何を切る?/何を切る?fromロン2 2013年8月
2013年08月14日
このコーナーでは、オンライン麻雀「ロン2」の協力のもと、プロ雀士とロン2ユーザーの解答をグラフを使って比較していきたいと思います。
多くのプロより、丁寧な解説をいただきましたので、みなさんの雀力アップの参考にしていただければと思います。
問題提供:「ロン2」 作成:杉浦勘介
ロン2道場ルール (一発、裏ドラ、カンドラあり、赤なし)
東4局北家 (色の濃くなっている牌はツモ切りです)
プロ
ロン2ユーザー
プロ
切り・・・38人 切り・・・13人 切り・・・9人 切り・・・2人 切り・・・2人
ロン2ユーザー
切り・・・59.0% 切り・・・15.9% 切り・・・10.3% 切り・・・9.3% 切り・・・3.0% 切り・・・1.4% 切り・・・0.7% 切り・・・0.2% 切り・・・0.2%
★切り
蒼井ゆりか
「ターツオーバーしているので。理想は123か234のピンフ三色に仕上げたいです。」
赤司美奈子
「高打点を狙いたいから。」
荒正義
「メンゼンで、最高形としてはメンタンピン三色狙い。ピンフドラ1でもリーチを打つ。」
石渡正志
「いまだピンフも三色も確定していない2シャンテン形。ゆえに打として形を拡げてみたい。」
和泉由希子
「最高形はメンタンピン三色。それが無理でもいろいろ対応できる形にしたいから。」
岩井健太
「ピンフ形で。」
内川幸太郎
「これだけの良形が揃っているので、ピンフ三色を本線にメンゼンで仕上げます。」
太田昌樹
「タンピン234三色が理想形ですが、崩れる可能性も十分にあるので万能な形を残したい。」
長内真実
「トップ狙いのために、最低でも満貫はほしいので、メンタンピンツモ三色を目指します。」
黒沢咲
「せっかくのチャンス手。の行方に左右されるのは嫌なので(仕掛ける気なし)、トイツ落としをしてメンゼンで手作りします。」
紺野真太郎
「に頼ることはせず、落としてのタンピン三色を考える。結果メンピンドラ1でもOK。」
佐々木寿人
「最もロスがない切り。234のタンピン三色やドラの重なりからのピンフリーチを見て。」
沢崎誠
「123、234、ドラ引きの雀頭をイメージして、不要のを1枚外す。」
ジェン
「を切ってメンピンドラ1もしくはタンピン三色を目指したい。」
ジャガー真鍋
「最高形のタンピン三色を見て。を切るとリーチドラ1で終わってしまう可能性があるので、切りの方が夢がある。」
童瞳
「タンピン三色を見てメンゼンで。ターツオーバーのため落とし。」
中村毅
「234のタンピン三色を本線に構える。」
西岡慎泰
「ターツオーバーで形が決まっていないため、最高打点を目指してに頼らない。」
西川淳
「とりあえず最高形のタンピン三色を目指すが、その後の牌の偏りやドラ引きに備えて受け選択を柔軟にしたいため、は残しておきたい。」
西山あみ
「リャンメンターツの選択が難しいので。打点的にもドラターツ含みのピンフ形に仕上げたい。」
仁平宣明
「を残し、仕掛けを視野に入れての手組みにはしたくない。最高形としてタンピン三色の跳満まで狙いつつ、いずれにしてもメンゼンでリーチ。」
浜上文吾
「123、234の三色狙い。仕掛けを考えずにメンゼンで手を進めるために切りです。」
羽山真生
「局面と点数状況から手広い打とします。親にを鳴かれたら受けながら攻めるのは難しい形ですが、この状況なら攻めに比重を置きます。」
樋口新
「234の三色を見ながら大きく構える。」
平岡理恵
「を切りピンフ形にして234の三色(もしくは123)を狙いたい。メンタンピン三色ドラ1の跳満を目指すのにが不要なので。」
藤島健二郎
「の雀頭を想定した123、234の両てんびんより、厚く構えた対応の手組み。万が一、を鳴かれても押し返せそう。」
藤本哲也
「、引きの最高形を逃さない。」
前原雄大
「打がこの先の局面に対応しやすいから。理想はメンタンピン三色。」
松崎良文
「瞬間が1枚遊び牌となるが、234タンピン三色を理想形にピンフ手として手広く。」
宮内こずえ
「下の三色を見て、ピンフも付くようにを切ります。」
室伏理麻
「ターツ選択の局面となった。微差ではあるがラス目なので、を鳴いての2,000点で南入してしまうのは腰が軽すぎる。素直にを落として、ドラ含みのタンピン形の手作りをしながら巻き返しを狙う。」
望月雅継
「鳴かれる覚悟を持って打。遊び牌を持ちたくないので、次巡が岐路となる。アクションを受けたらすぐに受けるつもりで。」
安田麻里菜
「ピンフ三色狙い。一発、裏ドラもあるルールなので。」
山井弘
「タンピン三色狙い。仕掛けたくないし、他のターツを払うとロスが痛い。打のロスはだけなので。」
山口大和
「ターツオーバーの手で素直に打とする。ドラが雀頭になるか、三色になれば勝負手。が親などに動かれたりした場合、受けも考えて手を進めます(体勢は判断しにくいが、持ち持ちのを動かれるという悪い流れを考えて)。」
優木美智
「タンヤオになる可能性は少ないですが、タンピン三色もしくは123のピンフ三色を目指したいです。は鳴けても安くなるし、持ってきた場合もいたしかたなしと考えます。」
四柳弘樹
「123と234の三色を見ながら、最低でもメンピンドラ1にしたい手だと思う。」
和久津晶
「字が重いのと、–が良く見えるのと、ドラの重なり、ピンフ三色、全ての可能性を残して。」
★切り
伊藤優孝
「跳満、倍満が必要ならば外しだと思うが、ここは三色とTを見て外しとしましょう。」
勝又健志
「三色を狙いながら手なりで。」
猿川真寿
「三色は一応残す。の1枚目は鳴かない。比較的真っ直ぐ行くと思う。」
須浦正裕
「切りで鳴かれたくない。ソーズ以外が先に埋まった場合、完全1シャンテンに構えられるので。」
ダンプ大橋
「が2枚切れているし、打は一手遅れるのと、打はさすがに狭すぎるので。」
奈良圭純
「を親に鳴かれた場合、絞りながらアガリに向かうのは難しくなりそうなので。ピンフはなくなりますが、123か234の三色で打点もある程度見込めます。」
藤井すみれ
「123か234を目指して打とします。が2枚切れなのでターツを外しつつ、が重なれば状況によりピンフに行きます。」
藤崎智
「三色目は残しつつ手なりで。の2枚目は仕掛けも考えながらの進行にします。」
藤原隆弘
「東4局で1人沈みということはあまり良い状態ではないので、タンピン三色は狙わない。1枚目のも鳴かずに、手なりで123や234の三色が決まればよし。後手を踏んだらオリるかな。」
右田勇一郎
「が2枚打たれたので。(親に対しての)ダブ東は切れない。」
山田浩之
「123、234を見ながら自然に打つ。」
吉田幸雄
「123か234の三色狙い。切りはちょっと遅くなりすぎるかな。」
王政芳
「234の三色は捨てず、の鳴きも考えて。」
★切り
魚谷侑未
「と123、234の全てを見て。どれにもならなくてもリーチドラ1のリャンメン以上でリーチが打てそうなので。」
老月貴紀
「下の三色狙い。ドラが重なったら、ポンの仕掛けも視野に入れる。」
澤村明日華
「ターツオーバーなので三色目も残してを外します。が親の現物なので七から。」
白鳥翔
「123、234を見て。の払いは最もノーマルな一打だと思います。一応親の現物を残してから。」
瀬戸熊直樹
「この点棒状況下では何を切っても裏目を引きそうだが、234を本線にメンゼンテンパイを目指す。もう少し悪い状況ならを切りたい。のポンテンは取るが、ポンして1シャンテンの形は鳴かない。」
滝沢和典
「メンツオーバーなので、三色にかからないターツを外す。親の現物を残してから。」
仲田加南
「123か234を目指しつつ、2枚目のでポンテンなら2,000点も有り。」
福光聖雄
「123、234の三色の雀頭としてを残す。やむを得ず終盤にのポンテンを取るかもしれないが、基本はメンゼンの構え。」
古川孝次
「照準は123か234の三色だが、の2枚目が出たら鳴いて2,000点でもよい。状況的には受け気味に打つ。」
★切り
安東裕允
「123、234を狙える状況にて、ピンフとタンヤオの渡りでを落としたいが、この状況で親または他家に仕掛けが入ると不利だと考えました。外しは今後捌きを入れる際に遅れを取るので、今の手格好で十分と思います。」
河井保国
「123、234の三色を見て。」
★切り
近藤久春
「最高形タンピン三色を見ながら進める。早めにが暗刻になれば切り。が出ても動かない。」
柴田弘幸
「ととで悩みました。切りとして手が進んだ後にが余るのが嫌なのと、で受けが効けばいいかなと。」
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