第102回:柚木 正仁
2015年07月22日
201507リレーエセィ:柚木正仁
みなさんは紺野プロだと思いますか?
それともダンププロだと思いますか?
お二人のどちらかを答えたみなさん間違いです。
正解の連盟NO.1は私、柚木(ゆのき)です。
柚木?誰だよそれ?
NO.1?はぁ~?
そう思う方がほとんどでしょう。
まぁ、私のことはよっぽどの連盟マニアではないと知らないでしょう。
ということで自己紹介させて頂きます。
名前は柚木正仁。読み方は「ゆのき」です。
普段はSEの仕事をしながらプロ活動をしています。
冒頭で話した連盟でNO.1なのは体の大きさです。
(麻雀関係ないじゃんw)
紺野プロも、ダンププロも私から見たら小物ですよ。
ちゃんこ食って出直してこい!って感じです。
雀荘で壊した椅子は数知れず。
連盟の公式戦で会場が複数ある場合は、どっちの会場の方が椅子が丈夫かで場所を決められる始末。
おそらく一目見ると忘れられなくなると思いますよ。
大きいのですごく目立ちます。
もし見かけたら声かけてくださいね。
プロになったのはMONDOTVでプロの対局を見たことがきっかけです。
最初は「ふーん。プロなんてあるんだ。」くらいに思っていたのですが、テレビでプロの麻雀を見るうちに、この人たちと麻雀を打ってみたいという気持ちが強くなり、社会人になったタイミングでプロに挑戦してみようとプロ試験を受けました。
なんとかプロになったものの、最初はまったく勝てず、自費で静岡リーグに通って勉強したりしてました。
今は東京に住んでいますが、当時は実家の山梨県に住んでましたので、車で前日入りしてましたね。
仕事も残業ばかりの仕事だったのですが、若さで乗り切っていた感がありましたね。
プロになって10年が過ぎ、やっと私も大きな舞台の野口賞の決勝に立つことが出来ました。
本来であればここで野口賞の優勝を報告したかったのですが、私の力が足りず残念な報告をすることとなってしまいました。
ここで野口賞での麻雀の内容を紹介することも考えましたが、つたない麻雀力で解説するのも恥ずかしいので、予選~決勝までの半年間の軌跡を簡単ですが紹介したいと思います。
野口賞の受賞者には、私のプロになるきっかけにもなったモンド杯の出場権および、麻雀最強戦男性プロ代表決定戦・雷神編の出場権がもらえます。
参加資格は昭和55年以降の生まれであること。
昭和55年生まれの私にとっては最後のチャンスでした。
他のタイトル戦と大きく違うのは、実技対局のほかに、筆記審査、面接審査があるという一風変わった内容になっていることです。
■第一次審査(実技・筆記)
※実技は同じメンバーで半荘2回。
半荘2回でトータルトップだった者は面接結果にかかわらず二次審査に通過
私の卓は2回戦南3局の時点で全員に勝ち抜けの可能性がある状況となりましたが競り負けてしまいました。
筆記試験の内容は主に論文形式です。
自信はなかったものの筆記試験では挽回し二次審査に進むことが出来ました。
■第二次審査(面接)
※16名が三次審査に通過
面接は持ち前のキャラクターを生かせる場なので、自信がありました。
自分の陽気なところを面接でアピールするぞ!と意気込んで臨みました。
内容(自己アピール?)は・・・
対面の牌を自模ろうとするとお腹で点棒の蓋を閉めちゃいます~。とか
千点棒落とすと拾えないので落ちそうになると必死なんです~。とか
麻雀の会場の通路が狭いので、大きい人同士がすれ違うことにならないように、ダンププロとはアイコンタクトで言葉を交わしてます~。とか
私と紺野プロとダンププロが並んでいるとなぜか連盟員全員が笑うんです~。とか
また麻雀が顔に出やすいタイプと話が出た際に
「ちょっと、どんな感じで顔に出るのか顔芸でやってみてよ」って無茶振りに答えて、大げさに披露したところ、大爆笑を取りました。
(顔芸は、私に直接お会いすることがあればリクエストにこたえて披露しますよ。)
終始面接会場を笑いの場としたのが評価されたのか三次審査へ通過となりました。
■第三次審査(実技:ベスト16)
半荘4回同じメンバーで対局を行い、トータルポイントの上位8名までが四次審査に通過します。
ここは8位でギリギリの通過になりました。
9位とはわずかな差でした。
■第四次審査(実技:準決勝)
ここからはニコ生で生中継となります。
初めての映像対局で緊張し、まさに頭の中が真っ白になってしましました。
仕掛けの声がまったくでず、仕掛けなければいけない牌も声が出ない状態でした。
しかしニコ生で放送していない対局で大きなトップをとることができ、結果1位通過することが出来ました。
■最終審査(実技:決勝)
最終審査ではなんとか緊張せずに麻雀が出来るようになりましたが、まったくいいとこがありませんでした。
完敗でした。
応援していただいたみなさん期待に応えれずに申し訳ありません。
さて・・・
今回は残念な結果となりましたが、自分にとっては良い経験が出来たと思います。
負けたのは自分の力不足です。
自分に言い訳せずにこれからも頑張りますので、応援をお願いします。
まずはリーグ戦でBリーグに上がれるように頑張ります!
次回は、野口賞で一緒に戦った増田プロにバトンを渡したいと思います。
増田プロよろしくお願いします!
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