何を切る?fromロン2 2017年1月
2017年01月11日
このコーナーでは、オンライン麻雀「ロン2」の協力のもと、プロ雀士とロン2ユーザーの解答をグラフを使って比較していきたいと思います。
多くのプロより、丁寧な解説をいただきましたので、みなさんの雀力アップの参考にしていただければと思います。
問題提供:「ロン2」 作成:杉浦勘介
ロン2道場ルール (一発、裏ドラ、カンドラあり、赤なし)
南2局西家 (色の濃くなっている牌はツモ切りです)
プロ
切り・・・23人
切り・・・11人
切り・・・8人
切り・・・3人
ロン2ユーザー
切り・・・31.5%
切り・・・28.6%
切り・・・17.8%
切り・・・8.3%
切り・・・7.1%
切り・・・3.7%
切り・・・1.7%
切り・・・1.2%
プロ解答(50音順)
★切り
石渡正志
「トップ目で役牌暗刻のドラドラ。七対子にはせず、メンツ手志向で進めたい。他家の動向次第でのチーテンも視野に入れる。」
伊藤優孝
「七対子も有りだが、ここは素直に切りで良いのでは。」
魚谷侑未
「の方が薄いので、引きの待ちになるのを狙います。また、点数状況的にはチーします。」
岡部光輝
「タテを見るよりメンツ手として考える。はやや切りづらいが、トイツを落としていく。その後は、はポン、はチーでテンパイを取る。」
客野直
「ドラ対子のイーペーコーか三暗刻を目指す。」
清原継光
「自風が暗刻になったので、メンツ手メインで考えます。の二度受けが苦しそうなので、対子落としからの二度受けをメインに考えます。」
近藤久春
「七対子も見たいが、が暗刻になるようならメンツ手にせよとの指示のように思える。ドラはポンするが、は場に4枚くらいまでは動かない。」
櫻井秀樹
「の二度受けが厳しいので。」
沢崎誠
「南2局、3者の接戦という状況。七対子が目に入るが、と切り出しては七対子は無い!自風のが暗刻となり、役は完了。の同形をどう捌くかだが、との捨牌を見れば、受けの形が少し有利か?自分で打てば、で打となっているように思う。」
清水香織
「チーテンも考えて。」
白鳥翔
「が暗刻となり、動ける形になった。チーの3,900テンパイはもちろん、やも全部鳴いてテンパイに取る。」
武石絵里
「役牌が暗刻になったので、ドラドラを活かして5,200以上のアガリを目指します。」
ともたけ雅晴
「自風のが暗刻になったので、七対子は見切る。の二度受けは厳しいので、ソーズにアガリを見る。をツモってもツモ切りのテンパイ取らずで、ツモはヤミテン。ツモはリーチでツモり三暗刻の倍満狙い!」
二階堂亜樹
「七対子は見ない。引いてもテンパイ取らず。タテ引きはテンパイを取ってリーチ。」
林俊宏
「と打牌選択はいろいろだが、正直ソーズは選べないので、打。ドラとは鳴きます。は終盤まで鳴くのは我慢します。」
日吉辰哉
「3者が競っている状況、ドラドラのチャンス手はモノにしたい。ドラ表示牌も含めて3枚見えのは苦しいと考える。」
麓征生
「の方がたくさん残っていそうなので、イーペーコーなどを狙う。」
古橋崇志
「が3枚切れなので。はチーテン。」
前田直哉
「二度受けは厳しそうなので。」
松岡千晶
「何が出ても全部鳴きます。」
安村浩司
「の二度受けはチーテン。はツモ切る。」
山田浩之
「自風のが暗刻になったので、手なりで進める。二度受けは厳しいので、は仕掛ける。」
★切り
厚谷昇汰
「ロスになるのがそのものだけ。ドラは使い切りたい。河を見た感じよりが山に残ってそう。」
荒正義
「の並びシャンポンでもOK。ドラの二丁使い。」
内川幸太郎
「ドラを2枚使いたいので、の二度受けと、のポンテンに備えます。」
紺野真太郎
「ドラを使い切るため。は仕掛けます。」
仲田加南
「アガるだけなら切りが良いが、ホンイツ移行も見たい。なぜではなく切りとするかについては、やを切っている人がを持っていそうだから。」
中村毅
「役牌が暗刻になり、仕掛けもできる。先引きならに取り、先引きならヤミでも十分。」
HIRO柴田
「七対子は拒否。を引くようなら、ホンイツ渡りも視野に入れる。」
藤崎智
「ドラドラは固定してメンツ手にしたい。ピンズの引きによっては、七対子に戻したりホンイツも考えたい。」
藤島健二郎
「のポンテン、のチーテン含め、ドラの使い切りを前提とすると最もバランスの良い一打と考える。動ける手なので七対子よりも少し有利。」
前原雄大
「の待ちは悪いが、打点を求めて。のポンテンは取る。」
山井弘
「ドラのは使い切りたい。役牌が暗刻になったことで、柔軟に仕掛けもできるようになった。とはポン。終盤であれば、ソーズの仕掛けやのチーも有り。」
★切り
斉藤等
「七対子、トイトイ、四暗刻狙い。の対子切りに出ても、万一を引いたらドラ切りになる。また、やを切り出しても、待ちはあまり良くない。」
西川淳
「役ができて仕掛けられるようになったので、3,900で良いならを切るが、どの道アガリが簡単ではない局なので、打点をMAXに。」
福光聖雄
「やの最終形があまり強くなさそう。テンパイはしづらいが、七対子本線。前巡ののところで、を切りたい。」
藤岡良一
「ドラ周りのの二度受けでアガリを取ろうなんて無理筋。場がややトイツ場のため、を切り、タテの変化を見る。はいかにも山にいそうな牌で、意外と早くテンパイする。」
古川孝次
「七対子を視野に入れ、トイトイ三暗刻、もしくは四暗刻。」
望月雅継
「普通はなのかな?って思うけど・・・を引いたってことは、そういうことなのかと。でもやっぱりアガリたい人はを切れば良いと思いますが、自分は夢を見たいかも。」
森下剛任
「が良さそう。七対子を見ながら、四暗刻まで見る。」
吉田直
「MAXの四暗刻を見るのでを切る。その後のツモで七対子やリャンペーコー、仕掛けてのトイトイなど、相手の速度と場況に合わせて変えていく。」
★切り
斉藤理絵
「ドラを使い切って、仕掛けも考える。」
仁平宣明
「西家でなければ切りを推奨したいのですが、仕掛けてもOKの形にする。は動くが、それ以外は動かない。」
美波智子
「は薄そうだけど、は使い切りたいので、ソーズを外します。」
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