何を切る?fromロン2 2014年07月
2014年07月04日
このコーナーでは、オンライン麻雀「ロン2」の協力のもと、プロ雀士とロン2ユーザーの解答をグラフを使って比較していきたいと思います。
多くのプロより、丁寧な解説をいただきましたので、みなさんの雀力アップの参考にしていただければと思います。
問題提供:「ロン2」 作成:杉浦勘介
ロン2道場ルール (一発、裏ドラ、カンドラあり、赤なし)
東3局東家 (色の濃くなっている牌はツモ切りです)
プロ
切り・・・21人
切り・・・19人
切り・・・8人
切り・・・5人
切り・・・4人
切り・・・2人
切り・・・1人
ロン2ユーザー
切り・・・29.4%
切り・・・19.7%
切り・・・19.7%
切り・・・13.2%
切り・・・10%
切り・・・2.9%
切り・・・2.6%
切り・・・2.3%
切り・・・0.3%
プロ解答(50音順)
★切り
魚谷侑未
「上家がソーズの仕掛けをしているので、鳴いてアガリに向かうことを考えて打。トップ目なので、何でもやりやすい状況。」
小車祥
「よりチャンタの確率を上げるためにリャンメンターツを外す。は場に2枚切れていて、上家からソーズは出てきそうにない。上家の河にソーズが余ってくるようなら無理に勝負はしない。」
岡本和也
「上家がソーズのホンイツのような河であるが、トップ目で親番ということから、フーロを考えて打(安目のも嫌いたい)。」
木戸僚之
「トップ目での親番ですが、を引くか鳴かない限りアガリは厳しいし、形も苦しいので、オリ気味に行きたい。南家、西家のリーチに対応したいので、、落としで様子を見ます。は鳴きます。」
黒沢咲
「上家の捨て牌に高いソーズを払って、仕掛けも考えつつ純チャン一直線で手を進める。」
白鳥翔
「前巡にを打っているので矛盾を感じるが、七対子を視野に入れながら純チャンを目指す。上家はソーズに寄っていると思うが、まだテンパイしていないと思います。」
瀬戸熊直樹
「上家がソーズ模様なので、がないと判断し、違う色で純チャンを狙う。手出しでソーズが出たら、それ以上進むかはツモと相談します。」
立花つくし
「が2枚切れでが入っても安いので、純チャン一本狙いの、落としです。」
ともたけ雅晴
「上家がソーズのホンイツ模様なので、他の色での方がアガリやすそう。」
中村毅
「純チャンに狙いを絞り、、と落として行く。」
奈良圭純
「万が一の清老頭もあるので、老頭牌には手をかけづらい。役の確定するポンテン、チーテンは取ります。」
西川淳
「上家がソーズとは断定できないが、ソーズが高く2メンツを求めにくい。純チャンを見ていくが、トップ目であまり無理をしたくないので、アガリが拾えそうな場況にならない限り仕掛けない。ポンされにくそうな打から。」
羽山真生
「上家がソーズ模様のため、2枚切れのは自力も他力も難しい。よって、と払って純チャンに決め、仕掛けも視野に入れる。」
日吉辰哉
「加点を目指し攻撃的に進める。上家はソーズのホンイツ狙いと思われ、場にが2枚切れていることもあるので、ここはソーズのリャンメンターツを払う。」
藤崎智
「が2枚切れなので純チャン三色は見切る。点棒に余裕があるので、純チャンにこだわらずソーズ受けを嫌う。」
古川孝次
「最悪のツモを断ち切るために、払い。それによって、ポン材が、、で3つになる。今現在点棒を一番持っているので、ポンと動いて前に出ても良いと思う。ただ、上家がソーズ気配で降ろしていく順番は、の順となるが、ポンなどが入ったら少し様子を見て手牌を進める。」
松崎良文
「の2枚切れも加味し、純チャンが崩れる引きを拒否。切り順はから。」
三戸亮祐
「純チャン狙い。上家にを持たれている可能性が高いので、ソーズのリャンメンターツを払っていく。前巡に通しているのでから切る。」
宮内こずえ
「が2枚切れていてチャンタが確定しないのと、上家がソーズ模様なので今のうちに外します。」
森下剛任
「が2枚切れで上家がソーズ模様なので、思い切ってターツを外します。鳴きも視野に入れますが、ポンテン、チーテンの場合のみ仕掛けます。」
山井弘
「上家にソーズが高く、高目のが2枚切れということもあり、好形ではあるがソーズのリャンメンターツを外します。持ち点から状態良しと判断し、純チャン狙いで攻め抜きます。」
★切り
鮎川卓
「リードしている東場の親。純チャンが崩れようと、メンゼンで仕上げリーチで決めたいです。」
石渡正志
「三色の狙いも含む打。の受けが残っているので、執拗に純チャン狙いにはしない。」
井出一寛
「トップ目の親。引きなどもあり、メンゼンリーチ狙いで手を進める。」
井出康平
「仕掛けがなければ打としたいが、受けながらもそこまでロスのない打とする。」
加藤博己
「が場に1枚切れであること、上家にソーズが高いこと、ピンズの上目も場況に対して高いことから、場に影響を与えないツモ切りとする。空切りしないのは、手役を読まれないようにするため。」
近藤久春
「上家にソーズ、下家にピンズが切りにくい状況。しかし親なので手なりで。」
佐々木寿人
「狙いは一つだが、ツモなどの手牌の安定を見て。」
猿川真寿
「、は厳しい受けになりそうだが、トップ目の親ということもあり、ドラも1枚あるので手広くしたい。」
沢崎誠
「雀頭は or で十分!の雀頭は不要、しかも安全です。よく見れば1メンツ主張する程の手牌ではないようです。」
滝沢和典
「純チャンにはこだわらず、手広く構えておく。」
刀川昌浩
「上家の仕掛けを評価して、受けを意識しながら。」
童瞳
「上家対応でマンズを落とし、純チャンを目指す。やを引けば、123の三色も視野へ。」
藤原隆弘
「ソーズに染めている北家にチーはされないので、、もしくはを切って他の色にアガリを求める手もあるが、、やの裏目を引いたらアウト。ここは1枚切れのを外しておき、うまくいけば純チャンでダメ押しのアガリになるし、良い待ち(の変則3面形など)になればリーチで決めに行く。」
前田直哉
「純チャンは少し厳しそう。とりあえず打。」
前原雄大
「結果としてを暗刻被りしている以上、上家の一色を意識して半身の構えとする打。持ち点からしても、打で悪い結果は招かないと思う。」
森山茂和
「純チャン三色を見る。か引きを考えたい。」
安村浩司
「純チャンになればうれしいが、親で点数もあるので素直に好形変化に対応できる形を残す。三元牌は状況によって止める。」
山田浩之
「が1枚切れているので素直に純チャン狙いで。だけは仕掛けます。」
和久津晶
「リーチをかけたいので。ソーズを並べると、リーチ後に西家がソーズを下ろす可能性がある。」
★切り
蒼井ゆりか
「純チャンに仕上げたいので、がきてもあまりうれしくないのと、それ以外の受けは残したいので打。との比較での方が山に残ってそうなので。」
吾妻さおり
「の受け入れはあまりうれしくないので、を1枚外しておき、、を引いたらイーペーコーや七対子も見る。思い通りにならなそうなので無理はしません。」
内川幸太郎
「ドラだが、純チャン一本に絞ってを1枚浮かす。ドラをもう1枚引いたら、ソーズの下を払います。」
柴田弘幸
「他家に、受けはあるかもだが、直線的に打つ。メンツオーバーの引きに違和感があれば、切りも考える。」
二階堂瑠美
「最終形は123の三色、雀頭の純チャンが理想ですが、北家の仕掛けも考慮しつつ、七対子になったら対応します。トップ目なので、無理はしないです。」
浜上文吾
「純チャン狙い。ツモを拒否するために打。は仕掛けますが、メンゼンで手を進めたい。」
安田麻里菜
「純チャンにしたいのではいりません。」
王政芳
「ドラにも対応できる形になるから。」
★切り
荒正義
「上家がソーズに見えるので、ソーズの形を決める。純チャン崩れでもリャンメンテンパイならばリーチも可。」
大庭三四郎
「牌の来方がトイツっぽいので、純チャンを見ながら、暗刻手も視野に入れつつ手を進める。」
ダンプ大橋
「ソーズを今のうちに切る。アガれるかは微妙ですが、どうせなら純チャン三色やトイツを見据えて。」
仲田加南
「上家にソーズが高いので、ペンは拒否。でもトップ目の親番なので、目一杯アガリに行きます!」
福光聖雄
「上家のホンイツの速度は読めないが、今のうちにソーズを払っておきたい。次の有効牌を引いたらのトイツ落としの予定。」
★切り
紺野真太郎
「純チャンの2シャンテン。6ブロックに受けて逃がさないように。」
仁平宣明
「上家がソーズ、下家がピンズの一色模様なので、この後手詰まらないようにを処理しておく。ネックが多い形なので、アガリまでは厳しそう。」
望月雅継
「どの切り順で純チャンを決めるか、ということだろうが、上家がをツモ切っているだけに、に合わせる形でを渋々切る。、、と切るか、、、と切るかの違いなのだが、局面が進んでからソーズが押し出されるのが嫌なことも理由の1つ。」
山口大和
「ターツは足りているが、どこも弱いので、一度6ブロックに構えて取りこぼさないようにする。狙いは純チャンだが、崩れても真っ直ぐアガリへ向かう。」
★切り
二階堂亜樹
「が1枚切れでピンズが高くなりそう(なってる)ので。トイツ手への変化もある。」
藤島健二郎
「どれを切っても純チャン狙いが成り立つので、他の保険のかかった、外し。」
★切り
勝又健志
「を切った以上、純チャンを狙うのが筋ではあるが、親番のここは好形リーチを目指したい。」
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