何を切る?fromロン2 2014年05月
2014年05月09日
このコーナーでは、オンライン麻雀「ロン2」の協力のもと、プロ雀士とロン2ユーザーの解答をグラフを使って比較していきたいと思います。
多くのプロより、丁寧な解説をいただきましたので、みなさんの雀力アップの参考にしていただければと思います。
問題提供:「ロン2」 作成:杉浦勘介
ロン2道場ルール (一発、裏ドラ、カンドラあり、赤なし)
東1局南家 (色の濃くなっている牌はツモ切りです)
プロ
プロ
切り・・・27人
切り・・・21人
切り・・・6人
切り・・・4人
切り・・・3人
ロン2ユーザー
ロン2ユーザー
切り・・・41.3%
切り・・・34.8%
切り・・・8.1%
切り・・・8.1%
切り・・・5.9%
切り・・・1.1%
切り・・・0.3%
切り・・・0.3%
プロ解答(50音順)
★切り
荒正義
「ドラ2枚の勝負手なので前に出る。ピンズは良い受け。下家はマンズ一色の可能性があるが、を鳴かれてから対応する。」
井出康平
「下家が若干マンズっぽいので、わかりやすくするためにも、うかがいの打。攻めは七対子で!」
魚谷侑未
「ドラ2枚なのでまずは自分の手を優先し、トイツ手とメンツ手の両天秤で進めます。下家にもう1つ動きが入るようなら、方針もまたその時に決めます。」
内川幸太郎
「七対子とメンツ手の両天秤で。下家にマンズが高いですが、開局ということ、さらに自身の手がドラドラなので無視します。は現状の手牌のままでは2枚目も鳴きません。」
太田昌樹
「七対子の1シャンテンにします。マンズが場に高く、アガリを取りにいくならソーズ、ピンズ待ちにしたい。」
勝又健志
「七対子本線。最も待ちにしたくないのが。下家はホンイツでないことが多いと思うので軽視。自分のアガリ優先で攻める。」
櫻井秀樹
「七対子が本線。下家はマンズではなさそうなので、、はまだ打たない。」
佐々木寿人
「七対子に絞って、下家に対してのマンズを先に処理する。」
柴田弘幸
「本線は七対子。重ねる牌と受ける牌を見ながら。」
白河雪菜
「ドラドラ七対子で。アガリやすさを優先してマンズを処理。」
白鳥翔
「開局ドラ2の手牌から下家の仕掛けに対してどう打つか。この局面、自分は七対子は捨てられない。何を切っても下家に鳴かれる可能性はあると思うので、場に高いマンズを切る。」
滝沢和典
「攻撃的に七対子を狙う。」
刀川昌浩
「七対子を狙い、消去法で場に安い色を残す。」
立花つくし
「七対子と三暗刻を見て。受け入れが広く、鳴いてもいける形。」
二階堂亜樹
「下家が子でホンイツっぽくないので、もももも一緒かなと。自分の都合で。」
仁平宣明
「下家がマンズのホンイツ模様だが、前巡を切っているので、ここは素直にを切る。ピンズが安いので、待ちになれば勝機あり。が表示牌なので、仕掛けは考えない。」
羽山真生
「ドラドラの手だけにアガリを重視。下家がマンズ気配のため、鳴かれる可能性も考慮した上で場に高いマンズ待ちは避ける。いったん七対子に絞るが、やをツモった場合はメンツ手に戻す。」
日吉辰哉
「下家にマンズのホンイツ気配があるが、ドラ2の勝負手を考える。ソーズとピンズの受けであれば勝算ありと考えて切り。」
福光聖雄
「を鳴いた1シャンテンは苦しい形なので、七対子を本線とする。はポンテンのみ鳴く。との比較は親への安全度で。」
前田直哉
「メンツ手は苦しそう。下家がマンズ気配だが、もも仕掛けていないのでまだ遅そう。とりあえずを切ってみて反応を見たい。」
前原雄大
「前巡を打っている以上、下家に対してケアするのは一貫性がない。柔らかさを求め打と構える。」
増田隆一
「1シャンテンに取るために七対子に決める。開局なのでリスクを覚悟の上、マンズを先に処理する。」
三戸亮祐
「七対子に決め打つが、下家をケアするあまり、抱えすぎて放銃になる可能性があるので、先にを打つ。」
森山茂和
「下家のマンズホンイツは見え見えですが、ドラ2枚の手でもあり、アガリ優先で攻めてみたい。しかし、鳴かれそうですね。」
山井弘
「トイツが5つになったので、七対子に決める。下家がマンズ模様だが、鳴かれるかどうかわからない牌を絞っても仕方がないので、ここは自分のアガリを優先して進める。」
山田浩之
「メンツ手と天秤にかけるが、この形からは仕掛けない。七対子メインで。」
★切り
和泉由希子
「七対子とメンツ手の両天秤。仕掛けがあるので、なるべくマンズは切りたくない。」
伊藤優孝
「下家にマンズを切るのはイヤだから。七対子にしようかな?」
岩井健太
「七対子1シャンテンに受ける。はポンして打。」
小車祥
「七対子本線で手を進めます。もう1メンツ完成したり、がポンできればメンツ手に移行します。ではなくを切るのは、1シャンテンで下家の仕掛けにマンズを切りたくないから。」
ガース
「七対子の1シャンテンに受けて、ドラが暗刻になったら三暗刻を目指す。でもドラでもポンテンを取る。」
加藤博己
「下家にマンズが高いので打とし、七対子ドラドラとメンツ手の天秤にかける。」
河井保国
「七対子に決めて下家のマンズを警戒する。」
京平遥
「攻めます。七対子の1シャンテンに受けて、が出たら鳴きます。の方が若干危険なのでから切ります(ピンズの上が安いので)。」
近藤久春
「下家にマンズが切りづらいので、七対子を見ながら打とするが、マンズの入り方次第で七対子はやめる。のポンテン以外は動かない。」
紺野真太郎
「を打ちづらいので七対子本線で。ドラ2枚なのでオリる気はない。テンパイしたら勝負でアガリやすい待ちに。」
ジェン
「この手は七対子かなと思うけど、マンズが必要そうな下家には切ってあげない!」
ダンプ大橋
「横に伸びそうな七対子の1シャンテンにはあまり取らないのですが、今回はもも期待できないため七対子に。下家はマンズに染まっていなければ点数は高くなさそうですが、最終手出しがなのでから切ります。」
月江いくこ
「対子が5個あるから七対子を見つつ、四が捨ててあるのでの方が待ちになった時に出やすいかなと思ったのと、より端牌なので切りです。が鳴けるのでそれも狙って。」
中村毅
「七対子を本線に。下家に対してマンズは打ちづらいが、ドラ2枚の勝負手なので後のツモによっては仕掛けも考慮する。」
中山奈々美
「七対子の1シャンテンに受ける。や引きに備えてメンツ手も意識しつつ。下家にマンズが高いのでは温存。」
南里はるみ
「開局で自分の状態も全く白紙でわからないためとりあえず打。ピンズが安いためアガリやすさを考慮しての切りも考えるが、マンズの高い下家の手出しには反応する。自分が良い時だったら、七対子を見なくても自然に手が出来上がると思うのでをツモ切る。」
浜上文吾
「七対子とポンも考えて打。ポンテンでなければ七対子狙いで手を進めます。」
古川孝次
「を切って七対子ドラドラに絞って手を進める。西家の仕掛け、北家のピンフ形に待ちが濃いのでを早めに切る。」
宮内こずえ
「七対子の1シャンテンに受ける。下家がマンズっぽいので、まだには手をかけない。」
森下剛任
「下家が染め手なので七対子を見る。ドラのとを引いた時だけ七対子をやめます。」
和久津晶
「本線は七対子。がなさそうなので、メンツ手を考えた場合のロスも限定的。」
★切り
石渡正志
「七対子の線もありそうですが、ドラ2枚ということで攻撃を重視したい。しかし、対下家のマンズ対策にも注意を払いたい。」
大庭三四郎
「七対子よりも、鳴いても進められるメンツ手を重視。カンもカンも嫌わない打。」
沢崎誠
「七対子には、、、の打牌となり、放銃の可能性が高いと思う。下家のマンズを考えながら手なりで進める。」
ともたけ雅晴
「七対子一本には決めたくない。シャンテン数は下がるが、万が一のドラ暗刻やをポンしてアガリに向かいたい。」
童瞳
「柔軟な型に構える。下家ケア。」
藤井すみれ
「メンツ手で鳴きも入れた方がアガれそう。」
★切り
猿川真寿
「下家はマンズのホンイツっぽいが、現状ではわからない。親が早そうなので、とりあえず筋のを切って受けながら七対子で勝負する。」
鈴木雄介
「メンツ手にするためには、下家にマンズを最低1枚切らなければいけないのでそれはしたくない。打点も見込めて1シャンテンを維持できる七対子に固定。場にピンズが安いので、絞りつつピンズで対子を作りにいく。」
望月雅継
「攻めるなら、受け気味ならを切る人が多いと思うが、ドラと表示牌含みのシャンポン形を残してメンツ手でいくより、ここは開局の南家ということで、さらに慎重に進めたい。」
★切り
三浦智博
「七対子に決めます。ピンズが場に安いのでは切りません。テンパイしたらマンズを切ります。」
安村浩司
「メンツ手は中頼みになるため七対子に決め打つ。1シャンテンの段階ではは切りたくないが、テンパイした場合はマンズ以外で待ちたい。」
四柳弘樹
「メンツ手にしてはカンチャン残りで形が苦しいので七対子に決める。下家のマンズ模様の仕掛けも考慮して。」
カテゴリ:何を切る?