十段戦 レポート

第40期十段戦ベスト16D卓レポート

【ベスト8メンバーが確定!第40期十段戦ベスト16D卓レポート】

7月7日、第40期十段戦ベスト16D卓が放送された。
対局者は近藤久春、川崎義之、伊藤優孝、大和。

三段戦から勝ち上がりの川崎、五段戦からの大和に対し、連盟を代表するベテラン2名という顔ぶれとなった。

 

 

序盤は若手2人が台頭。まずは1回戦東2局1本場、川崎がリーチ三色の5,200で先制。大和も南2局にリーチピンフドラ1の5,800で加点すると、オーラスには仕掛けてチンイツ・一通・ドラの3,000・6,000で大きなトップを獲得した。

 

 

2回戦は大和が連勝、近藤は連続の4着と明暗が分かれ始めるも、3回戦南1局1本場には近藤が戦線復帰の9,600。

 

 

放銃に回った4番手の伊藤が苦しい位置となる一方、大和は3連続の浮きで安泰な位置へ。
近藤は4回戦にもドラ単騎のトイトイツモアガリなど効果的な加点でトップを獲得し、最終戦は川崎・近藤が着順勝負の状況。大きなトップを狙う伊藤と3人で残り1つの椅子を争う格好に。

最終戦、東1局は伊藤がドラ単騎七対子の3,000・6,000でいきなり波乱の展開に。
さらに東2局にはドラトイツリーチの2,000・3,900で単独2番手に浮上。

通過に望みを繋ぐも、南1局には仕掛けた近藤が仕掛けてチンイツの12,000直撃で再逆転!

 

 

なかなか参加できない川崎は南3局親番に望みを懸けるも、悔しいノーテン流局。
オーラスは近藤がアガリきり、ベスト16D卓通過は大和・近藤に決定!

この結果からベスト8メンバーは以下画像の通り確定となった。

 

 

(文・浜野太陽)