何を切る?/何を切る?fromロン2 2013年12月
2013年12月04日
このコーナーでは、オンライン麻雀「ロン2」の協力のもと、プロ雀士とロン2ユーザーの解答をグラフを使って比較していきたいと思います。
多くのプロより、丁寧な解説をいただきましたので、みなさんの雀力アップの参考にしていただければと思います。
問題提供:「ロン2」 作成:杉浦勘介
ロン2道場ルール (一発、裏ドラ、カンドラあり、赤なし)
東2局西家 (色の濃くなっている牌はツモ切りです)
プロ
ロン2ユーザー
プロ
切り・・・34人 切り・・・20人 切り・・・9人 切り・・・1人
ロン2ユーザー
切り・・・47.2% 切り・・・42.6% 切り・・・6% 切り・・・1.5% 切り・・・1% 切り・・・0.6% 切り・・・0.6% 切り・・・0.6%
プロ解答(50音順)
★切り
蒼井ゆりか
「三色のアガリは難しそうなので、リーチに受けて、七対子を見ながら手を進めます。」
鮎川卓
「とりあえず1シャンテン維持だが、親リーチに押し返すべき状況ではないため、次に危険牌を引いたらオリます。」
石川純
「が3枚見えているのでマンズ2メンツ構想は難しい。かといってリーチに通っていないをこの手から切り出していくのはリスキーである。点棒を持っている南家も攻めているので、自然に通っているを打ち、七対子の1シャンテンに取り、この後は受けに回る。」
井出一寛
「七対子を見ながら進めるが、東1局に三倍満が出ており場が高そう。ドラが重なり、がトイツや待ちになる、もしくは切られる状態になれば勝負に行くが、七対子のみの手では無理はしない。」
井出康平
「シュンツ手の要の–と–がそんなに強くなく、行く気があまりないので、七対子に絞って受け気味に。」
魚谷侑未
「親のリーチに対して、54,000点持ちの上家が危険牌を連打しているので、2人に任せる気持ちでとりあえず打とします。上家に対してはのワンチャンスなので押しますが、次巡以降は安全牌を打ち出せる場合を除いてはテンパイでも打とします。」
内川幸太郎
「親リーチに無スジ2種類切っていくよりも、七対子で受けながら攻めます。–、–を引いたらを落として再びタンピンに移行。しかし、東1局トリプルツモはすごいね!」
大木亮典
「タンピン三色に仕上げたいですが、親リーチを受けて、、の無スジ3つを打ち出すのは分が悪いと思います。いったん現物を打ち、七対子の1シャンテンに構えます。」
大庭三四郎
「メンツ手にするには必要な牌が切れすぎているのと、親リーチに勝負しないといけない牌も多いので、受けを重視して現物のを切り、七対子の1シャンテンに構えます。次に危険牌を引いたら、現物のを切って回ります。」
岡田茂
「七対子を見ながら、ツモが利かなければのトイツ落とし。」
小車祥
「とりあえずタンヤオ七対子の1シャンテンにするが、安全牌が増えなければのトイツ落としもする構え。七対子の1シャンテンから親のリーチに勝ち切る公算は低く、メンツ手として考えても、が3枚、が2枚見えており、さらにはどのターツを払っても無スジを切らなければならない状況なので、素直にオリます。」
勝又健志
「跳満が見えるとはいえ、親のリーチが入り、三倍満をツモった上家も押してきている中では勝算は薄いと思う。次巡以降も粘らずに、を切ってベタオリ。」
ジェン
「とりあえずを切って七対子の可能性だけは残し、でオリてもいいくらいの気持ちで。」
鈴木雄介
「場にが3枚打たれていてメンツ手は苦しいので、受けの効く七対子に固定するため。」
滝沢和典
「–のリャンメンが弱すぎる。」
童瞳
「マンズの横の伸びが好ましくないため(が3枚切れ)七対子本線、守備重視の打。は絶好調で今局も攻めている上家の安全牌なので残しておく。」
奈良圭純
「とりあえず七対子の1シャンテンに取りますが、親リーチと勝負できる手牌ではないのでオリ気味に打ちます。」
西岡慎泰
「親リーチに対して最高形(タンピン三色)を狙うのは枚数的にも、無スジが余ることからも難しい。オリを最優先とし、一応七対子の1シャンテンに構える切り。」
西川淳
「大きく点差があるがまだ東2局、十分差し返せる。親リーチに対して七対子の1シャンテンでは押せない。ぎりぎりまで粘るが、危険な牌しか無くなったらベタオリに変更。七対子でアガれたら最高。」
仁平宣明
「親のリーチを受けてこの形では押し返せない。が3枚切れていなければを切るだろうが、この後ピンズが通った時のみ七対子のテンパイが取れるか程度の気持ちで、オリに向かいます。」
浜上文吾
「七対子を見てとりあえず現物の切り。危ない牌を引いたらのトイツ落としで回ります。」
樋口新
「親のリーチに対してきびしい手なので、状況に応じてベタオリ。七対子で受けられれば受ける。」
平岡理恵
「678の三色を狙いたいが、親からのリーチに加えて、が場に3枚切れていて、自分の理想のアガリは難しい。現物を切りながらうまく七対子に仕上がればいいが、危険な牌を掴めば、を打ちオリに向かう。」
藤島健二郎
「三色目は薄いので七対子へ。上家も押しているので受け重視。」
増田隆一
「全てが高目に決まれば勝負手となるも、現状ではやや苦しい。と3枚の現物があるし、トップ目の上家の押しも気になるので、七対子の可能性を残しながら保留とする。」
三戸亮祐
「が3枚打たれている状況を考えると、シュンツ手にはなりにくいため、七対子に固定して進めます。」
森山茂和
「ベタオリは情けない。七対子テンパイに進むツモの勢いを見たい。は南家の安全牌でもあり、勢いのある南家マークの意味も含めた残し方をしたい。」
安田麻里菜
「親リーチの現物で、押している上家にも通りそうで、七対子の1シャンテンを維持できる打。」
四柳弘樹
「親のリーチを受けて、タンピンにするには勝負しなければいけない牌が多すぎる。引き気味に打って七対子になればいい。」
和久津晶
「が3枚切れてマンズ2メンツはきびしそう。親のリーチに対して、無スジが多すぎるので七対子で。」
★切り
荒正義
「タンピン三色狙い。七対子も視野に入れる。」
石渡正志
「タンピン狙いとしたいが、が場に3枚出ているので、タンヤオ七対子の可能性も残る打。」
和泉由希子
「七対子かタンピン三色かわからないけど、なるべく真っ直ぐ。」
長内真実
「678の三色、七対子を見てを切ります。」
河井保国
「トップ目の南家が親のリーチに対して勝負に行っているので。」
近藤久春
「三色やリャンペーコー狙い。ツモ次第では七対子も。」
佐々木寿人
「何にせよこれしかない。ツモなら七対子のテンパイを取る。ツモ、はを払う。とにかく真っ直ぐ。」
猿川真寿
「七対子1シャンテンに受けつつ、567、678を見る。が3枚切れだが、満貫級に仕上げたい。」
柴田弘幸
「の受け入れは無くなるが、七対子、リャンペーコーの可能性を残す。」
高沢智
「リーチに対しての現物が少ないので、守るにも限界がありそう。素直に攻める。」
刀川昌浩
「七対子が本線だが、678の三色の可能性も残す。」
ダンプ大橋
「一応七対子1シャンテンに。正直678にはならなそうだけど、最高形の芽は残しておきたい。」
西山あみ
「七対子にするにはもったいない手ですが、とりあえず七対子の1シャンテンを保ちつつ、567、678、もしくはメンタンピンイーペーコーの満貫クラスに育てたいです!」
藤崎智
「手なりで真っ直ぐ行きます。」
古川孝次
「タンヤオ七対子の目があるが、678の三色も見る。」
前原雄大
「タテと横と三色を見て。」
望月雅継
「親のリーチが入っているが、タンピン三色かリャンペーコーのどちらかは絶対に外さない。まだ東2局だけに攻める気持ちを忘れずに勝負。」
山井弘
「七対子はあまり考えない。狙いは678の三色。巡目は少し深いが、まだ粘りたい。ぎりぎりまで攻めて、有効牌を1枚引ければ全面勝負となる。」
吉田直
「七対子、三色、リャンペーコーを見て打。」
★切り
老月貴紀
「点棒のある上家もきているので、無理はせず、今通ったを切って対応する。」
沢崎誠
「今通った!東1局6,000・12,000は上家。親リーチもあるが、上家に注意したい。ワンチャンスのを手に持ちたい。」
白鳥翔
「トップ目の上家が親リーチの一発目も含め3枚の無スジを飛ばしている。この手牌から攻め返すべきではないと考え、今通ったを合わせる。」
朝武雅晴
「七対子では無理があるので、受けを見つつ、うまくいけば三色。」
仲田加南
「上家が押しているので、今通ったを切ってオリ。親リーチの現物で待っている可能性があるので、ワンチャンスとはいえ、できるだけは切りたくない。」
中村毅
「とりあえず今通った切り。上家もテンパイ気配があるので、現物でオリます。」
古橋崇志
「親リーチに対して南家も押してきているので、両者の現物のを切ります。まだベタオリする手ではないので、–、–を引いたら、切りで手を進めていきます。」
堀内正人
「トップ目の上家が親のリーチに対して強いので。」
宮内こずえ
「三色や七対子は見えていますが、親リーチと上家の押しに受けて回ります。」
★切り
伊藤優孝
「を払う。三色狙いで問題なしでしょう。」
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