第4回麻雀プロアマオープン競技会 本戦レポート 松本 裕也
2019年10月01日
日本プロ麻雀連盟巣鴨本部道場が出来てはや2年。蝉の大合唱が鳴り止まない猛暑の中、8月17日に第4期プロアマオープン競技会本戦が巣鴨本部道場にて行われた。
予選は2月〜7月まで行われ、その中で各月のWRCルール部門月間優勝者、また公式ルール部門月間優勝者(その中で代表決定戦が行われ勝者)がベスト16シードを獲得し、その他道場ポイントや総合得点など成績に応じてトーナメントシードや本戦の権利を得ることが出来る。
そして本日はベスト16を目指し参加者46名による本戦が行われた。第4期となる今回はプロ10名、アマチュア36名の参戦となった。
参戦プロは道場スタッフでもおなじみの山田浩之、齋藤麻衣子、天音まことをはじめ、小笠原奈央、小島優、有田将之、阿部謙一、木原翼、長井梨世、石橋和也の10名。
アマチュアからは第2期のプロアマオープン覇者のシマカタさんも本戦からの参戦。
WRCルールによる50分打ち切りの4半荘勝負。藤原道場長から全体の5割弱が次のトーナメントに進めるという発表があり、対局がスタート。夏の暑さにも負けないくらい道場内も熱い戦いが繰り広げられた。
そして4半荘が終わりトーナメントへ進める通過ボーダーは+11.6P。
トーナメント1へ進めたのはこの23名。
アマチュアからの勝ち上がりは塚田悠介さん、石川さん、海さん、シマカタさん、市川幹人さん、中谷あずささん、木本一郎さん、水野裕来さん、青木保則さん、くまおさん、浜正彦さん、松村祐輔さん、西角健二さん、菱村彰久さん、小林泰士さん、ダニエルさんの16名。
プロからの勝ち上がりは有田将之、齋藤麻衣子、小笠原奈央、石橋和也、長井梨世、阿部謙一、小島優の7名。
Aリーガー山田浩之は本戦での敗退となった。
そしてここからは半荘1回2着以上が勝ち上がるトーナメント戦となる。まずは一次トーナメント。ここからは小島武夫杯帝王戦優勝の記憶も新しい藤原隆弘道場長やWRC決勝進出を決めた杉山俊彦、第3期プロアマオープン競技会決勝メンバーの小泉忠さん、Andy-Sanさん、そして道場での成績優秀者として岡本浩一さん、住吉聡さん、藤次祐紀さん、篠田拓郎さん、中村さんの9名が出場。
1卓 藤原隆弘、小笠原奈央、石橋和也、菱村彰久(1位通過藤原隆弘、2位通過石橋和也)
2卓 Andy-Sanさん、齋藤麻衣子、シマカタさん、西角さん(1位通過西角さん、2位通過齋藤麻衣子)
3卓 小泉さん、海さん、長井梨世、松村さん(1位通過海さん、2位通過小泉さん)
4卓 杉山俊彦、有田将之、市川さん、浜さん(1位通過浜さん、2位通過杉山俊彦)
5卓 石川さん、中谷さん、くまおさん、小林さん(1位通過くまおさん、2位通過小林さん)
6卓 岡本さん、塚田さん、阿部謙一、青木さん(1位通過岡本さん、2位通過青木さん)
7卓 住吉さん、藤次さん、ダニエルさん、水野さん(1位通過水野さん、2位通過藤次さん)
8卓 篠田さん、中村さん、小島優、木本さん(1位通過中村さん、2位通過小島優)
ここで第2期プロアマオープン覇者のシマカタさん、そしてプロ3名(長井梨世、有田将之、阿部謙一)らが敗退となった。
一次トーナメントを勝ち上がった16名で二次トーナメントへ。そして、この二次トーナメントを勝ち上がるとベスト16へ進出となり待望の夏目坂スタジオでの対局となる。
あと1回…会場の緊張感が高まってきた。
二次トーナメントの組み合わせはこちら。
1卓 藤原隆弘、杉山俊彦、くまおさん、小島優
2卓 石橋和也、浜さん、小林さん、中村さん
3卓 西角さん、小泉さん、岡本さん、藤次さん
4卓 齋藤麻衣子、海さん、青木さん、水野さん
各卓とも中々決め手となるアガリが出ず、終盤まで縺れる大接戦となった。そんな中、粘り強く戦いベスト16へ勝ち進んだのは…
1卓 1位通過…杉山俊彦 2位通過…小島優
2卓 1位通過…石橋和也 2位通過…小林泰士さん
3卓 1位通過…岡本浩一さん 2位通過…藤次祐紀さん
4卓 1位通過…齋藤麻衣子 2位通過…水野裕来さん
ベスト16へと勝ち上がったのはアマチュア4名、プロ4名となった。
この8名に加わるのが現鳳凰位吉田直、現十段位内川幸太郎、現グランプリMAXダンプ大橋のタイトルホルダー3名、第3期プロアマオープン覇者の丹野賢一さん、WRCルール月間優勝の葭葉さん、しーらさん、松本裕也、公式ルール代表決定戦で勝利した立岩知郎さん。
アマチュア8名VSプロ8名の構図となり、まさにプロアマオープン競技会という名にふさわしい対決となりそうだ。
翌日の夏目坂スタジオでの決戦も今日に負けないくらい熱い戦いになる事は間違いないだろう。
真夏の頂上短期決戦、第4期プロアマオープン競技会を制するのは誰だ!?
カテゴリ:大会