くみて待ち替えするつもりでした。」

 

■終局図

 

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第38期鳳凰戦A1リーグ最終節B卓レポート

【4人が純粋に自分らしく出来る限りを尽くした見所満載の対局に】

 

 

本日の対局者は
6位 藤崎智
7位 沢崎誠
8位 杉浦勘介
9位 近藤久春

 

 

現時点での決定戦ラインは前田の+122.0P。
降級ラインは紺野の▲164.7P。
どちらも遠い中位卓となるため、解説森山は「無風卓」と表現した。
ポイントは実際に無風と言える結果となった。しかし、各者のらしさが存分に発揮された対局は見応え十分だった。

1回戦、最初の山場は東4局。まずは沢崎がカン三索をツモアガリせず、フリテン二筒五筒八筒リーチ。
これが中盤戦なら500・1,000をアガって浮きで親番を持って来たかも知れないが、最終節ならではの選択。二筒ツモの跳満を狙いに行く。

 

 

そこに杉浦から追っかけリーチが入る。2軒に挟まれた親番近藤は二筒を暗カン。リンシャンからドラの六万を引き、九万を勝負するが、これが杉浦のロン牌。

 

 

六万九万五索のリーチドラ3、8,000(+1,000)のアガリを決めた杉浦が1回戦トップ。

 

 

放銃してしまった近藤、南3局2本場に、チンイツ一通イーペーコーのカン八索待ち。しかしアガる直前に切られた牌は七索白そしてロン牌の八索。いかにテンパイ気配が出ていなかったかがわかる。

 

 

藤崎から16,600をアガった近藤が浮きの2着で1回戦が終了。

2回戦、トップ目でオーラスの親を迎えた沢崎は白ポン、カン八万チーで四筒七筒待ち。

 

 

杉浦のタンヤオピンフ高め234三色のリーチに押し切って5,800は6,100(+2,000)のアガリ。2回戦は沢崎がトップを取る。

3回戦は打撃戦となった。まずは沢崎がドラ六索の空切りリーチ。2,000・3,900のツモアガリ。

 

 

近藤がドラの白をポンして三索六索待ち。沢崎から出て7,700は8,000(+1,000)。

 

 

親番杉浦がドラドラ七対子、発単騎でリーチ。藤崎も高め345のタンヤオピンフリーチで押し返すが杉浦に軍配、12,000(+1,000)のアガリ。

 

 

南3局には、親番藤崎が七対子ドラドラ、東単騎の9,600。

 

 

オーラスは杉浦が仕掛けて三筒八万待ち。1,000・2,000ツモで1人浮きを決めて本日2勝目。

 

 

最終戦南1局。沢崎と杉浦の2軒リーチはともに五索八索待ち。

 

 

今期最後の親番藤崎。六筒八筒の追っかけリーチ。

 

 

八索暗カンで50符、1,600オール(+2,000)。強引に親番を繋ぐと

 

 

2本場では南ポン、北ポン(後に加カン)で五万ツモ。3,200オールは3,400オール。大きなトップ目となる。

 

 

オーラス親番の近藤はカン三索の確定三色でリーチ。ドラドラの藤崎から出て7,700は8,000のアガリ。

 

 

2本場では高め789三色の六万九万リーチを打つが、沢崎が鳴き三色でアガって浮き2着をキープ。これにて全対局が終了した。

 

 

 

 

この結果により沢崎、藤崎、杉浦、近藤のA1残留がほぼ確定。
紺野、瀬戸熊の降級は決定的となった。
いよいよ次週は鳳凰位決定戦に挑戦する3名を決める対局。

A1リーグ最終節C卓は
2021/12/22(水) 15:00

※5人打ちのため、通常より2時間早い開始です。
観戦予定の方はご留意ください。

黒沢咲
古川孝次
前田直哉
HIRO柴田
勝又健志

解説 佐々木寿人

ご視聴はこちらから!

(文:編集部)

第38期鳳凰戦A2リーグ第10節A卓レポート

【高橋が+52.6Pで4位浮上 明石もトータルをプラスに】

 

 

対局者は
3位 白鳥翔
5位 高橋良介
9位 明石定家
13位 仁平宣明

 

 

白鳥はA1昇級が現実的な位置にいる。今までのリーグ戦人生で一番プラスしたい節と言っても過言ではない。
高橋は昇級を狙えるかどうかの最終チャレンジの節。少しのプラスでは昇級は厳しく、降級はまず心配ないので一番腕を振って戦える立場だ。
明石は大きなマイナスは降級の可能性が出て来るので、それだけは避けたい所。
仁平は現状降級枠なのでまずはそこを抜け出しておきたい。

1回戦東2局。高橋がカン三筒リーチ。リーチタンヤオツモドラの2,000・3,900をアガる。

 

 

東4局1本場には、親番仁平がわずか2巡で七対子ドラドラ八万単騎。白鳥から出て9,600は9,900(+1,000)のアガリで1回戦は仁平がトップ。

 

 

2回戦東3局1本場は仕掛けた明石が五万八万テンパイ。

 

 

これに対応した白鳥はリャンメンに受けずに中五万のシャンポンでリーチ。見事に五万をツモって1,300・2,600は1,400・2,700を決めて原点復帰。

しかし、東場の親番で明石のリーチツモドラドラ2,000・4,000は2,200・4,200を親被りすると

 

 

オーラスには高橋が原点復帰の700・1,300をツモ。

 

 

トップは明石。白鳥は痛恨の2ラスとなってしまう。
2回戦終了時の成績を反映したトータルはこちら。

 

 

3回戦。親番の高橋は二索五索のヤミテン。

 

 

高めの二索が白鳥から出て、ピンフ三色ドラの11,600。

 

 

高橋はさらに明石からタンヤオ三色ドラの8,000。仁平からリーチタンヤオピンフドラの7,700をアガって3回戦トップ。

 

 

白鳥と高橋の差、わずか0.1ポイント。仁平はマイナスに転じて再び降級枠に入ってしまう。

4回戦は明石が圧勝。勝負所の3軒リーチで仁平から六索が出て2,000は2,900(+2,000)をアガリ。

 

 

東3局2本場で仁平のリーチ宣言牌の四万は高橋のロン牌でもあったが、明石のアガリ優先。

 

 

オーラスもリーチピンフイーペーコーの3,900をアガった明石が本日2度目のトップを取って対局終了。

 

 

 

 
 

 

仁平「出だしは良かったのに、2回戦親番でソウズのホンイツに行けずにカン六筒のテンパイを取ってしまい、高橋さんにドラ切りリーチされて放銃した局が悔やまれます。最終節厳しい戦いになりますけど、頑張ります。」

 

明石「プラスで終われて良かったです。最終節もトータルプラスを目指して打ちたいと思います。ありがとうございました。」

 

白鳥「自分のポイントを伸ばす事を考えて、危なくなったら高橋さんとの差を意識しようと思っていたのですが、一番最悪な結果。可能性が限りなく薄くなってしまった。」

 

高橋「出来る限りの事を悔いなく出来たので、それに結果がついて来たのは良かったです。ドラの西切りは、打ったら酷いのは承知ですが、直感に委ねて勝負しました。」

 

仁平と高橋がインタビューで話していた局は2回戦南3局1本場。

 

 

仁平がソウズのホンイツにすれば、明石から出たカン二索を捉えていた。もちろん仁平が染めれば明石からソウズが出ない可能性は高いが、同じ放銃でも仁平の牌姿は違う。

一索三索六索七索八索発発 二索 左向き一索 上向き三索 上向き 白白白 ツモ八筒

親番維持で八筒勝負は避けられないかも知れないが、その時はこの牌姿である事。それがベストを尽くすという話である。

A2第10節B卓は
翌日の2021/12/14(火) 17:00

石渡正志
麓征生
古橋崇志
魚谷侑未

実況:小笠原奈央
解説:勝又健志

昇級の狙える石渡がポイントを伸ばせるか!?
魚谷、麓、古橋の直接対決も見所である。

ご視聴はこちらから!

(文:編集部)

麻雀日本シリーズ2021プレーオフ第1節レポート

12月18日、麻雀日本シリーズ2021プレーオフ第1節が放送された。
前節で既に4人が敗退となっており、さらに今回各自2戦を終えて4人が敗退となる。

 

 

暫定1・2位の白鳥・矢島以外は敗退ラインが目の前にあり、それぞれ条件を意識し戦いとなりそうだ。

 

【1回戦】

 

本日プラスが必須な醍醐・河野の思いとは裏腹に、多井が鮮やかな跳満を連発。

 

 

 

醍醐も難しいターツ選択・リーチ判断があったが2,000・4,000をアガリ、なんとか2着につける。

 

 

多井隆晴 +31.8P
醍醐大 +8.0P
白鳥翔 ▲11.9P
河野高志 ▲27.9P

 

【2回戦】

 

ここでも加点が必須な選手が苦しむ。
東4局、山田が先制リーチをかけるも、追いかけリーチの矢島へ一発で8,000の放銃に。

 

 

次局も矢島の6,400のヤミテンに飛び込み、4着に沈む。
一方で上位争いを制したのは近藤。
東場の親では沢崎のリーチを受け、ヤミテンで押しきって2,000オール。

 

 

満貫以上のアガリはなかったものの、オーラスもアガリきりトップを決めた。

近藤誠一 +24.9P
矢島亨 +10.8P
沢崎誠 ▲0.6P
山田浩之 ▲35.1P

 

【3回戦】

 

東2局、佐々木が先制リーチ。親の木村は一旦白のトイツ落としで回るが、タンヤオドラドラでテンパイしかえすと…

 

 

四筒ツモで4,000オールのアガリ。(五索暗カン)

木村はさらに次局、両面で先制リーチ。これがツモって裏裏の4,000オールとなり、トップを決定づけるアガリに。

 

 

木村和幸 +42.8P
柴田吉和 +3.4P
佐々木寿人 ▲13.0P
勝又健志 ▲33.2P

 

【4回戦】

 

東1局、佐々木がホンイツのカン七万待ち。白鳥が七対子ドラドラで同じく七万待ちに構え、2,000・4,000のツモ。

 

 

 

リードを活かした打ち方がハマった形だ。
ポイントが僅差の佐々木・沢崎は互いに上に立っておきたい半荘であったが、勝負が決まったのは東3局。

 

 

大三元で8,000・16,000のアガリ!トップを守りきり、プレーオフ後半への勝ち上がりを決定づけた。

沢崎誠 +33.4P
白鳥翔 +12.7P
醍醐大 ▲12.8P
佐々木寿人 ▲33.3P

 

【5回戦】

 

この半荘2着以上であればほぼプレーオフ後半へ勝ち上がる柴田。穏やかにこの半荘を終えたいところであったが、試練は東1局から訪れた。
矢島へリーチダブ東ドラの12,000、

 

 

近藤へ中ホンイツの8,000を打ち込み、いきなり大きな4着目に。

 

 

柴田はこのまま点棒を取り戻すことが叶わず、結果待ちの状態となった。
トップは南3・南4と連続でアガリきった矢島。

 

 

 

矢島亨 +24.2P
山田浩之 +11.1P
近藤誠一 ▲3.8P
柴田吉和 ▲31.5P

 

【6回戦】

 

勝ち上がりには河野を逆転することが必要な勝又。東1局の親番からダブ東暗刻の勝負手リーチをかけ、河野とのめくり合いに。

 

 

ここを制した河野が、裏3の3,000・6,000で勝負あり。河野は親番でも得点を伸ばし、5万点越えのトップ目に。しかし風向きが変わったのは南3局。

 

 

多井の親リーチの現物でテンパイしていた木村が、河野から8,000の直撃!
さらにオーラス、リーチツモピンフドラドラ裏の3,000・6,000でなんと河野を逆転。

 

 

木村はこの日2連勝となり、白鳥・矢島とともに決勝進出濃厚なほどのスコアを叩き出した。

木村和幸 +33.5P
河野高志 +17.3P
多井隆晴 ▲15.6P
勝又健志 ▲35.2P

プレーオフ6回戦を終え、トータルポイントは以下画像の通り。

 

 

トータル9位以下の柴田・山田・醍醐・勝又がここで敗退となった。
次回、麻雀日本シリーズ2021プレーオフ第2節は、12/25(土)14時から。
4回戦を行い、上位4名が決勝進出となる。

次回も是非お楽しみに!

(担当:浜野太陽)

第16期女流桜花決定戦~二日目~レポート

【第16期女流桜花決定戦2日目 首位ポイントはほぼ変わらず 2位魚谷が仲田に近づく結果に】

 

 

ルール:日本プロ麻雀連盟公式ルール
システム:半荘4回戦を3日間、計12回戦を行い優勝者を決める

女流桜花詳細に関してはこちら

女流プロリーグ(女流桜花)

 

 

 

5回戦は魚谷の逆襲で幕を開けた。ドラ八万暗刻で8,000のヤミテン。仲田から直撃を決めていきなりトップラスの並びが出来た。

 

 

東4局。親番内田がペン三万待ちテンパイ。

 

 

そこに仲田からリーチが入る。ドラ暗刻のツモリ四暗刻三万六索待ち。

 

 

魚谷は場に5枚目の五索八索をチーして四万七万待ち。

 

 

結果、仲田のツモ山にいた三万が内田の手に。500オール(+1,000)のアガリとなった。

 

 

仮に仲田がヤミテンを選択しても川原は八索を切った可能性は高い牌姿だったし、魚谷は巡目を考えてチーテンを入れたかも知れない。しかし目に見えた結果は仲田にはあまりにも痛恨だった。

 

 

6回戦東2局。魚谷はタンヤオピンフ高め三色の三万六万リーチを打つが

 

 

ドラ雀頭の仲田が四筒七筒追っかけリーチ。魚谷から5,200(+1,000)のアガリ。

東3局は川原が南暗カン、発ポンで六索九索

 

 

魚谷のテンパイ打牌が九索となり、川原8,000のアガリ。

さらに345三色確定の四筒七筒。魚谷から出た七筒はリーチしていたらまず打たなそうな牌なので、ヤミテンは大正解だった。

 

 

川原にかわされた仲田だが、次局7,700をアガって再びトップ目に立つと、オーラスは3メンチャンのヤミテンで2,000のアガリ。
 

 

6回戦は仲田がトップを取り、5回戦の1人沈みをほぼ返済した。

 

 

7回戦は魚谷がメンホン七対子八筒単騎をツモ。3,100・6,100を決めて本日2勝目。

 

 

南3局には内田がチャンタ三色ドラのカン八筒リーチ。

 

 

仲田の追っかけリーチ宣言牌が八筒となり、内田12,000。今決勝で苦戦している内田がようやく気持ち良いアガリを決めた。

 

 

本日最終の8回戦。仲田の目標は魚谷より上の着順を取る事。

 

 

東場の親番で3,900は4,200(+1,000)直撃して並びを作ると、仕掛けてガンガン局を回しに来る。細かく加点して理想的なゲーム展開を作った仲田からすれば、ラス前の川原の早いリーチも魚谷親被りなら歓迎だ。しかしここは魚谷がヤミテン7,700のアガリで連荘に成功。

 

 

次局、仲田は中ホンイツドラドラのツモアガリ。再び魚谷を沈めると

 

 

オーラスは1人浮きを決めるべくリーチに出るが、今度は魚谷がアガって阻止。浮きの2着となった。

 

 

仲田は8回戦大きなトップでトータル首位をキープ。接戦を勝ち切るのが得意な打ち手なので、牙城を崩すのは苦労しそうだ。

魚谷は仲田との差を縮めてぴったり2番手につけた。8回戦浮きの2着を取れたのは大きい。7期以来の桜花奪還を狙う。

川原のポイントはほぼ動かずだが、4戦消化してしまい魚谷との差も開いた。最終日の早い回にトップを取って三つ巴に出来れば連覇が見えて来る。

内田は難しい条件戦となってしまったが、優勝ボーダーラインが動かなかったのは救い。全員かわす事を思うと最終日3回トップは必要か。

 

 

第23期北陸プロアマ混合リーグ最終節レポート

北陸プロアマリーグ最終節

11月27日(日)に北陸プロアマリーグ最終節が行われました。

総勢40名の中から、見事1位通過を決めたのは藤田さん。
トータルスコアは+166.7P

・最終節への心構え
リーグ戦参加時に「全節プラス」を目標にしていたので、まずはそれを考えた。
最終節もプラスで終われば自然と決勝に残れると思っていた。

・決勝への意気込み
決勝に残れるとは思っていなかったので驚いているが、自分の力以上は出ないので、それを出し切れるように頑張る。

2位通過の中谷さんは、トータルスコア+157.4Pでまとめた。

・最終節への心構え
6位スタートだったが卓内トップをとれば決勝という気持ちで挑んだら上手くいった。

・決勝への意気込み
せっかく決勝まで来られたので優勝目指して頑張る。決勝では良い手が入ってほしい。

3位通過は南。
トータルスコア+145.0Pで終えた。

・最終節への心構え
最終節は受けの姿勢で挑んだが、同卓者の決勝への思いに飲まれ、前半に大きくマイナスをしてしまった。
なんとかポイントを重ね、決勝に残れたが受けの姿勢は難しいなと反省でいっぱいの節だった。

・決勝への意気込み
どれだけ優勢になっても挑戦者の気持ちを忘れずに、最後まで攻撃の手を緩めることなく楽しみたい。

4位の中西さん、堂前さんが同スコアだったので、今回は特例として2人が決勝進出となった。

二人ともトータルスコアは+141.3P。
まずは中西さんから

・最終節への心構え
最終節は4半荘プラスを目指していたが、2回戦で30ポイントを失い方針転換。
手数重視に切り替え、4半荘目のオーラスには卓内トップが見えるようになった。

・決勝への心構え
決勝では40ポイントビハインドからなので(予選順位順によってポイントがつく)開き直って攻めたいと思う。

続いては堂前さん
堂前さんは最終節休場だったが、今まで積み上げたスコアもあり、中西さんと同スコアで決勝を決めた。

・決勝への心構え
初参加で度重なる幸運もあり、掴んだ決勝なので気負わず優勝を目指したい。

5名の選手の方々、改めて決勝進出おめでとうございます!
惜しくも決勝に残れなかった選手の方々もお疲れさまでした。

5名の思惑が交差する熱い決勝戦は12月19日(日)に「麻雀caféアリス」さんにて行われます。激闘必至!是非ご期待下さい!

文:梅本翔

順位 名前 プロ/一般 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 藤田 竜弥 一般 68.4 40.7 3.5 36.9 17.2 166.7
2 中谷 徹也 一般 10.1 64.0 85.8 ▲ 26.6 24.1 157.4
3 南 和之 プロ 82.4 49.0 36.5 2.1 ▲ 25.0 145.0
4 中西 正行 一般 32.4 11.5 66.3 50.0 ▲ 18.9 141.3
4 堂前 圭祐 一般 19.6 83.4 60.7 ▲ 22.4 0.0 141.3
6 山元 一成 一般 57.5 34.5 28.1 25.8 ▲ 11.7 134.2
7 岡田 拓也 プロ ▲ 8.6 ▲ 4.6 55.3 2.5 67.4 112.0
8 西田 大志 一般 ▲ 17.6 48.9 16.6 60.2 0.0 108.1
9 浦田 豊人 プロ ▲ 60.6 ▲ 13.2 37.9 107.4 17.9 89.4
10 飯田 輝雄 一般 73.0 29.5 30.0 ▲ 61.4 12.6 83.7
11 安城 るい プロ 16.0 6.9 4.1 ▲ 24.7 74.8 77.1
12 宮川 悟 一般 6.4 23.0 ▲ 8.8 71.1 ▲ 17.2 74.5
13 恵比須 均 一般 42.9 ▲ 42.1 ▲ 12.3 ▲ 19.3 65.2 34.4
14 里木 祐介 プロ 53.2 21.3 24.7 ▲ 29.1 ▲ 39.0 31.1
15 木戸 僚之 プロ 9.1 68.9 ▲ 56.9 ▲ 1.5 ▲ 10.2 9.4
16 森田 有一 一般 53.5 ▲ 10.1 ▲ 49.2 1.3 9.9 5.4
17 文月 愛美 プロ ▲ 51.6 ▲ 2.3 ▲ 33.1 6.9 79.4 ▲ 0.7
18 秦 義之 一般 47.9 ▲ 47.9 3.1 10.1 ▲ 19.2 ▲ 6.0
19 後藤 正博 プロ ▲ 11.6 ▲ 3.6 15.2 ▲ 16.6 6.5 ▲ 10.1
20 牧野 明石 一般 ▲ 2.4 ▲ 19.5 17.6 ▲ 48.9 42.5 ▲ 10.7
21 南 宏生 一般 ▲ 8.7 ▲ 1.6 ▲ 29.2 10.7 15.0 ▲ 13.8
22 竹内 瑞希 一般 ▲ 36.2 ▲ 33.2 ▲ 7.7 56.7 0.0 ▲ 20.4
23 木原 翼 プロ ▲ 40.9 64.4 ▲ 47.1 33.5 ▲ 38.2 ▲ 28.3
24 岡田 雅文 一般 ▲ 50.1 ▲ 1.8 10.5 5.6 4.7 ▲ 31.1
25 石村 毅 一般 ▲ 2.4 ▲ 6.4 ▲ 1.0 30.9 ▲ 55.1 ▲ 34.0
26 武蔵 尊 一般 ▲ 43.5 ▲ 10.0 ▲ 9.1 25.1 2.6 ▲ 34.9
27 梅本 翔 プロ 10.3 ▲ 13.9 48.4 ▲ 33.2 ▲ 46.5 ▲ 34.9
28 本田 朋広 プロ 74.4 ▲ 21.8 ▲ 15.0 ▲ 72.3 ▲ 1.3 ▲ 36.0
29 藤本 鉄也 プロ 7.0 6.1 ▲ 20.0 ▲ 18.7 ▲ 10.5 ▲ 36.1
30 竹原 佳史 一般 ▲ 26.0 ▲ 50.4 ▲ 4.8 53.5 ▲ 11.0 ▲ 38.7
31 瀧根 克登志 一般 6.3 ▲ 67.4 ▲ 5.5 ▲ 8.6 8.0 ▲ 67.2
32 荒谷 誠 プロ ▲ 87.7 72.1 ▲ 30.5 ▲ 36.8 7.9 ▲ 75.0
33 宇都宮 咲帆 一般 ▲ 60.3 ▲ 20.9 ▲ 28.5 ▲ 7.5 14.2 ▲ 103.0
34 相澤 道徳 一般 ▲ 15.1 ▲ 74.7 ▲ 70.0 30.5 10.4 ▲ 118.9
35 北川 光 一般 ▲ 42.2 ▲ 7.1 15.7 ▲ 21.8 ▲ 66.5 ▲ 121.9
36 獅坂 祐一 プロ ▲ 9.9 ▲ 58.1 ▲ 41.7 18.5 ▲ 42.6 ▲ 133.8
37 美咲 優菜 プロ ▲ 37.1 ▲ 9.5 ▲ 58.2 ▲ 32.6 1.9 ▲ 135.5
38 戸村 聖一 一般 28.9 ▲ 55.9 ▲ 42.3 ▲ 28.5 ▲ 44.8 ▲ 142.6
39 石倉 靖之 一般 ▲ 108.7 ▲ 95.2 11.3 ▲ 13.0 44.7 ▲ 160.9
40 小林 和樹 プロ 18.9 ▲ 30.0 ▲ 20.4 ▲ 115.8 ▲ 71.2 ▲ 218.5

第228回:プロ雀士インタビュー 荒正義  インタビュアー:ケネス徳田

荒「タイトルは種類よりも数が大事だから」

十段戦優勝後の荒正義のコメントである。
グランドスラム(鳳凰位・十段位・王位・麻雀マスターズ・麻雀グランプリMAX)という偉業も荒にとっては+1のタイトルでしかない。
もっとも麻雀プロの大半は0のままであり、その0を1にすることすら困難と言ってもよい。しかし、荒正義にも当然0→1の時代があり、50年近い積み重ねが十段位獲得、グランドスラム達成につながっている。

 

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荒「みんな騒いでたけど、僕はまったく気にしてなかった。タイトルは種類よりも数が大事だから」

記録には固執しなかったからこそ平常心を保つことができていたのであろう。
インタビューの冒頭で私は1つの局面を挙げた。

 

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十段戦の最終戦東2局2本場(親:荒)6巡目である。前局にリーチ・ツモ・タンヤオ・ピンフ・高目イーペーコーをツモってトータルポイントでトップに立っている。
ちなみにこの牌姿はSNSや放送を使ってのアンケートでは綺麗に意見が分かれた問題でもあった。マジョリティは七筒、次に八筒だったのだが…荒正義の選択は迷わず打六万だったのである。

荒「前局の4,000オールで、もうこの局で稼ぐだけ稼ごうと。しかもダブ東が暗刻になって手ごたえも十分。だけど無理にトイツ手を狙うとアガリを逃しかねないから、ドラ受けの方を残した」

---では、もしこれが道中とか、初戦とかならば選択は?

荒「それだと…八筒切るかもしれない。場がキナ臭いから九筒がいいとは限らないし」

意外に七筒ではなく八筒だった。やはり見える四暗刻は逃すべきではないということか。

荒「南場は三浦くんとの一騎打ちだから、この局でリードを広げるだけ広げないと。逆にこの手もらってアガリ逃すと優勝は厳しいと思ってたから」

なるほど。単に現状の点数状況とかではなく、先の展開を見据えて、そして50年近い経験に基づいての選択だったというのが六万切りの答えだったのである。
そして結果は、荒が7,700のアガリとなり加点に成功。十段位奪取の決定打の局となった。

 

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簡単にグランドスラムと言っても、冒頭に挙げたように1つすら獲るのが至難なG1タイトルを5つ。現状リーチ者つまり4つ獲得者はおらず、3つ獲得している者が
●前原雄大(鳳凰位・十段位・グランプリ)
●藤崎智(鳳凰位・十段位・旧グランプリ)
●灘麻太郎(十段位・王位・グランプリ)
●沢崎誠(十段位・マスターズ・旧グランプリ)
など。
こうしてみると、やはりオールカマーの王位戦・マスターズが鬼門といえる。鳳凰位・十段位を3期づつ獲っているあの瀬戸熊直樹ですら、王位・マスターズは手にしていない。
その王位・マスターズを、荒正義は2003年に同時に優勝するというむしろグランドスラム以上の偉業を達成している。

荒「たまたまよ。ただ、その時期は白川通さん(作家・故人)とか相当厳しいメンツと打ってたから。ここぞというときの気合と集中力は高かったかも」

 

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2011年には2度目の鳳凰位、そして2014年には旧グランプリを含めて3度目のグランプリ優勝。だがこの年を境にタイトルから遠ざかる。さらに鳳凰戦も30年以上在籍していたA1から降級(現在B2)してしまう。

 

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荒「結婚して奈良県にいるときは、稽古の絶対量が足りてなかったから。打ち込み不足は感じてた。けどコロナで奥さんから「東京から帰ってこないで」と言われて(笑) だから東京にずっといることになって、それで稽古量も増やせるようになった。感性で打つ人は実戦感覚がないと絶対ダメだから」

家庭が心配だが…とはいえ稽古量を増やせるようになったのは幸いである。稽古も日々行うことにより糧となるのは、打ち盛りな若手もレジェンドもそれは変わらない。
もちろん荒正義にも若手の時代はあった、とはいえ実質的には短い。なぜなら1976年、旧最高位戦1期B1デビューで優勝(新人王)、そして翌年には第5期王位戦優勝という、いきなりスターダムの階段に上ったからである。

 

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荒「当時は、誰も何も教えてくれないから、見て覚えるのが基本。牌譜の仕事も率先してやってたよ」

当時はAリーグには灘麻太郎(第1期順位率部門優勝)、小島武夫、川田隆(第1期素点部門優勝)、古川凱章、田村光昭などという名だたる打ち手が揃っていた。

荒「やっぱり当時から灘さんがダントツで強かった。だからずっと灘さんの麻雀を見てひたすら研究してたよ」

 

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---灘会長とは最高位戦前からの関係ですか?

荒「いやいや、それまではまったくお互い知らなかったよ。むしろ初めて口きいてもらえたのが新人王獲った後」

そんなに後だったとは意外である。少なくとも最高位戦開催の初期ぐらいからと思っていただけに。

荒「Aリーグの採譜に行ったら灘さんから「新人王獲ったんだってね」って初めて話しかけられて。で、お互い北海道出身ってことで意気投合というか、それ以来よくしてくれて。原作や原稿仕事を何本も回してもらったりとか」

打ち手として以外にも原作者・執筆者として活躍している荒正義の礎がここにあったわけである。

 

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荒「そのかわり原作もそうだし麻雀も、やっぱり口では教えてくれないから目で盗む。そうやってずっと灘さんの背中を見てきたよ。それで何十年もやってきたけど、気が付いたら瀬戸熊や寿人とかが僕の背中を見ていたと」

灘麻太郎が荒正義にとっての目標だったならば、荒正義が瀬戸熊直樹や佐々木寿人の目標であるのは自然の流れ。これが一流の系譜というものなのだろうか。

荒「で、今瀬戸熊や寿人の背中を見て育つ若手もいるはずだから。今後は彼らに期待、と」

その系譜を継ぐのは果たして誰なのだろうか。その答えが出るのは5年先か10年先か、いつかはわからないが間違いなく誕生するはずである。先人たちがそう期待しているのだから…。

第22期九州プロ・プロアマリーグ最終節(A)/第3節(B・C)成績表

Aリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 合計
1 柴田 祐一朗 30.3 0.0 19.4 ▲ 4.5 ▲ 6.2 94.6 ▲ 33.7 1.6 31.4 ▲ 4.1 128.8
2 氏家 義成 64.0 ▲ 11.1 ▲ 3.2 ▲ 18.8 20.8 ▲ 29.8 23.4 49.4 ▲ 38.0 64.1 120.8
3 松尾 樹宏 32.9 ▲ 19.0 ▲ 63.9 40.7 15.2 8.5 8.3 6.0 52.6 26.5 107.8
4 竹田 巧 ▲ 9.7 0.0 1.6 ▲ 31.7 36.1 ▲ 14.2 ▲ 14.7 48.5 45.3 45.9 107.1
5 塚本 将之 31.9 118.2 ▲ 77.2 0.0 ▲ 62.2 53.9 99.2 ▲ 64.5 6.4 ▲ 1.6 104.1
6 服部 学 23.2 ▲ 1.6 ▲ 42.1 53.2 18.8 ▲ 43.2 35.4 66.5 26.7 ▲ 72.8 64.1
7 島 秀彰 ▲ 54.5 66.5 19.5 1.0 22.3 19.4 ▲ 2.9 13.5 ▲ 20.4 ▲ 6.3 58.1
8 山下 将浩 ▲ 36.5 ▲ 35.3 33.9 30.7 40.0 ▲ 3.9 ▲ 37.5 5.0 5.8 50.9 53.1
9 浜上 文吾 3.8 27.5 ▲ 2.2 46.0 28.3 3.5 ▲ 10.1 ▲ 22.9 9.2 ▲ 53.7 29.4
10 下山 哲也 55.6 ▲ 31.7 ▲ 20.5 0.0 80.5 ▲ 58.4 32.4 ▲ 24.6 ▲ 13.6 ▲ 0.7 19.0
11 和久津 晶 31.6 ▲ 41.5 64.5 ▲ 27.2 ▲ 45.5 24.2 12.7 3.1 0.0 ▲ 9.1 12.8
12 名倉 徹 ▲ 18.8 39.5 25.4 ▲ 15.3 3.9 ▲ 32.4 ▲ 35.0 ▲ 15.6 16.5 42.6 10.8
13 柿元 裕介 ▲ 66.9 0.0 6.3 84.1 37.5 ▲ 43.3 ▲ 25.1 2.5 ▲ 41.0 36.8 ▲ 9.1
14 高村 翔 ▲ 89.2 ▲ 34.8 ▲ 7.0 ▲ 71.5 ▲ 27.2 53.3 77.7 52.5 ▲ 28.7 ▲ 20.9 ▲ 95.8
15 矢野 拓郎 ▲ 36.0 0.0 52.3 ▲ 27.4 ▲ 13.5 3.0 39.8 ▲ 49.7 ▲ 38.8 ▲ 45.2 ▲ 115.5
16 安東 裕允 40.7 ▲ 79.8 36.9 11.0 ▲ 63.7 43.1 ▲ 67.3 ▲ 73.1 7.9 ▲ 19.7 ▲ 164.0
17 椎奈 健 ▲ 30.7 0.0 ▲ 5.8 ▲ 50.5 ▲ 8.8 ▲ 65.2 ▲ 70.6 17.5 23.2 ▲ 57.7 ▲ 248.6
18 佐藤 健治 6.3 ▲ 16.9 ▲ 37.9 ▲ 17.6 ▲ 83.5 ▲ 15.1 ▲ 34.0 ▲ 7.7 ▲ 74.5 23.0 ▲ 257.9

 

 

Bリーグ

順位 名前 プロ/一般 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 横田 幸太朗 プロ 86.9 22.9 0.1     109.9
2 岡田 雄貴 プロ 48.4 ▲ 17.5 49.7     80.6
3 木室 哲朗 プロ 54.6 33.1 ▲ 18.1     69.6
4 大野 徳多郎 プロ ▲ 41.4 19.3 72.9     50.8
5 柿添 誠 プロ ▲ 11.1 ▲ 2.5 46.9     33.3
6 河野 まや プロ 13.4 ▲ 7.7 11.3     17.0
7 如月 明日香 プロ 30.3 ▲ 20.4 2.0     11.9
8 福田 諒 プロ 48.1 ▲ 14.8 ▲ 27.3     6.0
9 藤岡 治之 プロ 61.4 ▲ 54.3 ▲ 26.6     ▲ 19.5
10 坂平 二郎 プロ ▲ 34.4 17.8 ▲ 4.3     ▲ 20.9
11 桝井 律男 一般 ▲ 20.3 ▲ 32.0 15.2     ▲ 37.1
12 吉田 彩乃 プロ ▲ 24.2 1.5 ▲ 15.0     ▲ 37.7
13 陶山 昌明 プロ ▲ 3.6 ▲ 16.4 ▲ 22.9     ▲ 42.9
14 相本 長武 一般 ▲ 93.1 71.6 ▲ 30.3     ▲ 51.8
15 藤瀬 恒介 一般 ▲ 28.1 ▲ 6.9 ▲ 26.0     ▲ 61.0
16 安永 敏郎 一般 ▲ 87.9 6.3 ▲ 27.6     ▲ 109.2

 

 

C1リーグ

順位 名前 プロ/一般 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 中島 剛 プロ 57.5 60.8 27.8     146.1
2 早田 さきこ プロ 47.5 10.7 70.4     128.6
3 土田 小緒里 プロ 0.3 ▲ 13.7 59.9     46.5
4 岩村 美智子 プロ ▲ 37.0 21.5 54.1     38.6
5 川島 貴博 一般 32.1 ▲ 6.9 ▲ 7.2     18.0
6 山本 えりか プロ 14.6 ▲ 17.4 6.9     4.1
7 山室 泰典 プロ ▲ 1.8 25.1 ▲ 20.2     3.1
8 合澤 雄貴 テスト生 0.1 ▲ 50.0 40.9     ▲ 9.0
9 石田 知幸 プロ 27.6 ▲ 6.4 ▲ 61.7     ▲ 40.5
10 福田 譲二 プロ ▲ 14.4 ▲ 8.2 ▲ 26.7     ▲ 49.3
11 河野 みのり プロ 10.7 ▲ 24.3 ▲ 49.6     ▲ 63.2
12 渡辺 健太 プロ ▲ 42.7 ▲ 19.4 ▲ 25.5     ▲ 87.6
13 団野 和広 一般 ▲ 71.1 ▲ 17.9 ▲ 70.1     ▲ 159.1
14 宝輪 聡 プロ ▲ 44.4 ▲ 34.9 ▲ 100.0     ▲ 179.3

 

 

C2リーグ

順位 名前 プロ/一般 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 山下 一伸 一般 76.5 31.9 ▲ 6.8     101.6
2 阿部 竜也 テスト生 30.0 24.6 33.9     88.5
3 天野 禎明 テスト生 17.5 ▲ 27.7 83.8     73.6
4 新宮 英樹 プロ 24.9 9.3 37.7     71.9
5 日野 太貴 テスト生 ▲ 13.4 23.2 56.0     65.8
6 北川 裕太 一般 ▲ 37.5 48.8 29.5     40.8
7 若村 沙紀 一般 5.6 4.1 24.3     34.0
8 寺下 龍太郎 テスト生 62.4 ▲ 8.1 ▲ 25.5     28.8
9 渡辺 雄輝 テスト生 0.0 45.0 ▲ 17.6     27.4
10 宮崎 惇 テスト生 38.5 ▲ 4.9 ▲ 35.5     ▲ 1.9
11 山元 龍 テスト生 13.4 ▲ 8.9 ▲ 8.7     ▲ 4.2
12 川崎 健一 一般 ▲ 22.2 5.1 ▲ 14.5     ▲ 31.6
13 松田 健太郎 テスト生 68.0 ▲ 33.8 ▲ 71.7     ▲ 37.5
14 安部 久美子 プロ ▲ 42.3 ▲ 24.5 ▲ 5.0     ▲ 71.8
15 板谷 徳美 一般 ▲ 43.2 ▲ 42.9 ▲ 3.5     ▲ 89.6
16 加藤 拓 一般 ▲ 76.8 ▲ 31.4 14.7     ▲ 93.5
17 世利 純平 一般 ▲ 57.8 ▲ 24.6 ▲ 37.4     ▲ 119.8
18 片多 智之 一般 ▲ 44.6 ▲ 45.2 ▲ 74.7     ▲ 164.5

第20期大分リーグ(プロアマ混合)第3節成績表

順位 名前 プロ/一般 1節 2節 3節 4節 プレーオフ 合計
1 小林 太郎 一般 69.7 28.4 30.8     128.9
2 岩村 義久 一般 5.0 50.2 36.8     92.0
3 柿添 誠 プロ 19.4 67.3       86.7
4 橋本 忠政 一般 42.9 8.4 15.3     66.6
5 阿部 竜也 テスト生 0.9 62.1       63.0
6 庄司 俊文 一般 48.5 7.6       56.1
7 矢野 拓郎 プロ ▲ 3.2 23.2 31.9     51.9
8 伊藤 大善 一般 7.6 2.4 35.5     45.5
9 スカルリーパーA-ji プロ ▲ 22.3 63.1       40.8
10 緒方 栄佑 一般 ▲ 17.3 ▲ 33.2 67.4     16.9
11 下山 哲也 プロ ▲ 9.2 26.0 ▲ 1.3     15.5
12 川島 貴博 一般 21.5 4.4 ▲ 22.2     3.7
13 島 秀彰 プロ ▲ 56.1 27.5 42.4 ▲ 16.1   ▲ 2.3
14 濱屋 和盛 一般 ▲ 55.4 ▲ 5.2 44.8     ▲ 15.8
15 団野 和広 一般 ▲ 23.0 9.5 ▲ 6.3     ▲ 19.8
16 氏家 義成 プロ 24.4 ▲ 33.9 ▲ 12.1     ▲ 21.6
17 服部 学 プロ 25.9 ▲ 54.6 ▲ 2.8     ▲ 31.5
18 髙田 周也 一般 3.9 ▲ 48.8       ▲ 44.9
19 塚本 将之 プロ 19.8 ▲ 72.3 14.0 ▲ 7.8   ▲ 46.3
20 内藤 良紀 一般 ▲ 60.4 8.0       ▲ 52.4
21 渡辺 辰宏 一般 4.4 ▲ 12.1 ▲ 46.1     ▲ 53.8
22 薬真寺 実 一般 ▲ 26.5 2.3 ▲ 41.0     ▲ 65.2
23 相本 長武 一般 ▲ 9.2 41.7 ▲ 108.8     ▲ 76.3
24 藤田 祥司 一般 ▲ 71.7 ▲ 4.3 ▲ 16.6     ▲ 92.6
25 合澤 雄貴 テスト生 ▲ 42.6 ▲ 39.1 ▲ 90.4     ▲ 172.1

第13期山口プロアマリーグ第3節 成績表

順位 名前 プロ/一般 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 横田 幸太朗 プロ 63.7 ▲ 23.7 34.2 42.9   117.1
2 村田 健治 一般 50.5 40.5 40.1 ▲ 17.4   113.7
3 石原 和輝 一般 23.5 ▲ 3.3 35.6 56.5   112.3
4 高見 和広 一般 18.4 4.0 25.5 30.7   78.6
5 木室 哲朗 プロ 84.4 ▲ 15.7 ▲ 10.0 12.7   71.4
6 むさし 一般 ▲ 0.5 48.3 8.2 ▲ 4.1   51.9
7 津森 慎一 一般 3.1 20.1 48.2 ▲ 22.8   48.6
8 藤原 英司 プロ ▲ 25.7 ▲ 27.6 48.2 48.2   43.1
9 石内 雅也 一般 ▲ 28.1 ▲ 7.2 41.0 21.3   27.0
10 福田 譲二 プロ 18.0 15.8 60.2 ▲ 72.7   21.3
11 相本 長武 一般 69.8 14.8 ▲ 69.3 0.0   15.3
12 宮下 達也 一般 65.8 ▲ 1.9 ▲ 75.2 12.6   1.3
13 佐田 いちこ 一般 ▲ 47.1 12.4 17.8 13.8   ▲ 3.1
14 清木 雅一 一般 ▲ 27.9 2.6 95.1 ▲ 84.2   ▲ 14.4
15 渡辺 健太 プロ ▲ 42.6 ▲ 13.6 19.7 20.1   ▲ 16.4
16 殿井 正敏 一般 3.2 ▲ 38.7 ▲ 11.6 22.5   ▲ 24.6
17 渡辺 辰宏 一般 66.5 31.2 ▲ 35.7 ▲ 91.4   ▲ 29.4
18 高村 翔 プロ ▲ 74.7 0.0 9.7 32.4   ▲ 32.6
19 中原 俊介 一般 ▲ 37.8 31.2 ▲ 79.9 48.1   ▲ 38.4
20 栗栖 悠有 一般 ▲ 43.9 ▲ 3.9 0.0 ▲ 12.9   ▲ 60.7
21 よねむら 一般 ▲ 16.5 33.3 ▲ 84.0 4.4   ▲ 62.8
22 上田 悟史 一般 ▲ 0.6 ▲ 49.5 ▲ 67.6 40.4   ▲ 77.3
23 岩村 美智子 プロ ▲ 6.9 ▲ 24.3 ▲ 1.1 ▲ 75.1   ▲ 107.4
24 服部 学 プロ ▲ 59.1 ▲ 58.9 ▲ 18.4 4.5   ▲ 131.9
25 藤岡 治之 プロ ▲ 56.5 ▲ 10.9 ▲ 51.1 ▲ 47.5   ▲ 166.0

第20期北関東プロリーグ最終節成績表

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 合計
1 重原 聡 50.1 11.8 30.4 13.1 18.2 22.5 ▲ 21.3 ▲ 7.9 63.9 91.1 271.9
2 増田 真人 49.5 44.2 ▲ 2.1 49.0 ▲ 11.6 ▲ 20.9 ▲ 62.0 38.6 13.8 23.1 121.6
3 小林 正和 58.2 ▲ 13.0 11.8 32.2 ▲ 10.3 57.1 ▲ 51.2 22.3 16.7 ▲ 4.3 119.5
4 新井 駿一 ▲ 22.9 10.8 ▲ 3.7 ▲ 32.3 ▲ 11.2 ▲ 43.8 11.2 52.4 73.2 64.3 98.0
5 ガース ▲ 57.1 40.8 82.3 11.9 ▲ 15.1 ▲ 38.3 59.9 ▲ 57.8 20.5 ▲ 49.1 ▲ 2.0
6 小川 尚哉 ▲ 10.8 7.4 51.3 ▲ 49.9 0.7 51.8 ▲ 0.1 ▲ 27.1 39.9 ▲ 70.3 ▲ 7.1
7 大月 れみ ▲ 4.8 ▲ 63.2 45.3 30.5 16.4 ▲ 17.5 ▲ 20.6 35.6 ▲ 21.9 ▲ 13.2 ▲ 13.4
8 西嶋 ゆかり ▲ 55.8 ▲ 39.5 ▲ 82.6 41.0 22.1 72.2 ▲ 9.7 0.4 3.2 22.5 ▲ 26.2
9 後藤 隆 ▲ 41.7 10.0 46.4 29.1 ▲ 46.5 1.8 ▲ 12.5 108.4 ▲ 83.3 ▲ 44.2 ▲ 32.5
10 岡部 光輝 7.9 ▲ 4.7 ▲ 3.0 0.4 9.5 ▲ 3.5 ▲ 27.7 ▲ 21.7 1.8 5.9 ▲ 35.1
11 木暮 智貴 ▲ 19.9 ▲ 62.9 30.9 66.2 ▲ 21.1 8.7 ▲ 20.2 3.6 ▲ 20.9 ▲ 20.9 ▲ 56.5
12 須長 正和 18.7 ▲ 11.3 61.1 ▲ 22.9 42.3 ▲ 61.0 ▲ 3.4 ▲ 75.9 ▲ 36.9 15.3 ▲ 74.0
13 吉田 幸雄 15.3 ▲ 19.6 ▲ 38.5 6.5 ▲ 2.3 11.7 ▲ 19.3 15.4 ▲ 60.9 10.1 ▲ 81.6
14 高橋 信夫 ▲ 60.6 6.8 ▲ 27.7 ▲ 50.0 24.5 ▲ 30.2 ▲ 38.2 1.9 ▲ 25.6 ▲ 5.1 ▲ 204.2
15 中津 真吾 ▲ 29.5 ▲ 48.7 ▲ 37.9 ▲ 4.6 14.8 ▲ 49.3 28.9 ▲ 74.6 ▲ 0.8 ▲ 20.3 ▲ 222.0