何を切る?/何を切る?fromロン2 2017年6月
2017年06月05日
このコーナーでは、オンライン麻雀「ロン2」の協力のもと、プロ雀士とロン2ユーザーの解答をグラフを使って比較していきたいと思います。
多くのプロより、丁寧な解説をいただきましたので、みなさんの雀力アップの参考にしていただければと思います。
問題提供:「ロン2」 作成:杉浦勘介
ロン2道場ルール (一発、裏ドラ、カンドラあり、赤なし)
南3局1本場南家 (色の濃くなっている牌はツモ切りです)
プロ
切り・・・22人
切り・・・15人
切り・・・4人
切り・・・3人
ロン2ユーザー
切り・・・48%
切り・・・38.2%
切り・・・12.5%
切り・・・0.7%
切り・・・0.7%
プロ解答(50音順)
★切り
荒正義
「タンピン三色狙い。が理想形。」
伊藤優孝
「三色を見ての切りがセンスのある一打とみる。」
岡部光輝
「親が残っているとはいえ点数が厳しいので、456、567の三色を狙っていく。はダイレクトのを引いた時に痛いので、まだ外さない。」
客野直
「456、567の三色を見つつ、先に強いリャンメン形を固定する。雀頭はピンズですぐ作れそうなので。」
清原継光
「かなり離れた4着目なので三色は狙いたい。ダイレクトの引きは裏目だが、手は整っているので、スピード負けしなさそう。先制よりも高打点を意識したいです。」
小島広宣
「456か567の三色を狙える。この点差なので、跳満を狙える手役を考える。」
沢崎誠
「横を見る(順子形)。ゆえにの先切り!」
白鳥翔
「は悪くない。ピンズは良くないが5面形。は良い。全て考えると、を打って、2シャンテンに戻しても余裕が有るとみる。感覚的に何を打ってもアガれそう。」
童瞳
「567を見て、さらにドラを使い切る。」
二階堂亜樹
「ピンズで3メンツは見ないので、2メンツor2メンツ1雀頭を想定。ここはソーズをリャンメン固定しておき、を引いたら切りor場況に応じた選択を。」
仁平宣明
「2シャンテンにはなってしまうが、持ち点からもここは手役を見ながら、最低メンタンピンドラ1くらいには仕上げたい。」
林俊宏
「ピンズが伸びたらは払うつもりで。」
HIRO柴田
「持ち点的にシャンテン数を落として、受け入れの種類を増やして勝負が良さそう。」
藤崎智
「も良さそうですが、持ち点から狙いすぎも怖いので、いったん保留の打とします。」
藤原隆弘
「ラス前でこの点棒状況では、この手もアガれる気がしませんが、何を切っても裏目を引きそうな状態なので、最も裏目が少なそうな切り!」
麓征生
「567を見ながらの受けを残す。」
古川孝次
「こんなにも点差が離れていて目指すところがない状況。残り2局となったところで3着の27,700点がターゲット。満貫、跳満の手作りを考え、456、567の三色を目指して打牌は切り。三色が叶わないならば、メンタンピンドラ1で良しとする。」
古橋崇志
「これだけ点差が離れていると全くアガれる気がしないが、誰かがミスするのを信じてタンピン三色の最高形を狙う。」
三戸亮祐
「456の三色を見つつ、アガリを取れる待ちになるようにする。」
吉田直
「この手で俺が以外切るわけないでしょ。」
四柳弘樹
「三色も見える手牌なので、どのリャンメンも嫌いづらい。も良さそうに見えるので、いったん打とする。」
和久津晶
「は悪くなさそうだけど、ツモやピンズにも対応できるよう保留で。」
★切り
蒼井ゆりか
「456、567を見据えて。点数がないので、メンタンピン三色には仕上げたい。」
石渡正志
「1シャンテンにも構えたいが、ピンズの好形も残したい。メンタンピンドラ1でも十分であるが、まだ456三色も狙えるかもしれないので、は少し残してみたい。」
魚谷侑未
「がそこまで良くも見えないので、5ブロック想定で打ちます。一応456三色もあるので、から切ります。」
内川幸太郎
「点数無いので、メンタンピンドラ1を最低限狙いたいです。456、567の可能性とドラ引きを見て切り。」
内田美乃里
「タンピン三色狙いで。」
小笠原奈央
「456、567の三色になれば良いなと思いながらカンチャン処理。」
近藤久春
「456、567の三色を取りこぼさないように。」
猿川真寿
「は悪くなさそうだが、ピンズは好形でも勝負になるので。」
清水香織
「三色を見たいので。を引いたら、切りで456、567に対応。」
ダンプ大橋
「456、567とドラ受けが残るので。」
ともたけ雅晴
「一見が良く見えるが、素直に456、567の三色を見る。」
東谷達矢
「ピンズの厚い形を残し嵌張ターツを外す。三色ならずとも打点は十分見込めるので、速度を重視する。」
福光聖雄
「も山に残っているように思えるが、5ブロックにしたいので、一番悪い形を払う。」
宮内こずえ
「456、567の三色を見て。」
森下剛任
「1シャンテンよりも2シャンテンに戻した方が形が良いため。」
★切り
勝又健志
「も悪くなさそうだが、確定的に良いとまでは思えないので、形重視で。」
浜上文吾
「は良さそうですが、ピンズの伸びも考えては後にします。テンパイしたらリーチします。」
山井弘
「ラス前でこの点数状況では、着順もうまくいって1着順アップくらい。ここはラスを受け入れて、しっかりと終局を目指し、無理に大物手など狙わずアガリを取りにいきます。」
山田浩之
「悪形残りの1シャンテンよりも好形の2シャンテンにして、567の三色を狙う。」
★切り
紺野真太郎
「に色気が出る場況。引きは即リーチも、理想は456まで伸びれば。」
瀬戸熊直樹
「ここまで苦しい立場なら最高形にならないと見るので、テンパイまでのスピードを落とさない。攻め込まれたら引くことも視野に。」
仲田加南
「ピンズの悪さから受け入れをマンズ、ソーズに求める。」
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