第38期十段戦 五段戦Selectレポート
2021年06月01日
第38期十段戦五段戦Select 勝ち上がりは石立・東城!
5月30日、連盟チャンネルにて五段戦Selectが放送された。
対局者は五段戦から出場の萩原聖人・小松武蔵に三段戦から勝ち上がりの東城りお、四段戦から勝ち上がりの石立岳大を加えた4名。
本来十段戦の放送はベスト16からとなっているが、萩原聖人・東城りおといった超人気選手が登場する卓ということで放送される運びに。メディアでの活躍経験が豊富な萩原・東城に対し、鳳凰戦B2リーグの実力者である石立・小松というメンバーだ。リーグ戦に出場していない萩原が公式ルールを打つ姿が珍しいのはもちろん、東城は公式戦での放送対局が初ということもあり注目の対局となった。
対局が始まり、好調を感じさせたのは石立・東城。形にこだわらずとにかくアガリを重ねる石立は、1回戦東1局に東城からリーチを受けるも、単騎で追いつくと即リーチ。
見事アガリをものにすると、さらにリャンメンをチーしてのツモり三暗刻など積極的なプレーを見せ…
3戦を終えて+63.2P。1半荘を残して通過確定と言ってもいいリードを手にした。
これに続いたのは東城。中打点の手を中心に攻め続け、石立とともに局面をリード。
最終戦には高目ツモの跳満で勝負を決定づけた。
対して、あと1枚というところが苦しかったのは萩原・小松。ツモれば満貫クラスというリーチを幾度となく放つも…
これらが全て不発。オーラスには小松が役満条件・萩原がダブル役満条件となり、悔しい敗退となった。1日のトータルポイントはこちら。
勝ち上がりの石立・東城は、この後行われる六段戦へ進出。六段戦の結果につきましては、別途アップされるレポートをご確認ください。
十段戦、次回の放送対局は6月18日(金)のベスト16から。是非ご視聴ください!
(文・浜野太陽)
カテゴリ:十段戦 レポート