天空麻雀21 男性大会レポート 吉田 直
2020年02月21日
鳳凰位になりやっと呼んでいただけた第21回天空麻雀。
第1回大会からパソコンで採譜を取っていて、いつかはあの舞台に立ちたいと思っていたので、このチャンスに懸ける思いは非常に強かった。
予選A卓
起家から荒正義、伊藤優孝、灘麻太郎、森山茂和
東1局、親の荒は南家の灘の仕掛けに丁寧に回り1人テンパイの次局、伊藤のリーチに追いかけリーチを打ち4,100オールをアガると、そのまま加点していき、東場で点棒を60,000点近くまで稼ぎ頭一つ抜け出す。
森山は得意の高打点を作りリーチを打つも、アガリに結びつかず終始苦しい展開。
オーラスを迎え
荒50,500
灘40,700
伊藤31,900
森山▲3,100
森山が最後に意地を見せ、灘から親満をアガるも次局、伊藤がアガリ終局。
決勝には荒が、準決勝に灘、伊藤が進出。
予選B卓
起家から内川幸太郎、吉田直、滝沢和典、佐々木寿人
佐々木、滝沢、内川がそれぞれ高打点を決め加点して行き、吉田が1人取り残される。
オーラスを迎え三つ巴の中、最後は滝沢がアガリトップで決勝進出。佐々木、内川が準決勝に進出。
私はノーホーラーで終わってしまい何も爪痕を残せなかった。次回呼んでもらえる機会があったら必ず優勝しようと心に誓った。
準決勝
起家から佐々木寿人、伊藤優孝、内川幸太郎、灘麻太郎
親の佐々木が東1局に親満2発をアガリリードを広げる中、凄く印象深かった東2局。
東2局ドラ 親伊藤
内川
ポン ポン
伊藤
南家の内川がソウズの一色手の仕掛けを入れ目立っているので、親の伊藤は5,800をヤミテンに構える。
内川に切りづらいを引いて、打、を引いて、を引いては勝負に行く。
そしてハイテイでをツモり4,000オール。内川に対応しながら、最後はしっかりを勝負に行きツモアガる見事なアガリ。
南4局ドラ 親灘
佐々木45,700
伊藤37,100
内川26,700
灘10,500
親の灘がポンテンを入れた直後、跳満条件の内川もテンパイを入れリーチ。
灘
ポン
内川リーチ
伊藤
しかしヤミテンに構えていた伊藤が、をツモり決勝には佐々木、伊藤が進出することとなった。
決勝1回戦
起家から伊藤優孝、滝沢和典、荒正義、佐々木寿人
荒、伊藤のレジェンド2人に、もう若手ではなく中堅の佐々木、滝沢の対決。
東1局ドラ 親伊藤
まずは滝沢が先制リーチ。
リーチ
そこに伊藤が親で追っかけリーチ。
なんとがフリテンだが短期決戦ということもあり勝負に行ったのだろう。
しかし滝沢がをツモり裏がで満貫ツモ。
東2局ドラ 親滝沢
滝沢の親番で佐々木が第一打のから仕掛ける。
暗カン ポン ポン
荒が暗カンとみんなバチバチモード。新ドラがと。
佐々木は、に、リンシャンからを引きトイトイ変化。伊藤からで満貫のアガリ。
開局から短期決戦を熟知している4名の激しい戦い。
とても見応えがあるので、この後は是非放送をご覧いただきたい。
再放送日程
#8(最終回):男性プロ決勝第2戦
22(土)9:30-
27(木)13:00-
カテゴリ:対局番組レポート