何を切る?/何を切る?fromロン2 2013年4月
2013年04月03日
みなさんこんにちは。引き続き何切るを担当させていただくことになりました山田浩之です。
今月から少し趣向を変えて、オンライン麻雀「ロン2」の協力のもと、プロとユーザーの回答をグラフを使って
比較していきたいと思います。
解説をより多くのプロにもらいましたので、プロが何を考えて打牌を選択したのか、みなさんの雀力アップの参考にしてください。
問題提供:「ロン2」
ロン2道場ルール(一発、裏ドラ、カンドラあり、赤なし)
東1局東家(色の濃くなっている牌はツモ切りです)
プロ
ロン2ユーザー
プロ
切り23人、切り5人、切り5人、切り2人、切り1人、切り1人
ロン2ユーザー
切り43.3%、切り21.2%、切り15.7%、切り9.1%、切り6.3%、切り2.8%
切り0.8%、切り0.6%、切り0.2%
プロ回答
★切り
荒正義
ピンズが伸びれば、はずし。メンタンピン狙い。
安東裕允
この時点では、ピンフ形を目指します。
ツモ次第では、456もしくは678の三色となるので七対子は見切ります。
井出一寛
東1局、全員の捨て牌に変なところはなし。タンピンを目指し、手広く構える。
456、678の三色は自然とよった方にするが、無理には狙わない。仕掛けは考えない。
伊藤優孝
七対子は見切って、456、678のタンピン三色やピンズを伸ばしてタンピンイーペーコー狙い。
魚谷侑未
形としては––が2度受けに、ソーズがとまだ好形とは言えないので、ピンズのは外したくありません。一度様子見の打として、どこが伸びるか見てからメンツ候補を確定したいです。
内川幸太郎
マンズの2度引きは嫌ですが、ピンフ手組みでを切ります。ピンズの伸びを期待しつつ、を先に引いての678が見えない限り、を外してメンタンピンで行きたいです。
勝又健志
ストレートに打つならだが、ロスがの2枚ならば、決め手となるタンピンイーペーコーや三色を狙った打がベストな選択であると思う。
小島武夫
456、678のタンピン三色狙い。
近藤久晴
変則的な切りをしている人もいなく、三色をのがす事なく手広く構える。
猿川真寿
456、678の両テンビンに受ける。七対子2シャンテンだが、内に牌が寄っているので見ない。
次にピンズを引いたら、落としでメンタンピンを目指す。
嶋村泰之
456と678の三色を見つつ、横に広く打。ピンズが伸びれば外し。
引きは打で1シャンテンに取る。他家もタンピン系の捨て牌なのでタンヤオ七対子は見ない。
白鳥翔
これだけ横に伸びそうな手材料が揃っていれば七対子は考えません。
456、678の三色を見つつタンピン形でのリーチといきたいです。
高沢智
手役としては、456と678の三色を狙いたいと思います。ピンズのくっつきでどちらかを選びたい。
他家の切りは変則的ではなく、ごく普通の切りなのでアガリに向かう。
中村慎吾
456と678の三色の目を残しつつメンタンピン形を狙う。
引きなら打で素直に手を進めつつ、手変わりを待つ。
奈良圭純
まだはっきりと場況が読めないので、瞬間裏目の少ない切りとします。
東1局なので三色を深追いせず手なりで。
西川淳
456の三色をメインにマンズ、ソーズ1メンツ、ピンズ2メンツ構想。したがっては先に埋まらない限り払うつもりです。あまり好形ではないので、先行されたらオリる気持ちが強いです。
仁平宣明
親番とはいえ、軽い仕掛けはしたくありません。この後ピンズが伸びるようなら、マンズのを払ってタンピン最高三色を見ながら手を進めたいと思います。678は先にを引かない限り狙わないと思います。
藤崎智
456、678の三色と七対子のうちどれかをあきらめなければならないので七対子はいったん見切ります。
前原雄大
この時点で見るべきは三色であり、横形だろう。456、678を視野に打つべき局面と見る。
ならば打が保留の一打だろう。
ソーズ部分は触れないことからも、消去法で打よりも現時点では勝っているように思う。
望月雅継
形が決まらない為、ターツ選択が出来る構えにしておくのがいいかと。456~678までの三色を追える準備だけはしておくが、それほど深追いは出来ないのでは。柔軟に構えて次のツモに方向性を聞きたいです。
森山茂和
七対子は見ず、ピンフ形を見る。ピンズの形を活かして456、678のタンピン三色を狙う。
安田麻里菜
タンピン三色の両テンビン。
吉田直
456、678のタンピン三色を見て。
★切り
沢崎誠
マンズ2メンツ、ソーズ1メンツ1雀頭、ピンズ1メンツ。
瀬戸熊直樹
七対子はこの形では見ません。456、678の三色を見つつ、ピンフのテンパイを狙います。
滝沢和典
親番という事もあり、シンプルに構えて、456、678の三色への変化を期待。
ダンプ大橋
七対子を見るには内によりすぎているので、シュンツ手を見ます。すでにターツは足りているので、ピンズを払って手広い形に。をツモらない限りは勝負手としますが、先にをツモったら無理はしません。
堀内正人
一発、裏ドラありのルールで親番中。真っ直ぐ手を組んで打とします。
ピンズを浮かせれば、タンピンイーペーコーが見えますがスピード優先。はチーします。
★切り
石渡正志
ツモ次第ではタンヤオ、ピンフ三色、イーペーコー、七対子どれでも狙えそう。
とりあえず、の受け入れを断つ打を選ぶ。
柴田弘幸
456狙いのが多そうだが、タンヤオから入りたいので打とする。
のトイツが気持ち悪いので、ドラの引きや中張牌の重なりがあればトイツ手を見たい。
朝武雅晴
タンヤオを確定させて、三色なら456と七対子も考えてドラ表示牌のを打たないですむように手を進める。
浜上文吾
456、678の三色、七対子と悩みますが、ツモでピンフのみになるのを拒否する打とします。
456の三色と七対子で、少しでも打点を上げたいです。
山井弘
タンヤオを確定させたい。
456、567狙いでタンピンイーペーコーなども見つつ。仕掛けは考えない。
★切り
灘麻太郎
七対子はあきらめ、567、678の三色とタンピン狙い。
平田孝章
ドラそばで早く処理したい。678の三色にしぼって手作りして行きたい。
★切り
古川孝次
目指す手役は678のタンピン三色。東1局ということもあって、まずはツモの具合をおしはかってみる。
もう1つトイツができれば、タンヤオ七対子。この2つを考えながら手作りする。
★切り
和久津晶
が嬉しくないので、678はあきらめて456と七対子を見ます。
マンズが高く、がトイツなのでから切ります。
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