何を切る?fromロン2 2014年01月
2014年01月08日
このコーナーでは、オンライン麻雀「ロン2」の協力のもと、プロ雀士とロン2ユーザーの解答をグラフを使って比較していきたいと思います。
多くのプロより、丁寧な解説をいただきましたので、みなさんの雀力アップの参考にしていただければと思います。
問題提供:「ロン2」 作成:杉浦勘介
ロン2道場ルール (一発、裏ドラ、カンドラあり、赤なし)
南1局2本場東家 (色の濃くなっている牌はツモ切りです)
プロ
ロン2ユーザー
プロ
切り・・・24人 切り・・・17人 切り・・・14人 切り・・・ 5人 切り・・・ 1人 切り・・・1人
ロン2ユーザー
切り・・・29.7% 切り・・・19.8% 切り・・・15% 切り・・・14.1% 切り・・・10.2% 切り・・・5.4%
切り・・・ 2.7% 切り・・・ 1.8% 切り・・・1.2%
プロ解答(50音順)
★切り
蒼井ゆりか
「親番で連荘もして、オリる選択は無いと思います。ツモがタテにきているので、七対子の1シャンテンに構えます。」
大川哲哉
「得点状況から、どんな選択をしてもアガれるとみる。ピンズの重なりからそのままアガリとなるイメージ。」
太田昌樹
「七対子の1シャンテンにします。上家のピンズ、下家のマンズをケアしつつ、ドラ引きにも対応できる形にしたい。点数状況が良いので、アガリに向かいます。」
太田優介
「受けを考える点数状況ではないが、一応引きを考えて打。ピンズテンパイが強そうなので、は待ち候補で残す。」
岡田茂
「この持ち点なので、真っ直ぐ手を進める。基本的にメンツ手は見ずに七対子。」
小車祥
「上家の仕掛けに対してドラのでだけは放銃したくないので、ドラが使える七対子にします。圧倒的な点差があるとはいえ、まだ南1局なのでスキを作りたくない。」
ガース
「七対子が好きです。なぜなら四暗刻になりやすい。しかもこんな点数ということはもう役満アガってる!?残りの南場は余裕を持とう!」
金子貴行
「ピンズは上家を警戒してテンパイまでは切らない。横に伸びた場合はソーズを切っていく。」
紺野真太郎
「七対子の1シャンテンに取る。点数状況的に他家は無視して我が道を行くのみ!全てのテンパイで即リーチ。」
沢崎誠
「下家がマンズもしくは国士のような捨て牌なので、七対子を見る!」
滝沢和典
「七対子の1シャンテンに構え、後はツモに任せる。」
刀川昌浩
「トイツ場を想定して七対子を狙う。ピンズが安いことを考えて切り。」
中村毅
「点棒を持っているので無理はしない。七対子の1シャンテンには取るが、危険牌を持ってきたら通っている牌から落としていく。」
仁平宣明
「これだけダントツなので、周りの手は全く気にせず、自分の一番都合の良い牌を切る。先にを引いたら、のトイツ落とし。」
浜上文吾
「七対子狙い。ダントツなので、仕掛けは考えずにじっくりとツモを見て打点を作って、さらに加点したいですね。」
藤島健二郎
「七対子の1シャンテンとする。何かが暗刻になった場合にメンツ手へと再考できるよう、ピンズのメンツは温存。」
藤原隆弘
「これだけダントツに仕上がっている状態なので、何でもアガれそう!上家はホンイツではなくトイトイ系、下家はマンズか変則手と見て、とりあえず七対子の1シャンテンに取る。すんなり七対子のテンパイが入れば、タンヤオ七対子でもドラのタンキでもリーチでOK。メンツ手への変化としては、引きの切りと引きの切りを考えておく。いずれにしても連荘はできるでしょう!」
宮内こずえ
「上家の仕掛けはホンイツよりも役牌を持っていそうですが、念のためピンズには手をかけずに七対子の1シャンテンをキープして切りです。」
和久津晶
「七対子の1シャンテンに受ける。をツモ切るのはイヤなのでテンパイしてもリーチはかけない。終盤にピンズが切りやすそう。」
王政芳
「七対子の1シャンテンに構えつつ、を引いたらのトイツ落としを考えます。」
★切り
荒正義
「七対子は見切る。タンピンイーペーコー狙いで。は要注意。」
安秉参
「メンツ手でアガリに向かう。理想はタンピンイーペーコーなので、マンズは切らない。」
石渡正志
「七対子は見ずにタンピン狙い。上家はを暗刻で持っているケースもあるが、とりあえずはトイトイをケアして打としたい。」
井出康平
「点数的にオリる気はなし。場に切れているを切って全てに対応すべし。」
勝又健志
「手なりでリーチにいく局面だと思う。ここまでメンツ手の進行をした以上、七対子は見ずに目一杯に構える。」
佐々木寿人
「この点棒の勢いに乗って、タンピンイーペーコー狙い。七対子にはしない。」
猿川真寿
「下家がマンズ模様だが、マンズの方が変化が多いのでピンズを外す。上家はポンからの切りなので、放銃にならなければ今が切り時だと思う。」
瀬戸熊直樹
「完全に自由に打つ。絶対に他者の仕掛けには屈しない。」
朝武雅晴
「下家はマンズの一色、上家はトイトイか役牌がらみと見る。点数的には怖いものはないが、ドラの所在もはっきりしていないので、後のことも考えて受けながら進める。」
中山奈々美
「自分の都合で打つ。タンピンの方が好きなので、七対子の1シャンテンには受けない。」
羽山真生
「これだけの点棒を持っているので素直に打ちます。上家のトイトイ風の仕掛けも無視。下家がマンズか国士だとしたら、字牌が持ち持ちになっていることもありそう。」
前原雄大
「持ち点から見てどう打ってもミスにはならないと思う。ならば打として七対子を見切り、深く広く受けたいところではある。」
望月雅継
「七対子の1シャンテンだが、これだけの手材料と点数を持っているだけに、懐を広く手牌をMAXにしたい。」
森山茂和
「マンズはロン牌になる可能性が高く、も狙いやすい。下家はマンズ狙いと見てマンズは切りたくない。七対子狙いはミスにつながりやすいので。」
山井弘
「これだけ点数があれば怖いものなし。自分が理想とする最終形を目指して手を進めるのみです。タンピン三色イーペーコーのような形を想定します。」
山田浩之
「好調なので、七対子は見ずメンツ手で。」
四柳弘樹
「七対子よりはメンツ手と考えて打とする。の重なりがあればそこでまた七対子の1シャンテンにも取れるので。」
★切り
鮎川卓
「マンズで2メンツ作るより七対子の方が早いと思います。」
岩井健太
「アガリに向かうわけではないが、とりあえず1シャンテンに受ける。は通りそうなので。」
老月貴紀
「下家にマンズが打ちづらいので、七対子で様子を見ながら進める。」
黒沢咲
「ドラ引きにも備えて七対子に決め打つ。」
近藤久春
「ドラが見えていないので、ドラ引きに対応できるよう七対子狙いとする。」
柴田弘幸
「上家は一色手ではないと読み、重なりそうな牌と受けを意識しつつ手を進める。」
白鳥翔
「メンツ手は見ず、七対子狙いで。マンズは下家が固めている可能性があるので、マンズのダブルメンツ受けは弱く感じる。」
福光聖雄
「メンツ手にした場合は、2メンツが必要になるマンズが場に高くアガリづらいと考える。七対子の方がアガリやすそう。」
藤崎智
「ドラがでポンからの仕掛けが入っているので怖い牌が多すぎる。ピンズのホンイツとドラ暗刻の可能性の両方をケアすると打てる牌がないので、字牌などを掴んでも回りやすい七対子に決めます。」
麓征生
「字牌を持ってきた時にも対応できるように、七対子にする。」
古川孝次
「をポンしている上家は暗刻の可能性があり、外しの手もあるが、万が一–待ちに刺さるのもイヤ。を切って七対子。」
増田隆一
「タンヤオ七対子を目指す。上家のドラ暗刻の可能性を考えるのと、タンピンよりもタンヤオ七対子のほうが打点が高いという点から、2シャンテンに戻さずにシンプルに打つ。」
三戸亮祐
「ドラを引いてきた時に対応できるように、七対子に決め打ちます。」
★切り
魚谷侑未
「上家の仕掛けが何かは断言できませんが、ポンから入っていてピンズのホンイツだとしたらテンパイでしょう。ピンズで放銃になると高いので、使い切ることを考えると七対子は望ましくありません。タンピン系のメンツ手を本線に手組みし直します。ドラ暗刻に放銃するのは仕方なしとあきらめます。」
仲田可南
「点棒があるので、七対子は狙わずにタンピンイーペーコーの最高形を目指したい。ここでは安全度の高いではなくを落とす。」
樋口新
「点棒に余裕があるので大きく狙う。タンピンイーペーコーまで見たい。」
平岡理恵
「ドラのの所在はどこか、下家はマンズなのか国士なのか・・・。いろいろと考えるべきことはあるが、点棒を持っているので放銃は恐れず自分の手を進めていきたい。切りとしている前巡はを一枚外して567の三色も見たかった。」
三浦大輔
「トイツ手は見ない。下家はマンズの一色手かもしれないが、ケアしない。」
★切り
大庭三四郎
「七対子の1シャンテンに取らず、メンツ手に構えます。中張牌がたくさんあるので、メンツ手の方がアガリやすいと思います。」
★切り
井出一寛
「下家のケアとドラの受け入れを考え、ダントツなので無理はしない。上家はポンから、ドラ暗刻もしくは役牌がらみの仕掛けと考える。」
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