日本プロ麻雀連盟何を切る？／何を切る？2012年11月 - 日本プロ麻雀連盟

Ａリーグと各リーグのプロに出題して、解答を比較し、
各リーグのプロがその一打を深く解説し、掘り下げていくコーナーである。

問題作成者：山田 浩之（六段）

東風戦道場ルール（一発、裏ドラ、カンドラ有り、赤無し）
東２局東家、ドラ七。　 色の濃くなった牌はツモ切りです。
Aリーグ

Bリーグ

Aリーググラフ
切り 14人、切り ９人、切り １人、切り １人、切り １人
Bリーググラフ
切り 12人、切り ９人、切り ３人、切り １人

Aリーグ回答

★切り
石渡正志　伊藤優孝　遠藤啓太　近藤久春　猿川真寿
柴田弘幸　白鳥翔　中村毅　二階堂亜樹　仁平宣明
前原雄大　山井弘　吉田直　四柳弘樹
・吉田直（ＡⅡ）
七対子や三暗刻など、縦のツモを見ながら打ちたいのでを切ります。
七対子を見るならを切ってドラ固定にしても悪くなさそうですが、ラス目のオーラスの親なので、
一応ドラ面子のイーペーコーも見ながらテンパイしたらドラも切ります。
★切り
荒正義　板川和俊　老月貴紀　勝又健志　黒沢咲
沢崎誠　瀬戸熊直樹　古川孝次　望月雅継
・古川孝次（AⅡ）
現在最下位でトップと31,300点差。トイツ形が多い牌姿。
ドラのの２枚持ちを生かして、トイトイ三暗刻ドラドラもしくは四暗刻を目指す。
途中、ドラが出ればポンしてトイトイドラ３でよしとする。
★切り
右田勇一郎
・右田勇一郎（AⅠ）
今回、東風戦のラス目の親なので打とします。他の打牌候補は、あたりでしょうか・・・・
これが東南戦の東４局ならば打とします。
不調な時に、ここからピンズ２メンツになるとは思えないので、
まだ南場があるならばリーチドラ１の手組みよりも、トイツ手を視野にいれた高打点狙いとします。
しかし、今回はオーラスなので七対子は見切ります。
打でなく打とするのは、マンズがカンチャンなのでツモ次第ではマンズをと払い、ソウズかピンズで２メンツを見るためです。
ツモでリャンメン２つできるだけでなく、ツモの時のソウズの形がよりも
の形の方が明らかに優れていると思います。
★切り
朝武雅晴
 

Bリーグ回答

★切り
明石定家　岩井健太　鈴木基芳　西岡慎泰　西川淳
西島一彦　藤島健二郎　藤原隆弘　麓征生　松崎良文
吉沢康次　吉田幸雄
★切り
相沢かおる　内川幸太郎　太田昌樹　上村慎太郎　佐々木寿人
須浦正裕　杉浦勘介　藤本哲也　三浦大輔
・杉浦勘介（BⅡ）
オーラス、ラス目の親番。真っ直ぐ攻めたいタテヨコ２シャンテンの手牌。
七対子の１シャンテンからのトイトイ変化など、タテ系の手役を視野に入れつつ、自然にドラのトイツを固定できるような形を想定する。
現段階ではメンゼンの速度にブレーキをかけないように、余剰牌候補を持たない構えとする。
★切り
斉藤桂史　齋藤等　滝沢和典
★切り
浜上文吾
・浜上文吾（BⅡ）
理想は四暗刻ですが、５６７の三色、七対子、三暗刻狙いで打。
次のツモでトイツ系の手になれば の順番で切っていきます。
、ツモには５６７の三色or三暗刻狙いで打。
オーラス、ラス目の親で細かく連荘するよりも、メンゼンで高打点を目指してリーチしたいです。