第37期十段戦ベスト16D卓レポート
2020年11月09日
【十段戦ベスト16D卓通過は仁平・前原!】
1回戦、親番の西島に大チャンス手。
「これはもらったな。出アガリは期待できないけど、一人旅で安目でもツモれたら十分。」
と思ったかどうかはわからないが・・・
アガれないならまだしも、満貫の親被りでリーチと合わせて5,000点の失点。これにはガックリ。
もちろん序盤なので挽回できるのだが、この日の西島はこれ以降チャンスらしい手がなく、前半で大差となってしまった。
3分の2の争いは勝負処の4回戦、まずは沢崎vs前原。
前原が7,700のヤミテンを入れた同巡に沢崎も前原の待ちのを入れてリーチ。
沢崎がを掴み、前原のアガリ。
東4局も沢崎はリーチするも、仕掛けていた仁平に3,900の放銃。
南1局、沢崎三度目のリーチも、仁平にアタリであるを掴んでしまい、5,100点(3,200+900+1,000)の献上。
次局、沢崎にきた配牌はバラバラ。
しかし、10巡目には輝く七対子ドラドラに。もちろんこれをリーチ。これがマムシの力か。
待ちは山に2枚。(なら0枚だった)
これも麻雀。勝負あり。
沢崎なら「あれだけリーチが空振っているんだから、普通はアガれないよね。」と思っていたような気もします。
以上でベスト16の全卓が終了しました。
ベスト8の組み合わせ、日程はこちらになります。
両日とも15時よりopenrec.tvで生中継。伊藤に挑戦する4名は誰になるのでしょうか?お楽しみに。
(文:福光聖雄)
カテゴリ:十段戦 レポート