何を切る?

何を切る?fromロン2 2014年06月

このコーナーでは、オンライン麻雀「ロン2」の協力のもと、プロ雀士とロン2ユーザーの解答をグラフを使って比較していきたいと思います。
多くのプロより、丁寧な解説をいただきましたので、みなさんの雀力アップの参考にしていただければと思います。

問題提供:「ロン2」  作成:杉浦勘介

ロン2道場ルール (一発、裏ドラ、カンドラあり、赤なし)
南1局南家 (色の濃くなっている牌はツモ切りです)

 

プロ

二万切り・・・25人
四索切り・・・16人
五万切り・・・13人
七筒切り・・・5人
三万切り・・・2人
三索切り・・・1人

 

ロン2ユーザー

七筒切り・・・27.7%
二万切り・・・26.4%
四索切り・・・20.5%
五万切り・・・11.1%
三万切り・・・9.1%
四筒切り・・・3.6%
三索切り・・・1.6%

 

 

プロ解答(50音順)

 

二万切り

荒正義

「安目一万を否定しつつ形で打つ。できれば345の三色。」

石渡正志
「さらなる加点を目指し、よりタンヤオ色を強めるための打二万としたい。ピンフ、三色、イーペーコー、七対子など、色々な狙い目が残る。」

岩井健太
「最高形はタンピン三色。一万を引いても面白くないので。」

小車祥
「ツモ一万が全くうれしくない。メンタンピン、あわよくば三色を目指します。あくまでメンツ手で進めますが、うっかり七対子をテンパイした場合のテンパイは取ります。」

加藤博己
「ツモ一万が打点的に面白くないので打二万とし、345の三色とタンヤオ七対子、タンピンイーペーコーなどを見る。」

小島武夫
「七対子かピンズイーペーコー。四万をツモれば345の三色も狙う。」

佐々木寿人
「タンピンを見て、一万を拒否する。」

猿川真寿
「安目を拒否してメンタンピンは確定させたい。三色やイーペーコーになったらうれしい。」

柴田弘幸
「手材料があるので、手牌を伸ばしてあげる。」

白鳥翔
「この巡目ならタンピン系で大きく狙う。打点的に不満が残る一万の受け入れはいらない。」

滝沢和典
「安目拒否で打点力重視。」

手塚紗掬
「タンピン狙い。最低でもタンヤオに。」

ともたけ雅晴
一万が来てもうれしくないし、まずはタンヤオを確定させて、あわよくば三色!」

中山奈々美
「タンピン三色を目指しての二万切り。一万を持ってきても打点が下がりまくるのでいらないやい!高打点狙いで頑張る。」

仁平宣明
「ピンズが伸びたらタンピンイーペーコーが本線となるが、先に四万を引くようなら打三万として345も見る。七対子のテンパイが入った場合は素直に取る。」

浜上文吾
一万ツモは安くなるので、345の三色、ピンズの伸びを見て打二万。リーチをして高打点を狙いたい。」

福光聖雄
一万四万の二度受けの1シャンテンは四万を引かないと意味がないので取らない。一万の受け入れよりは六七の受け入れを残したい。」

前田直哉
一万は要らない。345を見つつ、メンタンピン。」

前原雄大
「ツモ一万がうれしくないから。」

三浦智博
一万四万の二度受けの1シャンテンとは考えず、タンピンの2シャンテンと考える。」

三戸亮祐
「タンピンや七対子を目指して打つ。一万の受け入れを残しても面白くないので二万から打つ。」

山井弘
「狙いはタンピン系で、三色やイーペーコーなどになればと思い手を進める。一万はロスになるが、うれしいツモではないので、逆に受け入れを拒否する。」

四柳弘樹
「345の三色とピンズのイーペーコーを本線に進める。一万引きはうれしくないので。」

和久津晶
一万はいらない。どうせツモ切るので。」

 

 

四索切り

井出康平
「ソーズは固定して、マンズとピンズの動き次第!」

太田昌樹
「234か345を見るにしてもソーズの1メンツは必要なので。二索五索も良い待ちになりそう。」

大庭三四郎
「雀頭はまた別の所で作る。三色を積極的に狙っていく。」

近藤久春
「234、345の三色狙い。まだ決められないので、取りこぼさないように広く受ける。」

櫻井秀樹
「シャンテン数は落ちるが、タンピンに絞って一番ロスのない形に受ける。」

沢崎誠
一万引きは好みではない。ソーズ1メンツ、ピンズ2or3メンツ、もしくは五万のくっつき1メンツで、345も見ながら二万より先に危険度の高い四索を打牌する。」

立花つくし
「受け入れが広くロスも少ない。345も捨てずにタンピン系に持っていける。」

南里はるみ
「赤なしルールだと五万切るのはもったいないのかなぁ・・・。」

古川孝次
「345の三色を見て四索切り。一万をツモってもツモ切りして五万のくっつきを狙う。」

増田隆一
「巡目も早いので、好形が残るようにリャンメンを固定する。」

森下剛任
「345とピンズイーペーコーを本線とし、234も見る。」

森山茂和
「トップ目でもあり、好調なのだろうと考えました。345や234の三色を見ながら、手広く構えてミスをしないように打ちます。」

山田浩之
「七対子は見切ってタンピン三色orイーペーコーを狙う。一万はツモ切ります。」

吉井健人
「234、345の三色を見ながらタンピン系で。」

 

 

五万切り

和泉由希子
「トップ目なので、シンプルに。」

伊藤優孝
「三色はキツい。素直に打五万。」

内川幸太郎
「南1局、2着目が親ということもあり、打点はあまり考えません。シャンテン数は下がりますが、役有りテンパイになる可能性が高く、良形が残りやすい五万切りとします。」

勝又健志
「強引に手役を狙ったり、シャンテン数にこだわったりせずに、好形でのリーチを目指す。」

ジェン
「トップ目だから手の高さよりも2着目の親を蹴ることができる速い手を目指す。」

鈴木雄介
「345の三色は不安定なので素直に五万切り。南家なので、ここは素早く親を落として、自分の親番で点棒を積み重ねたい。」

ダンプ大橋
「一発、裏ドラがあるなら無理に三色を狙う必要はないかと。手なりでも234になるかもしれないですし、ピンフを本線にタンヤオやイーペーコーが付いてくれたらいいなって感じで。」

二階堂亜樹
「2着目の親で自分がトップ目なので、無理に高くせず手なりで。三色になれば234。」

羽山真生
「打点が必要ならば三色などを見ての打二万がいいと思うが、トップ目でもあり、自然に打五万。」

日吉辰哉
「現状トップ目であり、素直に手を進める。三色は234に決め、崩れてもOK。」

宮内こずえ
「下家のドラ切りを見て、一応スピードとホンイツを警戒しますが、トップ目なので、とりあえずアガリに向かいます。」

望月雅継
「345も見えるが、ここはトップ目なので自然に。形も作りたくなる手なのだが、ツモにまかせて進めたい。タンピンイーペーコーor234の三色で。」

安村浩司
「345の三色に必要な四万を引いた場合でも、メンタンピンイーペーコーまで狙えるため、リャンメンを作りやすい形を重視する。」

 

 

七筒切り

魚谷侑未
「トップ目なので、一度1シャンテンに受けます。マンズやソーズで2メンツ作ることを考え、ピンズ受けはなくします。」

紺野真太郎
「三色の可能性が出てきたが、シャンテン数は落としたくないので打七筒とする。ツモ次第で三色も。ツモ四万は即リーチ。」

白河雪菜
「トップ目なので素直に1シャンテンに受けて、マンズが上に伸びたらタンピン、ソーズリャンメンが埋まったら三色変化を見る。」

刀川昌浩
「トップ目なので牌効率重視に。」

童瞳
「タンピン三色を見つつ、七対子の可能性も残す。下家ケアでマンズはまだ下ろさない。」

 

 

三万切り

京平遥
「最高形はタンピン三色、最低でもタンピンを目指してマンズをほぐします。234も若干見えるので、二万は取っておきます。」

中村毅
「トップ目なのでピンフ系に持って行き、345の三色や、ピンズの好形を活かす。」

 

 

三索切り

ガース
「点数を持っているし無理に三色を狙う必要はない。ピンズのくっつきやすい形を残して、ピンフ+タンヤオかイーペーコーを目指す。一万を引いてテンパイしたらテンパイ取らず、まだピンズの良い形を待つ。」