書籍・出版物 黒沢咲

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渚のリーチ! 単行本(ソフトカバー)

日本初、現役麻雀プロによる書き下ろし。
麻雀をもっと好きになりたいすべての人へ贈る、麻雀青春小説の誕生!

新人麻雀プロ大地渚、異名は”強気のヴィーナス”
ITコンサルタントの仕事をしながら、大好きな麻雀に日々打ち込む渚は、もっと強くなりたいと願い麻雀のプロテストを受ける。プロ活動と会社員の両立、手痛い失敗や初めての挫折……プロ生活は試練だらけだったが、持ち前の強気と前向きなマイペースさを発揮し、一歩ずつ自分だけの雀風を確立していく渚。そんな彼女のもとにある日、大規模なナショナルリーグ設立の噂が舞い込んできて――。
「読むと心が奮い立つ」「勇気が湧いてくる」と感銘の声多数。麻雀の成績アップも――! ?
初代Mリーガー、日本プロ麻雀連盟A1リーガーとして躍動し続ける著者が
自身のプロ経験をリアルに反映させて描いた、新人プロ渚の挑戦の軌跡。

<目次>
プロローグ
第一章 麻雀は私の人生の師匠
第二章 勝ちの運気は自分で呼び込む
第三章 門前(メンゼン)の神様に愛されすぎている
第四章 苦手克服のチャンスか、迷路の入り口か
第五章 必勝がないからこそ生き方が大事
第六章 黄色い偶然と必然
第七章 一人だけど、一人じゃない
第八章 すべての選択が積み重なって
エピローグ
あとがき

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黒沢咲の 鳴かずに勝つ! セレブ麻雀 (Mahjong Books) 単行本

“鳴かず”の扉がいま開く! 門前高打点を追求する打ち筋の真髄

「鳴かないのが、私!」
門前(メンゼン)高打点を追求する独自の打ち筋、
「セレブ麻雀」でMリーグ3シーズン連続3桁プラスを達成している黒沢咲。

「セレブ麻雀」とはなにか? その戦い方の真髄と、戦法の合理性に迫りつつ、
実際に鳴かずに勝負した戦局や、逆に鳴く手段を選ぶ戦局などについて解説。

一方で、ふだんは語らない、プライベートな質問にも答える「黒沢咲、100の質問」や
ユニホーム姿以外の私服姿でのプライベートショットも多数掲載!

ファン必見の、黒沢咲を丸っと詰め込んだ一冊!

《目次》
はじめに
【PART1】「セレブ」と呼ばれるまで
【PART2】「セレブ麻雀」の基本的思考
【PART3】セレブ麻雀・実戦譜解説
【PART4】思い出の対局を振り返る
【PART5】かけがえのない仲間とファンへ
おわりに

[コラム]黒沢咲についての証言
萩原聖人、瀬戸熊直樹、本田朋広(TEAM雷電)
多井隆晴(渋谷ABEMAS)、小林 剛(U-NEXT Pirates)、堀 慎吾(KADOKAWAサクラナイツ)

SAKI KUROSAWA Fashion Week
黒沢咲選手への100の質問

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第241回:プロ雀士インタビュー 白鳥翔  インタビュアー:大久保朋美

第22回モンド杯優勝:白鳥翔

 

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大久保「優勝おめでとうございます!!」

白鳥「ありがとう!」

大久保「今回のインタビューにあたって、忘れてたり、他の人の手も気になるかなと思って、重要なところはムービーに撮ってきました。」

白鳥「意外と真面目じゃん(笑)自分がアガるところ見直すのは楽しいし嬉しいからありがたい。」

大久保「七対子地獄単騎2回もすごかったですね!」

白鳥「最初にリーチした地獄単騎に迷いはなかったよ。普段は守備的なところもあるけど、決勝2回しかない中で、1戦目トップを取ったらかなり有利だから、絶対優勝したいし勝負どころだと思ったんだよね。」

 

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大久保「なるほど〜。確かに決勝の1回戦は全局参加で、全局仕掛けかリーチか何かしらしてましたよ。」

白鳥「攻めきった結果、大きく失点しちゃったらそこからは3着に切り替えるけど、一番ダメなのは守ってトップを取りこぼすのだけはだめって思ったんだよね、の方がいいかな!」

 

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大久保「ちょっと話外れるんですけど、気になったことがあったんで聞いていいですか?」

白鳥「なに?なんでも聞いていいよ。」

大久保「仕掛けてアガった時に、ツモ牌の三索の向きを上下にくるっと正しい向きに変えたのがめっちゃ可愛いなあと思ったんですけどwwなにかこだわりあるんですか?」

白鳥「前に滝沢さんとタクシーに乗った時に、タクシーの運転手さんがモンドをめちゃくちゃ観てくれてる方で、冗談で俺に理牌する時に上下揃えないからあまり好きじゃないって言われてさ(笑)視聴者はそんな所も観てるんだ!って思って、そこから牌の上下揃えるようになったんだよね。」

大久保「よく覚えてますねwwwめっちゃ根に持ってるじゃないですか(笑)」

大久保「話戻るんですけど、1回戦目の南2局で寿人プロが親でダブリーの七対子6,000オールアガった局はどう思いました?」

白鳥「こっちは地獄単騎の七対子で必死に頑張ってるのに、ダブリー6,000オールってなんなんだよ!!まじかよ!!って思ったよ。」

 

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大久保「決勝2回戦の話も聞きたいんですけど、東1局でカン三万でリーチしたんですけど、ドラも無くて、一手変わり三色もあって、1回戦目トップ取っててアドバンテージあるけど、いつもリーチするんですか?」

白鳥「行く!!これを1,300点でアガったら喜ぶの相手じゃん!この手を1,300で終わらせる方が罪だなあと思う。自分が先制取れてて、ツモって裏一で2,000・4,000じゃん。もしくは俺がもしこの手リーチしなかったとして、三万ツモったとするじゃん、そしたら三索切ってフリテンリーチするもん!それで二索ツモったら3,000・6,000で決まり手だよ!もう優勝だよ!」

 

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白鳥「俺の中で一番印象的なのは2回戦目のオーラス!」

大久保「え?地獄単騎の七対子を2回アガったことよりもオーラスなんですか?」

白鳥「石橋さんも条件クリアしてのリーチだろうし、ツモられたら終わりってところで(嫌だ、ツモらないで)ってずっと思ってたわけだから。地獄単騎ツモったのは勝負の過程の話だから、まだ終わらないじゃん!でもそのリーチツモられたら終わりじゃん!しかもあの早い順目のリーチで、後は祈るしかないってなってる訳だから。」

大久保「ツモられなくて優勝できて本当によかったですね!!」

白鳥「モンド杯は俺にとってめちゃくちゃ大事で、そもそもモンドに出てる亜樹さんとか滝沢さんとか長村さんを見て麻雀プロになろうと思ったんだよ。それでマスターズ優勝して、その時期にちょうどモンド杯の枠が8人から12人になった年で、たまたまモンド杯に出れることになったんだよ。モンド杯初出場は全然結果残せて無くて、でもマスターズを連覇して、そのままモンド杯ももう1回出れることになったんだよ。その時のモンド杯は成績悪い人下位4人が入れ替え戦というシステムだったのよ。そんで2年目も全然ダメで、最後の半荘トップ条件をクリアしなきゃ下位4人に入ってしまうってところで、オーラス跳ツモ条件で、ピンフドラドラの手をテンパイして、13巡目くらいにリーチしてツモ裏条件だったところを一発でツモって条件クリアして、裏ドラ見たら乗ってなかったんだよ。だから俺はめちゃくちゃ麻雀がツイてるんだよ!!」

白鳥プロは自分で憧れのモンドに出られたのもツイていたから出られて、成績が悪くてもギリギリのところでツイて条件満たして、入れ替え戦に出なくてよかったことも、今回オーラスでツモられなくて優勝できたことも、全てツイいたからここまでこれたと、私のような後輩相手でも謙虚に言っていました。でも私は麻雀をみて、インタビューをして、決勝で勝ち切る戦い方(守る麻雀じゃなくて攻める麻雀)を聞いて、運だけじゃ無く実力だと思ったし、私自身もとても勉強になりました。白鳥プロありがとうございました。そしておめでとうございます。

 

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「麻雀最強戦2022 Mリーグスペシャルマッチ」優勝は岡田紗佳!

6月5日(日)15時より、「麻雀最強戦2022 Mリーグスペシャルマッチ」が行われた(司会:小山剛志/アシスタント:矢野優花/実況:日吉辰哉/解説:瀬戸熊直樹/ナビゲーター:梶本琢程)。

その模様はAbema麻雀チャンネルにて生配信され、東3局に国士無双十三面待ちをアガった岡田紗佳が優勝!

 

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第2期鸞和戦ベスト8A卓レポート

この日は第2期鸞和戦ベスト8の闘いが行われた。
鸞和戦もベスト8、決勝を残すのみとなっており、残った選手はより一層気合の入った表情で試合にのぞんでいた。

この日の対局メンバーは
古本和宏vs桶本篤史vs中島寛基vs吉野敦志の4名。
上位リーガーというよりも、これからの活躍が期待される4選手ということもあり、この鸞和位というタイトルがきっかけとなって注目を浴びるのは間違い無いだろう。

 

 

鸞和戦は日本プロ麻雀連盟所属の30.40代の選手が出られるタイトル戦なのだが、この世代は現鳳凰位の佐々木寿人をはじめ、脂の乗った選手が多い。
その中での優勝には、とても大きな意味があるのではないだろうか。

1回戦南1局の時点で中島はひとり沈みのラス目。
中島は少し苦しい展開になっているなという印象だったが、南1局1本場でメンゼンチンイツのテンパイ。
これをアガると一気に浮きに転じた。
一方、放銃にまわった吉野は1回戦はラススタートとなった。

 

 

2回戦は初戦苦しかった吉野が東場の親番で5本場まで連荘し加点に成功。
吉野はそのプラスを守り切り、トップで2回戦を終えた。

 

 

3回戦、吉野が仕掛けてホンイツのテンパイ。
桶本もテンパイしていたところにツモ六索
おそらく最終手番のここでテンパイが取り切れれば大きいが、ソウズを1枚勝負しなければいけない形。

 

 

解説の藤島は、最終手出しが五索ということもあり、ソウズは選べないからオリではないか?という話も出ていた。

結果は吉野のアガリ。

 

 

發・ホンイツ・一気通貫 11,600。
桶本にとっては痛すぎる放銃となった。

その後、桶本は七対子ドラ2をツモるなど、3回戦浮きを確保し最終戦に望みをつなぐも、古本は2戦目以降苦しい展開が続き最終戦を苦しい位置で迎えることとなった。
最終4回戦目、2人の追い上げもあったが終始安定したプラスを積み重ねた中島、大きなトップを取った吉野の2人が勝ち上がりを決めた。

 

 

麻雀なんて負ける日もあるのだから、仕方ない。そんな風に捉えてしまうことが私は多々ある。
しかし、ある番組の実況をしていた時に「不運」だという言葉を連続して使ってしまっていたことがあった。
それを聞いた方から「あなたはプロなんだから、『不運』や『仕方ない』という言葉で片付けるのではなく、理由をみつけなさい」とおっしゃっていただいたことがあった。

この日負けた2人は確かに不運だったし、勝者がいれば敗者がいるのは仕方のないことだ。
しかし、1つの選択が変わっていれば大きく未来が変わっていたかもしれない。
そんな麻雀の怖さを私はこの日も思い知った。

そして、いよいよ鸞和戦の決勝戦が行われる。
※B卓レポートは後日掲載予定

中島寛基vs吉野敦志vs水野孝一vs西川淳

実況:早川林香
解説:瀬戸熊直樹・魚谷侑未

解説には初代鸞和の魚谷も加わり豪華な面々となっている。
ここまで長い闘いだったが、2代目鸞和の栄光を手にするのは一体誰なのか。
ますます目が離せない。

ご視聴はこちら!

(担当:松田彩花)

巣鴨本部道場 2022年5月度プロアマオープン大会成績表 5月度最終結果(※プラス者のみ)

WRCルール部門(連続8戦 ※規定回数は16回)

順位 名前 打数 成績
1 松村祐輔 23 344.5
2 かずや☆雀アカ 62 333.5
3 岡本浩一 38 268.9
4 中村 71 227.4
5 タケタケ 47 211.4
6 なしお 34 210.7
7 森 雅彦 24 210.1
8 藤次祐紀 74 208.2
9 金沢武芳 8 202.6
10 立岩知朗 18 196.6
11 丹野賢一 16 184.8
12 野村駿 10 171
13 有田将之 17 167.2
14 青木保則 12 162.8
15 カズ 11 156.1
16 阿部信一 8 152
17 Andy-San 37 148.8
18 もと 20 142.9
19 加藤はるみ 63 140.3
20 福永雄介 17 132.4
21 くまっち 26 131.4
22 大友政裕 21 130.7
23 山田樹 31 128.9
24 マシュー 12 125.7
25 木梨祐輔 12 125.2
26 ラッキースリー 36 119.6
27 K.Y 11 109
28 スロット麻雀厨 24 104
29 井出博幸 43 97.9
30 森山茂和 11 96.6
31 室田 18 95.5
32 凄悦 35 94.1
33 林源 16 93
34 チンテンイ 22 87.4
35 加藤恵美子 20 86.4
36 モーニン 26 85.1
37 きのぴー 16 83.1
38 仲田浩二 12 71.5
39 櫻井寛幸 18 70.9
40 じゅんじゅん 28 69.5
41 hase 22 69.5
42 とうぎー 19 69.1
43 山田浩之 16 68.4
44 こしの 19 64.7
45 齋藤麻衣子 25 64.7
46 チャヤまん 19 63.8
47 藤原隆弘 37 62.7
48 かずちゃん 17 61.1
49 浜正彦 12 59.7
50 佐藤正道 12 59.6
51 ほんゆ 10 58.9
52 ギンチャン 12 57
53 ひれろんみ 9 55.3
54 あいわな 28 49.5
55 菱村彰久 9 44.8
56 ねこまる 13 42.9
57 稲熊勝明 25 37.8
58 グリーンマン 39 34.4
59 ばんの 9 27.7
60 チヒロ 9 23.1
61 新井 10 18.8
62 さとみ 11 13.1
63 山本貴也 18 13.1
64 なーちゃん 26 6.8
65 岡ちゃん 40 6.3

 

 

公式ルール(連続8戦)

順位 名前 打数 成績
1 丹野賢一 11 145.3
2 立岩知朗 12 130.2
3 ドロンボーZ 18 116.5
4 ダニエル・モレノ 8 95.6
5 極楽7 9 74.1
6 平野光穂 12 72.2
7 藤原隆弘 20 70.7
8 グリーンマン 20 67.8
9 中村 24 67.7
10 原佑典 12 66.3
11 井出博幸 18 66.1
12 宗形周平 8 64.4
13 mei 18 62.9
14 木梨祐輔 9 60
15 藤次祐紀 21 52.6
16 加藤はるみ 19 44.1
17 ルギア 16 33.6
18 じゅんじゅん 18 32.4
19 くまっち 15 31.2
20 ラッキースリー 13 29.1
21 マシュー 8 27.4
22 市川幹人 18 17.5
23 なーちゃん 9 11.4

 

 

 

道場ポイントランキング

順位 名前 1~3 4WRC 4公式 5WRC 5公式 6WRC 6公式 合計
1 くまっち 827.5 118 28.5 111 28 0 0 1113
2 岡本浩一 713 119 0 250 0 0 0 1082
3 松村祐輔 533 140 0 400 0 0 0 1073
4 加藤はるみ 603 250 28.75 114 28.75 0 0 1024.5
5 かずや☆雀アカ 541 86 27.75 300 24 0 0 978.75
6 藤次祐紀 606.5 120 25.25 140 29 0 0 920.75
7 中村 539.75 99 35 190 37.5 0 0 901.25
8 井出博幸 645.5 92 29.75 97 30 0 0 894.25
9 ラッキースリー 587 83 29.25 99 27.75 0 0 826
10 藤原隆弘 477.75 160 62.5 73 42.5 0 0 815.75
11 タケタケ 440 116 0 180 24.25 0 0 760.25
12 なしお 185 400 0 160 0 0 0 745
13 市川幹人 399.5 112 100 58 25 0 0 694.5
14 グリーンマン 458 80 47.5 68 40 0 0 693.5
15 じゅんじゅん 399.75 150 21.75 83 28.25 0 0 682.75
16 キモト 516 56 0 47 0 0 0 619
17 有田将之 273.25 111 40 170 23.5 0 0 617.75
18 丹野賢一 298.25 0 75 118 100 0 0 591.25
19 山田樹 272 93 0 200 0 0 0 565
20 中村健二 255 300 0 0 0 0 0 555
21 立岩知朗 356 0 0 120 75 0 0 551
22 森 雅彦 190 190 0 150 0 0 0 530
23 加藤鳩 397.5 115 0 0 0 0 0 512.5
24 厚地 329 170 0 0 0 0 0 499
25 稲熊勝明 328 100 0 69 0 0 0 497
26 加藤恵美子 328.25 0 29.5 115 21.5 0 0 494.25
27 後藤竜司 330.5 98 0 56 0 0 0 484.5
28 なーちゃん 308.25 72 0 66 24.75 0 0 471
29 高橋大輔 226 200 0 43 0 0 0 469
30 mei 243.25 101 42.5 41 29.5 0 0 457.25
31 山部正人 312 78 0 59 0 0 0 449
32 岡ちゃん 233.75 94 29 65 21.25 0 0 443
33 福永雄介 262 65 0 112 0 0 0 439
34 西角健二 302 73 0 64 0 0 0 439
35 岩渕信明 236 117 0 70 0 0 0 423
36 シマカタ 385.25 0 25 0 0 0 0 410.25
37 金山二郎 350 57 0 0 0 0 0 407
38 こしの 239 87 0 80 0 0 0 406
39 ホズミ 251 97 0 57 0 0 0 405
40 ルギア 339 0 28.25 0 28.5 0 0 395.75
41 太田久雄 158.25 113 24.75 55 23 0 0 374
42 ハチロー 206 64 20.75 42 23.25 0 0 356
43 もぐ 196 95 0 44 0 0 0 335
44 葭葉 237 71 23.75 0 0 0 0 331.75
45 マシュー 80 70 28 113 25.25 0 0 316.25
46 齋藤麻衣子 165 69 0 79 0 0 0 313
47 KAI 188 68 0 48 0 0 0 304
48 Andy-San 118 67 0 116 0 0 0 301
49 大友政裕 115 82 0 101 0 0 0 298
50 とうぎー 119 79 0 93 0 0 0 291

第39期十段戦 六段戦レポート

第39期十段戦の六段戦は、五段戦に引き続き5/21(土)に開催された。
十段戦の前半は4半荘のトーナメントを2回行うため、次の舞台へ勝ち上がるためには1日8半荘を戦う長丁場。
選手の中には会場移動を伴う人もいて、いかにいいコンディションを保つか、リカバリーを速くするかも重要な要素となる。

 

 

 

出場選手はご覧の通り。

 

 

 

 

3会場で全21卓・84人が出場。
同一メンバーで4半荘打ち、上位2人が次の七八段戦に進む。
また、3位の選手のうち、2位との差が最も少ない選手1人だけが
ワイルドカードとして次に進む。

 

 

 

 

 

 

この六段戦では親の国士無双をあがる選手が続出したとのこと。
勝ち上がりを目指す戦いはさらに熱を帯びた。

結果はご覧の通り。

 

 

ワイルドカード1人を含む43人が次の七八段戦に進んだ。
この中では萩原が3回戦に親の十三面張国士無双に放銃し、▲26,600点のラス(▲64.6P)を喫しながら、4回戦に1人浮きのトップで勝ち抜けを決めたのが印象的だった。

七八段戦は翌5/22(日)に行われた。

(文;梅中悠介)

第39期十段戦 五段戦レポート

5月21日(土)。時折強い雨が降る中、第39期十段戦の五段戦が開催された。
今年は十段位決定戦に出場するだけでも、最大で11回勝ち上がらなければいけない。
そういう意味では、十段位への道はまだ中間点にも達していない。

五段戦は4会場・30卓で11時にスタート。
夏目坂スタジオ(10時スタート)で行われた分に関しては別リポートを参照して頂きたい。

五段戦Selectレポート

 

 

 

出場選手はご覧の通り。同一メンバーで4半荘行い、
各卓内の上位2人に加え、3位の中で、2位との差が少ない順に2人が
ワイルドカードとして六段戦に進む。

 

 

 

 

五段戦ともなると、各方面で活躍している選手が多数揃い、
見応えのある卓組があちらこちらで見られた。
 

 

 

 

 

 

結果はご覧の通り。

 

 

ワイルドカード2人を含む62人が六段戦に勝ち上がった。
ただ、勝者は休む間もなく、六段戦を迎えることになる。

(文:梅中悠介)

第39期 A1リーグ 第3節A卓レポート

【第39期鳳凰戦A1リーグ第3節A卓 H柴田が+39.1Pで暫定首位へ】

この日の対局者は
HIRO柴田
一井慎也
藤崎智
前田直哉

 

 

 

3位スタートのH柴田は、白をポンした1シャンテン。浮かせていたドラ一万を重ねて2,100オールをツモって1回戦トップ。

 

 

3回戦東4局の親番には五索単騎の七対子でリーチを打ち、3,200オール。

 

 

4回戦ともプラスと安定感抜群の内容で暫定首位に。

HIRO柴田
開始前 +52.1P (3位)
第3節 +39.1P ①②②②着
トータル +91.2P (1位)

 

 

なるべく早めに降級枠を抜け出したい一井。1回戦オーラスはリーチツモ三暗刻で浮きの2着。

 

 

2回戦には発トイトイ三暗刻。高めの南をツモって跳満となりトップ。

 

 

3回戦もトップ目を走っていた一井だが、東4局に三色確定のカン五万待ちリーチを打つと

 

 

H柴田に待ち牌の五万を暗カンされた上に放銃。ここを境に苦しい時間に突入。思うようにポイントが伸びなかった。

一井慎也
開始前 +▲64.8P (11位)
第3節 +2.2P ②①43 着
トータル ▲62.6P (11位)

 

 

3回戦を終えて▲37.0Pと苦戦していた藤崎だが、4回戦東2局にタンヤオピンフイーペーコー確定の五万八万リーチ。一井から7,700をアガると

 

 

親番では七対子ドラドラテンパイ。直前に切られた九万単騎でヤミテン。9,600を前田からアガってトップを取り、マイナスを少し返した。

 

 

藤崎智
開始前 ▲26.2P (10位)
第3節 ▲16.1P 433①着
トータル ▲42.3P (10位)

 

 

1回戦はオーラスにツモられて浮き2着から3着落ち、2回戦はラス。もどかしい前半戦でマイナスしていた前田。3回戦もラス目だったが、東3局3本場にリーチドラ3をアガって原点復帰。

 

 

二の矢が続かず親番が落ちた南3局。ツモ南メンホンドラドラ、跳満ツモで3回戦はトップ。実況古橋は前田の事を「3回戦の男」と言うが、慎重な入りをする前田はスロースターターなのかも知れない。

 

 

4回戦は藤崎のツモ山にあった九万をH柴田の大明カンで掴まされてしまい、9,600の放銃で4着となった。

 

 

前田直哉
開始前 +16.9P (4位)
第3節 ▲25.2P 34①4着
トータル ▲25.2P (6位)
 

 

次回A1第3節B卓は
2022/5/25(水) 16:00

黒沢咲
近藤久春
杉浦勘介
西川淳

実況 古橋崇志
解説 森山茂和

ご視聴はこちら!

 

 

(文:吾妻さおり)

第39期十段戦 五段戦Selectレポート

日本プロ麻雀連盟所属の選手には、段位というものが与えられている。
初段から始まり九段までは今までの功績などで昇段していくのだが、最高段位である十段位だけは、十段戦というタイトル戦を勝つことでしか得ることができないのだ。

この日はそのタイトル戦、十段戦の対局日だった。
十段戦は初段戦から始まり、二段、三段と段位が上がっていき、最終的に勝利すると十段位となる。
本日はその五段戦の試合日だった。

普段ならこの五段戦は十段位まで折り返し地点にあたる位置にあり、配信されることもないのだが急遽配信されることになった。

なぜなら、対局メンバーが豪華すぎたのだ。

 

 

俳優であり、TEAM雷電でも活躍している萩原聖人。
パチスロライターとしても人気の沖ヒカル。
B2リーグに所属している武田裕希。
北陸からの参戦!志多木健。(志多木に関してはまだ若手のため紹介が少し雑というのは許して欲しい)

もの凄いメンバーが同卓するということで急遽配信が決まった。
まさにドリーム配信なのである。

この配信が決まった時、私は速報をやりたいと希望を出した。
メンバーが発表された瞬間に、この試合は絶対に見たいと思ったからだ。

楽しみに待っていたこの五段戦セレクトが始まって、私が少し驚いたのは、萩原が全4回戦の中18回もの仕掛けをしたことだった。
(松田調べ)

雷電のチームカラーも相まって、萩原に対しての印象は“メンゼンで高く仕上げてリーチでツモる”そんなイメージだった。
ただ、この日の萩原は仕掛けを活用することで、場を支配していた。

ひとつ印象に残った仕掛けを紹介する。
※この日は日本プロ麻雀連盟公式ルールで行われていたため、素点が3万点を超えているかどうかが勝負の大きな鍵になる。
そんなルールの試合で、あと1アガリが欲しいオーラスの萩原の配牌がこちら。

 

 

正直テンパイできれば御の字といった手牌だろうか‥
仕掛けるのも怖いような手牌であったが、萩原は発を仕掛け、七筒チー、九筒ポンと3フーロをいれてなんとかテンパイをいれた。

周りからみたらホンイツにも見えるような仕掛け。
あの配牌からは想像もつかないほどの“圧”がかかったのではないだろうか?

 

 

この迫力のある仕掛けにドラドラの手でリーチにきた武田。

 

 

しかしこの勝負に勝ったのは萩原。

 

 

2回戦、連荘に成功した萩原は、オーラスしっかりと浮きを確保する形で終えた。

この浮きも大きなポイントとなり、萩原は無事五段戦通過となった。
初戦大きな浮きでのスタートとなった武田も通過。

沖、志多木は怒涛の追い上げをみせるも、あと一歩及ばず敗退となった。

その後少し時間が経過してしまったので、六七八段戦も終わったのだが、萩原は途中、国士無双を放銃する場面もあったが通過。

6/11には九段戦セレクトの放送が決定した。

日本プロ麻雀連盟 「第39期十段戦~九段戦Select~」 #OPENREC #麻雀

ご視聴はこちら!

 

対戦メンバーは

萩原聖人vs黒沢咲vs佐々木寿人vs船木伸一

解説:本田朋広
実況:阿久津翔太

これまた豪華すぎるメンバーでの対局となっているので、ぜひともチェックしていただきたい。
今年の十段位は一体誰になるのか、皆様お楽しみに。

(担当:松田彩花)

第11期JPML WRCリーグ最終節成績表

1位通過→ベスト16
2位~10位→二次トーナメント
11位~29位→一次トーナメント
30位~32位+地方代表戦通過者4名→予備予選
(第11期)
※前日までに欠場者が出た場合は33位から繰上げになります。

試合開始時間に遅れた場合は失格となります。

・予備予選(巣鴨本部道場)


8名→4名

・一次トーナメント(巣鴨本部道場)


シード:女流桜花、プロクイーン

予選勝ち上がり(20名程度)+予備トーナメント勝ち上がり者の計6卓24名で行う。

※予選通過人数は変動します。

・二次トーナメント(巣鴨本部道場)


シード:王位、マスターズ、グランプリ、予選勝ち上がり上位者(2位以下、9名前後)

※王位、マスターズが連盟員でない場合など、シード選手の人数に変動の可能性あり。

シード選手に1次トーナメント勝ち上がりの12名を加えて6卓24名で行う。


・ベスト16(夏目坂スタジオ)

二次トーナメント通過者12名に鳳凰位、十段位、前回優勝者、予選1位通過者の4名を加えて各半荘4回戦
各卓上位2名が勝ち上がり

・ベスト8(夏目坂スタジオ)

半荘4回戦を行い各卓上位2名が決勝進出

・決勝(夏目坂スタジオ)

 

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半荘4回戦

順位 名前 合計 第1節 第2節 第3節 第4節 第5節
1 長井梨世 306.6 1.4 6.8 85.0 46.7 166.7
2 木原翼 254.4 67.1 ▲37.5 86.4 64.6 73.8
3 須浦正裕 245.8 8.2 178.0 ▲42.7 6.9 95.4
4 武田裕希 243.6 49.4 114.5 57.1 ▲25.3 47.9
5 戸部弘次 236.7 ▲34.8 46.3 86.3 48.1 90.8
6 森田未来 227.8 55.7 6.0 39.1 73.9 53.1
7 小林正和 210.7 11.8 50.4 136.6 2.9 9.0
8 鳥越真仁 200.9 102.6 99.5 25.9 ▲28.3 1.2
9 客野直 184.0 124.4 ▲15.2 1.8 78.3 ▲5.3
10 辻本一樹 180.4 48.5 ▲13.4 52.3 ▲0.2 93.2
11 砂子直信 165.0 62.2 ▲63.1 52.7 67.4 45.8
12 太田優介 149.3 33.1 30.0 92.2 ▲13.4 7.4
13 大鹿糠文也 146.3 32.0 35.1 62.7 34.3 ▲17.8
14 室伏直輝 115.3 57.1 ▲63.2 21.0 31.0 69.4
15 阿久津翔太 115.2 65.4 ▲30.4 13.0 27.6 39.6
16 吉高正悟 115.0 116.0 63.2 47.9 ▲82.6 ▲29.5
17 浦野修平 113.7 ▲25.7 62.9 19.7 50.2 6.6
18 瀬下勝也 111.7 3.5 73.2 ▲19.0 53.4 0.6
19 森下剛任 105.6 32.3 19.2 61.3 ▲24.4 17.2
20 荒井伶太 105.1 32.3 25.5 86.9 ▲41.9 2.3
21 石立岳大 102.4 ▲53.8 5.9 39.0 8.7 102.6
22 岡崎涼太 100.2 64.2 66.9 8.2 ▲22.3 ▲16.8
23 西川淳 89.5 58.1 54.7 6.9 ▲33.3 3.1
24

児玉佳宏

88.4 ▲10.1 4.6 89.8 ▲22.9 27.0
25 小川尚哉 87.8 45.2 ▲87.2 ▲14.3 47.2 96.9
26 小高佑貴 86.0 17.6 52.6 26.1 ▲4.1 ▲6.2
27 笠原拓樹 83.0 ▲5.2 21.7 ▲65.2 87.4 44.3
28 中寿文 73.8 2.7 ▲56.8 51.9 8.1 67.9
29 大和 73.8 2.3 28.1 ▲10.4 ▲22.6 76.4
30 本田朋広 72.8 36.5 17.9 ▲47.9 0.8 65.5
31 仲田浩二 66.4 60.0 50.4 3.2 ▲29.9 ▲17.3
32 瀧澤光太郎 63.8 56.0 11.5 27.8 34.4 ▲65.9
33 中平優佑 61.1 ▲13.5 50.3 ▲8.0 44.5 ▲12.2
34 立田祥平 61.0 12.2 45.8 18.8 ▲17.9 2.1
35 青嶋宏樹 61.0 85.1 ▲48.1 ▲43.3 18.2 49.1
36 ダニエル・モレノ 60.0 49.3 18.4 ▲10.8 ▲7.1 10.2
37 蓮沼友樹 48.2 40.4 ▲18.6 5.0 ▲7.7 29.1
38 川原舞子 43.7 ▲19.1 ▲42.8 86.4 44.1 ▲24.9
39 上田稜 40.3 ▲17.4 75.5 ▲12.1 20.4 ▲26.1
40 野村駿 37.4 39.7 ▲15.3 ▲35.7 ▲70.9 119.6
41 関本幸樹 36.3 ▲91.3 95.4 18.3 ▲4.1 18.0
42 西名優 30.0 ▲6.1 50.4 86.6 ▲75.9 ▲25.0
43 冨田久志 25.3 16.1 31.8 ▲21.7 ▲47.1 46.2
44 宮川富太郎 22.1 34.2 66.2 14.4 ▲91.4 ▲1.3
45 木本大介 20.6 ▲11.1 ▲25.8 18.3 26.5 12.7
46 佐藤孝行 17.9 ▲12.0 50.6 7.3 ▲19.3 ▲8.7
47 井上絵美子 17.4 59.9 ▲56.5 29.5 ▲32.2 16.7
48 鈴木誠 14.5 ▲21.3 ▲106.2 ▲3.4 60.6 84.8
49 角谷陽介 13.1 ▲48.5 40.7 8.2 ▲2.0 14.7
50 藤本浩輔 3.8 6.9 ▲40.8 37.8 ▲31.8 31.7
51 岡田啓佑 3.3 53.8 7.1 ▲46.0 28.0 ▲39.6
52 浜野太陽 2.5 23.1 ▲57.6 ▲60.4 72.0 25.4
53 齋藤豪 ▲0.1 40.1 27.1 ▲13.9 ▲30.6 ▲22.8
54 蒼山秀佑 ▲9.7 ▲3.0 ▲16.2 61.3 ▲10.5 ▲41.3
55 末続ヒロトシ ▲11.3 ▲29.1 38.8 8.6 21.3 ▲50.9
56 江嵜晋之介 ▲14.2 52.5 ▲58.3 34.0 79.6 ▲122.0
57 椎名健太 ▲20.0 ▲93.7 85.6 ▲58.6 ▲3.8 50.5
58 島崎涼 ▲36.2 ▲45.3 2.7 6.3 ▲56.0 56.1
59 柴田航平 ▲40.8 63.9 ▲72.6 58.0 ▲47.5 ▲42.6
60 関口智恵 ▲42.5 ▲55.1 ▲33.8 15.0 63.4 ▲32.0
61 石橋和也 ▲43.3 ▲38.5 35.2 ▲18.5 5.1 ▲26.6
62 宮澤太佑 ▲44.7 ▲16.4 ▲38.6 29.5 5.7 ▲24.9
63 古橋崇志 ▲44.9 ▲27.8 22.1 4.8 ▲32.4 ▲11.6
64 古本和宏 ▲46.1 ▲12.3 ▲2.7 ▲34.9 ▲61.1 64.9
65 吉川裕太 ▲48.9 ▲90.2 ▲30.8 53.1 30.5 ▲11.5
66 夏目一花 ▲50.2 ▲26.3 ▲45.5 29.0 12.3 ▲19.7
67 谷岡育夫 ▲59.0 ▲35.1 ▲111.9 44.3 ▲24.9 68.6
68 沢村侑樹 ▲59.3 ▲23.8 24.1 ▲35.1 24.5 ▲49.0
69 山脇千文美 ▲64.9 7.5 ▲99.8 6.9 ▲6.9 27.4
70 松岡昭彦 ▲66.6 ▲35.2 22.6 ▲94.6 ▲7.2 47.8
71 田中祐 ▲68.5 29.7 ▲48.2 65.7 3.4 ▲119.1
72 新谷翔平 ▲74.3 ▲56.8 49.8 16.1 7.1 ▲90.5
73 香野蘭 ▲81.9 ▲10.9 ▲18.7 ▲17.7 ▲23.9 ▲10.7
74 藤島健二郎 ▲83.5 8.5 34.6 ▲46.7 ▲18.0 ▲61.9
75 澤谷諒 ▲92.8 42.0 27.5 ▲47.6 ▲104.7 ▲10.0
76 山田学武 ▲97.9 38.0 17.3 41.2 ▲98.7 ▲95.7
77 金杉空 ▲105.4 10.3 ▲27.6 17.3 ▲73.1 ▲32.3
78 高橋大輔 ▲106.9 17.6 30.4 ▲120.1 58.8 ▲93.6
79 佐村由紀輔 ▲115.0 ▲11.2 ▲13.2 ▲19.3 ▲28.1 ▲43.2
80 藤本哲也 ▲150.3 37.9 ▲8.8 ▲54.5 ▲45.8 ▲79.1
81 中村毅 ▲151.0 4.3 ▲25.9 ▲47.0 13.4 ▲95.8
82 原佑典 ▲160.6 34.6 39.8 ▲58.7 ▲94.2 ▲82.1
83 町田志織 ▲162.3 ▲75.5 ▲8.9 ▲44.9 29.5 ▲62.5
84 大月れみ ▲171.3 2.5 ▲8.9 ▲56.7 16.3 ▲124.5
85 伊東宏倫 ▲214.3 11.9 ▲66.2 ▲38.6 ▲40.2 ▲81.2
86 椿椋 ▲215.6 ▲47.7 ▲16.2 2.9 ▲72.3 ▲82.3
87 紺野光則 敗退 18.8 ▲91.9 ▲97.6    
88 中島寿太郎 敗退 ▲37.3 ▲94.6 ▲48.1    
89 永井勝晴 敗退 ▲37.0 ▲97.2 ▲55.6    
90 小車祥 敗退 ▲68.6 ▲63.6 ▲114.6    
91 林源 敗退 ▲96.5 ▲57.7      
92 塚田悠介 敗退 ▲105.4 ▲50.8      
93 保坂麻璃莉 敗退 ▲6.9 ▲157.3      
94 渡邉浩史郎 敗退 ▲82.9 ▲94.5      
95 髙木翔平 敗退 ▲77.0 ▲243.2      

第39期十段戦 四段戦レポート

【第39期 十段戦 四段戦レポート】

2022/5/15(日)第39期十段戦の四段戦が行われた。

日本プロ麻雀連盟では各タイトル戦の成績を元に段位が与えられており、所属プロは基本的に現在の段位戦から出場する。

初段戦から各卓上位2名が勝ちあがりのトーナメントを行い、最終的に4名が決勝へ。現十段位荒正義を加えて5名で決定戦を行う連盟プロだけのタイトル戦である。

四段戦 5/15(日) 16:00開始

システム
連盟公式ルール
半荘4回戦のトーナメントを行い、各卓上位2名が勝ち上がり

ワイルドカード(W)
人数調整により3位の中から勝ち上がる場合は、惜敗率(2位とのポイント差)が少ない者とする。

 

【四段戦 エントリー選手一覧】

 

【四段戦 巣鴨会場】

 

 

 

 

 

 

【四段戦 錦江荘会場】

 

 

 

 

 

【四段戦 じゃん亭会場】

 

 

 

 

【四段戦 岡会場】

 

 

 

 

【五段戦 エントリー選手一覧】

 

 

 

四段戦勝ち上がり者に、五段の選手を加えて、5/21(土)11:00から五段戦が行われる。

なお、今期は五段戦Selectの放送が決まった。

2022/5/21(土)10:00開始

萩原聖人
武田裕希
沖ヒカル
志多木健

実況 阿久津翔太
解説 藤崎智

ご視聴はこちら!

(文・吾妻さおり)

第240回:天空麻雀23優勝特別インタビュー 佐々木寿人  インタビュアー:三田晋也

シンプル・しんぷる・simple・神風流
佐々木寿人プロはとにかくこの言葉をよく使う。

佐々木に初めて食事を御馳走になったのは、15年以上前のことで、吉祥寺の牛丼屋だった。ほぼ会話もなく個人的な質問もなし。
それ以来、牛丼屋とラーメンを数多く食させてもらった。

ある日、滝沢さんと3人で行ったとき、ご馳走になるんだからちゃんと瓶ビールも頼まないと。と教えてもらった。
佐々木はふざけんなこの野郎!と食券機に追加のお金を入れてくれるのだ。
決してケチなどではない。お笑い芸人ならばジョイマンが好きだし、使用するギャグもダジャレのみ。
スピードとコスパ重視だ。

佐々木の使うシンプルとはどの様な意味なのだろう。
例えば、3人麻雀で真っ直ぐな手組みのリーチを打ち、佐々木からアガリ、チャンス手を潰したとする。

一索二索二索三索四索九索九索四筒四筒四筒五筒五筒五筒  リーチ  ロン三索

通常ならばこのリーチを打つと怒られるだろう。あまりに真っすぐすぎる。
それなのに、佐々木はくっだらねえっ!とニヤリと笑い、やられたことを素直に認め、やや賞賛に近いリアクションをする。
チャンス手を蹴っ飛ばされ、やるなコイツ、という意味なのだろうか。

だが、例えば無筋を佐々木が切り飛ばし続け、チャンス手を成就させた場合。
リーチで蓋をし、アガリを逃したこの手を見たら、ガッカリされ、恥ずかしい思いをすることになる。
これだけだと結果論のようにも思える。
ただ佐々木にとって、目に見える結果が大事なのも事実だ。

―焼肉かしゃぶしゃぶをお供に、天空麻雀の優勝インタビューをしたいのですが

佐々木:なんで限定なんだよ!いいよ好きな方で。

―――数日後、

 

100

 

一同:優勝おめでとうございます!(左から越野、奈良、古橋)
―お供が増えてしまいました

佐々木:ふざけんな!お前ら関係ねえだろ。
―こういう時期ですし3人とも質問もせずに聞いているだけですので

佐々木:肉食べたいだけだろうが。いいよ!好きなの食え。

テーブルがふさがる前に、パソコンを開いて牌譜を見る。
1回戦終了時:紺野+46.1P瀬戸熊+16.0P荒▲18.6P佐々木▲43.5P
(30,000点スタートの順位点は10,000-30,000)
最終戦東1局、1回戦トップの紺野が荒から8,000点をアガる。

 

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佐々木:半荘2回戦勝負で並びが必要な状況で、キツイなとは思ったね。
最初の親が落ちた時の心境を佐々木はそう語った。
―よくここから逆転しましたね

佐々木:この後、華麗な見逃しがあったんだよ。

 

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見逃す事がほとんどない佐々木にとっては、この局の記憶が刻まれていたのかもしれないが、アガったとしても条件を悪くしての南4局になるので牌譜を見るに留めた。

ここで最初のお皿が置かれ、注文してから数分でテーブルにスペースは無くなった。
この場は、天空麻雀23で、単独7度目の最多優勝を飾ったインタビューで、聞くべき山場の局が多数存在したわけだが、それは後日メールで聞きます、とパソコンを閉まった。

麻雀における強さとは何か、を聞き出して、佐々木が語ることばを、その場にいる全員で共有したかった。勝つ秘訣を肉と一緒に腹に落とし込む作戦である。

―例えば越野さんは研究熱心だし、周囲の評価もなかなかあると思うのですが、なぜ結果には縁がないのでしょうか。
奈良ちゃんもタイトル2個取っていながらリーグはなかなか上がりません。
古ちゃん(古橋)はA2ですがタイトル戦はなかなか結果が、、、
(どの口が言うのだ)

佐々木:なんだろうな。天空でいえば1回目から全部出ていて、有難いことにチャンスの数も多いし。

質問の意図を知っていて答えてくれたような気もしたが、望んだ回答ではなかったので踏み込んで聞いてみる。

―瀬戸熊さんがよく仰ってますが、その時の鳳凰位の麻雀が若手の中で流行ると。

結果の欲しい若手や30代前半のプロは、勝ちたくて、佐々木さんの麻雀を真似るかと思うのですが難しいのではと。

佐々木:まあ無理だろ。
―はい。僕は試しましたが勝てないです。
仮に同じ配牌ツモで同じ選択をしたとして、同じようになる気がしないんです。

佐々木:俺とは違うからね。
―相手からの見え方が違うということですか。

佐々木:そりゃそうだろう。打牌スピードも全く違うし。
―じゃあどうすればいいんですかね。

佐々木:余計な事を考えないでシンプルにやりゃいいんだ。
出た。ここでシンプル返しである。具体的に聞きたいが野暮でもある。
―結果を出すには技術より精神面ですか?

佐々木:圧倒的な稽古をすりゃ、技術は身につくし、プレッシャーがかかる練習や試合をこなせば全体的に磨かれるだろ。

麻雀に必要な総合力が五角形だとすると、技術は大事な要素の1つで、打つ、見る、打つ、喋る、聞く、打つ、また打つ。これで伸びていきそうだ。
では他の4つは何だ。運、体力、精神、根性、性格、麻雀愛、スター性、経済、そもそも五角形なのか?よく分からなくなってきた。

―優勝が近づいて来たときに、雑念が出るじゃないですか恐らく。一体どうすれば。
リーグ戦で昇級がかかっていたり、トーナメントでも逃げに回った時とか。

佐々木:絶対に自分の麻雀を打つことだね。それで負けたら実力不足と。割り切る。

―はい。逃げ回ったり、逆に逃げずに無理に戦うとかは良くないと。

佐々木:そうね。経験ね。だから勝った時の麻雀を繰り返し見て俺は思い出す。

なるほどそういうことだったのか。10年ほど前、前原さんの後ろで見学させてもらっていた。
少考していたので何を考えているのか尋ねた。

前原:思い出しているんだよ。。。真っすぐ手を進めてよかったか。
―と言いますと

前原:自分の引き出しの中に経験や局面が閉まってあって、そこから引っ張り出すのに時間がかかるようになった。散らかっているんだろう。稽古不足だな。

なんて事のない局面に見えたが、前原は安全牌を手に留め、後ろ向きの打牌をした。少考中、河に目は落ちていなかった。本当に思い出していたのか。

前原:君はまだ若くていいな。

どんどん麻雀を打ち、自分の麻雀の引き出しに綺麗に並べて行けよと言われた気がした。
佐々木は前原の教え通りかは知る由もないが、あいうえお順に綺麗に並べているのだろう。
点棒箱を見る限り想像もつかない。ただ、シンプルに自分の好きなように並べているのだ。

この翌日、同席していた奈良圭純はマスターズの決勝に残り、2日後、第30期マスターズとなった。

 

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佐々木:面白かった。いい決勝戦だった。おめでとう

解説だった佐々木が対局室に来てそんな一声を掛けるのは珍しかったのですぐに写真に収めた。
奈良と佐々木は同期だ。奈良の意地と素直さに、佐々木も刺激を受けたように見えた。

さて、天空麻雀に話を戻すと、どうしても聞かなければいけない局面があった。

最終局。大詰めのいよいよ優勝が決まる瞬間。
オーラスを迎えてトータル上から、紺野+4.9P、瀬戸熊+2.2P、荒▲3.4P、佐々木▲3.7P。

1回戦と天地がひっくり返り、8,600点差の中に4名が集まった。
佐々木の条件は着順を変えずに8,600点を捲ること。出アガリは紺野から現実的には5,200、リーチ棒が出れば3,900。
荒、瀬戸熊からの大きなアガリは、着順の関係でほぼ現実的ではない。

 

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そしてこの局面でテンパイが入る。条件は満たしているが、ツモか紺野からの出アガリ条件で何を切るか。
ここで考えるべきは、他者の条件。

荒は、佐々木を捲るか紺野から5,200直撃。瀬戸熊は2,700点差を捲ればOK。
この局の開始時には選手に細かい条件が伝えられている。
それはもちろん対局者は共有している。誰がどう打つか。

この局のドラは西で、無理やり使わなくていいのは瀬戸熊と紺野。
荒も1000・2,000でいいことを考えれば必ず必要ではない。

ここで皆様に問題。何を切りますか。
この牌図を見て佐々木の気持ちになって考えてほしい。優勝を決める選択である。

―なぜ〇〇待ちにしたのですか?
佐々木:条件できたから。アガリやすい待ちを意識したから。〇〇の方が圧倒的にアガリやすく見えるからね。

―ありがとうございます。

議論の余地などない。至ってシンプルな回答であった。
別の日、滝沢さんにも条件と牌譜を見せ答えてもらった。

滝沢:うーん。結構これ難しいね。やっぱり△△にしそう。紺野さんも伏せられないし、瀬戸熊さんの条件は500・1,000か。うわーでもむずいな。

意見が割れた格好だが、もうこれ以上他の人に聞くのはやめておこう。
あそこがこうだから、誰がどうだから、ごちゃごちゃ考えたら駄目なのかもしれない。

佐々木の選択は正しく、こんなにも盛り上がった終局図になるのだ。

 

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―アガリやすかったから―
これが答えだ。

佐々木はこの局面をまた何度も見返し、そして優勝を重ねていくだろう。

(文:三田晋也)

第39期十段戦 三段戦レポート

【第39期 十段戦 三段戦レポート】

2022/5/15(日)第39期十段戦の三段戦が行われた。

日本プロ麻雀連盟では各タイトル戦の成績を元に段位が与えられており、所属プロは基本的に現在の段位戦から出場する。

初段戦から各卓上位2名が勝ちあがりのトーナメントを行い、最終的に4名が決勝へ。現十段位荒正義を加えて5名で決定戦を行う連盟プロだけのタイトル戦である。

三段戦 5/15(日) 11:00開始

システム
連盟公式ルール
半荘4回戦のトーナメントを行い、各卓上位2名が勝ち上がり

ワイルドカード(W)
人数調整により3位の中から勝ち上がる場合は、惜敗率(2位とのポイント差)が少ない者とする。

 

【三段戦 エントリー選手一覧】

 

【三段戦 巣鴨会場】

 

 

 

 

【三段戦 錦江荘会場】

 

 

 

 

【三段戦 じゃん亭会場】

 

 

 

【三段戦 岡会場】

 

 

【四段戦 エントリー選手一覧】

 

三段戦勝ち上がり者に、四段の選手を加えて、16:00から四段戦が行われる。

(文・吾妻さおり)

第39期十段戦 二段戦レポート

【第39期 十段戦 二段戦レポート】

2022/5/14(土)第39期十段戦の二段戦が行われた。

日本プロ麻雀連盟では各タイトル戦の成績を元に段位が与えられており、所属プロは基本的に現在の段位戦から出場する。

初段戦から各卓上位2名が勝ちあがりのトーナメントを行い、最終的に4名が決勝へ。現十段位荒正義を加えて5名で決定戦を行う連盟プロだけのタイトル戦である。

二段戦 5/14(土)16:00開始

システム
連盟公式ルール
半荘4回戦のトーナメントを行い、各卓上位2名が勝ち上がり

ワイルドカード(W)
人数調整により3位の中から勝ち上がる場合は、惜敗率(2位とのポイント差)が少ない者とする。

 

【二段戦 エントリー選手一覧】

 

【二段戦 巣鴨会場】

 

 

 

 

【二段戦 錦江荘会場】

 

 

 

 

【二段戦 じゃん亭会場】

 

 

 

【二段戦 勝どき柳会場】

 

 

 

【三段戦 エントリー選手一覧】

 

二段戦勝ち上がり者に、三段の選手を加えて、5/15(日)に三段戦が行われる。

(文・吾妻さおり)

【麻雀最強戦2022 ミスター麻雀カップ】優勝は黒沢咲!

5月29日(日)15時より、「麻雀最強戦2022 ミスター麻雀カップ」が行われた。

その模様はAbema麻雀チャンネルにて生配信され、黒沢咲が優勝!

 

 

 

(麻雀最強戦キンマweb-近代麻雀)

第39期十段戦 初段戦レポート

【第39期 十段戦開幕!】

2022/5/14(土)、第39期十段戦が開幕した。

日本プロ麻雀連盟では各タイトル戦の成績を元に段位が与えられており、所属プロは基本的に現在の段位戦から出場する。

初段戦から各卓上位2名が勝ちあがりのトーナメントを行い、最終的に4名が決勝へ。現十段位荒正義を加えて5名で決定戦を行う連盟プロだけのタイトル戦である。

初段戦 11:00開始

システム
連盟公式ルール
半荘4回戦のトーナメントを行い、各卓上位2名が勝ち上がり

ワイルドカード(W)
人数調整により3位の中から勝ち上がる場合は、惜敗率(2位とのポイント差)が少ない者とする。

 

【初段戦 エントリー選手一覧】

 

 

【初段戦 巣鴨会場】

 

 

 

 

【初段戦 錦江荘会場】

 

 

 

 

 

【初段戦 じゃん亭会場】

 

 

 

【初段戦 勝どき柳会場】

 

 

 

【初段戦 ワイルドカード】

 

【二段戦 エントリー選手一覧】

 

 

 

 

初段戦勝ち上がり者に、二段の選手を加えて二段戦が行われる。

(文・吾妻さおり)

第39期 A2リーグ 第2節D卓レポート

石渡が猛連荘でプラス域へ!第39期鳳凰戦A2リーグ第2節D卓レポート

5月24日、第39期鳳凰戦A2リーグ第2節D卓が放送された。
対局者は石渡正志、白鳥翔、客野直、高橋良介。

 

 

この日1日を通して存在感を発揮したのは高橋。
1回戦南2局、白鳥のリーチに三索二索六筒と強烈な牌を押し切り、ツモホンイツ七対子の6,000オール。

 

 

2回戦東1局、3回戦ではカンチャン待ちのヤミテンがリャンメンに振り変わってからのリーチ・ツモで2回の満貫を成就。

 

 

 

強気な攻めと、どっしり構えた手作りで3連勝を飾る。
そして着順が同じだったのは高橋だけではなく、なんと全員が3回戦まで同じ着順という珍事。

 

 

連続の2着で不完全燃焼の石渡は、4回戦に爆発。

 

 

アガリをひたすら積み重ね5本場まで連荘し、5万点超えのトップに。

一方、3着で耐え忍んでいた白鳥は、4回戦も3万点付近で南場の親番を迎えると…

 

 

ここまでの我慢が報われたかのようにドラ暗刻の手牌を成就。12,000のアガリでプラスを持ち帰ることに成功。

客野は高打点のテンパイであと一牌に恵まれず、▲64.2Pのマイナスを喫した。

終了時点のトータルポイントは画像の通り。

 

 

 

石渡が最終半荘の大トップで+47.4Pの卓内トップ。
次回A2リーグ放送は5/31(火)。

ご視聴はこちら!

対局者は紺野真太郎、猿川真寿、柴田吉和、高橋良介。
解説は山田浩之。次回も是非お楽しみに!

(文・浜野太陽)

第17期女流桜花Aリーグ第2節C卓レポート

第2節C卓に出場した選手は

 

 

山脇千文美・杉浦まゆ・白銀紗希・廣岡璃奈の4名。

 

 

1回戦は廣岡が親で大物手を2発アガリ、1節目と同様にトップスタートを決めると

 

 

2回戦は杉浦がトップ。
相手の決定打全てに放銃で絡んだしまった山脇でしたが、

 

3回戦では

 

 

リーチ・ツモ・七対子・ドラ2を2局連続でアガるなどして大きなトップで失点を取り返しました。

3者が順番にトップを取っていく中で、全て浮きの2着と安定していた白銀は

 

 

南2局2本場。
高め一気通貫のピンフをヤミテンにすると

 

 

山脇の仕掛けを警戒した杉浦から、リーチならまず出なかった四索が出て5,800は6,400のアガリ。
続く3本場では

 

 

高めイーペーコーのタンヤオピンフを今度はリーチとし

 

 

安めの五索を掴んだ杉浦がオリて、高めの二索をツモアガって4,000は4,300オールと完璧な立ち回りを見せ、この日の成績が2221の全連対でオールプラス。

トータルも2位まで浮上しました。

試合後のインタビューは

 

「参加し過ぎて凄くマイナスすることが一杯あるので、多分いかなくて良かった局があったと思います」

これは痛い放銃が重なった山脇の反省の弁。

 

一方で杉浦は

「今日はどうしていいかわからない難しい局が多く、押し引きも上手くできてなかった。いつもインタビューで反省ばかりなので次節は良いところを作っていきたいです」

と、山脇とは逆に参加出来ない局に苦しんでいました。

 

Aリーグ初プラス節を記録した廣岡は

「前回よりも緊張してまして、視野が狭くなってしまった。次節までの期間が短いのですが反省して次はもっとプラスしたいと思います」

そう次に向けて気持ちを切り替え、卓内トップの白銀は

 

「1、2回戦でギリギリ受けたのが大きくて、3回戦以降は凄くツイてました。明日の誕生日プレゼントを自分に挙げれて良かったです。次節憧れの二階堂姉妹との対局になるので、気を抜かずにプレーオフを目指したいと思います。」

と、数時間後にくる誕生日へ向けて気分よく試合を終えました。

 

 

<第2節C卓最終結果>
白銀+64.9P 廣岡+0.3P 杉浦▲27.9P 山脇▲37.3P

(文:越野智紀)

第39期 A2リーグ 第2節C卓レポート

山田浩之、圧倒的素点力で借金返済!第39期鳳凰戦~A2リーグ第2節C卓~

5月17日、第39期鳳凰戦~A2リーグ第2節C卓が放送された。対局者は山田浩之、猿川真寿、和久津晶、ダンプ大橋。

 

 

1回戦は東場のうちに和久津がメンホンの7,700、役役ホンイツの12,000など4回のアガリをものにし、5万点を超える。

 

 

 

ここまで和久津の1人浮き濃厚かと思われたが、山田が南1局2本場、ダブ南・中の1,600・3,200、

 

 

南2局1本場、リーチツモ南ドラの3,900オールとアガリ、浮きに回る。

 

 

2回戦ではその山田が勢いそのままに東1局、イーペーコー確定のリーチをツモり2,600オール。

 

 

さらにリーチツモドラ3の4,000オールと大量リード。

 

 

この半荘は和久津が4着に沈み、山田が大きな1人浮きに。ここまでチャンスの少ない猿川・ダンプであったが…
3回戦オーラスには猿川が高目イーペーコーのテンパイ。

 

 

ドラを打ち出せば高目7,700のリーチを打てるところだが、和久津・ダンプの2人が既に仕掛けており、難しい選択。

 

 

ここで猿川は三索を切って迂回。ドラ単騎の七対子でテンパイ復活し、3,000・6,000のアガリで1人浮きのトップをもぎ取る。

 

 

ダンプも高打点のアガリこそないものの、4回戦では接戦を制してトップ。

 

 

結果的に4人が1回ずつトップをとる結果となったC卓。しかし素点により大きく得点を伸ばしたのは山田。

 

 

 

60.9Pのプラスで前節の負債を返済する結果となった。

次回A2リーグの放送は5/24(火)。
対局者は石渡正志、白鳥翔、客野直、高橋良介。解説は内川幸太郎。

ご視聴はこちら!

次回も是非お楽しみに!

(文:浜野太陽)

第17期女流桜花Aリーグ第2節B卓レポート

麻雀は選択を連続でしていくゲームで、何を切るか鳴くかで1節につき1000問近くの問題が出題されると聞いたことがあります。

第2節B卓に出場した選手は

 

 

二階堂亜樹・吾妻さおり・川原舞子・内田美乃里の4名。

今節出題された問に上手く対応していたのが川原で

 

 

不本意な形ながら役有りでテンパイが入ると

 

 

リーチと打って出ました。
リーチをかけると出アガリが見込みづらく、ツモってもヤミテンの3,900オールとほとんど変わらない4,000オール。
これだけの話しだとヤミテンのほうが効率よく聞こえますが、元々ヤミテンにしたところで、ドラの七万は簡単に出る牌ではありません。
小さな出アガリ率の上昇よりも、親リーチの重圧で他家をオロして連荘率を上げたほうが価値が高いと川原は判断しました。
相手をオロして局を長引かせ、ツモアガリが出来れば最高でしたが、結果は1人テンパイで流局。

 

 

2回戦のオーラスでは、出アガリ4,800点のカン六索待ちでリーチを打って

 

 

今度はツモって4,000オールをアガリ逆転で2連勝を決めると、4回戦目でもトップを取ってトータル3位に浮上。

昨期女流桜花の座を魚谷侑未に奪われ再び挑戦者に戻った川原でしたが、この1年間で得た経験を力に変えて二度目の頂点へ向けて状態は良さそうです。

 

 

<第2節B卓最終結果>
川原+60.5P 亜樹+34.9P 内田▲39.5P 吾妻▲56.9P

(文:越野智紀)