何を切る?fromロン2 2014年11月
2014年11月05日
このコーナーでは、オンライン麻雀「ロン2」の協力のもと、プロ雀士とロン2ユーザーの解答をグラフを使って比較していきたいと思います。
多くのプロより、丁寧な解説をいただきましたので、みなさんの雀力アップの参考にしていただければと思います。
問題提供:「ロン2」 作成:杉浦勘介
ロン2道場ルール (一発、裏ドラ、カンドラあり、赤なし)
南1局3本場東家 (色の濃くなっている牌はツモ切りです)
プロ
切り・・・35人
切り・・・18人
切り・・・6人
切り・・・1人
切り・・・1人
ロン2ユーザー
切り・・・49.3%
切り・・・16.9%
切り・・・15.4%
切り・・・9.8%
切り・・・5%
切り・・・3.3%
切り・・・0.3%
プロ解答(50音順)
★切り
朝霧千裕
「ドラが2枚ある十分な形なので、牌効率で手広く。」
井出康平
「タンヤオ固定でロスはのみ。巡目的にもスピード感がないので鳴きも考えて。」
伊藤優孝
「状態の良い時は最高形を目指す(四暗刻)。」
魚谷侑未
「点数を持っていて何でもできるので、本線は仕掛けてのタンヤオドラ2。場合によっては七対子にします。以外は全部仕掛けます。」
内川幸太郎
「タンヤオを確定させたい。引きもロスにならないので切り。ダントツだし全部押したいですね。」
内田美乃里
「雀頭を固定し、タンヤオ(ピンフ)を目指す。」
黒木真生
「ロスはのみ。ツモなら打。チーはまだしないが、ポンはする。」
黒沢咲
「絶好調なので、安目のの受け入れはここで拒否する。」
近藤久春
「ツモ以外は全て対応でき、最高形を逃がさない。状態が良さそうなので、より高打点を目指す。」
紺野真太郎
「タンヤオを確定させ、なるべく高く・・・というか、この持ち点状況なら勝手に仕上がりそう。相手は無視で良いかと。」
斉藤理絵
「ドラ2枚を使い切り、鳴くことも考えて、が嫌なので切ります。」
清水香織
「なんていらないから。」
瀬戸熊直樹
「実戦ではを切ったようだが、がないのはほぼ間違いないので、切りとしたい。がない状態と考えて、面前を重視しながらもポンテンは取らなくてはいけない局面・・・実戦では鳴けずに失敗した。」
刀川昌浩
「ドラ2なので、引きを否定してタンヤオ、七対子を狙う。」
ダンプ大橋
「ツモがうれしくないので。縦に伸びるかもしれないので、トイツを1枚外すことはしません。」
ともたけ雅晴
「待ちは良く見えるが、逆にが生牌というのが不安。トイツ場っぽいので、タンヤオを確定させて動ける形にしたい。ダントツなので三暗刻や四暗刻まで狙いたい。」
仲田加南
「点棒あるので目一杯で!!」
中山千鶴
「ダントツトップ目の親で、最低でも満貫以上でアガって無双したいのでは要らないです。が4枚見えているので、鳴きも考えます。上家、下家が変則的な河をしているので、やの縦引きも期待してワクワクしながら全ツッパします。」
中村毅
「まず切りでタンヤオを確保。ツモ次第でタンピンや三暗刻を狙う。」
奈良圭純
「タンヤオを確定させる。極力メンゼンで仕上げたいが、ドラのだけは仕掛けそう。」
南里はるみ
「もう何も考えなくて良い状態ってことでしょ?相手の手出しがどうとか、何が何枚切れてるとか、相手がどんな構想かとか・・・内に寄せて一番単純な形に持って行きます。この後も牌の来るまま、なすがまま・・・」
西川淳
「が薄そう。しかしこの大量得点、繊細さは必要ない。MAX点数を目指して!」
浜上文吾
「の受け入れを拒否して、タンピンイーペーコー、七対子狙い。点棒にも余裕があるので、さらなる高打点を目指す。仕掛けは考えずにメンゼンで。」
福光聖雄
「がロスにならないのでだけがロス。上家、下家がチャンタ系の可能性が比較的高いので、あまりには期待できない。」
藤原隆弘
「これだけ仕上がった状態のダントツの親番。稼げるだけ稼ぐ高打点狙い!引きはうれしくないので、切りでタンヤオ確定。タンピンドラ2や三暗刻ドラ3など最低親満以上!!」
古川孝次
「2着とは大きく離れている親番。手役は最大限に見て切り。七対子も考えられるが、狙いは456の三色。引きを前提とした三色狙いだが、落としやの先切りも視野に入れておく。」
三戸亮祐
「この点数状況から、タンピンで最高形を目指したい。ドラのが出た場合のみはポンするが、それ以外は面前で進める。」
美波智子
「との比較かと思うが、タンヤオで仕掛けることも考えて。」
宮内こずえ
「タンヤオを確定させて、トイツ手も見る。」
望月雅継
「の受けには不安がありそうに見えるが、点数状況からも目一杯に構える。メンツ手が本線でMAX四暗刻まで!!七対子は保険程度。まずはタンヤオを決めてから。」
山井弘
「この点数になれば、余計なことは考えずに自然に打つのみ。内に寄せて仕掛けも考えずに面前で勝負することを念頭において手を進めます。」
柚木正仁
「が少ないが、9万点トップのためとくに考えずに打つ。」
四柳弘樹
「ドラ側のを先に切りたい形ではあるが、の受けが苦しいのとタンヤオの仕掛けを考えて打とする。」
和久津晶
「がうれしくない。仕掛けも考えて。」
★切り
吾妻さおり
「ドラがなのでを切ってツモり三暗刻の可能性を残します。ドラ以外はできれば鳴きたくない牌姿ですが、が1枚切れているので、場況によってはポンはするかもしれません。」
鮎川卓
「ドラまたぎ、かつ残り枚数の少ないの受けは外し、ドラトイツを固定します。」
荒正義
「絶好調につき、目一杯手を広げる。」
勝又健志
「とくにのターツは弱いと考え切り。ドラ2を活かして最速のアガリを目指す。」
櫻井秀樹
「この点数でチャンス手なので、見た目の枚数だけで。」
猿川真寿
「安目拒否の切りにしたいが、が2枚切れなので素直に受ける。」
柴田弘幸
「持ち点がある時は、受け入れ枚数を追えば自然と高くなったり良い方向へ導かれると思っている。不調時はを切ります。」
白鳥翔
「ドラ2枚で打点は十分。一番弱いと思われるのターツを払って手広く構える。点棒状況的に点数を叩きに行く局面。」
武石絵里
「が薄いので、他を厚く持ちたい。」
二階堂亜樹
「ドラ固定でイーペーコーはできそうにないので一応三暗刻も見て。ドラポン以外は仕掛けないです。」
二階堂瑠美
「最高は四暗刻。は4枚見えてるし、引いた時にを切らなきゃいけないのが怖いから。ドラを使って鳴いてタンヤオでアガリを拾っても良いし、点数的も最高形を目指して良いと思います。」
仁平宣明
「これだけ点棒を持っていれば、自分にとって一番都合の良い牌を打つ。いずれにしても自分の手だけを見て他家は無視する。最大タンヤオ三暗刻ドラ3まで。」
前田直哉
「マンズの上が良さそう。が2枚切れなので打。」
前原雄大
「持ち点が示すように、何を打してもそう失敗とはならないだろう。ならば視野に入れるべきは縦。」
森下剛任
「ドラを固定して高目三暗刻を狙います。面前で手を組みます。」
安村浩司
「基本はリーチを目指す。オリない。場況でに不安が残るのでを引いた場合は切りでマンズを厚く受ける。」
山田浩之
「連荘中の親につき手なりで。ドラは仕掛けるが、それ以外は仕掛けない。」
★切り
太田優介
「本来ならタンヤオを確定させるを切りたいが、が自分から3枚見えて弱い部分なのでマンズにはまだ手をかけたくない。なので柔軟に打と構える。」
佐々木寿人
「喰いタンヤオへ向かう。どのリャンメンもロスしないように。」
沢崎誠
「持ち点はたくさんある。基本はタンヤオとして、ロスが最も少なそうな切り!!ドラのポン以外は動かない。」
羽山真生
「9万点持ってる親なので、アガリを最優先に手組みを考えたい。マンズの待ちは弱そうで逆に待ちが強いと感じる。ゆえに打とし、マンズは仕掛けも視野に入れる。打と迷うところ。」
藤島健二郎
「この点棒状況(態勢)でオリはない。最高形を念頭に、仕掛けも少しだけ考慮し打。」
山口大和
「絶好調の親。タンヤオの可能性を残すため、よりを切ってリャンメンに固定する。」
★切り
井出一寛
「上家の打はorがトイツで雀頭もしくは七対子。下家はもしくはのターツあり。次にツモで打。ツモで456の三色を見る。先にを引いた場合は打でタンピンドラドラ、ツモの場合は七対子を見て打。」
★切り
石渡正志
「打としておけば、どんな構えも取れそう。ドラドラなので、タンヤオにこだわるところでもない。受けは広く構えたい!」
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