2022AKRacing杯予選C卓レポート
2022年09月11日
<驚愕の勝負強さ!2022 AKRacing杯予選C卓は伊達朱里紗が逆転で決勝進出>
2022 AKRacing杯も予選3戦目。白鳥翔・和久津晶に続く決勝進出は誰になるのか?
予選C卓は二階堂瑠美・魚谷侑未・東城りお・伊達朱里紗の4選手による対戦となった。
このC卓は終始魚谷が先行する試合展開になった。
1回戦東2局。魚谷は瑠美から5,800をアガると、続く1本場には赤2枚を含む三色かドラかのリーチをかけ、ドラのをツモアガリ、4,000は4,100オール。
そして南2局の親番でも、リーチ・タンヤオ・ピンフの待ちを一発でツモ。
4,000オールで大きく抜け出しにかかる。しかし、1人しか決勝に進めないこの予選。他の選手も黙ってはいない。
南2局1本場。メンゼンホンイツ・ドラ待ちのテンパイを東城が入れると、魚谷から出たテンパイ打牌でとらえ、8,000は8,300。
続く南3局は東城の先行リーチに伊達がホンイツ・七対子の待ちで追いかけリーチをかけ、東城から出アガリ(裏ドラで16,000)。
魚谷→瑠美→伊達→東城の順で1回戦を終え、2回戦に入る。
その2回戦。大きなヤマは南1局に訪れた。
伊達のツモ切りリーチを皮切りに、瑠美・東城が追いかける。
3人リーチに囲まれた魚谷は掴んだを切ると
親の瑠美からロンの声。裏ドラが2枚乗って12,000のアガリ。
これで試合の行方が混沌とする。
ここから抜け出したのは魚谷。
南3局2本場に、連荘必須の東城からホンイツ・イーペーコー・赤の8,000は8,600。
2位の伊達に倍満ツモ、3・4位の瑠美・東城に三倍満ツモ条件をつきつける。
ただ、南4局。
このドラも赤もなかった伊達の配牌にドラが来て、が来て、が来て、12巡目にツモなら一発または裏ドラ1枚条件の待ちリーチ。
そして残りツモ2回でをツモ。
必須の裏ドラ1枚を乗せて4,000・8,000。
逃げ切りを図った魚谷を終局寸前で捕らえ、決勝進出を決めた。
2022 AKRacing杯予選D卓は9/9(金)18:00~
藤崎智
萩原聖人
HIRO柴田
日吉辰哉
解説:白鳥翔
実況:松田彩花
(文:梅中悠介)
カテゴリ:対局番組レポート