何を切る?/何を切る?fromロン2 2015年10月
2015年10月06日
このコーナーでは、オンライン麻雀「ロン2」の協力のもと、プロ雀士とロン2ユーザーの解答をグラフを使って比較していきたいと思います。
多くのプロより、丁寧な解説をいただきましたので、みなさんの雀力アップの参考にしていただければと思います。
問題提供:「ロン2」 作成:杉浦勘介
ロン2道場ルール (一発、裏ドラ、カンドラあり、赤なし)
東4局南家 (色の濃くなっている牌はツモ切りです)
プロ
切り・・・22人
切り・・・14人
切り・・・5人
切り・・・5人
ロン2ユーザー
切り・・・56.7%
切り・・・20.9%
切り・・・13%
切り・・・8.4%
切り・・・0.9%
プロ解答(50音順)
★切り
鮎川卓
「が3枚切れているので、いったんスピードを落とし、タンヤオや345の三色を絡めて高打点を狙います。」
石田亜沙己
「が3枚切れであること、345の三色も見れば切りが浮かぶが、を切ってが入ったとしてもテンパイには取らないので、ここはシャンテン数を落としても柔らかく構えたい。」
内川幸太郎
「タンヤオ志向で。ピンズはノベタン形になっても良いのでまだ残します。裏目の引きでを切ります。」
小笠原奈央
「2シャンテン戻しだが、が1枚切れと5巡目ということもあり、345の三色も見ながらメンタンピンドラを目指す。」
小車祥
「牌姿だけならツモのピンフテンパイを逃がしたくないので、を切りたいところですが、が3枚切れていてピンフになっても微妙。どうせ時間のかかる手牌なら目一杯打点を追います。」
清原継光
「が3枚切られているので、切りも考えましたが、とりあえずはを引かないものと仮定した上で、タンヤオ確定を優先する切りとしました。ダイレクトにを引いた時の待ちに魅力を感じないので、リーチを打てるような高打点の手組みを目指したいです。」
沢崎誠
「タンヤオから三色などを目指す。を引いても対応は難しくならない。が3牌出だが、は重なりの雀頭も見て今は放さない。を重ねての形を考えれば、を放して、ソーズ2メンツ・マンズ2メンツもあるので、切りはこの段階では早すぎるように思う。老頭牌が消える切りが面白い。」
白鳥翔
「巡目も浅く、打点を追う一打。は切るが、は引っ張ってソーズ部分でもイーペーコーなどを見たい。」
鈴木秀幸
「このルールならば目一杯広げたい。親は早いか外寄りの手と見る。シャンテン戻しにはなるが、マンズ固定はまだ早く、ドラなど引いたらマンズで2メンツ作りたい。」
刀川昌浩
「を引くとピンフでテンパイ取ってしまいそうなので、最低でもタンピン以上を狙う。」
中村毅
「できればタンピンにしたい。理想はとを引いた形。」
奈良圭純
「裏目のをツモっても、ソーズで雀頭を作りフォローができそう。」
仁平宣明
「切りのツモは雀頭がなくなり、切りの引きも、切りの三色逃がしも裏目が痛いので、2シャンテン戻しにはなるが切りとします。」
浜上文吾
「345の三色狙い。をツモでテンパイを取りたくないので打。重たくメンゼンで手を進めます。」
羽山真生
「打もあると思うが、345の三色やタンピン、場合によっては仕掛けも考え、打で大きく構える。」
東谷達矢
「全色を厚く持つことで、柔軟に手牌を変化させられる。(良形高打点狙い)」
平岡理恵
「タンピン、できれば345の三色まで手役を伸ばしてアガりたいので打とする。」
藤島健二郎
「が3枚切れなので、逆に打点をつけに行く思考。」
古橋崇志
「2シャンテンになるが、345の三色、ドラの重なり、タンピンイーペーコーなど高打点を目指す!」
三戸亮祐
「シャンテン数は落ちるが、待ちが残った場合、結局を切る可能性が高いので、345の三色を狙えるようにする。」
安村浩司
「役有りにしたいのと打点を見て、最高タンピン三色まである打。」
山脇千文美
「とりあえず最高形はメンタンピン一発ツモ三色ドラ裏裏で、はチーするから、その場合は2,000点くらいになる。(1枚枯れ)待ちのリーチドラ1や、待ち(3枚枯れ)のメンピンドラ1になってしまうより、鳴けるor高打点を目指す。」
★切り
石渡正志
「があと1牌としても、ツモで打とはしづらいと思う。一番ストレートに打つ。」
井出康平
「ダイレクトなツモでヤミテン役有りを逃がしたくないから。」
勝又健志
「が3枚切れではあるが、リャンメンリーチを目指した手作りをする。」
客野直
「確定していない三色は追わず手広く受ける。」
櫻井秀樹
「三色は捨てて手広く。よりもソーズかドラの重なりを雀頭にしたい。」
佐々木寿人
「スピード重視。その時の状況次第でカンリーチも有り。」
猿川真寿
「三色は崩れるが、1シャンテンは維持したい。」
柴田弘幸
「引きはタンピンが残るので。三色よりもしっかりアガれる形を狙う。」
菅原千瑛
「345の三色も見たいが、引きのダイレクトテンパイも逃がしたくないし、マンズの好形変化も見たいので。」
瀬戸熊直樹
「が3枚切れとはいえ、リャンメンリーチドラ1を最低目指す。タンヤオやドラドラになれば良しとする。」
滝沢和典
「とにかく自然な手順で。一発・裏無しなら切りも有り。」
仲田加南
「が薄いが、ドラのタテ引きでもいいので。」
中村慎吾
「一発・裏有りなら効率良く真っ直ぐ。」
二階堂亜樹
「345は見切って、ドラの重なりに期待。」
★切り
伊藤優孝
「高打点も見えるので、ここはあわてずに切りとし、次のツモに委ねる。」
紺野真太郎
「が3枚切れでなければ打とするが、が1枚しかない以上、345の三色を本線としたい。」
福光聖雄
「やが入ってもテンパイを取らなく、を雀頭とするケースがほとんどないので。重なりを期待しては残す。」
古川孝次
「他家の捨牌から見ても、の早切りは必須。狙いはもちろん345の三色であるが、ピンズが最後に残ったらカンでリーチ。」
望月雅継
「打と悩みますが、ここは柔らかくシャンテン戻し。MAXを取りこぼすことだけは避けたいので、何を引いても対応できるようにしておきたいです。」
★切り
吾妻さおり
「が3枚切れなのでドラ表示牌のを切ります。ドラの重なりや引きを期待しつつ、ソーズの内側への好形変化も見ます。」
近藤久春
「タンヤオと三色狙い。切りでも良いが、危険度を考え切りとする。を引いてもテンパイは取らない。」
ともたけ雅晴
「が3枚切れていることもあり、345の三色を本線に先行き危険になるドラ表示牌のを切る。」
野方祐介
「が3枚切れているので、ドラのツモ、タンピン、三色を狙って。」
四柳弘樹
「345の三色とドラの重なりを見て切り。が3枚切れなのもあり。」
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