対局番組レポート

2022AKRacing杯予選A卓レポート

【2022 AKRacing杯 予選A卓からは白鳥翔が決勝進出!】

【AKRacing杯とは?】

AKRacing杯は、日本プロ麻雀連盟オフィシャルサプライヤーであるAKRacingがスポンサーとなり開催される大会。
プロ連盟のトッププロ16名が出場し、2回戦で1位のみが勝ち上がりのトーナメントを行う。決勝も2回戦で優勝者を決める。賞金総額は100万円、優勝者には副賞としてAKRacingの椅子が贈られる。

今大会は順位点無しの赤ありルール。1回戦終了時に席替えがあるが、ポイントは持ち越しなので実質一荘戦のような素点勝負のシステム。トータル1位のみが決勝進出となる。

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予選A卓 対局者

滝沢和典
前田直哉
白鳥翔
瀬戸熊直樹

【1回戦】

起家から、滝沢・前田・白鳥・瀬戸熊。

東2局の親番で大物手をアガったのは前田直哉。ドラの白をポンしてペン三索の12,000。

 

 

しかし1本場では滝沢和典が満貫ツモ。すぐに前田に並ぶと

 

 

南2局には発ドラドラ。白鳥から5,200は5,500(+2,000)。

 

 

南3局では瀬戸熊の宣言牌六索ロンで3,900。
滝沢が1回戦のトップを取る。

【2回戦】

起家から、瀬戸熊・前田・白鳥・滝沢。

1回戦ラスの白鳥が東2局にリーチ。赤五筒をツモって裏ドラ2枚で満貫を決めると

 

 

南1局1本場には8,300(+1,000)のアガリで36,200点持ちとなり、トップ目滝沢への挑戦権を得る。

南2局も瀬戸熊から先制リーチが入り、白鳥は赤五索をポンして応戦するが

 

 

瀬戸熊の高め八筒を喰い取って8,000の放銃。

南3局1本場。前田は打点が必要。道中567三色が見えたのもあり、カン六筒固定の手順を踏みリーチに漕ぎ着けるが、残念ながらドラは純カラ。

 

 

そこに親番白鳥が追っかけリーチを打ち、前田から12,300のアガリ。白鳥がトータル首位でオーラスを迎える。

オーラス1本場。アガリトップの白鳥が五筒八筒リーチ。

 

 

ノーテンに出来ない滝沢が1シャンテンをめいっぱいに構えて五筒切りとして勝負あり。

予選A卓からは白鳥翔が決勝進出を決めた。

 

 

2022 AKRacing杯 予選B卓は
2022/9/2(金) 18:00

二階堂亜樹
和久津晶
高宮まり(前回優勝)
岡田紗佳

解説 魚谷侑未
実況 松田彩花

 

 

(文・吾妻さおり)