日本プロ麻雀連盟何を切る？／何を切る？fromロン２ 2013年6月 - 日本プロ麻雀連盟

みなさん、こんにちは。今月より『何を切る？fromロン２』を担当させていただくことになりました、
杉浦勘介です。よろしくお願いします。
このコーナーでは、オンライン麻雀「ロン２」の協力のもと、プロ雀士とロン２ユーザーの解答をグラフを使って比較していきたいと思います。
多くのプロより、丁寧な解説をいただきましたので、みなさんの雀力アップの参考にしていただければと思います。
問題提供：「ロン２」

ロン２道場ルール（一発、裏ドラ、カンドラあり、赤なし）
東３局１本場東家（色の濃くなっている牌はツモ切りです）
プロ

ロン２ユーザー

プロ
切り・・・２５人　切り・・・２４人　切り・・・８人　切り・・・６人　切り・・・２人　切り・・・１人　切り・・・１人
ロン２ユーザー
切り・・・32.8％　切り・・・18.2％　切り・・・18.2％　切り・・・17.8％　切り・・・5.3％　切り・・・4.9％　切り・・・1.2％　切り・・・0.8％　切り・・・0.4％　切り・・・0.4％
 
プロ解答(50音順)
★切り
赤司美奈子
「素直に１シャンテンに取りたい。」
荒正義
「ソーズが伸びたら一通へ。」
石渡正志
「三色より一通、ピンフ狙いが良いと思います。」
和泉由希子
「一応、一通を見つつ、カンが入ったらリーチ。」
伊藤優孝
「素直に１シャンテンに取っておくが、狙いは一通に的を絞る。」
内川幸太郎
「現在３着目ですが、親が２回残っていますし、前巡にドラも切っているので、ここは親落としをテーマにスピードを優先させます。–ツモは切りでテンパイ取らず。カンが埋まったらヤミテン。
ソーズの一通の時のみリーチと行きます。」
内田美乃里
「一通を見て。–を先に引いたら切り。ソーズには手をかけず、を引いた時のみ切りにします。」
大川哲哉
「三色にはこだわらず、素直に１シャンテンに受ける。カンのテンパイは取らないようにする。」
太田昌樹
「ドラまで切っているのでスピード重視で１シャンテンとします。三色狙いとの比較では好形の残る一通狙いを優先。」
近藤久春
「一通狙い。を引いたらヤミテンに。」
紺野真太郎
「東場なので素直に１シャンテンに取り、を引けばピンフ、ソーズが伸びれば一通へ。–先引きは切りのテンパイ取らず。」
佐々木寿人
「１シャンテンに取りつつ、一通への渡りを見る。ツモはリーチ。ツモ–はテンパイ取らずの打とする。」
猿川真寿
「多少の点数差はあるが、まだ先は長く、一発裏ドラありということもあるので１シャンテンは崩したくない。マンズの下はいい待ちになりそうですが、切りとして、スピードと一通を見ていきたい。」
柴田弘幸
「が埋まらなかったら、を切ってソーズの横も見る。」
瀬戸熊直樹
「まだ東場ということもあり、状況的に無理に手役は追わない。ソーズが伸びた場合は落とし、–を引いた場合は状況により打かテンパイ取りの選択をする。」
刀川昌浩
「が入れば即リーチで先制、もしくはソーズが伸びての一通。どちらも先手でリーチを打つ。」
西川淳
「、限定の三色同順は見切り、ダイレクトのテンパイとソーズの伸びに期待する。まだ４巡目なので断定はしないが、北家の切り、リャンメンテンパイの–待ちなど雰囲気が良くないので、ヤミテンを選択する可能性が高いです。」
樋口新
「ダイレクト引きで即リーチ。ソーズが伸びれば一通も見る。」
平岡理恵
「２３４の三色を見るのであれば他で雀頭を作らなければならないので、三色は見切ってソーズの伸びを見たい。一通の可能性があるので、–が入れば打とし、とソーズのくっつきの両天秤にする。」
藤原隆弘
「１シャンテンはキープし、引きならピンフのヤミテンで捌く。やを引いた時だけピンズを外してメンピン一通狙い。」
堀内正人
「１シャンテンをキープしつつソーズの変化を見る。かを雀頭にできても三色は確定していないので一通へ。ツモなら即リーチ、–ツモなら打でテンパイ外し、中巡以降で他家に動きがなければカンの1,300点でのリーチもありえます。」
三戸亮祐
「ダイレクトにを入れたらリーチを打つが、–は先に入るかソーズの伸びで一通を見る。一発、裏ありなら無理に三色は見ない。」
安田麻里菜
「ソーズの伸びに期待。」
山井弘
「一通は落としたくないのでソーズには手をかけない。状態が良くないので、無理に複数の手役は狙わず、ここでは三色を見切って１シャンテンをキープしたい。」
四柳弘樹
「２３４の三色よりはソーズの一通を本線に考えます。ソーズの伸びを見て雀頭固定の打とします。先にを引いたら素直にピンフで良しとします。」
 
★切り
井出一寛
「三色を狙うには切りをする必要あり。東場の南家でもあり、確実にアガリ親を持ってきたい。一発、裏ありのルールなのでリャンメン以上はリーチ。できれば一通に。」
岡田茂
「一通を狙いたい。親落としが本線。」
長内真実
「２３４の三色も見たいのですがフラットにテンパイ、うまくいけば一通を見ながら打ちます。」
勝又健志
「三色よりも一通が狙い。一発、裏ありならば、好形を作ってリーチに行きたい。」
河井保国
「点数的にソーズの一通を目指す。」
北野由実
「メンツオーバーかつ愚形があるので、２３４の三色は見切る。一通を見つつ、基本的には手なりで進めるために、ピンズのカンチャンを外していく。」
黒沢咲
「三色が見えるが、ドラも切ってしまっているので、打点よりアガリやすさ優先で手を進めたい。この局は軽くアガって、親番での大爆発を目指す。」
沢崎誠
「三色は見切って、ソーズが伸びての一通狙いとする。引きのピンフ手を残すため切り。」
白河雪菜
「ソーズの一通を見ながらピンフ系に。」
白鳥翔
「まだ巡目が早いので、柔らかく構える。２３４は追わない。」
滝沢和典
「ピンフ、一通。三色は見切る。」
ダンプ大橋
「２３４にするならのターツを切らないといけないので三色は見切ります。ピンフか一通になればいいなと思います。」
朝武雅晴
「マンズが埋まっての役なしテンパイには取りたくないので。」
中村慎吾
「２３４の三色は見切り柔軟にピンフ系に構える。狙うはソーズの一通。」
中山奈々美
「２３４も見えるが一を引くと悲しいのでピンズを嫌ってソーズを伸ばす。良形と一通を目指しての一打です。」
奈良圭純
「三色を狙うと手牌が窮屈になりそう。本線はピンフ。」
仁平宣明
「ソーズは横に伸びそうなので手をかけられない。三色と一通を見ての切りや切りは、やりすぎの感がするので、重いピンズを外す。基本的にはヤミテンでアガリ、親を迎えたい。一通になればリーチ。」
藤崎智
「手広く受けて三色は見切ります。」
前原雄大
「持ち点が示すように大役を狙うべき局面ではないと見る。ならば打点にこだわらず、良い親番を迎えるべきと考える。」
右田勇一郎
「ピンフ狙いの手なりで進めてもいけるため、一通狙い。ひねった手順になりそうなので、２３４は狙わない。」
宮内こずえ
「ソーズの一通を見るので、ソーズには手をかけません。２３４の三色が見えますが、その場合雀頭をに求めなくてはいけないので、ここで見切ります。」
山田浩之
「２３４の三色をあきらめ、ソーズの好形を活かして一通狙いに切り替える。とすると、切りの１シャンテンキープも有力だが、カンの役なしテンパイはどうせ取らないのだから、後に強い形を残す２シャンテン戻しの切り。からではないのは、ツモで切りの１シャンテンに取るため。」
優木美智
「２３４の三色を見切ることになるし、シャンテン数も落とすことになりますが、最終的なアガリやすさと一通を見て、リーチのかけやすい形にしたいです。まだ２回親番も残っているので。」
和久津晶
「まだ巡目は早いがピンズが一番重くリャンメンではない。２３４に見えるが雀頭がなく、３４５や一通も見えなくはない。」
 
★切り
蒼井ゆりか
「まだ巡目が早いので、一通と三色を見て。」
井出康平
「三色、一通など手役を追いたいが、どこも横の裏目が嫌なので。」
浜上文吾
「２３４の三色、ソーズの一通を見て雀頭を固定しない打。ギリギリまで手役の可能性を追います。」
古川孝次
「ドラを切った状況の中で、２３４の三色を狙えるか微妙な牌姿。とりあえずを１枚外す。もう１つの狙いはソーズの一通。」
望月雅継
「スピードよりも大きく構えて手役をこぼさないように。役ありテンパイ以外は取らないつもりで。」
吉田直
「２３４の三色と一通を狙う。」
王政芳
「点数が欲しい局面で三色か一通しか狙いません。」
 
★切り
岩井健太
「前巡にドラ切りしたので最速を目指す。入れば即リーチ。–引きで切り。」
大庭三四郎
「１シャンテンに受けつつ、を引いたら三色を見てを切る。を引いてもを切って手広く受ける。」
小車祥
「一通は不確定すぎるので見ません。が重なった場合のみ三色を追いますが、先にを重ねるようならスピード重視でピンズを雀頭固定します。」
童瞳
「２３４の三色を見つつ、シャンテン数を落とさない。」
福光聖雄
「一通の裏目となるツモはタンヤオに変わるので一通は見切る。から引かない限りは、三色にも固執しない。」
吉田幸雄
「三色に固定してツモ切り。一通は難しそう。」
 
★切り
こごまさとし
「２３４の三色よりピンフ、一通を狙います。三色のテンパイはカン待ち、または–待ちになると思うが、リャンメンの–待ちになりにくいのでは。」
中村毅
「三色よりも一通を見る。まだ親もあるので平たく行く。」
 
★切り
老月貴紀
「–を引いてテンパイしてもつまらないし、ソーズの一通や２３４の変化も見て。」
 
★切り
ジェン
「三色を見ながら。いろいろな手替わりもある。」