採用役一覧
【1飜役】
1、門前清自摸和 (ツモ:メンゼンチンツモホー) Tsumo
門前役
門前(鳴きで他家の捨て牌をもらわない)で手牌を揃えてツモアガると成立
※暗カンも可
2、立直 (リーチ) Reach
門前役
門前でテンパイしている自分の手番で以下の手順を踏むと成立
①「リーチ」と発声する
②捨て牌を横向きにして河に置く
③1,000点棒を供託
※リーチ成立後は手牌の入れ替え不可
※宣言牌がロンされると不成立
3、平和(ピンフ) Pinfu
門前役
下記を満たすと成立
①門前
②4面子とも順子
③雀頭が役牌以外
④リャンメン待ち
※ピンフ・ツモは20符2飜
4、断么九 (タンヤオ) Tanyao
鳴き○
中張牌(2〜8の数牌)のみで揃える
※副露した断么(喰いタン)を認める
※喰いピンフ形の断么は30符扱い
5、役牌 (ヤクハイ) Yakuhai
鳴き○
①三元牌 (サンゲンハイ) Sangenhai
のいずれか一種を3枚揃える
方位を表す4種の字牌は風牌と呼ばれる
②場風牌 (バカゼハイ) Bakazehai
東場のまたは南場のを3枚揃える
③自風牌 (ジカゼハイ) Jikazehai
親の自風牌をとし、以下反時計周りにが役牌扱いとなり、3枚揃えると成立
④ ②+③ 連風牌(レンプウハイ) Renpuhai
場風牌と自風牌が重複する際、その牌を3枚揃えると2飜
※連風牌はダブ東・ダブ南と呼ばれる
※役牌でない風牌は客風牌(オタカゼハイ/キャクフウハイ)と呼ばれる
6、一盃口 (イーペーコー) Ipeko
門前役
同じ順子を2組揃える
7、嶺上開花 (リンシャンカイホウ) Rinshankaiho
鳴き○
槓をした際にツモる牌(嶺上牌)でアガると成立
8、搶槓 (チャンカン) Chankan
鳴き○
他家が加槓(すでにポンしている牌にその牌の4枚目を加えて槓子とする行為)した牌でアガると成立
ロン
9、海底摸月(ハイテイモーユエ) Haitei
鳴き○
局の最後の牌でツモると成立
10、河底撈魚 (ホーテイラオユイ) Hotei
鳴き○
局の最後の打牌をロンすると成立
11、一発 (イッパツ) Ippatsu
門前役
立直をかけた後、1巡以内(1回目のツモまで)にアガると成立
※鳴きが入ると無効
※嶺上開花とは複合しない
※槍槓との複合を認める
【2飜役】
12、三色同順 (サンショクドウジュン) Sanshoku
鳴き1飜
萬子・索子・筒子の三色で同じ並びの順子を作る
13、一気通貫 (イッキツウカン) Ittsu
鳴き1飜
いずれか一色の数牌1から9までをすべて1枚ずつ揃えて3つの順子を作る
14、七対子 (チートイツ) Chitoitsu
門前役
対子を7組作る。25符の計算となる。
※4面子1雀頭に当てはまらない特殊役
※一盃口・二盃口とは複合しない
15、対々和 (トイトイホー) Toitoi
鳴き2飜
刻子4組と雀頭を作る
※槓子も可
※三暗刻があれば複合する
※四暗刻は役満
16、三暗刻 (サンアンコウ) Sananko
鳴き2飜
暗刻(ポンせずに3枚揃える)を3組作る
※暗槓も可
※三暗刻の面子は門前(他の面子は鳴きも可)
17、三色同刻 (サンショクドウコウ) Sanshokudoko
鳴き2飜
萬子・索子・筒子の三色で同じ数字の刻子を作る
18、混全帯么九 (チャンタ) Chanta
鳴き1飜
4面子1雀頭全てに么九牌(1・9・字牌)を含む
19、三槓子 (サンカンツ) Sankantsu
鳴き2飜
槓子を3組作る
20、ダブル立直 (ダブルリーチ) Double Reach
門前役
親は配牌、子は第一ツモの時点でテンパイし、第一打で立直する
※鳴きが入ると通常のリーチ扱いとなる
21、小三元(ショウサンゲン) Shosangen
鳴き2飜
三元牌のいずれかで雀頭を作り、残りの三元牌2組で刻子を作る
※役牌が2組あるため実質4飜
※槓子も可
22、混老頭 (ホンロウトウ) Honroto
鳴き2飜
4面子1雀頭の全てを么九牌で作る
※対々和が複合するため実質4飜役
※役牌も複合する
※七対子が複合した場合も実質4飜役
【3飜役】
23、混一色 (ホンイツ) Honitsu
鳴き2飜
いずれか一色と字牌だけを使う
※七対子も可
24、純全帯么九 (ジュンチャン) Junchan
鳴き2飜
4面子1雀頭の全てに老頭牌を含む
25、二盃口 (リャンペーコー) Ryanpeko
門前役
一盃口を2組と雀頭を揃える
※一盃口とは複合しない
※順子役なので七対子とも複合しない
【6飜役】
26、清一色 (チンイツ) Chinitsu
鳴き5飜
一色の数牌だけを使う
【役満】
27、国士無双 (コクシムソウ) Kokushimuso
門前役
么九牌13種全て1枚ずつ+いずれか1種を2枚にして雀頭とする
※4面子1雀頭に当てはまらない特殊役
※国士無双13門待ち
么九牌全てを被りなく持っている場合、待ちは么九牌全てとなる
↑1・9・字牌の全てが待ち
28、四暗刻 (スーアンコウ) Suanko
門前役
暗刻を4組+雀頭を作る
ツモリ四暗刻
(ツモの場合は四暗刻)
(ロンの場合はトイトイ三暗刻)
ツモ
四暗刻単騎
(ツモ・ロンどちらでも役満)
ロン
29、大三元 (ダイサンゲン) Daisangen
鳴き○
を3枚ずつ揃える
30、字一色 (ツーイーソー) Tsuiso
鳴き○
字牌のみを使う
字一色七対子 役満 門前役
31、小四喜 (ショウスーシー) Shosushi
鳴き○
風牌いずれか3種で面子を作り、残る風牌で雀頭を作る
32、大四喜 (ダイスーシー) Daisushi
鳴き○
風牌4種で4面子を作る
33、清老頭 (チンロウトウ) Chinroto
鳴き○
老頭牌(1・9牌)だけでアガる
34、緑一色 (リューイーソー) Ryuiso
鳴き○
緑一色の図柄の牌6種だけを使う
※高め緑一色
ツモ
※安めだと緑一色にならない
ツモ
※日本プロ麻雀連盟公式ルール改定により、2023年度以降はを含まない場合も緑一色と認める
35、九蓮宝燈 (チューレンポウトウ) Churenpoto
門前役
一色の数牌のみで清一色を作り、1と9を3枚ずつ+2〜8を1枚ずつ+いずれか1枚を使う
※暗槓不可
※純正九蓮宝燈 9門待ち (ジュンセイチューレン/ナインゲート:ジュンセイチュウレンポウトウ)
↑待ち
36、四槓子 (スーカンツ) Sukantsu
鳴き○
槓子を4つ+雀頭を作る
※1人が4回槓をした場合、他家は5つ目の槓は出来ない
※暗槓・明槓どちらも可
注)雀頭の絵合わせについて
37、天和 (テンホー) Tenho
親が配牌(第1ツモを含む)でアガる
38、地和 (チーホー) Chiho
子が配牌でテンパイしていて第1ツモでアガる
※鳴きが入ると無効
【役満の複合について】
複数の役満が成立したアガリには複合を認める
四暗刻単騎・大四喜・国士無双13門待ち・九蓮宝燈9門待ちはダブル役満扱いにならない
ダブル役満の例
大三元・四暗刻
トリプル役満の例
大三元・四暗刻・字一色
上記のトリプル役満に四槓子・天和・地和のいずれかが複合すると四倍役満となる
【その他】
人和 (レンホー) Renho
満貫 門前役
配牌時にテンパイしていて自分の第一ツモの前にロンアガりをする
※手役・ドラは複合しない
※跳満以上のアガリ形の場合は高点法に基づく
・ドラ
ドラとはその1局だけ有効のボーナス牌
アガリ形(鳴いた牌も含む)にドラがあると1枚ごとに1飜加算される
※ドラ自体は役ではない
(持っていても他に役がないとアガれない)
ドラの決め方
局開始前に王牌の左から3枚目の牌を表向きにする(ドラ表示牌)
ドラ表示牌の次位牌がドラとなる。
数牌:1→2→3→4→5→6→7→8→9→1
風牌:東→南→西→北→東
三元牌:白→発→中→白
裏ドラ (ウラドラ)
リーチをしてアガった際にドラ表示牌の下の牌を表向きにする
槓ドラ・槓裏 (カンドラ/カンウラ)
槓が成立した際、ドラ表示牌の隣(左から4枚目)を表向きにする
槓ドラがあり、かつリーチをかけてアガった際はドラ表示牌の下の牌を表向きにする
赤ドラ・赤牌 (アカドラ/アカハイ)
を1枚ずつ使用する代わりにを1枚ずつ抜く
※赤牌に関しては表示牌をめくる必要がない
※連盟公式ルールは表ドラのみあり
※WRCルールは表ドラ・裏ドラ・槓ドラ・槓裏あり
※WRC-Rルールは全てのドラがあり