天空麻雀23女性大会レポート 伊達朱里紗
2022年02月07日
みなさまこんにちは!伊達朱里紗です。
この度初めて天空麻雀に出演させて頂くことになりました。
A卓に魚谷侑未、二階堂亜樹、高宮まり、伊達朱里紗。
B卓に黒沢咲、宮内こずえ、岡田紗佳、川原舞子。
実は番組の収録前、岡田さんに「初参加の人はもうずーっと予選を突破してないんだよ」と、なんとも不吉なジンクスを聞かされておりました(汗)
今回で言うと、初参加は私伊達朱里紗と、第15期女流桜花の川原舞子さん。
なんとかこのジンクスを突破したかったのですが…
A卓オーラスを2番手で迎えた私は、親番の魚谷さんのリーチと亜樹さんの押し返しになすすべなく…
A卓は高宮さんと亜樹さんの勝ち上がりとなりました。
2人抜けのルールは先にリードしていても、どこかで戦わないとどうしても捲られてしまうんだなあと強く反省した半荘となりました。
さらにB卓は宮内さんと岡田さんの勝ち上がり。
川原さんは後方から上位陣をかなり追い込みましたが、初参加の人が予選を突破出来ないというジンクスは破られないままとなりました。
そして決勝戦。
起家から高宮まり、二階堂亜樹、岡田紗佳、宮内こずえというカードです。
東1局。
亜樹がカンチャンから引き入れてのリーチ・赤、をツモって裏ドラがで2,000・4,000の好スタートとなりました。
ツモ ドラ
東2局。
岡田が先制リーチのリーチ・赤・ドラ。
ツモ ドラ
そこに親の亜樹が無筋の、をプッシュし追っかけリーチに出ます。
ツモ
カン待ちですが、は岡田に暗刻。
山に1枚あったものの、結果は岡田がをツモり2,000・4,000。
先ほど満貫をアガった亜樹からリーチ棒も回収、親かぶりをさせトップ目に立ちます。
東3局。親番の岡田にドラドラのチャンス配牌。
6巡目にテンパイ。にくっつけて好形変化を狙ってのテンパイ外しもありましたが、1切れのとドラの待ちシャンポンでそのままリーチを敢行。
ツモ ドラ
そこに高宮が追いつきとのシャンポンで追いかけリーチ。
ツモ
結果は高宮がをツモアガリ1,000・2,000。
ここまで亜樹、岡田、高宮がそれぞれツモアガリ、3者が一歩も譲らない展開。
そこにまだアガりの無い宮内という構図です。
そして東4局。
宮内の2巡目。
ツモ ドラ
ツモで一気に手が引き締まります。
そこに亜樹の仕掛け。
ポン
現状3,900とそこそこの打点。さらに赤やドラを引けば満貫まで見えます。
が、亜樹はポン出しを選択。めいいっぱい打点というよりはかわすことが出来てもOK、安全度は失わないようにという仕掛けに見えます。
さらに高宮から出たをポン。
を残せば重ねての打点や相手の手配を縛る効果も期待できますが、生牌のを打って場に1枚切れのを手に残したことからも亜樹の守備意識の高さが伺えます。
この2フーロに亜樹の上家の高宮も対応。
亜樹から出たを鳴かずに、のトイツ落としに入ります。
ツモ
さらに岡田もこの形でを持ってきます。
ツモ
亜樹の河は
はドラまたぎの牌でしかも生牌。
リャンメン待ちでもトイトイだとしてもかなり厳しい牌です。
ここで岡田は冷静に、しかしベタ降りはしないのトイツを1枚切って形をキープ。
赤とドラを持っているだけに、テンパイすればも勝負の構えでしたが、さらに生牌のを持ってきて回らされます。
岡田、高宮が亜樹の仕掛けに対応したことで、親の宮内にも時間が出来ます。
10巡目
まだ2シャンテンですが、チャンスをものに出来るか。
はたまた亜樹がアガリ切るのか、もしくは回った岡田、高宮の復活があるのか…
そして白熱の闘いは南場へ。
全てが決するオーラス、本当に、本当に、本っ当に…!!!!
とんでもないことが起こります。
見逃し厳禁。皆さま、ぜひ刮目してご覧下さい!!!
女流プロ決勝放送予定(再放送)
10(木)13:00- /17(木)19:30-
カテゴリ:対局番組レポート