何を切る?fromロン2 2016年2月
2016年02月03日
このコーナーでは、オンライン麻雀「ロン2」の協力のもと、プロ雀士とロン2ユーザーの解答をグラフを使って比較していきたいと思います。
多くのプロより、丁寧な解説をいただきましたので、みなさんの雀力アップの参考にしていただければと思います。
問題提供:「ロン2」 作成:杉浦勘介
ロン2道場ルール (一発、裏ドラ、カンドラあり、赤なし)
南3局北家 (色の濃くなっている牌はツモ切りです)
プロ
切り・・・24人
切り・・・16人
切り・・・2人
ロン2ユーザー
切り・・・76.6%
切り・・・11.7%
切り・・・8.5%
切り・・・2.1%
切り・・・1.1%
プロ解答(50音順)
★切り
安達紘文
「が薄い。タンヤオで仕掛けが効く。リーチに危険なピンズを持ってきても使い切れる。イメージとしてはピンズ2メンツで押し返したいです。」
吾妻さおり
「リーチの現物はと豊富だが、対面の手出しが、取っておいた安全牌かテンパイ打牌かわかるまでは切らないを勝負する形になるかもまだわからないので、のトイツ落としをします。」
鮎川卓
「巡目も遅いので、のチーなど、タンヤオ仕掛けも視野に入れたいです。」
荒正義
「の受け入れは見切り、の縦のツモを見る。」
太田優介
「とりあえず迂回気味にをトイツ落としするが、微差のラス前なので、完全にはオリず、ギリギリまで前に行く。をポンして1シャンテンに取るかどうかは微妙。ピンズが伸びればのトイツ落とし。巡目的にも三色にはこだわらない。」
勝又健志
「まだアガリが見込める手牌ではないので、一番受けやすいを切る。」
客野直
「リーチの現物を落としつつタンヤオへ。はポンする。」
黒木真生
「アガリたいならを早く切るべきだが、ここまで残ってしまっているなら、もう打ちたくない。なので、ほぼアガリはあきらめる。この後ピンズが伸びてフリテンが解消されることもあるが、見込みは薄いので、せめて数巡前にを切っておきたかった。」
ケネス徳田
「をトイツ落とししている間に反撃できれば押し返す。」
近藤久春
「タンヤオ三色狙いだが、受けを考え切り。」
沢崎誠
「とりあえずタンヤオから、ゆっくり手を進める!」
白鳥翔
「一応、234・345も見ることができるし、ピンズの危険筋を引いた時に迂回できるように。実際アガリまで結びつくことはほとんど無いと思うので、うまくテンパイ取りできる様にという意味合いが強いです。」
高橋信夫
「リーチの現物のトイツ落とし。この時点では受け気味に。」
ダンプ大橋
「かかだけど、タンヤオの分だけ切りの方が好み。も薄いから。」
ともたけ雅晴
「親の進行具合も気になるが、自分のアガリは厳しそうなので、を切って、タンヤオを見ながら進める。」
二階堂亜樹
「あまり行く気なし。ドラを引いた時だけ、タンヤオで捌きに行くかもしれないので。今ならまだ親にが通る可能性が高いと考え、親へのケアも含めて。は将来的に手詰まりすると辛いので、取っておきたい。」
林俊宏
「トイツ落としでタンヤオへ。メンゼンはほぼあきらめ、クイタン濃厚。ピンズはギリギリまで様子を見て、のみチーして打とする。」
羽山真生
「リーチの現物でもあり、タンヤオ三色も見ながら。が3枚切れているので、は縦に使うか、ピンズが伸びたらのトイツ落とし。」
平野良栄
「ドラの無い不確定な形の2シャンテンなので、のトイツ落としで様子見。有効牌を引くようならのトイツ落としで粘りたい。または打ちでテンパイとなるのが理想的だが、を先に引くようならテンパイ時にを勝負することも考える。」
藤岡良一
「打牌に迷うが、一応切りとしたい。スピードが落ちるが、この手にがあるのに違和感を覚える。タンピンを見つつ、動きも視野に入れて広く打つ。道中、のトイツ落としもありそう。リーチ者が好調なため、一見安全そうなでさえ、危険な可能性があると考える。」
藤崎智
「とりあえず真っ直ぐ向かう形でもないので様子見。」
藤原隆弘
「トップ目のリーチは待ちも打点も悪くないと思うし、これをアガられてオーラスになれば、ほぼトップは決まり。トップを狙うならここでアガリを取りたいところだが、まだ2シャンテンで無理に突っ込むとラスになる。ここはいったん切りでタンヤオに戻し、無理なく行けるようならせめてテンパイは付けたいくらいの気持ちでオーラス勝負につなげる。西家にアガられたら、全力で2着キープに行く。」
安村浩司
「攻撃と守備の中間の打牌。ピンズを引いても受けられるようには残す。三色になれば勝負。」
山井弘
「トップ目からのリーチということで、好形が予想される。最終手出しがで、これは全員の安全牌なので一概には言えないが、などがトイツで持たれている可能性が高い。そうなると自分のアガリも微妙になってくるので、半分受けながら動けるタンヤオも見ての切りとする。」
★切り
和泉由希子
「自信がなくなってくる巡目なので、ツモと相談しつつ。」
魚谷侑未
「切りと悩みましたが、無難にメンゼンで234・345になれば勝負かなと思います。」
斎藤桂史
「アガリに向かうならを切りたいが、対面に対し切り遅れているので後ろ向きに。」
櫻井秀樹
「リーチの安全牌には困らなさそう。数巡で手になれば勝負だが、現状は他家の安全牌も抱えつつ回る。」
柴田弘幸
「手順で。西家のリーチはほぼ無視で、親マーク。」
瀬戸熊直樹
「234・345を狙いつつ、行けるようなら攻め返す。」
滝沢和典
「打と似たような感覚だが、ピンズを引いたら打となる。アガリを見るのは厳しいか?」
仁平宣明
「仕掛けは全く考えないので、受け入れを一番広く放銃しないように打つ。」
野方祐介
「三色を狙いつつ、他家の様子を見てオリる。三色で復活できれば勝負。」
福島佑一
「234か345かまだわからない状況で、現物を切りつつ両方追いかける。」
古川孝次
「リーチ者の現物切り。234か345か自分の手が決まってない時ににもにも手がかけられない。三色は流動的で、次のツモによって決められる。のトイツ落としも考えられるが、マンズの並びが良い形になっている。」
本田朋広
「まだあきらめず、次の有効牌で三色の方向性を決める。最終形をにしたいが、もう1枚危険牌を掴んだら、を切りながらテンパイにだけ向かいたい。仕掛けての勝負はしたくないので、この段階ではは切らない。」
三田晋也
「ツモは効けばまだ攻められるので。」
宮内こずえ
「234と345の三色は見つつ、が薄いので、との縦引きも見て打。」
望月雅継
「打牌候補はですが、ピンズが高い南家が前巡に安全牌のを切っているのが気になります。親の現物のとの比較でを切るかな・・・。後手感が強いので、丁寧に進めたいですね。」
山田浩之
「対面にが切り遅れる可能性はあるが、後のツモに対応できるよう打。理想はトイツ落としのタンピン三色。」
★切り
浜上文吾
「345の三色狙いで打。はポンして打で捌きに行きます。」
藤島健二郎
「234と345の天秤ではなく、勝負手と捌き手の天秤という手牌。ここで234は見切る。はポンで打。」
」
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